JP3274052B2 - 加熱ローラー定着型静電荷像現像用トナー - Google Patents
加熱ローラー定着型静電荷像現像用トナーInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱ローラー定着
型静電荷像現像用トナーに関し、詳しくは、乾式一成分
磁性トナー、乾式一成分非磁性トナー、乾式二成分トナ
ー及び液体トナーを定着させる際、トナースペント防止
効果、定着性、透明性に優れ且つ鮮明な画像を形成し得
るトナーに関するものである。
型静電荷像現像用トナーに関し、詳しくは、乾式一成分
磁性トナー、乾式一成分非磁性トナー、乾式二成分トナ
ー及び液体トナーを定着させる際、トナースペント防止
効果、定着性、透明性に優れ且つ鮮明な画像を形成し得
るトナーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】加熱ローラー定着型静電荷像現像式複写
機及びプリンターに関し、オフィスオートメーション化
の広がりを背景に、高品位な即ち鮮明且つ光透過性、定
着性の良い複写画像の要請が益々高まりつつある。加熱
ローラー定着型静電荷像現像式複写機及びプリンターに
おけるトナーの一般的な処方は表１に示されるが、その
複写画像の鮮明且つ光透過性、定着性を向上させる主な
要因の一つは、トナーの主成分である結着樹脂にある。
即ち、加熱ローラー定着型静電荷像現像式複写機及びプ
リンターにおいては、潜像担持体上の静電荷像にトナー
を供給して顕像を得た後、そのトナー像を普通紙若しく
はＯＨＰ用フィルム等に転写し、これを定着させてい
る。現状においては、結着樹脂としてスチレン・アクリ
ル樹脂、ポリエステル樹脂が多く用いられているが、前
者の場合トナーの光透過性、鮮明性が十分に得られず、
それに伴って高品位な画像を得にくい状況にあリ、後者
においては光透過性は得られるが樹脂が黄味を帯びてい
るため鮮明性に欠点がある。
機及びプリンターに関し、オフィスオートメーション化
の広がりを背景に、高品位な即ち鮮明且つ光透過性、定
着性の良い複写画像の要請が益々高まりつつある。加熱
ローラー定着型静電荷像現像式複写機及びプリンターに
おけるトナーの一般的な処方は表１に示されるが、その
複写画像の鮮明且つ光透過性、定着性を向上させる主な
要因の一つは、トナーの主成分である結着樹脂にある。
即ち、加熱ローラー定着型静電荷像現像式複写機及びプ
リンターにおいては、潜像担持体上の静電荷像にトナー
を供給して顕像を得た後、そのトナー像を普通紙若しく
はＯＨＰ用フィルム等に転写し、これを定着させてい
る。現状においては、結着樹脂としてスチレン・アクリ
ル樹脂、ポリエステル樹脂が多く用いられているが、前
者の場合トナーの光透過性、鮮明性が十分に得られず、
それに伴って高品位な画像を得にくい状況にあリ、後者
においては光透過性は得られるが樹脂が黄味を帯びてい
るため鮮明性に欠点がある。
【０００３】
【表１】
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
問題点に鑑み、加熱ローラー定着型静電荷像現像式複写
機及びプリンターの複写画像のより高品位な、即ち定着
性、光透過性、鮮明性に優れた乾式二成分系、乾式非磁
性一成分系、乾式磁性一成分系及び液体トナー現像剤に
おけるトナーを提供することにある。
問題点に鑑み、加熱ローラー定着型静電荷像現像式複写
機及びプリンターの複写画像のより高品位な、即ち定着
性、光透過性、鮮明性に優れた乾式二成分系、乾式非磁
性一成分系、乾式磁性一成分系及び液体トナー現像剤に
おけるトナーを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一
に、結着樹脂、着色剤及び電荷調整剤を主成分とする静
電荷像現像用トナーにおいて、上記結着樹脂が少なくと
も環状構造を持ったポリオレフィン樹脂を含み、しかも
i.v.（極限粘度）≧０．２５ｄｌ／ｇで、ＨＤＴ（熱変
形温度ＤＩＮ５３４６１−Ｂ）≧７０℃であって、且つ
ＧＰＣでの測定において数平均分子量が７５００以上で
重量平均分子量が１５０００以上である環状構造を持っ
たポリオレフィン樹脂を結着樹脂全体中で５０重量％未
満含有してなることを特徴とする加熱ローラー定着型静
電荷像現像用トナーが提供される。第二に、前記結着樹
脂が、環状構造を持ったポリオレフィン樹脂１〜１００
重量部と、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、酢酸ビニル系共重合
樹脂、スチレンアクリル樹脂、及びその他のアクリル系
樹脂から選ばれた少なくとも一種の樹脂０〜９９重量部
とからなることを特徴とする上記第一に記載した加熱ロ
ーラー定着型静電荷像現像用トナーが提供される。第三
に、前記環状構造を持ったポリオレフィン樹脂が、カル
ボキシル基、水酸基及びアミノ基から選ばれた少なくと
も一種の官能基を有するものであることを特徴とする上
記第一又は第二に記載した加熱ローラー定着型静電荷像
現像用トナーが提供される。第四に、前記環状構造を持
ったポリオレフィン樹脂が、アイオノマー又はジエン類
により架橋された構造を有するものであることを特徴と
する上記第一、第二又は第三に記載した加熱ローラー定
着型静電荷像現像用トナーが提供される。
に、結着樹脂、着色剤及び電荷調整剤を主成分とする静
電荷像現像用トナーにおいて、上記結着樹脂が少なくと
も環状構造を持ったポリオレフィン樹脂を含み、しかも
i.v.（極限粘度）≧０．２５ｄｌ／ｇで、ＨＤＴ（熱変
形温度ＤＩＮ５３４６１−Ｂ）≧７０℃であって、且つ
ＧＰＣでの測定において数平均分子量が７５００以上で
重量平均分子量が１５０００以上である環状構造を持っ
たポリオレフィン樹脂を結着樹脂全体中で５０重量％未
満含有してなることを特徴とする加熱ローラー定着型静
電荷像現像用トナーが提供される。第二に、前記結着樹
脂が、環状構造を持ったポリオレフィン樹脂１〜１００
重量部と、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、酢酸ビニル系共重合
樹脂、スチレンアクリル樹脂、及びその他のアクリル系
樹脂から選ばれた少なくとも一種の樹脂０〜９９重量部
とからなることを特徴とする上記第一に記載した加熱ロ
ーラー定着型静電荷像現像用トナーが提供される。第三
に、前記環状構造を持ったポリオレフィン樹脂が、カル
ボキシル基、水酸基及びアミノ基から選ばれた少なくと
も一種の官能基を有するものであることを特徴とする上
記第一又は第二に記載した加熱ローラー定着型静電荷像
現像用トナーが提供される。第四に、前記環状構造を持
ったポリオレフィン樹脂が、アイオノマー又はジエン類
により架橋された構造を有するものであることを特徴と
する上記第一、第二又は第三に記載した加熱ローラー定
着型静電荷像現像用トナーが提供される。
【０００６】本発明者らは上記課題を解決するために、
無色で透明性の良い樹脂を利用することを一つの解決策
として考えた。その様な樹脂としては、ポリカーボネー
ト、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステ
ル、あるいはポリスチレン等が挙げられるが、これらの
樹脂は結着樹脂としての要求性能、例えば定着強度、ヒ
ートレスポンス(熱応答)性の点で満足されるものではな
く、結着樹脂として使用する上で問題のあることが既に
知られている。本発明者らはこの欠点を改良するために
種々検討した結果、無色透明で光透過率の高い環状構造
を持ったポリオレフィン樹脂、但し該環状構造を持った
ポリオレフィン樹脂中の高粘度を有する樹脂を結着樹脂
全体中で５０重量％未満含有する樹脂、を用いることに
よって、高品位の画像を提供するトナーが製造できるこ
とが確かめられた。本発明はこうした知見により完成さ
れたものである。これらの特性を満足する環状構造を持
ったポリオレフィン樹脂を結着樹脂として用いたトナー
は、高品位、即ち定着強度、ヒートレスポンス（熱応
答）性、光透過性に優れ、鮮明な画像を実現し、特にカ
ラートナーにおいてその特徴を発揮できるものとなる。
無色で透明性の良い樹脂を利用することを一つの解決策
として考えた。その様な樹脂としては、ポリカーボネー
ト、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステ
ル、あるいはポリスチレン等が挙げられるが、これらの
樹脂は結着樹脂としての要求性能、例えば定着強度、ヒ
ートレスポンス(熱応答)性の点で満足されるものではな
く、結着樹脂として使用する上で問題のあることが既に
知られている。本発明者らはこの欠点を改良するために
種々検討した結果、無色透明で光透過率の高い環状構造
を持ったポリオレフィン樹脂、但し該環状構造を持った
ポリオレフィン樹脂中の高粘度を有する樹脂を結着樹脂
全体中で５０重量％未満含有する樹脂、を用いることに
よって、高品位の画像を提供するトナーが製造できるこ
とが確かめられた。本発明はこうした知見により完成さ
れたものである。これらの特性を満足する環状構造を持
ったポリオレフィン樹脂を結着樹脂として用いたトナー
は、高品位、即ち定着強度、ヒートレスポンス（熱応
答）性、光透過性に優れ、鮮明な画像を実現し、特にカ
ラートナーにおいてその特徴を発揮できるものとなる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明の加熱ローラー定着型静電荷像現像用トナーは、
結着樹脂が少なくとも環状構造を持ったポリオレフィン
樹脂を含み、しかもi.v.（極限粘度）≧０．２５ｄｌ／
ｇで、ＨＤＴ（熱変形温度ＤＩＮ５３４６１−Ｂ）≧７
０℃であって、且つＧＰＣでの測定において数平均分子
量が７５００以上で重量平均分子量が１５０００以上で
ある環状構造を持ったポリオレフィン樹脂を結着樹脂全
体中で５０重量％未満含有してなることを特徴とする。
ここで用いる環状構造を持ったポリオレフィン樹脂は、
例えばエチレン、プロピレン、ブチレン等のα−オレフ
ィンとシクロヘキセン、ノルボルネン等の二重結合を持
った脂環式化合物との共重合体であり、無色透明で且つ
高い光透過率を有する。この環状構造を持ったポリオレ
フィンは、例えばメタロセン系、チーグラー系触媒を用
いた重合法により得られる重合物である。
本発明の加熱ローラー定着型静電荷像現像用トナーは、
結着樹脂が少なくとも環状構造を持ったポリオレフィン
樹脂を含み、しかもi.v.（極限粘度）≧０．２５ｄｌ／
ｇで、ＨＤＴ（熱変形温度ＤＩＮ５３４６１−Ｂ）≧７
０℃であって、且つＧＰＣでの測定において数平均分子
量が７５００以上で重量平均分子量が１５０００以上で
ある環状構造を持ったポリオレフィン樹脂を結着樹脂全
体中で５０重量％未満含有してなることを特徴とする。
ここで用いる環状構造を持ったポリオレフィン樹脂は、
例えばエチレン、プロピレン、ブチレン等のα−オレフ
ィンとシクロヘキセン、ノルボルネン等の二重結合を持
った脂環式化合物との共重合体であり、無色透明で且つ
高い光透過率を有する。この環状構造を持ったポリオレ
フィンは、例えばメタロセン系、チーグラー系触媒を用
いた重合法により得られる重合物である。
【０００８】本発明で使用される無色透明で光透過率の
高い環状構造を持ったポリオレフィン樹脂としては、Ｇ
ＰＣ法にて測定した数平均分子量が１０００から７５０
０、好ましくは３０００から７５００、重量平均分子量
が１０００から１５０００、好ましくは４０００から１
５０００の範囲にあリ、i.v.（極限粘度）＜０．２５dl
/gで、ＨＤＴ（熱変形温度ＤＩＮ５３４６１−Ｂ）＜７
０℃の低粘度の樹脂と、ＧＰＣ法にて測定した数平均分
子量が７５００以上、好ましくは７５００から５０００
０、重量平均分子量が１５０００以上、好ましくは１５
０００から１０００００の範囲にあり、i.v.≧０．２５
でＨＤＴ≧７０℃の高粘度の樹脂が、好んで使用され
る。
高い環状構造を持ったポリオレフィン樹脂としては、Ｇ
ＰＣ法にて測定した数平均分子量が１０００から７５０
０、好ましくは３０００から７５００、重量平均分子量
が１０００から１５０００、好ましくは４０００から１
５０００の範囲にあリ、i.v.（極限粘度）＜０．２５dl
/gで、ＨＤＴ（熱変形温度ＤＩＮ５３４６１−Ｂ）＜７
０℃の低粘度の樹脂と、ＧＰＣ法にて測定した数平均分
子量が７５００以上、好ましくは７５００から５０００
０、重量平均分子量が１５０００以上、好ましくは１５
０００から１０００００の範囲にあり、i.v.≧０．２５
でＨＤＴ≧７０℃の高粘度の樹脂が、好んで使用され
る。
【０００９】前記低粘度の環状構造を持ったポリオレフ
ィン樹脂は、前記の数平均分子量Ｍｎ、重量平均分子量
Ｍｗ、極限粘度i.v.及び熱変形温度（ＨＤＴ）を有する
ため、分子量分布の分散度をあらわす尺度として用いら
れるＭｗ／Ｍｎが１から２．５と小さいこと、即ち単分
散に近いことのためにトナーとしての必要性能であるヒ
ートレスポンス性が速く、定着強度の高いトナーが製造
できる。本発明にかかわる環状構造を持ったポリオレフ
ィン樹脂の特徴は、例えば数平均分子量４０００の後記
表２に示すＴ７４５の場合、アゾ系顔料パーマネントル
ビンＦ６Ｂ（ヘキスト社製）を５％添加して混練機にて
充分に分散させた後プレス機にてシート化し、６２４ｎ
ｍの可視光でマクベス濃度計ＲＤ９１４（フィルターＳ
ＰＩ赤）を用いて測定した光透過率が１２.０％である
のに対し、スチレン・アクリル樹脂は７.０％、ポリエ
ステル樹脂は１５.５％であることから、環状構造を持
ったポリオレフィン樹脂は顔料を分散させた系において
も透明性に優れ、ポリエステル樹脂同様、カラートナー
にも使用可能であることが確認された。また、当該樹脂
はＤＳＣ法による測定では融解熱が非常に小さく、定着
のためのエネルギー消費量が大幅に節減されることも期
待できる。
ィン樹脂は、前記の数平均分子量Ｍｎ、重量平均分子量
Ｍｗ、極限粘度i.v.及び熱変形温度（ＨＤＴ）を有する
ため、分子量分布の分散度をあらわす尺度として用いら
れるＭｗ／Ｍｎが１から２．５と小さいこと、即ち単分
散に近いことのためにトナーとしての必要性能であるヒ
ートレスポンス性が速く、定着強度の高いトナーが製造
できる。本発明にかかわる環状構造を持ったポリオレフ
ィン樹脂の特徴は、例えば数平均分子量４０００の後記
表２に示すＴ７４５の場合、アゾ系顔料パーマネントル
ビンＦ６Ｂ（ヘキスト社製）を５％添加して混練機にて
充分に分散させた後プレス機にてシート化し、６２４ｎ
ｍの可視光でマクベス濃度計ＲＤ９１４（フィルターＳ
ＰＩ赤）を用いて測定した光透過率が１２.０％である
のに対し、スチレン・アクリル樹脂は７.０％、ポリエ
ステル樹脂は１５.５％であることから、環状構造を持
ったポリオレフィン樹脂は顔料を分散させた系において
も透明性に優れ、ポリエステル樹脂同様、カラートナー
にも使用可能であることが確認された。また、当該樹脂
はＤＳＣ法による測定では融解熱が非常に小さく、定着
のためのエネルギー消費量が大幅に節減されることも期
待できる。
【００１０】また、高粘度の環状構造を持ったポリオレ
フィン樹脂は、前記の物性を有するため、低粘度の同樹
脂の場合と比較して、トナーに構造粘性を付与し、それ
によりオフセット防止効果、紙やフィルム等被複写基材
への接着性を向上させる。それに対して低粘度の環状構
造を持ったポリオレフィン樹脂は、トナーの溶融流動性
を向上させて、瞬時に溶融、凝固挙動を必要とするトナ
ー特性を満足させる。ただ、該高粘度樹脂の使用量は、
５０％以上になると均一混練性が極度に低下してトナー
性能に支障をきたす。つまり、高品位、即ち定着強度の
高く、熱応答性に優れた鮮明な画像が得られなくなる。
フィン樹脂は、前記の物性を有するため、低粘度の同樹
脂の場合と比較して、トナーに構造粘性を付与し、それ
によりオフセット防止効果、紙やフィルム等被複写基材
への接着性を向上させる。それに対して低粘度の環状構
造を持ったポリオレフィン樹脂は、トナーの溶融流動性
を向上させて、瞬時に溶融、凝固挙動を必要とするトナ
ー特性を満足させる。ただ、該高粘度樹脂の使用量は、
５０％以上になると均一混練性が極度に低下してトナー
性能に支障をきたす。つまり、高品位、即ち定着強度の
高く、熱応答性に優れた鮮明な画像が得られなくなる。
【００１１】本発明においては、前記の特性を満足する
環状構造を持ったポリオレフィン樹脂と他の樹脂を混合
して結着樹脂として用いたトナーも、高品位、即ち定着
強度に優れ、鮮明な画像を実現する。この場合、結着樹
脂中における環状構造を持ったオレフィン樹脂とその他
の樹脂との使用割合は、前者を１〜１００、好ましくは
２０〜９０、更に好ましくは５０〜９０重量部、後者を
０〜９９、好ましくは１０〜８０、更に好ましくは１０
〜５０重量部とするのが好ましい。前者を１重量部未満
とした場合には、高品位画像を得ることが困難になる。
環状構造を持ったポリオレフィン樹脂と他の樹脂を混合
して結着樹脂として用いたトナーも、高品位、即ち定着
強度に優れ、鮮明な画像を実現する。この場合、結着樹
脂中における環状構造を持ったオレフィン樹脂とその他
の樹脂との使用割合は、前者を１〜１００、好ましくは
２０〜９０、更に好ましくは５０〜９０重量部、後者を
０〜９９、好ましくは１０〜８０、更に好ましくは１０
〜５０重量部とするのが好ましい。前者を１重量部未満
とした場合には、高品位画像を得ることが困難になる。
【００１２】また、環状構造を持ったポリオレフィン樹
脂に溶融空気酸化法又は無水マレイン酸変性等によりカ
ルボキシル基を導入することにより、他の樹脂との相溶
性、顔料の分散性を向上させることができる。水酸基、
アミノ基を既知の方法により導入することによっても、
同様の向上が実現できる。更に、環状構造を持ったポリ
オレフィン樹脂に、ノルボルナジエン、シクロヘキサジ
エン等のジエンモノマーとの共重合により、あるいはカ
ルボキシル基を導入した環状構造を持ったポリオレフィ
ン樹脂に、亜鉛、銅、カルシウム等の金属の添加により
架橋構造を導入することにより、定着性を向上させるこ
とができる。
脂に溶融空気酸化法又は無水マレイン酸変性等によりカ
ルボキシル基を導入することにより、他の樹脂との相溶
性、顔料の分散性を向上させることができる。水酸基、
アミノ基を既知の方法により導入することによっても、
同様の向上が実現できる。更に、環状構造を持ったポリ
オレフィン樹脂に、ノルボルナジエン、シクロヘキサジ
エン等のジエンモノマーとの共重合により、あるいはカ
ルボキシル基を導入した環状構造を持ったポリオレフィ
ン樹脂に、亜鉛、銅、カルシウム等の金属の添加により
架橋構造を導入することにより、定着性を向上させるこ
とができる。
【００１３】本発明の加熱ローラー定着型静電荷像現像
用トナーは、上記結着樹脂に着色剤と電荷調整剤及び必
要に応じて機能付与剤その他の添加剤を加え、従来公知
の方法例えば混練り、粉砕、分級等の方法によって得る
ことができ、更に必要に応じて流動化剤などが添加され
る。
用トナーは、上記結着樹脂に着色剤と電荷調整剤及び必
要に応じて機能付与剤その他の添加剤を加え、従来公知
の方法例えば混練り、粉砕、分級等の方法によって得る
ことができ、更に必要に応じて流動化剤などが添加され
る。
【００１４】この場合、着色剤としては、カーボンブラ
ック、ジアゾイエロー、フタロシアニンブルー、キナク
リドン、カーミン６Ｂ、モノアゾレッド、ペリレン等、
従来公知のものを使用することができる。
ック、ジアゾイエロー、フタロシアニンブルー、キナク
リドン、カーミン６Ｂ、モノアゾレッド、ペリレン等、
従来公知のものを使用することができる。
【００１５】また、電荷調整剤としては、ニグロシン染
料、脂肪酸変性ニグロシン染料、含金属ニグロシン染
料、合金属脂肪酸変性ニグロシン染料、３，５−ジ−ｔ
ｅｒｔ−ブチルサリチル酸のクロム錯体、四級アンモニ
ウム塩、トリフェニルメタン染料、アゾクロム錯体等、
従来公知のものを使用することができる。
料、脂肪酸変性ニグロシン染料、含金属ニグロシン染
料、合金属脂肪酸変性ニグロシン染料、３，５−ジ−ｔ
ｅｒｔ−ブチルサリチル酸のクロム錯体、四級アンモニ
ウム塩、トリフェニルメタン染料、アゾクロム錯体等、
従来公知のものを使用することができる。
【００１６】なお、本発明のトナーには、必要に応じ、
加熱ローラー定着におけるオフセット防止性を高めるた
めに、公知の機能付与剤、好ましくは融点が６０〜１７
０℃のワックスを添加することができる。上記融点のワ
ックスとしては、例えばカルナウバワックス、モンタン
ワックス、グリセリンモノステアレート等が挙げられ
る。
加熱ローラー定着におけるオフセット防止性を高めるた
めに、公知の機能付与剤、好ましくは融点が６０〜１７
０℃のワックスを添加することができる。上記融点のワ
ックスとしては、例えばカルナウバワックス、モンタン
ワックス、グリセリンモノステアレート等が挙げられ
る。
【００１７】更に、本発明のトナーには、コロイダルシ
リカ、酸化アルミニウム、酸化チタン等の流動化剤や、
ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ラウ
リン酸バリウム等の脂肪酸金属塩からなる滑剤を添加す
ることもできる。
リカ、酸化アルミニウム、酸化チタン等の流動化剤や、
ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ラウ
リン酸バリウム等の脂肪酸金属塩からなる滑剤を添加す
ることもできる。
【００１８】本発明のトナーは一成分系現像剤として、
また二成分系現像剤のトナーとして使用することができ
る。更に、本発明のトナーは磁性粉を混入させて一成分
系磁性トナーとして使用することや、フルカラー用トナ
ーとして使用することもできる。
また二成分系現像剤のトナーとして使用することができ
る。更に、本発明のトナーは磁性粉を混入させて一成分
系磁性トナーとして使用することや、フルカラー用トナ
ーとして使用することもできる。
【００１９】
【実施例】以下に、実施例、比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明する。
に具体的に説明する。
【００２０】〈トナーの調製方法Ｉ〉 乾式非磁性一成分及び乾式二成分系；電荷調整剤（ヘキ
スト社製、コピーチャージＮＸ）５重量％、ワックス
（ヘキスト社製、ヘキストワックスＥ）２．５重量％、
煙霧質シリカ（ワッカーケミー社製、ＨＤＫ−Ｈ２００
０）０．５重量％、マゼンタ顔料（ヘキスト社製、パー
マネントルビンＦ６Ｂ）５重量％及び結着樹脂としては
８７重量％を混合し、二本ロールにて１３０℃で溶融混
練した後冷却凝固し、それを粗粉砕した後ジェットミル
により微細化分級した後、平均粒径約１０μｍに調製し
てトナーを作成した。
スト社製、コピーチャージＮＸ）５重量％、ワックス
（ヘキスト社製、ヘキストワックスＥ）２．５重量％、
煙霧質シリカ（ワッカーケミー社製、ＨＤＫ−Ｈ２００
０）０．５重量％、マゼンタ顔料（ヘキスト社製、パー
マネントルビンＦ６Ｂ）５重量％及び結着樹脂としては
８７重量％を混合し、二本ロールにて１３０℃で溶融混
練した後冷却凝固し、それを粗粉砕した後ジェットミル
により微細化分級した後、平均粒径約１０μｍに調製し
てトナーを作成した。
【００２１】〈トナーの調製方法II〉 乾式磁性一成分系；磁性粉（チタン工業社製、ＢＬ１０
０）４０重量％、電荷調整剤（ヘキスト社製、コピーチ
ャージＮＸ）５重量％、ワックス（ヘキスト社製、ホス
タスタットＦＥ−２）２．５重量％、煙霧質シリカ（ワ
ッカーケミー社製、ＨＤＫ−Ｈ２０００）０．５重量
％、炭酸カルシウム（白石カルシウム社製）２．０重量
％及び結着樹脂としては５０重量％を混合し、二本ロー
ルにて１５０℃で溶融混練した後冷却凝固し、それを粗
粉砕した後ジェットミルにより微細化分級した後、平均
粒径約１０μｍに調製してトナーを作成した。
０）４０重量％、電荷調整剤（ヘキスト社製、コピーチ
ャージＮＸ）５重量％、ワックス（ヘキスト社製、ホス
タスタットＦＥ−２）２．５重量％、煙霧質シリカ（ワ
ッカーケミー社製、ＨＤＫ−Ｈ２０００）０．５重量
％、炭酸カルシウム（白石カルシウム社製）２．０重量
％及び結着樹脂としては５０重量％を混合し、二本ロー
ルにて１５０℃で溶融混練した後冷却凝固し、それを粗
粉砕した後ジェットミルにより微細化分級した後、平均
粒径約１０μｍに調製してトナーを作成した。
【００２２】〈トナーの調製方法III〉 液体トナー；着色剤としてカーボンブラック（三菱化学
社製、ＭＡー７）１重量部、電荷調整剤（ヘキスト社
製、リフレックスブルーＲ５１）０．５重量部及び結着
樹脂としては９８．５重量部を４０重量％と電解液（エ
クソン社製、アイソパーＨ）６０重量％を混合し、サン
ドミルにて混練しトナーを作成した。
社製、ＭＡー７）１重量部、電荷調整剤（ヘキスト社
製、リフレックスブルーＲ５１）０．５重量部及び結着
樹脂としては９８．５重量部を４０重量％と電解液（エ
クソン社製、アイソパーＨ）６０重量％を混合し、サン
ドミルにて混練しトナーを作成した。
【００２３】実施例１〜２７及び比較例１〜６ 後記表２に示すトナー調製方法及び結着樹脂を用いて、
実施例１〜２７及び比較例１〜６のトナーを作成した。
なお、使用した環状構造を持ったポリオレフィン樹脂の
基本物性及び他の樹脂の品名を表３に示す。
実施例１〜２７及び比較例１〜６のトナーを作成した。
なお、使用した環状構造を持ったポリオレフィン樹脂の
基本物性及び他の樹脂の品名を表３に示す。
【００２４】
【表２−（１）】
【００２５】
【表２−（２）】
【００２６】
【表３】
【００２７】〈評価〉上記トナー調製法１あるいは２に
て調製されたトナーを、市販の電子写真複写機（キャノ
ン社製ＰＣ１００）に入れて性能試験を行った。次ぎ
に、トナー調製法３にて調製されたトナーを、市販の電
子写真複写機（リコー社製ＦＴ４００i）に入れて性能
試験を行った。その結果を表４にまとめて示す。
て調製されたトナーを、市販の電子写真複写機（キャノ
ン社製ＰＣ１００）に入れて性能試験を行った。次ぎ
に、トナー調製法３にて調製されたトナーを、市販の電
子写真複写機（リコー社製ＦＴ４００i）に入れて性能
試験を行った。その結果を表４にまとめて示す。
【００２８】
【表４−（１）】
【００２９】
【表４−（２）】
【００３０】評価方法と判定基準 １）定着性 それぞれの処方にて調製したトナーを用いた複写速度と
定着温度とを１０枚／分、１１０〜１４０℃の範囲でい
ずれも１０℃刻みで再生紙に複写した試料を、サザーラ
ンド社製の耐磨耗性試験機を利用して消しゴムで１０回
摩擦した。その際の荷重は４０ｇ／ｃｍ2であった。そ
の試料をマクベス式反射濃度計にて印字濃度を測定し
た。各温度での測定値が１つでも６５％未満であった場
合を×、６５％以上７５％未満を△、７５％以上を○と
した。
定着温度とを１０枚／分、１１０〜１４０℃の範囲でい
ずれも１０℃刻みで再生紙に複写した試料を、サザーラ
ンド社製の耐磨耗性試験機を利用して消しゴムで１０回
摩擦した。その際の荷重は４０ｇ／ｃｍ2であった。そ
の試料をマクベス式反射濃度計にて印字濃度を測定し
た。各温度での測定値が１つでも６５％未満であった場
合を×、６５％以上７５％未満を△、７５％以上を○と
した。
【００３１】２）画像鮮明度 それぞれの処方にて調製したトナーを用いて、再生紙に
複写した資料をデータクエスト社製の画像見本によって
測定した。複写画像の細線解像力及びグレースケールを
判定基準とし、細線解像力が２００ドット／インチ以下
を×、２０１〜３００ドット／インチを△、３０１ドッ
ト／インチ以上を○とした。また、グレースケールに関
しては、画像見本と複写画像との間の反射濃度比が各グ
レースケールのステップ毎で６５％未満を×、６５％以
上７５％未満を△、７５％以上を○とした。
複写した資料をデータクエスト社製の画像見本によって
測定した。複写画像の細線解像力及びグレースケールを
判定基準とし、細線解像力が２００ドット／インチ以下
を×、２０１〜３００ドット／インチを△、３０１ドッ
ト／インチ以上を○とした。また、グレースケールに関
しては、画像見本と複写画像との間の反射濃度比が各グ
レースケールのステップ毎で６５％未満を×、６５％以
上７５％未満を△、７５％以上を○とした。
【００３２】３）光透過性 実施例、比較例の処方にて調製したマゼンタ色トナーを
用い、各々膜厚１００μｍのシート状サンプルを作成し
た。当該シートサンプルの光透過性を、６２４ｎｍにピ
ークを持つ分光フィルターを用い測定した。６２４ｎｍ
における透過率８％未満を×、８％以上１１％未満を
△、１１％以上を○とした。
用い、各々膜厚１００μｍのシート状サンプルを作成し
た。当該シートサンプルの光透過性を、６２４ｎｍにピ
ークを持つ分光フィルターを用い測定した。６２４ｎｍ
における透過率８％未満を×、８％以上１１％未満を
△、１１％以上を○とした。
【００３３】４）耐トナースペント性 現像剤ボックスの中に実施例、比較例に記載したトナー
とパウダーテック社製フェライトキャリアを所定量入
れ、１週間撹拌・摩擦処理したトナー付着キャリアを５
ｇ計り取る。それを石鹸水に入れて、静電気にて表面付
着したトナーを除去し、マグネットにてキャリア磁性粉
のみを取り出す。その磁性粉をアセトン中に浸漬し、表
面融着のスペントトナーを溶解除去し、浸漬処理前後の
重量変化が０．２％以下を○、０．２〜０．５％を△、
０．５％以上を×とした。
とパウダーテック社製フェライトキャリアを所定量入
れ、１週間撹拌・摩擦処理したトナー付着キャリアを５
ｇ計り取る。それを石鹸水に入れて、静電気にて表面付
着したトナーを除去し、マグネットにてキャリア磁性粉
のみを取り出す。その磁性粉をアセトン中に浸漬し、表
面融着のスペントトナーを溶解除去し、浸漬処理前後の
重量変化が０．２％以下を○、０．２〜０．５％を△、
０．５％以上を×とした。
【００３４】
【発明の効果】本発明の加熱ローラー定着型静電荷像現
像用トナーは、結着樹脂として少なくとも環状構造を持
ったポリオレフィン樹脂を含み、しかも高粘度の上記ポ
リオレフィン樹脂を結着樹脂全体中に５０重量％未満含
有するものとしたことから、定着性、光透過性、耐トナ
ースペント性に優れたものとなり、鮮明な高品質の画像
を得ることができ、特にカラートナーに使用したときに
その特徴が発揮される。
像用トナーは、結着樹脂として少なくとも環状構造を持
ったポリオレフィン樹脂を含み、しかも高粘度の上記ポ
リオレフィン樹脂を結着樹脂全体中に５０重量％未満含
有するものとしたことから、定着性、光透過性、耐トナ
ースペント性に優れたものとなり、鮮明な高品質の画像
を得ることができ、特にカラートナーに使用したときに
その特徴が発揮される。
フロントページの続き (72)発明者 法元 琢也 東京都港区赤坂八丁目10番16号 ヘキス トインダストリー株式会社内 (72)発明者 黒川 展行 東京都港区赤坂八丁目10番16号 ヘキス トインダストリー株式会社内 (72)発明者 福沢 純一 東京都港区赤坂八丁目10番16号 ヘキス トインダストリー株式会社内 (72)発明者 ホルスト・トーレ ラント ドイツ国 65719 ホフハイム アム オーベルトール 30 (72)発明者 フレディ ヘルマー・メッツマン ドイツ国 55270 エッセンハイム ス タデッカー ベーク５ (56)参考文献 特開 昭58−79252（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−36218（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−77836（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−138259（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−203747（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−326360（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−41235（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−109359（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−54949（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−173357（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−152739（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−123061（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−156308（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−149060（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−81768（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−27714（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03G 9/08 ＣＡ（ＳＴＮ)
Claims (4)
- 【請求項１】 結着樹脂、着色剤及び電荷調整剤を主成
分とする静電荷像現像用トナーにおいて、上記結着樹脂
がα−オレフィンと二重結合を持った脂環式化合物との
共重合体である少なくとも環状構造を持ったポリオレフ
ィン樹脂を含み、しかもｉ．ｖ．（極限粘度）≧０．２
５ｄｌ／ｇで、ＨＤＴ（熱変形温度ＤＩＮ５３４６１−
Ｂ）≧７０℃であって、且つＧＰＣでの測定において数
平均分子量が７５００以上で重量平均分子量が１５００
０以上である環状構造を持ったポリオレフィン樹脂を結
着樹脂全体中で５０重量％未満含有してなることを特徴
とする加熱ローラー定着型静電荷像現像用トナー。 - 【請求項２】 前記結着樹脂が、環状構造を持ったポリ
オレフィン樹脂１〜１００重量部と、ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、ポリオレフィン系樹脂、酢酸ビニル
系樹脂、酢酸ビニル系共重合樹脂、スチレンアクリル樹
脂、及びその他のアクリル系樹脂から選ばれた少なくと
も一種の樹脂０〜９９重量部とからなることを特徴とす
る請求項１記載の加熱ローラー定着型静電荷像現像用ト
ナー。 - 【請求項３】 前記環状構造を持ったポリオレフィン樹
脂が、カルボキシル基、水酸基及びアミノ基から選ばれ
た少なくとも一種の官能基を有するものであることを特
徴とする請求項１又は２記載の加熱ローラー定着型静電
荷像現像用トナー。 - 【請求項４】 前記環状構造を持ったポリオレフィン樹
脂が、金属イオン又はジエン類により架橋された構造を
有するものであることを特徴とする請求項１、２又は３
記載の加熱ローラー定着型静電荷像現像用トナー。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35406395A JP3274052B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-12-29 | 加熱ローラー定着型静電荷像現像用トナー |
| CN96196905A CN1130603C (zh) | 1995-08-02 | 1996-07-29 | 热辊定影型静电荷像显像用调色剂 |
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| KR10-1998-0700722A KR100439513B1 (ko) | 1995-08-02 | 1996-07-29 | 가열롤러정착형정전하상현상용토너 |
| DE69632732T DE69632732T2 (de) | 1995-08-02 | 1996-07-29 | Heizwalzen-wärmefixierbare toner für die entwicklung elektrostatisch geladener bilder |
| ES96925122T ES2222482T3 (es) | 1995-08-02 | 1996-07-29 | Toner para revelado de imagenes cargadas electrostaticamente de fotocopiadoras o impresoras de tipo rodillo termico. |
| US09/000,330 US7252918B2 (en) | 1995-08-02 | 1996-07-29 | Hot-roller fixing toner for developing electrostatically charged images |
| CA002228506A CA2228506C (en) | 1995-08-02 | 1996-07-29 | Toner for developing electrostatically charged image of heat roller type copier or printer |
| PCT/JP1996/002133 WO1997005529A1 (fr) | 1995-08-02 | 1996-07-29 | Toner de fixation par laminage a chaud pour developper des images a charge electrostatique |
| TW085110520A TW509827B (en) | 1995-08-02 | 1996-08-29 | Toner for developing electrostatically charged image of heat-roller type copier |
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| JP21675195 | 1995-08-02 | ||
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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|---|---|
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| EP (1) | EP0843223B1 (ja) |
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| DE (1) | DE69632732T2 (ja) |
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| JPH09185185A (ja) * | 1995-12-29 | 1997-07-15 | Hoechst Ind Kk | 静電荷像現像用コートキャリア |
| JP3588213B2 (ja) * | 1996-12-26 | 2004-11-10 | ティコナ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 環状構造を有するポリオレフィン樹脂を含む静電荷像現像用トナー |
| JP4174105B2 (ja) | 1998-08-20 | 2008-10-29 | ティコナ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 静電荷像現像用トナー |
| JP3434218B2 (ja) * | 1998-11-02 | 2003-08-04 | ティコナ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 静電荷像現像用トナー |
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| DE19929809A1 (de) | 1999-06-30 | 2001-01-04 | Ticona Gmbh | Kontinuierliches Verfahren zur Herstellung eines amorphen Polyolefins mit breiter Molmassenverteilung und einheitlicher Glastemperatur |
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| JP3863744B2 (ja) | 2001-08-31 | 2006-12-27 | 株式会社巴川製紙所 | リサイクルシステム用トナー及びそれを用いたトナーリサイクル式現像方法 |
| JP3880359B2 (ja) | 2001-10-05 | 2007-02-14 | 株式会社巴川製紙所 | オイルレス定着用フルカラートナー |
| JP3942520B2 (ja) | 2002-09-30 | 2007-07-11 | 株式会社巴川製紙所 | 電子写真用トナーおよびそれを使用した画像形成方法 |
| CN1756998A (zh) * | 2003-02-28 | 2006-04-05 | 株式会社巴川制纸所 | 电子照相用显影剂 |
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| JP4232747B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2009-03-04 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS58149060A (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-05 | Nippon Zeon Co Ltd | 電子写真用トナ− |
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| US5039766A (en) * | 1988-06-28 | 1991-08-13 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Liquid catalyst component, catalyst system containing said component and process for producing ethylene-alpha-olefin copolymer using said catalyst system |
| JPH02184864A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-19 | Ricoh Co Ltd | 静電写真用現像剤 |
| JPH0754406B2 (ja) * | 1989-11-08 | 1995-06-07 | 株式会社巴川製紙所 | 静電荷像現像用トナー |
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| JPH04358159A (ja) * | 1991-06-04 | 1992-12-11 | Toshiba Corp | 電子写真用現像剤 |
| US5324616A (en) * | 1992-04-01 | 1994-06-28 | Xerox Corporation | Encapsulated toner compositions and processes thereof |
| IL107810A0 (en) * | 1992-12-17 | 1994-02-27 | Exxon Chemical Patents Inc | Functionalized polymers and processes for the preparation thereof |
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