JP3030600B2 - 片切りスリッタ− - Google Patents
片切りスリッタ−Info
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Description
するスリッタ−に関する。
狭幅にスリットし、そのスリット材から打抜き・成形加
工して所定の製品が製造される。
りされている。多条切りはスリット作業だけの生産性を
みれば高いが、例えばスリット以降の製品製造に至る成
形加工を直ちに行わなくてよい場合は、前記スリット材
に錆びが発生したり、浮遊物等が付着して汚れる等の問
題がある。
例えば必要なスリット材の1条だけをスリットしたい場
合がある。かかる際、従来のスリッタ−は丸刃を所定間
隔で設け、これでスリットするのである。該スリッタ−
では少なくとも一方の丸刃の外側はスクラップとなるか
ら材料歩留りが低下する。
公報のように、素材金属板の側端部(エッジ)を切り取
るトリマ−があり、これを用いて1条をスリットするこ
とが考えられるが、しかしトリマ−では幅広金属板から
側端部を切り捨てるような、切り捨て幅が残り本材より
極めて狭い場合は当該幅の変動はそれ程ないが、所望板
幅の加工素材にするスリット材を切り出す場合には、斜
行や蛇行等を生じ板幅が変動し、所定板幅に精度高くス
リットできない問題を生じる。
せずに一方側のみ切り、即ち、片切りにより1条のスリ
ットが板幅精度よくできるスリッタ−を得ることを目的
とする。
リッタ−材の通板ラインを挟んで一方に一対の丸刃を備
えた切断装置を設け、他方に被スリッタ−材と接する回
転支承ロ−ルを設けた片切りスリッタ−にある。また、
前記回転支承ロ−ルを丸刃の軸間と同じくして設けると
ころにある。また前記回転支承ロ−ルをラバ−ロ−ルで
構成するところにある。さらに前記切断装置と回転支承
ロ−ルの入側に、サイドガイドを設け且つ、該サイドガ
イドの一方または両方に通板ライン内側に進退させる付
勢具を設けるところにある。
を設けた切断装置を配設し、他方側に被スリット材と当
接し回転支承するロ−ルを設けているので、一方側のみ
スリットとしても被スリット材は通板ラインを斜行ある
いは蛇行することなく、丸刃の面に平行に走行し所定幅
に精度よくスリットされる。また、前記回転支承ロ−ル
を丸刃の軸間と同じくして設けると被スリット材の板厚
偏差や通板速度の急変等があっても、その影響を受けず
所定幅にスリットできる。また回転支承ロ−ルをラバ−
ロ−ルで構成すると、被スリット材に対する接触馴染み
性が高まり、当該被スリット材の表面性状変化、板厚偏
差あるいは通板速度が急変しても影響を受けず所定幅に
スリットできる。
と回転支承ロ−ルの入側に、通板ライン側に進退させる
付勢具と接続したサイドガイドを設けると、被スリット
材の通板が一層安定し所定板幅にスリットできる。
を参照して詳細に説明する。図面において、1は通板ラ
インで、図1では紙面の表面から裏面側に被スリット材
が通板する。2は切断装置で、前記通板ライン1を挟ん
で一方側に配設されている。該切断装置2には一対の丸
刃3a,3bが設けられ、被スリット材の片側をスリッ
トするものである。4a,4bはア−バ−軸で前記丸刃
3a,3bを回転させるものである。5a,5bはフラ
ンジで、必要に応じてクリアランススペ−サ−(図示し
ない)を介在させて丸刃3a,3bが取り付けられる。
スペ−サ−で前記ア−バ−軸4a,4bのハウジング7
a,7bの間に設けられ、丸刃3a,3bのオ−バ−ラ
ップを所定値に調整・維持する。
前記ア−バ−軸4a,4bを互い逆向きに回転させ、丸
刃3a,3bに切断作用を与えるものである。
バ−ラップ調整装置6の調整・取り替えや、前記ア−バ
−軸4a,4bの交換あるいは保守点検時等に使用され
る。
記丸刃3a,3bに対向して設けた回転支承ロ−ルで、
図2に拡大して示すように被スリット材12の一側端部
板面に当接し回転しながら支承し、前記丸刃3a,3b
で被スリット材12の片側をスリットする際に斜行や蛇
行等を防いで真っ直ぐ、即ち丸刃3a,3bの面に平行
に走行させるものである。
3a,3bの軸間と同じ軸間隔にて設けると、被スリッ
ト材12をスリット時の通板がより安定して板厚偏差や
通板速度が何らかの理由で変わっても真っ直ぐ走行させ
ることができる。
−ロ−ルで構成すると、被スリット材12との接触馴染
み性がよく、例えば被スリット材12の表面性状や通板
速度等が何らかの理由で変化しても、被スリット材12
は蛇行や斜行することなく真っ直ぐ通板され、所定値の
板幅にスリットされる。
a,11bのア−バ−軸で、その先端部のフランジ14
a,14bに回転支承ロ−ル11a,11bが取り付け
られる。該ア−バ−軸13a,13bは図示しない回転
駆動装置より回転され、回転支承ロ−ル11a,11b
が被スリット材12に当接し回転する。なお、前記回転
駆動装置(図示しない)に替えて前記丸刃3a,3bの
ア−バ−軸4a,4bとスプラインで連結し回転支承ロ
−ル11a,11bを回転させるようにしてもよい。
側のア−バ−軸上下動装置で、被スリット材12に対す
る回転支承ロ−ル11a,11bの接触力調整、取り替
え、あるいは点検保守等に使用される。
1a,11bを前記切断装置2に対して所望のスリット
幅に進退させるものでミクロンオ−ダで移動できるもの
である。17はその移動駆動装置である。
断装置2と回転支承ロ−ル11a,11bの前方に設け
られ、当該サイドガイド18a,18bの一方あるいは
両方に通板ライン1内側への付勢具19例えばバネ、流
体圧シリンダ−等が接続され、被スリット材12を丸刃
3a,3bの面と平行に走行させ、片切りスリットにお
いて板幅の変動を防止するものである。なお、20はサ
イドガイド18a,18b内に設けたロ−ラである。
いて述べる。被スリット材12から所定板幅で1条スリ
ットする必要が生じた場合、回転支承ロ−ル11a,1
1bを移動装置16により移動させ、切断装置2の丸刃
3a,3bとの間隔を所定板幅に合わせる。この際、被
スリット材12のスリットされない側端面12eが前記
回転支承ロ−ル11a,11bの設置位置を通板するよ
うに通板ライン1を調整しておく。
記丸刃3a,3bで当該スリット材12の片側だけをス
リットする。該スリットでは被スリット材12は、片切
りされるから斜行あるいは蛇行する力を受けるが、スリ
ットされぬ側端面12eは回転支承ロ−ル11a,11
bで通板方向以外の向きの力が拘束され、真っ直ぐ走行
し所定の板幅にスリットされる。
m、板幅200mmの金属薄板コイルから、板幅40m
mで1条スリットしたところ、得られたスリット材の板
幅偏差は±20μm未満で、スリットの板幅精度が優れ
ることが実証された。
装置2と回転支承ロ−ル11a,11bの前方に設け
て、被スリット材12をガイドして通板させ、丸刃3
a,3bで片切りするとスリットの板幅精度がさらに向
上する。
ット材から片切りにて板幅の精度よくスリットできる。
片切りで所定のスリットができることは、生じるスクラ
ップを概算で言えば半減でき、歩留の向上が図れる等の
効果がある。
示す図。
ル部を拡大して示す図。
Claims (4)
- 【請求項1】 被スリッタ−材の通板ラインを挟んで一
方に一対の丸刃を備えた切断装置を設け、他方に被スリ
ッタ−材と接する回転支承ロ−ルを設けたことを特徴と
する片切りスリッタ−。 - 【請求項2】 被スリッタ−材の通板ラインを挟んで一
方に一対の丸刃を備えた切断装置を設け、他方に前記丸
刃の軸間と同じくして被スリッタ−材と接する回転支承
ロ−ルを設けたことを特徴とする片切りスリッタ−。 - 【請求項3】 前記回転支承ロ−ルがラバ−ロ−ルであ
ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の片切り
スリッタ−。 - 【請求項4】 被スリッタ−材の通板ラインを挟んで一
方に一対の丸刃を備えた切断装置と、他方に被スリッタ
−材と接する回転支承ロ−ルを設け、前記切断装置と回
転支承ロ−ルの入側にサイドガイドを設け且つ、該サイ
ドガイドの一方または両方に通板ライン内側に進退させ
る付勢具を設けたことを特徴とする片切りスリッタ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6197948A JP3030600B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 片切りスリッタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6197948A JP3030600B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 片切りスリッタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0839334A JPH0839334A (ja) | 1996-02-13 |
JP3030600B2 true JP3030600B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=16382974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6197948A Expired - Fee Related JP3030600B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 片切りスリッタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030600B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102699410A (zh) * | 2012-06-09 | 2012-10-03 | 中色科技股份有限公司 | 碎边机啮合式刀盘侧隙的轴向微量调整方法 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6197948A patent/JP3030600B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102699410A (zh) * | 2012-06-09 | 2012-10-03 | 中色科技股份有限公司 | 碎边机啮合式刀盘侧隙的轴向微量调整方法 |
CN102699410B (zh) * | 2012-06-09 | 2013-12-11 | 中色科技股份有限公司 | 碎边机啮合式刀盘侧隙的轴向微量调整方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0839334A (ja) | 1996-02-13 |
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