JP3264180B2 - 課金方式 - Google Patents

課金方式

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JP3264180B2 JP20287096A JP20287096A JP3264180B2 JP 3264180 B2 JP3264180 B2 JP 3264180B2 JP 20287096 A JP20287096 A JP 20287096A JP 20287096 A JP20287096 A JP 20287096A JP 3264180 B2 JP3264180 B2 JP 3264180B2
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    • H04M7/12Arrangements for interconnection between switching centres for working between exchanges having different types of switching equipment, e.g. power-driven and step by step or decimal and non-decimal

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網に収容され
る一般家庭や通信端末、及び公衆電話機の通信料金の課
金方式に関し、特に、コマーシャル情報(商業宣伝用の
広告情報)を一般家庭の通信端末や公衆電話機に送信す
ることにより、通信料金を割引、又は無料とする課金方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話による通信料金は、発信者に
課金されるのが一般的であるが、特定の相手と通信した
場合には、着信者側に課金する方式もある。
【0003】また、ケーブルテレビ(CATV)のよう
に、映像分配センターから端末へ映像を分配する通信ネ
ットワークにおいて、1回の通信全体を予告映像(コマ
ーシャル映像)の部分と正規映像の部分に区分けして、
予告映像部分の通信料金は映像分配センターに課金し、
正規映像部分の通信料金は端末に課金するような、分割
課金方式もある。
【0004】また、インターネット事業者が販売する特
定ソフトウェアを利用者が購入してパーソナルコンピュ
ータに組み込み、パーソナルコンピュータにインストー
ルされた特定ソフトウェアを用いてインターネットにア
クセスした時に、パーソナルコンピュータのディスプレ
イ装置の画面の一部に、コマーシャル情報を表示するこ
とにより、利用者はインターネットアクセスポイントま
での通信料金を支払うだけで、インターネットアクセス
料金は無料とする方式もある。
【0005】しかし、テレビ電話のようなマルチメディ
ア通信の発展に伴って、さらに、安い通信料金を望む消
費者の要望と、事業者からはコマーシャル情報を通信網
へより効果的に流したいとの要望とが高まっている。
【0006】この要求に応える従来技術として、例えば
特開平3−283965号公報(発明の名称:「公衆電
話機」)が提案されている。同公報に記載される方式に
ついて説明する。
【0007】この従来技術においては、図29に示すよ
うに特定プリペイドカードを読むためのカードリーダユ
ニット52と、発呼者にコマーシャル信号を送出するた
めのCM送出部3と、を内蔵してなる特殊な公衆電話機
51を設けている。
【0008】そして、公衆電話機51のオフフックを検
出したら、CPU56の制御により、通話回路54を経
由してCM送出部53から送受話器へ一定時間コマーシ
ャル信号を送出している。そして、信号送出後にダイヤ
ルを受け付けて、局線回路55から公衆網へ発信して通
話を可能とし、その通話料金を無料または割引きして特
定プリペイドカードから通話料金を収納するようにして
いる。
【0009】この通話料金の判定手段としては、市内通
話と市外通話を区別した上で、「無料」、「有料」、
「一定時間だけ無料」、「ダイヤル番号から課金周期と
通話料金を定めて有料」の4種類を設けている。
【0010】さらに、センター装置57から公衆網を介
して公衆電話機51に着信させ、CM内容の切替要求信
号を送受信することにより、別のCM内容(CM送出部
3には複数のコマーシャルが入っている)に切り替える
ようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平3−283965号公報に記載の方式は、以下に述
べる数々の問題点を有している。
【0012】第1の問題点として、まず、特殊な公衆電
話機を設置することが必要とされ、広い地域に住む不特
定多数の人が日常的に利用可能とするためには、膨大な
設備投資を必要とする、ということである。
【0013】第2の問題点として、特定プリペイドカー
ドを所持した人でなければ利用できない、ということで
あり、これを硬貨や紙幣またはクレジットカードで利用
可能に改良したとしても、やはり、これを持った人でな
ければ利用できない。従って、何も持たない人が利用で
きない。また、プリペイドカードは偽造されやすいの
で、その対策費用もかなり必要となる。
【0014】第3の問題点として、この公衆電話機を使
うと、必ずCMを聞く必要があるので、割引されなくて
もよいから、広告情報を聞かずに早く通話をしたい場合
には不便且つ不都合である、ということである。そし
て、この問題を簡単に解決するには、特殊公衆電話機と
普通の公衆電話機とを2台併設する必要がある。
【0015】さらに、第4の問題点として、センター装
置から公衆電話機に着信させて、CM内容の切替要求信
号を送受信することにより、別の広告情報内容(CM送
出部には複数のコマーシャルが入っている)に切り替え
るようにしているので、CMが切り替わるまでに時間が
かかる、ということである。これは、同じ人が同じ公衆
電話機から続けて、または1日に何回も電話をかける場
合に、同じ内容のCMを何度も聞かされることになり、
CM効率が低くなってしまう。
【0016】この問題点をある程度解決するためには、
センター装置から切替要求信号を送出する周期を短くす
ればよいが、公衆網を提供する事業者とセンター装置/
特殊公衆電話機を運用するサービス事業者が異なる場合
は、サービス事業者が切替要求信号を送出するために負
担する通信料金が膨大になってしまう。
【0017】第5の問題点として、公衆電話機に内蔵し
てあるCMの内容を入れ換えるために膨大な保守費用が
必要になってしまうことである。上記特開平3−283
965号公報には、CMの内容を入れ換える方法につい
ては何等記載されてないが、一般的に考えれば、CM内
容が記憶してある記憶媒体を適当(例えば1ヶ月か半年
ごと)な周期で、保守をする作業者が入れ換え作業を行
うことになるが、サービス地域が狭い場合はよいとして
も、サービス地域を広げようとすれば膨大な数の公衆電
話機についての入れ換え作業が発生することになり、そ
の保守費用も膨大なものになってしまう。
【0018】この問題点を解決するために、センター装
置から公衆電話機を呼び出して、遠隔制御にてCM内容
が記憶してある記憶媒体を書き換える方法も考えられ
る。しかし、この方法を以てしても、公衆電話機の数が
膨大であれば、かなりの通信料金(遠隔制御の通信料
金)を負担する覚悟が必要である。
【0019】第6の問題点として、公衆電話機を利用す
る人が、CM内容を選択できない、ということである。
これは、年齢10才の利用者に結婚式場のCMを提供し
たり、極端な場合年齢が90ないし100才の利用者
に、スポーツカーのCMを提供するようなことになり、
CM効果が、薄くなって(希釈化して)しまうことにな
る。
【0020】第7の問題点は以下のようなものである。
テレビ放送におけるCMのように視聴者が仕方無く見る
のと違って、有効な情報源としてCMを受信したがって
いる者も多い。このような利用者にとっては、CMを受
信したい時と通話をしたい時が時刻的に一致しないもの
である。例えば、1月1日にCMを聞いて、1月20日
に割引料金で通話したい。
【0021】しかし、公衆電話機からCMを聞いた後、
すぐに通話を行わないと割引は無効であるから、このよ
うな人に通話料金割引を提供することができない。
【0022】そして、第8の問題点として、通話料金を
無料にするか割り引くかを、利用者が選択できない、と
いうである。すなわち、割引額が50円だったとして、
50円分通話した後は通話が途中で切れても無料の方を
選択したい利用者と、50円分通話した後は有料でも通
話を継続したい利用者がいても、上記特開平3−283
965号公報に記載の方式では、後者にしか対応できな
い。
【0023】さらに、第9の問題点として、通話料金の
割引量(CMの量)を、利用者が選択できない、という
ことである。すなわち、CMを30秒受信して50円の
割引をして貰えば、近距離/短時間通話を行う利用者に
は十分である。しかしながら、長距離/長時間通話を行
いたい利用者は、CMを90秒受信して、150円の割
引を望むことになる。
【0024】また、急いでいる人は短いCMを受信し、
そこそこの割引を受けて通話することを望むであろう
が、時間に余裕がある人は長くCMを受信して、割引を
多くすることを欲するものである。
【0025】しかし、上記特開平3−283965号公
報に記載の方式では、市内と市外でサービスを分けてい
るだけであり、しかもそれは、装置が固定的に判断して
おり、利用者に選択の余地は無い。
【0026】さらに、第10の問題点として、CMを聞
いた後に、通話相手が話中/不在中で接続できない場合
には、CMを聞いたことが無駄になってしまう、という
ことである。
【0027】さらに、第11の問題点として、プリペイ
ドカードの売上金額と広告主が事業者に支払う金額、及
び割引金額との関係が、上記特開平3−283965号
公報には記載されていないが、その実施例の記載を見る
限りでは、複数のコマーシャルの中から、どのコマーシ
ャルが何回送出されたかを知ることができない。
【0028】従って、CMが1回たりとも送出されず
に、広告主が事業者に一定金額を支払う場合も発生して
しまう。
【0029】例えば、広告主が10人(CMが10種
類)いて、CM内容の切替要求信号を1日に1回の周期
で送受信したとすると、1日毎にCM内容が切り替わる
ことになるが、誰も利用しない日や、利用者の少ない日
ばかりに当たった広告主のCMは、ほとんど送出されな
いのである。
【0030】すなわち、CMを送出した回数に比例させ
た金額(例えば、広告主が事業者に支払う1ヶ月間の金
額を、「定額=5万円」+「実績額=CM送出回数×1
00円」とし、実績額の上限は50万円とする)を広告
主が事業者に支払うようにすることができない。
【0031】また、広告主が負担する金額に応じた回数
だけのCMを送出することができない(例えば1回のC
M送出を100円と定め、広告主が最大100円つまり
最大10回送出を希望した場合は、10回だけ送出して
後は停止する)。
【0032】さらに、第12の問題点として、通信網の
みを提供する事業者が、CMによる通話料金割引を行う
ことが困難である、ということである。すなわち、上記
特開平3−283965号公報に記載の方式は、公衆電
話機を施設する事業者のみが実現できる技術内容であ
る。
【0033】さらに、第13の問題点として、一般家庭
に設置される加入電話機に、CMによる通信料金割引を
実行することが困難である、ということである。
【0034】この特殊な公衆電話機と同じ構造を加入電
話機に内蔵するか、またはアダプターとして加入電話機
に付加すれば、確かに技術的には実現可能ではあるが、
特殊な加入電話機/アダプターの設置費用を事業者、ま
たは一般家庭が負担しなければならなくなる。しかし、
一般家庭に存在する加入電話機の数を考えれば、その負
担が膨大であることは容易に想像がつく。
【0035】また、特定プリペイドカードを一般家庭で
使用するのは非常に不便である。
【0036】さらに、CM内容が記憶してある記憶媒体
を書き換える保守費用も、一般家庭に存在する加入電話
機の数を考えれば膨大なものになってしまう。
【0037】さらに、ファクシミリ通信(FAX)端末
に対して、ファクシミリデータにてCMを提供して、通
信料金を割り引くことができない。
【0038】さらに、第14の問題点として、上記特開
平3−283965号公報に記載の方式は、利用者が所
定の操作を行った時にCMを提供する方式とされてお
り、このため事業者が利用者に対して能動的にCMを提
供することができない場合がある、ということである。
すなわち、事業者から利用者を呼び出してCMを提供し
た上で通信料金を割り引くことができない。
【0039】従って、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、上記問題点を解消した
課金方式を提供することにある。例えば、本発明は、特
殊な公衆電話機や加入電話機を設置せずとも、普通の公
衆電話機または一般家庭の加入電話機にて、通常は有料
で提供される時刻情報等を無料で聞くことを可能とする
方式を提供するものである。
【0040】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の課金方式は、通信網に収容されている端末
から発信又は着信して通信を行い、その通信料金を端末
の利用者に請求する場合に、端末が商業宣伝用の広告情
報を受信した場合には端末に課金されるべき通信料金を
割引する課金方式において、端末において予め定められ
た所定の操作(特定番号のダイヤル、または端末付属の
特定釦の押下)が行われたことを交換機が認知し、前記
交換機に設けられた広告装置と前記端末とを接続し、前
記広告装置から前記端末へ広告情報(音声、文字、静止
画、動画、ファクシミリデータによる広告情報)を提供
し、これにより、前記端末が負担すべき通信料金の一定
金額を広告主に課金する制御を前記交換機が行うように
したものである。本発明においては、記端末から所定の
操作が行われた際に、広告装置から一定時間の広告情報
を前記端末へ送信し、その後、前記広告装置と同一装置
から通信事業者が提供する情報を前記端末へ提供する場
合、もしくは前記端末において所定の操作が行われた際
に、前記広告装置から前記端末へ広告情報を一定時間だ
け提供した後、続いて前記端末が通信相手先番号をダイ
ヤルにて指定した通信相手先と接続して通信可能とする
場合において前記端末が公衆電話機である場合、テレ
フォンカードの挿入または硬貨が投入されていない状態
であっても、前記広告情報を受信できるようにした公衆
電話機を設け、前記端末と前記広告装置とを接続して一
定時間が経過した時に、および前記端末と前記通信相手
先とを接続して通信可能として一定時間が経過した時
に、テレフォンカードや硬貨が前記公衆電話機に挿入さ
れていなければ、通信を切断し、挿入されていれば通信
を継続し、継続した分の通信料金は、前記テレフォンカ
ードや硬貨から徴収するように構成される
【0041】本発明によれば、公衆網の交換機に収容さ
れている端末である普通の公衆電話機や加入電話機、ま
たは私設通信網の交換機に収容されている端末が負担す
べき通信料金を、低減させることができ、さらに、広告
情報をこれらの端末へ効果的に提供することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。
【0043】[実施の形態1]図1は、本発明の第1の
実施の形態の構成を示すブロック図であり、関連機器の
構成と接続を示している。
【0044】図1を参照すると、この実施の形態におい
ては、一般家庭に設置される加入電話機1、2と、路上
等の公共の場に設置される公衆電話機3が、公衆網の接
続を制御する交換機4に収容接続されている。さらに、
電話機に音声にて広告情報を送出するための広告装置
5、6と、電話機に音声にて時刻情報を送出するための
時報装置8、電話機に気象情報を送出するための天気予
報装置9、および加入電話機に毎月の通信料金を請求す
るために通信履歴を記録しておく課金装置10が交換機
4に設置されている。広告装置6、7は、広告情報だけ
を送出するが、広告装置5は広告情報と時刻情報を続け
て送出できるようにしている。
【0045】加入電話機1、2、公衆電話機3と、広告
装置5、6、時報装置8、天気予報装置9との間には交
換機4を介して接続するようになっている。
【0046】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて説明する。一般的な交換機は組み込まれているプ
ログラムにて各種の制御を行うが、図2は、その制御を
説明するフローチャートである。
【0047】図1及び図2を参照して、第1の実施の形
態の主要動作手順を説明する。
【0048】最初に、図1における加入電話機1が、空
きの状態からオフフックされ、次いで広告情報と時刻情
報を聞くために定められた特定番号をダイヤルする。こ
の特定番号は、通信事業者が予め決めて宣伝しておき、
加入電話機1の利用者は、広告情報と時刻情報を受信す
ることを目的としてダイヤル操作を行うものである。
【0049】この特定番号を受信した交換機4は、加入
電話機1と広告装置5とを接続して通信状態にする(ス
テップ101)。そして、広告装置5から30秒間の広
告情報と続いて30秒間の時刻情報が加入電話機1へ自
動的に送出される。交換機4は接続を行ってから60秒
が経過したか否かを監視する(ステップ102)。
【0050】そして、加入電話機1が広告情報と時刻情
報を聞き終わった時、すなわち60秒経過した時に接続
されている加入電話機1と広告装置5とを切断する(ス
テップ103)。
【0051】次に、交換機4は、加入電話機1と広告装
置5が通信した60秒間の通信料金を広告装置5から送
信した広告情報の広告主に課金するように課金情報を編
集して課金装置10へ送出する(ステップ104)。
【0052】なお、第1の実施の形態では、加入電話機
からの操作を説明したが、もちろん公衆電話機からも同
様である。
【0053】また、時刻情報だけでなく、複数の特番番
号とそれに対応する広告装置とを設ければ、天気予報や
ニュース等を、利用者が選択して聞けるものである。さ
らには、1台の広告装置に広告情報と複数の提供情報
(時刻情報、気象情報、ニュース等)を入れておいて、
特定番号により交換機から提供情報を指定してもよい。
【0054】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態では、特殊な公衆電話機や加入電話機を設置せず
とも、普通の公衆電話機または一般家庭の加入電話機に
て、通常は有料で提供される時刻情報を無料で加入電話
機から聞くことが可能になる。
【0055】また、必ず広告情報を受信せねばならない
特殊端末と違って、特定操作を行わずに通常のダイヤル
操作を行えば、広告情報を受信しないで通話することが
できる。すなわち、広告情報を受信するか否かを利用者
が選択することができる。
【0056】さらに、広告装置を交換機に設置しておく
ので、広告情報の内容を入れ換えるために保守費用が、
端末に広告装置を内蔵するよりも少なくて済むものであ
る。
【0057】[実施の形態2]次に、本発明の第2の実
施の形態について、図1と、交換機の制御を説明するた
めのフローチャートである図3と、を参照して詳細に説
明する。
【0058】最初に、図1における加入電話機1が、空
きの状態からオフフックされ、次いで広告情報と時刻情
報を聞くために定められた特定番号をダイヤルする。こ
の特定番号は、通信事業者が予め決めて宣伝しておき、
加入電話機1の利用者は、広告情報と時刻情報を受信す
ることを目的としてダイヤル操作を行うものである。
【0059】この特定番号を受信した交換機4は、加入
電話機1と広告装置6とを接続して通信状態にする(ス
テップ201)。
【0060】広告装置6から30秒間の広告情報が加入
電話機1へ自動的に送出される。交換機4は接続を行っ
てから30秒が経過したか否かを監視する(ステップ2
02)。
【0061】そして、加入電話機1が広告情報と時刻情
報を聞き終わった時、すなわち30秒経過した時に、接
続されている加入電話機1と広告装置6とを切断する
(ステップ203)。
【0062】次に、交換機4は、加入電話機1と広告装
置6が通信した30秒間の通信料金を広告装置6から送
信した広告情報の広告主に課金するように課金情報を編
集して課金装置10へ送出する(ステップ204)。
【0063】次に、加入電話機1と時報装置8を通信状
態にすることにより、時報装置8から30秒間の時報情
報が加入電話機1へ自動的に送出される(ステップ20
5)。
【0064】交換機4は、接続を行ってから30秒が経
過したか否かを監視する(ステップ206)。
【0065】そして、加入電話機1が時刻時報を聞き終
わった時、すなわち30秒経過した時に、接続されてい
る加入電話機1と時報装置8とを切断する(ステップ2
07)。
【0066】次に、交換機4は、加入電話機1と時報装
置8が通信した30秒間の通信料金を、広告装置6から
送信した広告情報の広告主に課金するように課金情報を
編集して課金装置10へ送出する(ステップ208)。
【0067】なお、この第2の実施の形態では、加入電
話機からの操作を説明したが、もちろん公衆電話機から
も同様である。また、時刻情報だけでなく、複数の特定
番号を設けて時報装置や天気予報装置等と対応させれ
ば、利用者が選択して聞くことができるものである。
【0068】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態では、一般的に設置されている時報装置や天気予
報装置等と、広告装置を組み合わせるので、広告装置が
単純な構造となる。
【0069】さらに、広告装置に時報情報や気象情報等
を入れないので、その情報管理も容易である。さらに、
単純な広告装置が1台のみでも、広告情報+時報情報
や、広告情報+気象情報等の組み合わせが可能である。
【0070】[実施の形態3]次に、本発明の第3の実
施の形態について、図1と、交換機の制御を説明するフ
ローチャートである図4とを参照して詳細に説明する。
【0071】最初に、図1における加入電話機1が、空
きの状態からオフフックされ、次いで広告情報を聞くた
めに定められた特定番号をダイヤルする。この特定番号
は、通信事業者が予め決めて宣伝しておき、加入電話機
1の利用者は、広告情報を受信することを目的としてダ
イヤル操作を行うものである。
【0072】次に、加入電話機1は、通信相手先とした
い加入電話機2の電話番号をダイヤルし、交換機4はそ
れを受信する(ステップ301)。
【0073】交換機4は加入電話機1と広告装置6とを
接続して通信状態にする(ステップ302)。
【0074】そして、広告装置6から30秒間の広告情
報が加入電話機1へ自動的に送出される。交換機4は接
続を行ってから30秒が経過したか否かを監視する(ス
テップ303)。
【0075】加入電話機1が広告情報を聞き終わった
時、すなわち30秒経過した時に、接続されている加入
電話機1と広告装置6とを切断する(ステップ30
4)。
【0076】次に、交換機4は、加入電話機1と広告装
置6が通信した30秒間の通信料金を広告装置6から送
信した広告情報の広告主に課金するように課金情報を編
集して課金装置10へ送出する(ステップ305)。
【0077】次に、加入電話機1は、通信相手先とした
い加入電話機2の電話番号をダイヤルし、交換機4はそ
れを受信する(ステップ306)。
【0078】しかし、このステップ306は、広告情報
を聞いた後に通信相手先を決めたい場合のものであり、
先のステップ301にて既に受信していれば受信不要で
ある。すなわち、ステップ301にて加入電話機1がダ
イヤルしなかった場合、一定時間経過後にステップ30
2へ進み、ステップ306にて受信すればよい(ステッ
プ306)。
【0079】そして、交換機4は、受信した通信相手先
の電話番号に基づいて加入電話機1と加入電話機2とを
通信状態にする(ステップ307)。
【0080】次に、交換機4は、接続を行ってから30
秒が経過したか否かを監視する(ステップ308)。
【0081】そして、加入電話機1と加入電話機2とが
30秒の通信を行った時、つまり30秒経過した時に、
加入電話機1と加入電話機2とを切断する(ステップ3
09)。
【0082】次に、交換機4は、加入電話機1と加入電
話機2とが通信した30秒間の通信料金を、広告装置6
から送信した広告情報の広告主に課金するように課金情
報を編集して課金装置10へ送出する(ステップ31
0)。
【0083】なお、本発明の第3の実施の形態では、加
入電話機と他の加入電話機が通信するように説明した
が、公衆電話機から加入電話機を呼び出してもよいし、
加入電話機または公衆電話機から時報装置等を呼び出し
てもよい。
【0084】以上説明したように、この第3の実施の形
態は、加入電話機または公衆電話機からどこの通信相手
でも呼び出すことができるものである。
【0085】[実施の形態4]次に、本発明の第4の実
施の形態について、図1と、交換機の制御を説明するフ
ローチャートである図5とを参照して詳細に説明する。
【0086】最初に、図1における公衆電話機3は、テ
レフォンカードや硬貨を入れないでオフフックしても、
広告装置と接続するための操作が行えるような構造とし
たものであるとし、公衆電話機が通信相手先と接続する
ところからの動作を説明する。公衆電話機が広告装置と
接続されてから、通信相手先と接続するまでの動作は、
前記第3の実施の形態と同等である。
【0087】まず、交換機4は、先に受信してある通信
相手先の電話番号に基づいて、公衆電話機3と加入電話
機2とを通信状態にする(ステップ401)。
【0088】次に、交換機4は接続を行ってから30秒
が経過したか否かを監視する(ステップ402)。
【0089】そして、公衆電話機3と加入電話機2とが
30秒の通話を行った時、すなわち30秒経過した時
に、公衆電話機3と加入電話機2とが通信した30秒間
の通信料金を、広告装置6から送信した広告情報の広告
主に課金するように課金情報を編集して課金装置10へ
送出する(ステップ403)。
【0090】次に、公衆電話機3にテレフォンカードや
硬貨が入れられているか否かを判断する(ステップ40
4)。
【0091】もし、テレフォンカードや硬貨が入ってい
なければ、公衆電話機3と加入電話機2とを切断して終
了する(ステップ408)。
【0092】しかし、ステップ404にてテレフォンカ
ードや硬貨が入っている場合は、公衆電話機3と加入電
話機2との通信を継続させて、一定時間毎に公衆電話機
3に対して課金する。すなわち、テレフォンカードや硬
貨から通信料金を引き落とす(ステップ405)。
【0093】そして、公衆電話機3と加入電話機2との
何れかがオンフックすれば(テレフォンカードや硬貨の
残高が無くなった時も同様)、終話と判断して(ステッ
プ406)、公衆電話機3と加入電話機2とを切断して
終了する(ステップ407)。
【0094】なお、この第4の実施の形態における、テ
レフォンカードや硬貨を入れないでオフフックしても、
広告装置と接続するための操作が行える構造にした公衆
電話機とは、オフフックしただけで交換機から発信音を
聞けるようにした公衆電話機であるが、例えば特別な釦
を公衆電話機に設けて、この釦を押した時だけ、広告装
置と接続するための操作が行えるような構造にしてもよ
い。
【0095】以上説明したように、第3の実施の形態で
は、特定プリペイドカードや硬貨、テレフォンカードな
どを持たずに、公衆電話機から利用することができるも
のである。
【0096】[実施の形態5]次に、本発明の第5の実
施の形態について、図1と、交換機の制御を説明するフ
ローチャートである図6とを参照して詳細に説明する。
【0097】最初に、図1における加入電話機1が、空
きの状態からオフフックされ、次いで広告情報と時刻情
報を聞くために定められた特定番号1または特定番号2
をダイヤルする。この特定番号は、通信事業者が予め決
めて宣伝しておき、加入電話機1の利用者は、広告情報
と時刻情報を受信することを目的としてダイヤル操作を
行うものである。
【0098】この特定番号を受信した交換機4は、加入
電話機1と広告装置6とを接続して通信状態にする(ス
テップ501)。
【0099】広告装置6から30秒間の広告情報が加入
電話機1へ自動的に送出される。交換機4は接続を行っ
てから30秒が経過したか否かを監視する(ステップ5
02)。
【0100】そして、加入電話機1が広告情報と時刻情
報を聞き終わった時、つまり30秒経過した時に、接続
されている加入電話機1と広告装置6とを切断する(ス
テップ503)。
【0101】次に、交換機4は、加入電話機1と広告装
置6が通信した30秒間の通信料金を広告装置6から送
信した広告情報の広告主に課金するように課金情報を編
集して課金装置10へ送出する(ステップ504)。
【0102】次に、加入電話機1と時報装置8を通信状
態にすることにより、時報装置8から30秒間の時報情
報が加入電話機1へ自動的に送出される(ステップ50
5)。
【0103】交換機4は接続を行ってから30秒が経過
したか否かを監視する(ステップ506)。
【0104】そして、加入電話機1が時刻時報を聞き終
わった時、つまり30秒経過した時に、交換機4は、加
入電話機1と時報装置8が通信した30秒間の通信料金
を広告装置6から送信した広告情報の広告主に課金する
ように課金情報を編集して課金装置10へ送出する(ス
テップ507)。
【0105】次に、加入電話機1が最初にダイヤルした
番号が、特定番号1と特定番号2のどちらかであるかを
確認する(ステップ508)。
【0106】ここで、特定番号1であった場合は、加入
電話機1と時報装置8との接続をそのままにして、加入
電話機1が終話操作(オンフック)を行うのを待つ(ス
テップ509)。
【0107】そして、オンフックされたら、接続されて
いる加入電話機1と時報装置8とを切断する(ステップ
510)。
【0108】次いで、交換機4は、ステップ507にて
課金処理を行った時刻より以降に加入電話機1と時報装
置8が通信した時間の通信料金を、加入電話機1に課金
するように課金情報を編集して課金装置10へ送出する
(ステップ511)。
【0109】もしもステップ508にて特定番号2であ
ると判断した場合は、接続されている加入電話機1と時
報装置8とをその時点で切断する(ステップ512)。
【0110】なお、この第5の実施の形態では、加入電
話機と時報装置の通信を説明したが、加入電話機と加入
電話機との通信においても同様に実施できるものであ
る。
【0111】以上の説明から分かるように、本発明は、
通話料金を無料にするか割り引くかを、利用者のダイヤ
ル操作にて選択できるようになる。
【0112】[実施の形態6]次に、本発明の第6の実
施の形態について、図1と、交換機の制御を説明するフ
ローチャートである図7とを参照して詳細に説明する。
【0113】最初に、図1における加入電話機1が、空
きの状態からオフフックされ、次いで広告情報と時刻情
報を聞くために定められた特定番号をダイヤルする。こ
の特定番号は、通信事業者が予め決めて宣伝しておき、
加入電話機1の利用者は、広告情報と時刻情報を受信す
ることを目的としてダイヤル操作を行うものである。
【0114】この特定番号を受信した交換機4は、加入
電話機1と広告装置6とを接続して通信状態にする。そ
して、広告装置6から30秒間の広告情報が加入電話機
1へ自動的に送出される(ステップ601)。
【0115】交換機4は、加入電話機1が広告情報の停
止要求をするための特定番号をダイヤルしたか否かを監
視しつつ(ステップ602)、接続を行ってから30秒
が経過したか否かを監視する(ステップ603)。
【0116】加入電話機1が停止要求をしないまま広告
情報と時刻情報を聞き終わった時、すなわち30秒経過
した時に、接続されている加入電話機1と広告装置6と
を切断する(ステップ604)。
【0117】加入電話機1と広告装置6とが通信した3
0秒間の通信料金と、その結果による割引料金とを、広
告装置6から送信した広告情報の広告主に課金するよう
に課金情報を編集して課金装置10へ送出する(ステッ
プ605)。
【0118】そして、ステップ605にて広告主に課金
した金額である割引金額を、割引合計メモリに加算した
後、割引合計メモリの金額を加入電話機1の表示部へ表
示する(ステップ606)。この割引合計メモリが、最
初の広告情報を聞く時に初期値の0円であることはいう
までもない。そして、再度ステップ601へ戻る。
【0119】2回目にステップ601に来たときは、1
回目に接続した広告装置6は使用しないで、加入電話機
1と広告装置7とを接続して通信状態にする。
【0120】そして、1回目と同じように、ステップ6
02〜ステップ606を行ってステップ601に戻るこ
とを繰り返す。そして、加入電話機は、広告装置6→広
告装置7→広告装置6→との接続を繰り返す。この繰り
返しは、ステップ602にて停止要求を受信するまで続
ける。また、同じ広告情報を2度聞かせたくない場合に
は、交換機に設置される広告装置を全て接続し終えた時
も繰り返しを停止する条件に加えてもよい。
【0121】ステップ602にて停止要求を受信した時
に、加入電話機1と時報装置8とを接続して通信状態に
し、加入電話機1は時刻情報を聞く(ステップ60
7)。そして、加入電話機1と時報装置8の間の通信料
金が、割引合計メモリの金額と一致するまで、加入電話
機1は時刻情報を聞き続ける(ステップ608)。
【0122】そして、加入電話機1と時報装置8の間の
通信料金が、割引合計メモリの金額と一致したら、電話
機1と時報装置8を切断する(ステップ609)。
【0123】なお、第6の実施の形態では、加入電話機
からの操作を説明したが、もちろん公衆電話機からも同
様である。また、時刻情報だけでなく、複数の特定番号
を設けて時報装置や天気予報装置等と対応させれば、利
用者が選択して聞くことができるものであるし、また、
通信相手先をダイヤルして他の加入電話機と通信する場
合も同じである。
【0124】また、第6の実施の形態では、複数の広告
装置を設置する場合を説明したが、複数の広告情報を1
台の広告装置から送出させる場合は、電話機が停止要求
の操作を行うまでは広告装置の接続を継続し、広告情報
を順次に、切り替えて本実施形態と同様に課金させるよ
うに変形して実施すればよい。
【0125】[実施の形態7]次に、本発明の第7の実
施の形態について、図1と、交換機の制御を説明するフ
ローチャートである図8とを参照して詳細に説明する。
【0126】最初に、図1における加入電話機1が、空
きの状態からオフフックされ、次いで広告情報と時刻情
報を聞くために定められた特定番号をダイヤルする。こ
の特定番号は、通信事業者が予め決めて宣伝しておき、
加入電話機1の利用者は、広告情報と時刻情報を受信す
ることを目的としてダイヤル操作を行うものである。
【0127】この特定番号を受信した交換機4は、加入
電話機1と広告装置6とを接続して通信状態にする。そ
して、広告装置6から30秒間の広告情報が加入電話機
1へ自動的に送出される(ステップ701)。
【0128】そして、接続を行ってから30秒が経過し
たか否かを監視する(ステップ702)。そして、加入
電話機1が広告情報を聞き終わった時、つまり30秒経
過した時に、接続されている加入電話機1と広告装置6
とを切断する(ステップ703)。
【0129】次に、加入電話機1と広告装置6が通信し
た30秒間の通信料金とその結果による割引料金とを、
広告装置6から送信した広告情報の広告主に課金するよ
うに課金情報を編集して課金装置10へ送出する(ステ
ップ704)。
【0130】そして、ステップ704にて広告主に課金
した割引金額を、割引合計メモリに加算する(ステップ
705)。この割引合計メモリが、最初の広告情報を聞
く時に初期値の0円であることは言うまでもない。
【0131】次に、電話機1が広告情報の継続を要求す
るためのダイヤル操作を行うか否かの監視を、例えば5
秒間だけ行う(ステップ706)。そして、5秒以内に
継続要求があった場合は、再度ステップ701へ戻る。
【0132】2回目にステップ701に来たときは、1
回目に接続した広告装置6は使用しないで、加入電話機
1と広告装置7とを接続して通信状態にする。そして、
1回目と同じように、ステップ702〜ステップ706
を行ってステップ701に戻ることを繰り返す。加入電
話機は、広告装置6→広告装置7→広告装置6→との接
続を繰り返す。この繰り返しは、ステップ706にて継
続要求を受信する度に続ける。しかし、同じ広告情報を
2度聞かせたくない場合は、交換機に設置される広告装
置を全て接続し終えた時も繰り返しを停止する条件に加
えてもよい。
【0133】そして、ステップ706にて継続要求が行
われなかった時に、加入電話機1と時報装置8とを接続
して通信状態にし、加入電話機1は時報情報を聞く(ス
テップ707)。
【0134】加入電話機1と時報装置8の間の通信料金
が、割引合計メモリの金額と一致するまで、加入電話機
1は時報情報を聞き続ける(ステップ708)。
【0135】加入電話機1と時報装置8の間の通信料金
が、割引合計メモリの金額と一致したら、電話機1と時
報装置8を切断する(ステップ709)。
【0136】なお、この第7の実施の形態では、加入電
話機からの操作を説明したが、公衆電話機からの操作で
あっても同様であることは勿論である。また、時刻情報
だけでなく、複数の特定番号を設けて時報装置や天気予
報装置等と対応させれば、利用者が選択して聞くことが
できるものであるし、また、通信相手先をダイヤルして
他の加入電話機と通信する場合も同じである。
【0137】また、この第7の実施の形態では、複数の
広告装置を設置する場合を説明したが、複数の広告情報
を1台の広告装置から送出させる場合は、電話機が継続
要求を行っている間は広告装置の接続を継続し、広告情
報を順次に、切り替えて本実施形態と同様に課金させる
ように変形して行えばよい。
【0138】また、この第7の実施の形態では、一定時
間以内に継続要求があるか否かを監視しているが、一定
時間以内に停止要求があるか否かを監視するように変形
して、行うようにしてもよい。
【0139】[実施の形態8]次に、本発明の第8の実
施の形態について、図1と、交換機の制御を説明するフ
ローチャートである図9とを参照して詳細に説明する。
【0140】最初に、図1における加入電話機1が、空
きの状態からオフフックされ、次いで広告情報と時刻情
報を聞くために定められた特定番号をダイヤルする。こ
の特定番号は、通信事業者が予め決めて宣伝しておき、
加入電話機1の利用者は、広告情報と時刻情報を受信す
ることを目的としてダイヤル操作を行うものである。
【0141】この特定番号を受信した交換機4は、希望
する割引金額を指定するためのダイヤル情報を、電話機
1から受信する(ステップ801)。
【0142】次に、加入電話機1と広告装置6とを接続
して通信状態にする。そして、広告装置6から広告情報
が加入電話機1へ自動的に送出される(ステップ80
2)。
【0143】そして、接続を行ってから30秒が経過し
たか否かを監視する(ステップ803)。そして、加入
電話機1が広告情報を聞き終わった時、すなわち30秒
経過した時に、接続されている加入電話機1と広告装置
6とを切断する(ステップ804)。
【0144】次に、加入電話機1と広告装置6が通信し
た30秒間の通信料金とその結果による割引料金とを、
広告装置6から送信した広告情報の広告主に課金するよ
うに課金情報を編集して課金装置10へ送出する(ステ
ップ805)。
【0145】そして、ステップ805にて広告主に課金
した割引金額を、割引合計メモリに加算する(ステップ
806)。この割引合計メモリが、最初の広告情報を聞
く時に初期値の0円であることはいうまでもない。
【0146】次に、電話機1がステップ801にて希望
した割引金額と、割引合計金額メモリの割引金額が一致
するか否かを判断する(ステップ807)。割引合計金
額メモリの割引金額が、希望した割引金額に満たない場
合は、再度ステップ802へ戻る。
【0147】そして、2回目にステップ802に来たと
きは、1回目に接続した広告装置6は使用しないで、加
入電話機1と広告装置7とを接続して通信状態にする。
そして、1回目と同じように、ステップ803〜ステッ
プ809を行ってステップ802に戻ることを繰り返
す。加入電話機は、広告装置6→広告装置7→広告装置
6→との接続を繰り返す。この繰り返しは、ステップ8
09にて継続要求を受信する度に続ける。しかし、同じ
広告情報を2度聞かせたくない場合は、交換機に設置さ
れる広告装置を全て接続し終えた時も繰り返しを停止す
る条件に加えてもよい。
【0148】ステップ809にて割引合計金額メモリの
割引金額が、希望した割引金額を越えた時に、加入電話
機1と時報装置8とを接続して通信状態にし、加入電話
機1は時報情報を聞く(ステップ808)。
【0149】加入電話機1と時報装置8の間の通信料金
が、割引合計メモリの金額と一致するまで、加入電話機
1は時報情報を聞き続ける(ステップ809)。
【0150】加入電話機1と時報装置8の間の通信料金
が、割引合計メモリの金額と一致したら、電話機1と時
報装置8を切断する(ステップ810)。
【0151】なお、第8の実施の形態では加入電話機か
らの操作を説明したが、もちろん公衆電話機からも同様
である。また、時刻情報だけでなく、複数の特定番号を
設けて時報装置や天気予報装置等と対応させれば、利用
者が選択して聞くことができるものであるし、また、通
信相手先をダイヤルして他の加入電話機と通信する場合
も同じである。
【0152】また、この実施の形態では複数の広告装置
を設置する場合を説明したが、複数の広告情報を1台の
広告装置から送出させる場合は、割引合計金額メモリの
割引金額が、希望した割引金額を越えるまで広告装置の
接続を継続し、広告情報を順次に、切り替えて、この実
施の形態と同様に課金させるように変形して実施すれば
よい。
【0153】また、この実施の形態では、利用者が希望
する割引金額を指定する例を説明したが、広告情報の提
供回数、または広告情報の提供時間を指定するように変
形させて行うようにしてもよい。
【0154】以上のように、本発明によれば、通話料金
の割引量(受信する広告情報の量)を、利用者が選択で
きる。
【0155】[実施の形態9]次に、本発明の第9の実
施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0156】図10は、本発明の第9の実施の形態の構
成を示すブロック図であり、関連機器の構成と接続を示
している。
【0157】図10を参照すると、本発明の第9の実施
の形態においては、一般家庭に設置される加入電話機1
1と、電話機に音声にて広告情報を送出するための広告
装置12とが、公衆網の接続を制御する交換機16に収
容接続されている。広告装置12は複数の広告情報が送
出可能であり、交換機16からの指示を受けて広告情報
1〜広告情報nのいずれかを送出する。
【0158】そして、交換機16に設けられた広告送信
回数メモリ13は、広告装置12から広告情報を送信し
た回数を記憶するものである。また、広告切替メモリ1
4にはあらかじめ定められた値が記憶されている。
【0159】さらに、図17は、交換機16に設けられ
る広告情報の送出限度メモリであり、広告装置12の広
告情報1〜nに対応させて、その広告情報の送出が許さ
れる回数を記憶するものであり、予め初期値が交換機の
保守者により設定されている(例えば広告情報1は最大
10000回)。
【0160】次に、この第9の実施の形態の動作につい
て、交換機の制御を説明するフローチャートである図1
1を参照して詳細に説明するが、電話機と広告装置を接
続して切断するまでの動作や、課金処理の動作は、前記
した実施の形態で説明済みであるため、ここではその説
明を省略する。
【0161】そして、既に、例えば図10に示した加入
電話機11が、空きの状態からオフフックされ、次いで
広告情報を聞くための操作を行い、広告情報1を聞き終
わったものとする。そして、加入電話機11と広告装置
12を切断して広告情報1の送出を停止する(ステップ
901)。
【0162】次に、広告送信回数メモリ13の計数値に
「1」を加算する(ステップ902)。そして、この計
数値と広告切替メモリ14に予め記憶されている指示値
とが、一致するか否かを判定し、一致しない場合はステ
ップ906へ移行する(ステップ903)。
【0163】その後、ステップ903にて値が一致しな
い限りは、他の加入電話機(加入電話機1も含む)が広
告情報を聞くための操作を行った場合、広告装置12か
ら広告情報1を聞き、ステップ901〜ステップ903
を実行してステップ906へ移行する。
【0164】ステップ903にて値が一致した場合、交
換機16は広告装置12に対して、送出する広告情報の
種類を切り替えるための切替指示を送出する(ステップ
904)。この切替指示を受信した広告装置12は、次
回の接続時から広告情報2を送出するようになる。
【0165】次に、広告送信回数メモリ13の計数値を
初期値の「0」とする(ステップ905)。その後、ス
テップ903にて値が一致しない限りは、他の加入電話
機(加入電話機1も含む)が広告情報を聞くための操作
を行った場合、広告装置12から広告情報2を聞き、ス
テップ901〜ステップ903を実行してステップ90
6へ移行する。
【0166】このようにして、例えば広告切替メモリに
予め記憶されている指示値を「1」としておけば、1回
毎に広告情報の種類を切り替えることができる。
【0167】次に、図17に示す送出限度メモリの、広
告情報に対応する値から「1」を減算する。すなわち、
加入電話機11が広告情報1を聞いた時は、広告情報1
に対応する記憶値を「10000」から「9999」に
書き替える(ステップ906)。
【0168】そして、この値が「0」であるか否かを判
定して、「0」でなければ何もせずに終了することで、
次回に広告情報を提供する時に広告情報1は提供可能な
ままとなる(ステップ907)。
【0169】一方、ステップ907にて広告情報1に対
応する送出限度メモリが「0」であった場合には、広告
装置12に対して、広告情報1の送出を禁止するための
指示を送信する(ステップ908)。これにより広告情
報1を10000回送出した後は、保守者が送出限度メ
モリに再び初期値を設定しない限り、広告情報1が送出
されることはない。
【0170】なお、この実施の形態では、1台の広告装
置から複数の広告情報を送出する例を説明したが、1種
類の広告情報のみを送出可能な広告装置を複数台設ける
構成にして、定められた送信回数値に達する度に、接続
すべき広告装置を決めるように変形してもよい。また、
この実施の形態では、交換機から広告装置へ切替指示を
出すようにしたが、送出すべき広告情報の種類を指定す
る番号を広告装置に出すように変形してもよい。さら
に、この実施の形態では、送信回数に基づいて種類の切
り替えや、送信禁止を行うようにしているが、送信時間
量や割引金額に基づいて行うように変形してもよい。
【0171】以上説明したように、この実施の形態で
は、電話機に同じ内容の広告情報が送出されてしまう確
率を、最小限に抑えることができる。
【0172】[実施の形態10]次に、本発明の第10
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0173】図10は、本発明の第10の実施の形態の
構成を示すブロック図であり、関連機器の構成と接続を
示している。
【0174】図10を参照すると、本発明の第10の実
施の形態においては、一般家庭に設置される加入電話機
11と、電話機に音声にて広告情報を送出するための広
告装置12とが、公衆網の接続を制御する交換機16に
収容接続されている。広告装置12は複数の広告情報が
送出可能であり、交換機16からの指示を受けて広告情
報1〜広告情報nのいずれかを送出する。
【0175】そして、交換機16に設けられた受信済広
告メモリ15は、全ての加入電話機(加入電話機1〜加
入電話機n)に対応させて記憶領域が設けられ、加入電
話機が受信した広告情報の番号を記憶させるためのもの
である。
【0176】次に、この第10の実施の形態の動作につ
いて、交換機の制御を説明するフローチャートである図
12を参照して詳細に説明するが、電話機と広告装置を
接続する前の動作や課金処理の動作は、以前の実施形態
で説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
【0177】図10における加入電話機11が、空きの
状態からオフフックされ、次いで広告情報を聞くための
操作を行ったものとして説明する。
【0178】まず、加入電話機11と広告装置12を接
続する(ステップ1001)。そして、受信済広告メモ
リ15から、加入電話機11に対応して記憶されている
広告情報番号を読み出して、その広告情報番号を広告装
置12へ送信する。例えばこの広告情報番号が「1」で
あった場合、これを受信した広告装置12は広告情報1
の内容を加入電話機11へ送信する(ステップ100
2)。
【0179】次に、受信済広告メモリ15の加入電話機
11に対応して記憶されている広告情報番号に「1」を
加算して「2」とする(ステップ1003)。そして、
広告情報を送信し終えると、加入電話機11と広告装置
12との間を切断する(ステップ1004)。
【0180】ステップ1003にて広告情報番号が
「n」であったら、初期値の「1」に戻すこと、また、
ステップ1004にて広告情報の送信完了確認として一
定時間のタイミングをとったり、広告装置12から完了
信号をもらったりすることは、説明するまでもなく当然
である。
【0181】以上説明したように、この実施の形態で
は、同一の利用者が続けて何回も広告情報を聞く場合
に、同じ内容の広告情報を何度も聞かされることがなく
なる。
【0182】[実施の形態11]次に、本発明の第11
の実施の形態について、図1と、図13、図14、図1
5、さらに交換機の制御を説明するフローチャートであ
る図16とを参照して詳細に説明する。
【0183】図13は、図1の加入電話機1の表示部
(パソコン電話機やテレビ電話機の表示画面に相当する
もの)への表示イメージを示してものである。図14
は、図1の課金装置10に課金メモリ1として設けた記
憶領域であり、加入電話機対応に記録される課金情報の
情報構成を示している。図15は、図1の課金装置10
に課金メモリ2として設けた記憶領域であり、広告情報
を提供する広告主対応に記録される課金情報の情報構成
を示している。
【0184】最初に、図1における加入電話機1が、空
きの状態からオフフックされ、次いで広告情報を聞くた
めに定められた特定番号をダイヤルする。この特定番号
は、通信事業者が予め決めて宣伝しておき、加入電話機
1の利用者は、広告情報を受信することを目的としてダ
イヤル操作を行うものである。
【0185】この特定番号を受信した交換機4は、ダイ
ヤル操作を行ったのが公衆電話機かまたは加入電話機か
を識別し、加入電話機の場合はステップ1103へ移行
する(ステップ1101)。
【0186】そして、加入電話機1の表示部に提供可能
な広告情報の種類を表示する(ステップ1103)。こ
の表示内容としては、例えば図13にて示すように、広
告情報の種別番号と分野、対象年齢、対象性別、そし
て、広告情報が提供される広告時間、割引金額、そし
て、音声/静止画/動画などを示す提供メディアであ
る。この表示画面を見た利用者が、旅行に関する広告情
報を動画で受信したい場合には、加入電話機1から種別
番号の「0002」をダイヤルする(ステップ110
4)。
【0187】このダイヤル情報を受けることにより、加
入電話機1と広告装置7(旅行関係用)とを接続して通
信状態にする(ステップ1105)。
【0188】そして、広告装置7から30秒間の旅行関
係の広告情報を動画にて、広告装置7から、加入電話機
1の表示部へ30秒間送出される(ステップ110
6)。そして、加入電話機1と広告装置7とを切断する
(ステップ1107)。
【0189】次に、図14に示す課金メモリ1の加入電
話機1に対応する領域に、広告種別「0002」と、受
信時刻「3月1日2時30分」、割引金額「30円」を
記録する(ステップ1108)。
【0190】次に、図15に示す課金メモリ2の広告主
1(旅行関係の広告情報を提供している広告主)に対応
する領域に、広告情報を受信した加入電話機番号(加入
電話機1が東京に設置されていれば「03−XXXXX
X」となる)と、広告情報の送信時刻(「3月1日2時
30分」)、加入電話機1に対して割り引いた割引金額
「30円」および加入電話機1と広告装置7とが通信を
行った30秒間の送信料金「10円」を記録する(ステ
ップ1109)。
【0191】このように記録された課金情報を集計する
ことで通信事業者は、加入電話機1に対する一定期間内
の割引金額の合計を知ることができる。また、広告主が
負担すべき一定期間内の割引料金と通信料金を知ること
ができる。
【0192】また、加入電話機1から割引金額の合計を
知るためには、加入電話機1が空きの状態からオフフッ
クして、予め定められた特定番号をダイヤルする。この
特定番号を受信した交換機4は、課金装置10に記録さ
れている課金情報を読み出して、加入電話機1の表示部
に、例えば図25で示すように、 「○○年○○月/ 基本料金 1000円/ 通信料金 500円/ 割引料金 2600円/ 請求金額 −100円」 と表示する。
【0193】この表示の意味は、「基本料金」と「通信
料金」とが加入電話機1から通信事業者に支払うべき本
来の金額であり、「割引料金」が広告情報を受信したこ
とによって広告主が代わりに負担する金額である。そし
て、「請求金額」が、「基本料金」+「通信料金」と、
「割引料金」と、の差額で表している。そして、「請求
金額−100円」は、加入電話機1が今後無料で100
円分の通信が可能であることを示している。
【0194】このように、加入電話機1から通信事業者
に支払うべき本来の金額よりも、割引金額の方が大きく
なってしまった場合、差額の割引金額を次の月に繰り越
したり、月が変わったら割引無効とする等、その処理は
いろいろな方法があるが、それらは本発明を少し変形す
るだけのことなので説明は省略する。
【0195】次に、公衆電話機の場合を説明する。公衆
電話機3から特定番号を受信した交換機4は、ダイヤル
操作を行ったのが公衆電話機かまたは加入電話機かを識
別し、公衆電話機であるからステップ1102へ移行す
る(ステップ1101)。
【0196】そして、公衆電話機3がダイヤルする加入
電話機1の電話番号「03−XXXXXX」を受信する
(ステップ1102)。それからステップ1103〜ス
テップ1109まで動作するが、ステップ1108、1
109にて記録する時の、割引を受ける加入電話機は加
入電話機1(ステップ1102にて公衆電話機がダイヤ
ルした電話番号による)となる。
【0197】なお、この実施の形態では、詳細な課金情
報を課金メモリ1、2へ記録するように説明したが、割
引金額や通信料金を単純な積算値としてもよい。また、
この実施の形態で、表示部に案内表示する「提供メディ
ア」情報は、利用者に対する参考情報であり、例えば動
画の表示部を有しない電話機から、動画の広告情報を希
望するダイヤル操作がなされても提供不可能であるか
ら、このことを事前に知ることができるものである。さ
らに、広告情報の種別番号等を表示させるための表示部
を有しない電話機の場合は、通信事業者が配布する案内
紙等を参照して種別番号をダイヤルすればよい。
【0198】また、この実施の形態では、加入電話機1
から割引金額の合計を知るためには、加入電話機1が空
きの状態からオフフックして、予め定められた特定番号
をダイヤルした時と説明したが、加入電話機の表示部に
常時表示としてもよい。さらに、文字を表示する表示部
を有しない端末に対しては、音声/FAX信号にて通知
を行うようにして実現することは当然である。
【0199】以上のように、本発明によれば、広告情報
の内容を電話機から自由に選択できる。また、端末は、
積算された割引料金による無料通信が、今後どのくらい
可能かを知ることができる。
【0200】[実施の形態12]次に、本発明の第12
の実施の形態について、図1、図13、図14と、交換
機の制御を説明するフローチャートである図18とを参
照して詳細に説明する。
【0201】最初に、図1における公衆電話機3が、空
きの状態からオフフックされ、次いで広告情報を聞くた
めに定められた特定番号をダイヤルする。この特定番号
は、通信事業者が予め決めて宣伝しておき、公衆電話機
3の利用者は、広告情報を受信することを目的としてダ
イヤル操作を行うものである。
【0202】この特定番号を受信した交換機4は、ステ
ップ1201〜1203にて公衆電話機3に一定時間の
広告情報を送信し、その通信料金と、さらに、公衆電話
機3が受信した広告情報にて割引されるべき割引金額
(広告主が負担すべき金額)とを、図15に示す課金メ
モリ2に対して記録するように、課金情報を作成して課
金装置8へ送出する(ステップ1204、1205)。
【0203】次に、公衆電話機3からダイヤルされる通
信相手先の電話番号を受信する(ステップ1206)。
そして、この通信相手先と公衆電話機とが通信可能かを
判断する(ステップ1207)。もし、通信可能な場合
は、ステップ1208〜1210にて通信相手先と公衆
電話機3が、一定時間(割引される金額に相当する時
間)の通信を行う。
【0204】一方、ステップ1207にて、通信不可能
と判断した場合、すなわち通信相手先が話中であった
り、一定時間が経過しても不応答であったり、あるいは
ダイヤル情報(通信相手先の電話番号)が未使用番号で
ある場合には、ステップ1211へ移行する。そして、
公衆電話機3から加入電話機番号(例えば加入電話機1
の電話番号)を受信する(ステップ1211)。
【0205】公衆電話機3が受信した広告情報にて割引
されるべき割引金額を、図14に示す課金メモリ1の加
入電話機1に対応する領域に記録するように、課金情報
を作成して課金装置8へ送出する(ステップ121
2)。
【0206】なお、この実施の形態では、通信相手先と
通信不可能と分かった後に、加入電話機番号を受信する
ようにしているが、広告装置と接続する前でもかまわな
い。
【0207】この実施の形態においては、公衆電話機か
ら広告情報を聞いた後に、通信相手が話中等で接続でき
ない場合においても、広告情報を聞いたことが無駄にな
らない。
【0208】また、広告情報を受信したい時と通話をし
たい時が時刻的に一致しない場合にも対応できる。
【0209】さらに、広告情報の送出回数を記録してお
くので、広告情報が1回たりとも送出されずに、広告主
が通信事業者に広告費用を支払うようなケースを防止で
きる。
【0210】そして、広告主が負担する金額に応じた回
数だけの広告情報を送出することができる。
【0211】[実施の形態13]次に、本発明の第13
の実施の形態について、図19を参照して説明する。図
19は、この実施の形態の構成を示すブロック図であ
り、関連機器の構成と接続を示している。
【0212】図19を参照すると、本発明の第13の実
施の形態において、加入電話機21が通信事業者1の交
換機22に収容接続されている。そして、交換機22
は、通信事業者2が有する交換機23と接続されてい
る。
【0213】交換機23には、広告装置24と、課金装
置25と、が設けられており、加入電話機21は、交換
機22と交換機23を経由接続して、広告装置24から
広告情報を受信する。
【0214】この経由接続に際し、交換機22から交換
機23へ発信者番号(加入電話機1の電話番号)が送出
される。交換機23は、加入電話機21に対する割引料
金を、発信者番号(加入電話機21の電話番号)に対応
させて課金装置25に記憶させることにより、加入電話
機21に対する通信料金割引を行うことができる。
【0215】この実施の形態によると、通信端末を提供
せずに通信網のみを提供する事業者が、広告情報による
通話料金割引を行うことが可能である。
【0216】[実施の形態14]次に、本発明の第14
の実施の形態について、図20を参照して説明する。図
20は、この実施の形態の構成を示すブロック図であ
り、関連機器の構成と接続を示している。
【0217】図20を参照すると、本発明の第14の実
施の形態においては、FAX装置を内蔵した加入電話機
31が、交換機32に収容接続されている。さらに、F
AX装置を内蔵した広告装置33と、課金装置34とが
交換機32に設けられている。
【0218】加入電話機31と広告装置33とが接続さ
れて、FAXデータ(広告情報)を受信した場合に、受
信していた時間量による加入電話機31に対する割引金
額を、加入電話機31の電話番号に対応させて課金装置
34に記憶させることにより、加入電話機31に対する
通信料金割引を行う。
【0219】この実施の形態によると、ファクシミリ通
信にて広告情報を提供しても、通信料金を割り引くこと
ができる。
【0220】[実施の形態15]次に、本発明の第15
の実施の形態について、図1、図14、図15と、交換
機が周期的に実行する制御を表したフローチャートであ
る図21及び図22とを参照して詳細に説明する。
【0221】まず、図1の加入電話機1は通信事業者と
広告着信(広告情報を着信させることの承諾、および着
信してもよい時間帯)の契約を結び、その情報がデータ
ベースとして交換機に登録してあるものとする。
【0222】最初に、広告着信を契約していて空き状態
の加入電話機があるか否かを判断して、なければ処理を
終了する(ステップ1301)。
【0223】ステップ1301にて、契約中の加入電話
機1が空き状態であれば、現在の時刻が契約した時間帯
内であるか否かを判断し、時間帯内でなければ、別の契
約電話機を探すためにステップ1311に戻る(ステッ
プ1302)。
【0224】ステップ1302にて、加入電話機1が契
約した時間帯内であれば、加入電話機1が広告着信を一
時的に拒否するためのダイヤル操作を行っているかを判
断し、拒否登録がなされていれば、別の契約電話機を探
すためにステップ1311に戻る(ステップ130
3)。
【0225】ステップ1303にて、加入電話機1が拒
否登録をしていなければ、加入電話機1の表示部に広告
着信である旨の可視表示を行い、さらに、一般着信時の
ベル音とは異なる音にて、加入電話機1のベルを鳴らす
(ステップ1304)。そして、加入電話機1のベルを
鳴らして呼出中に、加入電話機1に対して一般の着信
(広告着信以外の着信)が来たかを監視する(ステップ
1305)。
【0226】もし、ステップ1305にて加入電話機2
から加入電話機1へ一般着信が来た場合、加入電話機1
に対する広告着信の呼出である可視表示とベル音を解除
して、一般着信である旨のベル音による呼出に切り替え
る(ステップ1306)。その後、加入電話機1が応答
操作を行えば、加入電話機2と通信可能となされること
は言うまでもない。
【0227】一方、ステップ1305にて一般着信が来
てない場合は、加入電話機1が広告着信に対して応答操
作することを監視する(ステップ1307)。ここで応
答操作がなされない場合は、一定時間後に広告着信を解
除してもよいが、この実施の形態では、応答操作がなさ
れるまでステップ1307とステップ1305の監視を
繰り返す。
【0228】そして、ステップ1307にて、加入電話
機1の応答操作を受信した時、加入電話機1と広告装置
6とを接続して通信状態にし、広告装置6から加入電話
機1へ広告情報の送信を開始する(ステップ130
8)。
【0229】そして、加入電話機1が広告情報を聞いて
いる最中に、一般着信が来たか否かを監視する(ステッ
プ1309)。
【0230】ステップ1309にて、加入電話機2から
加入電話機1へ一般着信が来た場合、加入電話機2を応
答待ち状態にし、加入電話機1の表示部へ一般着信が待
ち合わせをしている旨の表示を行う(ステップ131
0)。
【0231】広告情報の聴取を途中放棄して一般着信に
応答するために定められた特定操作(フッキング操作、
オンフック操作、ボタン操作等をシステムで定めておけ
ばよい)を、加入電話機1が行うことを監視し(ステッ
プ1311)、加入電話機1が特定操作を行った場合、
加入電話機1と広告装置6とを切断する(ステップ13
16)。
【0232】そして、加入電話機1と広告装置6が通信
するために要した通信料金を、広告装置6の広告主に課
金するための課金情報を作成して課金装置10へ送出
し、図15の課金メモリ2へ記憶させるようにする(ス
テップ1317)。次に、加入電話機1と加入電話機2
とを接続して通信状態にすることで、広告情報より一般
着信を優先させることができる(ステップ1318)。
【0233】一方、ステップ1311にて、加入電話機
1が応答操作を行わない場合は、広告情報の送信が一定
時間(30秒間)経過したかを監視し(ステップ131
2)、この一定時間が経過する間は一般着信の有無と、
一般着信への応答操作を継続して監視する。
【0234】そして、ステップ1312にて、一定時間
の経過を確信した時は加入電話機1と広告装置6を切断
し(ステップ1313)、そして、加入電話機1と広告
装置6が通信するために要した通信料金を、広告装置6
の広告主に課金するための課金情報を作成して、課金装
置10へ送出する(ステップ1314)。
【0235】次いで、加入電話機1が広告情報を受信し
たことによる割引金額を、図14の課金メモリ1に記録
させるための課金情報を作成して課金装置10へ送出す
る(ステップ1315)。ここで記録した割引金額によ
って、加入電話機1に対して月毎に請求される通信料金
を調整すればよい。
【0236】ステップ1309にて加入電話機1へ一般
着信が来ない場合は、ステップ1312〜1315にて
上記で説明したような広告情報の送出と課金情報の送出
を行う。
【0237】以上のように、この実施の形態では、事業
者が利用者に対して能動的に広告情報を提供することが
できる。また、端末の操作で広告着信を拒否することも
できる。また、広告着信が一般着信の通信の妨げになる
ことがない。
【0238】[実施の形態16]次に、本発明の第16
の実施の形態について、図1、図14、図15と、交換
機が実行する制御を表したフローチャートである図23
とを参照して詳細に説明する。
【0239】まず、図1の加入電話機1と広告装置6と
が接続されて、広告装置6から送信される広告情報を加
入電話機1が聞き終わったものとして、交換機4は以下
の処理を行う。
【0240】最初に、加入電話機1と広告装置6とを切
断する(ステップ1400)。そして、加入電話機1と
広告装置6とが通信するために要した通信料金を、広告
装置6の広告主に課金するための課金情報を作成して課
金装置10へ送出し、図15の課金メモリ2へ記憶させ
るようにする(ステップ1401)。
【0241】次に、加入電話機1が任意の1数字をダイ
ヤルするか否かを監視し(ステップ1402)、加入電
話機1がダイヤル操作を行った場合は、加入電話機1が
広告情報を受信したことによる割引金額を、図14の課
金メモリ1に記録させるための課金情報を作成し課金装
置10へ送出する(ステップ1403)。
【0242】しかし、ステップ1402にてダイヤル操
作が行われない場合には、3秒間だけダイヤル操作を監
視して3秒経過してしまったら、加入電話機1が広告情
報を受信したことによる割引は無効として処理を終了す
る(ステップ1403)。
【0243】なお、この実施の形態では、端末から任意
の1数字がダイヤルされることを監視するようにした
が、予め定めた固定の数字でもよいし、予め定めてフッ
キング操作でもよい。要するに通信事業者が、特定操作
を定めて利用者に周知させておけばよいのである。
【0244】さらに、システム全体で1個の特定操作を
定めるのではなく、広告装置毎に異なる特定操作を定め
て、広告情報を送出後または広告情報を送出中に、音声
/画面表示等にて、端末に特定操作を知らせてもよい。
【0245】以上のように、この実施の形態において
は、利用者が提供された広告情報を無視した場合等は、
割引を受けられないようにできる。
【0246】[実施の形態17]次に、本発明の第17
の実施の形態について、図1、図14、図15と、交換
機が実行する制御を表したフローチャートである図24
とを参照して詳細に説明する。
【0247】まず、図1の加入電話機1と広告情報を受
信するための操作を行ったものとして、交換機4は以下
の処理を行う。
【0248】最初に、加入電話機1と広告装置6とを接
続して通信状態にする(ステップ1500)。そして、
広告装置6から加入電話機1に広告情報が送出され、交
換機4は例えば25秒が経過するのを待つ(ステップ1
501)。
【0249】この25秒間に広告装置6から送信される
広告情報の中には、ダイヤル数字の種類によってアンケ
ートに答えてほしい旨のメッセージ情報と、そのダイヤ
ル装置を5秒以内に行ってほしい旨のメッセージ情報と
を、音声/画面表示等によって含めてある。
【0250】そして、25秒が経過後、アンケートに答
えるためのダイヤル操作を、加入電話機1が行うか否か
を5秒間だけ監視し(ステップ1502、1503)、
このダイヤル操作が5秒経過しても行われない場合は、
加入電話機1と広告装置6とを切断する(ステップ15
04)。
【0251】加入電話機1が広告情報を受信したことに
よる割引は無効として加入電話機1と広告装置6とが通
信するために要した通信料金を、広告装置6の広告主に
課金するための課金情報を作成して課金装置10へ送出
し、図15の課金メモリ2へ記憶させるようにする(ス
テップ1505)。この場合は、アンケートに対する答
えが得られなかったと判断して、加入電話機1が広告情
報を受信したことによる割引は無効として処理を終了す
る。
【0252】一方、ステップ1502にて、加入電話機
1がアンケートに答えるためのダイヤル操作を行った場
合は、加入電話機1が広告情報を受信したことによる割
引金額を、図14の課金メモリ1に記録させるための課
金情報を作成して課金装置10へ送出する(ステップ1
506)。そして、加入電話機1と広告装置6とを切断
する(ステップ1504)。加入電話機1が広告情報を
受信したことによる割引は無効として加入電話機1と広
告装置6とが通信するために要した通信料金を、広告装
置6の広告主に課金するための課金情報を作成して課金
装置10へ送出し、図15の課金メモリ2へ記憶させる
ようにする(ステップ1505)。
【0253】なお、この実施の形態では説明していない
が、アンケートの回答として得られたダイヤル情報を記
録しておき、広告主へ情報提供することは当然である。
【0254】以上のように、この実施の形態において
は、利用者が提供された広告情報を無視していた場合等
は、割引を受けられない。さらに、アンケート回収も可
能である。
【0255】[実施の形態18]次に、本発明の第18
の実施の形態について、図1、図14、図15と、交換
機が実行する制御を表したフローチャートである図26
とを参照して詳細に説明する。
【0256】なお、図1に示す加入電話機11は広告装
置を内蔵または付加した端末であり、他の加入電話機と
接続されて通信状態になると、広告装置から自動的に広
告情報が送信されるものである。
【0257】まず、図1の加入電話機11が広告情報を
提供する広告主となるための契約を、通信事業者と結ん
でいるものとする。そして、加入電話機1が、空きの状
態からオフフックされ、次いで広告情報を受信するため
に、加入電話機11の電話番号をダイヤルした時に、以
下の処理を行う。
【0258】最初に、交換機4は、加入電話機11を呼
び出して加入電話機11が自動応答(交換機から見れ
ば、通常の応答操作)すれば、加入電話機1と加入電話
機11とを接続して通信状態にする(ステップ160
0)。
【0259】このことにより、加入電話機11に内蔵さ
れた広告装置から、加入電話機1に対して、広告情報を
自動的に送信を開始する。そして、加入電話機1がオン
フックしたか、または加入電話機11が自動的にオンフ
ック(交換機4から見れば、通常のオンフック操作)し
たかを監視して、オンフックされれば終話と判断する
(ステップ1601)。
【0260】ステップ1601にて終話と判断した場
合、加入電話機1と加入電話機11とを切断する(ステ
ップ1602)。
【0261】次に、着信した電話機である加入電話機1
1が、広告主として契約している加入電話機であるか否
かを判定する(ステップ1603)。もし、加入電話機
11が契約していない場合は、発信電話機である加入電
話機1が広告主として契約しているか否かを判定する
(ステップ1606)。そして、加入電話機1が契約し
てない場合、つまり着信電話機と発信電話機の両方が通
常の加入電話機であった場合には、通常の課金処理を行
って終了する(ステップ1609)。
【0262】しかし、この実施の形態では、着信電話機
である加入電話機11が広告主として契約しているの
で、ステップ1603からステップ1604へ移行し
て、加入電話機1と加入電話機11とが通信に要した通
信料金を、着信電話機である加入電話機11に課金する
ように課金情報を編集して課金装置10へ送出する(ス
テップ1604)。
【0263】次に、加入電話機1と加入電話機11とが
通信に要した時間量に応じて、定められた割引金額を、
図15に示す課金メモリ2に、加入電話機11を広告主
として記録するように課金情報を編集して、課金装置1
0へ送出する。さらには、加入電話機1と加入電話機1
1とが通信に要した時間量に応じて、定められた割引金
額を、加入電話機1から割り引くための課金情報を編集
し、図14に示す課金メモリ1の加入電話機1に対応す
る領域に記録するように、課金装置10へ送出して終了
する(ステップ1605)。
【0264】もしも、加入電話機11から加入電話機1
を呼び出して、広告情報を加入電話機11から加入電話
機1へ提供した場合は、発信電話機と着信電話機の関係
が逆になるのであるから、ステップ1606にて発信電
話機が広告主として契約していると判断される。そし
て、加入電話機1と加入電話機11とか通信に要した通
信料金を、着信電話機である加入電話機11に課金する
ように課金情報を編集して課金装置10へ送出する(ス
テップ1607)。
【0265】次に、加入電話機1と加入電話機11とが
通信に要した時間量に応じて、定められた割引金額を、
図15に示す課金メモリ2に、加入電話機11を広告主
として記録するように課金情報を編集して、課金装置1
0へ送出する。さらには、加入電話機1と加入電話機1
1とが通信に要した時間量に応じて、定められた割引金
額を、加入電話機1から割り引くための課金情報を編集
し、図14に示す課金メモリ1の加入電話機1に対応す
る領域に記録するように、課金装置10へ送出して終了
する(ステップ1608)。
【0266】なお、この実施の形態で説明した、加入電
話機1と加入電話機11とが通信に要した時間量に応じ
て定められた割引金額は、システムで共通に定めてもよ
いし、契約した加入電話機毎に定めてもよい。また、こ
の実施の形態では、オンフックされたことにより終話と
判断して切断したが、交換機にて一定時間を監視し、一
定時間経過時に強制的に切断してもよい。
【0267】以上のように、この実施の形態によれば、
通信事業者が広告装置を設けなくても、広告主が加入電
話機インターフェースを持つ広告装置を設置することで
本発明を実施することができる。
【0268】[実施の形態19]次に、本発明の第19
の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明す
る。図27は、本発明の第19の実施の形態の構成を示
すブロック図であり、関連機器の構成と接続を示してい
る。
【0269】図27を参照すると、本発明の第19の実
施の形態においては、ホテル/病院に設置される交換機
42に、ホテルの客室/病院の病室に設置される内線電
話機41、および内線電話機41から公衆網へ発信する
ための局線装置43が収納接続されている。さらに、内
線電話機に広告情報を送出するための広告装置44と、
内線電話機から公衆網へ発信した時の通信料金を記録し
ておくための課金装置45が設けられている。
【0270】次に、ホテルの交換機における、この実施
の形態の動作について、交換機42の制御を説明するフ
ローチャートである図28を参照して説明する。
【0271】最初に、図27における内線電話機41
が、空きの状態からオフフックされ、次いで広告情報を
聞くために定められた特定番号をダイヤルする。この特
定番号は、予め決めてホテル客室の利用者へ宣伝してお
き、内線電話機41の利用者は、広告情報を受信するこ
とを目的としてダイヤル操作を行うものである。
【0272】この特定番号を受信した交換機42は、内
線電話機41と広告装置44とを接続して通信状態にす
る(ステップ1700)。そして、広告装置44から、
30秒間の広告情報が内線電話機41へ自動的に送出さ
れる。交換機42は接続を行ってから30秒が経過した
か否かを監視する(ステップ1701)。
【0273】内線電話機41が広告情報を聞き終わった
時、つまり30秒経過した時に、接続されている内線電
話機41と広告装置44とを切断する(ステップ170
2)。そして、内線電話機41が広告装置44から広告
情報を受信したことにより割引されるべき金額を予め定
めておき、この割引金額を内線電話機1に対応づけて記
録するための課金情報を作成し、課金装置45へ送出す
る(ステップ1703)。
【0274】このようにして記録された割引金額と、内
線電話機41が局線装置43を経由して公衆網へ発信し
た通信料金(この通信料金も課金装置に記録される)と
を、利用者がホテルをチェックアウトするときに読み出
し、チェックイン中の通信料金からチェックイン中の割
引料金を差し引いて、利用者に請求する。
【0275】もしも利用者が一度も公衆網へ発信しなか
った場合は、宿泊料金から割引料金を差し引いて請求す
るようにしてもよいし、次回にチェックインした時に、
通信料金を割り引くように課金情報(割引料金)を使用
してもよい。
【0276】なお、この実施の形態では説明していない
が、広告主が複数でもよいし、その場合に内線電話機か
ら割り引く金額を、複数の広告主に請求できるように情
報を記録しておくことは他の実施の形態からわかるよう
に当然である。
【0277】また、公衆網の交換機に広告装置が設置さ
れている場合において、客室の内線電話機が、ホテルの
交換機を経由して、公衆網の広告装置と接続した時にお
いても、その割引金額をチェックアウトのときに差し引
くようにすればよい。
【0278】この場合、ホテルの交換機が、内線電話機
からのダイヤル情報を分析して、相手先が広告装置であ
ることを認識し、公衆網の交換機と同様に一定時間のタ
イミングを監視して割引金額の値を決定するか、または
公衆網の交換機から割引金額を示す特定信号を受信すれ
ばよい。この特定信号は、公衆網の交換機からPB信号
やISDN制御信号を用いて送出すればよい。
【0279】以上説明したように、この実施の形態で
は、ホテルや病院等に設置される私設交換機においても
広告情報による割引が可能である。
【0280】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0281】本発明によれば、特殊な公衆電話機や加入
電話機を設置せずとも、普通の公衆電話機または一般家
庭用の加入電話機にて、通常は有料で提供される時刻情
報等を無料で聞くことを可能し、これにより本発明を実
際に適用するための設備投資としては、交換機の改造の
みであり、特殊な端末を設けるよりも少ない費用で実現
できるという効果を奏する。本発明によれば、例えば、
10万台の端末を収容する交換機の場合、10万台の特
殊端末を設置せずに、1台の交換機を改造するだけでよ
い。
【0282】また、本発明によれば、必ず広告情報を受
信せねばならない特殊端末と違って、特定操作を行わず
に通常のダイヤル操作を行えば、広告情報を受信しない
で通話することもできる。すなわち、広告情報を受信す
るか否かを利用者が選択することができるという利便性
を提供している。
【0283】さらに、本発明においては、広告装置を交
換機に設置しておくので、広告情報の内容を入れ換える
ために保守費用が、端末に広告装置を内蔵するよりも少
なくて済むという利点を有する。
【0284】さらにまた、本発明によれば、端末に無関
係で通信網のみを提供する事業者が、広告情報による通
話料金割引を行うことができるものである。しかも、一
般家庭にすでに存在する加入電話機を用いるので、導入
が容易である。
【0285】また、本発明では、公衆網に一般的に設置
されている時報装置や天気予報装置等と、広告装置を組
み合わせることが可能とされており、広告装置が単純な
構造となるという利点を有している。さらに、本発明に
よれば、広告装置に時報情報や気象情報等を入れないの
で、その情報管理も複雑になることはない。さらにま
た、本発明によれば、単純な広告装置が1台のみでも、
広告情報+時刻情報や、広告情報+気象情報等の組み合
わせが可能となる。
【0286】また、本発明によれば、加入電話機または
公衆電話機から、どこの通信相手でも呼び出すことがで
きる、という効果を奏する。
【0287】また、本発明によれば、特定プリペイドカ
ードや硬貨、テレフォンカードなどを持たずに、利用者
は手ぶらにて公衆電話機から広告情報を受信することが
できる。このため、偽造されたプリペイドカードで問題
を招くこともない。
【0288】さらに、本発明によれば、通話料金を無料
にするか割り引くかを、利用者のダイヤル操作にて選択
できるものとし、例えば割引額が50円であったとし
て、50円分通話した後は、通話が途中で切れても無料
の方を選択したい利用者と、50円分通話した後は、有
料でも通話を継続したい利用者がいても、両方に対して
対応できる。
【0289】また、本発明によれば、通話料金の割引量
(受信する広告情報の量)を利用者が選択することがで
きるという利点を有している。例えば、広告情報を30
秒受信して50円の割引と定められていた場合、近距離
/短時間通話を行うことにはこれで十分である。しか
し、長距離/長時間通話を行いたい利用者は、広告情報
を3倍の90秒受信して、150円の割引を欲すること
になる。また、急いでいる利用者は、短い広告情報を受
信し、そこそこの割引を受けて通話することを望むであ
ろうが、時間に余裕がある人は長く広告を受信して、割
引を多くすることを欲するものである。これらの各種要
求に応える方式を本発明は提供している。
【0290】さらに、本発明によれば、電話機に同じ内
容の広告情報が送出されてしまう確率を、最小限に抑え
ることができるので、同一利用者が続けて何回も広告情
報を聞く場合に、同じ内容の広告情報を何度も聞かされ
ることがないので、広告効果を高めることができるとい
う効果を奏する。
【0291】さらにまた、本発明によれば、広告情報の
内容を電話機から自由に選択できるという利点を有す
る。これにより、年齢10才の人が結婚式場の広告情報
を受信したり、年齢100才の人がスポーツカーの広告
情報を受信したりする無駄がなくなる。
【0292】そして、本発明によれば公衆電話機から広
告情報を聞いた後に、通信相手が話中等で接続できない
場合においても、広告情報を聞いたことが無駄になるこ
とはない。
【0293】また、本発明によれば、広告情報を受信し
たい時と、通話を行いたい時が、時刻的に一致しない場
合にも対応できる(例えば、1月1日に広告情報を聞い
て、1月20日に割引料金で通話できる)。
【0294】さらに、本発明によれば、広告情報の送出
回数を記録しておくので、広告情報が1回たりとも送出
されずに、広告主が通信事業者に広告費用を支払うよう
な事態の発生を防止できる。すなわち、広告情報を送出
した回数に比例させた金額(例えば、広告主が事業者に
支払う1ヶ月間の金額を、「定額=5万円」+「実績額
=広告情報送出回数×100円」とし、実績額の上限は
50万円とする)を広告主が事業者に支払うようにする
こともできる。
【0295】さらにまた、本発明によれば、広告主が負
担する金額に応じた回数だけの広告情報を送出すること
ができる(例えば、1回の広告情報送出を100円と定
め、広告主が最大1000円つまり最大10回送出を希
望した場合は、10回だけ送出して後は停止する)。
【0296】そして、本発明によれば、通信端末を提供
せずに通信網のみを提供する事業者が、広告情報による
通話料金割引を行うことが可能である。
【0297】また、本発明によれば、ファクシミリ通信
にて広告情報を提供しても、通信料金を割り引くことが
できる。
【0298】さらに、本発明によれば、事業者が利用者
に対して能動的に広告情報を提供することができる。す
なわち、事業者から利用者を呼び出して広告情報を提供
した上で通信料金を割り引くことができる。
【0299】さらにまた、本発明によれば、端末の操作
で広告着信を拒否することもできるので、留守番電話の
録音テープが広告情報のみに占領させることを防止でき
る。
【0300】そして、本発明によれば、広告着信が一般
着信の通信の妨げになることがない。
【0301】また、本発明によれば、利用者は、提供さ
れた広告情報を無視し、例えば本を読んでいたり、よそ
見していた場合等には、割引を受けられない。このた
め、不正利用を防ぐことができる。
【0302】また、本発明によれば、アンケート回収も
可能である。
【0303】さらに、本発明によれば、積算された割引
料金による無料通信が、今後どのくらい可能かを端末か
ら知ることができるという利点を有する。
【0304】また、本発明によれば、通信事業者が広告
装置を設けなくても、広告主が加入電話機インターフェ
ースを持つ広告装置を設置することでも、実現すること
ができるので、広告主による広告内容の入れ替え等が容
易にできる。また、通信事業者の設備投資を少なくする
ことができる。
【0305】さらに、本発明によれば、ホテルや病院等
に設置される私設交換機においても、広告情報による割
引が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図5】本発明の第4の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】本発明の第5の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】本発明の第6の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】本発明の第7の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図9】本発明の第8の実施の形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図10】本発明の第10の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】本発明の第9の実施の形態の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図12】本発明の第10の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態における端末の画面表示
の一例を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態におけるメモリ構成を示
す図である。
【図15】本発明の実施の形態におけるメモリ構成を示
す図である。
【図16】本発明の第11の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図17】本発明の一実施形態のメモリ構成を示す図で
ある。
【図18】本発明の第12の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図19】本発明の第13の実施の形態を示すブロック
図である。
【図20】本発明の第14の実施の形態を示すブロック
図である。
【図21】本発明の第15の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図22】本発明の第15の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図23】本発明の第16の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図24】本発明の第17の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図25】本発明の実施の形態における端末の画面表示
を示す図である。
【図26】本発明の第18の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図27】本発明の第19の実施の形態を示すブロック
図である。
【図28】本発明の第19の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図29】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 加入電話機(表示部付き) 2 加入電話機 3 公衆電話機 4 交換機 5 広告装置(広告情報と時計情報を内蔵) 6 広告装置(車関係の広告情報を内蔵) 7 広告装置(旅行関係の広告情報を内蔵) 8 時報装置 9 天気予報装置 10 課金装置 11 加入電話機、加入電話機(広告装置を内蔵) 12 広告装置 13 広告送信回数メモリ 14 広告切替メモリ 15 受信済広告メモリ 16 交換機 21 加入電話機 22 交換機(通信事業者1) 23 交換機(通信事業者2) 24 広告装置 25 課金装置 31 加入電話機(FAX装置付き) 32 交換機 33 広告装置(FAX装置内蔵) 34 課金装置 41 内線電話機 42 交換局 43 局線装置 44 広告装置 45 課金装置 51 公衆電話機 52 カードリーダユニット 53 CM送出部 54 通話回路 55 局線回路 56 CPU 57 センター装置

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信網に収容されている加入電話機又は公
    衆電話機の端末から発信して通信を行い、その通信料金
    を端末の利用者に請求する場合に、端末が商業宣伝用の
    広告情報を受信した場合には端末に課金されるべき通信
    料金を割引する課金方式において、 (a)通信事業者が提供する時刻情報、気象情報、ニュ
    ースを含む情報のうちいずれかの情報と、広告情報を聞
    くために利用者が前記端末から予め定められた特定番号
    のダイヤル操作を行い、前記特定番号を受信した交換機
    は、前記端末と、前記交換機に接続される広告装置とを
    通信状態とし、前記広告装置が一定時間の広告情報を前
    記端末へ送信し、その後、前記広告装置と同一装置から
    前記通信事業者が提供する前記情報を前記端末へ提供
    し、 (b)広告情報を聞くために利用者が前記端末から予め
    定められた特定番号のダイヤル操作を行い、前記特定番
    号を受信した交換機は、前記端末と、前記交換機に接続
    される広告装置とを通信状態とし、前記広告装置が前記
    端末へ広告情報を一定時間だけ提供した後、前記端末と
    広告装置との通信を切断し、続いて前記利用者が前記端
    末から、通信相手先番号をダイヤルし、前記交換機は受
    信した通信相手先に前記端末と前記通信相手先番号で指
    定した通信相手先と接続して通信可能としており、 前記端末が公衆電話機である場合、公衆電話機にテレフ
    ォンカードが挿入されていないか硬貨が投入されていな
    い状態であっても、前記利用者がオフフックして、特定
    番号をダイヤルするかボタン押下操作により、この操作
    を受けた前記交換機に接続される広告装置から、前記広
    告情報を受信できるようにされた公衆電話機を設け、 前記公衆電話機と前記広告装置とを接続して一定時間が
    経過した時に、および前記公衆電話機と前記通信相手先
    とを接続して通信可能として一定時間が経過した時に、 テレフォンカードの挿入や硬貨の投入が前記公衆電話機
    になされていなければ、通信を切断し、 テレフォンカードの挿入や硬貨の投入が前記公衆電話機
    になされていれば通信を継続し、継続した分の通信料金
    は、課金装置が、前記テレフォンカードや硬貨から徴収
    し、 前記端末が加入電話機である場合、利用者が前記端末を
    オフフックして、予め定められた第1又は第2の特定番
    号をダイヤルし、前記特定番号を受信した交換機は前記
    端末と前記広告装置とを通信状態とし、前記端末と前記
    広告装置とを接続して一定時間が経過した時に、 あるいは、前記端末と前記通信相手先とを接続して通信
    可能として一定時間が経過した時に、 前記端末にて前記第1の特定番号のダイヤル操作がなさ
    れていれば、前記端末との接続を切断し、 前記第2の特定番号のダイヤル操作がなされていれば、
    通信を継続して、継続した分の通信料金は前記加入電話
    機から徴収する、 ことを特徴とする課金方式。
  2. 【請求項2】前記広告装置が、一定時間の広告情報を、
    複数個の広告情報を連続して前記端末へ送信し、利用者
    が前記端末上で予め定められた特定番号のダイヤル操作
    により前記端末が広告情報の送信を停止させるための要
    求操作を行った時に、前記交換機がこれを受信し、前記
    広告装置は広告情報の送信を停止し、 前記交換機では、前記広告装置が送信した前記広告情報
    の個数の合計量に応じた金額を割引き、前記端末に1個
    の広告情報を送信完了する毎に、割引合計金額を前記端
    末に送信して前記端末の表示部に表示する、ことを特徴
    とする請求項1記載の課金方式。
  3. 【請求項3】前記広告装置が前記端末へ広告情報を提供
    した後、一定時間内に、続けて広告情報を提供すること
    を要求するための操作を前記端末が行った時に、前記広
    告装置は、別の種類の広告情報を続けて送信し、前記端
    末が前記一定時間内に要求操作を行わなかった時は、前
    記広告装置は広告情報の提供を停止することを特徴とす
    る請求項1記載の課金方式。
  4. 【請求項4】割引金額または広告情報の提供回数、また
    は広告情報の提供時間を指定するための操作を前記端末
    から行うことにより、前記広告装置が複数の広告情報を
    連続して前記端末へ提供し、指定内容に達した時に、前
    記広告装置は広告情報の提供を停止することを特徴とす
    る請求項1記載の課金方式。
  5. 【請求項5】複数個の広告情報を有する前記広告装置か
    ら、広告情報を送信する毎に送信回数/送信時間量/割
    引金額を積算して記憶させておいて、積算値が予め定め
    られた送信回数/送信時間量/割引金額に達した時に、
    前記広告装置が送信する広告情報の内容を切り替える、
    ことを特徴とする請求項1記載の課金方式。
  6. 【請求項6】前記端末が受信した広告情報の種類を記憶
    させておくための受信済広告メモリを前記端末に対応さ
    せて設け、同じ端末へ次に広告情報を提供する場合に
    は、記憶されている広告情報とは別の種類の広告情報を
    提供することを特徴とする請求項1記載の課金方式。
  7. 【請求項7】広告情報の種別を指定する所定の操作を前
    記端末にて行われた際に、前記広告装置から指定された
    広告情報が前記端末へ送信されることを特徴とする請求
    項1記載の課金方式。
  8. 【請求項8】前記端末が、表示手段を備え、提供可能な
    広告情報の種別番号と、種別番号に対応させて広告分
    野、対象年齢、対象性別、広告時間、割引金額、提供メ
    ディアを、端末の表示画面に表示させることを特徴とす
    る請求項1記載の課金方式。
  9. 【請求項9】一般家庭用の加入電話機が一定期間に使用
    した通信料金を記録しておき、前記通信事業者から定期
    的に徴収される場合、前記加入電話機が広告情報を受信
    することにより割引される金額を、前記加入電話機毎に
    記録しておいて、前記定期的に徴収されるべき金額か
    ら、割引される金額を差し引いた金額を徴収するように
    したことを特徴とする請求項1記載の課金方式。
  10. 【請求項10】一般家庭用の加入電話機が一定期間に使
    用した通信料金を記録しておき、前記通信事業者から定
    期的に徴収される場合、公衆電話機から加入電話機番号
    を指定する操作を行った上で広告情報を受信し、前記公
    衆電話機から公衆情報を受信することにより割引される
    金額を、前記公衆電話機から指定された加入電話機毎に
    記録しておいて、前記の定期的に徴収されるべき金額か
    ら、割引される金額を差し引いた金額を徴収するように
    したことを特徴とする請求項1記載の課金方式。
  11. 【請求項11】前記加入電話機毎に割引金額を記録する
    と同時に、広告情報を受信した加入電話機の番号(発信
    者番号)と、広告情報の受信開始時/終了時刻、さらに
    割り引いた金額と、を広告主毎に記録することで、通信
    事業者から広告主に定期的に割り引いた金額を徴収する
    ことを特徴とする請求項1記載の課金方式。
  12. 【請求項12】広告情報に対応させて、送出回数の上限
    /総送出時間量の上限/総割引金額の上限などの広告情
    報の送出限度を定めておき、前記広告装置は、該送出限
    度を越えた場合には、該広告情報については、送出を行
    わないことを特徴とする請求項1記載の課金方式。
  13. 【請求項13】前記端末が公衆電話機であり、前記公衆
    電話機が前記広告装置から広告情報を受信した後に、前
    記公衆電話機と通信相手先とが通信不可能な場合には、
    前記広告情報を受信することにより割引されるべき金額
    を、前記公衆電話機から指定した加入電話機毎に記録
    し、前記加入電話機から定期的に徴収されるべき通信料
    金から、割引金額を差し引いた通信料金を徴収するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の課金方式。
  14. 【請求項14】複数の通信事業者(すなわち交換機)を
    経由して広告情報を提供する場合、広告情報を提供する
    交換機は、前記端末が収容された交換機から送出される
    発信者番号情報に対して通信料金割引を行うことを特徴
    とする請求項1記載の課金方式。
  15. 【請求項15】前記加入電話機であるファクシミリ端末
    が、前記広告装置からファクシミリ信号にて広告情報を
    受信することにより、通話料金割引を行うことを特徴と
    する請求項1記載の課金方式。
  16. 【請求項16】前記交換機から端末を自動的に呼び出し
    て、前記交換機に設けられた広告装置から端末へ広告情
    報を送信し、これにより端末が負担すべき通信料金の割
    引を行うことを特徴とする請求項1記載の課金方式。
  17. 【請求項17】前記端末が広告情報の着信を拒否するた
    めの操作を行うことにより、前記交換機から前記端末を
    自動的に呼び出すことを中止又は一定時間中断し、前記
    端末が広告情報の着信拒否を解除するための操作を行っ
    た場合、または、拒否時間が経過後に、再び自動的に呼
    び出すことを実行する、ことを特徴とする請求項1
    載の課金方式。
  18. 【請求項18】前記端末と通信事業者の間で契約して定
    めた一定期間や一定時間帯のみに、前記交換機から前記
    端末を自動的に呼び出して、前記端末へ広告情報を送信
    することを特徴とする請求項1記載の課金方式。
  19. 【請求項19】広告情報の自動着信である旨の可視/可
    聴表示を、前記端末を自動呼出中、または前記端末が応
    答時に、前記端末へ送出することを特徴とする請求項1
    記載の課金方式。
  20. 【請求項20】前記端末を自動呼出中および前記端末が
    広告情報を受信中に、一般の着信があった場合、前記端
    末に一般着信を知らせるための表示を行い、一般着信を
    待ち合わせるようにしたことを特徴とする請求項1又は
    記載の課金方式。
  21. 【請求項21】予め定められた所定の操作、または前記
    端末に提供される広告情報の中で指示する所定の操作
    を、指定された一定時間内に前記端末が操作した場合の
    割引金額と、該操作を行わなかった場合の割引金額を別
    にする、ように構成されてなることを特徴とする請求項
    1又は1記載の課金方式。
  22. 【請求項22】前記加入電話機が表示部を備え、該表示
    部に通常の通話料金の積算値と割引金額の積算値、すな
    わち加入電話機毎に記録してある割引金額の合計とを表
    示するか、通常の通話料金と割引料金の積算値との差
    額、すなわち通常の通話料金の積算値−割引料金の積算
    値を表示することを特徴とする請求項1又は1記載の
    課金方式。
  23. 【請求項23】通信事業者と特別契約した加入電話機
    (「広告用加入電話機」という)を広告装置とし、一般
    の加入電話機と前記広告用加入電話機が通信を行った場
    合は、その通信料金は広告用加入電話機に課金し、通信
    終了後は通信した時間量に応じた割引を一般の加入電話
    機に対して行うことを特徴とする請求項1記載の課金方
    式。
  24. 【請求項24】私設通信網の交換機に収容されている端
    末が一定期間に使用した通信料金を記録しておき、前記
    端末の利用者に通信料金を請求する場合、前記端末が広
    告情報を受信することにより割引される金額を、加入電
    話機毎に記録しておいて、請求されるべき通信料金か
    ら、割引される金額を差し引いた金額を請求するように
    したことを特徴とする請求項1記載の課金方式。
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