JPS59230816A - 自動車用空気清浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の技術分野 この発明は車室内空気の浄化、脱臭、殺菌のために用い
る自動車用空気清浄器、特にその清浄器ユニットケース
に改良を加えた自動車用空気清浄器に関する。

（ロ）従来技術と問題点 従来の自動車用空気清浄器としては例えば第１図〜第３
図に示すようなものがある。即ち１が清浄器ユニットケ
ース〔以下「ケース」と称す〕で、上方より順に空気吸
込口２、清浄器本体３の収納部４、空気吹出口５を備え
、自動車６のトランクルーム７内上方にステー８その他
な介しビス９止めされて（・る。空気吸込口２はリヤパ
ーセルシェルフ１０のグ１ノル１１と接続されそこより
吸込んだ空気な清浄器本体３〔以下「本体」と称す〕に
通しそこで図示せぬフィルタ、集じんユニット、殺菌灯
及び活性炭フィルタなどにより集じん、殺菌、脱臭処理
を行なっていわゆる清浄空気とし空気吹出口５よりそこ
へダクト１２を介し接続した循環装置１３を経て車室内
へ吹出すようにしている。尚、図示の例で循環装置１３
としてはリヤファン１４、リャエ／＜ボレ−タ１５など
を備えたりャクーラ１６が採用され、ダクト１７、天°
井吹出ホース１８などを介し吹出グリル１９．２０より
空気を吹出すようにしている。ところでこのような自動
車用空気清浄器は、トランクルーム７内にあってスペー
ス確保のためなるべく上方位置へケース１を取付けてい
るが、本体３は自動車６０前後方向〔第１図矢示Ａ方向
〕に於いてケース１の収納部４に対し真っ直ぐ水平に移
動させて着脱するようにしであるため、ケース１に於け
る収納部４の位置は、トランクリッド２１、トランクリ
ッドヒンジ２２、トランクルーム開口縁部２３などと干
渉せぬやや下方の位置に設けるようにしてありその分収
納部４下側の空気吹出口５の近辺部位５ａを含むケース
１の下部１ａが下方へ下って配置されトランクルーム７
内に突出する状？！　＆呈している。

しかしながらトランクルーム７内のスペースをなるべく
広く確保する観点から、トランクルーム開口縁部２３そ
の他と干渉せずに本体３なケース１へ着脱でき、それで
いてケース１０下部１ａをなるべく上方へ移動配置して
トランクルーム７同のスペースを広くすることが希望さ
れる。

ｆ′→発明の目的 この発明は、ケース内上部へ斜め下方向より本体を押込
んで収納自在とすることにより、ケースにおける従来の
収納部の位置をケース内上部へ移してその分吹出口の近
辺部位を含めてケースの下部を従来より上方へ配してケ
ースの底上げを計りトランクルーム内スペースをそれに
応じて広くすることのできる自動車用空気清浄器を、提
供せんとすることを目的としている。

に）発明の構成 この発明は上記の目的を達成するために清象器ユニット
クースのケース向上部ＫＮ浄器本体の収納部を設け、こ
の収納部へ清浄器本体を手前側斜め下方より押込自在と
するための開口部を手前−側面に設は且つ蓋体でこの開
口部を閉塞自在とし、さらにこの開口部の下部と相応す
る側方位置へ空気吹出口を配置−形成した構成としてい
るものである。

（ホ）実施例 以下この発明を図示の実施例に基づいて説明する。第４
図〜第８図はこの発明の一実施例を示す。〔尚以下に於
いて従来と同一乃至共通する部分については同一符号な
もって示し重複説明は省略する。〕 この自動車用空気清浄器は、漬θ器ユニットケース３０
〔以下１゛グース」と称す〕と循Ｒ装置１３とを備えて
おり、ケース３ｏは一査上部に設けである空気吸込口２
に近づけてケース内上部に清浄器本体３１〔以下「本体
」と称す〕を着脱ＯＴ能に収納するだめの収納部３２を
有している。ケース３ｏの下部３０ａは、収納部３２な
ブース円上部へ移して設けたためそれに応じていわば底
上げされた状態となりトランクルームＩ内の取付状態に
おける高さ位置でいえば従来の収納部４とほぼ同じ高さ
位置とされる。

そして、ケース３０の手前側側面には本体３１を手前側
斜め下方より押込自在とするための開口部３３が設けて
あり、又、蓋体３４でこの開口部３３を閉塞自在としで
ある。この蓋体３４は収納部３２に対する本体３１の着
脱に際し開口部３３へ同じく着脱する必要があり、これ
を容易とするため左右一対の弾性フック３５がケース３
０の両側で開口部おより手前側へ若干突出した状態で設
けられ、蓋体３４を自動車６０前後方向〔第４図矢示Ａ
方向〕で開口部３３へ押当てれば蓋体３４の左右両側を
挾持するようにしている。蓋体３４で閉塞される開口部
３３０下部３３ａと相応する側方位置には空気吹出口３
６が配置・形成されるもので、収納部３２よりこの空気
吹出口３６に至るほぼＬ字形状の空気通路３７のうち収
納部３２の下側の空間３Ｂが本体３１を収納部３２へ押
込むための空間として兼用される。従って、開口部３３
を蓋体３４で閉塞した状態に於いて、ケース３０の下部
３０ａは蓋体３４の下部３４ａと相俟って、その内側に
空間３８、空気通路３Ｔそして空気吹出口３６を区画形
成することになる。ところで、収納部３２に−は本体３
１の位置決め及びロック用の係止手段が設けである。こ
の「係止手段」として収納状態に於ける本体３１０下面
３ｔａ相応部位で且つケース３０の奥側に下面３１ａの
前端３１ｂを支持する突起３９が、そしてケース３００
手前側の左側方に弾性爪４０が各々設けてあり、さらに
本体３１の位置決め及びロックを確実なものとするため
蓋体３４の内側で本体３１の下面３１ａと相応する部位
には下面３１ａの後端３１Ｃ支持用の爪４１が形成しで
ある。尚、４２は他の爪で、ケース（資）の開口部３３
へ蓋体３４を係合した際の係止用に用いられるものであ
る。

次に作用を説明する。先ず本体３１を収納部３２へ装着
する場合、開口部３３より本体３１をケース１内、具体
的には空間３８、へ差込みそのまま押込んで〔第８図（
イ）］、次に本体３１の前部を持上げて前端３市を突起
３９上に乗せて支持させ〔第８図（ロ）〕、本体３１を
手前側斜め下方より斜め上方へ押込んだ状態にして後そ
してさらに本体３１の後部を上方へ持上げれば弾性爪４
０が撓んで本体３１の左側面を受入れ且つ下面３１ａの
左端３１ｄを押圧・支持する〔第８図（ハ）及び第６図
〕。そして開口部３３を蓋体３４で閉塞すれば、蓋体３
４の爪４１が本体３１の後端３１Ｃを支持するに至る。

このようにして本体３１はケース３０内の上部に設けた
収納部３２、ζ収納され、空気吸込口２より吸込まれた
車室内空気は本体３１を経てその下側の空間３８を含む
空気通路３７がら空気吹出口３６に至りダクト１２、循
環装置１３、ダクト１７、天井吹出ホース１８などを経
て吹出グリル１９．２０から車室内へ吹出される。

次に収納部３２より本体３１を取出すには、先とは逆に
蓋体３４を外し、本体３１の後部乞Ｆ方へ押下げ弾性爪
４００ロツクを外して手前側下方向へ向けて空間３８そ
して開口部３３から本体３１を取、出せばよい。このよ
うな本体３１の脱着に際して用いる開口部３３があるケ
ース３０の下部３０ａは、従来に比べて底上げされてい
るものの従来の収納部４と同等の高さ位置にありトラン
クルーム開口縁部２３などと干渉することはない。

第９図〜第１１図は他の実施例な示す図である。この実
施例では収納部３２の下側部分の空間３８に傾斜ガイド
部４３が形成されている。具体的にはケース３０の下部
３０ａの一部に、湾曲面部４４が内側へ向って曲設され
、湾曲面部４４の始端４４ａが下部３Ｑａの内側面に、
セして又終端４４１）が突起３９の位置に各々一致させ
である。

この実施例によれば、本体３１を開口部およりケース３
０内へ差込んでそのまま押込めば〔第１１図（イ）〕、
本体３１の下面３１ａの前端３１ｏが湾曲面部４４に案
内されてそのまま斜め上方へ移動され〔第１１図（ロ）
（／ｉ１．セして突起３９に支持される〔第１１図に）
〕。久いで本体３１の後部を上方へ持上げれば先の実施
例同様にケース３０内上部の収納部３２へ本体３１をス
ムーズに収納できるものである〔第１１図（ホ）及び第
９図〕。その他の構成及び作用については、先の実施例
と同様につき重複説明を省略する。

第１２図は傾斜ガイド部４３の変形例を示す図であり、
先の実施例に示した下部３０ａの一部に曲設した湾曲面
部４４に代えて、湾曲面４５を有するリプ４６が下部３
Ｑａの底面に立設されている。その他の構成及び作用に
ついては先の実施例と同様であり嵐複説り１を省略する
。

（へ）発明の詳細 な説明してきたように、この発明によれば清浄器ユニッ
トケースのケース内上部に清浄器本体の収納部を形成し
、この収納部へ清浄器本体を手前側斜め下方より押込自
在とするための開口部を手前側側面に設は且つ蓋体で閉
塞自在とし、そしてこの開口部の下部と相応する側方位
置へ空気吹出口を配置・形成したため、収納部が上方へ
移動した分従来の自動車用空気清浄器に比べて収納部か
ら空気吹出口へ至る部位が同じ（上方へ配置でき清浄器
ユニットケースの下部がいわば底上げ状態となってそれ
に応じてトランク内スペースを広くできるという効果が
あり、又、清浄器本体の着脱は斜め下方向より行なうこ
とができるのでトランクルーム開口縁部その他と干渉す
ることもない。そして実施例によれば、傾斜ガイド部の
採用により清浄器本体の収納部に対する着脱がより容易
に行なえるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車用空気清浄器の従来例を示す分解斜視図
、 第２図はトランクルーム内へ清浄器ユニットケースを取
付けた従来例を示す斜視図、第３図は清浄器ユニットブ
ースの取付は位置ケ示す自動車の部分側面図、 第４図はこの発明の一実施例を示す清浄器ユニットケー
スの斜視図、 第５図は第４図中の矢示■−■線に浴う概略断面図、 第６図は第５図中の矢示Ｖｌ　−ｖｌ線に溢う概略断面
図、 第７図は蓋体の斜視図、 第８図（イ）（ロ）ｅ→は清か器本体の収納部に対する
着脱状態を示す説明図、 第９図はこの発明の他の実施例を示す第５図相当の断面
図、 第１０図は他の実施例を示す清浄器ユニットケースの下
部″に設けた傾斜ガイド部の斜視図、第１１図（イ）（
ロ）ビラに）（ホ）は第８図に相当する清浄器本体の着
脱状態説明図、そして 第１２図は傾斜ガイド部の変形例を示す第１０図相当の
斜視図である。 ２・・・・・・・・・・・・・・・空気吸込口４．３２
・・・・・・・・・・・・収納部５．３６・・・・・・
・・・・・・空気吹出口６・・・・・・・・・・・・−
・自動車７・−・・・・・・・・・・・・トランクルー
ム１０−・・・・・・・・・・・・・リヤパーセルシェ
ルフ１１・・・・・・・・・・・・・・・グリル１２・
・・・・・・・・・・・・・・ダクト１３・・・・・・
・・・・・・・・・循環装置１４・・−・・・・・・・
・・・・・リヤファン１５・・・・・・・・・・・・・
−リヤエバポレータ１６・・・・・・−・・・・・・・
リヤクーラ２１・・・・・・・・・・・・・・・トラン
クリッド２３・・−・・・・・・・−・・・・トランク
ルーム開口縁部３４・・・・・・・−・・・・・・・蓋
体３７・・・・・・・・・・・・・・空気通路３８・−
・・・・・・・・・・・−・空間３９・・・−・・−・
・・・−・突起 ４０・・・・・・・・・・・・・・弾性爪４１．４２・
・・・・・・−・爪 ４３・・・・・・・・・・・・・・・傾斜ガイド部４４
・・−・・・・・・・−・・・・湾曲面部４５・・・・
・・・・・・・・・−湾曲面４６・・・・・・・・・・
・・・−・リプ第４図 第６図 第９図 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気吸込口、清浄器本体の収納部、及び空気吹出口な有
   し、収納部へ清浄器本体を層脱可能に収納する清浄器ユ
   ニットケースと、空気吹出口に接続して単室内へ空気を
   循環させる循環装置とを備える自動車用空気清浄器に於
   いて、前記清浄器ユニットケースは、ケース内上部に清
   浄器本体の収納部を有し、この収納部へ清浄器本体を手
   前側斜め下方より押込自在とするだめの開口部な手前側
   側面に設は且つ蓋体で閉塞自在とし、そしてこの開口部
   の下部と相応する側方位置へ前記空気吹出口を配置・形
   成したことを特徴とする自動車用空気清浄器。