JP2000307731A - 店舗内顧客支援システム - Google Patents

店舗内顧客支援システム

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JP2000307731A
JP2000307731A JP11553199A JP11553199A JP2000307731A JP 2000307731 A JP2000307731 A JP 2000307731A JP 11553199 A JP11553199 A JP 11553199A JP 11553199 A JP11553199 A JP 11553199A JP 2000307731 A JP2000307731 A JP 2000307731A
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Kimio Kitajima
貴三夫 北島
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売係員に関わりなく商品の展示場所を取得
確認する。 【解決手段】 店舗の顧客に所持され、顧客によって展
示場所の確認対象商品である誘導希望商品が入力される
と、該誘導希望商品に係わる誘導希望商品登録情報を本
体システムに送信する共に、該本体システムから誘導希
望商品の展示場所を示す誘導情報が受信されると、該誘
導情報に基づいて誘導画面を表示する携帯用情報端末
と、該携帯用情報端末から前記誘導希望商品登録情報を
受信すると、当該誘導希望商品登録情報に係わる誘導希
望商品の展示場所を誘導情報として携帯用情報端末に送
信する本体システムとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗内顧客支援シ
ステムに係わり、特に店舗における顧客の買い物を効率
化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】大型店
等、売り場面積の比較的大きな店舗において、顧客は、
購入を希望する商品(購入希望商品)がどのフロアのど
の場所に展示されているのかを把握することが困難であ
る。例えば、複数の商品を購入しようとした場合、顧客
は、販売係員を捜して問い合わせることにより購入希望
商品の売場をそれぞれ確認し、店舗内を順次移動しなけ
ればならず、効率の良い買い物を行うことが困難であ
る。
【0003】このような状況に対して、店舗側では、販
売係員を増員して顧客をサポートするように配慮してい
る。一方、現状の店舗では、販売経費の削減や人件費の
削減のために、販売係員の人数を必要最小限に限定した
いという要求がある。すなわち、店舗は、顧客へのサー
ビスの向上と販売経費の削減という相反する要求に対し
て対応を迫られている状況にある。
【0004】また、顧客は、希望商品の売場を販売係員
に問い合わせようとしても、近くに販売係員がいないた
めに売場を確認できない反面、販売係員につきまとわれ
ることによって自由に買い物ができないという煩わしさ
がある。すなわち、顧客側としては、販売係員に問い合
わせることなく、容易に希望商品の展示場所を確認でき
ることが最も好ましい状況である。
【0005】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、以下の点を目的としている。 (1)顧客に対して効率の良い買い物環境を提供する。 (2)販売係員に関わりなく、商品の展示場所を顧客に
提供する。 (3)店舗における販売経費の削減を容易化する。 (4)自由に買い物ができる状況を顧客に提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、第1の手段として、店舗の顧客に所持
され、顧客によって展示場所の確認対象商品である誘導
希望商品が入力されると、該誘導希望商品に係わる誘導
希望商品登録情報を本体システムに送信する共に、該本
体システムから誘導希望商品の展示場所を示す誘導情報
が受信されると、該誘導情報に基づいて誘導画面を表示
する携帯用情報端末と、該携帯用情報端末から前記誘導
希望商品登録情報を受信すると、当該誘導希望商品登録
情報に係わる誘導希望商品の展示場所を誘導情報として
携帯用情報端末に送信する本体システムとを具備する手
段を採用する。
【0007】第2の手段として、上記第1の手段におい
て、携帯用情報端末から定期的に発信される電波に基づ
いて携帯用情報端末の現在位置を順次補足し、該現在位
置と予め記憶された各商品の展示場所とを誘導情報とし
て携帯用情報端末に送信するように本体システムを構成
し、かつ、このような誘導情報と予め記憶された店舗の
レイアウト情報とに基づいて現在位置から誘導希望商品
の展示場所までの移動経路を誘導画面として表示するよ
うに携帯用情報端末を構成するという手段を採用する。
【0008】第3の手段として、上記第1または第2の
手段において、誘導希望商品を入力するための誘導希望
商品入力装置を本体システムに付加するという手段を採
用する。
【0009】第4の手段として、上記第2または第3の
手段において、携帯用情報端末が誘導希望商品の展示場
所に到着したことを検出すると、当該誘導希望商品の商
品情報を携帯用情報端末に送信するように本体システム
を構成し、かつ、この商品情報を表示するように携帯用
情報端末を構成するという手段を採用する。
【0010】第5の手段として、上記第1〜4いずれか
の手段において、携帯用情報端末に本体システムに対し
て販売係員の呼出を要求する機能を付加するという手段
を採用する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係わる店舗内顧客支援システムの一実施形態について説
明する。
【0012】図1は、本実施形態の機能構成を示すブロ
ック図である。この図示するように、本実施形態は、本
体システムAと携帯用情報端末Bとから構成されてい
る。本体システムAは、店舗内に固定的に備えられるも
のであり、また携帯用情報端末Bは、個別の機器番号が
割り当てられたものが複数備えられ、各顧客に貸与され
て店舗内を移動するものである。以下に詳説するよう
に、携帯用情報端末Bには、本体システムAから発信さ
れる電波によって顧客を誘導する誘導情報や各商品の商
品情報等が表示されるようになっている。
【0013】より具体的には、上記本体システムAは、
誘導希望商品入力装置1、端末2A,2B、サーバ3、
データベース4、指向性アンテナ51,52,……5n、
送受信装置61,62,……6n、無線制御装置7及び携
帯端末位置補足装置8等から機能構成されている。誘導
希望商品入力装置1は、店舗の入口に備えられており、
展示場所の確認対象商品つまり顧客が展示場所の確認を
希望する誘導希望商品を登録するためのものである。
【0014】本実施形態では、携帯用情報端末Bによっ
ても誘導希望商品を登録することが可能であるが、店舗
入口に備えらた誘導希望商品入力装置1によっても誘導
希望商品を登録することができる。誘導希望商品入力装
置1は、顧客によって指示された誘導希望商品の登録情
報をサーバ3に出力する。端末2A,2Bは、サーバ3
に対して商品の属性情報(商品名、色、定価、生産国
等)や商品の在庫状況を入力するためのものである。
【0015】サーバ3は、これら端末2A,2Bから入
力される商品属性情報や商品の入出荷情報等を編集して
データベース4に登録すると共に、上記誘導希望商品入
力装置1から入力された誘導希望商品の登録情報と携帯
端末位置補足装置8から入力された携帯用情報端末Bの
位置情報とに基づいて、各携帯用情報端末Bに提供する
誘導情報を生成するものである。また、サーバ3は、誘
導希望商品を登録するための誘導希望商品テーブル、店
舗内の各商品の展示場所を登録した商品位置テーブル、
携帯用情報端末Bの位置を登録した現在位置テーブル
等、携帯用情報端末Bの誘導処理に必要な各種テーブル
を備えている。なお、当該サーバ3の詳細動作について
は後述する。
【0016】データベース4は、当該店舗が取り扱う全
商品の商品情報を登録する商品マスタデータベースと各
商品の在庫状態を登録する在庫管理データベースとから
構成されており、上記サーバ3の制御の下に登録された
情報の読出及び更新が行われるものである。
【0017】指向性アンテナ51,52,……5nは、店
舗内に複数離間配置されており、本体システムAが携帯
用情報端末Bの位置を確認するために各携帯用情報端末
Bから定期的に発信される電波(位置確認用電波)を受
信すると共に、本体システムAから上記誘導情報等の電
波を携帯用情報端末Bに送信するためのものである。送
受信装置61,62,……6nは、上記指向性アンテナ5
1,52,……5n毎に設けられ、無線制御装置7による
制御の下に、携帯用情報端末Bと交信するものである。
【0018】無線制御装置7は、上記送受信装置61,
62,……6nを統括的に制御することにより、サーバ3
から取得された誘導情報等を受信装置61,62,……6
n及び指向性アンテナ51,52,……5nを介して携帯用
情報端末Bに送信させると共に、受信装置61,62,…
…6n及び指向性アンテナ51,52,……5nを介して定
期的に入力される上記位置確認用電波を携帯端末位置補
足装置8に出力するものである。携帯端末位置補足装置
8は、この位置確認用電波に基づいて各携帯用情報端末
Bの位置を補足し、この位置情報をサーバ3に提供する
ものである。
【0019】一方、携帯用情報端末Bは、図2に示すよ
うに、表示部10、操作部11、制御部12、記憶部1
3、送受信部14、アンテナ15及び電源部16から機
能構成されている。表示部10は、制御部12による制
御の下に、上記誘導情報及び各商品の商品情報等を表示
するためのものである。操作部11は、表示部10への
情報表示に係わる各種指示情報を入力するためのもので
ある。
【0020】さらに詳しく説明すると、操作部11は、
誘導希望商品登録ボタン11a、次誘導情報表示ボタン
11b、係員呼出ボタン11c、購入予約ボタン11d
及び取消ボタン11e等から機能構成されている。これ
らのうち、誘導希望商品登録ボタン11aは、誘導希望
商品を選択指定するものである。次誘導情報表示ボタン
11bは、表示部10への誘導情報の表示を指示するも
のである。係員呼出ボタン11cは、販売係員の呼び出
しを指示するものである。購入予約ボタン11dは、商
品の購入を予約する場合に操作するものである。取消ボ
タン11eは、上記各種ボタンによる操作指示を取り消
すためのものである。
【0021】制御部12は、携帯用情報端末Bの全体動
作を統括的に制御するものであり、記憶部13に記憶さ
れた制御プログラムと各種データ及び操作部11から入
力される各種指示情報に基づいて、当該携帯用情報端末
Bの動作を制御するものである。例えば、制御部12
は、送受信部14及びアンテナ15を介して本体システ
ムAから受信した誘導情報や商品情報を表示部10に表
示させると共に、操作部11から入力された操作情報を
送受信部14及びアンテナ15を介して本体システムA
に送信する。この制御部12の詳細動作についても後述
する。
【0022】記憶部13は、携帯用情報端末Bの機器番
号及び店舗のレイアウト情報等の各種データ並びに上記
制御プログラムを記憶するROM(読出専用メモリ)、
及び制御プログラムの実行時の各種演算データを一時的
に記憶するRAM(読出/書込可能メモリ)から構成さ
れるものである。送受信部14は、周知の変復調回路や
フロントエンド等である。アンテナ15は、本体システ
ムAとの交信用アンテナである。電源部16は、上記各
部に電力を供給するためのものであり、例えば充電可能
な電池(蓄電池)である。
【0023】なお、上述した携帯用情報端末Bは、顧客
に貸与する顧客用情報端末Bkである。本実施形態で
は、このような顧客用情報端末Bkとは別に、販売係員
に所持される販売係員用情報端末Bhが設けられてい
る。この販売係員用情報端末Bhには、上記次誘導情報
表示ボタン11bに代えて接客対応中ボタン11b’
が、係員呼出ボタン11cに代えて呼出直行中ボタン1
1c’が、購入予約ボタン11dに代えて接客終了ボタ
ン11d’がそれぞれ設けられている。
【0024】接客対応中ボタン11b’は、販売係員用
情報端末Bhを所持する販売係員が接客中であることを
本体システムAに知らせるためのものである。呼出直行
中ボタン11c’は、上記係員呼出ボタン11cによる
呼出に対して顧客の位置する現場に直行中であることを
本体システムAに知らせるためのものである。接客終了
ボタン11d’は、販売係員の接客が終了したことを本
体システムAに知らせるためのものである。
【0025】次に、このように構成された本実施形態の
詳細動作について、図3〜図6に示すフローチャート及
び平面図を参照して説明する。
【0026】まず始めに、誘導希望商品の登録動作につ
いて、図3のフローチャートを参照して説明する。な
お、このフローチャートにおいて、ステップS01〜S07
は顧客用情報端末Bkにおける処理を、またステップS1
1〜S16は本体システムAにおける処理を示している。
【0027】顧客用情報端末Bkは、店舗の入口におい
て来店した各顧客に貸与される。顧客は、これから購入
しようとする商品について、その展示場所がわからない
場合には、誘導希望商品登録ボタン11aを操作するこ
とになる。すなわち、店舗入口近傍において、顧客が誘
導希望商品登録ボタン11aを操作して誘導希望商品係
わる登録情報(誘導希望商品登録情報)を入力すると
(ステップS01)、制御部12は、この誘導希望商品登
録情報を記憶部13に記憶された顧客用情報端末Bkの
機器番号(例えば機器番号#1)と共に送受信部14に
出力して変調させ、さらにアンテナ15を介して電波と
して本体システムAに送信させる(ステップS02)。
【0028】この場合、例えば顧客が誘導希望商品登録
ボタン11aについて所定の操作をすることにより商品
分類一覧の表示を顧客用情報端末Bkに指示すると、制
御部12は、記憶部13に記憶された商品情報に基づい
て当該店舗の全商品の分類を表示部10に一覧表示させ
る。当該店舗が家具店である場合には、表示部10に
は、例えばソファ、机、タンス、ベット等々、家具の種
別が商品分類として一覧表示される。
【0029】このような商品分類の一覧表示に対して、
顧客は、誘導希望商品登録ボタン11aを操作すること
によって誘導希望商品の商品分類を指定し、さらに必要
に応じて誘導希望商品の価格帯、色調あるいはメーカ名
等の付帯情報を顧客用情報端末Bkに指示する。このよ
うな誘導希望商品登録ボタン11aの操作に基づく誘導
希望商品登録情報は、制御部12によって本体システム
Aに送信させる。
【0030】なお、誘導希望商品が複数ある場合には、
上述のように誘導希望商品登録ボタン11aを操作する
ことによって、各々の誘導希望商品について誘導希望商
品登録情報が顧客用情報端末Bkに順次入力される。ま
た、顧客が誘導希望商品の商品名を把握している場合も
あるので、誘導希望商品登録ボタン11aを操作するこ
とによって、顧客用情報端末Bkに誘導希望商品の商品
名を直接入力するようにしても良い。
【0031】このような誘導希望商品登録情報の電波
は、本体システムAの店舗入口に備えられた指向性アン
テナ(例えば指向性アンテナ51)によって捉えられ、
送受信装置61によって誘導希望商品登録情報に復調さ
れて無線制御装置7に入力される。無線制御装置7は、
このようにして入力された誘導希望商品登録情報をサー
バ3に供給する。サーバ3は、無線制御装置7から誘導
希望商品登録情報が入力されると(ステップS11)、誘
導希望商品登録情報を顧客用情報端末Bk毎つまり機器
番号毎に予め設けられた誘導希望商品テーブルに登録す
る(ステップS12)。
【0032】例えば、ソファ、机、タンス、ベ
ットが誘導希望商品として顧客用情報端末Bkから指定
された場合には、誘導希望商品テーブルの機器番号#1
に該当する欄には、ソファ、机、タンス及びベットとが
登録される。サーバ3は、誘導希望商品テーブルに誘導
希望商品を登録すると、商品位置テーブルを参照するこ
とにより誘導順序を決定する(ステップS13)。
【0033】例えば、顧客用情報端末Bkの現在位置
(顧客の現在位置)に対して、展示場所がソファ、机、
タンス、ベットの順に近い場合には、この顧客の現在位
置に近い順つまりソファ→机→タンス→ベットを誘導順
序に決定する。このように誘導順序を決定することによ
り、顧客の移動距離を最短とすることができるので、顧
客にとっては効率の良い買い物を行うことができる。
【0034】サーバ3は、このようにして誘導順序を決
定すると、この誘導順序を機器番号#1を指定して無線
制御装置7に出力し、当該機器番号#1の顧客用情報端
末Bkに送信させる(ステップS14)。
【0035】顧客用情報端末Bkの制御部12は、上記
誘導順序の受信を検出すると(ステップS03)、当該誘
導順序を表示部10に表示させる(ステップS04)。顧
客は、この表示部10に表示された誘導順序を確認する
と、所定の誘導希望商品登録ボタン11aの操作によっ
て、誘導順序の確認指示を顧客用情報端末Bkに入力す
る(ステップS05)。また、顧客は、この誘導順序を変
更したい場合には、誘導希望商品登録ボタン11aを所
定操作することによって、誘導順序の修正指示を入力す
ることができる。
【0036】制御部12は、このような誘導順序の修正
指示あるいは誘導順序の確認指示が導希望商品登録ボタ
ン11aから入力されるかあるいは誘導順序の表示から
一定時間が経過すると(ステップS06)、上記のように
顧客によって最終的に決定された誘導順序を確定誘導順
序として送受信部14及びアンテナ15を介して本体シ
ステムAに送信させる(ステップS07)。
【0037】本体システムAのサーバ3は、上記確定誘
導順序が指向性アンテナ51、送受信装置61及び無線制
御装置7を介して入力されると(ステップS15)、この
確定誘導順序を上記誘導希望商品テーブルの機器番号#
1の欄に登録する(ステップS16)。以上によって、機
器番号#1の顧客用情報端末Bkに係わる誘導希望商品
の登録処理が終了する。
【0038】続いて、図4に示すフローチャートを参照
して、上記誘導希望商品の登録を済ませた顧客に対する
誘導動作について詳説する。なお、このフローチャート
において、ステップS21〜S27は顧客用情報端末Bkに
おける処理を、またステップS31〜S311は本体システ
ムAにおける処理を示している。
【0039】店舗入口近傍にて誘導希望商品の登録を済
ませた顧客は、次誘導情報表示ボタン11bを操作する
ことによって誘導希望商品に係わる誘導情報を表示部1
0に表示させることができる。すなわち、顧客用情報端
末Bkの制御部12は、次誘導情報表示ボタン11bの
操作を検出すると(ステップS21)、誘導情報表示要求
と機器番号#1とを送受信部14によって変調させ、さ
らにアンテナ15を介して電波として本体システムAに
送信させる(ステップS22)。
【0040】この誘導情報表示要求の電波は、当該顧客
用情報端末Bkの最寄の指向性アンテナ51によって捉え
られ、送受信装置61によって誘導情報表示要求に復調
されて無線制御装置7に入力され、無線制御装置7から
サーバ3に供給される。サーバ3は、無線制御装置7か
ら誘導情報表示要求が入力されると(ステップS31)、
当該機器番号#1の顧客用情報端末Bkの位置検索を行
い(ステップS32)、また顧客用情報端末Bkの動線の
記録を開始する(ステップS33)。
【0041】すなわち、サーバ3は、機器番号#1に基
づいて当該顧客用情報端末Bkの位置が登録された現在
位置テーブルを検索することにより、機器番号#1の顧
客用情報端末Bkの現在位置を確認し、さらに上記誘導
希望商品テーブルの機器番号#1の欄への当該顧客用情
報端末Bkの経時的な位置変化である動線の記録を開始
する。
【0042】ここで、無線制御装置7は、各送受信装置
1〜6nを定期的に順次制御することにより、指向性ア
ンテナ51〜5nから顧客用情報端末Bkに向けて位置検
出用の電波を順次送信させる。顧客用情報端末Bkは、
この位置検出用の電波を受信すると、自らの機器番号を
含む受信確認用の電波を発信するようになっている。ま
た、各指向性アンテナ51〜5nの設置位置は、アンテナ
位置情報として予めサーバ3に記憶されており、かつ各
指向性アンテナ51〜5nは自らの指向性によって電波受
信範囲がある狭い領域に限定されているので、何れの指
向性アンテナ5 1〜5nが何れの機器番号の顧客用情報端
末Bkの受信確認用電波を受信したかに基づいて、各機
器番号の顧客用情報端末Bkの店舗内位置を特定するこ
とができる。
【0043】例えば、指向性アンテナ61によって捉え
られた機器番号#1の顧客用情報端末Bkの受信確認用
電波が他の指向性アンテナ62〜6nによって捉えられた
機器番号#1の顧客用情報端末Bkの受信確認用電波に
対して電界強度が最も大きかった場合、機器番号#1の
顧客用情報端末Bkは、指向性アンテナ61の電波受信範
囲内に位置していることになる。
【0044】本体システムAの携帯端末位置補足装置8
は、このようにして定期的に受信される受信確認用電波
の電界強度に基づいて各機器番号の顧客用情報端末Bk
の現在位置を特定し、この現在位置をサーバ3に供給す
る。サーバ3は、各顧客用情報端末Bkの現在位置が入
力されると、該現在位置を顧客用情報端末Bk毎つまり
機器番号毎に現在位置テーブルに更新登録する。
【0045】上記位置検出用電波は、例えば数秒〜数十
秒間隔で定期的に顧客用情報端末Bkに向けて発信され
るので、携帯端末位置補足装置8は、比較的細かく各顧
客用情報端末Bkの現在位置を特定することができる。
したがって、サーバ3の現在位置テーブルには、顧客用
情報端末Bkのリアルタイムな現在位置が常に登録され
ることになる。
【0046】また、上記ステップS33では、上記現在位
置テーブルとは別に、誘導希望商品テーブルに誘導開始
時からの等が顧客の経時的な位置変化(つまり顧客の行
動パターン)を動線として記録する。この動線の記録に
よって、顧客がどの商品の展示場所に長く滞在したか、
あるいはどの商品を最初に見ようとしたか等、を把握す
ることができる。このような各顧客の行動パターンを記
録することにより、商品構成の最適化や店舗内の商品配
置の最適化を実現することができる。
【0047】サーバ3は、上記ステップS33の処理が終
了すると、誘導順序が第1位である「ソファ」の商品コ
ードに基づいて商品位置テーブルを検索することによ
り、ソファの展示場所を検出する(ステップS34)。そ
して、このソファの展示場所が機器番号#1の顧客用情
報端末Bkの現在位置を等しいか否かを判断する(ステ
ップS35)。この判断が「No」の場合は、当該顧客用
情報端末Bkの現在位置及びソファの展示場所に基づい
て誘導情報を生成し、該誘導情報を当該顧客用情報端末
Bkの最寄の指向性アンテナ61のアンテナ番号を指定し
て送信させる(ステップS36)。
【0048】一方、サーバ3は、ステップS35の判断が
「Yes」の場合、つまり当該顧客用情報端末Bkを所
持する顧客が誘導情報に基づいて店舗入口から「ソフ
ァ」の展示場所に到着した場合には、誘導希望商品であ
るソファの商品情報をデータベース4から読み出し、ソ
ファの展示場所の最寄の指向性アンテナ(例えば指向性
アンテナ62)を介して機器番号#1の顧客用情報端末
Bkに送信させる(ステップS37)。
【0049】顧客用情報端末Bkの制御部12は、ステ
ップS23において本体システムAからの上記誘導情報の
受信を検出すると(判断aの場合)、当該誘導情報と記
憶部13に予め記憶された店舗のレイアウト情報とに基
づいて表示部10に誘導画面を表示させる。図5は、こ
の誘導画面の一例を示す図である。記憶部13には、店
舗の各フロア毎のレイアウトを示すレイアウト情報が記
憶されており、制御部12は、このレイアウトに誘導情
報によって指定される顧客自らの位置とソファの展示場
所を組み合わせることにより、誘導画面を生成する。
【0050】この図の場合、表示部10には、ソファが
展示されているフロアのレイアウト上に、顧客の位置と
進むべき方向とを示す矢印K1、ソファの展示場所を示
すマークK2、また顧客の位置からソファの展示場所ま
での移動経路を示す点線矢印K3が表示される。誘導画
面は、このように実際のレイアウトに対応して図式表示
されるので、顧客は直感的にソファの展示場所及び移動
経路を確認することができる。
【0051】また、制御部12は、ステップS23におい
て商品情報の受信を検出すると(判断bの場合)、当該
商品情報を表示部10に表示させる(ステップS25)。
この場合、制御部12は、商品情報に基づいて当該ソフ
ァの生産国、色のバリエーション、定価、在庫状況等を
表示部10に表示させる。
【0052】このように、顧客は、表示部10に表示さ
れる誘導情報によって、販売係員に係わりなくソファの
展示場所を確認することができる。また、ソファの展示
場所に到着した状態においては、表示部10に表示され
る商品情報によってソファに係わる商品情報を確認する
ことができる。
【0053】サーバ3は、このようにして誘導順序が第
1位の「ソファ」に係わる誘導情報と商品情報の送信が
終了すると、全ての誘導商品について誘導情報を送信し
たかまたは顧客用情報端末Bkから取消ボタン11eの
操作情報が入力されたか否かを判断する(ステップS3
8)。そして、この判断が「No」の場合は上述したス
テップS31からの処理を繰り返し、「Yes」の場合に
は、上記ステップS33で開始した動線の記録を終了す
る。
【0054】すなわち、顧客は、「ソファ」に係わる誘
導情報と商品情報を確認すると、再び次誘導情報表示ボ
タン11bを操作することにより、上記ソファの場合と
同様に誘導順序が第2位の「机」に係わる誘導情報と商
品情報を取得確認することができる。このことは、誘導
順序が第3位である「タンス」及び第4位である「ベッ
ト」についても同様である。
【0055】このようにして全ての誘導希望商品につい
て誘導情報と商品情報を確認すると、つまり、サーバ3
は全ての誘導希望商品について誘導情報と商品情報を送
信させると、当該機器番号#1の顧客用情報端末Bkを
所持する顧客に対する誘導は終了するので、ステップS
38の判断は「Yes」となる。また、顧客は、取消ボタ
ン11eを操作することにより誘導の中止を顧客用情報
端末Bkに入力することによっても、ステップS38の判
断は「Yes」となる。
【0056】したがって、サーバ3は、全ての誘導希望
商品について誘導情報と商品情報の送信が終了した場
合、あるいは取消ボタン11eの操作情報が顧客用情報
端末Bkから受信された場合には、誘導の開始時から順
次記録してきた動線の記録を終了する。
【0057】ここで、顧客用情報端末Bkにおいて購入
予約ボタン11dが顧客によって操作されると(ステッ
プS26)、制御部12は、この購入予約に係わる情報
(購入予約情報)を送受信部14及びアンテナ15を介
して本体システムAに送信させる(ステップS27)。本
体システムAは、無線性Gと装置7から上記購入予約情
報が入力されると(ステップS310)、当該購入予約情
報を誘導希望商品テーブルの機器番号#1の欄に登録す
る。
【0058】顧客は、表示部10に表示された商品情報
を確認することにより、当該誘導希望商品を購入するか
否かを判断することができる。ここで、顧客は、当該誘
導希望商品の購入を希望する場合には、購入を予約をす
るために購入予約ボタン11dを操作する。この購入予
約ボタン11dの操作によって、商品名、購入個数、あ
るいは色指定等の情報を購入予約情報として顧客用情報
端末Bkに入力する。そして、この購入予約情報は、上
述したようにサーバ3の誘導希望商品テーブルに登録さ
れる。このようにして登録された購入予約情報は、退店
の精算時に参照されて最終的に決済される。
【0059】続いて、図6に示すフローチャートを参照
して、顧客用情報端末Bkから販売係員の呼び出す場合
の動作について説明する。このフローチャートにおい
て、ステップS41〜S410は本体システムAにおける処
理を、またステップS51〜S38は販売係員用情報端末B
hにおける処理をそれぞれ示している。
【0060】上述のように誘導情報によって誘導希望商
品の展示場所に到着した顧客が販売係員に追加説明を求
めるような場合等、顧客は、係員呼出ボタン11cを操
作する。この結果、システムAには機器番号#1の顧客
用情報端末Bkから該機器番号#1を含む販売係員呼出
要求が受信される。サーバ3は、無線制御装置7から販
売係員呼出要求が入力されると(ステップS41)、機器
番号#1に基づいて現在位置テーブルを検索することに
より、当該顧客用情報端末Bkの現在位置を検出すると
共に全ての販売係員用情報端末Bhの現在位置を検出す
る。
【0061】そして、サーバ3は、当該顧客用情報端末
Bkに最も近い位置にある販売係員用情報端末Bhのう
ち、接客中でない販売係員用情報端末Bhつまり接客を
終了して接客終了ボタン11d’を操作した状態の販売
係員用情報端末Bhを、機器番号#1の顧客用情報端末
Bkの販売係員呼出要求に応じる販売係員用情報端末Bh
に決定し(ステップS42)、当該販売係員用情報端末B
hに誘導情報を含む接客指示を送信する(ステップS4
3)。
【0062】例えば、この販売係員用情報端末Bhの機
器番号が#10であった場合、サーバ3は、この機器番
号#10及び機器番号#10の顧客用情報端末Bkの現
在位置に至る誘導情報を含む接客指示を当該機器番号#
10の販売係員用情報端末Bhに最寄の指向性アンテナ
(例えば指向性アンテナ510)を指定して無線制御装置
7に送信させる。
【0063】この結果、当該機器番号#10の販売係員
用情報端末Bhに上記接客指示が受信されると(ステッ
プS51)、当該販売係員用情報端末Bhの制御部12
は、接客指示に含まれる誘導情報を表示部10に表示さ
せる(ステップS52)。販売係員は、この表示部10の
誘導情報を確認することにより機器番号#1の顧客用情
報端末Bkの場所に直行することになる。この際、販売
係員は、誘導情報を確認すると、呼出直行中ボタン11
c’を操作することにより、機器番号#1の顧客用情報
端末Bkの場所に直行中であることを販売係員用情報端
末Bhに入力する。
【0064】制御部12は、呼出直行中ボタン11c’
の操作を検出すると(ステップS53)、呼出直行中情報
を送受信部14及びアンテナ15を介して本体システム
Aに送信させる。一方、本体システムAのサーバ3は、
呼出直行中情報が無線制御装置7を介して入力されると
(ステップS45)、この呼出直行中情報を機器番号#1
の顧客用情報端末Bkに送信させる(ステップS46)。
当該顧客用情報端末Bkの顧客は、この呼出直行中情報
によって販売係員がしばらくして到着することを確認す
ることができる。
【0065】また、販売係員は、当該顧客用情報端末B
kの顧客が待つソファの展示場所に到着すると、接客対
応中ボタン11b’を操作し、自らが接客状態にあるこ
とを販売係員用情報端末Bhに入力する。販売係員用情
報端末Bhの制御部12は、接客対応中ボタン11b’
の操作を検出すると(ステップS55)、接客中情報を本
体システムAに送信させる(ステップS56)。この結
果、本体システムAのサーバ3は、接客中情報が無線制
御装置7を介して入力されると(ステップS47)、この
接客中情報を当該機器番号#10の販売係員用情報端末
Bhの状態データとして登録する(ステップS48)。
【0066】さらに、販売係員は、当該機器番号#1の
顧客用情報端末Bkを所持する顧客との接客が終了する
と、接客終了ボタン11d’を操作し、接客が終了した
ことを販売係員用情報端末Bhに入力する。販売係員用
情報端末Bhの制御部12は、この接客終了ボタン11
d’の操作を検出すると(ステップS57)、接客終了情
報を本体システムAに送信させる(ステップS58)。こ
の結果、本体システムAのサーバ3は、接客終了情報が
無線制御装置7を介して入力されると(ステップS4
9)、この接客終了情報を当該機器番号#10の販売係
員用情報端末Bhの状態データとして登録する(ステッ
プS410)。
【0067】このように、販売係員は、販売係員用情報
端末Bhに備えられた接客対応中ボタン11b’、呼出
直行中ボタン11c’あるいは接客終了ボタン11d’
を操作することによって、自らの業務状態を本体システ
ムA及び顧客に知らせることができる。
【0068】本実施形態によれば、顧客は、顧客用情報
端末Bkを用いることにより、店舗の販売係員に係わり
なく、購入を希望する誘導希望商品の展示場所及び該展
示場所までの移動経路を取得確認することができる。し
たがって、顧客は、容易に誘導希望商品の展示場所を取
得することができるので、効率の良い買い物を行うこと
ができると共に、販売係員に煩わされることなく自由に
買い物をすることができる。また、店舗側においては、
顧客サービス用の販売係員を削減することができるの
で、販売経費の削減を行うことができると共に、顧客の
動線を記録することによって商品構成の最適化や店舗内
の商品配置の最適化を実現することができる。
【0069】なお、本願発明は、上記実施形態に限定さ
れることなく、以下のような変形が考えられる。 (1)上記実施形態は、顧客用情報端末Bkあるいは店
舗入口に設けられた誘導希望商品入力装置1の何れから
でも、誘導希望商品を本体システムAに登録することが
できるように構成されている。これは、顧客による誘導
希望商品の登録における利便性を考慮したものである。
しかし、本システムのコストを削減するために、顧客用
情報端末Bkから誘導希望商品の入力送信機能を削除し
ても良い。または、誘導希望商品入力装置1を削除して
も良い。
【0070】(2)商品情報の提供タイミングについて
も、上記実施形態では、顧客が誘導希望商品の展示場所
に到着したタイミングで顧客用情報端末Bkに商品情報
を提供するようにしているが、顧客用情報端末Bkに商
品情報の送信を本体システムAに要求する操作ボタンを
設け、任意のタイミングで操作ボタンを操作すると、本
体システムAから商品情報が供給されるようにしても良
い。
【0071】(3)上記実施形態では、店舗のレイアウ
ト情報を顧客用情報端末Bkが保持するように構成され
ているが、これは本体システムAから顧客用情報端末B
kに送信される誘導情報の情報量を極力抑えるためであ
る。本体システムAは、稼働中の全ての顧客用情報端末
Bkと順次更新することになるので、顧客用情報端末Bk
と顧客用情報端末Bkとの間で送受信される情報の情報
量を抑えることによって、各顧客用情報端末Bkとの間
で良好に交信を行うことができる。しかし、顧客用情報
端末Bkと顧客用情報端末Bkとの間で送受信される情報
の情報量を抑える必要がない場合には、本体システムA
側にレイアウト情報を保持させ、誘導情報と共に顧客用
情報端末Bkに送信するようにしても良い。
【0072】(4)本実施形態では、電波指向性を有す
る指向性アンテナ51,52,……5nを店舗の天井等に
離間配置することによって、本体システムAと携帯用情
報端末Bとの交信及び携帯用情報端末Bの位置特定を実
現している。しかし、携帯用情報端末Bの位置を特定す
るためには、例えばGPSシステムのような移動体の位
置特定手段を適用しても良い。
【0073】(5)さらに、携帯用情報端末Bを顧客用
情報端末Bkのみとし、販売係員用情報端末Bhを削除す
ることも考えられる。この場合、顧客用情報端末Bkを
用いて販売係員を速やかに呼び出すことができなくなる
が、最小限の効果として、誘導希望商品の展示場所に係
わる誘導情報を取得確認することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる店
舗内顧客支援システムによれば、以下のような効果を奏
する。
【0075】(1)店舗の顧客に所持され、顧客によっ
て展示場所の確認対象商品である誘導希望商品が入力さ
れると、該誘導希望商品に係わる誘導希望商品登録情報
を本体システムに送信する共に、該本体システムから誘
導希望商品の展示場所を示す誘導情報が受信されると、
該誘導情報に基づいて誘導画面を表示する携帯用情報端
末と、該携帯用情報端末から前記誘導希望商品登録情報
を受信すると、当該誘導希望商品登録情報に係わる誘導
希望商品の展示場所を誘導情報として携帯用情報端末に
送信する本体システムとを具備するので、店舗の顧客
は、販売係員に関わりなく、誘導希望商品の展示場所を
取得確認することができる。
【0076】したがって、顧客は、顧客は、容易に誘導
希望商品の展示場所を取得することができるので、効率
の良い買い物を行うことができると共に、従来のように
販売係員に煩わされることなく自由に買い物をすること
ができる。また、店舗側においては、顧客サービス用の
販売係員を削減することができるので、販売経費の削減
を行うことができる。
【0077】(2)本体システムは、携帯用情報端末か
ら定期的に発信される電波に基づいて携帯用情報端末の
現在位置を順次補足し、該現在位置と予め記憶された各
商品の展示場所とを誘導情報として携帯用情報端末に送
信し、携帯用情報端末は、このような誘導情報と予め記
憶された店舗のレイアウト情報とに基づいて現在位置か
ら誘導希望商品の展示場所までの移動経路を誘導画面と
して表示するので、顧客は、店舗内で迷うことなく、極
めて容易に誘導希望商品の展示場所まで移動することが
できる。
【0078】(3)本体システムは、誘導希望商品を入
力するための誘導希望商品入力装置を備えるので、顧客
は、この誘導希望商品入力装置を用いても誘導希望商品
を本体システムに登録することができる。したがって、
顧客は、携帯用情報端末においても、あるいは誘導希望
商品入力装置を用いても、誘導希望商品を本体システム
に登録することができるので、誘導希望商品の登録の利
便性が向上する。
【0079】(4)本体システムは、携帯用情報端末が
誘導希望商品の展示場所に到着したことを検出すると、
当該誘導希望商品の商品情報を携帯用情報端末に送信
し、携帯用情報端末は、この商品情報を表示するので、
顧客は、販売係員に頼ることなく、誘導希望商品に係わ
る商品情報をタイムリーに取得確認することができる。
【0080】(5)携帯用情報端末は、本体システムに
販売係員の呼出を要求する機能を備えるので、顧客は、
従来のように店舗内において自ら販売係員を探すことな
く、容易に販売係員と対面し、商品に係わる追加説明や
商品の購入手続等を取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の全体構成を示すシステ
ム構成図である。
【図2】 本発明の一実施形態における携帯用情報端末
の機能構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施形態において、誘導希望商品
の登録動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の一実施形態において、誘導希望商品
までの誘導動作を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の一実施形態における誘導画面を示す
平面図である。
【図6】 本発明の一実施形態において、販売係員の呼
出動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A……本体システム B……携帯用情報端末 Bk……顧客用情報端末 Bh……販売係員用情報端末 1……誘導希望商品入力装置 2A,2B……端末 3……サーバ 4……データベース 51,52,……5n……指向性アンテナ 61,62,……6n……送受信装置 7……無線制御装置 8……携帯端末位置補足装置 10……表示部 11……操作部 11a……誘導希望商品登録ボタン 11b……次誘導情報表示ボタン 11c……係員呼出ボタン 11d……購入予約ボタン 11e……取消ボタン 11b’……接客対応中ボタン 11c’……呼出直行中ボタン 11d’……接客終了ボタン 12……制御部 13……記憶部 14……送受信部 15……アンテナ 16……電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 AA09 MM03 MM08 MM11 MM22 NN31 PP06 5B049 BB11 CC02 CC06 DD01 EE05 FF04 GG01 GG06 GG07 5C083 AA01 BB12 DD04 DD08 EE18 FF03 GG04 JJ24 5K024 AA76 GG00 GG10 9A001 JJ72 KK57

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗の顧客に所持され、顧客によって展
    示場所の確認対象商品である誘導希望商品が入力される
    と、該誘導希望商品に係わる誘導希望商品登録情報を本
    体システム(A)に送信する共に、該本体システムから
    誘導希望商品の展示場所を示す誘導情報が受信される
    と、該誘導情報に基づいて誘導画面を表示する携帯用情
    報端末(B)と、 該携帯用情報端末から前記誘導希望商品登録情報を受信
    すると、当該誘導希望商品登録情報に係わる誘導希望商
    品の展示場所を誘導情報として携帯用情報端末に送信す
    る本体システムと、 を具備することを特徴とする店舗内顧客支援システム。
  2. 【請求項2】 本体システムは、携帯用情報端末から定
    期的に発信される電波に基づいて携帯用情報端末の現在
    位置を順次補足し、該現在位置と予め記憶された各商品
    の展示場所とを誘導情報として携帯用情報端末に送信
    し、携帯用情報端末は、このような誘導情報と予め記憶
    された店舗のレイアウト情報とに基づいて現在位置から
    誘導希望商品の展示場所までの移動経路を誘導画面とし
    て表示することを特徴とする請求項1記載の店舗内顧客
    支援システム。
  3. 【請求項3】 本体システムは、誘導希望商品を入力す
    るための誘導希望商品入力装置(1)を備えることを特
    徴とする請求項1または2記載の店舗内顧客支援システ
    ム。
  4. 【請求項4】 本体システムは、携帯用情報端末が誘導
    希望商品の展示場所に到着したことを検出すると、当該
    誘導希望商品の商品情報を携帯用情報端末に送信し、携
    帯用情報端末は、この商品情報を表示することを特徴と
    する請求項2または3記載の店舗内顧客支援システム。
  5. 【請求項5】 携帯用情報端末は、本体システムに販売
    係員の呼出を要求する機能を備えることを特徴とする請
    求項1〜4いずれかに記載の店舗内顧客支援システム。
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