JP2978075B2 - コイリングマシンのスイングカット式線材切断装置 - Google Patents
コイリングマシンのスイングカット式線材切断装置Info
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- JP2978075B2 JP2978075B2 JP6270262A JP27026294A JP2978075B2 JP 2978075 B2 JP2978075 B2 JP 2978075B2 JP 6270262 A JP6270262 A JP 6270262A JP 27026294 A JP27026294 A JP 27026294A JP 2978075 B2 JP2978075 B2 JP 2978075B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイリングマシンの成形
ツールにより所望の巻き数に成形されたコイルばねを切
断ツールと芯金との協働で切断して線材から切り離す線
材切断装置に関するものである。
ツールにより所望の巻き数に成形されたコイルばねを切
断ツールと芯金との協働で切断して線材から切り離す線
材切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コイリングマシンの線材切断装置
は、図5のコイル切断部の拡大図に示すように、ほぼD
字形の芯金97の上方から切断ツール99を下降させ、
芯金97上端の切刃と切断ツール99の下端の切刃とで
コイルばねSを切断して、線材Wから切り離す直線切断
が普通であった。ところが、芯金97と切断ツール99
は、互いに当接するのを防止するため所定の隙間δを形
成する必要がある。
は、図5のコイル切断部の拡大図に示すように、ほぼD
字形の芯金97の上方から切断ツール99を下降させ、
芯金97上端の切刃と切断ツール99の下端の切刃とで
コイルばねSを切断して、線材Wから切り離す直線切断
が普通であった。ところが、芯金97と切断ツール99
は、互いに当接するのを防止するため所定の隙間δを形
成する必要がある。
【0003】このため例えば社団法人日本機械学会から
昭和62年4月15日に発行された「機械工学便覧(新
版)」第B2編加工学・加工装置の欄の第106頁に記
載された第4章塑性加工の第4・2・5項せん断加工な
どで周知のとおり、線材Wの切断部は切断ツール99の
下降による剪断作用によって芯金97と切断ツール99
の切刃が線材Wに食い込み、更に切断ツール99を下降
させ、それぞれの切刃の食い込みが進行すると、図5
(b)に示すようにそれぞれの刃先の尖端付近から「亀
裂Cr」が発生する。
昭和62年4月15日に発行された「機械工学便覧(新
版)」第B2編加工学・加工装置の欄の第106頁に記
載された第4章塑性加工の第4・2・5項せん断加工な
どで周知のとおり、線材Wの切断部は切断ツール99の
下降による剪断作用によって芯金97と切断ツール99
の切刃が線材Wに食い込み、更に切断ツール99を下降
させ、それぞれの切刃の食い込みが進行すると、図5
(b)に示すようにそれぞれの刃先の尖端付近から「亀
裂Cr」が発生する。
【0004】引続き切断ツール99を下降させると、切
断部は破断分離するが、それぞれの切断部の切り口面
は、図5(c)に示すように芯金97の切刃と切断ツー
ル99の切刃とによって引込まれて生じた「だれTr」
と、切刃に接してバニシされた塑性変形による「剪断面
Sf」と、前記「亀裂Cr」によって分離した「破断面
Bf」と、かど部に生ずるコイル内外周から突出した
「かえりBu」とが形成される。このコイル内外周から
突出した「かえりBu」は隙間δの値によって大きさが
変化するが、隙間δが存在する限り無くなることはな
い。
断部は破断分離するが、それぞれの切断部の切り口面
は、図5(c)に示すように芯金97の切刃と切断ツー
ル99の切刃とによって引込まれて生じた「だれTr」
と、切刃に接してバニシされた塑性変形による「剪断面
Sf」と、前記「亀裂Cr」によって分離した「破断面
Bf」と、かど部に生ずるコイル内外周から突出した
「かえりBu」とが形成される。このコイル内外周から
突出した「かえりBu」は隙間δの値によって大きさが
変化するが、隙間δが存在する限り無くなることはな
い。
【0005】このような「かえりBu」が切り口面にあ
るコイルばねを、例えば熱可塑性樹脂から構成される電
気機器などに組み付ける場合、構成部品に疵をつけ、欠
陥の原因となる。また、金属などによって構成される機
器に「かえりBu」のあるコイルばねが組み付けられる
場合、「かえりBu」によって、コイルばねの所定組み
付け位置に対してずれが生じ、所定のばね特性が得られ
ない等の欠点があった。
るコイルばねを、例えば熱可塑性樹脂から構成される電
気機器などに組み付ける場合、構成部品に疵をつけ、欠
陥の原因となる。また、金属などによって構成される機
器に「かえりBu」のあるコイルばねが組み付けられる
場合、「かえりBu」によって、コイルばねの所定組み
付け位置に対してずれが生じ、所定のばね特性が得られ
ない等の欠点があった。
【0006】このような「かえりBu」が出ない線材切
断として開発された技術に図6に示す回転切断がある。
この回転切断は、切断ツール109の楔状切刃109a
を仮想線に示す軌跡aのように円運動させることによ
り、切断ツール109の下降側移動で芯金107の楔状
切刃107aと切断ツール109の楔状切刃109aが
線材Wに食い込み、上下にV字状に塑性変形された「面
取りCh」が形成され、食い込みが進むと図6(b)に
示すように切刃の尖端付近から「亀裂Cr」が発生す
る。
断として開発された技術に図6に示す回転切断がある。
この回転切断は、切断ツール109の楔状切刃109a
を仮想線に示す軌跡aのように円運動させることによ
り、切断ツール109の下降側移動で芯金107の楔状
切刃107aと切断ツール109の楔状切刃109aが
線材Wに食い込み、上下にV字状に塑性変形された「面
取りCh」が形成され、食い込みが進むと図6(b)に
示すように切刃の尖端付近から「亀裂Cr」が発生す
る。
【0007】続いて切断ツール109の芯金より離れる
斜め方向の下降側移動で、図6(c)に示すようにコイ
ルばねSを線材から引き裂くように切断するものであ
る。この回転切断によれば楔状切刃107a,109a
が線材Wの上下にV字状「面取りCh」を形成すること
により「かえりBu」の発生を防止することができる
が、円運動によりコイル成形位置のスペースが狭くなる
という欠点が生じるので、円運動を楕円運動とすること
によりコイル成形位置のスペースが広く取れるように構
成されている。
斜め方向の下降側移動で、図6(c)に示すようにコイ
ルばねSを線材から引き裂くように切断するものであ
る。この回転切断によれば楔状切刃107a,109a
が線材Wの上下にV字状「面取りCh」を形成すること
により「かえりBu」の発生を防止することができる
が、円運動によりコイル成形位置のスペースが狭くなる
という欠点が生じるので、円運動を楕円運動とすること
によりコイル成形位置のスペースが広く取れるように構
成されている。
【0008】このような回転切断と前述の直線切断を選
択的に行う線材切断装置を備えるばね巻き機に、特開平
4−284934号で公知の技術がある。このばね巻き
機の回転切断を行う線材切断装置は、図7に示すように
揺動中心軸111を中心として揺動可能な揺動台112
を直線移動可能にツールホルダ113を設け、ツールホ
ルダ113の上端部と、クランク114のクランクピン
部114aとをコンロッド部材115,115,115
で連結して、クランク114の回動でツールホルダ11
3を上下動させると同時に、クランク114の軸部に嵌
着されたカム116によりレバー117を介して揺動台
112を揺動させることにより切断ツール118の切刃
部をたて長の楕円運動させるものである。
択的に行う線材切断装置を備えるばね巻き機に、特開平
4−284934号で公知の技術がある。このばね巻き
機の回転切断を行う線材切断装置は、図7に示すように
揺動中心軸111を中心として揺動可能な揺動台112
を直線移動可能にツールホルダ113を設け、ツールホ
ルダ113の上端部と、クランク114のクランクピン
部114aとをコンロッド部材115,115,115
で連結して、クランク114の回動でツールホルダ11
3を上下動させると同時に、クランク114の軸部に嵌
着されたカム116によりレバー117を介して揺動台
112を揺動させることにより切断ツール118の切刃
部をたて長の楕円運動させるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた特
開平4−284934号で公知の、楕円運動により回転
切断を行う線材切断装置は、図6(d)に示すように
「面取りCh」に続く「破断面Bf」が斜めになり「ば
り」に似た「尖り部b」ができ易い。この「尖り部b」
は、線材Wの材質と線径とによって異なり、特に粘性が
高くかつ線径が小さいほど線材断面積に対して大きく出
る傾向が強く、コイルばねの品質を損ない、最悪の場合
不良品となるという問題を有している。
開平4−284934号で公知の、楕円運動により回転
切断を行う線材切断装置は、図6(d)に示すように
「面取りCh」に続く「破断面Bf」が斜めになり「ば
り」に似た「尖り部b」ができ易い。この「尖り部b」
は、線材Wの材質と線径とによって異なり、特に粘性が
高くかつ線径が小さいほど線材断面積に対して大きく出
る傾向が強く、コイルばねの品質を損ない、最悪の場合
不良品となるという問題を有している。
【0010】この「尖り部b」を出来るだけ小さくする
ためには楔状切刃により塑性加工されたV字状の面取り
(食い込み)量を最適に調整して、「亀裂Cr」を引き
裂くように破断分離する必要があるが、特に線径が小さ
い線材の場合は、楕円運動による回転切断では面取り量
を微妙に調整することが難しいので「尖り部b」ができ
易いという問題を有している。
ためには楔状切刃により塑性加工されたV字状の面取り
(食い込み)量を最適に調整して、「亀裂Cr」を引き
裂くように破断分離する必要があるが、特に線径が小さ
い線材の場合は、楕円運動による回転切断では面取り量
を微妙に調整することが難しいので「尖り部b」ができ
易いという問題を有している。
【0011】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、2枚のカムによる直線運動と揺動運動とを自由に組
み合わせることにより、従来の直線切断及び回転切断は
勿論ほぼ三角形状等線材の材質・線径に最も適した切断
ツールの切刃の移動軌跡を任意に設定することができる
構造として、線径の小さい粘性の高い切断し難い線材に
おいても、図5(c)に示す「かえりBu」や図6
(b)に示す「尖り部b」の無い綺麗な切断面が得ら
れ、更にコイル成形位置のスペースを狭めることのない
スイング式線材切断装置を提供しようとするものであ
る。
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、2枚のカムによる直線運動と揺動運動とを自由に組
み合わせることにより、従来の直線切断及び回転切断は
勿論ほぼ三角形状等線材の材質・線径に最も適した切断
ツールの切刃の移動軌跡を任意に設定することができる
構造として、線径の小さい粘性の高い切断し難い線材に
おいても、図5(c)に示す「かえりBu」や図6
(b)に示す「尖り部b」の無い綺麗な切断面が得ら
れ、更にコイル成形位置のスペースを狭めることのない
スイング式線材切断装置を提供しようとするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明におけるコイリングマシンのスイングカット式
線材切断装置は、コイリングマシンの成形ツールにより
所望の巻き数に成形されたコイルばねを芯金と切断ツー
ルとで切断して線材から切り離す線材切断装置におい
て、上端部に楔状切刃が形成され成形位置のコイルばね
内に突出するように前板に取着された芯金と、下端部に
楔状切刃が形成され前記芯金と協働で線材を切断する切
断ツールと、前記前板に該前板の表面と平行に揺動可能
に支持された首振り台と、前記首振り台より反芯金側に
離れた位置の前板に貫通するように枢着される回転軸の
先端に着脱可能に取着された直進用と揺動用の2枚のカ
ムと、前記首振り台に前記芯金に向かって直線移動可能
に設けられ先端部に前記切断ツールが着脱可能に取着さ
れ後端部に前記直進用カムに当接する第1カムフオロア
が枢支されるスライドと、前記首振り台に一端部が固着
され他端部に前記揺動用カムと当接する第2カムフオロ
アが枢着されるアームと、前記回転軸を駆動する手段
と、前記第1カムフオロアが前記直進用カムに当接する
ように付勢する第1ばねと、前記第2カムフオロアが前
記揺動用カムに当接するように付勢する第2ばねとを備
えてなり、2枚のカムの形状により切断ツールの楔状切
刃の動作軌跡を任意に設定できるものである。
に本発明におけるコイリングマシンのスイングカット式
線材切断装置は、コイリングマシンの成形ツールにより
所望の巻き数に成形されたコイルばねを芯金と切断ツー
ルとで切断して線材から切り離す線材切断装置におい
て、上端部に楔状切刃が形成され成形位置のコイルばね
内に突出するように前板に取着された芯金と、下端部に
楔状切刃が形成され前記芯金と協働で線材を切断する切
断ツールと、前記前板に該前板の表面と平行に揺動可能
に支持された首振り台と、前記首振り台より反芯金側に
離れた位置の前板に貫通するように枢着される回転軸の
先端に着脱可能に取着された直進用と揺動用の2枚のカ
ムと、前記首振り台に前記芯金に向かって直線移動可能
に設けられ先端部に前記切断ツールが着脱可能に取着さ
れ後端部に前記直進用カムに当接する第1カムフオロア
が枢支されるスライドと、前記首振り台に一端部が固着
され他端部に前記揺動用カムと当接する第2カムフオロ
アが枢着されるアームと、前記回転軸を駆動する手段
と、前記第1カムフオロアが前記直進用カムに当接する
ように付勢する第1ばねと、前記第2カムフオロアが前
記揺動用カムに当接するように付勢する第2ばねとを備
えてなり、2枚のカムの形状により切断ツールの楔状切
刃の動作軌跡を任意に設定できるものである。
【0013】また直進用と揺動用の2枚のカムは回転軸
にそれぞれ位相変更可能に取着されたものである。
にそれぞれ位相変更可能に取着されたものである。
【0014】
【作用】上述のように構成された本発明の作用について
説明する。回転軸を共有する直進用カムと揺動用カムの
回動により、スライドの直進と、このスライドを摺動可
能に支持する首振り台の揺動とを行うようにして、スラ
イド先端部に取着の切断ツールの楔状切刃の移動軌跡を
任意に設定可能にし、例えば切断ツールの楔状切刃が直
進用カムのみのカム形状の作用で上端位置から垂直に下
降して、芯金の楔状切刃と切断ツールの楔状切刃とが線
材に食い込んで、V字状の塑性変形された「面取り」を
形成するとともに、両切刃が対向する方向に「亀裂」を
発生させ、続いて揺動用カムのみのカム形状の作用で、
切断ツールの楔状切刃が、「亀裂」が成長して破断する
ように横方向に移動して、線材からコイルばねを切り離
す線材切断動作を行わせることも可能であり、「かえ
り」や破断面に「尖り部」のでき易い難切断材に最適な
切断ツールの切刃の移動軌跡を任意選択することができ
る。
説明する。回転軸を共有する直進用カムと揺動用カムの
回動により、スライドの直進と、このスライドを摺動可
能に支持する首振り台の揺動とを行うようにして、スラ
イド先端部に取着の切断ツールの楔状切刃の移動軌跡を
任意に設定可能にし、例えば切断ツールの楔状切刃が直
進用カムのみのカム形状の作用で上端位置から垂直に下
降して、芯金の楔状切刃と切断ツールの楔状切刃とが線
材に食い込んで、V字状の塑性変形された「面取り」を
形成するとともに、両切刃が対向する方向に「亀裂」を
発生させ、続いて揺動用カムのみのカム形状の作用で、
切断ツールの楔状切刃が、「亀裂」が成長して破断する
ように横方向に移動して、線材からコイルばねを切り離
す線材切断動作を行わせることも可能であり、「かえ
り」や破断面に「尖り部」のでき易い難切断材に最適な
切断ツールの切刃の移動軌跡を任意選択することができ
る。
【0015】また、回転軸に取着の直進用カムと揺動用
カムとの取付穴を例えば円弧状の長穴にすることにより
位相変更可能とし、それぞれの位相を変えることにより
切断ツールの楔状切刃の移動軌跡の微調整が容易となり
段取時間が減少する。
カムとの取付穴を例えば円弧状の長穴にすることにより
位相変更可能とし、それぞれの位相を変えることにより
切断ツールの楔状切刃の移動軌跡の微調整が容易となり
段取時間が減少する。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について図面にもとづい
て説明する。図1,図2は右巻きコイルばねの成形およ
び線材切断の構成を示す図であり、左巻きコイルばねの
成形および線材切断に際しては、成形および線材切断の
作用をする構成要素を、後述の図1の線ガイド4の水平
軸線に対して上下対称に配設して構成する。
て説明する。図1,図2は右巻きコイルばねの成形およ
び線材切断の構成を示す図であり、左巻きコイルばねの
成形および線材切断に際しては、成形および線材切断の
作用をする構成要素を、後述の図1の線ガイド4の水平
軸線に対して上下対称に配設して構成する。
【0017】図1は、コイリングマシン全体の構成を示
す正面図で、機台1に立設された前板2の前面に、線材
Wを挿通して案内する線ガイド4が水平に取着されてい
て、線材Wを挟持して前方(右側)に送り出す複数の送
りローラ5が線ガイド4の後方(左側)に設けられてい
る。更に線ガイド4の前方に、線材Wを所定の曲率のコ
イルCに成形する成形ツール6F,6Sと、コイルCを
成形方向に押圧して所定のピッチを形成するピッチツー
ル8が、成形位置10のコイルC中心に向かってそれぞ
れ進退可能に取着されている。
す正面図で、機台1に立設された前板2の前面に、線材
Wを挿通して案内する線ガイド4が水平に取着されてい
て、線材Wを挟持して前方(右側)に送り出す複数の送
りローラ5が線ガイド4の後方(左側)に設けられてい
る。更に線ガイド4の前方に、線材Wを所定の曲率のコ
イルCに成形する成形ツール6F,6Sと、コイルCを
成形方向に押圧して所定のピッチを形成するピッチツー
ル8が、成形位置10のコイルC中心に向かってそれぞ
れ進退可能に取着されている。
【0018】芯金7は成形位置10のコイルC内に突出
するように前板2に取着されていて断面がほぼ半円で上
端部に図2(a)に示す楔状切刃7aが形成されてい
る。この芯金7と協働で線材Wを切断する切断ツール9
は、下端部に図2(a)に示す楔状切刃9aが形成され
ていて、芯金7の楔状切刃7aと対向する上方位置で、
線材切断装置11のスライド12に着脱可能に取着され
ている。
するように前板2に取着されていて断面がほぼ半円で上
端部に図2(a)に示す楔状切刃7aが形成されてい
る。この芯金7と協働で線材Wを切断する切断ツール9
は、下端部に図2(a)に示す楔状切刃9aが形成され
ていて、芯金7の楔状切刃7aと対向する上方位置で、
線材切断装置11のスライド12に着脱可能に取着され
ている。
【0019】スライド12を上下に滑動可能に支持する
首振り台13は、揺動中心軸14により前板2に揺動可
能に支持されており、スライド12には上端部に取付穴
が長穴16aに形成されたローラ台16がボルト17に
より上下に位置調整可能に取着されている。ローラ台1
6には第1カムフオロア15が枢支され、下端に調整ね
じ18が垂直方向下向きに螺着されていて、調整ねじ1
8の下端がスライド12の段差部端面12aに当接し
て、スライド12に対するローラ台16の上下位置を変
えることにより、切断ツール9の上下位置を調整するよ
うになっている。
首振り台13は、揺動中心軸14により前板2に揺動可
能に支持されており、スライド12には上端部に取付穴
が長穴16aに形成されたローラ台16がボルト17に
より上下に位置調整可能に取着されている。ローラ台1
6には第1カムフオロア15が枢支され、下端に調整ね
じ18が垂直方向下向きに螺着されていて、調整ねじ1
8の下端がスライド12の段差部端面12aに当接し
て、スライド12に対するローラ台16の上下位置を変
えることにより、切断ツール9の上下位置を調整するよ
うになっている。
【0020】更に前板2の首振り台13の上方位置に軸
受ハウジング21が前板2を貫通して取着されており、
軸受ハウジング21に複数の軸受により回転軸22が枢
支されていて、回転軸22の先端フランジ部に直進カム
23とその直進カム23に揺動カム24の2枚の板カム
が着脱可能に取着されている。そして揺動カム24は直
進カム23にボルト25により螺着され、直進カム24
はボルト26により回転軸22のフランジ部端面に螺着
されていて、直進カム23に穿設されているそれぞれの
ボルト穴を回転軸心を中心とする図示しない円弧状の長
穴に形成することにより、直進カム23及び揺動カム2
4の回転軸22との位相及びカム相互の位相を変えるこ
とができる。
受ハウジング21が前板2を貫通して取着されており、
軸受ハウジング21に複数の軸受により回転軸22が枢
支されていて、回転軸22の先端フランジ部に直進カム
23とその直進カム23に揺動カム24の2枚の板カム
が着脱可能に取着されている。そして揺動カム24は直
進カム23にボルト25により螺着され、直進カム24
はボルト26により回転軸22のフランジ部端面に螺着
されていて、直進カム23に穿設されているそれぞれの
ボルト穴を回転軸心を中心とする図示しない円弧状の長
穴に形成することにより、直進カム23及び揺動カム2
4の回転軸22との位相及びカム相互の位相を変えるこ
とができる。
【0021】スライド12は2本のばね19,19によ
り上方に付勢されていて、第1カムフオロア15は常時
直進カム23のカム面に圧接されている。更に首振り台
13の右肩部にアーム27の一端部が取着されていて、
アーム27の他端部に第2カムフオロア28が枢支され
ており、アーム27は前板2に固着のばね箱29内に張
設されるばね31により押し子32を介して図2(a)
で反時計方向に付勢され、第2カムフオロア28は常時
揺動カム24のカム面に圧接されている。
り上方に付勢されていて、第1カムフオロア15は常時
直進カム23のカム面に圧接されている。更に首振り台
13の右肩部にアーム27の一端部が取着されていて、
アーム27の他端部に第2カムフオロア28が枢支され
ており、アーム27は前板2に固着のばね箱29内に張
設されるばね31により押し子32を介して図2(a)
で反時計方向に付勢され、第2カムフオロア28は常時
揺動カム24のカム面に圧接されている。
【0022】回転軸22を駆動するためのモータ33
は、図示しない後板に取着されていて、モータ33の出
力軸33aに嵌着される歯車34が回転軸22の後端部
に嵌着される歯車35に噛合されており、回転軸22は
モータ33によりコイルばねのコイル成形機構と連動し
て1サイクルに1回転ずつ回転するようになっている。
更に首振り台13には図示しない3本の取付ボルトによ
り前板2にほぼ垂直に固着するためのボルト穴13aが
穿設されていて、首振り台13を前板2に固着した場合
は、揺動カム24を取除き、スライド12の直線運動の
みとして左巻きコイルばね成形時のピッチツール装置と
することができる。
は、図示しない後板に取着されていて、モータ33の出
力軸33aに嵌着される歯車34が回転軸22の後端部
に嵌着される歯車35に噛合されており、回転軸22は
モータ33によりコイルばねのコイル成形機構と連動し
て1サイクルに1回転ずつ回転するようになっている。
更に首振り台13には図示しない3本の取付ボルトによ
り前板2にほぼ垂直に固着するためのボルト穴13aが
穿設されていて、首振り台13を前板2に固着した場合
は、揺動カム24を取除き、スライド12の直線運動の
みとして左巻きコイルばね成形時のピッチツール装置と
することができる。
【0023】続いて上述のように構成された本実施例の
作用について図3,図4の線材切断動作図によって説明
する。図3(a),図4(a)は線材切断前の状態を示
す図で、回転軸22の回転により直進カム23及び揺動
カム24が所定の待機位置に達した位置で停止し、切断
ツール9は芯金7と対向する上方位置9uで待機してい
る。
作用について図3,図4の線材切断動作図によって説明
する。図3(a),図4(a)は線材切断前の状態を示
す図で、回転軸22の回転により直進カム23及び揺動
カム24が所定の待機位置に達した位置で停止し、切断
ツール9は芯金7と対向する上方位置9uで待機してい
る。
【0024】そして、コイル成形が進んで所定長に達
し、線材Wの送りが停止された信号でモータ33が回転
し、回転軸22,直進カム23,揺動カム24が回転さ
れ、直進カム23のみの作用で切断ツール9がスライド
12とともに下降し、切断ツール9の楔状切刃9aが線
材Wの切断部に当接したのち更に下降して、上端位置9
uから切断初期の位置9mに達し、図3(b),図4
(b)に示す状態となる。
し、線材Wの送りが停止された信号でモータ33が回転
し、回転軸22,直進カム23,揺動カム24が回転さ
れ、直進カム23のみの作用で切断ツール9がスライド
12とともに下降し、切断ツール9の楔状切刃9aが線
材Wの切断部に当接したのち更に下降して、上端位置9
uから切断初期の位置9mに達し、図3(b),図4
(b)に示す状態となる。
【0025】この状態で、芯金7の楔状切刃7aと切断
ツール9の楔状切刃9aとが線材Wに上下から食い込
み、V字状に塑性変形されて「面取りCh」が形成され
るとともに、芯金7の楔状切刃7aと切断ツール9の楔
状切刃9aとが対向する方向に「亀裂Cr」が発生す
る。
ツール9の楔状切刃9aとが線材Wに上下から食い込
み、V字状に塑性変形されて「面取りCh」が形成され
るとともに、芯金7の楔状切刃7aと切断ツール9の楔
状切刃9aとが対向する方向に「亀裂Cr」が発生す
る。
【0026】引続き直進カム23,揺動カム24が回転
され、揺動カム24のみの作用で首振り台13が揺動中
心軸14を中心として時計方向に揺動し、切断ツール9
の楔状切刃9aが切断初期の位置9mから最終位置9d
に達し、図3(c),図4(c)に示す状態となる。こ
の状態で、コイルばねSはコイルCの切断部から引き裂
かれるように切り離され、切断部には図4(d)に示す
ように、芯金7の楔状切刃7aと切断ツール9の楔状切
刃9aとにより塑性変形されたそれぞれの「面取りC
h」と「亀裂Cr」が延長して分離した「破断面Bf」
とが形成される。従って切断部にはコイル内外周から突
出した「かえり」や「破断面Bf」に「尖り部」が形成
されることはない。
され、揺動カム24のみの作用で首振り台13が揺動中
心軸14を中心として時計方向に揺動し、切断ツール9
の楔状切刃9aが切断初期の位置9mから最終位置9d
に達し、図3(c),図4(c)に示す状態となる。こ
の状態で、コイルばねSはコイルCの切断部から引き裂
かれるように切り離され、切断部には図4(d)に示す
ように、芯金7の楔状切刃7aと切断ツール9の楔状切
刃9aとにより塑性変形されたそれぞれの「面取りC
h」と「亀裂Cr」が延長して分離した「破断面Bf」
とが形成される。従って切断部にはコイル内外周から突
出した「かえり」や「破断面Bf」に「尖り部」が形成
されることはない。
【0027】尚、上述のように楔状切刃9aの移動軌跡
をほぼ直角三角形状とした線材切断は、亀裂を生じさせ
るために「面取りCh」を比較的大きくした方がよく、
線径が大きくなるほど切断ツール9にかかる負荷が大き
くなるが、幸い線材Wの線径が大きいと破断面の「尖り
部」も電気機器などに組み付けられた場合に他の構成部
品に疵をつけたり、位置ずれなどの要因になることは少
ない。
をほぼ直角三角形状とした線材切断は、亀裂を生じさせ
るために「面取りCh」を比較的大きくした方がよく、
線径が大きくなるほど切断ツール9にかかる負荷が大き
くなるが、幸い線材Wの線径が大きいと破断面の「尖り
部」も電気機器などに組み付けられた場合に他の構成部
品に疵をつけたり、位置ずれなどの要因になることは少
ない。
【0028】従って線径が大きいコイルばねSには、上
端位置9uと切断初期の位置9mの間の直線と切断初期
の位置9mと最終位置9d間の疑似直線のなす角度θ
を、90°以上にすることで、「面取りCh」の深さを
比較的小さくすることができ、この場合は直進カム23
のカム形状を変えることのみで対応可能である。
端位置9uと切断初期の位置9mの間の直線と切断初期
の位置9mと最終位置9d間の疑似直線のなす角度θ
を、90°以上にすることで、「面取りCh」の深さを
比較的小さくすることができ、この場合は直進カム23
のカム形状を変えることのみで対応可能である。
【0029】また、直進カム23と揺動カム24のカム
形状を偏心カムに変えることで、切断ツール9に設けた
楔状切刃9aの軌跡を楕円に変えることも可能で、従来
の回転切断にも対応できる。また、揺動カム24を同心
円の単なる円板に変えることで直線切断にも対応でき、
この場合には円板の径を変えることにより、スライド1
2の移動方向を垂直にも斜めにも変えることが可能であ
る。
形状を偏心カムに変えることで、切断ツール9に設けた
楔状切刃9aの軌跡を楕円に変えることも可能で、従来
の回転切断にも対応できる。また、揺動カム24を同心
円の単なる円板に変えることで直線切断にも対応でき、
この場合には円板の径を変えることにより、スライド1
2の移動方向を垂直にも斜めにも変えることが可能であ
る。
【0030】また、揺動カム24又はアーム27を取り
除き、首振り台13を前板2にボルト締めすることによ
っても、直線切断が可能である。
除き、首振り台13を前板2にボルト締めすることによ
っても、直線切断が可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成さているので
次に記載する効果を奏する。芯金と対向して配設した切
断ツールを、直進用と揺動用の二枚のカムの作用により
切断ツールに形成された楔状切刃の軌跡を任意に設定で
きるようにしたので、切断面に「かえり」や「尖り部」
ができ易い線材に対して最も適した切刃の軌跡を選択す
ることが可能となり、常に奇麗な切断面が得られること
により不良率が低下し、品質が向上する。また、成形位
置のスペースを狭めることなく切刃の軌跡を自由に選択
することができるので、ばね成形機構の自由度が増し、
生産能率の向上につながる。
次に記載する効果を奏する。芯金と対向して配設した切
断ツールを、直進用と揺動用の二枚のカムの作用により
切断ツールに形成された楔状切刃の軌跡を任意に設定で
きるようにしたので、切断面に「かえり」や「尖り部」
ができ易い線材に対して最も適した切刃の軌跡を選択す
ることが可能となり、常に奇麗な切断面が得られること
により不良率が低下し、品質が向上する。また、成形位
置のスペースを狭めることなく切刃の軌跡を自由に選択
することができるので、ばね成形機構の自由度が増し、
生産能率の向上につながる。
【0032】また、二枚のカムを駆動するモータをコイ
ル成形機構と連動とし、成形ツールによって所望のコイ
ル巻き数のコイルばねに形成後、引き続いて自動的に芯
金と切断ツールとでコイルばねを線材から切り離すよう
にしたので、自動化が容易となって省力化及び能率的向
上が図れる。
ル成形機構と連動とし、成形ツールによって所望のコイ
ル巻き数のコイルばねに形成後、引き続いて自動的に芯
金と切断ツールとでコイルばねを線材から切り離すよう
にしたので、自動化が容易となって省力化及び能率的向
上が図れる。
【0033】また、二枚のカムをそれぞれ位相変更可能
に回転軸に取着できるようにしたので、切断ツールの切
刃の軌跡の初期設定における微調整が容易となり段取時
間が減少する。
に回転軸に取着できるようにしたので、切断ツールの切
刃の軌跡の初期設定における微調整が容易となり段取時
間が減少する。
【図1】本発明による実施例のスイングカット式線材切
断位置が組み付けられたコイリングマシン全体の構成図
である。
断位置が組み付けられたコイリングマシン全体の構成図
である。
【図2】本実施例のスイングカット式線材切断装置の構
成図で、線材切断前の状態を示し、(a)は正面図、
(b)は(a)のA−A矢視切断図である。
成図で、線材切断前の状態を示し、(a)は正面図、
(b)は(a)のA−A矢視切断図である。
【図3】本実施例のスイングカット式切断装置による作
用説明図で、(a)は切断前の状態、(b)は切断初期
の状態、(c)は切断後の状態を表す図である。
用説明図で、(a)は切断前の状態、(b)は切断初期
の状態、(c)は切断後の状態を表す図である。
【図4】本実施例の作用の線材切断部の拡大説明図で、
(a)は切断前の状態、(b)は切断初期の状態、
(c)は切断後の状態をそれぞれ表し、(d)は線材切
断局部の切断面の形状を表す図である。
(a)は切断前の状態、(b)は切断初期の状態、
(c)は切断後の状態をそれぞれ表し、(d)は線材切
断局部の切断面の形状を表す図である。
【図5】従来の技術の直線切断による作用の線材切断部
の拡大説明図で、(a)は線材切断後の芯金と切断ツー
ルの構成を示し、(b)は線材切断局部の切断初期の状
態を示し、(c)は線材切断局部の切断後の状態を示す
図である。
の拡大説明図で、(a)は線材切断後の芯金と切断ツー
ルの構成を示し、(b)は線材切断局部の切断初期の状
態を示し、(c)は線材切断局部の切断後の状態を示す
図である。
【図6】従来の技術の回転切断による作用の線材切断部
の拡大説明図で、(a)は切断前の状態を示し、(b)
は切断初期の状態を示し、(c)は切断後の状態を示
し、(d)は線材切断局部の切断面の形状を示す図であ
る。
の拡大説明図で、(a)は切断前の状態を示し、(b)
は切断初期の状態を示し、(c)は切断後の状態を示
し、(d)は線材切断局部の切断面の形状を示す図であ
る。
【図7】従来の技術のばね巻き機の線材切断装置の正面
図である。
図である。
7 芯金 7a,9a 楔状切刃 9 切断ツール 10 成形位置 11 線材切断装置 12 スライド 13 首振り台 14 揺動中心軸 15 第1カムフオロア 19,31 ばね 22 回転軸 23 直進カム 24 揺動カム 28 第2カムフオロア 33 モータ Bf 破断面 C コイル Ch 面取り Cr 亀裂 S コイルばね Sf 剪断面 W 線材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21F 11/00 B21F 3/04 B21F 35/00 B23D 17/02 B23D 23/00
Claims (2)
- 【請求項1】 コイリングマシンの成形ツールにより所
望の巻き数に成形されたコイルばねを芯金と切断ツール
とで切断して線材から切り離す線材切断装置において、
上端部に楔状切刃が形成され成形位置のコイルばね内に
突出するように前板に取着された芯金と、下端部に楔状
切刃が形成され前記芯金と協働で線材を切断する切断ツ
ールと、前記前板に該前板の表面と平行に揺動可能に支
持された首振り台と、前記首振り台より反芯金側に離れ
た位置の前板に貫通するように枢着される回転軸の先端
に着脱可能に取着された直進用と揺動用の2枚のカム
と、前記首振り台に前記芯金に向かって直線移動可能に
設けられ先端部に前記切断ツールが着脱可能に取着され
後端部に前記直進用カムに当接する第1カムフオロアが
枢支されるスライドと、前記首振り台に一端部が固着さ
れ他端部に前記揺動用カムと当接する第2カムフオロア
が枢着されるアームと、前記回転軸を駆動する手段と、
前記第1カムフオロアが前記直進用カムに当接するよう
に付勢する第1ばねと、前記第2カムフオロアが前記揺
動用カムに当接するように付勢する第2ばねとを備えて
なり、2枚のカムの形状により切断ツールの楔状切刃の
動作軌跡を任意に設定できることを特徴とするコイリン
グマシンのスイングカット式線材切断装置。 - 【請求項2】 直進用と揺動用の2枚のカムは回転軸に
それぞれ位相変更可能に取着されたものである請求項1
記載のコイリングマシンのスイングカット式線材切断装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270262A JP2978075B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | コイリングマシンのスイングカット式線材切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270262A JP2978075B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | コイリングマシンのスイングカット式線材切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08108238A JPH08108238A (ja) | 1996-04-30 |
JP2978075B2 true JP2978075B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=17483809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6270262A Expired - Fee Related JP2978075B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | コイリングマシンのスイングカット式線材切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2978075B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109794567A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-05-24 | 天长市龙亨电子有限公司 | 一种电动车控制器生产用电线加工截断设备 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1282392B1 (it) * | 1996-05-02 | 1998-03-20 | Omd Officina Maccanica Domaso | Dispositivo di taglio universale,particolarmente studiato per macchine avvolgitrici per la produzione di molle elicoidali |
US6000265A (en) * | 1997-06-10 | 1999-12-14 | Kabushiki Kaisha Itaya Seisaku Sho | Spring manufacturing apparatus |
JP3026793B2 (ja) * | 1998-08-21 | 2000-03-27 | 株式会社板屋製作所 | スプリング製造装置及びツール選択装置 |
JP2939472B1 (ja) * | 1998-08-21 | 1999-08-25 | 株式会社板屋製作所 | スプリング製造装置 |
DE10145707A1 (de) * | 2001-09-17 | 2003-04-03 | Hilti Ag | Vorrichtung zum Ablängen von Draht |
JP4685981B2 (ja) * | 2004-07-22 | 2011-05-18 | 新興機械工業株式会社 | ばね製造機の線材切断装置 |
CN102688959A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-09-26 | 曲海涛 | 简易钢筋调直切断机 |
CN103341573A (zh) * | 2013-07-05 | 2013-10-09 | 太仓苏晟电气技术科技有限公司 | 一种自动化型材切断装置 |
CN107626858A (zh) * | 2017-10-25 | 2018-01-26 | 郑州丽福爱生物技术有限公司 | 建筑施工用多功能钢筋切割装置 |
CN108421936A (zh) * | 2018-05-22 | 2018-08-21 | 厦门宏发工业机器人有限公司 | 一种丝材倒角成型机构 |
CN108480528A (zh) * | 2018-05-30 | 2018-09-04 | 福建省昌辉机电有限公司 | 一种发电机引出线冲剪断线装置 |
CN109676064B (zh) * | 2018-12-19 | 2020-05-29 | 黄海英 | 一种市政井盖浇筑用细钢筋截断机 |
CN109482787B (zh) * | 2018-12-28 | 2024-04-02 | 江苏信息职业技术学院 | 长线自动剪裁机 |
CN210702275U (zh) * | 2019-07-30 | 2020-06-09 | 惠州市欧迪美科技机械有限公司 | 一种平移刀具模组 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP6270262A patent/JP2978075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109794567A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-05-24 | 天长市龙亨电子有限公司 | 一种电动车控制器生产用电线加工截断设备 |
CN109794567B (zh) * | 2018-12-20 | 2020-04-17 | 天长市龙亨电子有限公司 | 一种电动车控制器生产用电线加工截断设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08108238A (ja) | 1996-04-30 |
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