JP3277362B2 - 車椅子 - Google Patents

車椅子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体が不自由な身体障
害者が、移動する場合に移動用具として使用しなければ
ならない車椅子の改良に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来の車椅子は、フットレスト(足乗
せ)が、上方に回動する構造の車椅子が殆どである。ま
た、フットレストが上下に回動する構造の以外の車椅子
としては、実開昭55−161523号に記載されてい
る考案「車椅子のフットレスト」のように、フットレス
トの高さを変更できる構造の車椅子である。
【0003】しかしながら、フットレスト(足乗せ)
が、上方に回動し開く構造のフットレストでは、車椅子
を使用し車椅子に座っている人が車椅子を降りるために
は、フットレスト自体が上方に回動するので、フットレ
スト(足乗せ)から両足を退けなければならない。この
よう両足を退ける行為は、両足が不自由な人にとって極
めて大変な動作である。
【0004】また、前記実開昭55−161523号に
記載の考案「車椅子のフットレスト」の構造では、フッ
トレストが上昇する構造であるのでは、不自由な両足を
上昇させた状態で、両足を移動して立ち上がることは極
めて困難であり、また、危険である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車椅子に座
っている身体障害者が、両足を持ち上げることなくフッ
トレスト(足乗せ)を足元から動かすことができるとと
もに、極めて容易に起立することができる車椅子を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、フットレスト、左右肘掛等を有する車椅
子において、左右支持棒にストッパーを取り付けた三角
形状の左右取付枠が固定されている左右支持枠の三角形
状の左右取付枠に、左右足載せの一端に固定されている
三角形状の取付枠を取付ピンにより前記三角形状の左右
取付枠に左右足乗せを回動可能に取り付けたフットレス
トとしたことを特徴とする車椅子の構成とした。
【0007】
【実施例】以下に、本発明である車椅子について、図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明である車椅子
の第1実施例の斜視図であり、図2は図1に示した第1
実施例の車椅子のフットレストの拡大斜視図である。
【0008】本発明である車椅子1は、図1及び図2に
示すように、車椅子1を構成するフットレスト2は、左
右支持枠3、4と、前記左右支持枠3、4に回動可能に
取り付けられた左右足乗せ5、6から構成されている。
【0009】左右支持枠3、4は、左右支持棒3a、4
aと前記左右支持棒3a、4aに固定された左右取付枠
3b、4bからなる。左取付枠3bには左足乗せ5が右
取付枠4bには右足乗せ6が回動可能に取り付けられて
いる。
【0010】即ち、左右足載せ5、6の一端に固定され
ている取付枠5a、6aを、取付ピン5b、6bにより
左右取付枠3b、4bに回動可能に取り付けられている
のである。
【0011】また、本発明では、図2に示すように、ス
トッパー3c、4cを左右取付枠5a、6aに付けても
よい。スットパー3c、4cを取り付けることによって
足乗せの前方への回動を防ぐことができる。
【0012】図3は、本発明である車椅子のフットレス
トの左右足乗せを後方に回動させた状態の斜視図であ
る。図3に示すように、本例の車椅子1のフットレスト
2の左右足載せ5、6は左右取付ピン5b、6bを中心
にして、矢印Aのように、後方に回動する。
【0013】このために、車椅子1に乗っている人の左
足、右足を足載せ5、6から移動させることがなく、足
の不自由な身体障害者は、極めて容易に左右両足を地
面、床面等に足を降ろすことができるのである。
【0014】図4は、本発明である車椅子の第2実施例
を示し、足乗せが一体となったフットレストの斜視図で
ある。図4に示したフットレスト2aのように、足乗せ
7は、左足載せと右足載せのように別体にする必要はな
く、一体に形成した構造としても良い。
【0015】足乗せ7は、足乗せ7の両端に設けられた
左右取付枠7a、7bが、左右支持枠3、4の左右取付
枠3b、4bに左右取付ピン7c、7dにより回動可能
に取り付けられている。
【0016】図4に示すように、前方に回動しないよう
に、左取付枠3b及び右取付枠4bにストッパー3c、
4cを設ける。勿論、前記ストッパー3c、4cは、設
けなくてもよい。
【0017】図5は本発明である車椅子の第3実施例の
斜視図、図6は図5に示したフットレストの拡大斜視図
である。本例の車椅子1aでは、フットレスト2a自体
を車椅子1aの左右フレ−ム8d、9dに着脱可能に取
り付けられる構造とした車椅子である。
【0018】本例の車椅子1aは、図5、図6に示すよ
うに、車椅子1aのフットレスト2bは、左右支持枠
8、9と、左右足乗せ5、6から構成されている。
【0019】図6に示すように、左右支持枠8、9の左
右支持棒8a、9aには、調節ピン8g、9gを差込む
ための左右調節孔8c、8c、8c、9c、9c、9c
が穿設されている。そして、左右フレーム8d、9dに
も取付ピン8g、9gを差込むための調節孔8e、9e
が穿設されている。
【0020】本例の車椅子1aに本フットレスト2bを
取り付けるには、左右支持棒8a、9aを左右フレーム
8d、9dの左右挿入孔8f、9fに挿入し、調節孔8
e、9eを任意の調節孔8c、9cに合わせて調節ピン
8g、9gを差込んで、左右フレーム8d、9dに本フ
ットレスト2bを取り付ける。
【0021】前記左右調節孔8c、9cの位置を代える
ことにより左右足乗せ5、6の高さを変えることができ
る。また、取付枠5a、6aに足乗せ5、6の前方への
回動を防ぐストッパー13、13、13、13を取り付
けても良い。更に、フットレスト2aの左右の足載せ
5、6を別体とせずに、一体の構造としてもよい。
【0022】図7は、本発明である車椅子の第4実施例
他の斜視図である。本例の車椅子1bは、図7に示すよ
うに、左右足乗せ7、8を電動で回動させるための左右
モータ12、12aと、前記左右モータ12、12aを
制御する左右スイッチ11、11aを有する。
【0023】前記左右スイッチ11、11aは、左右肘
掛10、10aの手元部分に取り付けられており、車椅
子1bに乗っている身体の不自由な身体障害者が手元で
左右足乗せ5、6の回動角度を操作し、調節することが
できる。左右スイッチ11、11aを1つのスイッチの
みとしてもよい。
【0024】足載せ5、6の一端に設けられている左右
取付枠5a、6aの形状は三角形状とすることが望まし
い。また、足載せ7の両端に設けられた左右取付枠7
a、7bも同様に三角形状とすることがよい。更に、左
右支持枠3、4の左右取付枠3b、4b、8b、9bも
三角形状とすることが好ましい。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような構成で
あるから以下の効果が得られる。第1に、足乗せを上方
向に持ち上げて足元から動かす必要がないため、車椅子
に乗っている人の足を持ち上げ移動させることなく、足
乗せを動かすことができるので楽に立ち上がることがで
きる。
【0026】第2に、回動させた足乗せが踵からふくら
はぎを支えるため、車椅子に乗っている人が立ち上がる
ときの支えとなり、より安全に立ち上がることができ
る。
【0027】第3に、装備が簡素であるため車椅子が重
くなることが無く、車椅子に乗る人が車椅子を漕ぐとき
や、看護に当る人が車椅子を持ち上げるときに楽であ
る。
【0028】第4に、機構が簡単であるため製造原価が
安く抑えることができる。また故障の際の修理を簡単に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である車椅子の斜視図である。
【図2】図1に示した車椅子のフットレストの拡大斜視
図である。
【図3】図2のフットレストの足乗せを後方に回動させ
た状態を示した斜視図である。
【図4】本発明である車椅子のフットレストの足乗せを
一体とした斜視図である。
【図5】本発明である車椅子の他の実施例の斜視図であ
る。
【図6】図5に示した車椅子のフットレストの拡大斜視
図である。
【図7】本発明である車椅子の他の実施例の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1〜1b 車椅子 2〜2c フットレスト 3 左支持枠 3a 左支持棒 3b 左取付枠 3c ストッパ− 4 右支持枠 4a 右支持棒 4b 右取付枠 4c ストッパ− 5 左足乗せ 5a 取付枠 5b 取付ピン 6 右足乗せ 6a 取付枠 6b 取付ピン 7 足乗せ 7a 取付枠 7b 取付枠 7c 取付ピン 7d 取付ピン 8 左支持枠 8a 左支持棒 8b 左取付枠 8c 調節孔 8d 左フレ−ム 8e 調節孔 8f 挿入孔 8g 調節ピン 9 右支持枠 9a 右支持棒 9b 右取付枠 9c 調節孔 9d 右フレーム 9e 調節孔 9f 挿入孔 9g 調節ピン 10 左肘掛 10a 右肘掛 11 左スイッチ 11a 右スイッチ 12 左モータ 12a 右モータ 13 ストッパー

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フットレスト、左右肘掛等を有する車椅
    子において、左右支持棒にストッパーを取り付けた三角
    形状の左右取付枠が固定されている左右支持枠の三角形
    状の左右取付枠に、左右足載せの一端に固定されている
    三角形状の取付枠を取付ピンにより前記三角形状の左右
    取付枠に左右足乗せを回動可能に取り付けたフットレス
    トとしたことを特徴とする車椅子。
  2. 【請求項2】 フットレストの左右足乗せを一体とした
    としたことを特徴とする請求項1に記載の車椅子。
  3. 【請求項3】 フットレストを左右支持枠の左右支持棒
    には調節ピンを差込むための左右調節孔を穿設し、左右
    フレームにも取付ピンを差込むための調節孔が穿設し、
    前記左右支持棒を前記左右フレームの左右挿入孔に挿入
    し、前記左右フレームの調節孔を左右支持棒の左右調節
    孔に合わせて調節ピンを差込んで、左右フレームに着脱
    できるとともに左右足乗せの高さを変えることができる
    フットレストとしたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の車椅子。
  4. 【請求項4】 フットレストを左右足乗せには、前記左
    右足乗せを回動させるための左右モータを取り付け、前
    記左右モータを制御する左右スイッチを左右肘掛の設
    け、手元で前記左右足乗せの回動角度を電動で調節でき
    るようにしたフットレストとしたことを特徴とする請求
    項1、請求項2又は請求項3に記載の車椅子。
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