JP2009059288A - 商品購入支援システム、カート、商品購入支援ロボットおよび制御プログラム - Google Patents

商品購入支援システム、カート、商品購入支援ロボットおよび制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顧客の負担をできる限り低減し、高齢の顧客であっても所望の商品を容易に購入できるとともに、店舗運営の効率化を図る。
【解決手段】店舗内における自己位置を検出し、検出した自己位置並びに顧客の希望する商品あるいは商品群の陳列位置に対応づけてあらかじめ設定された案内経路に基づいて、店舗内で順路案内を行うカート12と、カート12の位置を検出し、当該カート12が商品あるいは商品群を陳列した商品陳列棚に対して所定距離範囲内に到達した場合に、顧客の希望する商品あるいは商品群の陳列位置を提示する店内システムサーバ13と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品購入支援システム、カート、商品購入支援ロボットおよび制御プログラムに係り、特に大規模小売店舗などにおいて購買者の商品の購入支援を行う商品購入支援システム、カート、商品購入支援ロボットおよび制御プログラムに関する。
従来、スーパーマーケットなどの大規模小売店においては、取り扱っている商品の種類も多く、売り場面積も大きく、短時間で所望の商品を見つけるのは非常に困難であった。
これを解決するために、特許文献1には、店舗内における所定の目的地まで案内を行うショッピングカートが提案されている。
特開2002−284012号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、所望の商品陳列棚の近傍に至ることはできるが、実際の商品がどこにあるのかは分かりにくいという問題点があった。
また、商品の所在がわかりにくいと言うことは、顧客が店内に滞在する時間も長くなるにもかかわらず、売り上げも伸びず、店舗運営の効率も低下することとなる。
さらに、高齢化社会が進んで、顧客が店舗での商品購入における顧客の肉体的な負担が大きいと感じるようになると、店舗内を長時間にわたって所望の商品を探すことは煩わしく、買い物自体に来なくなってしまい、さらなる店舗運営効率の低下を招くという可能性も生じる。
そこで、本発明の目的は、顧客の負担をできる限り低減し、高齢者やけが人、妊婦等の顧客であっても所望の商品を容易に購入できるとともに、店舗運営の効率化を図ることができる商品購入支援システム、ショッピングカート、商品購入支援ロボットおよび制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、商品購入支援システムは、店舗内における自己位置を検出し、検出した前記自己位置と、顧客の希望する商品あるいは商品群の陳列位置に対応づけてあらかじめ設定された案内経路とに基づいて、前記店舗内で順路案内を行う順路案内装置と、前記順路案内装置の位置を検出し、当該順路案内装置が前記商品あるいは前記商品群を陳列した商品陳列棚に対して所定距離範囲内に到達した場合に、前記商品あるいは前記商品群の陳列位置を提示する陳列位置提示部を備えた店舗内案内装置と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、順路案内装置は、検出した自己位置並びにあらかじめ設定された案内経路に基づいて、店舗内で順路案内を行う。
これと並行して、店舗内案内装置の陳列位置提示部は、順路案内装置の位置を検出し、当該順路案内装置が商品あるいは商品群を陳列した商品陳列棚に対して所定距離範囲内に到達した場合に、商品あるいは商品群の陳列位置を提示する。
この場合において、前記順路案内装置は、前記商品あるいは商品群の追加、変更あるいは削除を行うための操作部と、前記商品あるいは商品群の追加、変更あるいは削除がなされた場合に、前記案内経路の変更を行う経路変更部と、を備えるようにしてもよい。
また、前記順路案内装置は、前記商品あるいは商品群の追加、変更あるいは削除を行うための操作部と、前記店舗内案内装置と通信を行う第1通信部と、を備え、前記店舗内案内装置は、前記第1通信部と通信を行う第2通信部と、前記順路案内装置から前記第1通信部を介して前記商品あるいは商品群の追加、変更あるいは削除がなされた旨の通知がなされた場合に場合に前記案内経路の変更を行い、前記第2通信部および前記第1通信部を介して変更後の前記案内経路を通知する経路変更部と、を備えるようにしてもよい。
また、前記順路案内装置は、前記店舗内に配置された送信機から送信された位置検出用信号、前記店舗内に配置された位置検出情報あるいは外部から送信された位置検出用信号に基づいて前記自己位置を検出する自己位置検出装置を備えるようにしてもよい。
また、前記順路案内装置は、前記自己位置及び前記案内経路に基づいて前記店舗内を移動可能な自走部を有するようにしてもよい。
また、前記順路案内装置のユーザが携帯可能に構成されてユーザ位置を検出し、前記第1通信部を介して前記順路案内装置に通知するリモートタグ装置を備え、前記順路案内装置は、前記ユーザ位置および前記自己位置に基づいて、ユーザからの距離が第1の所定距離以上離れた場合に、当該ユーザからの距離が第2の所定距離以下となるように移動するようにしてもよい。
また、カートは、購入対象の商品が載置されるカート部を有し、店舗内における自己位置を検出し、検出した前記自己位置と、ユーザである顧客の希望する商品あるいは商品群の陳列位置に対応づけてあらかじめ設定された案内経路とに基づいて、ユーザを搭乗させた状態で、前記店舗内を自走し、前記商品あるいは前記商品群を陳列した商品陳列棚に対して所定距離範囲内に到達した場合に、前記到達した旨を前記ユーザに告知する、ことを特徴としている。
また、商品購入支援ロボットは、購入対象の商品を載置するためのショッピングカートが連結可能な連結部を有し、店舗内における自己位置を検出し、検出した前記自己位置並びにユーザである顧客の希望する商品あるいは商品群の陳列位置に対応づけてあらかじめ設定された案内経路に基づいて、ユーザを搭乗させた状態で、前記連結されたショッピングカートを牽引しつつ前記店舗内を自走し、前記商品あるいは前記商品群を陳列した商品陳列棚に対して所定距離範囲内に到達した場合に、前記到達した旨を前記ユーザに告知する、ことを特徴としている。
また、顧客の希望する商品あるいは商品群の陳列位置に対応づけてあらかじめ設定された案内経路に基づいて、前記店舗内で順路案内を行う順路案内装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、前記店舗内に配置された送信機から送信された位置検出用信号、前記店舗内に配置された位置検出情報あるいは外部から送信された位置検出用信号に基づいて前記自己位置を検出させ、検出させた前記自己位置並びに前記案内経路に基づいて、前記店舗内を自走させて順路案内を行わせる、ことを特徴としている。
また、商品あるいは商品群の陳列位置を提示する陳列位置提示部を備えた店舗内案内装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、店舗内を自走する順路案内装置の位置を検出させ、前記順路案内装置が顧客の希望する商品あるいは商品群を陳列した商品陳列棚に対して所定距離範囲内に到達した場合に、前記商品あるいは前記商品群の陳列位置を前記陳列位置提示部に提示させる、ことを特徴としている。
本願発明によれば、顧客の負担をできる限り低減し、高齢者やけが人、妊婦等の顧客であっても所望の商品を容易に購入できるとともに、店舗運営の効率化を図ることができる。
次に本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、大型店舗用カートシステムの概要構成ブロック図である。
大型店舗用カートシステム10は、大型店舗11内に配置され、購買者であるユーザを乗せた状態で自立走行可能な複数の自走式のカート12と、店舗内においてカート12の案内順路算出などの各種制御を行う店内システムサーバ13と、精算用ゲート14Aを有し、購買者であるユーザの購入商品の精算処理を行う精算サーバ14と、店舗のホームページなどが構築されている店舗Webサーバ15と、インターネットなどの通信ネットワーク16と、この通信ネットワーク16に接続された公衆電話回線ネットワーク17と、ユーザの自宅18に配置され、公衆電話回線ネットワーク17に接続される有線電話端末19と、ユーザの自宅18に配置され、通信ネットワーク16に接続されたユーザPC端末20と、公衆電話回線ネットワーク17に接続された無線基地局ABと、この無線基地局ABを介して無線により公衆電話回線ネットワーク17、ひいては、通信ネットワーク16に接続可能な携帯電話端末MTと、を備えている。
図2は、カートの概要構成ブロック図である。
カート12は、商品名、商品価格等の商品情報を含む各種情報を表示するとともに、ユーザが各種操作を行うためのタッチパネルディスプレイ21と、短距離無線通信により自己位置を検出するための自己位置検出装置22と、近接センサ、イメージセンサ、超音波センサなどを有し、障害物を避けながら、走行するための制御を行う走行制御装置23と、ユーザが登場するためのシート24と、図示しないバッテリ及びモータを備え、車輪を駆動する駆動装置25と、ICタグリーダ26と、ユーザが商品を搭載するためのカート部27と、ユーザが操作することによりカート12を停止させるための停止スイッチ28と、ユーザが操作することによりカート12の停止後に運転再開を行わせるための運転再開スイッチ29と、ユーザが搭乗時に掴まるためのバーハンドル30と、各種音声ガイドを行うための音声出力部31と、を備えている。
さらにカート12には、各カート12に一対一に対応し、当該カートを使用するユーザが携帯し、あるいは装着することによりユーザが一時的にカート12から降りた場合でも、当該ユーザの位置に連動してカート12を移動させることが可能なリモートタグ装置12Aが設けられている。
図3は、カートの制御系の概要構成ブロック図である。
カート12は、大別すると、上述したタッチパネルディスプレイ21、駆動装置25、ICタグリーダ26および音声出力部31に加えて、短距離無線通信装置32、操作部33、センサユニット34及びコントローラ35を備えている。
短距離無線通信装置32は、赤外線あるいは電波を用いて数メートルの範囲内で通信を行うものであり、大型店舗11内に設置された送信機(詳細を後述する短距離無線通信装置52;図4参照)から送信された位置検出用信号に基づいてコントローラ35と共働して自己位置検出装置22として機能する。さらに短距離無線通信装置32は、リモートタグ装置12Aから受信した位置情報を受信し、コントローラ35と共働して、ユーザへの追従動作を行う。
操作部33は、停止スイッチ28及び運転再開スイッチ29を備えている。
センサユニット34は、自立走行に必要な情報を収集するための近接センサ、イメージセンサ、超音波センサなどを備えており、コントローラ35と共働して走行制御装置23として機能する。
コントローラ35は、当該コントローラ全体を制御するMPU36と、制御プログラムをあらかじめ記憶したROM37と、各種データを一時的に記憶するRAM38と、を備えており、タッチパネルディスプレイ21に対する表示及び操作入力の処理、ICタグリーダ26からのデータの処理および駆動装置25の制御を行っている。
図4は、店内システムサーバの制御系の概要構成ブロック図である。
店内システムサーバ13は、大別すると、当該店内システムサーバ全体を制御するコントローラ41と、各種情報を表示するためのディスプレイ42と、キーボード、マウスなどの入力装置を備えた操作部43と、各種情報を印刷出力するためのプリンタ44と、会員番号、パスワードを含む顧客に関する情報を記憶した顧客データベース(DB)45と、商品在庫などの商品に関する情報を記憶した商品データベース(DB)46と、各商品の店舗内における配置(商品陳列棚及び棚段の位置など)、いわゆる棚割に関する情報を記憶した棚割データベース(DB)47と、各種通信のインタフェースを行う通信インタフェース(IF)48と、を備えている。
通信インタフェース48には、店舗内の所定位置に配置され、カート12の短距離無線通信装置32と双方向の通信を行う複数の短距離無線通信装置51と、店舗内の商品陳列棚の近傍の所定位置に配置され、カート12の短距離無線通信装置32に対し位置検出用に信号を送出するための単方向の通信を行う複数の短距離無線通信装置52と、カスタマーカードの情報を読み取る複数のカード読取機53と、が接続されている。
次に実施形態の動作について説明する。
本実施形態においては、カート12は、あらかじめユーザが店舗に対してレンタルの予約を入れるようになっている。そこで、まずカートレンタル予約時の動作について説明する。
(1)カートレンタル予約時の動作
図5は、カート予約時の処理シーケンスである。
まず、ユーザは、ユーザPC端末20を操作し、インターネットなどの通信ネットワーク16を介して店舗Webサーバ15に接続し、大型店舗11のホームページにアクセスし、カート予約のページを表示させる(ステップS11)。
図6は、カート予約画面の一例の説明図である。
カート予約画面55において、ユーザは、所定の情報を入力し、仮予約要求操作を行う(ステップS12)。
具体的には、希望の予約日時を予約日時入力欄56に入力し、あらかじめ配布されたカスタマーカード(例えば、磁気カード)に印刷されている会員番号を予約日時入力欄56に入力し、あらかじめ設定したパスワードをパスワード入力欄58に入力し、送信ボタン59をクリックして仮予約要求指示を行う。具体的には、希望日時を入力した後、あらかじめ登録した会員番号、パスワードなどを入力することとなる。
これにより、店舗Webサーバ15は、店内システムサーバ13に予約可能か否かの問い合わせを行い(ステップS13)、店内システムサーバ13は、カート予約状況、ユーザの年齢および性別に対応する所用平均時間を参照し、予約可能なカート12が存在する場合には、その旨を店舗Webサーバ15に通知するとともに、カート12の仮予約処理を行う(ステップS14)。
この状態で、ユーザPC端末20の表示画面には、店舗Webサーバ15により購入商品の選択画面が表示され(ステップS15)、ユーザは、購入を希望する商品を選択する商品選択処理を行う(ステップS16)。
以上の処理は、ユーザPC端末20を用いるものであったが、有線電話端末19、公衆電話回線ネットワーク17および通信ネットワーク16を介して、音声ガイドにしたがって商品選択処理を行うように構成することも可能である。
図7は、商品購入選択画面の一例の説明図である。
商品購入選択画面60は、クリックされることにより、商品種別をリスト表示し、ユーザに所望の商品種別を選択させるための図示しない商品種別表示画面を別ウィンドウで表示させる商品種別表示ボタン61と、クリックされることにより、商品メーカ種別をリスト表示し、ユーザに所望の商品メーカ種別を選択させるための図示しない商品メーカ種別表示画面を別ウィンドウで表示させる商品メーカ種別表示ボタン62と、クリックされることにより、大型店舗11において顧客におすすめするおすすめ商品をリスト表示し、ユーザに所望のおすすめ商品を選択させるため、おすすめ商品表示画面(不図示)を別ウィンドウで表示させるものである、おすすめ商品表示ボタン63と、ユーザが選択した商品の商品写真を表示する商品写真表示部54と、商品写真表示部64に表示している商品の説明(商品内容、価格など)を表示するための商品説明表示部65と、ユーザが購入予定として選択した商品(あるいは商品種別)の商品名、個数、単価、商品毎の合計金額を表示する選択商品表示部66と、当該ユーザの購入予定商品の合計金額(購入合計金額)を表示するための購入合計金額表示部67と、選択商品表示部66に表示した商品(商品種別)を確定するための確定ボタン68と、選択商品表示部66に表示した商品(商品種別)をキャンセルするためのキャンセルボタン69と、を備えている。
この場合において、選択商品表示部66においては、「○○石鹸(6個入り)」などのように具体的な商品名、メーカ名などを入力したり、「フライパン(26cm)」などのように商品種別を入力したりすることが可能である。
この商品購入選択画面60において、確定ボタン68がクリックされて購入商品の選択の完了が指示されると、図示しない購入商品の確認問い合わせ画面が表示され、指示待ち状態となり、店舗Webサーバ15は確認指示がなされたか否かを判別する(ステップS17)。
続いて、購入商品の確認指示がなされた場合には(ステップS17;Yes)、店舗Webサーバ15は、ユーザの購入予定商品リストを店内システムサーバ13に通知する(ステップS18)。
これにより店内システムサーバ13は、ユーザの購入予定商品リストに基づいてカートの本予約処理を行う(ステップS19)。
図8は、カートの本予約処理の処理フローチャートである。
まず、店内システムサーバ13は、ユーザの購入予定商品リストに基づき購買予定ルートを生成する(ステップS21)。
続いて店内システムサーバ13は、年齢別、性別ごとの所用平均時間を参照し、実際に購入に要する時間を算出する(ステップS22)。
次に店内システムサーバ13は、実際に予約可能なカートが存在するか否かを判別する(ステップS23)。
ステップS23の判別において、予約可能なカートが存在しない場合には(ステップS23;No)、店内システムサーバ13は、他の予約日時の候補日時をユーザPC端末20に提示し(ステップS24)、予約の変更を促す画面を表示させ、ユーザの指示を待ち、予約が確定したか否かを判別する(ステップS25)。
ステップS25の判別において、予約が確定せず、他の候補日時の要求がなされた場合には(ステップS25;No)、再び処理をステップS24に移行し、以下、同様の処理を行う。
ステップS25の判別において、予約が確定した場合には(ステップS25;Yes)、予約番号を発行して処理を終了する(ステップS20)。
ステップS23の判別において、予約可能なカートが存在する場合には(ステップS23;Yes)、当該日時で予約を確定し、予約番号を発行して処理を終了する(ステップS20)。これらの情報は店内システムサーバ13に登録される。
これらの結果、ユーザは、予約日時に大型店舗を訪れた際にカート12をレンタルすることが可能となる。
(2)カートレンタル時の動作
次に予約日時に大型店舗11を訪れたユーザがカートをレンタルする際の動作について説明する。
図9は、カートレンタル時の動作フローチャートである。
ユーザは、予約した日時に大型小売店舗を訪れ、カスタマーカードをカード読取機53(図4参照)により読み取らせる(ステップS31)。
これにより、店内システムサーバ13は、実際のカート12の稼働状況を判別し、当該ユーザが予約していたカート12が配車可能であるか否かを判別する(ステップS32)。
ステップS32の判別において、当該ユーザが予約していたカート12が配車可能である場合には、ユーザに所定の待機場所(例えば、喫茶コーナーなど)に移動してもらうための待機指示を行う(ステップS33)。
次に店内システムサーバ13は、予約品の有無を判別する(ステップS38)。ここで、予約品とは、取り寄せ商品あるいは取り置き商品のことであり、商品選択時に指定しておくことにより受取が可能となっている。
ステップS38の判別において、予約品が有る場合には(ステップS38;Yes)、予約品を待機場所で直ちに受け取るか、精算時に受け取るかの指示を仰ぐ予約品受取処理を行い(ステップS39)、待機場所への配車を行う(ステップS40)。
ステップS38の判別において、予約品が無い場合には(ステップS38;No)、待機場所への配車を行う(ステップS40)。
ステップS32の判別において、当該ユーザが予約していたカート12が配車できない場合には、予約に対応するカート12が使用中であるか否かを判別する(ステップS34)。
ステップS34の判別において、予約に対応するカートが使用中である場合には、配車予定時刻から所定の許容遅延時間内に配車が可能であるか否かを判別する(ステップS35)。
ステップS35の判別において、配車予定時刻から所定の許容遅延時間内に配車不能である場合には(ステップS35;No)、他の予備のカートを配車する予備カート配車処理を行い(ステップS37)、予約品の有無を判別する(ステップS38)。
そして、ステップS38の判別において、予約品が有る場合には(ステップS38;Yes)、予約品を待機場所で直ちに受け取るか、精算時に受け取るかの指示を仰ぐ予約品受取処理を行い(ステップS39)、待機場所への配車を行い(ステップS40)、予約品が無い場合には(ステップS38;No)、直ちに待機場所への配車を行う(ステップS40)。
ステップS35の判別において、配車予定時刻から所定の許容遅延時間内に配車可能である場合には(ステップS36;Yes)、配車に遅延が生じる旨を通知し、ユーザに所定の待機場所に移動してもらうための待機指示を行う(ステップS36)。
そして、予約品の有無を判別し(ステップS38)、予約品が有る場合には(ステップS38;Yes)、予約品を待機場所で直ちに受け取るか、精算時に受け取るかの指示を仰ぐ予約品受取処理を行い(ステップS39)、待機場所への配車を行い(ステップS40)、予約品が無い場合には(ステップS38;No)、使用中のカート12が配車可能になった時点で待機場所への配車を行う(ステップS40)。
(3)カート自動走行時の動作
まず、カート自動走行時に動作説明に先立って、大型店舗11内における商品陳列棚と自動走行のための装置の配置について説明する。
図10は、大型店舗内の商品陳列棚と自動走行のための装置配置の説明図である。
大型店舗11内には、複数の商品陳列棚GSが配置されている。
図10において、各商品陳列棚GSは、同一の大きさであり、商品陳列棚GSにおいて、黒色で示す部分は、ユーザの選択した購入予定の商品G1〜G8の配置位置である。
また、通路の天井には、短距離無線通信装置51が大型店舗11内でいずれの場所からもカート12が店内システムサーバ13と通信可能に配置されている。
また、同様に通路の天井には、短距離無線通信装置52が当該短距離無線通信装置52から所定距離範囲内に至ったことをカート12の自己位置検出装置22が検出して自己位置を検出可能に配置されている。
図11は、カート自動走行時の動作フローチャートである。
図12は、あらかじめ設定した購買予定ルートの説明図である。
所定の待機場所にカート12が配車されると、ユーザは、カート12に搭乗することとなる。
これによりカート12の走行制御装置23は、カート12を移動させるべき商品を特定するための商品特定番号データN=1とし(ステップS41)、自己位置検出装置22により検出された自己位置および図12に破線で示すようにあらかじめ設定された購買経路に従って、駆動装置25を制御し、第N番目、すなわち、第1番目に購入すべき商品G1が陳列されている商品陳列棚GS1の近傍までの移動を開始する(ステップS42)。
具体的には、自己位置検出装置22を構成するコントローラ35が、短距離無線通信装置32を介して検出した自己位置に基づき、さらに走行制御装置23を構成するセンサユニット34に搭載された各種センサにより進行方向に障害物(人、物、他のカートも含む)があるか否かを判別し、問題がなければ駆動装置25を制御して移動を開始する。
そして、実際にカート12がユーザがあらかじめ指定した商品G1に対応する商品陳列棚GS1に到着したか否かを判別する(ステップS43)。
ステップS43の判別において、未だカート12がユーザがあらかじめ指定した商品G1に対応する商品陳列棚GS1に到着していない場合には(ステップS42;No)、移動を継続する。
図13は、カートが目的となる商品陳列棚に到着した場合の説明図である。
図14は、カートが目的となる商品陳列棚に到着した場合の、当該商品陳列棚の動作説明図である。
ステップS43の判別において、カート12がユーザがあらかじめ指定した商品G1に対応する商品陳列棚GS1に到着した場合には(ステップS43;Yes)、音声出力部31を介して当該商品G1が陳列された商品陳列棚GS1に到着した旨をユーザに対し、報知する(ステップS44)。
具体的には、図13に実線で示すようにカート12が移動し、当該商品G1が陳列された商品陳列棚GS1に到着した場合には、店内システムサーバ13が到着を認識し、図14に示すように、商品陳列棚GS1を構成する棚台SH1〜SH4のうち、商品G1(図14においては、商品「F」)が陳列されている棚台SH2に設けられたインジケータID21〜ID22のうち、商品G1(=商品「F」)対応するインジケータID23が点滅したり、カート番号を表示したりして、ユーザに商品G1の位置を示す表示を行う。
これにより、ユーザは、自分が購入している商品が陳列されている場所を容易に把握することができるので、カート12を降りて、対応する商品G1の購入を判断すべく、商品G1を手に取ることとなる。そして、購入する場合には、カート12のカート部27内に商品を入れることとなる(ステップS45)。
これにより、カート部27に設けられているICタグリーダ26は、商品G1に付された図示しないICタグを非接触で読み込み、コントローラ35は、タッチパネルディスプレイ21に商品名、商品金額、合計金額を表示することとなる(ステップS46)。
続いて、コントローラ35は、
N=N+1
とし(ステップS47)、処理をステップS42に移行して、全ての購入対象の商品に対応する処理が終了するまで同様の処理を行う。
図15は、リモートタグ装置を利用した処理フローチャートである。
この場合において、カート12は、ユーザが携帯しているリモートタグ装置12Aとの距離を測定し、カートとユーザとの距離が所定の距離範囲外であるか否かを判別する(ステップS51)。
ステップS51の判別において、カートとユーザとの距離が規定範囲内である場合には(ステップS51;No)、カートはそのままの場所で待機する(ステップS52)。そして、カート12を降りているユーザがリモートタグ装置12Aを操作することにより、当該ユーザの近傍に当該カート12を移動させるための呼び出しを行っているか否かを判別する(ステップS53)。
ステップS53の判別において、ユーザが呼び出しを行っている場合には(ステップS53;Yes)、呼び出し場所、すなわち、ユーザとの距離が所定の最短距離となるまでカートが自動的に移動する(ステップS54)。
同様に、ステップS51の判別において、カートとユーザとの距離が規定範囲外である場合には(ステップS51;No)、ユーザとの距離が所定の最短距離となるまでカートが自動的に移動する(ステップS54)。
また、ステップS53の判別において、ユーザが呼び出しを行っていない場合には(ステップS53;No)、ユーザがカート12に乗り込んだか否かを判別する(ステップS54)。
ステップS54の判別において、ユーザがカート12に乗り込んだ場合には(ステップS55;Yes)、ユーザが確実に乗車した状態で次の商品を陳列している商品陳列棚まで移動することとなる。
ステップS54の判別において、ユーザが未だカート12に乗り込んでいない場合には(ステップS55;No)、処理を再びステップS51に移行して、以下同様の処理を行う。
この移動と並行して、カートは、乗車中のユーザが停止ボタンを操作したか否かを判別し(ステップS56)、ステップS56の判別において、ユーザが停止ボタンを操作したと判別した場合には(ステップS56;Yes)、処理をステップS51に移行し、以下、同様の処理を行う。
一方、ステップS56の判別において、ユーザが停止ボタンを操作していない場合には(ステップS56;No)、次の商品陳列棚に移動すべく、以下、同様の処理を行う。
次にユーザが商品の追加を行った場合について説明する。
カート12のタッチパネルディスプレイ21においても、ユーザの乗車中に図17に示したような商品選択画面を表示することが可能となっている。
したがって、購入予定商品をカート12に乗り込んだ以降に追加することが可能となっている。
図16は、商品追加時の動作説明図である。
図16に示す時点において、ユーザが商品陳列棚GS9に陳列された商品G9を選択し、追加した場合には、コントローラ35は、あらかじめ設定された購買経路に基づいて、購買経路を更新することとなる。
図17は、更新後の購買経路の説明図である。
商品陳列棚GS9に陳列された商品G9が追加された場合には、図12に破線で示した購買経路を、図17に実線で示すような購買経路に変更する。
すなわち、商品G9を追加する前は、商品G6をカート部27に入れた後は、商品G7→G8の順番で商品をカート部27に入れるようにされていたが、購買経路変更後においては、商品G6をカート部27に入れた後は、図17に示すように、商品G9→G7→G8の順番で商品をカート部27に入れるようにされることとなる。
このように、商品が途中で追加された場合でも、より購買経路の短い経路を自動的に検索して、購買経路を変更するので、ユーザである顧客が店内に滞在する時間を短縮化でき、売り上げも伸びて店舗運営の効率も向上する。
さらに、ユーザの商品購入に係る負担低減でき、高齢者やけが人、妊婦等のユーザであっても所望の商品を容易に購入できる。
そして、全ての購入予定の商品がカート部27へ入れられ、かつ、全ての予約品の受取が完了するか、あるいは、ユーザが商品購入の指示をタッチパネルディスプレイ21を介して入力することにより、カート12は、図17に示すように、精算用ゲート14Aを通過するように移動し、改めて、全ての商品のICタグを読み取ることにより、精算処理を行うこととなる。
そして、精算処理終了後には、購入済みの全ての商品について、精算済みの情報を書き込むこととなる。
この場合において、あらかじめクレジットカード払いなどが指定されている場合には、精算サーバ14が決済まで行うこととなる。また、通常のレジのように、顧客が現金などで精算するように構成することも可能である。
精算後の承引は、店舗に委託して配達することもできる。
以上の説明のように、本実施形態によれば、ユーザは、あらかじめ購入を希望する商品を設定してカートを予約しておくだけで、短時間に商品の購入を終えることができ、買い物による肉体的、時間的な負担を低減することができる。
さらに、通信販売と異なり、所望の商品を手に取って比較したり、購入をその場で検討したりすることができ、ユーザである顧客にとってより所望する商品の購入が行える。
以上の説明においては、購買経路の変更をカート12のコントローラ35が行う場合について説明したが、店内システムサーバ13が変更行うように構成することも可能である。
以上の説明においては、カート12に乗ったユーザである顧客が商品の追加を行う場合についてのみ説明したが、商品の変更、削除も同様に行うことが可能である。この場合においても商品の追加の場合と同様に購買経路がリアルタイムに変更されることとなる。
以上の説明においては、カート12が、カート部27と、その他の部分を一体に形成したショッピングカート一体型であったが、カート部27として、通常のショッピングカートを用い、その他の部分が一体とされたカートロボットにショッピングカートを連結して用いるようにすることが可能である。この場合には、カート部27を除くカート12、すなわち、カートロボットの構成部分の大きさを小さくすることができ、より少ないスペースで多くのカートロボットを配置することが可能となる。また、商品が少ない場合であれば、ユーザが乗り込むだけで買い物が可能となる。
また、上述したカートロボットに連結するショッピングカートを各ユーザに購入あるいはレンタルすることにより、自宅まで、商品を容易に持ち帰ることが可能となる。なお、この場合には、ショッピングカートは、使わないときに車のトランクに収納可能なように、容易に折りたたんだり、分解可能な構成としておくのが好ましい。
以上の説明においては、カートの自動走行に短距離無線通信を用いていたが、店舗の床面に誘導用の白線および位置検出用情報を形成しておき、誘導するように構成することも可能である。また、GPSによりカーナビゲーションと同様にして自動走行を行うように構成することも可能である。
以上の説明においては、カート12の自動走行の場合を主として説明したが、自動走行中に所望の商品を発見した場合などには、ユーザの指示(例えば、前後左右の方向指示が可能な矢印キーの操作)に従って当該指示に対応する方向で安全が確保される方向に移動し、停止するように構成することも可能である。
以上の説明においては、リモートタグ装置12Aの態様については、詳細に述べなかったが、通常のリモコン装置(例えば、テレビ用のリモコン)と同様の態様の他、ブレスレット型、ネックレス型、カード型など携帯が容易で、操作性も良い態様であれば、様々な態様とすることが可能である。
大型店舗用カートシステムの概要構成ブロック図である。 カートの概要構成ブロック図である。 カートの制御系の概要構成ブロック図である。 店内システムサーバの制御系の概要構成ブロック図である。 カート予約時の処理シーケンスである。 カート予約画面の一例の説明図である。 商品購入選択画面の一例の説明図である。 カートの本予約処理の処理フローチャートである。 カートレンタル時の動作フローチャートである。 大型店舗内の商品陳列棚と自動走行のための装置配置の説明図である。 カート自動走行時の動作フローチャートである。 あらかじめ設定した購買予定ルートの説明図である。 カートが目的となる商品陳列棚に到着した場合の説明図である。 カートが目的となる商品陳列棚に到着した場合の、当該商品陳列棚の動作説明図である。 リモートタグ装置を利用した処理フローチャートである。 商品追加時の動作説明図である。 更新後の購買経路の説明図である。
符号の説明
10…大型店舗用カートシステム(商品購入支援システム)、11…大型店舗、12…カート(順路案内装置)、12A…リモートタグ装置、13…店内システムサーバ(店舗内案内装置)、14…精算サーバ、14A、精算用ゲート、15…店舗Webサーバ、16…通信ネットワーク、17…公衆電話回線ネットワーク、18…自宅、19…有線電話端末、20…ユーザPC端末、21…タッチパネルディスプレイ、22…自己位置検出装置、23…走行制御装置、24…シート、25…駆動装置、26…ICタグリーダ、27…カート部、28…停止スイッチ、29…運転再開スイッチ、30…バーハンドル、31…音声出力部、32…短距離無線通信装置、33…操作部、34…センサユニット、35…コントローラ、36…MPU、37…ROM、38…RAM、41…コントローラ、42…ディスプレイ、43…操作部、44…プリンタ、48…通信インタフェース、51…短距離無線通信装置、52…短距離無線通信装置、53…カード読取機、54…商品写真表示部、55…カート予約画面、56…予約日時入力欄、58…パスワード入力欄、59…送信ボタン、60…商品購入選択画面、61…商品種別表示ボタン、62…商品メーカ種別表示ボタン、63…商品表示ボタン、64…商品写真表示部、65…商品説明表示部、66…選択商品表示部、67…購入合計金額表示部、68…確定ボタン、69…キャンセルボタン、AB…無線基地局、GS…商品陳列棚、MT…携帯電話端末。

Claims (10)

  1. 店舗内における自己位置を検出し、検出した前記自己位置と、顧客の希望する商品あるいは商品群の陳列位置に対応づけてあらかじめ設定された案内経路とに基づいて、前記店舗内で順路案内を行う順路案内装置と、
    前記順路案内装置の位置を検出し、当該順路案内装置が前記商品あるいは前記商品群を陳列した商品陳列棚に対して所定距離範囲内に到達した場合に、前記商品あるいは前記商品群の陳列位置を提示する陳列位置提示部を備えた店舗内案内装置と、
    を備えたことを特徴とする商品購入支援システム。
  2. 請求項1記載の商品購入支援システムにおいて、
    前記順路案内装置は、前記商品あるいは商品群の追加、変更あるいは削除を行うための操作部と、前記商品あるいは商品群の追加、変更あるいは削除がなされた場合に、前記案内経路の変更を行う経路変更部と、を備えたことを特徴とする商品購入支援システム。
  3. 請求項1記載の商品購入支援システムにおいて、
    前記順路案内装置は、前記商品あるいは商品群の追加、変更あるいは削除を行うための操作部と、前記店舗内案内装置と通信を行う第1通信部と、を備え、
    前記店舗内案内装置は、前記第1通信部と通信を行う第2通信部と、前記順路案内装置から前記第1通信部を介して前記商品あるいは商品群の追加、変更あるいは削除がなされた旨の通知がなされた場合に場合に前記案内経路の変更を行い、前記第2通信部および前記第1通信部を介して変更後の前記案内経路を通知する経路変更部と、を備えた、
    ことを特徴とする商品購入支援システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の商品購入支援システムにおいて、
    前記順路案内装置は、前記店舗内に配置された送信機から送信された位置検出用信号、前記店舗内に配置された位置検出情報あるいは外部から送信された位置検出用信号に基づいて前記自己位置を検出する自己位置検出装置を備えたことを特徴とする商品購入支援システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の商品購入支援システムにおいて、
    前記順路案内装置は、前記自己位置及び前記案内経路に基づいて前記店舗内を移動可能な自走部を有することを特徴とする商品購入支援システム。
  6. 請求項5記載の商品購入支援システムにおいて、
    前記順路案内装置のユーザが携帯可能に構成されてユーザ位置を検出し、前記第1通信部を介して前記順路案内装置に通知するリモートタグ装置を備え、
    前記順路案内装置は、前記ユーザ位置および前記自己位置に基づいて、ユーザからの距離が第1の所定距離以上離れた場合に、当該ユーザからの距離が第2の所定距離以下となるように移動する、
    ことを特徴とする商品購入支援システム。
  7. 購入対象の商品が載置されるカート部を有し、店舗内における自己位置を検出し、検出した前記自己位置と、ユーザである顧客の希望する商品あるいは商品群の陳列位置に対応づけてあらかじめ設定された案内経路とに基づいて、ユーザを搭乗させた状態で、前記店舗内を自走し、
    前記商品あるいは前記商品群を陳列した商品陳列棚に対して所定距離範囲内に到達した場合に、前記到達した旨を前記ユーザに告知する、
    ことを特徴とするカート。
  8. 購入対象の商品を載置するためのショッピングカートが連結可能な連結部を有し、
    店舗内における自己位置を検出し、検出した前記自己位置並びにユーザである顧客の希望する商品あるいは商品群の陳列位置に対応づけてあらかじめ設定された案内経路に基づいて、ユーザを搭乗させた状態で、前記連結されたショッピングカートを牽引しつつ前記店舗内を自走し、
    前記商品あるいは前記商品群を陳列した商品陳列棚に対して所定距離範囲内に到達した場合に、前記到達した旨を前記ユーザに告知する、
    ことを特徴とする商品購入支援ロボット。
  9. 顧客の希望する商品あるいは商品群の陳列位置に対応づけてあらかじめ設定された案内経路に基づいて、前記店舗内で順路案内を行う順路案内装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
    前記店舗内に配置された送信機から送信された位置検出用信号、前記店舗内に配置された位置検出情報あるいは外部から送信された位置検出用信号に基づいて前記自己位置を検出させ、
    検出させた前記自己位置並びに前記案内経路に基づいて、前記店舗内を自走させて順路案内を行わせる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  10. 商品あるいは商品群の陳列位置を提示する陳列位置提示部を備えた店舗内案内装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
    店舗内を自走する順路案内装置の位置を検出させ、
    前記順路案内装置が顧客の希望する商品あるいは商品群を陳列した商品陳列棚に対して所定距離範囲内に到達した場合に、前記商品あるいは前記商品群の陳列位置を前記陳列位置提示部に提示させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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