JP2002150120A - 店舗内情報提供装置及び記録媒体 - Google Patents
店舗内情報提供装置及び記録媒体Info
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Abstract
し、店舗側から顧客に情報を提供し、その情報を顧客の
携帯型装置の記憶手段に蓄積する。 【解決手段】店舗内装置と携帯型の顧客側装置との無線
通信で情報送受信を行い、店舗側からの商品情報等を顧
客側装置に蓄積するシステムの店舗内情報提供装置であ
って、無線通信部1と、顧客側の識別情報、商品情報等
を格納したサーバ4のHDD5と、顧客側から固有の識
別情報を受け取り、HDD5の情報を参照して顧客側装
置11との通信が可能か否かを識別する識別手段(情報
処理装置50)と、通信が可能であれば、HDD5から
必要な商品情報や付加情報を含む情報を取り出し、その
情報を顧客側装置11へ送信する情報提供処理手段(情
報処理装置50)とを備えている。
Description
ト、ディスカウントショップ、アーケード内の商店街な
ど、各種の店舗において、店舗側から顧客側へ商品情報
や付加情報等(商品のマニュアル、料理のレシピ、店舗
の特売情報、宣伝情報等も含む)を提供する店舗内情報
提供装置及び記録媒体に関する。
スーパーマーケット、ディスカウントショップ、アーケ
ード内の商店街などの店舗では、顧客が買い物をした
際、レジの精算で、顧客に対してレシートが渡されてい
た。また、店舗等に顧客が入っても、商品を見るだけで
あり、店舗は、新聞の折り込み広告等でしか、その店舗
の特売情報等を知らせる手段がなかった。
のにおいては、次のような課題があった。すなわち、近
年、顧客は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置
を持ち、店舗で購入したものに対して、パーソナルコン
ピュータ上の家計簿を使った管理や、Web上の情報の
取得、蓄積を積極的に行っている。また、店舗側におい
てWeb上からの情報の発信等も徐々に行われてきてい
る。
報は、未だ紙ベースであり、家計簿をつけるにしても手
間のかかる作業を強いられてきた。更に、店舗等に顧客
が入っても、製品を見るだけで、付加的な情報、例え
ば、商品(製品)のマニュアル、その商品の付属情報等
を得る手段は紙ベースでしかなかった。
能であったが、その活動は不特定多数の顧客に対するも
のであり、固定的な顧客に対しては、Web、新聞の折
り込み広告等が主体で、きめ細かな情報提供等はなかっ
た。
し、店舗側から顧客に対し情報を提供し、その情報を顧
客の携帯型情報処理装置の記憶手段に蓄積し、家に持ち
帰ることが可能な手段を提供することを目的とする。ま
た、顧客の要望に対応した情報の提供、警告の発信、或
いは前記情報にメーカ広告情報を付加し、その広告を顧
客が閲覧することで顧客にポイントを与え、そのポイン
トに対する値引き等を行うことで、購買意欲を増進させ
ることができるようにすることを目的とする。
成するため、次のように構成した。
側装置との間の無線通信により情報の送受信を行うこと
で、店舗側からの商品情報や付加情報を含む情報を顧客
側装置に蓄積するシステムに使用する店舗内情報提供装
置であって、顧客側装置との間で無線通信を行うための
通信手段と、顧客側の識別情報、商品情報、及び付加情
報を含む情報を格納した情報格納手段と、顧客側から固
有の識別情報を受け取り、前記情報格納手段の情報を参
照して、その識別情報から顧客側装置との通信が可能か
否かを識別する識別手段と、前記識別手段で顧客側装置
との通信が可能であることが識別できた場合、前記情報
格納手段から、必要な商品情報や付加情報を含む情報
(例えば、商品の購入価格、費目、マニュアル、野菜の
使い方、買った食品を組み合わせて作れる料理レシピと
写真、動画像等)を取り出し、その情報を顧客側装置へ
送信する処理を行う情報提供処理手段とを備えているこ
とを特徴とする。
側装置との間の無線通信により情報の送受信を行うこと
で、店舗側からの商品情報や付加情報を含む情報を顧客
側装置に蓄積するシステムに使用する店舗内情報提供装
置であって、顧客側の識別情報、商品情報、及び付加情
報を含む情報を格納した情報格納手段と、各商品陳列棚
に対応した位置に分散して配置され、顧客側装置との間
で無線通信を行うための通信手段と、顧客が店舗内を回
っていて興味を持った商品があった場合、その商品の陳
列棚の位置から、店舗内情報提供装置に対して固有の識
別情報を入力した場合、その識別情報から、該当する商
品を識別すると共に、顧客側装置と通信可能か否かを識
別する識別手段と、前記識別手段により前記識別ができ
た場合、前記情報格納手段から、前記商品に関する情報
(マニュアル、カタログ、コマーシャル動画等)と、そ
の情報に付加した、その店舗の特売情報、宣伝情報を取
り出し、それらの情報を顧客側装置へ送信する処理を行
う情報提供処理手段とを備えていることを特徴とする。
側装置との間の無線通信により情報の送受信を行うこと
で、店舗側からの商品情報や付加情報を含む情報を顧客
側装置に蓄積するシステムに使用する店舗内情報提供装
置であって、顧客側の識別情報、商品情報、及び付加情
報を含む情報を格納した情報格納手段と、顧客側から固
有の識別情報を受け取り、その識別情報から顧客側装置
との通信が可能か否かを識別する識別手段と、予め、事
前情報を格納した顧客側装置を持って顧客が入店し、前
記識別手段により顧客側装置との通信が可能であるとの
識別ができた場合、顧客側装置との通信により、顧客側
装置の事前情報を読み出し、その情報を基に、前記情報
格納手段を検索して前記事前情報に関連する新たな情報
を読み出し、その情報を顧客側装置へ送信する処理を行
う情報送信処理手段とを備えていることを特徴とする。
の店舗内情報提供装置において、前記店舗側情報提供装
置は、顧客側装置へ情報を送信する際、該送信情報に広
告情報を付加しておき、これらの情報を顧客側装置へ送
信する機能を備え、前記顧客側装置は、店舗側情報提供
装置から受信した情報を内部に蓄積しておき、顧客が蓄
積された広告情報を見た時、その顧客に対してポイント
が与えられ、そのポイントを蓄積する機能を備えると共
に、前記店舗側情報提供装置は、更に、顧客が店舗内で
商品の清算をする場合、無線通信により顧客側装置に蓄
積したポイントを読み出し、そのポイントに対応した値
引きを行い、その値引き分の金額を広告主に負担させる
ように、前記ポイントの処理を行う機能を備えているこ
とを特徴とする。
いて、前記店舗側情報提供装置は、店舗側が、購入商品
情報の他に、購入商品に対してきめ細かなポイントを付
加し、そのポイントを顧客側装置へ送信して蓄積させ、
そのポイントに対応する値引きを次の商品購入時に行う
ように処理する機能と、店舗側が、購入商品に応じた品
物別の細かな割引価格を設定し、その価格に応じた割引
を行い、前記ポイント情報、割引情報を一括して顧客側
装置へ送信し、該顧客側装置に蓄積させる機能とを備え
ていることを特徴とする。
側装置との間の無線通信により情報の送受信を行うこと
で、店舗側からの商品情報や付加情報を含む情報を顧客
側装置に蓄積するシステムに使用する店舗内情報提供装
置であって、顧客側の識別情報、商品情報、及び付加情
報を含む情報を格納した情報格納手段と、顧客側から固
有の識別情報を受け取り、その識別情報から顧客側装置
との通信が可能か否かを識別する識別手段と、購入済み
のもの(購入済み商品)を予め事前情報として格納した
顧客側装置を持って顧客が入店し、前記識別手段により
顧客側装置との通信が可能であるとの識別ができた場
合、顧客側装置との通信により、顧客側装置の事前情報
を読み出し、その事前情報に含まれる商品と、レジで精
算しようとしている商品との重複の有無を判断し、重複
が有れば警告を発する重複購入商品判断手段と、を備え
ていることを特徴とする。
を、図1に基づいて説明する。
精算を行う際、カードリーダ3にカードを通す。これに
より、店舗側情報提供装置では、識別手段(情報処理装
置50の情報提供処理プログラム)が顧客側から固有の
識別情報を受け取り、情報格納手段(サーバ4のHDD
5)の情報を参照して、その識別情報から顧客側装置
(携帯型情報処理装置11)との通信が可能か否かを識
別する。
処理手段(情報処理装置50の情報提供処理プログラ
ム)は情報格納手段(サーバ4のHDD5)から必要な
商品情報や付加情報を含む情報(例えば、商品の購入価
格、費目、マニュアル、野菜の使い方、買った食品を組
み合わせて作れる料理レシピと写真、動画像等)を取り
出し、その情報を顧客側装置(携帯型情報処理装置1
1)へ送信する。この情報を受信した顧客側装置では、
受信した情報を内部の情報蓄積装置14A(例えば、H
DD)に蓄積する。
情報を提供し、その情報を顧客の携帯型情報処理装置1
1の情報蓄積装置14Aに蓄積し、家に持ち帰ることが
できる。従って、顧客は、買い物時の精算額の管理が容
易に行えるようになり、さまざまな情報が効率よく取得
できる。
ていて興味を持った商品があった場合、その商品の陳列
棚の位置から、店舗内情報提供装置に対して固有の識別
情報を入力した場合、識別手段は、その識別情報から、
該当する商品を識別すると共に、顧客側装置と通信可能
か否かを識別する。
できた場合、情報提供処理手段は、前記情報格納手段か
ら、前記商品に関する情報(マニュアル、カタログ、コ
マーシャル動画等)と、その情報に付加した、その店舗
の特売情報、宣伝情報を取り出し、それらの情報を顧客
側装置へ送信する処理を行う。
し、顧客が興味を持った商品に関する情報を提供し、そ
の情報を顧客の携帯型情報処理装置11の情報蓄積装置
14Aに蓄積し、家に持ち帰ることができる。従って、
顧客は、買い物時の精算額の管理が容易に行えるだけで
なく、興味を持った商品に関する情報など、さまざまな
情報が効率よく取得できる。また、顧客は、前記特売情
報や宣伝情報を見ることで、特売品等に関する商品情報
を知ることができる。
えば、冷蔵庫の中身)を格納した顧客側装置を持って顧
客が入店し、前記識別手段により顧客側装置との通信が
可能であるとの識別ができた場合、情報送信処理手段
は、顧客側装置の事前情報を読み出し、その情報を基に
前記情報格納手段を検索して前記事前情報に関連する新
たな情報(例えば、その時作れる料理等)を読み出し、
その情報を顧客側装置へ送信する処理を行う。
情報を提供し、その情報を顧客の携帯型情報処理装置1
1の情報蓄積装置14Aに蓄積し、家に持ち帰ることが
できる。従って、顧客は、買い物時の精算額の管理が容
易に行えるだけでなく、さまざまな情報が効率よく取得
できる。更に、顧客は購入商品の利用に関する情報(例
えば、家庭にある料理の材料と、購入した料理の材料を
組み合わせて、或る料理を作るためのレシピ等)も得る
ことができ便利である。
は、顧客側装置へ情報を送信する際、該送信情報に広告
情報を付加しておき、これらの情報を顧客側装置へ送信
する。一方、顧客側装置は、店舗側情報提供装置から受
信した情報を内部に蓄積しておき、顧客が蓄積された広
告情報を見た時、その顧客に対してポイントが与えら
れ、そのポイントを蓄積する。
置50)では、顧客が店舗内で商品の清算をする場合、
無線通信により顧客側装置に蓄積したポイントを読み出
し、そのポイントに対応した値引きを行い、その値引き
分の金額を広告主に負担させるように、前記ポイントの
処理を行う。
商品の値引きを得ることができる。また、店舗側は、顧
客へのサービス向上、自分の店舗の宣伝、顧客の囲い込
みができ、効率の良い経営が可能となる。更に、広告主
は、見た人数に見合った広告料を支払うことで効率の良
い宣伝が行える上、広告の善し悪しについても店舗から
のポイント情報を分析することで得られる。
は、店舗側が、購入商品情報の他に、購入商品に対して
きめ細かなポイントを付加し、そのポイントを顧客側装
置へ送信して蓄積させ、そのポイントに対応する値引き
を次の商品購入時に行うように処理する。
の細かな割引価格を設定し、その価格に応じた割引を行
い、前記ポイント情報、割引情報を一括して顧客側装置
へ送信し、該顧客側装置に蓄積させる。
者自信が分かるようにしておくことができ、割引価格と
他店の価格とを比較できる。そのため、消費者を或る小
売店に引き止めることが可能になる。
段は、購入済みのもの(購入済み商品)を予め事前情報
として格納した顧客側装置を持って顧客が入店し、識別
手段により顧客側装置との通信が可能であるとの識別が
できた場合、顧客側装置との通信により、顧客側装置の
事前情報を読み出し、その事前情報に含まれる商品と、
レジで精算しようとしている商品との重複の有無を判断
し、重複が有れば警告を発する。
(購入済み商品)を事前情報として顧客側装置に格納し
て入店すれば、店舗で買い物をしてレジで精算する際、
重複したもの(例えば、冷蔵庫にあるもの)を買った場
合、警告を発するので、購入有無を確認してから商品を
購入できる、無駄な買い物をしなくて済む。また、顧客
は、購入するかどうかに迷っている場合でも、顧客側装
置の情報を見ることで、簡単に解決できる。
に基づいて詳細に説明する。以下の説明では、ハードデ
ィスク装置を「HDD」、マイクロコンピュータを「M
C」、パーソナルコンピュータを「PC」と記す。
蔵した携帯型情報処理装置(顧客が持ち歩く装置)を、
単に「顧客側装置」と記す。なお、前記顧客側装置とし
ては、HDDを内蔵し、かつ、無線通信機能を備えた
「携帯情報端末」と呼ばれる装置や、無線通信機能を備
えた小型のノート型パソコン(例えば、携帯電話やPH
S等の通信機能を利用可能なノート型パソコン)等が利
用される。
は、店舗内に設置された店舗側装置(又は、店舗側シス
テム)と、顧客側装置とから構成されている。そして、
店舗側装置は、販売商品の決済が可能な各種カード(ク
レジックカード、キャッシュカード、デビットカードな
どと呼ばれるカードに利用されるICカード、磁気カー
ド等)の読み取りを行うカードリーダ3と、該カードリ
ーダ3に対する制御を行うMCボード(MC関連の部品
を搭載したプリント基板)8の組と、POS端末2と、
サーバ4等を備えると共に、アンテナ6を介して顧客側
装置(携帯型情報処理装置11)と無線通信を行うため
の無線通信部1等を備え、これらの各装置は、店舗内に
設けた店舗内LAN等の通信回線により接続されてい
る。
ーケット等のレジにおいて使用されている端末であり、
例1では、このPOS端末2内に、以下に説明する情報
提供処理を実現させるためのプログラム(以下、「情報
提供処理プログラム」と記す)が格納されている。そし
て、この例では、前記POS端末2のCPUが情報提供
処理プログラムを読み出して実行することにより、情報
提供処理を行うように構成されている。
のHDD5には、顧客の情報管理を行うための情報を格
納した顧客情報管理データベースと、商品の管理を行う
ための情報を格納した商品管理データベースと、その
他、商品等に関する付加情報(宣伝情報、特売情報など
を含む)を格納した付加情報データベース等が格納され
ている。
1とアンテナ15を介して無線通信が可能な無線通信部
12と、各種情報を蓄積するためのHDD14と、各種
制御を行う制御部13等を備えている。前記制御部13
は、CPUやMPU、或いは各種インタフェース制御部
等を含んでいる。
装置の無線通信部12との間の無線通信は、店舗内の比
較的狭い範囲で無線通信ができれば良く、例えば、ブル
ーツース(Bluetooth )による通信方式や、その他の無
線LAN等が適用可能である。
は、無線LANプロトコルの一つであり、極めて近いエ
リアで使用することを目的としており、ローコストで高
速な無線LAN方式の標準を狙ったものである。なお、
前記ブルーツース(Bluetooth)は、2.45GHZ 帯
域を使用した無線接続方式で、電波接続エリアは最大1
0m程度(パワーアップすることで100m程度まで可
能)である。
詳細図を図3のA図に示し、顧客側装置の詳細図を図3
のB図に示す。また、図4はデータベース例であり、顧
客情報管理データベースを図4のA図に示し、商品管理
データベースを図4のB図に示す。
に、店舗内のLAN等の通信回線を介して他の装置と通
信を行うための通信制御部21と、商品販売時の各種販
売処理を行うPOS処理部24と、各種制御を行う制御
部(CPU、インタフェース制御部、I/O制御部等を
含む)22と、メモリ25と、HDD23等を備えてい
る。そして、前記HDD23には、前記情報提供処理プ
ログラムが格納されている。
通信回線を介して他の装置と通信を行うための通信制御
部41と、各種制御を行う制御部(CPU、インタフェ
ース制御部、I/O制御部等を含む)42と、メモリ4
3等を備えると共に、外部記憶装置としてHDD5を備
えている。そして、HDD5には、顧客情報管理データ
ベースと、商品管理データベースと、付加情報データベ
ースと、サーバ4の処理を行うための処理プログラム等
を格納してある。
側装置に固有の識別情報やポイント等の情報を格納する
ものであり、商品管理データベースは、店舗内で販売し
ている商品に関する管理情報等を格納したものである。
また、付加情報データベースは、その他の付加情報を格
納するものであり、例えば、電子レンジであれば、その
電子レンジを使用して作る料理のレシピ等が含まれる。
と、制御部13と、メモリ16等を備えるると共に、H
DD14を備えている。そして、HDD14には店舗側
装置から無線通信により受信した情報、すなわち、商品
に関する情報を格納する商品情報格納領域と、付加情報
を格納する付加情報格納領域を設けてある。また、店舗
側装置から無線通信により情報を受信し、その情報を前
記領域に格納する処理等を実現させるための情報受信処
理プログラムもHDD14に格納されている。
情報管理データベースには、例えば、図4のA図に示し
たように、顧客識別情報、顧客側装置識別情報、通信方
式、ポイント等の情報が格納できるようになっている。
そして、顧客識別情報としては、ID1、ID2、ID
3、ID11、ID15、ID50・・・のように、各
顧客に固有の識別情報が格納される。この顧客識別情報
は、この例の場合、前記カードに予め格納してある顧客
の情報(取引用の暗証番号でも良いし、他の任意のID
コードなどを利用しても良い)をカードリーダ3で読み
取り、その情報を顧客情報管理データベースに格納する
ものである。
#1、DV#3、DV#7・・・のように、各顧客側装
置に固有の識別情報(装置内に設定されている通信用の
識別コード等)が格納される。また、通信方式として
は、店舗側装置と顧客側装置との間で無線通信ができる
か否かを判定するために、例えば、前記ブルーツースを
利用した通信方式等の各種通信方式を判別できる情報を
格納する。更に、ポイントとしては、顧客に対するポイ
ント還元(詳細は後述する)等を行うための情報であ
り、このポイント情報を蓄積するようになっている。
して、ID1〜ID3が対応しているが、これは、ID
1〜ID3の異なる識別情報を持つ3人の家族が、DV
#1の識別情報を持つ一台の顧客側装置を共通に使用す
る場合の例である。
3の何れかの識別情報が入力されると、DV#1の識別
情報を持つ顧客側装置が通信対象として決定されるもの
である。そして、顧客側装置の通信方式がブルーツース
で店舗側の通信方式と合致すれば、通信可能であると判
定し、店舗側装置と顧客側装置との間で無線通信を行う
ことが可能になる。なお、一人の顧客が一台の顧客側装
置を使用する場合には、顧客識別情報(例えば、ID5
0)と顧客側装置識別情報(例えば、DV#7)を1対
1の関係で登録すれば良い。
最初に店舗に入り、店舗内で顧客側装置の情報に関して
初期登録を行う際に登録しておく。この場合、店舗側の
入力装置を利用して必要な情報を入力し(例えば、店員
の操作で入力)、サーバ4のHDD5に格納しておき、
変更があれば、随時変更処理を行うことで、顧客情報管
理データベースを構築する。
ベースには、商品名、商品型番、商品情報等を格納す
る。例えば、商品名が冷蔵庫であれば、商品型番には、
「ABC123」の情報を格納し、商品情報には「容量
=400リットル、ドア形式・・・のような情報を格納
する。また、電子レンジ、パソコン等の各商品について
も同様にして情報を格納する。なお、前記各商品に関し
て、仕様書の情報、取り扱い説明書の情報、価格、その
他の情報も格納しておく。
信により、購入商品に関する情報等を送受信し、それら
の情報を、顧客側装置のHDD14に蓄積する処理であ
る。この場合、POS端末2の前にいる顧客を確認する
ために、顧客のカード(ICカード等)をカードリーダ
3で読み取り、その読み取った情報から顧客に固有の識
別情報(IDコード等)を取り出し、その識別情報に基
づいて顧客を確認し、通信が可能であれば店舗側装置と
顧客側装置との間で無線通信を開始する。
た顧客情報管理データベースには、顧客識別情報や顧客
側装置識別情報等が初期登録されている。そこで、PO
S端末2では、顧客が購入品の精算を行う時に、顧客の
カードから読み取った識別情報を前記顧客情報管理デー
タベースの情報と比較することで通信が可能かどうかを
判断し、通信可能であれば前記無線通信を開始する。
入品の価格を入力、又はバーコードにより読み込む。こ
れらの情報を含む次のような情報は、無線通信により顧
客側装置のHDD14に蓄積される。この場合の情報と
しては、サーバ4のHDD5に格納された商品管理デー
タベースや付加情報データベースを検索して得た情報、
例えば、購入製品名、価格、費目、使用期限(保証期
限)、製品マニュアル、使い方(動画入り)、食料品の
場合は料理レシピ集(動画入り)、写真、製品の付属情
報等である。
報を提供し、その情報を顧客の携帯型情報処理装置の記
憶手段に蓄積し、家に持ち帰ることが可能な手段を提供
することができる。
側装置の構成は例1と同じである。また、店舗側は、顧
客のカードを読むためのカードリーダ3と、アンテナ6
を有する無線通信部1と、MCボード8の組を単位とし
て、店舗内の複数箇所に分散して設置する。この場合、
例えば、図5に示したように、カードリーダ3と無線通
信部1とMCボード8の組を、A、B、C、D、Eの各
位置(例えば、商品別の商品陳列棚の位置)に分散して
設置する。
るための情報提供処理プログラムを格納したHDD10
を有するPC(パーソナルコンピュータ)9と、HDD
5を備えたサーバ4を設置する。更に、商品の陳列棚毎
に、その周辺には陳列商品に対応させた陳列棚識別ボタ
ン20を必要に応じて設置する。
の商品に対応させて、任意の数だけ設置すると共に、該
陳列棚識別ボタン20を、それぞれMCボード8に接続
する。この場合、MCボード8は、無線通信部1とカー
ドリーダ3と陳列棚識別ボタン20等からの情報を入力
し、必要な制御等(入出力のインタフェース制御、信号
の識別処理、その他、情報処理等)を行い、店舗内LA
Nを介して他の装置と通信を行う機能を備えている。
プログラムを実行することで、店舗の情報提供処理を実
行するものである。この場合、PC9では、顧客側装
置、或いは顧客のカードから無線通信により得た情報を
受け取ると、その情報をサーバ4へ送る。そして、サー
バ4はPC9から受信した情報をHDD5に格納する処
理を行う。
サーバ4へ必要な情報を送り、サーバ4がHDD5を検
索して得た情報を受け取り、該当する無線通信部1から
顧客側装置へ無線により送信する。
の或る商品に興味を持った場合、カードをその位置にあ
るカードリーダ3に通す。これによって、顧客のカード
から読み取った情報(識別情報)は店舗内LANを介し
てPC9へ送られる。その後、PC9からサーバ4へ前
記顧客の情報を送り、サーバ4のHDD5の顧客情報管
理データベースから必要な情報を取り出す。
とサーバ4から受け取った情報とを比較することで通信
可能か否かを判断し、通信可能と判断した場合には、店
舗側装置と顧客側装置との間で無線通信を開始する。こ
の時、PC9の制御により、顧客と通信するための情報
がCの位置にある無線通信部1へ送られ、店舗側装置の
無線通信部1と、顧客側装置の無線通信部12との間の
無線通信により店舗側からの情報が顧客側装置のHDD
14に蓄積される。
列棚識別ボタン20を顧客が押した場合、その陳列棚識
別ボタン20に対応した商品に関する情報のみを顧客側
装置へ送るようにすれば、顧客の要求に沿った情報を提
供することができる。
いて、決められたフォーマットに従って、検索対象の商
品に関して、該商品の商品名(製品名)、型番、要求項
目(例えば、付属品)のような情報を顧客側装置のHD
D14に格納しておけば、店舗内に設置されたいずれか
の無線通信部1と、顧客側装置が通信可能になった時、
顧客側装置からそのフォーマット情報を読み出し、その
情報から商品(製品)管理データベースを検索して、要
求する情報を取り出し、無線通信により顧客側装置のH
DD14に情報を蓄積することができる。
図は家庭内での処理、B図は店舗内での処理を示す。以
下、図6に基づいて、食品を購入する場合の具体的な処
理を説明する。
置へ検索項目を入力する。例えば、商品として食品を購
入する場合、検索項目として、「秋刀魚」を入力し、要
求項目としては、「安く作れる秋刀魚料理とその時の材
料」を入力する。そして、これらの情報を、例えば、顧
客側装置が携帯情報端末であれば、家庭内のPCを利用
して顧客側装置のHDD14に格納する。なお、この場
合、顧客側装置がノート型パーソナルコンピュータであ
れば前記PCを使用しなくても情報を格納することがで
きるから、前記PCは不要である。
る。なお、S1〜S13は各処理ステップを示す。図6
のB図に示すように、前記家庭内での処理で、顧客側装
置のHDD14に情報を格納し、その顧客側装置を持参
して店舗内に入店したとする。そして、顧客が入店した
ら(S1)、顧客はカードリーダ3にカード(例えば、
ICカード)を通す(S2)。その後、顧客側装置で
は、通信が確立するのを待つ(S3)。
読み取ったカード情報をMCボード8の制御により店舗
内LANを介してPC9へ送信する。そして、PC9か
らサーバ4へ検索依頼を送り、サーバ4がHDD5のデ
ータベースを検索する。この場合、サーバ4では顧客か
ら受け取ったカード情報を基にHDD5の顧客情報管理
データベースを検索する(S11)。
情報を送り、PC9が前記検索結果の情報を基に顧客側
装置との通信が可能か否かを判断する。その結果、通信
可能と判断した場合には無線通信部1を介して通信確立
情報を顧客側装置へ送信する(S12)。このようにし
て顧客側装置と店舗内情報提供装置との間で通信が確立
すると、その後、両者の間で無線通信を開始する。
置は店舗側装置(店舗内情報提供装置)に対して検索情
報を送信し(S4)、その後、検索結果の情報待ち(S
5)となり、店舗側装置から検索結果の情報を受信した
ら、その情報をHDD14に蓄積する(S6)。
検索情報を受信するとその情報をPC9が受け取り、P
C9がサーバ4へ検索依頼を行う。これによりサーバ4
では、HDD5のデータベースを検索し、要求された検
索項目に対応する情報を抽出し(S13)、その情報を
PC9の制御で顧客側装置へ送信する。この時、顧客側
装置は、前記S6の処理により、店舗側装置から受信し
た情報をHDD14に蓄積する。
側装置の構成は例1と同じである。また、店舗側は、顧
客のカードを読むためのカードリーダ3を店舗の出入口
付近(店舗の内側)に設け、店舗内には、アンテナ6を
有する無線通信部1とMCボード8の組を単位として、
店舗内の複数箇所に分散して設置する。この場合、例え
ば、図示のように、無線通信部1とMCボード8の組
を、A、B、C、D、Eの各商品陳列棚毎の位置に分散
して設置する。
提供処理プログラムを格納したHDDを有するPC9
(例2と同じ)と、HDD5を有するサーバ4を設け
る。更に、商品毎の陳列棚の周辺には、陳列商品に対応
させた陳列棚識別ボタン20を必要に応じて設置する。
の商品に対応させて任意の数だけ設置すると共に、該陳
列棚識別ボタン20をそれぞれMCボード8に接続す
る。この場合、MCボード8は無線通信部1と陳列棚識
別ボタン20からの情報を入力し、必要な制御等(入出
力のインタフェース制御、信号の識別処理、その他、情
報処理等)を行い、店舗内LANを介して他の装置と通
信を行う機能を備えている。
を受け取るとその情報を基にサーバ4へ送る。そして、
PC9はサーバ4から必要な情報を受け取り、通信可能
と判断したら顧客側装置への情報提供処理を開始する。
この時、顧客へ提供する情報は、PC9からサーバ4へ
必要な情報を送り、サーバ4がHDD5を検索して得た
情報を受け取り、該当する無線通信部1から顧客側装置
へ無線により送信する。
装置の電源を入れておき、その状態でカードリーダ3に
カードを入れる。このようにすると、顧客のカードから
必要な情報が読み取られ、その顧客情報がMCボード8
を介して店舗内LANへ送出され、PC9へ送られる。
店舗内装置(店舗内情報提供装置)から顧客側装置へ無
線通信により情報が送信され、顧客側装置のHDD14
に情報が蓄積される。この場合、顧客が移動中において
も、顧客側装置と店舗内装置との間で無線通信を行うこ
とができる。
蔵庫の中身等の情報)を顧客側装置のHDD14に格納
しておけば、店舗内に顧客が入店し、顧客に固有の識別
情報を確認した後、前記事前情報に関連する新たな情報
(例えば、その時作れる料理等)を、顧客側装置に蓄積
することができる。また、顧客が陳列棚識別ボタン20
を押すことで、それに関連した情報が無線通信により送
信され、顧客側装置のHDD14に蓄積される。
の安売り情報やトピックス等の宣伝情報を顧客に積極的
に提供することができる。なお、この例では、通信可能
と判断された多数の顧客に対して同じ内容の情報を提供
する(店舗内での情報の垂れ流し)。
商品等を顧客側装置のHDD14に格納しておけば、顧
客が入店した際、購入するか否かに迷ったときに情報を
照会できるし、また、レジ等の清算時に重複したものを
買った場合、警告を発することができるようにした例で
ある。
理フローチャートを図8に示す。以下、図8に基づいて
重複購入品警告処理を説明する。なお、S21〜S36
は各処理ステップを示す。
処理が可能な冷蔵庫(ディジタル家電の一種)で管理し
ている食料品の情報を、顧客側装置のHDD14に格納
する。その後、スーパーマーケット等の店舗で買い物を
行い、レジで清算する時、以下に説明する処理を行うこ
とで、重複購入商品を確認しながら購入商品の清算が可
能になる。
は次のように処理を行う。顧客はレジ内に入り、購入商
品の清算を行う(S21)。この時、カードリーダ3に
顧客のカード(例えば、ICカード)を入れる(S2
2)。そして、通信確立待ちを行う(S23)。
顧客のカードから読み取ったカード情報を基に、サーバ
4が管理するHDD内のデータベースから、顧客に固有
の情報を検索する(S30)。そして、PC9の処理で
通信確立が可能になれば、通信確立情報を顧客側装置へ
無線通信により送信する(S31)。
報提供装置との間で無線通信が確立すると、顧客側装置
は、商品情報受信待ちとなる(S24)。その後、顧客
側装置は、店舗側装置(店舗側情報提供装置)からの商
品情報を受信すると、購入品の重複の有無を判断し(S
25)、重複が無ければS24の処理から繰り返し、重
複商品が有れば、顧客に対して警告を発して入力停止指
示を行い(S26)、購入するか否かを確認する(S2
7)。
S24の処理へ移行し、重複した商品を購入しない場合
は、商品購入情報を削除し(S28)、S24の処理へ
戻る。
ーコード等で入力し(S32)、顧客側からの入力停止
指示があるか否かを判断し(S33)、入力停止指示が
あれば警告を発し(S34)、顧客側へ該当する商品の
購入有無を確認する(S35)。また、この時、顧客よ
り店員に直接購入有無を伝える。
を確認し、その商品を購入すると判断した場合には、S
32の処理へ戻り、前記商品を購入しないと判断した場
合には、レジにおいて、その商品の購入取り消しを行い
(S36)、S32の処理へ移行する。以上の処理によ
り、重複購入商品を確認しながら清算を行うことが可能
になる。
客と広告主の関係説明図を図10に示す。以下、図9、
図10に基づいて、例5を説明する。
の広告(例えば、Webページのバナー広告のようなも
の)を付加しておき、顧客が自宅でその広告を見る(画
面上でクリックする)と、顧客にポイントが与えられ顧
客側装置のHDD14に蓄積される。その後、顧客が店
舗内で、店舗内のレジ等により購入商品の清算をすると
き、そのポイント分値引きがされる。この場合、値引き
された金額は、広告主が負担するように処理を行う。
購入商品に対してきめ細かなポイントを付加し、そのポ
イントを顧客側装置のHDD14に蓄積し、ポイントに
対応する値引きを次の商品購入時に行えるようにする。
また、店舗側が、商品の購入価格に応じた商品(品物)
別の細かな割引価格を設定し、その価格に応じた割引を
行うようにしても良い。
舗側情報提供装置から、一括して顧客側装置に送ること
ができる。これによって、割引率等を消費者自身が分か
るようにしておくことができ、割引価格と他店価格を比
較できるので、消費者を或る小売店に引き止める(顧客
の囲い込みを行う)ことが可能になる。なお、前記バナ
ー広告(Banner Advertising)は、ウェブ・ページに表
示する看板型の広告のことである。
るかを決め、それを顧客が閲覧してポイントを得た場
合、その店舗での商品の購入に際して、どの程度の割引
にするか契約する。この場合、その広告に関連する商品
を購入した場合のポイント当たりの割引率を多く設定し
ても良い。
(広告を付加した情報)を発信する。この情報は、顧客
側装置のHDD14に蓄積される。その後、顧客は自宅
のPC等で直接、顧客側装置のHDD14に蓄積されて
いる店舗側の情報を閲覧する。この場合、顧客側装置の
HDD14には、情報受信処理等を行うためのプログラ
ムが格納されており、このプログラムを実行すること
で、前記情報にある広告バナーをヒットして広告の内容
を見ると、顧客側装置内のどの広告を見たかが登録され
ポイントが付けられる。なお、同じ広告を2度みてもポ
イントが加算されないようにする。
をして清算をする場合、見た広告のポイントに応じた値
引きがされる。そして、店舗側には、各広告に対するポ
イントが集計されるようになっている。この集計ポイン
トに応じて店舗側は、広告主に対して契約に従った金額
を得る。
失を無くし、更に、顧客の囲い込みができる。また、広
告主は、見た人数に従った広告料を支払うことになり、
効率の良い宣伝が行える。
ず、広告主が商品広告を店舗へ依頼する。それにより店
舗では、依頼広告を見た顧客に与えるポイントを決定す
る。例えば、その広告品の場合1ポイント:X円引き、
その他の場合1ポイント:Y円引き、のようにする。そ
して、ポイント数に応じた広告料要求、例えば、100
ポイントの場合A円、200ポイントの場合B円等であ
る。このようにして広告主と店舗側とが前記のように内
容で了解した場合、両者の間で契約をする。
うになっている。店舗内では店舗側から顧客側装置に対
して、依頼広告バナー付情報を無線送信する。これによ
り、広告付きの情報が顧客側装置のHDD14に蓄積さ
れる。その後、顧客が、自宅のPCや情報家電で取得情
報を確認する。そして、バナー広告をヒットして広告を
見ると、ポイントとどのバナー広告を見たかが顧客側装
置のHDD14に自動的に格納(登録)されるようにな
っている。
装置を持って、或る店舗へ入り、顧客が商品を購入し、
例えば、POS端末2で清算をするが、この時、店舗側
では、広告の商品を購入すると割引率が大になり、その
他の商品を購入すると、通常割引となる。その後、店舗
では、広告主に対して、前記ポイントに応じた広告料を
請求する。
て説明した店舗内情報提供装置の処理(図2のPOS端
末2の情報提供処理プログラムによる処理、図3のPC
9による処理、図7のPC9による処理等)は、例え
ば、図11に示した装置により実現することができる。
ワークステーション等の任意のコンピュータにより実現
する装置であり、コンピュータ本体31と、該コンピュ
ータ本体31に接続されたディスプレイ装置32、入力
装置(キーボード、マウス等)33と、リムーバブルデ
ィスクドライブ(RDD)34と、HDD35等を備え
ている。
内の各種制御等を行うCPU(中央演算処理装置)3
6、プログラムや各種パラメータ等のデータを格納して
おくためのROM(不揮発性メモリ)37、CPU36
がワーク用として使用するメモリ38、外部のI/O装
置とのインタフェース制御を行うI/F制御部39、外
部との通信制御を行う通信制御部40等を備えている。
報提供処理は、予めHDD35のハードディスク(記録
媒体、或いは記憶媒体)、又はROM37に格納(記
録、或いは記憶)しておいたプログラムをCPU36の
制御により読み出し、該CPU36が読み出したプログ
ラムを実行することにより実現する。
ず、例えば、HDD35のハードディスクに、次のよう
にしてプログラムを格納し、このプログラムをCPU3
6が実行することで前記店舗内情報提供処理を行うこと
も可能である。
ィスクに格納されているプログラム(他の装置で作成し
たプログラムデータ)を、RDD34により読み取り、
HDD35の記録媒体に格納する。
から伝送されたプログラム等のデータを、通信制御部4
0を介して受信し、そのデータをHDD35のハードデ
ィスクに格納する。
OS端末2とは別に、情報提供処理を実現するためのP
C(パーソナルコンピュータ)を店舗内LANに接続
し、このPCに情報提供処理プログラムを格納し、該P
Cにより情報提供処理を実現することも可能である。こ
の場合、POS端末2は、従来と同じようにレジにおい
て、そのまま使用すれば良い。
装置について説明したが、HDDを備えていない装置で
も、半導体メモリや書き込み可能な光ディスク等の情報
蓄積装置を有する装置ならば利用可能である。
付記する。
の顧客側装置との間の無線通信により情報の送受信を行
うことで、店舗側からの商品情報や付加情報を含む情報
を顧客側装置に蓄積するシステムに使用する店舗内情報
提供装置であって、顧客側装置との間で無線通信を行う
ための通信手段と、顧客側の識別情報、商品情報、及び
付加情報を含む情報を格納した情報格納手段と、顧客側
から固有の識別情報を受け取り、前記情報格納手段の情
報を参照して、その識別情報から顧客側装置との通信が
可能か否かを識別する識別手段と、前記識別手段で顧客
側装置との通信が可能であることが識別できた場合、前
記情報格納手段から、必要な商品情報や付加情報を含む
情報(例えば、商品の購入価格、費目、マニュアル、野
菜の使い方、買った食品を組み合わせて作れる料理レシ
ピと写真、動画像等)を取り出し、その情報を顧客側装
置へ送信する処理を行う情報提供処理手段と、を備えて
いることを特徴とする店舗内情報提供装置。
の顧客側装置との間の無線通信により情報の送受信を行
うことで、店舗側からの商品情報や付加情報を含む情報
を顧客側装置に蓄積するシステムに使用する店舗内情報
提供装置であって、顧客側の識別情報、商品情報、及び
付加情報を含む情報を格納した情報格納手段と、各商品
陳列棚に対応した位置に分散して配置され、顧客側装置
との間で無線通信を行うための通信手段と、顧客が店舗
内を回っていて興味を持った商品があった場合、その商
品の陳列棚の位置から、店舗内情報提供装置に対して固
有の識別情報を入力した場合、その識別情報から、該当
する商品を識別すると共に、顧客側装置と通信可能か否
かを識別する識別手段と、前記識別手段により前記識別
ができた場合、前記情報格納手段から、前記商品に関す
る情報(マニュアル、カタログ、コマーシャル動画等)
と、その情報に付加した、その店舗の特売情報、宣伝情
報を取り出し、それらの情報を顧客側装置へ送信する処
理を行う情報提供処理手段と、を備えていることを特徴
とする店舗内情報提供装置。
の顧客側装置との間の無線通信により情報の送受信を行
うことで、店舗側からの商品情報や付加情報を含む情報
を顧客側装置に蓄積するシステムに使用する店舗内情報
提供装置であって、顧客側の識別情報、商品情報、及び
付加情報を含む情報を格納した情報格納手段と、顧客側
から固有の識別情報を受け取り、その識別情報から顧客
側装置との通信が可能か否かを識別する識別手段と、予
め、事前情報を格納した顧客側装置を持って顧客が入店
し、前記識別手段により顧客側装置との通信が可能であ
るとの識別ができた場合、顧客側装置との通信により、
顧客側装置の事前情報を読み出し、その情報を基に、前
記情報格納手段を検索して前記事前情報に関連する新た
な情報を読み出し、その情報を顧客側装置へ送信する処
理を行う情報送信処理手段と、を備えていることを特徴
とする店舗内情報提供装置。
3)のいずれかに記載の店舗内情報提供装置において、
前記店舗側情報提供装置は、顧客側装置へ情報を送信す
る際、該送信情報に広告情報を付加しておき、これらの
情報を顧客側装置へ送信する機能を備え、前記顧客側装
置は、店舗側情報提供装置から受信した情報を内部に蓄
積しておき、顧客が蓄積された広告情報を見た時、その
顧客に対してポイントが与えられ、そのポイントを蓄積
する機能を備えると共に、前記店舗側情報提供装置は、
更に、顧客が店舗内で商品の清算をする場合、無線通信
により顧客側装置に蓄積したポイントを読み出し、その
ポイントに対応した値引きを行い、その値引き分の金額
を広告主に負担させるように、前記ポイントの処理を行
う機能を備えていることを特徴とする店舗内情報提供装
置。
の顧客側装置との間の無線通信により情報の送受信を行
うことで、店舗側からの商品情報や付加情報を顧客側装
置に蓄積するシステムに使用する店舗内情報提供装置
に、顧客側から固有の識別情報を受け取り、情報格納手
段の情報を参照して、その識別情報から顧客側装置との
通信が可能か否かを識別する識別手段と、前記識別手段
で顧客側装置との通信が可能であることが識別できた場
合、前記情報格納手段から、必要な商品情報や付加情報
を含む情報を取り出し、その情報を顧客側装置へ送信す
る処理を行う情報提供処理手段の機能を実現するための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体。
提供装置において、店舗側情報提供装置は、店舗側が購
入商品情報の他に、購入商品に対してきめ細かなポイン
トを付加し、そのポイントを顧客側装置へ送信して蓄積
させ、そのポイントに対応する値引きを次の商品購入時
に行うように処理する機能と、店舗側が購入商品に応じ
た品物別の細かな割引価格を設定し、その価格に応じた
割引を行い、前記ポイント情報、割引情報を一括して顧
客側装置へ送信し、該顧客側装置に蓄積させる機能とを
備えていることを特徴とする店舗内情報提供装置。
の顧客側装置との間の無線通信により情報の送受信を行
うことで、店舗側からの商品情報や付加情報を含む情報
を顧客側装置に蓄積するシステムに使用する店舗内情報
提供装置であって、顧客側の識別情報、商品情報、及び
付加情報を含む情報を格納した情報格納手段と、顧客側
から固有の識別情報を受け取り、その識別情報から顧客
側装置との通信が可能か否かを識別する識別手段と、購
入済みのもの(購入済み商品)を予め事前情報として格
納した顧客側装置を持って顧客が入店し、前記識別手段
により顧客側装置との通信が可能であるとの識別ができ
た場合、顧客側装置との通信により、顧客側装置の事前
情報を読み出し、その事前情報に含まれる商品と、レジ
で精算しようとしている商品との重複の有無を判断し、
重複が有れば警告を発する重複購入商品判断手段と、を
備えていることを特徴とする店舗内情報提供装置。
のような効果がある。
入し精算を行う際、カードリーダにカードを通す。これ
により、店舗側情報提供装置では、識別手段が顧客側か
ら固有の識別情報を受け取り、情報格納手段の情報を参
照して、その識別情報から顧客側装置との通信が可能か
否かを識別する。
処理手段は情報格納手段から必要な商品情報や付加情報
を含む情報(例えば、商品の購入価格、費目、マニュア
ル、野菜の使い方、買った食品を組み合わせて作れる料
理レシピと写真、動画像等)を取り出し、その情報を顧
客側装置へ送信する。この情報を受信した顧客側装置で
は、受信した情報を内部の情報蓄積手段に蓄積する。
情報を提供し、その情報を顧客の携帯型情報処理装置の
記憶手段に蓄積し、家に持ち帰ることができる。従っ
て、顧客は、買い物時の精算額の管理が容易に行えるよ
うになり、さまざまな情報が効率よく取得できる。
ていて興味を持った商品があった場合、その商品の陳列
棚の位置から店舗内情報提供装置に対して固有の識別情
報を入力すれば、識別手段はその識別情報から該当する
商品を識別すると共に、顧客側装置と通信可能か否かを
識別する。
た場合、情報提供処理手段は情報格納手段から商品に関
する情報(マニュアル、カタログ、コマーシャル動画
等)と、その情報に付加した、その店舗の特売情報、宣
伝情報を取り出し、それらの情報を顧客側装置へ送信す
る処理を行う。
し、顧客が興味を持った商品に関する情報を提供し、そ
の情報を顧客の携帯型情報処理装置の記憶手段に蓄積
し、家に持ち帰ることができる。従って、顧客は、買い
物時の精算額の管理が容易に行えるだけでなく、興味を
持った商品に関する情報など、さまざまな情報が効率よ
く取得できる。また、顧客は、前記特売情報や宣伝情報
を見ることで、特売品等に関する商品情報を知ることが
できる。
えば、冷蔵庫の中身)を格納した顧客側装置を持って顧
客が入店し、前記識別手段により顧客側装置との通信が
可能であるとの識別ができた場合、情報送信処理手段
は、顧客側装置の事前情報を読み出し、その情報を基
に、前記情報格納手段を検索して前記事前情報に関連す
る新たな情報(例えば、その時作れる料理等)を読み出
し、その情報を顧客側装置へ送信する処理を行う。
情報を提供し、その情報を顧客の携帯型情報処理装置の
記憶手段に蓄積し、家に持ち帰ることができる。従っ
て、顧客は、買い物時の精算額の管理が容易に行えるよ
うになり、さまざまな情報が効率よく取得できる。ま
た、顧客は購入商品の利用に関する情報(例えば、家庭
にある料理の材料と、購入した料理の材料を組み合わせ
て、或る料理を作るためのレシピ等)も得ることができ
便利である。
は、顧客側装置へ情報を送信する際、該送信情報に広告
情報を付加しておき、これらの情報を顧客側装置へ送信
する。一方、顧客側装置は、店舗側情報提供装置から受
信した情報を内部に蓄積しておき、顧客が蓄積された広
告情報を見た時、その顧客に対してポイントが与えら
れ、そのポイントを蓄積する。
場合、無線通信により顧客側装置に蓄積したポイントを
読み出し、そのポイントに対応した値引きを行い、その
値引き分の金額を広告主に負担させるように、前記ポイ
ントの処理を行う。
商品の値引きを得ることができる。また、店舗側は、顧
客へのサービス向上、自分の店舗の宣伝、顧客の囲い込
みができ、効率の良い経営が可能となる。更に、広告主
は、見た人数に見合った広告料を支払うことで効率の良
い宣伝が行える上、広告の善し悪しについても店舗から
のポイント情報を分析することで得られる。
供装置は、店舗側が購入商品情報の他に、購入商品に対
してきめ細かなポイントを付加し、そのポイントを顧客
側装置へ送信して蓄積させ、そのポイントに対応する値
引きを次の商品購入時に行うように処理する。
細かな割引価格を設定し、その価格に応じた割引を行
い、前記ポイント情報、割引情報を一括して顧客側装置
へ送信し、該顧客側装置に蓄積させる。
者自信が分かるようにしておくことができ、割引価格と
他店の価格とを比較できる。そのため、消費者を或る小
売店に引き止めることが可能になる。
手段は、購入済みのもの(購入済み商品)を予め事前情
報として格納した顧客側装置を持って顧客が入店し、識
別手段により顧客側装置との通信が可能であるとの識別
ができた場合、顧客側装置との通信により、顧客側装置
の事前情報を読み出し、その事前情報に含まれる商品
と、レジで精算しようとしている商品との重複の有無を
判断し、重複が有れば警告を発する。
(購入済み商品)を事前情報として顧客側装置に格納し
て入店すれば、店舗で買い物をしてレジで精算する際、
重複したもの(例えば、冷蔵庫にあるもの)を買った場
合、警告を発するので、購入する、しないを確認してか
ら商品を購入できる、無駄な買い物をしなくて済む。ま
た、顧客は、購入するかどうかに迷っている場合でも、
顧客側装置の情報を見ることで、簡単に解決できる。
成図である。
であり、A図はPOS端末とサーバの詳細図、B図は顧
客側装置の詳細図である。
あり、A図は顧客情報管理データベース、B図は商品管
理データベースを示す。
成図である。
明図であり、A図は家庭内での処理、B図は店舗内での
処理である。
成図である。
購入品警告処理フローチャートである。
約関係説明図である。
告主の関係説明図である。
である。
DD) 6、15 アンテナ 8 マイクロコンピュータボード(MCボード) 9 パーソナルコンピュータ(PC) 13、22、42 制御部 16、25、38、43 メモリ 21、40、41 通信制御部 24 POS処理部 31 コンピュータ本体 32 ディスプレイ装置 33 入力装置 34 リムーバブルディスクドライブ(RDD) 36 CPU(中央演算処理装置) 37 ROM(リードオンリメモリ) 39 インタフェース制御部(I/F制御部) 50 情報処理装置
Claims (5)
- 【請求項1】店舗内情報提供装置と携帯型の顧客側装置
との間の無線通信により情報の送受信を行うことで、店
舗側からの商品情報や付加情報を含む情報を顧客側装置
に蓄積するシステムに使用する店舗内情報提供装置であ
って、 顧客側装置との間で無線通信を行うための通信手段と、 顧客側の識別情報、商品情報、及び付加情報を含む情報
を格納した情報格納手段と、 顧客側から固有の識別情報を受け取り、前記情報格納手
段の情報を参照して、その識別情報から顧客側装置との
通信が可能か否かを識別する識別手段と、 前記識別手段で顧客側装置との通信が可能であることが
識別できた場合、前記情報格納手段から、必要な商品情
報や付加情報を含む情報を取り出し、その情報を顧客側
装置へ送信する処理を行う情報提供処理手段と、 を備えていることを特徴とする店舗内情報提供装置。 - 【請求項2】店舗内情報提供装置と携帯型の顧客側装置
との間の無線通信により情報の送受信を行うことで、店
舗側からの商品情報や付加情報を含む情報を顧客側装置
に蓄積するシステムに使用する店舗内情報提供装置であ
って、 顧客側の識別情報、商品情報、及び付加情報を含む情報
を格納した情報格納手段と、 各商品陳列棚に対応した位置に分散して配置され、顧客
側装置との間で無線通信を行うための通信手段と、 顧客が店舗内を回っていて興味を持った商品があった場
合、その商品の陳列棚の位置から、店舗内情報提供装置
に対して固有の識別情報を入力した場合、その識別情報
から、該当する商品を識別すると共に、顧客側装置と通
信可能か否かを識別する識別手段と、 前記識別手段により前記識別ができた場合、前記情報格
納手段から、前記商品に関する情報と、その情報に付加
した、その店舗の特売情報、宣伝情報を取り出し、それ
らの情報を顧客側装置へ送信する処理を行う情報提供処
理手段と、 を備えていることを特徴とする店舗内情報提供装置。 - 【請求項3】店舗内情報提供装置と携帯型の顧客側装置
との間の無線通信により情報の送受信を行うことで、店
舗側からの商品情報や付加情報を含む情報を顧客側装置
に蓄積するシステムに使用する店舗内情報提供装置であ
って、 顧客側の識別情報、商品情報、及び付加情報を含む情報
を格納した情報格納手段と、 顧客側から固有の識別情報を受け取り、その識別情報か
ら顧客側装置との通信が可能か否かを識別する識別手段
と、 予め、事前情報を格納した顧客側装置を持って顧客が入
店し、前記識別手段により顧客側装置との通信が可能で
あるとの識別ができた場合、顧客側装置との通信によ
り、顧客側装置の事前情報を読み出し、その情報を基
に、前記情報格納手段を検索して前記事前情報に関連す
る新たな情報を読み出し、その情報を顧客側装置へ送信
する処理を行う情報送信処理手段と、 を備えていることを特徴とする店舗内情報提供装置。 - 【請求項4】前記店舗側情報提供装置は、顧客側装置へ
情報を送信する際、該送信情報に広告情報を付加してお
き、これらの情報を顧客側装置へ送信する機能を備え、 前記顧客側装置は、店舗側情報提供装置から受信した情
報を内部に蓄積しておき、顧客が蓄積された広告情報を
見た時、その顧客に対してポイントが与えられ、そのポ
イントを蓄積する機能を備えると共に、 前記店舗側情報提供装置は、更に、顧客が店舗内で商品
の清算をする場合、無線通信により顧客側装置に蓄積し
たポイントを読み出し、そのポイントに対応した値引き
を行い、その値引き分の金額を広告主に負担させるよう
に、前記ポイントの処理を行う機能を備えていることを
特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の店舗内情
報提供装置。 - 【請求項5】店舗内情報提供装置と携帯型の顧客側装置
との間の無線通信により情報の送受信を行うことで、店
舗側からの商品情報や付加情報を顧客側装置に蓄積する
システムに使用する店舗内情報提供装置に、 顧客側から固有の識別情報を受け取り、情報格納手段の
情報を参照して、その識別情報から顧客側装置との通信
が可能か否かを識別する識別手段と、 前記識別手段で顧客側装置との通信が可能であることが
識別できた場合、前記情報格納手段から、必要な商品情
報や付加情報を含む情報を取り出し、その情報を顧客側
装置へ送信する処理を行う情報提供処理手段の機能を実
現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000343707A JP2002150120A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 店舗内情報提供装置及び記録媒体 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000343707A JP2002150120A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 店舗内情報提供装置及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002150120A true JP2002150120A (ja) | 2002-05-24 |
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---|---|---|---|
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