JP3265716B2 - ファクシミリ装置およびファクシミリシステム - Google Patents

ファクシミリ装置およびファクシミリシステム

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JP3265716B2 JP14255693A JP14255693A JP3265716B2 JP 3265716 B2 JP3265716 B2 JP 3265716B2 JP 14255693 A JP14255693 A JP 14255693A JP 14255693 A JP14255693 A JP 14255693A JP 3265716 B2 JP3265716 B2 JP 3265716B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置および
ファクシミリシステムに関するものであり、特に、ホス
トコンピュータと接続され、このホストコンピュータで
制御されるファクシミリ装置およびファクシミリシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ローカルエリアネットワーク(L
AN)など独自のネットワークを構築し、企業内や大学
内などの比較的限定された地域内で情報を伝送する例が
多く見られるようになっている。このネットワーク内に
はファクシミリ装置が設置されることがあり、前記ファ
クシミリ装置はネットワーク端末もしくはホストコンピ
ュータと接続され、このホストコンピュータ(以下、ホ
ストという)からの指示に従って制御されている。ホス
トから供給された原稿を前記ファクシミリ装置から送信
したり、該ファクシミリ装置で受信した原稿をホストに
転送するように構成されたシステムとして、特開昭60
−62268号公報、特開昭63−68275公報に記
載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムにおい
て、コネクタの接続不良やホストのリセット動作による
インタフェースの中断があった場合など(以下、インタ
フェースの異常という)には、ホストからの指示に従っ
て実行されていた通信ジョブが中断されていた。このよ
うに従来のシステムでは、ファクシミリ装置はホスト側
にトラブルが発生した場合に、そのトラブルがファクシ
ミリ装置に影響を与える干渉構造になっていた。したが
って、インタフェース異常が解消したときには、中断さ
れたジョブに関する指示やデータをホスト側から改めて
ファクシミリ装置に送信しなければならなかった。
【0004】さらに、インタフェース異常になった場
合、登録されたと思っていたジョブが実際には登録され
ず、したがって実行もされないことになるが、そのこと
をオペレータに通知する手段もなかったため、発生した
トラブルに素早く対処できないという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
ホストとのインタフェース異常が発生した場合にも、動
作を中断しないようにできるファクシミリ装置およびフ
ァクシミリシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、ホストのインタフェー
ス異常時には異常検出信号を出力し、該異常が解除した
場合には解除信号を出力するインタフェース監視手段
と、前記異常検出信号が検出された場合に当該ホストか
らの指示によるジョブの処理を中断するか否か、および
異常発生通知を予定の通知先に出力するか否かをあらか
じめ設定する異常時指示設定手段と、前記異常時指示
定手段に設定された指示に従って、あらかじめ定められ
た異常時処理を行う異常時処理手段とを具備した点に第
1の特徴がある。
【0007】また、本発明は、前記解除信号が検出され
た場合に、前記異常時指示設定手段の設定に従って前記
インタフェース異常中に実行された処理結果を、少なく
ともインタフェース異常が発生した当該ホストに対して
通知するか否かを設定する正常復帰時指示設定手段と、
前記正常復帰時指示設定手段に設定された指示に従って
前記処理結果を前記通知先へ出力する正常復帰時処理手
段とを具備した点に第2の特徴がある。
【0008】さらに、本発明は、正常に終了しなかった
ジョブを登録するための保留ジョブ登録手段と、正常復
帰時にホストからの指示に従って前記保留ジョブを再起
動する正常復帰時処理手段とを具備した点に第3の特徴
がある。
【0009】
【作用】上記の特徴を有する本発明によれば、ホストと
のインタフェース異常が発生したときに、前記ホストか
らの指示によるジョブを中断または継続するかをあらか
じめ設定できると共に、異常発生を通知できる。
【0010】また、第2の特徴を有する本発明によれ
ば、インタフェース異常が解除されたときに、異常中の
処理結果をホストへ通知できるので、ホスト側では正常
復帰時にとるべき処置を迅速に実行できる。
【0011】さらに、第3の特徴を有する本発明によれ
ば、正常復帰時に保留ジョブを再起動できるので、ホス
ト側からは、送信に必要な通信制御情報や送信文書の画
情報を改めて入力することなく、再起動指示をするだけ
でよい。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2のブロック図にはホストとファクシミリ装置
とを組合わせたファクシミリシステムの構成を示す。同
図において、ファクシミリ装置1およびホスト2は、例
えばLANなどのネットワークに接続されているもので
あり、さらに該ファクシミリ装置1は電話回線を介して
ファクシミリ装置(以下、リモートという)3と接続さ
れている。そして、このようなシステムにおいて、ファ
クシミリ装置1はホスト2の指示に従って画情報をリモ
ートに送信したり、リモートから受信した情報をホスト
2に転送したりする。
【0013】前記ファクシミリ装置1のハード構成を図
3に示す。図3において、スキャナ11は、送信のため
の原稿や複写原稿を読取り、これを電気信号すなわち画
情報に変換する。該スキャナ11で読取られた画情報
や、通信制御部12を介してリモート3から受信した画
情報、ならびにホストインタフェース13を介してホス
ト2から供給されたデータは蓄積部14に蓄積される。
前記スキャナ11で読取られて蓄積された画情報やホス
ト2から供給されて蓄積されたデータは前記通信制御部
12から電話回線を介してリモート3に送出される。一
方、該リモート3から受信して蓄積された画情報はホス
トインタフェース13を介してホスト2に転送される。
【0014】さらに、蓄積部14に蓄積された画情報ま
たはデータは、必要に応じてプリンタ15で印字され
る。符号化部16および復号化部17は、それぞれ画情
報の符号化および復号化を行う。入力部18は例えばキ
ーボードからなり、オペレータによる指示は、この入力
部18から入力される。表示部19は液晶画面(LC
D)からなり、制御結果や状態を表示する。システム制
御部20は、マイクロコンピュータ(CPU)からな
り、ROMおよびRAMなどから構成される情報記憶部
21に記憶された各種制御データ、制御プログラム、な
らびに前記入力部18で受け付けられた指示に従ってフ
ァクシミリ装置1全体の処理を実行する。
【0015】図4には、前記情報記憶部21に設定され
る各種記憶領域を示す。同図において、ジョブ登録部1
01には、ホスト2からの指示に基づく送信文書に関す
る文書番号、宛先、通信モード、解像度などの制御情報
が記憶される。保留ジョブ登録部102は、前記ジョブ
登録部101に登録されたジョブのうち、相手機が話中
であったり回線が異常であったりして正常に終了できな
かった場合に、このジョブを再起動するための登録をす
る記憶領域である。異常時指示設定部103にはインタ
フェース異常時に実行すべき処理に関する指示が設定さ
れ、正常復帰時指示設定部(以下、正常時指示設定部と
いう)104には、前記インタフェース異常が解除され
て正常に復帰したときに実行すべき処理に関する指示が
設定される。さらに、結果記憶部105には、通信結果
や、異常時に実行された処理結果等が記憶される。
【0016】上記構成によるファクシミリ装置1におい
て、ホスト2とのインタフェース異常が発生したときの
処理の例を、図5のフローチャートを参照して説明す
る。同図では、ホスト2のインタフェース異常が検出
された後の処理を示す。なおインタフェース異常はホス
トインタフェース13の状態によって検出される。すな
わち、所定の通信手順において無応答の状態が発生した
り、予定しない信号の応答があったり接続信号の異常が
あったりすることにより検出できる。この異常検出は、
複数のホスト2の個々について識別できる。
【0017】同図において、ステップS1では、異常が
発生したホストからの指示による送信ジョブを実行中か
否かが判断され、送信ジョブの実行中であれば、ステッ
プS2で実行中のジョブを中断するか否かが判断され
る。前記異常時指示設定部103の設定に基づいてジョ
ブを中断すると判断されたならば、ステップS3に進ん
で前記送信ジョブを中断するとともに、中断したことを
示す結果情報を前記情報記憶部21に設けられる結果記
憶部105に記憶する。
【0018】ステップS4では、結果情報をジョブ毎に
印字するか否かを前記異常時指示設定部103の設定に
基づいて判断し、この判断が肯定ならばステップS5に
進み、前記結果情報をプリンタ15で印字させる指令を
出力する。なお、印字とは別に、もしくは印字と共に、
表示部19に前記通信結果情報を表示させるようにして
もよい。ジョブ毎に印字を行わない場合は、ステップS
5をスキップしてステップS20(図7)に移行する。
【0019】一方、実行中のジョブを中断する設定にな
っていない場合は、ステップS2からステップS6に進
み、その時点でジョブ登録部101に登録されているジ
ョブを継続して処理する。登録されているジョブの処理
が終了したならばステップS7に進み、継続されたジョ
ブの結果情報を前記結果記憶部105に記憶する。この
時、該ジョブの結果情報が、インタフェース異常時に処
理されたジョブに関するものであることの情報も付加す
るようにする。
【0020】ステップS8では、送信ジョブの相手機に
インタフェース異常を通知するか否かを、前記異常時指
示設定部103にあらかじめ設定してある指示によって
判断する。この判断が肯定の場合は、ステップS9に進
んで相手機に異常を通知するための手順を実行する。
【0021】ステップS1において、異常が発生したホ
ストからの指示によるジョブを実行中でないと判断され
た場合は、ステップS10(図6)に進み、該ホストか
らの指示によるジョブが登録されているか否かを、情報
記憶部21に設けられる前記ジョブ登録部101もしく
は保留ジョブ登録部102を検索することによって判断
する。いずれかの登録部にジョブが登録されていれば、
ステップS11に進み、登録されているジョブを中断す
るか否かを異常時指示設定部103の設定に基づいて判
断する。中断する場合は、ステップS12に進んでジョ
ブを中断し、ジョブが中断されたことをそのジョブの制
御情報つまり文書番号、宛先等と共に前記結果記憶部部
105に記憶する。記憶をした後はステップS4(図
5)に戻る。
【0022】登録されているジョブを中断しない場合
は、ステップS13に進み、前記ホストからの指示によ
るジョブが保留ジョブ登録部102にジョブが登録され
ているものか否かの判断がなされる。すなわち登録され
ているジョブが、1度実行されて正常に終了しなかった
ため再起動待ちになっているジョブか否かを判断する。
この保留ジョブは、ホストとのインタフェースが正常に
とれるようになるまで、もしくは強制的に削除されるま
でそのまま保留する。したがって、前記ステップS13
の判断が肯定の場合は、ステップS20(図7)に進
む。一方、前記登録されているジョブが保留ジョブでな
い場合はステップS14に進み、該ジョブを実行する。
【0023】ステップS15では、前記ジョブが正常に
終了したか否かが判断される。正常に終了した場合は、
ステップS16に進んで結果情報を結果記憶部105に
記憶する。結果情報を記憶した後はステップS4(図
5)に戻る。ステップS15の判断が否定の場合は、ス
テップS17に進み、このジョブを削除するか否かを異
常時指示設定部103の設定に基づいて判断する。この
判断が肯定の場合はステップS18に進んで、該ジョブ
がエラーで終了したことを結果記憶部105に記憶し、
ジョブを削除する。また、該ジョブを削除しない場合
は、ステップS19に進んで該ジョブを保留ジョブとし
て前記保留ジョブ登録部102に登録するとともに、保
留したことを結果記憶部105に記憶する。なお、ステ
ップS17の判断に先立って、ジョブの再起動が何回目
になるかを判断して、その回数が基準回数よりも多い場
合にのみ、このステップS17の判断を行うことにして
もよい。
【0024】ステップS20(図7)では、ホストイン
タフェース部13の状態に基づき、インタフェース異常
が解除されたか否かが判断される。解除されていないと
判断された場合はステップS28に進み、異常時指示設
定部103の設定に基づいて表示部19にて異常を通知
するか否かを判断する。異常を通知する場合は、ステッ
プS29に進み、表示部19にインタフェース異常を示
す予定のメッセージを表示させる。この表示に代えて、
あるいはこの表示とともにプリンタ15でホストの異常
を通知するようにしてもよい。
【0025】ステップS30では、異常が発生していな
い他のホストへ異常を通知するか否かを、異常時指示設
定部103の設定に基づいて判断する。異常を通知する
場合は、ステップS31に進み、他のホストと所定の通
信手順を実行した後、インタフェース異常を示す予定の
メッセージを送出する。なお、ここでは、異常が発生し
たことに加えて異常中の処理結果も通知することもでき
る。
【0026】ホストのインタフェース異常が解除され
ると、ステップS20の判断は肯定となり、ステップS
21に進む。ステップS21では、結果記憶部105に
結果情報があるか否かが判断される。結果情報がある場
合は、ステップS22で、正常時指示設定部104の設
定に基づき、異常が解除されたホストへ前記結果情報を
転送するか否かが判断される。ホストへ結果情報を転送
する場合は、ステップS23に進み、ホストと通信を開
始し、結果情報を転送する。ここでは、保留ジョブの結
果情報も転送する。ステップS24では、ホストから保
留ジョブの実行指示があったか否かを判断する。実行指
示があればステップS25に進み、保留ジョブを起動す
る。
【0027】ステップS26では、結果情報をプリント
するか否かを正常時指示設定部104の設定に基づいて
判断し、この判断が肯定の場合はステップS27に進
み、ステップS16で記憶された結果情報をプリンタ1
5ですべて印字させるための指令を出力する。
【0028】なお、異常を示すメッセージを他のホスト
へ出力した場合、すなわちステップS31の処理を行っ
た場合には、異常解除時に、異常解除になったホストへ
その旨を通知するようにしてもよい。そうすることによ
って、異常解除になったホストでは、該ホストの代わり
にメッセージを受信した前記他のホストから情報を受け
とることができる。
【0029】次に、図1のブロック図を参照して本実施
例のファクシミリ装置の要部機能を説明する。同図にお
いて、図3および図4と同符号は同一または同等部分を
示す。インタフェース監視部22は、ホストインタフェ
ース13の状態を監視していて、ホストのインタフェ
ース異常を検出すると異常検出信号aを異常時処理部2
3へ出力する。また、前記インタフェース異常が解除さ
れて正常に復帰すると異常解除信号bを正常復帰処理部
25へ出力する。
【0030】異常時指示設定部103には、インタフェ
ース異常時に行うべき処理の指示として、前記ジョブ登
録部101に登録されているジョブの中断指示もしくは
継続指示、ならびにインタフェース異常発生を通知する
ための通知指示が設定されている。通知指示の種類とし
ては、ファクシミリ装置のプリンタ15もしくは表示部
19で異常を通知をするための指示と、インタフェース
異常を、このホストの代わりに複数のホストのうちの1
つに対して通知するための指示とがある。
【0031】異常時処理部23は、前記異常検出信号a
を供給されると、前記異常時指示設定部103に設定さ
れている指示に従って異常時処理を行う。すなわち、ジ
ョブを中断する場合には、中断指示信号を通信制御部1
2に出力する。また、ジョブを中断したことを示す情報
およびジョブを継続した場合の結果を示す情報は結果記
憶部105に記憶される。また、プリンタ15もしくは
表示部19または双方に、インタフェース異常が発生し
たことによるジョブ中断を通知するための予定のメッセ
ージが出力される。
【0032】ジョブ登録部101にはホスト2から指示
されたジョブが登録されており、保留ジョブ登録部10
2には、前記ジョブ登録部101のジョブのうち通信を
正常に終了できなかったジョブが再起動のために登録さ
れる。ジョブ管理部24は、前記ジョブ登録部101お
よび保留ジョブ登録部102の管理を行う。異常時処理
部23は、ジョブを中断しない場合にはジョブ登録部1
01に登録されているジョブを実行し、これが正常に終
了しない場合は、このジョブを保留ジョブ登録部102
に移動する。
【0033】なお、ジョブ管理部24では、ホストから
供給された送信文書を、一定のデータ単位、ページ単
位、文書単位、ジョブ単位で管理する機能を有し、イン
タフェース異常発生時に、その時点までに処理されたジ
ョブの内容をこれら各単位毎に把握できる。
【0034】正常時指示設定部104には、正常復帰時
に実行すべき指示として異常時処理結果の通知指示が設
定される。通信結果情報等、異常時に行われた処理の結
果が結果記憶部105に記憶されるので、この記憶され
ている結果情報を正常復帰時にホストへ通知するための
指示が設定される。なお、この正常時指示設定部104
には、前記結果記憶部105に格納されている情報をプ
リンタ15もしくは表示部19または双方に出力するた
めの指示を含めてもよい。この通知指示が設定されてい
ると、正常復帰時処理部25は、前記異常解除信号bに
応答して結果記憶部105から結果情報を読出し、これ
をホストインタフェース13を介してホストへ送出す
る。また、設定されている指示によっては結果情報がプ
リンタ15もしくは表示部19または双方に出力され
る。
【0035】なお、インタフェース異常発生および異常
発生中の処理結果、すなわち図5のステップS3もしく
はS7で記憶された結果情報をこのホスト以外の他のホ
ストに通知した場合は、正常復帰時に、正常に復帰した
該ホストへ、前記他のホストへ通知した旨を通知するこ
との指示を設定しておく。
【0036】さらに、正常復帰時処理部25は、前記結
果情報を受信したホストのオペレータから保留ジョブの
実行が指示されると、ジョブ管理部24および通信制御
部12に指示信号を出力し、蓄積部(図示せず)に格納
されている保留ジョブに関する送信文書を前記保留ジョ
ブ登録部102に登録されている宛先に送信する。
【0037】なお、異常時に結果記憶部105の記憶情
報を他の正常なホストに通知してあるので、このこと
を、正常復帰時に当該異常が発生していたホストに通知
するようにしてもよい。
【0038】以上のように、本実施例では、ホスト
インタフェース異常があった場合に、ファクシミリ装置
は、このホストの異常に影響されず、あらかじめ設定さ
れた異常時処理および正常復帰時処理を実行できる。こ
のようにホストとのインタフェース異常が発生してもこ
れに影響されず、この異常が発生したホストからファク
シミリ装置を切り離して動作させられる。したがって、
他のホストからの指示を処理することもできるし、他の
ホストに対する受信動作を行うこともできる。
【0039】このように、該ホストおよびファクシミリ
装置を含むファクシミリシステムを、インタフェース
常によってファクシミリ装置が影響を受けない非干渉構
造にすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ホストのインタフェース異常が発生した場
合に、あらかじめ設定された異常時処理および正常復帰
時処理が実行される。したがって、すでに登録された送
信指示を実行することもできるし、前記送信動作を中断
した場合にはその旨を記憶しておけるので、正常復帰後
は、その続きから動作を開始できる。その結果、ホスト
からの指示に従って登録された情報が無駄にならず、再
度登録する手間が省ける。また、異常検出結果を、表示
したり印字したりして通知できるので異常時に素早く対
処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るファクシミリ装置の要部機能を
示すブロック図である。
【図2】 ファクシミリシステムの構成を示すブロック
図である。
【図3】 ファクシミリ装置のハード構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 情報記憶部の記憶内容を示す図である。
【図5】 ホスト異常処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】 ホスト異常処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】 ホスト異常処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置、 2…ホスト、 3…リモー
ト、 12…通信制御部、13…ホストインタフェー
ス、 22…インタフェース監視部、 23…異常時処
理部、 24…ジョブ管理部、 25…正常復帰時処理
部、 101…ジョブ登録部、 102…保留ジョブ登
録部、 103…異常時指示設定部、 104…正常時
指示設定部、 105…結果記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−281661(JP,A) 特開 平2−98270(JP,A) 特開 平5−91130(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00,1/32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インタフェースを介してホストコンピュ
    ータと接続されているファクシミリ装置において、 ホストのインタフェース異常時には異常検出信号を出
    力し、該異常が解除した場合には解除信号を出力するイ
    ンタフェース監視手段と、 前記異常検出信号が検出された場合に当該ホストコンピ
    ュータからの指示によるジョブの処理を中断するか否か
    の指示、および異常発生通知を予定の通知先に出力する
    指示をあらかじめ設定する異常時指示設定手段と、 前記異常時指示設定手段に設定された指示に従って、あ
    らかじめ定められた異常時処理を行う異常時処理手段と
    を具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記異常発生通知には、異常発生中の、
    該ファクシミリ装置での処理結果の通知が含まれている
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記予定の通知先として、印字手段およ
    び表示手段のうち少なくとも一方を具備したことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 複数のホストコンピュータと接続されて
    いて、前記予定の通知先が、インタフェース異常が発生
    したホストコンピュータ以外の他のホストコンピュータ
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載のファク
    シミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記解除信号が検出された場合に、前記
    異常発生通知が他のホストコンピュータに通知されたこ
    とを、正常に復帰した前記ホストコンピュータに通知す
    る指示を設定する正常時復帰指示設定手段を具備したこ
    とを特徴とする請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記通知先が、ホストインタフェース異
    常発生時に通信中の相手機であることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記解除信号が検出された場合に、前記
    異常時指示設定手段の設定に従って前記インタフェース
    異常中に実行された処理結果を、少なくともインタフェ
    ース異常が発生した当該ホストコンピュータを含む予定
    の通知先に出力する指示を設定する正常復帰時指示設定
    手段と、 前記正常復帰時指示設定手段に設定された指示に従って
    前記処理結果を前記通知先へ出力する正常復帰時処理手
    段とを具備したことを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 正常に終了しなかったジョブを登録する
    ための保留ジョブ登録手段と、 正常復帰時にホストコンピュータからの指示に従って前
    記保留ジョブを再起動する正常復帰時処理手段とを具備
    したことを特徴とする請求項7に記載のファクシミリ装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかに記載されたフ
    ァクシミリ装置と、該ファクシミリ装置に接続されたホ
    ストコンピュータとからなることを特徴とするファクシ
    ミリシステム。
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