JP3272268B2 - スリッティング条材の切断かえり除去装置 - Google Patents

スリッティング条材の切断かえり除去装置

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JP3272268B2 JP14563797A JP14563797A JP3272268B2 JP 3272268 B2 JP3272268 B2 JP 3272268B2 JP 14563797 A JP14563797 A JP 14563797A JP 14563797 A JP14563797 A JP 14563797A JP 3272268 B2 JP3272268 B2 JP 3272268B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば変圧器の
鉄心等に利用される電磁鋼板の薄肉ストリップをスリッ
ティングするときにストリップの剪断部に発生するバリ
状の切断かえりを取り除くための切断かえり除去装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】薄肉ストリップのスリッティングは、コ
イル状に巻いたストリップをアンコイラに保持してライ
ンに流し、多数の回転式のスリッティング用切断刃を備
えたスリッタによって所定幅の帯状材となるように剪断
して巻取りリールに回収する設備によって行われる。こ
のようなスリッティングでは、パスラインの上下に配置
した一対の切断刃による剪断であるので、スリッティン
グ後の帯状材にはその幅方向の両端にそれぞれ下向き及
び上向きのバリ状の「切断かえり」が発生する。すなわ
ち、パスラインの上側配置の切断刃が臨む帯状材では下
向きの切断かえりとなり、下側配置の切断刃に臨む側の
帯状材では上向きの切断かえりとなる。
【0003】このようなスリッティングの際の切断かえ
りが発生すると、たとえば高精度の厚みの均一性が必要
な方向性電磁鋼板の分野では製品に与える影響が大き
く、変圧器用の鉄心材とする場合には切断返りが7μm
以上となると鉄損に大きく悪影響を及ぼすとされてい
る。
【0004】これに対し、本願出願人は、スリッティン
グ後の帯状材に発生する切断かえりをきわめて簡単な装
置構成によって取り除けるようにした除去装置を、特願
平5−258382号によって既に提案し、特開平7−
112319号として開示した。
【0005】この除去装置は、スリッターの下流のライ
ンに上面かえり取り用及び下面かえり取り用の除去装置
を準備しておき、帯状材に発生する下向き及び上向きの
かえりに応じた配置となるようにこれらの除去装置をラ
インの幅方向に配列するというものである。そして、除
去装置のそれぞれは、帯状材の切断かえり発生部分に適
切な押圧力で接触可能なように揺動するア−ムを備え、
これらのア−ムの先端部に切断かえりと接触してこれを
除去するためのやすりを設けた構成としたものである。
【0006】このような除去装置を備えておけば、スリ
ッターによる帯状材のスリッティング後に巻取りリール
側に走行していく間にアーム先端のやすりが接触するこ
とによって、各帯状材について上下の切断かえりを連続
的に除去していくことができ、その表面精度を高く維持
した製品を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上面かえり
取り用及び下面かえり取り用の除去装置は、そのア−ム
の姿勢を適正にして先端のやすりを切断かえりに接触さ
せることが必要である。そして、上面かえり取り用の除
去装置と下面かえり取り用の除去装置とはラインに対す
る組込み姿勢が異なるので、これらの設置精度を維持し
ながら組み立てる作業に手間がかかりやすい。
【0008】また、上面かえり取り用の除去装置と下面
かえり取り用の除去装置とは、揺動可能なア−ムの先端
にやすりを設ける点では共通しているものの、ア−ムの
回動支点や帯状材に対する接触圧が異なる。このため、
これらの除去装置に必要な部品点数も増加することにな
るほか、ア−ムの揺動運動を適正にするための特別な機
構を必要とするので、組立て性及びコスト面でも改善す
べき点が残る。
【0009】本発明において解決すべき課題は、スリッ
ティング後の帯状材の切断かえりをより簡単な構成で達
成できるとともに除去精度も高く維持できるようにする
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ストリップを
複数の条材にスリッティングするスリッターの下流に配
置され、スリッターの切断刃の剪断により隣接する条材
のそれぞれについて発生する幅方向の端部の上向き及び
下向きの切断かえりを除去する装置であって、上向きの
切断かえりが発生する条材の上方から隣接する条材の下
方に向けて斜めにこれらの条材どうしの間を突っ切るス
クレーパを備え、このスクレーパの上下の両面にはそれ
ぞれ下向き及び上向きの切断かえりに接触可能なやすり
を備え、前記スクレーパは、条材どうしの間の突っ切り
方向への位置を可変とするホルダに保持されてなること
を特徴とする。
【0011】スクレーパは、条材どうしの間の突っ切り
方向への位置を可変とするホルダに保持されているの
で、スクレーパの位置を定期的に変更することで摩耗し
ていない部分のやすりを条材に適正に接触させることが
できる。
【0012】なお、このような構成において、スクレー
パは、条材のパス方向と直交する向きに移動可能であっ
てその位置を変更可能とすることもできる
【0013】また、スクレーパが条材どうしの間を突っ
切るときのスクレーパと条材との間のなす角度を10°
〜45°の範囲で変更可能としてもよい
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明のスリッティング条
材の切断かえり除去装置を備えたスリッティングライン
の概略図である。
【0015】図において、ラインの上流端に配置したア
ンコイラ51に圧延処理されたストリップSが巻回さ
れ、このアンコイラ51から繰り出されるストリップS
を多数の条材にスリッティングするスリッター1と、条
材を巻き取る巻取りリール52が、下流端に配置されて
いる。そして、スリッター1の下流に、スリッティング
された後に各条材の幅方向の端部に発生する切断かえり
を除去するための切断かえり除去装置2を配置してい
る。
【0016】スリッター1は、従来周知のようにパスラ
インの上下に回転式の切断刃を配列したものであり、そ
の詳細を図2の(a)に示す。図示のように、スリッタ
ー1の内部にはパスラインを上下に挟んだ位置に一対の
アーバ軸1a,1bを配置して、これらのアーバ軸1
a,1bのそれぞれにスリッティングする条材の幅に合
わせた間隔で複数の切断刃1c,1dを取り付けてい
る。そして、図2をラインの下流側から見たものとする
とき、上側の切断刃1cは右側及び下側の切断刃1dは
左側にそれぞれの相対位置を持つように配置され、これ
らの切断刃1c,1dを回転させながらストリップSを
下流側に走行させるときの剪断によって、ストリップS
は図2の(b)に示すように5枚の条材S−1〜S−5
にスリッティングされる。
【0017】ここで、図示のような切断刃1c,1dど
うしの間の左右位置の関係及びその剪断によるとき、上
側配置の切断刃1cはストリップSを下に押しながら剪
断し、下側配置の切断刃1dはストリップSを上に押し
ながら剪断する。したがって、スリッティングされた後
の各条材S−1〜S−5の端部のそれぞれには、図示の
ように上向きと下向きの切断かえりP,Qが発生する。
そして、これらの切断返りP,Qは、図2の(a)の切
断刃1c,1dの配列の場合では、1枚の条材毎に上向
きか下向きかのいずれか一方となり、条材S−1,S−
3,S−5については上向きの切断かえりPであり、残
りの条材S−2,S−4では下向きの切断かえりQとな
る。
【0018】図3は切断かえり除去装置2の内部の要部
を示す平面図、図4は図3のA−A線矢視による概略図
である。
【0019】切断かえり除去装置2はパスラインの両端
に位置する一対のフレームブロック2aを備え、これら
のフレームブロック2aの間には、パスラインと直交す
るスライドレール3aとガイドレール3bの組を、ライ
ン方向に間隔を開けて配置している。これらのスライド
レール3a及びガイドレール3bはいずれもパスライン
の上側に位置し、パスラインの下側には、各条材S−1
〜S−5が摺動する3枚のガイドプレート4a,4b,
4cをライン方向に間隔を開けて3列設けている。な
お、ガイドプレート4a〜4cは、条材S−1〜S−5
に対して表面疵を負わせないように、ベーク材を用いる
ことが好ましい。
【0020】スライドレール3bには、これに沿って移
動可能であってその位置をパスラインと直交する方向へ
変えることができる切断かえりP,Qの除去ヘッド5を
連接する。この除去ヘッド5は、図5の斜視図に示すよ
うに、逆L字状としたブラケット5aとその下端に保持
されたスクレーパ6とを備えたものである。
【0021】ブラケット5aの下面にはスライドレール
3bを跨ぐ断面形状のスライドブロック5bを設けると
ともに、ブラケット5aを上面から貫通して螺合し、そ
の下端をガイドレール3bの上面に突き当ててブラケッ
ト5aの下端側の姿勢をパス面と直交する向きに保持す
る蝶ナット5cを備える。そして、ブラケット5aの下
端部には、スクレーパ6を保持するためのホルダ7を設
ける。
【0022】図6はスクレーパ6の詳細であって、同図
の(a)はその平面図、同図の(b)は一部を拡大して
示す先端部分の正面図である。
【0023】スクレーパ6は厚さが1mm程度の鋼板を
素材としたもので、その基端側をホルダ7に差し通すグ
リップ6aとするとともに、先端側をこのグリップ6a
に連ねて形成した差し込みヘッド6bとしたものであ
る。この差し込みヘッド6bは、一定間隔をおいて切開
したスリットによって5枚に分割されたリード6cを形
成したものであり、これらのリード6cの上下の両面に
は超硬やすり6dを一体に取り付けている。超硬やすり
6dは金属の研磨の分野で広く利用されているものであ
る。
【0024】図5に戻って、ホルダ7はスクレーパ6の
グリップ6aを差し込み可能な開口7aを持つ保持ブロ
ック7bを備え、この開口7aに通したグリップ6aを
上面から押圧して固定するための2個の蝶ナット7cを
設けたものである。そして、ホルダ7は図7(図3のB
−B線矢視図に相当)の概略図に示すように、開口7a
の開口芯とパスライン面とのなす角度θが10〜45°
の角度となるように傾けた姿勢としてブラケット5aに
固定されている。
【0025】なお、ホルダ7の傾斜角度の変更は、その
保持ブロック7bとブラケット5aとの間をボルト・ナ
ット(図示せず)によって連結するようにしておき、ボ
ルトが保持ブロック7bを拘束する位置を変えることに
より姿勢を変えられるような簡単な機構を利用すること
で行える。
【0026】除去ヘッド5は、図3に示すように、条材
S−1,S−3,S−5に対応する位置に配置される。
たとえば、条材S−2に対してそれぞれリード6cを突
き出した姿勢の一対の除去ヘッド5は、図7に示すよう
に、この条材S−2の左右を挟んでいる条材S−1,S
−3に対しても同時にそれぞれの切断かえりP,Qを除
去する。
【0027】すなわち、図7において示す左配置の除去
ヘッド5のスクレーパ6は、条材S−1の上面側から条
材S−2との境界部分に差し込まれた姿勢をとる。これ
により、スクレーパ6のリード6cの下面が図2の
(b)で示した条材S−1の上向きの切断かえりPに突
き当たる。同時に、リード6cは条材S−2の下面側に
潜り込むので、その上面が条材S−2の下向きの切断返
りQに突き当たる。したがって、条材S−1,S−2が
同時に図3において矢印方向に走行するときには、図8
の(a)に示すように、これらの条材S−1,S−2の
切断返りP,Qが一枚のスクレーパ6のリード6cの下
面及び上面の超硬やすり6dに接触することになる。こ
のため、1つの除去ヘッド5によって、隣接する条材S
−1,S−2の突き合わせ端側の切断返りP,Qを同時
に除去して、図8の(b)に示すように条材S−1,S
−2の端部プロフィルを整えることができる。
【0028】また、図3において左端に位置していてそ
のリード6cを左方向に向けた除去ヘッド5は、条材S
−1の左端縁の上面に被さるような姿勢をとるように配
置することで、リード6cの下面の超硬やすり6dを図
2の(b)における条材S−1の左端部に生じる上向き
の切断かえりPに接触させてこれを除去することができ
る。
【0029】更に、中央に位置している条材S−3の右
端縁の上向きの切断かえりPについては、図3において
この条材S−3の上に位置していてそのリード6cを右
向きとした除去ヘッド5を、条材S−3とその右側の条
材S−4との間の差し込むことによって同様に除去する
ことができる。そして、この条材S−4の右端の下向き
の切断かえりQと条材S−5の左端の上向きの切断返り
Pは、図3において右端の上側に位置している除去ヘッ
ド5のスクレーパ6を条材S−5の上面側から条材Sの
下面側に差し通すことによって除去することができる。
また、条材S−5の右端の上向きの切断かえりPは、図
3において右端であって上側配置の除去ヘッド5によっ
て同様に除去される。
【0030】このように、ラインの幅方向の端部に位置
している条材S−1,S−5の左端及び右端の上向きの
切断かえりPについては、それぞれ1個の除去ヘッド5
によってこの切断かえりPが除去される。そして、これ
以外の隣接する各条材S−1〜S−5のそれぞれの突き
合わせ部の切断かえりP,Qについては、各条材S−1
〜S−5どうしの間に斜め方向に差し込んだ1つの除去
ヘッド5が隣接する2枚の条材に対して共用される。し
たがって、従来技術の項で挙げた公報の図3に示された
上面用及び下面用の除去装置を各条材ごとに配列するの
に比べると、除去ヘッド5の配列数を減らすことがで
き、装置構成が簡単になる。
【0031】また、除去ヘッド5のリード6cを、図7
に示すように、条材S−1〜S−3のそれぞれの間に差
し通して切断かえりP,Qを超硬やすり6dによって削
り落とすので、超硬やすり6dは次第に磨滅していく。
これに対して、ホルダ7に保持された部分のグリップ6
aに対する蝶ナット7cによる締め付けを一旦緩め、グ
リップ6aを下向きまたま上向きに移動させるようにす
れば、切断かえりP,Qに対する超硬やすり6dの位置
を変えることができる。したがって、定期的にグリップ
6aの位置を変更することによって、切断かえりP,Q
に対して超硬やすり6dを適正に接触させることがで
き、切断返りP,Qの削り残し等を発生することがな
く、良好な除去が維持される。
【0032】更に、スクレーパ6のリード6cは複数に
枝分かれしているので、それぞれが撓み変形しやすい。
したがって、各条材S−1〜S−5がパスしていくとき
に上下に微小な波打ち等を発生しても、リード6cはこ
の波打ちに倣うように変形して、条材S−1〜S−5と
の間での相互の過大な干渉が避けられる。このため、リ
ード6cの折損や切断かえりP,Qの削り残し等の発生
がない操作が可能となり、条材S−1〜S−5のライン
流れの変動への対応性も向上する。
【0033】また、図4に示したように、パスラインの
下側には各条材S−1〜S−5が摺動するガイドプレー
ト4a〜4cを配置して、これらの中にラインの上流側
及び下流側に位置する除去ヘッド5が位置している。こ
のため、ガイドプレート4a〜4cが条材S−1〜S−
5を受けて支持することができ、スクレーパ6が各条材
S−1〜S−5どうしの間に差し通されて条材S−1〜
S−5を下向きに押圧する作用力が働いても、ガイドプ
レート4a〜4cによって各条材S−1〜S−5の撓み
の発生を抑えることができる。したがって、各スクレー
パ6のリード6cの超硬やすり6dによる切断かえり
P,Qの除去がより一層最適化される。
【0034】
【発明の効果】発明では、隣接するスリッティング条
材どうしの間を斜めに突っ切るスクレーパによって、こ
れらのスリッティング条材の幅方向の端部の上向き及び
下向きの切断かえりを同時に除去できるので、1つのス
クレーパを2枚の条材の切断かえり除去に兼用できる。
したがって、多数の条材にスリッティングするラインに
おいてもスクレーパの配列数を少なくでき、装置が簡略
化されるとともにその保守点検も容易になる。
【0035】また、スクレーパ自身が条材どうしの間へ
の突っ切り方向への位置を変えるので、やすりの磨滅期
間に合わせて定期的にスクレーパを動かして磨滅してい
ない部分が切断かえりに接触するような操作をすれば、
切断かえりの削り残しのない除去が可能となる
【0036】なお、スクレーパの位置を変えられる構成
とすることによって、任意の幅の条材についての切断か
えりの除去ができるので、スリッティング仕様が様々に
変わるラインでも即時に仕様変更に対応でき、稼働率の
向上が図られる
【0037】また、スクレーパが条材を突っ切る角度を
10°〜45°の範囲で変えられるようにすれば、切断
かえりの大きさや形状に対して最適なやすりの接触角度
を持たせることができ、スリッターの切断刃による剪断
状況に応じて除去態勢を最適化することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の切断かえり除去装置を備えたスリッ
ティングラインを示す概略図である。
【図2】 (a)はスリッターの切断刃の配列をライン
の下流側から見た概略図、(b)は切断刃によってスリ
ッティングされた各条材に発生する切断かえりの状況を
示す概略図である。
【図3】 切断かえり除去装置の内部であってその要部
を示す平面図である。
【図4】 図3のA−A線矢視による概略図である。
【図5】 除去ヘッドをそのスライドレール及びガイド
レールとともに示す概略斜視図である。
【図6】 スクレーパの詳細であって、(a)は平面
図、(b)はリードの先端部の一部を拡大して示す正面
図である。
【図7】 図3のB−B線矢視図であってスクレーパの
条材に対する差し込み状況を示す概略図である。
【図8】 条材どうしの間へのリードの差し込みによる
上向き及び下向きの切断かえりの除去を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 スリッター 1a,1b アーバ軸 1c,1d 切断刃 2 切断かえり除去装置 3a スライドレール 3b ガイドレール 4a,4b,4c ガイドプレート 5 除去ヘッド 5a ブラケット 5b スライドブロック 5c 蝶ナット 6 スクレーパ 6a グリップ 6b 差し込みヘッド 6c リード 6d 超硬やすり 7 ホルダ 7a 開口 7b ブロック 7c 蝶ナット 51 アンコイラ 52 巻取りリール S ストリップ S−1,S−2,S−3,S−4,S−5 条材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−112319(JP,A) 特開 昭61−214908(JP,A) 実開 昭62−32751(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 79/00 B23D 19/06 B23C 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリップを複数の条材にスリッティン
    グするスリッターの下流に配置され、スリッターの切断
    刃の剪断により隣接する条材のそれぞれについて発生す
    る幅方向の端部の上向き及び下向きの切断かえりを除去
    する装置であって、上向きの切断かえりが発生する条材
    の上方から隣接する条材の下方に向けて斜めにこれらの
    条材どうしの間を突っ切るスクレーパを備え、このスク
    レーパの上下の両面にはそれぞれ下向き及び上向きの切
    断かえりに接触可能なやすりを備え、前記スクレーパ
    は、条材どうしの間の突っ切り方向への位置を可変とす
    るホルダに保持されてなるスリッティング条材の切断か
    えり除去装置。
JP14563797A 1997-06-03 1997-06-03 スリッティング条材の切断かえり除去装置 Expired - Fee Related JP3272268B2 (ja)

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