JP3274322B2 - 結束パイプ搬送用コンベア装置 - Google Patents
結束パイプ搬送用コンベア装置Info
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Description
して成る結束パイプを格納位置から搬出する第一コンベ
アと、該第一コンベアから所定位置へ該結束パイプを搬
送する第二コンベアとを備える結束パイプ搬送用コンベ
ア装置に関するものである。
一纏めとして他の位置に搬送する装置は、例えば特開平
０７−０１０１２３にて知られている。この公知の装置
は、添付図面の図６に示されるごとく、傾斜せるスキッ
ド（配列台）５１上にストッパ５２より複数のパイプＰ
を落下しないように配列しておく。上記スキッド５１の
下端の下方には、左右に移動自在な複数の支持バー５３
が紙面に直角な方向に間隔をもって配されており、図６
に示すように、左方に位置している支持バー５３の左端
部の位置とこれに所定間隔をもつ位置には、集材クレー
ドル５４，５５が上方に向け設けられている。該集材ク
レードル５４，５５は共に、紙面に直角な方向に間隔を
もって櫛歯状になっている。
にはＵ字状をなす台車クレードル５６がレール５７上を
走行自在に設けられている。該台車クレードル５６の櫛
歯部５８，５９は昇降部材６０により上昇せられること
により上記集材クレードル５４，５５の櫛歯の間に進入
するようになっている。
ッド５１から、支持バー５３と集材クレードル５４，５
５により形成されるＵ字状空間に所定本数のパイプＰが
集積されると、上記ストッパ５２が作動して起立し後続
のパイプの落下を停止せしめる。しかる後昇降部材６０
の駆動により台車クレードル５６が上昇し、該台車クレ
ードル５６の櫛歯部５８，５９が上記集材クレードル５
４，５５の櫛歯間に進入し、支持バー５３が右方へ後退
し、支持部材５３上で支持されていた複数のパイプＰは
台車クレードル５６へ受け渡される。台車クレードル５
６は降下した後にレール５７上を走行し所定位置へ複数
のパイプＰを搬送する。
は所定本数毎に一束に結束され、結束パイプとしてパイ
プ倉庫の所定棚に格納されることが多い。
毎取り出して搬送するには有効であるが、上記した結束
パイプには適用することができない。その理由は結束パ
イプはその結束された外形が、パイプの径や本数により
不定であり、又転動に好都合な円形をなしていないから
である。したがって、従来結束パイプをパイプ倉庫の所
定格納位置から取り出して、複数の結束パイプを所定位
置まで搬送する際には、結束パイプを所定棚から一旦荷
下ろしをして、仮置きした後に、天井走行クレーン等を
利用して人手により所定位置まで搬送している。
においては、多品種少量製品の増加に伴う作業の煩雑
化、省力化の困難性に起因する物流コストの増加、作業
上の危険度の増大等の大きな問題をかかえている。
題を解決し、結束パイプの搬送を自動化することのでき
る結束パイプ搬送装置を提供することを目的としてい
る。
的は、複数のパイプを結束して成る結束パイプを搬送す
る第一コンベアと、該第一コンベアの搬送方向の先方側
に位置する第二コンベアとを有する装置において、第一
コンベアはその搬送方向に直角な方向に互いに間隔をも
ってほぼ平行に複数台配置されており、第一コンベアと
第二コンベアとの間に中間コンベアが設けられ、該中間
コンベアは所望の第一コンベアから結束パイプを受ける
受入部と該結束パイプを第二コンベアに引き渡す引渡部
とを有し、上記中間コンベアは、第一コンベアからの結
束パイプの受入時に上記所望の第一コンベアの位置で、
又第二コンベアへの結束パイプ引渡時に該第二コンベア
の位置で停止可能に移動する台車に設けられており、さ
らに、中間コンベアは、第一コンベアから結束パイプを
一束づつ受け入れる受入コンベアが受入部を形成し、該
結束パイプを複数束同時に第二コンベアへ引き渡す引渡
コンベアが引渡部を形成し、上記受入コンベア上の一束
の結束パイプを引渡コンベアの所定位置へ順次移動して
配列せしめる子台車を備えていることにより達成され
る。
格納されている複数の結束パイプは所望の結束パイプが
選定され対応せる第一コンベアの上に荷下ろしされる。
中間コンベアは、該第一コンベアに臨むように近接して
待機しており、該第一コンベア上の結束パイプは中間コ
ンベアの受入部にて受け渡される。他の第一コンベアで
は、他の結束パイプが荷下ろしされており、中間コンベ
アは該他の第一コンベアの位置まで移動し、ここで上記
他の結束パイプを受ける。このようにして、中間コンベ
アは、所望の複数の結束パイプをそれぞれの第一コンベ
アから受け取った後に、第二コンベアの位置に移動し、
これらの複数の結束パイプを該中間コンベアの引渡部か
ら同時に第二コンベアに引き渡す。第二コンベアはこれ
らを所定位置まで搬送する。
部としての受入コンベアと引渡部としての引渡コンベア
と、さらに両者の間を移動する子台車を有しているの
で、受入コンベア上に次々と第一コンベアから受け取る
受入コンベア上の結束パイプを子台車により引渡コンベ
ア上に順次配列する。そして配列された状態で引渡コン
ベアから第二コンベアへと引き渡される。
束パイプは引渡コンベアの端部から所定間隔をおいて、
結束パイプが配列される。
とづき本発明の実施の形態を説明する。
ある。図１において、符号１は立体倉庫内に設けられた
ラック装置であり、複数の格納棚を有するラック４が複
数間隔をもって配列されており、ラックの下方位置には
床に固定された第一コンベア２が矢印３の方向に搬送可
能に配置されている。
に各第一コンベア２間で上方に延びており、格納棚４
Ａ，４Ｂ，４Ｃ，４Ｄが設けられている。また、各ラッ
ク４に対して、もしくは複数のラック４に対し移動自在
なスタッカークレーン５が設けられている。スタッカー
クレーン５は矢印Ｚ方向に示されるごとく昇降自在で、
かつ、例えば格納棚４Ｂ上の結束パイプＰを取り出す鉤
部５Ａは矢印Ｘ方向に移動可能となっている。かかるス
タッカークレーン５自体は何ら新規なものではないの
で、ここでは詳述しないが、所望のラック４の所望の格
納棚から、その下方にある第一コンベア２に結束パイプ
Ｐを荷下ろしできればそれで十分であり、その形式には
限定はない。
は、図１のごとく、所定位置に第二コンベア６が配設さ
れている。本例の場合には、該第二コンベア６は二台配
設されており、その搬送方向７は第一コンベアの搬送方
向３と同一方向となっている。かかる第二コンベア６
は、結束パイプＰを最終的にどこに搬送されるかによ
り、その台数、搬送方向は定められる。
６との間には、各第一コンベア２の搬出端に沿うように
レール８が敷設されており、該レール８上を中間コンベ
ア９が走行自在に配されている。該中間コンベア９は受
入部と引渡部とを有している。
はその側面図、そして図５は正面図である。レール８上
を走行自在な該中間コンベア９は台車の形態をなし、本
例の場合、受入部が受入コンベア１０、引渡部が引渡コ
ンベア１１により形成されており、該受入コンベア１０
及び引渡コンベア１１共に、上記レール８の方向に延び
る空間によって三つに分割されている。いずれの受入コ
ンベア１０、引渡コンベア１１も、上述の第一コンベア
２そして第二コンベア６と同じ方向１２，１３にそれぞ
れ搬送するようになっている。
１をそれぞれ三分割する二つの空間には、中間コンベア
９の台車の基面上にレール１４が設けられており、該レ
ール１４の上を子台車１５が走行自在に配されている。
該子台車１５の台車部１５Ａにはシリンダ装置１５Ｂが
取り付けられており、該シリンダ装置１５Ｂのロッドに
より昇降自在な支持部１５Ｃが設けられている。該支持
部１５Ｃは、その上面が所定時に、受入コンベア１０及
び引渡コンベア１１の搬送面より若干上方位置そして下
方位置の間を上下動するようになっている。なお、上記
の二台の子台車１５は中間コンベア９に設けられた一つ
のモータ１６により、スプロケット１７そしてチェーン
１８等を介して所定時に駆動されて走行する。
れ引渡コンベア１１方向に延びる腕体１９が取り付けら
れ、該腕体１９の先端部には、図４にみられるように、
調整自在な間隔をもって二つのセンサ２０，２１、例え
ば光電式センサが取り付けられている。該二つのセンサ
２０，２１は、引渡コンベア１１の後述する端部壁面そ
して結束パイプの周縁を検出するためのものである。
置２２により所定時に上記レール８上を走行し、又各受
入コンベア１０はモータ２３によりスプロケット２４、
チェーン２５によって搬送駆動される。引渡コンベア１
１にあってもモータ２６により同様の機構により搬送駆
動される。
イプＰは次の要領で搬送される。
納棚に保管されており、所望の結束パイプＰがスタッカ
ークレーン５により第一コンベア２上に荷下ろしされ
る。
イプＰが荷下ろしされた目的とする第一コンベア２の位
置までレール８上を、駆動装置２２より駆動され走行す
る。中間コンベア９の走行が停止すると、目的とした第
一コンベア２は中間コンベア９に向けて結束パイプＰの
搬送を開始する。これと同時に中間コンベア９に設けら
れた受入コンベア１０がモータ２３により駆動され、当
該結束パイプＰが図５に示すごとく受入コンベア１０上
に乗り移ると、第一コンベア２及び受入コンベア１０の
搬送は停止する。
く二台の子台車１５が設けられており、モータ１６によ
りスプロケット１７及びチェーン１８により同期して走
行可能となっており、子台車１５は光電式センサ２１
が、受入コンベア１０で停止している結束パイプＰの側
面を検出するまで後退（図４において左方への移動）す
る。光電式センサ２１が結束パイプＰの側面を検出する
と、子台車１５に設けられたシリンダ１５Ｂにより、支
持部１５Ｃが上昇し、これにより結束パイプＰが持ち上
げられる。
引渡コンベア１１の搬送面のレベルより上の位置まで持
ち上げられると、当該結束パイプＰが一番目の場合は、
子台車１５はセンサ２０が引渡コンベア１１の端部１１
Ａを検出するまで前進走行してそこで停止し、シリンダ
１５Ｂで支持部１５Ｃを下降させて引渡コンベア１１上
に、図４にてＰ１で示される位置に該結束パイプを置
く。
は、光電式センサ２０が前回搬送した結束パイプＰ１の
後縁を検出するまで子台車１５が走行し、シリンダ１５
Ｂで支持部１５Ｃを下降させ引渡コンベア１１上にＰ２
のごとく結束パイプを置く。引渡コンベア１１の上の結
束パイプの間隔は、センサ２０及び２１の間隔を調整す
ることにより任意に設定できる。
置いた子台車１５は、元の位置、すなわち受入コンベア
１０の位置まで走行して戻り、その後受入コンベア１０
の上には上記の要領で次の結束パイプが受入れられ
る。
行なった後、中間コンベア９は二つの第二コンベア６の
うちの所定の一方の位置まで走行し、引渡コンベア１１
は該引渡コンベア１１上に配列された複数の結束パイプ
を一括して、上記第二コンベア６へ搬送する。以上の動
作を繰り返すことにより、連続してラック４内の結束パ
イプは一束または数束づつ第二コンベア６に搬送され
る。
えば、中間コンベアが受入コンベアと引渡コンベアを有
している場合、結束パイプの移送は必ず子台車でなくと
も、該子台車の走行空間で所定時に上昇する横送りコン
ベアに代えることも可能である。その場合、引渡コンベ
アの端部にはストッパが必要になることもある。
れてくる不定形の結束パイプを一束または一束づつ複数
束集め、それらを一括して搬送することができるので、
例えばパイプ倉庫において品種毎または出荷先毎に本処
理を行なうことができ、荷揃作業または出荷作業を自動
化することに寄与する。
面図である。
示す斜視図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項１】 複数のパイプを結束して成る結束パイプ
を搬送する第一コンベアと、該第一コンベアの搬送方向
の先方側に位置する第二コンベアとを有する装置におい
て、第一コンベアはその搬送方向に直角な方向に互いに
間隔をもってほぼ平行に複数台配置されており、第一コ
ンベアと第二コンベアとの間に中間コンベアが設けら
れ、該中間コンベアは所望の第一コンベアから結束パイ
プを受ける受入部と該結束パイプを第二コンベアに引き
渡す引渡部とを有し、上記中間コンベアは、第一コンベ
アからの結束パイプの受入時に上記所望の第一コンベア
の位置で、又第二コンベアへの結束パイプ引渡時に該第
二コンベアの位置で停止可能に移動する台車に設けられ
ており、さらに、中間コンベアは、第一コンベアから結
束パイプを一束づつ受け入れる受入コンベアが受入部を
形成し、該結束パイプを複数束同時に第二コンベアへ引
き渡す引渡コンベアが引渡部を形成し、上記受入コンベ
ア上の一束の結束パイプを引渡コンベアの所定位置へ順
次移動して配列せしめる子台車を備えていることを特徴
とする結束パイプ搬送用コンベア装置。 - 【請求項２】 子台車は、該子台車の移動方向における
引渡コンベアの先端部及び該引渡コンベア上の結束パイ
プの同方向での後縁を検知するセンサを備え、結束パイ
プを引渡コンベア上に所定間隔をもって順次配列可能と
なっていることとする請求項１に記載の結束パイプ搬送
用コンベア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21299795A JP3274322B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 結束パイプ搬送用コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21299795A JP3274322B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 結束パイプ搬送用コンベア装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0940164A JPH0940164A (ja) | 1997-02-10 |
| JP3274322B2 true JP3274322B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=16631771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21299795A Expired - Fee Related JP3274322B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 結束パイプ搬送用コンベア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3274322B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4452422B2 (ja) * | 2001-07-24 | 2010-04-21 | 本田技研工業株式会社 | ワークの移送制御方法およびワーク移送システム |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP21299795A patent/JP3274322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0940164A (ja) | 1997-02-10 |
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