JP3586210B2 - ショッピング情報提供システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケット等において用いられるショッピング情報提供方法及びショッピング情報提供システムに係り、特に買い物客の利便性を向上させることができるショッピング情報提供方法及びショッピング情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケットには、買い物客が自由に使用できるショッピングカート(カート)が備え付けられている。買い物客は、このカートに買い物かごをセットし、買いたい商品をかごに入れ、代金を精算カウンター(レジ)にて支払うのが一般的である。
【0003】
また、首都圏などのベッドタウンや地方の中核都市では、車で買い物に行くことも多くなっており、そのため、大規模なスーパーマーケットには地階や屋上に駐車場が用意されている。
【0004】
しかし、大規模なスーパーマーケットは鉄道の駅や他の商業施設に近いものもあるため、駐車場の利用者が必ずしもスーパーマーケットで買い物をするとは限らない。
そこで、多くの大規模なスーパーマーケットでは、駐車場を有料とし、「2000円以上お買い上げの場合60分まで駐車料金免除」「3000円以上お買い上げの場合2時間まで駐車料金免除」というように買い物客には駐車料金の割引サービスをするようにしている。
【0005】
尚、スーパーマーケット等におけるシステムの従来技術としては、2000年8月11日公開の特開2000−222640号「ショッピング管理システム」(出願人:株式会社日立インフォメーションテクノロジー、発明者:武藤優子他)がある。
この従来技術は、POS端末毎に、POS端末を先頭としてその後ろに買い物容器を持つ顧客が複数人並ぶ長さのレーンを有し、このレーンにおいて買い物容器総数、総重量あるいは商品の総数量のいずれかを検出する検出手段と、検出された検出値に基づいて最適なレーンを判定する最適レーン判定手段とを設けたショッピング管理システムであり、チェックアウトするのに最適なPOS端末を容易に選択できるようにし、混雑を解消できるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のスーパーマーケットでは、お客はレジで精算するまで合計金額がいくらになるのかわからず、持ってきたお金よりもたくさん買ってしまう不安があるという問題点があった。
【0007】
また、上記従来のスーパーマーケットでは、特定金額以上のお買い上げで駐車場料金が無料になるようなサービスがあっても、買い物途中では駐車場料金が無料になる金額分の買い物をしたのかどうかわからず不便であるという問題点があった。
【0008】
また、特定金額を超える買い物をした場合でも、超えた分は切り捨てられ、次回に持ち越すことはできず、買い物客は損をしたような気分になってしまうという問題点があった。
【0009】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、買い物客の利便性を向上させることができるショッピング情報提供方法及びショッピング情報提供システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、商品情報を記憶する第1のデータベースと、店内の無線通信システムの制御局としての処理装置と、複数の基地局と、移動局としてのショッピングカートと、インターネットを介して接続する携帯電話機から、メンバーズカードのカード番号と商品を指定するデータの入力を受けて購入商品の予約を受け付けるWebサーバと、カード番号とそれに対応して予約された登録商品のリストとを記憶する第3のデータベースとを備えたショッピング情報提供システムであって、ショッピングカートが、商品の識別情報を入力する入力部と、制御及び演算処理を行う制御部と、制御部からの指示に従って表示する表示部とを備え、入力部から商品の識別情報が入力されると、制御部が、識別情報を処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した商品情報に基づいてそれまでに入力された商品の合計金額を算出して表示部に表示させるショッピングカートであり、処理装置が、ショッピングカートから送信された識別情報に対応する商品情報を第1のデータベースから取得してショッピングカートに送信する処理装置であり、処理装置が、Webサーバから入力されたカード番号に対応して登録商品のリストを登録情報として第3のデータベースに記憶し、登録情報に対応するバーコードを付与して第3のデータベースに記憶し、Webサーバを介してバーコードを携帯電話機に送信すると共に、ショッピングカートから送信されたバーコードを受信した場合には、第3のデータベースから当該バーコードに対応する登録情報を取得してショッピングカートに送信する処理装置であり、ショッピングカートが、携帯電話機に表示されたWebサーバから受信したバーコードを読み取ると処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した登録情報における登録商品のリストを表示するショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしており、お客がショッピングカートに商品を入れる際にショッピングカートに商品の識別情報を読み込ませると、ショッピングカートの表示部に当該商品の名称や価格、特徴等の商品情報を表示することができ、お客に商品選択に有益な情報を提供でき、また、お客は買い物に行く際に携帯電話機を持っていけばメンバーズカードを持って行かなくても登録情報をカートの表示部に表示させることができ、利便性を向上させることができる。
【0011】
また、本発明は、商品情報を記憶する第1のデータベースと、店内の無線通信システムの制御局としての処理装置と、複数の基地局と、移動局としてのショッピングカートと、インターネットを介して接続する携帯電話機から、メンバーズカードのカード番号と商品を指定するデータの入力を受けて購入商品の予約を受け付けるWebサーバと、カード番号とそれに対応して予約された登録商品のリストとを記憶する第3のデータベースとを備えたショッピング情報提供システムであって、ショッピングカートが、商品の識別情報を入力する入力部と、制御及び演算処理を行う制御部と、制御部からの指示に従って表示する表示部とを備え、入力部から商品の識別情報が入力されると、制御部が、識別情報を処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した商品情報に基づいてそれまでに入力された商品の合計金額を算出して表示部に表示させるショッピングカートであり、処理装置が、ショッピングカートから送信された識別情報に対応する商品情報を第1のデータベースから取得してショッピングカートに送信する処理装置であり、処理装置が、Webサーバから入力されたカード番号に対応して登録商品のリストを登録情報として第3のデータベースに記憶すると共に、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信した場合には、ショッピングカートから受信したカード番号に対応して、第3のデータベースに登録商品のリストを含む登録情報が記憶されているかどうかを判断し、記憶されている場合には、当該登録情報を読み出して保持すると共にショッピングカートに送信し、ショッピングカートから商品の識別情報を受信すると、第1のデータベースを参照して当該識別情報に対応する商品情報を読み出し、商品情報が保持する登録情報に含まれる登録商品と一致するかどうかを判断し、一致する場合には、ショッピングカートに対し、登録商品のリストの表示画面において、当該識別情報に対応する登録商品の表示にチェックを付す若しくは該登録商品の表示の表示色を変えるように指示を出力する処理装置であり、ショッピングカートが、入力部から商品の識別情報が入力されると、制御部が、当該識別情報を処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した指示に従って、表示部に表示している登録商品のリストの表示画面において、識別情報に対応する登録商品の表示にチェックを付す若しくは登録商品の表示の表示色を変えるショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしており、お客がショッピングカートに商品を入れる際にショッピングカートに商品の識別情報を読み込ませると、ショッピングカートの表示部に当該商品の名称や価格、特徴等の商品情報を表示することができ、お客に商品選択に有益な情報を提供でき、利便性を向上させることができ、また、お客は店に行く前に必要なものを登録しておけば、店のショッピングカートに登録商品のリストが表示されるため買い忘れを防ぐことができ、更に、登録商品をショッピングカートに入れると当該商品の表示にチェックが付されたり表示色が変わったりするので、お客は表示を見てカートに入れたか入れないかがわかり、登録商品の買い忘れを防ぐことができる。
【0012】
また、本発明は、処理装置が、ショッピングカートの位置情報として位置登録している基地局番号を記憶しておき、ショッピングカートの位置情報として記憶されている基地局番号に対応して予め記憶されている広告をショッピングカートに送信する処理装置であり、ショッピングカートが、エリア内に設けられた基地局から送信された広告を受信して表示するショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしており、ショッピングカートがいる売場に応じて広告でき、お客が間近に商品を見られる状態で広告を行うので、購買意欲を刺激でき、広告の効果を高めることができる。
【0013】
また、本発明は、メンバーズカードのカード番号に対応して買い物履歴を記憶する第2のデータベースを備え、処理装置が、第2のデータベースに記憶されている買い物履歴を分析して、カード番号に対応するお客の嗜好や買い物傾向を求めて第2のデータベースに記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信すると、当該カード番号に対応して記憶されている嗜好や買い物傾向に応じた広告をショッピングカートに送信する処理装置であり、ショッピングカートが、入力されたメンバーズカードのカード番号を読み取ると処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した広告を表示するショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしており、全てのお客に同じ広告を出すのではなく、お客の好みや買い物の傾向に応じた広告をすることで、お客の購買意欲を刺激し、広告の効果を高めることができ、また、納入業者から広告料金を徴収して、システムの構築費や維持費に充てることができ、費用をお客に転嫁することなく高度な情報提供サービスを実現できる。
【0014】
また、本発明は、メンバーズカードに買い物金額に応じて発行される駐車ポイントを記憶しておき、ショッピングカートが、メンバーズカードに記憶されているデータを読み取るカードリーダを備え、制御部が、入力されたカードから駐車ポイントを読み取って表示部に表示するショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしており、お客は、買い物をする前に、現在持っている駐車ポイントを知ることができ、いくら分の買い物をすれば駐車料金が無料になるのかを把握できる。
【0015】
また、本発明は、第2のデータベースに、メンバーズカードのカード番号に対応し、買い物金額に応じて発行される駐車ポイントを記憶しておき、ショッピングカートが、メンバーズカードのカード番号を読み取るカードリーダを備え、制御部が、入力されたカードからカード番号を読み取って処理装置に送信し、処理装置から受信した前記カード番号に対応する駐車ポイントを表示部に表示するショッピングカートであり、処理装置が、ショッピングカートから受信したカード番号に対応する駐車ポイントを第2のデータベースから読み出して、ショッピングカートに送信する処理装置であるショッピング情報提供システムとしており、メンバーズカードにはカード番号を記憶しておけば駐車ポイントを記憶しなくてすみ、メンバーズカードの記憶部を簡素化できる。
【0016】
また、本発明は、ショッピングカートが、ハンドルを押すこと若しくは握ることにより電力が供給されて、無線送受信及び表示を開始し、ハンドルから手が離れると、一定時間後に電力の供給を停止するショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしており、お客が来店してショッピングカートを押すか若しくは握るかすると表示部に情報が表示され、お客が買い物途中でハンドルから手を離しても表示がすぐには消えないようにすることができる。
【0018】
また、本発明は、Webサーバが、複数の食事メニューを提示して携帯電話機によって選択された食事メニューのレシピに従って購入商品を登録して処理装置に登録商品のリストを送信するWebサーバであるショッピング情報提供システムとしており、お客は、食べたい食事メニューを選べば、必要な商品を容易に登録できるので、登録作業を容易にできる。
【0019】
また、本発明は、処理装置が、Webサーバからカード番号と登録商品のリストとが入力されると、登録商品の合計金額を算出して、Webサーバを介して登録元の携帯電話機に合計金額をメールで送信すると共に、カード番号に対応して合計金額を登録情報に含めて第3のデータベースに記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信した場合には、第3のデータベースからカード番号に対応する登録情報を取得してショッピングカートに送信する処理装置であり、ショッピングカートが、カード番号を読み取ると処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した登録情報における合計金額を表示するショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしており、お客は店に行く前に登録商品の合計金額を知ることができ、店に行く際にいくら持っていけばよいかわかる。
【0020】
また、本発明は、処理装置が、Webサーバからカード番号と登録商品のリストとが入力されると、登録商品をショッピングカートに入れる場合に店内を効率的に回れる経路を求めて、当該カード番号に対応して経路を登録情報に含めて第3のデータベースに記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信した場合には、第3のデータベースから当該カード番号に対応する登録情報を取得してショッピングカートに送信する処理装置であり、ショッピングカートが、カード番号を読み取ると前記処理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信した登録情報における前記経路を表示するショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしており、お客は、慣れない店や広い店であっても迷うことなく且つ迅速に目的の商品を買うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施の形態に係るショッピング情報提供システムについて図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るショッピング情報提供システム(本システム)の概略構成図である。
図1に示すように、本システムは、スーパーマーケット等の店舗内に備えられた複数のショッピングカート(カート)1と、複数の基地局2と、店舗内のシステムの制御を行う処理装置3と、販売情報を入力するPOS端末4と、データベースを管理するセンタ装置5と、商品情報を記憶する商品情報データベース(商品情報DB)51と、お客についての情報を記憶するお客情報データベース(お客情報DB)52と、携帯電話機8等から予約された登録商品を記憶する登録商品データベース(登録商品DB)53と、インターネットに接続するWebサーバ6と、携帯電話通信システムの携帯電話基地局7と、利用者が携帯する携帯電話機8とから構成されている。
【0025】
また、本システムの補助的な構成としてスーパーマーケットを利用するお客が携帯するメンバーズカードがあり、メンバーズカードにはカード番号(ID)と駐車料金の支払に充てることができる駐車ポイントとが記憶されている。メンバーズカードとしては、磁気カードやICカードが考えられる。
【0026】
各構成部分について具体的に説明する。
上記構成部分の内、カート1と、基地局2と、処理装置3と、POS端末4とは店舗毎に設けられている店舗内システムであり、大規模なスーパーマーケットのように複数の店舗(支店)がある場合には、各店舗毎の店舗内システムを制御する処理装置3がセンタ装置5に複数接続されているものである。
尚、図1では説明を簡単にするために処理装置3を1つとしている。
【0027】
また、処理装置3とセンタ装置5との間、センタ装置5とWebサーバ6との間、センタ装置5と各データベースとの間は専用線にて接続されている。
尚、処理装置3とセンタ装置5とは一体の装置としても構わない。また、請求項で記載した「処理装置」は処理装置3とセンタ装置5の機能を備えたものに相当する。
【0028】
店舗内システムは、構内PHS等の無線通信システムを備えており、カート1は、無線通信機能を備えた移動局となっている。尚、無線通信システムは、構内PHS以外の通信システムを用いても構わない。
更に、本システムの特徴として、カート1には、バーコードリーダと、表示部と、カードリーダが設けられており、カートに入れた商品の価格や合計金額が表示されるようになっている。カート1の具体的な構成については後で詳細に説明する。
【0029】
また、それとは別に、店内には従来と同様に複数のPOS端末4を備え、処理装置3は、店内のPOS情報を管理すると共に、店内のPOS情報をセンタ装置5に送信するものである。POS端末4には、メンバーズカードの読み取り及び書き込みの機能が設けられている。
【0030】
基地局2は、無線通信システムの中継局であり、サービスエリア内にいるカート1と交信して位置登録を行い、処理装置3と各カート1との通信の中継を行うものである。本システムでは、便宜上、基地局2のサービスエリアは一つの売場(野菜売場、精肉売場、パン売場等)をカバーする程度の大きさとしている。
【0031】
処理装置3は、店舗内の無線通信システムの制御を行うものであり、各カート1の位置を監視している。また、処理装置3は、センタ装置5を介して商品情報データベース51、お客情報データベース52、登録商品データベース53に対するデータの書き込み/読み出しを行うものである。
【0032】
そして、本システムの特徴として、処理装置3は、カート1やデータベースとデータのやり取りを行ってカート1に種々のショッピング情報を送信して表示させるものである。
【0033】
更に、処理装置3は、従来のPOSシステムの処理装置と同様にPOS端末(レジ)4からのバーコード情報に基づいて商品情報データベース51から価格データを読み取ってレジに返信し、また、レジからのメンバーズカードの情報と商品販売の情報とに基づいてお客情報データベース52にお客情報として記憶するものである。
【0034】
センタ装置5は、商品情報データベース51と、お客情報データベース52と、登録商品データベース53に対するデータの入出力を行うものであり、処理装置3からの要求に従って、送信されたデータを指定されたデータベースに記憶したり、処理装置3から要求されたデータをデータベースから読み出して要求元の処理装置3に送信するものである。
【0035】
また、センタ装置5は、Webサーバ6に接続しており、Webサーバ6から入力されたデータを指定されたデータベースに記憶したり、Webサーバ6からの要求に従ってデータベースからデータを読み出してWebサーバ6に出力するものである。
【0036】
センタ装置5に接続されたデータベースは、商品情報データベース51、お客情報データベース52、登録商品データベース53がある。
商品情報データベース51は、商品に関する種々の情報を記憶するものであり、バーコードに対応して商品名やその日の価格、在庫数量、販売数量の他、商品の広告や買い物客が知りたい商品情報(産地、商品の特徴)を記憶しているものである。
【0037】
複数の支店がある場合には、商品情報データベース51は、店舗毎に価格や在庫等が異なるため、店舗別に商品情報を管理するようになっている。
【0038】
また、お客情報データベース52は、メンバーズカードの番号(カード番号)に対応して、名前、住所、電話番号、性別、職業、生年月日、更にメールアドレスといったお客毎の固有の情報を記憶するものであり、更にそのお客の購入履歴(日時、商品名、購入金額等)を記憶しているものである。
【0039】
特に、本発明システムでは、センタ装置5が、お客情報データベース52に記憶されているお客の購入履歴からお客の嗜好や買い物傾向を分析し、商品群毎にタイプ分けしてお客情報データベース52に記憶しておき、お客の来店時に広告に利用するようにしている。これについては後で詳細に説明する。
【0040】
登録商品データベース53は、携帯電話機8からインターネットを介して購入商品が予約された場合に、お客のカード番号に対応して商品名や合計金額を記憶しているものである。
また、本発明システムの特徴として、登録が完了すると、センタ装置5が、登録された商品を登録された店舗で購入する場合、最も効率よく回れる経路(最短ルート)を求め、この最短ルートも登録商品と共に登録商品データベース53に記憶されるようになっている。
【0041】
Webサーバ6は、インターネットを介して閲覧可能なWebページを有するものであり、本システムでは、利用者がインターネット利用可能な携帯電話機8から、インターネットを介して当該スーパーマーケットでの買い物の予約ができるWebページを備えているものである。
【0042】
そして、Webサーバ6は、インターネットを介して携帯電話機8から送信されたデータを受信して、センタ装置5を介して対応するデータベースに記憶したり、センタ装置5を介してデータベースから読み出したデータをインターネットを介して携帯電話機8に送信するものである。
【0043】
更に、Webサーバ6は、インターネットを介して携帯電話機8からの購入商品の予約(登録)が為された場合に、センタ装置5に対してデータベースを参照して合計金額を算出する要求を出力し、センタ装置5からの合計金額を携帯電話機8にメールで送信するものである。購入商品の予約(登録)については後で説明する。
【0044】
次に、カート1の概略構成について図2を用いて説明する。図2は、カート1の外観説明図である。
図2に示すように、カート1は、通常のショッピングカートとほぼ同様の本体に、無線通信を行うアンテナ10と、数字キーやカーソルキーが設けられたキー入力部13と、バーコードを読み取るバーコードリーダ14と、メンバーズカードを読み取るカードリーダ15と、情報を表示する表示部16と、電源としてのバッテリー18と、電卓21とが設けられている。
【0045】
バーコードリーダ14は、レジのPOS端末4に備えられているバーコードリーダと同様の機能を備えたものであり、商品に印刷されたり貼り付けられているバーコードを読み取るものである。
【0046】
カードリーダ15は、買い物客が所有するメンバーズカードのカード番号や駐車ポイントを読み取るものである。
【0047】
表示部16は、液晶パネル等から成り、ここでは買い物客が押すハンドルとは反対側に備え付けられている。そして、買い物客がカートを押しながら表示部16に表示される情報を読み取り易いような取り付け角度となっているが、買い物客の身長に応じて任意に角度を調節できるようにしてもよい。
また、カート1の構成によっては、表示部16をハンドル側に設けても構わない。
【0048】
キー入力部13はここでは表示部16とは別に設けているが、タッチパネルとして表示部16と一体に形成しても構わない。
【0049】
バッテリー18は、充電式のバッテリーで、カート本体に対して着脱可能な形状となっており、カート1の各部に電力を供給するものである。
【0050】
次に、カート1の構成について図3を用いて具体的に説明する。図3は、カート1の構成ブロック図である。
図3に示すように、カート1は、図2の外観説明図にて示したアンテナ10と、キー入力部13と、バーコードリーダ14と、カードリーダ15と、表示部16と、バッテリー18と、電卓21の他に、アンテナ10を介して無線信号の送受信及び変復調を行う送受信部11と、カート1に設けられた各部の制御や表示制御を行う制御部12と、データを記憶する記憶部17と、バッテリー18からの電力供給のON/OFFを切り替えるスイッチ19と、スイッチ19の切り替えに基づいて電力供給を制御する電源制御部20とを備えている。
【0051】
スイッチ19は、ハンドルの取付部分に設置されており、ハンドルが押されるとONになり、手を離すとハンドルが戻ってOFFとなるものである。
【0052】
電源制御部20は、スイッチ19の切り替えに基づいてバッテリー18からの電力供給を切り替えるものであり、スイッチ19がONになると電力供給を開始し、スイッチ19がOFFになってから、3〜5分後に電力供給を停止するよう制御を行うものである。スイッチ19がOFFになってから電力供給を停止するまでの時間は電源制御部20に予め設定しておく。
【0053】
これにより、買い物客は、買い物中にカート1のハンドルから手を離しても一定時間は電源がOFFにならないため、買い物の途中で表示が消えてしまうのを防ぐことができるものである。
尚、カードリーダ15にメンバーズカードが挿入された状態で電力供給が停止しても、以前の情報を記憶部17から消去せず、再度お客がハンドルを押して表示が再開された場合には、以前の情報を表示するようになっている。
【0054】
また、スイッチ19の代わりにハンドルに温度センサを設けてもよい。この場合、お客がハンドルを握るとハンドルの温度が上がってONの信号が電源制御部20に入力されて、バッテリー18からの電力が供給され、お客がハンドルを離してハンドルの温度が低下すると電源制御部20にONの信号が入力されなくなり、一定時間後に電力供給が停止するものである。
【0055】
次に、本システムの動作及びショッピング情報提供方法についてお客の操作や表示例を用いて説明する。
上述したようにお客が来店してカート1のハンドルを押すとカート1の電源が入り、表示部16には「いらっしゃいませ」といったメッセージが表示される。ここで、「本日のお買い得品」等の広告を表示してもよい。
【0056】
来店時の動作について具体的に説明すると、まず、カート1に電源が投入されると、カート1の送受信部11が無線信号を送出し、最寄りの基地局2がこれを受信して処理装置3に対して位置登録を行う。処理装置3では、カート1の位置の監視とカート1に対する情報提供を開始する。
【0057】
処理装置3は、予め「いらっしゃいませ」といった固定メッセージや「本日のお買い得品」を紹介する画面データを保持しており、カート1に電源が投入されて情報提供が開始されると直ちにこの画面をカート1に送信して、制御部12が表示部16に出力して表示するようになっている。
【0058】
処理装置3に記憶されている「本日のお買い得品」の広告画面は開店前に更新しておくものである。また、複数の店舗における広告や商品情報について、広告画面のデータをセンタ装置5にて作成し、各処理装置3に配信するようにしてもよい。
【0059】
尚、固定メッセージは処理装置3から全てのカート1に配信して、カート1の記憶部17に記憶しておき、電源投入時に制御部12が記憶部17からデータを読み出して表示部16に出力し、表示するようにしてもよい。
【0060】
更に、カート1の電源投入後、お客がカート1のカードリーダ15にメンバーズカードを通すと、カードリーダ15がカードに記憶されている情報を読み取って、制御部12が「駐車ポイント現在○○点」「あと××点で駐車場△時間無料」といったデータを作成し、表示部16に出力して表示させることも可能である。
これにより、お客は駐車場代を無料にする、つまり駐車場代をポイントで支払うにはいくら分の買い物をすればよいかを知ることができるものである。
【0061】
メンバーズカードが入力された場合には、カート1の制御部12が、カード番号を店舗の処理装置3に送信する。処理装置3は、カートのIDと、カード番号と、位置情報とを対応づけて記憶しているものである。
【0062】
ここで、処理装置3において記憶されているカート管理テーブルについて図4を用いて説明する。図4は、処理装置3に記憶されているカート管理テーブルの模式説明図である。
図4に示すように、カート管理テーブルは、稼働中のカートIDと当該カートで読み込まれたメンバーズカードのカード番号と、当該カートの最新の位置情報とを記憶しているものである。尚、必要に応じてあとで説明する登録情報やお客のタイプを記憶するようにしてもよい。
【0063】
カート管理テーブルへの書き込みについて説明する。
処理装置3は、カート1の位置登録を受け付けると、当該カート1のIDをカート管理テーブルに登録する。更にカート1からメンバーズカードのカード番号が送信されると、これを受信してカート管理テーブルのカートIDに対応する場所に記憶する。それと共に基地局2からの位置登録に基づいてカート1の位置情報を常時監視してカート管理テーブルに記憶しておくようになっている。
【0064】
次に、買い物の際の基本的な表示例について図5を用いて説明する。図5は、買い物中のカート1における表示例を示す説明図である。
図5に示すように、お客は売場を回って買いたい商品を手に取り、カート1のバーコードリーダ14を通してカート1に入れる。すると、カート1の表示部16の一部の表示エリアに、投入された商品の名称と価格及び当該商品に関する商品情報が表示され、別の表示エリアにこれまでにカート1に投入された商品のリスト及び各商品の価格と合計金額と税込価格とが表示されるようになっている。
【0065】
図5の表示を行う際の本システムの動作について説明する。
カート1のバーコードリーダ14が、商品のバーコードを読み取って制御部12に出力すると、制御部12が、送受信部11を介して処理装置3にカートIDを付与してバーコードのデータを送信する。
【0066】
処理装置3が、受信したバーコードのデータをセンタ装置5に送信すると、センタ装置5が商品情報データベース51から当該バーコードに対応する価格及び商品情報や広告を読み取って処理装置3に返信する。
【0067】
処理装置3は、センタ装置5から返信された価格及び商品情報等をバーコードの送信元のカート1宛に無線送信する。
カート1は、送受信部11で無線信号を受信すると、制御部12が、バーコードに対応した商品名、価格、商品情報を記憶部17に記憶すると共に表示部16に表示する。
【0068】
記憶部17には、カート1に投入された商品のリストとして名称と価格と、合計金額及び税込み価格が記憶されている。
【0069】
更に制御部12は、記憶部17に既に記憶されている商品のリストに新たに投入された商品の名称と価格とを追加して記憶し、合計金額と税込価格とを算出して、リスト共に表示部16に表示する。
【0070】
図5の例では、新たに投入された商品の名称や商品情報は表示部16の画面左側に表示され、今までにカート1に入れられた商品のリスト及び合計金額等は右側に表示されるようになっている。
【0071】
これにより、お客は実際に精算する前に自分がいくら分の買い物をしたのかを把握することができ、例えば、今日はもうずいぶん買ってしまったから買い置き分の冷凍食品は次回にしようとか、予算に余裕があるからワンランク上の商品を買ってみようか、といった買い物の予定が立てやすくなるという効果があるものである。
【0072】
次に、別の表示例について図6を用いて説明する。図6は、カートの位置に応じた広告表示の説明図である。
商品投入時に図5の表示を行った後、カート1の制御部12は、予め設定された一定時間が経過すると図5の表示を止め、図6に示すように、カートの位置に応じて目玉商品等の広告を表示する。
【0073】
具体的には、カート1が果物売場にいれば本日のおすすめ品である「産地直送○○いちご」の広告を表示し、精肉売場にいれば「超特価松坂牛」の広告を表示する、といった具体である。お客は自分がいる場所に応じてタイムリーに広告が表示され、間近にその商品を見ることができるので購買意欲が刺激され、大きな広告効果が期待できるものである。
【0074】
図6の表示を行う際の本システムの動作について説明する。
処理装置3(若しくはセンタ装置5)では、日毎に変わる売場毎に対応した広告(売場広告)を作成して、開店前には基地局の番号と、そこで表示する広告の番号とを対応づけて売場広告表示テーブルに記憶しておく。ここで、売場広告表示テーブルについて図7を用いて具体的に説明する。図7は、売場広告表示テーブルの模式説明図である。
【0075】
図7に示すように、処理装置3の売場広告表示テーブルは、基地局に対応づけて、そのエリアにいるカートに表示させる広告の番号を記憶しているものである。
本システムでは、上述したように基地局のカバーするエリアを小さくし、せいぜい1つの売場をカバーする程度としているので、図7の例では、例えば、基地局1,2は野菜売場だから広告1、基地局3は鮮魚売場だから広告2、といった具合に基地局2と広告とを対応づけることが可能となるものである。
【0076】
また、タイムサービスのような場合には、予めタイムサービス用の広告を作って記憶しておき、特定の時刻になったら売場広告表示テーブルを更新する。具体的には、特定時刻になったら、タイムサービスが行われる売場の基地局に対応して、タイムサービス用の広告の番号を売場広告表示テーブルに登録するものである。
【0077】
複数の支店がある場合、売場広告は、センタ装置5において作成して商品情報データベース51に記憶しておき、全支店の処理装置3に配信し、処理装置3が各店舗の売場配置と配信された売場広告とを対応づけて売場広告表示テーブルに登録する。但し、店舗毎に目玉商品が異なる場合は処理装置3にて作成した別の広告を売場広告表示テーブルに登録することもできる。
【0078】
そして、処理装置3は、図4に示したカート管理テーブルと図7に示した売場広告表示テーブルとを参照して、各カートの位置情報として登録されている基地局番号に対応する売場広告番号を読み取って、当該売場広告をカート1に送信するようになっている。これにより、カート1において図5の表示を一定時間行った後は、位置に応じた広告が表示されるものである。
【0079】
カート1内の商品について、お客が従来と同様にPOS端末4によって精算する際には、お客が出したメンバーズカードをレジ係がPOS端末4に挿入すると、POS端末4ではお買いあげの商品名やお買いあげ金額といったデータをカード番号と共にお客情報として処理装置3に送信する。処理装置3はセンタ装置5にお客情報を送信し、センタ装置5がお客情報データベース52に記憶するようになっている。
【0080】
また、POS端末4では、お買いあげの合計金額に応じた駐車ポイントを算出して、現在当該カードが保有中の駐車ポイントに加算してメンバーズカードに書き込むと共に、処理装置3に送信する。処理装置3では、他のお客情報と同様に駐車ポイントもセンタ装置5に送信し、センタ装置5がお客情報データベース52に記憶しておく。尚、駐車ポイントの算出は、処理装置3又はセンタ装置5で行い、お客情報データベース52に記憶するようにしてもよい。この場合、メンバーズカードは、カード番号のみを記憶し、駐車ポイントを記憶していなくても構わない。
【0081】
そして、センタ装置5は、定期的にお客情報データベース52内のお客情報を解析し、お客毎の嗜好や買い物傾向を示す情報を記憶しておく。
例えば、牛乳でも低脂肪乳を好むとか、低温殺菌のものを好むとか、又は常に最も値段の安いものを選んで買うといった具合に個々のお客によって買い方は様々であり、お客情報データベース52の情報を分析することにより各お客の買い物傾向を求めることが可能となる。そして、購入商品の傾向によって商品群毎に3種類程度にタイプ分けして、各お客が商品群毎にどのタイプに属しているかをお客情報データベース52に記憶しておく。そして、商品情報データベース51では商品群毎(又は売場毎)に、各タイプに応じて作成された広告を記憶しておく。
尚、本発明ではタイプ分けを3種類としたが、何種類であっても構わない。
【0082】
そして、カートが売場に近づいて図6の売場広告を表示させる際に、センタ装置5が、お客情報データベース52に基づいて当該カート1にて読み込まれたカード番号のお客が当該売場の商品群ではどのタイプなのかを読み取り、商品情報データベース51からタイプに応じた広告を読み取って処理装置3を介してカート1に表示させるようになっている。
【0083】
これにより、全てのお客に対して同じ広告をするのではなく、個々のお客の嗜好や買い物傾向に応じた広告を提供することができ、パーソナル向け広告としてそのお客がいかにも買いたくなりそうな商品を重点的に広告することで、購買意欲を刺激し、販売促進を図ることができるものである。
【0084】
更に、今まで述べてきたように、種々のパターンで広告を行うことにより広告効果の向上が期待できるため、商品の納入メーカーから広告費を徴収して、これをシステムの構築費や維持費に充当することができ、お客に費用を転嫁することなく高度できめ細かいショッピング情報を提供することができるものである。
【0085】
次に、本システムにおける別のショッピング情報提供方法について説明する。本システムでは、お客が実際に来店する前に、携帯電話機8を用いて購入商品の予約をして、合計金額を知ることができるようになっている。
【0086】
購入商品の予約方法について説明する。
お客は、自宅や外出先からインターネットに接続可能な携帯電話機8を用いてインターネットに接続し、Webサーバ6が備えているWebページを閲覧する。お客は、当該ページでカード番号を入力した後、通常の検索操作と同様に商品名を入力して、案内に従って買いたい商品を選択していく。商品は、商品情報データベース51に基づいて表示されるようになっている。
【0087】
例えば、お客が携帯電話機8から「カレー」と入力すると、スーパーで販売している全ての「カレー」の名称がリストアップされて表示され、お客はその中から所望の商品を選択する。検索条件を組み合わせることにより欲しい商品を簡単に探すことも可能である。
【0088】
そして、買いたい商品の選択が終了し、「登録」を入力すると、Webサーバ6はセンタ装置5に登録情報としてカード番号と登録された商品名を送出する。すると、センタ装置5は、登録商品データベース53に、カード番号と登録された商品名のリストとを対応づけて記憶し、商品情報データベース51を参照して、リストに記載されている商品の合計金額を算出して、登録商品データベース53に記憶する。
【0089】
更に、登録商品が複数ある場合には、センタ装置5は、それらの商品を買う際に効率的に店内を回る経路を求め、カード番号や登録商品等と共に登録情報として登録商品データベース53に記憶しておく。
【0090】
そして、センタ装置5は、Webサーバ6に合計金額を出力し、Webサーバ6がメールにて登録者の携帯電話機8に合計金額を送信する。お客は、携帯電話機8が受信するメールで合計金額を知ることができ、店舗まで行かなくてもいくらかかるのかを知ることができ、買い物に行く際にいくら持っていけばよいかを知ることができるものである。
ここではお客が用いる端末として手軽な携帯電話機8を想定しているが、自宅のパソコン等であっても構わない。
【0091】
尚、スーパーマーケットが個々の商品の値段を公開したくない場合には、上述したように合計金額のみをメールでお知らせする方法が考えられるが、新聞の折り込み広告等で既に公開されている商品の値段については、お客が商品を選択する段階で、携帯電話機8に商品名と共に表示するようにしても構わない。
【0092】
また、商品の選択方法として、Webサーバ6が複数の食事メニュー及びそれらのレシピをWebページ上で表示可能としておき、お客が指示を入力すると複数のメニューが紹介され、更にメニューを特定すると、当該メニューのレシピが表示されてお客がレシピを見ながら都合に合わせて追加や削除を行って予約商品の登録をするといった方法も考えられる。
【0093】
次に、登録客が来店した際の動作について説明する。
図8は、登録したお客が、カート1にメンバーズカードを挿入した際の表示例を示す説明図である。
登録したお客が来店し、カート1にメンバーズカードを挿入すると、図8に示すように、表示部16に登録しておいた商品のリストと、それらの商品を買う際の効率的な店内の回り方を示す経路が表示される。
【0094】
お客は経路に従って店内を回り、登録しておいた希望の商品を棚から取ってバーコードリーダ14を通してカート1に入れる。すると、表示されている登録商品のリストにおける当該商品に対応するチェック欄にチェックが入り、当該商品をカートに入れたことが一目でわかるようになっている。
【0095】
これにより、お客は慣れない店や広い店であっても迷うことなく目的の商品を見つけることができ、急ぎの場合でも効率的に買い物を済ませることができるものである。また、予め合計金額がわかっているため安心して買い物ができ、登録した商品の買い忘れを防ぐことができるものである。
【0096】
また、カート1に音声を出力する機能を設け、人形やマスコットキャラクタを「案内係」として表示に登場させ、それらの案内係が音声で経路や商品情報の案内を行うようにすれば一層親しみやすいという効果がある。
【0097】
図8に示した表示を行う場合の本システムの動作について具体的に説明する。登録したお客が来店し、カート1からメンバーズカードのカード番号が処理装置3に送信されると、処理装置3はセンタ装置5に対して当該カード番号に対応する情報を要求する。
【0098】
センタ装置5は、登録商品データベース53を検索して当該カード番号に対応する登録情報の有無を確認し、登録情報がある場合には、登録商品データベース53から当該カード番号に対応する登録商品のリスト及び経路を読み出して処理装置3に送信する。
【0099】
処理装置3は、センタ装置5から受信した登録商品のリスト及び経路を、カード番号を送信してきたカート1に送信し、カート1において登録商品のリスト及び経路を記憶部17に記憶すると共に表示部16に表示する。
【0100】
そして、カート1の制御部12は、バーコードリーダ14から読み取ったバーコードの入力があると、処理装置3を介してセンタ装置5に送信し、更にセンタ装置5が商品情報データベース51から当該バーコードの商品情報を読み取って処理装置3に送信する。処理装置3では、受信した商品情報と既に記憶している登録商品とを比較して、一致する場合には、カート1に対し、表示部16において当該バーコード情報に対応する商品のチェック欄にチェックを入れるよう指示を出力するようになっている。
チェック欄の他にも、登録商品をカート1に入れた場合にはリストにおける表示色を変えるようにしてもよい。
更に、図8の表示において登録商品の合計金額を表示するようにしてもよい。
【0101】
また、別の方法として、お客がメンバーズカードを持って行かなくてもショッピング情報を取得できる方法について説明する。
携帯電話機からの登録時に、センタ装置5が登録があったカード番号及び登録商品リストを登録商品データベース53に登録すると、センタ装置5が当該登録に対応してバーコードを割り当て、登録商品データベース53に記憶すると共に、このバーコードを登録があったお客の携帯電話機8宛に送信しておく。
【0102】
携帯電話機8ではこれを受信して記憶しておき、来店時に携帯電話機8の表示部にて当該バーコードを表示し、カート1のバーコードリーダ14に携帯電話機8に表示させたバーコードを読み込ませる。バーコードリーダ14にて読み込まれたバーコードは、処理装置3を介してセンタ装置5に送信され、センタ装置5が登録商品データベース53を参照して当該バーコードに対応して記憶されている登録情報を読み出して処理装置3に送信し、処理装置3からカート1に送信されて表示される。
これにより、お客は、メンバーズカードを持ってこなくても認証されて、商品情報データベース51に登録されている登録情報の表示が可能となるものである。
【0103】
携帯電話機8のバーコードで認証を行った際にも、メンバーズカードで認証した場合と同様に、POS端末4からの買い物情報は処理装置3に送信され、処理装置3からセンタ装置5に送られ、お客情報データベース52に記憶されるようになっている。また、駐車ポイントはお客情報データベース52に蓄積しておき、次にメンバーズカードが入力された際にカード内の駐車ポイントを更新するようにしてもよい。
【0104】
次に、お客が駐車場を出る際の動作について説明する。
駐車場の精算機にはカードリーダと、バーコードリーダが設けられており、処理装置3に接続されている。お客が、駐車場の精算機に駐車券とメンバーズカードを挿入すると、精算機はカードに記憶されている駐車ポイントを読み取り、駐車時間を計算して料金を算出し、駐車ポイントで支払が可能ならば、現在の駐車ポイントから駐車料金分のポイントを差し引いた残りのポイントをカードに記憶する。
【0105】
つまり、駐車料金を支払って余った分の駐車ポイントは、メンバーズカードに記憶して貯めておくことができるので、次回以降の買い物の少ないときにも駐車場代を駐車ポイントで支払うことが可能となり、お客に対するサービス向上を図ることができるものである。
【0106】
駐車ポイントを処理装置3及びセンタ装置5で管理する場合には、メンバーズカードをカードリーダで読み取ると、お客情報データベース52に蓄積されている駐車ポイントから精算する。
【0107】
また、携帯電話機8に配信されたバーコードを用いて駐車料金の精算を行うことも可能である。
駐車場の精算機のバーコードリーダにバーコードを通すと、処理装置3及びセンタ装置5を介してお客情報データベース52から駐車ポイントが読み出されて精算機に現在のポイントが表示される。
【0108】
そして、上述した例と同様に、駐車券から駐車時間を読み取って駐車料金を算出し、駐車ポイントで支払える場合には駐車料金を差し引いたポイントをお客情報データベース52に記憶するようになっている。駐車ポイントが駐車料金に満たない場合には現金での支払とする。
【0109】
また、駐車券を用いずに精算を行うシステムも考えられる。
このシステムでは、駐車場の入り口ゲートに駐車券の発券機の代わりにカードリーダとバーコードリーダを備えた入場監視機を設けておき、駐車場に入場する際にはメンバーズカード又は携帯電話機に表示させたバーコードをカードリーダ又はバーコードリーダに通して入場する。
【0110】
そして、入場監視機が入場を確認すると、当該カード番号又はバーコードのデータを現在時刻と共に処理装置3に送信し、処理装置3が入場時刻とカード番号又はバーコードを対応づけて記憶しておき、精算時にカード番号又はバーコードが入力されると入場の際のデータに基づいて駐車料金を算出するようになっている。
【0111】
このようにすれば、駐車券が不要となり、駐車券を紛失することもなく、精算時の操作も簡単になり、利便性を向上させることができるものである。
【0112】
本発明の実施の形態に係るショッピング情報提供方法及びショッピング情報提供システムによれば、カート1にバーコードリーダ14及び表示部16を設け、お客が、商品をカート1に入れる際に、商品についているバーコードをバーコードリーダ14に読み込ませると、カート1の制御部12が、処理装置3及びセンタ装置5を介して商品情報データベース51から商品の名称や価格及び商品案内を取得して表示部16に表示すると共に、それまでにカートに入れた商品の合計金額を算出して、商品のリストと共に表示するようにしているので、お客は、精算しなくてもいくら分の買い物をしたのかがわかり、買い物の計画が立てやすくなる効果があり、また、商品の詳細な情報を読んで、商品選択の際の参考にすることができる効果がある。
【0113】
また、本方法及び本システムによれば、基地局2がカバーするエリアを野菜売場、鮮魚売場といった一つの売場程度の広さとし、処理装置3が、カート1の位置情報としてどの基地局2のエリアにいるのかを監視して、位置する基地局2の番号に応じて売場毎の「お買い得品」や「本日のおすすめ」の広告をカート1に送出し、カート1が売場広告を表示するようにしているので、カート1毎に現在位置している売場に応じた広告を表示することができ、お客が間近に商品を見ている状態でタイムリーな広告を行って購買意欲を刺激し、販売促進を図ることができる効果がある。
【0114】
また、本システムによれば、カート1の各部への電力供給を制御する電源制御部20が、お客がハンドルを押すと電力供給を開始し、ハンドルから手を離すと数分後に電力供給を停止するようにしているので、買い物途中で一時的に手を離したくらいでは電源OFFにはならず、表示が消えてしまうのを防ぐことができる効果がある。
【0115】
また、本システムではお客に対応したメンバーズカードを用いて、カード番号に対応してお客の名前や住所、それに購入商品、購入年月日、金額といったお客情報をお客情報データベース52に記憶しておき、センタ装置5が定期的にお客情報データベース52内の購入情報を分析してお客毎の嗜好や買い物の傾向を求め、商品群毎に(売場毎に)いくつかのタイプに分類しておき、処理装置3が、お客が買い物をしている際に、カート1の位置と、お客情報データベース52からの商品群毎のお客のタイプとに応じて、カート1に適切な広告を送信して表示させるようにしているので、お客個人の好みに合わせた個人向けの広告を行うことができ、より一層購入意欲を刺激し、広告効果を高めることができる効果がある。
【0116】
更に、効果の高い広告を行うことにより、システムの構築費や維持費を商品の納入業者等からの広告費でまかなうことが可能となり、お客にコストを転嫁することなく、きめ細かい高度なショッピング情報を提供することができる効果がある。
【0117】
また、本方法及び本システムでは、メンバーズカードにお買いあげ金額に応じた駐車ポイントを記憶しておき、駐車料金の精算時にカードを挿入して、料金を駐車ポイントで支払い、更に余ったポイントは貯めておけるようにしているので、ポイントがたまっていれば買い物の少ないときでも駐車料金を支払わなくてすみ、お客にとって便利なサービスを提供できる効果がある。
【0118】
更にまた、本方法及び本システムによれば、携帯電話機8からインターネットを介してWebサーバ6に接続し、カード番号を入力して買いたい商品を登録しておくと、センタ装置5が当該カード番号と登録商品のリストを登録商品データベース53に蓄積し、合計金額を算出してWebサーバ6を介して携帯電話機8にメールにて合計金額を送信するようにしているので、お客は来店しないでも今日の買い物は全部でいくらになるか、いくら持って行けばよいのかを知ることができ、利便性を向上させることができる効果がある。
【0119】
また、本方法及び本システムによれば、センタ装置5が、登録商品のリストに基づいて、当該リストの商品を買うのに最も効率的に回れる経路を求め、登録商品データベース53にリストと共に登録しておき、お客が来店してカート1にメンバーズカードを挿入した際に、カート1の制御部12が処理装置3及びセンタ装置5を介して登録商品データベース53に登録された情報を取得して、登録商品のリストと経路とを表示するようにしているので、お客は表示された経路に従って登録した商品を効率的に買うことができ、慣れない店や広い店であっても無駄な時間を少なくして短時間で買い物を行うことができる効果がある。
【0120】
また、本システムでは、売場毎に対応した広告を行う際に、処理装置3側でカート1の位置を管理して、位置に応じた広告を送信するようにしたが、別のシステム及び方法として、予め各売場に設けられた基地局から常時広告情報を出力しておき、広告情報を受信したカート1が広告を表示するようにしてもよい。この場合、カート1において、複数の基地局からの受信強度を判定し、受信強度が最大の基地局からの広告を表示するものである。
【0121】
更に、カート1における商品の識別情報の入力手段として、バーコード以外のものを用いることも可能である。
例えば、売場毎に商品一覧情報の送信手段を備えておき、売場の前にカートが来ると、売場から送信される商品一覧情報を受信して、商品の一覧が表示され、お客はキー入力部を操作して商品を選択し確定すると当該商品の情報が表示される、といった方法が考えられる。
【0122】
更にまた、カートから商品の検索を行うことも可能であり、お客が、カートに設けられた検索を指示するキーを押下すると、商品群の一覧が表示され、いずれかを選択すると更に細かい分類が表示されていき、所望の商品を探し当てて確定すると、商品の売場を表示するようになっている。
この場合、カートには最初の商品群一覧のデータを記憶しておき、そこから先は入力に従って処理装置3に要求して表示すればよい。
これにより、お客は目的の商品がこの店にあるかどうかを確認でき、更に売場も容易に知ることができるので店内を探し回らなくてすむ効果がある。
【0123】
また、実施の形態ではメンバーズカードを発行してそのカード番号に基づいて種々の情報提供を行う例について説明したが、メンバー登録のみを行ってお客にIDとなる番号を付与しておき、カード自体は配布せず、カートに設けられたキー入力部から当該番号を入力したり、インターネットを介した購入商品の登録時に配信されるバーコードをカートに入力することにより、上述したような様々なショッピング情報の提供を受けることができるようにしても構わない。
【0124】
【発明の効果】
本発明によれば、商品情報を記憶する第1のデータベースと、店内の無線通信システムの制御局としての処理装置と、複数の基地局と、移動局としてのショッピングカートと、インターネットを介して接続する携帯電話機から、メンバーズカードのカード番号と商品を指定するデータの入力を受けて購入商品の予約を受け付けるWebサーバと、カード番号とそれに対応して予約された登録商品のリストとを記憶する第3のデータベースとを備えたショッピング情報提供システムであって、ショッピングカートが、商品の識別情報を入力する入力部と、制御及び演算処理を行う制御部と、制御部からの指示に従って表示する表示部とを備え、入力部から商品の識別情報が入力されると、制御部が、識別情報を処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した商品情報に基づいてそれまでに入力された商品の合計金額を算出して表示部に表示させるショッピングカートであり、処理装置が、ショッピングカートから送信された識別情報に対応する商品情報を第1のデータベースから取得してショッピングカートに送信する処理装置であり、処理装置が、Webサーバから入力されたカード番号に対応して登録商品のリストを登録情報として第3のデータベースに記憶し、登録情報に対応するバーコードを付与して第3のデータベースに記憶し、Webサーバを介してバーコードを携帯電話機に送信すると共に、ショッピングカートから送信されたバーコードを受信した場合には、第3のデータベースから当該バーコードに対応する登録情報を取得してショッピングカートに送信する処理装置であり、ショッピングカートが、携帯電話機に表示されたWebサーバから受信したバーコードを読み取ると処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した登録情報における登録商品のリストを表示するショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしているので、お客がショッピングカートに商品を入れる際にショッピングカートに商品の識別情報を読み込ませると、ショッピングカートの表示部に当該商品の名称や価格、特徴等の商品情報を表示することができ、お客に商品選択に有益な情報を提供でき、また、お客は買い物に行く際に携帯電話機を持っていけばメンバーズカードを持って行かなくても登録情報をカートの表示部に表示させることができ、利便性を向上させることができる効果がある。
【0125】
また、本発明によれば、商品情報を記憶する第1のデータベースと、店内の無線通信システムの制御局としての処理装置と、複数の基地局と、移動局としてのショッピングカートと、インターネットを介して接続する携帯電話機から、メンバーズカードのカード番号と商品を指定するデータの入力を受けて購入商品の予約を受け付けるWebサーバと、カード番号とそれに対応して予約された登録商品のリストとを記憶する第3のデータベースとを備えたショッピング情報提供システムであって、ショッピングカートが、商品の識別情報を入力する入力部と、制御及び演算処理を行う制御部と、制御部からの指示に従って表示する表示部とを備え、入力部から商品の識別情報が入力されると、制御部が、識別情報を処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した商品情報に基づいてそれまでに入力された商品の合計金額を算出して表示部に表示させるショッピングカートであり、処理装置が、ショッピングカートから送信された識別情報に対応する商品情報を第1のデータベースから取得してショッピングカートに送信する処理装置であり、処理装置が、Webサーバから入力されたカード番号に対応して登録商品のリストを登録情報として第3のデータベースに記憶すると共に、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信した場合には、ショッピングカートから受信したカード番号に対応して、第3のデータベースに登録商品のリストを含む登録情報が記憶されているかどうかを判断し、記憶されている場合には、当該登録情報を読み出して保持すると共にショッピングカートに送信し、ショッピングカートから商品の識別情報を受信すると、第1のデータベースを参照して当該識別情報に対応する商品情報を読み出し、商品情報が保持する登録情報に含まれる登録商品と一致するかどうかを判断し、一致する場合には、ショッピングカートに対し、登録商品のリストの表示画面において、当該識別情報に対応する登録商品の表示にチェックを付す若しくは該登録商品の表示の表示色を変えるように指示を出力する処理装置であり、ショッピングカートが、入力部から商品の識別情報が入力されると、制御部が、当該識別情報を処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した指示に従って、表示部に表示している登録商品のリストの表示画面において、識別情報に対応する登録商品の表示にチェックを付す若しくは登録商品の表示の表示色を変えるショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしているので、お客がショッピングカートに商品を入れる際にショッピングカートに商品の識別情報を読み込ませると、ショッピングカートの表示部に当該商品の名称や価格、特徴等の商品情報を表示することができ、お客に商品選択に有益な情報を提供でき、利便性を向上させることができ、また、お客は店に行く前に必要なものを登録しておけば、店のショッピングカートに登録商品のリストが表示されるため買い忘れを防ぐことができ、更に、登録商品をショッピングカートに入れると当該商品の表示にチェックが付されたり表示色が変わったりするので、お客は表示を見てカートに入れたか入れないかがわかり、登録商品の買い忘れを防ぐことができる効果がある。
【0126】
また、本発明によれば、処理装置が、ショッピングカートの位置に応じて、位置情報として記憶されている基地局番号に対応して予め記憶されている広告をショッピングカートに送信し、ショッピングカートが、エリア内に設けられた基地局から送信された広告を受信して表示するショッピング情報提供システムとしているおで、ショッピングカートがいる売場に応じて広告でき、お客が間近に商品を見られる状態で広告を行うので、購買意欲を刺激でき、広告の効果を高めることができる効果がある。
【0127】
また、本発明によれば、メンバーズカードのカード番号に対応して買い物履歴を記憶する第2のデータベースを備え、処理装置が、第2のデータベースに記憶されている買い物履歴を分析して、カード番号に対応するお客の嗜好や買い物傾向を求めて第2のデータベースに記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信すると、当該カード番号に対応して記憶されている嗜好や買い物傾向に応じた広告をショッピングカートに送信し、ショッピングカートが、入力されたメンバーズカードのカード番号を読み取ると処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した広告を表示するショッピング情報提供システムとしているので、全てのお客に同じ広告を出すのではなく、お客の好みや買い物の傾向に応じた広告をすることで、お客の購買意欲を刺激し、広告の効果を高めることができ、また、納入業者から広告料金を徴収して、システムの構築費や維持費に充てることができ、費用をお客に転嫁することなく高度な情報提供サービスを実現できる効果がある。
【0128】
また、本発明によれば、メンバーズカードに買い物金額に応じて発行される駐車ポイントを記憶しておき、ショッピングカートにメンバーズカードに記憶されているデータを読み取るカードリーダを備え、制御部が、入力されたカードから駐車ポイントを読み取って表示部に表示するショッピング情報提供システムとしているので、お客は、買い物をする前に、現在持っている駐車ポイントを知ることができ、いくら分の買い物をすれば駐車料金が無料になるのかを把握できる効果がある。
【0129】
また、本発明によれば、第2のデータベースに駐車ポイントを記憶しておき、ショッピングカートが、入力されたカードからカード番号を読み取って処理装置に送信し、処理装置からカード番号に対応する駐車ポイントを受信して表示し、処理装置が、ショッピングカートから受信したカード番号に対応する駐車ポイントを第2のデータベースから読み出して、ショッピングカートに送信するショッピング情報提供システムとしているので、メンバーズカードにはカード番号を記憶しておけば駐車ポイントを記憶しなくてすみ、メンバーズカードの記憶部を簡素化できる効果がある。
【0130】
また、本発明によれば、ショッピングカートが、ハンドルを押すこと若しくは握ることにより電力が供給されて、無線送受信及び表示を開始し、ハンドルから手が離れると、一定時間後に電力の供給を停止するショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしているので、お客が来店してショッピングカートを押すか若しくは握るかすると表示部に情報が表示され、お客が買い物途中でハンドルから手を離しても表示がすぐには消えないようにすることができる効果がある。
【0132】
また、本発明によれば、Webサーバが、複数の食事メニューを提示して携帯電話機によって選択された食事メニューのレシピに従って購入商品を登録して処理装置に登録商品のリストを送信するショッピング情報提供システムとしているので、お客は、食べたい食事メニューを選べば、必要な商品を容易に登録できるので、登録作業を容易にできる効果がある。
【0133】
また、本発明によれば、処理装置が、Webサーバからカード番号と登録商品のリストとが入力されると、登録商品の合計金額を算出して、Webサーバを介して登録元の携帯電話機に合計金額をメールで送信すると共に、カード番号に対応して合計金額を登録情報に含めて第3のデータベースに記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信した場合には、第3のデータベースからカード番号に対応する登録情報を取得してショッピングカートに送信し、ショッピングカートが、カード番号を読み取ると処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した登録情報における合計金額を表示するショッピング情報提供システムとしているので、お客は店に行く前に登録商品の合計金額を知ることができ、店に行く際にいくら持っていけばよいかわかる効果がある。
【0134】
また、本発明によれば、処理装置が、Webサーバからカード番号と登録商品のリストとが入力されると、登録商品をショッピングカートに入れる場合に店内を効率的に回れる経路を求めて、当該カード番号に対応して経路を登録情報に含めて第3のデータベースに記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信した場合に、第3のデータベースから当該カード番号に対応する登録情報を取得してショッピングカートに送信し、ショッピングカートが、カード番号を読み取ると前記処理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信した登録情報における前記経路を表示するショッピングカートであるショッピング情報提供システムとしているので、お客は、慣れない店や広い店であっても迷うことなく且つ迅速に目的の商品を買うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るショッピング情報提供システム(本システム)の概略構成図である。
【図2】カート1の外観説明図である。
【図3】カート1の構成ブロック図である。
【図4】処理装置3に記憶されているカート管理テーブルの模式説明図である。
【図5】買い物中のカート1における表示例を示す説明図である。
【図6】カートの位置に応じた広告表示の説明図である。
【図7】売場広告表示テーブルの模式説明図である。
【図8】登録したお客が、カート1にメンバーズカードを挿入した際の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ショッピングカート(カート)、 2…基地局、 3…処理装置、 4…POS端末、 5…センタ装置、 6…Webサーバ、 7…携帯電話基地局、8…携帯電話機、 10…アンテナ、 11…送受信部 12…制御部、 13…キー入力部、 14…バーコードリーダ、 15…カードリーダ、 16…表示部、 17…記憶部、 18…バッテリー、 19…スイッチ、 20…電源制御部、 21…電卓、 51…商品情報データベース、 52…お客情報データベース、 53…登録商品データベース53

Claims (10)

  1. 商品情報を記憶する第1のデータベースと、店内の無線通信システムの制御局としての処理装置と、複数の基地局と、移動局としてのショッピングカートと、
    インターネットを介して接続する携帯電話機から、メンバーズカードのカード番号と商品を指定するデータの入力を受けて購入商品の予約を受け付けるWebサーバと、 カード番号とそれに対応して予約された登録商品のリストとを記憶する第3のデータベースとを備えたショッピング情報提供システムであって、
    前記ショッピングカートが、商品の識別情報を入力する入力部と、制御及び演算処理を行う制御部と、前記制御部からの指示に従って表示する表示部とを備え、前記入力部から商品の識別情報が入力されると、前記制御部が、前記識別情報を前記処理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信した商品情報に基づいてそれまでに入力された商品の合計金額を算出して前記表示部に表示させるショッピングカートであり、
    前記処理装置が、ショッピングカートから送信された識別情報に対応する商品情報を前記第1のデータベースから取得して前記ショッピングカートに送信する処理装置であり、
    前記処理装置が、前記Webサーバから入力されたカード番号に対応して登録商品のリストを登録情報として前記第3のデータベースに記憶し、前記登録情報に対応するバーコードを付与して前記第3のデータベースに記憶し、前記Webサーバを介して前記バーコードを前記携帯電話機に送信すると共に、ショッピングカートから送信されたバーコードを受信した場合には、前記第3のデータベースから前記バーコードに対応する登録情報を取得して前記ショッピングカートに送信する処理装置であり、
    記ショッピングカートが、携帯電話機に表示された前記Webサーバから受信したバーコードを読み取ると前記処理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信した登録情報における登録商品のリストを表示するショッピングカートであることを特徴とするショッピング情報提供システム。
  2. 商品情報を記憶する第1のデータベースと、店内の無線通信システムの制御局としての処理装置と、複数の基地局と、移動局としてのショッピングカートと、
    インターネットを介して接続する携帯電話機から、メンバーズカードのカード番号と商品を指定するデータの入力を受けて購入商品の予約を受け付けるWebサーバと、カード番号とそれに対応して予約された登録商品のリストとを記憶する第3のデータベースとを備えたショッピング情報提供システムであって、
    前記ショッピングカートが、商品の識別情報を入力する入力部と、制御及び演算処理を行う制御部と、前記制御部からの指示に従って表示する表示部とを備え、前記入力部から商品の識別情報が入力されると、前記制御部が、前記識別情報を前記処理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信した商品情報に基づいてそれまでに入力された商品の合計金額を算出して前記表示部に表示させるショッピングカートであり、
    前記処理装置が、ショッピングカートから送信された識別情報に対応する商品情報を前記第1のデータベースから取得して前記ショッピングカートに送信する処理装置であり、
    前記処理装置が、前記Webサーバから入力されたカード番号に対応して登録商品のリストを登録情報として前記第3のデータベースに記憶すると共に、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信した場合には、前記ショッピングカートから受信したカード番号に対応して、前記第3のデータベースに登録商品のリストを含む登録情報が記憶されているかどうかを判断し、記憶されている場合には、前記登録情報を読み出して保持すると共に前記ショッピングカートに送信し、前記ショッピングカートから商品の識別情報を受信すると、第1のデータベースを参照して前記識別情報に対応する商品情報を読み出し、前記商品情報が前記保持する登録情報に含まれる登録商品と一致するかどうかを判断し、一致する場合には、前記ショッピングカートに対し、登録商品のリストの表示画面において、前記識別情報に対応する登録商品の表示にチェックを付す若しくは前記登録商品の表示の表示色を変えるように指示を出力する処理装置であり、
    前記ショッピングカートが、カード番号を読み取ると前記処理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信した登録情報における登録商品のリストを表示するショッピン グカートであり、更に、入力部から商品の識別情報が入力されると、制御部が、前記識別情報を処理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信した指示に従って、表示部に表示している登録商品のリストの表示画面において、前記識別情報に対応する登録商品の表示にチェックを付す若しくは前記登録商品の表示の表示色を変えるショッピングカートであることを特徴とするショッピング情報提供システム。
  3. 処理装置が、ショッピングカートの位置情報として位置登録している基地局番号を記憶しておき、前記ショッピングカートの位置情報として記憶されている基地局番号に対応して予め記憶されている広告を前記ショッピングカートに送信する処理装置であり、前記ショッピングカートが、エリア内に設けられた基地局から送信された広告を受信して表示するショッピングカートであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のショッピング情報提供システム。
  4. メンバーズカードのカード番号に対応して買い物履歴を記憶する第2のデータベースを備え、
    処理装置が、前記第2のデータベースに記憶されている買い物履歴を分析して、カード番号に対応するお客の嗜好や買い物傾向を求めて前記第2のデータベースに記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信すると、前記カード番号に対応して記憶されている嗜好や買い物傾向に応じた広告を前記ショッピングカートに送信する処理装置であり、
    ショッピングカートが、入力されたメンバーズカードのカード番号を読み取ると処理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信した広告を表示するショッピングカートであることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のショッピング情報提供システム。
  5. メンバーズカードに買い物金額に応じて発行される駐車ポイントを記憶しておき、ショッピングカートが、メンバーズカードに記憶されているデータを読み取るカードリーダを備え、制御部が、入力されたカードから駐車ポイントを読み取って表示部に表示するショッピングカートであることを特徴とする請求項乃至請求項4記載のショッピング情報提供システム。
  6. 第2のデータベースに、メンバーズカードのカード番号に対応し、買い物金額に応じて発行される駐車ポイントを記憶しておき、
    ショッピングカートが、メンバーズカードのカード番号を読み取るカードリーダを備え、制御部が、入力されたカードからカード番号を読み取って処理装置に送信し、処理装置から受信した前記カード番号に対応する駐車ポイントを表示部に表示するショッピングカートであり、
    処理装置が、前記ショッピングカートから受信したカード番号に対応する駐車ポイントを前記第2のデータベースから読み出して、前記ショッピングカートに送信する処理装置であることを特徴とする請求項乃至請求項4記載のショッピング情報提供システム。
  7. ショッピングカートが、ハンドルを押すこと若しくは握ることにより電力が供給されて、無線送受信及び表示を開始し、ハンドルから手が離れると、一定時間後に電力の供給を停止するショッピングカートであることを特徴とする請求項乃至請求項6記載のショッピング情報提供システム。
  8. Webサーバが、複数の食事メニューを提示して携帯電話機によって選択された食事メニューのレシピに従って購入商品を登録して処理装置に登録商品のリストを送信するWebサーバであることを特徴とする請求項記載のショッピング情報提供システム。
  9. 処理装置が、Webサーバからカード番号と登録商品のリストとが入力されると、前記登録商品の合計金額を算出して、前記Webサーバを介して登録元の携帯電話機に前記合計金額をメールで送信すると共に、前記カード番号に対応して前記合計金額を登録情報に含めて第3のデータベースに記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信した場合には、前記第3のデータベースから前記カード番号に対応する登録情報を取得して前記ショッピングカートに送信する処理装置であり、
    ショッピングカートが、カード番号を読み取ると前記処理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信した登録情報における合計金額を表示するショッピングカートであることを特徴とする請求項又は請求項記載のショッピング情報提供システム。
  10. 処理装置が、Webサーバからカード番号と登録商品のリストとが入力されると、前記登録商品をショッピングカートに入れる場合に店内を効率的に回れる経路を求めて、前記カード番号に対応して前記経路を登録情報に含めて第3のデータベースに記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカード番号を受信した場合には、前記第3のデータベースから前記カード番号に対応する登録情報を取得して前記ショッピングカートに送信する処理装置であり、
    ショッピングカートが、カード番号を読み取ると前記処理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信した登録情報における前記経路を表示するショッピングカートであることを特徴とする請求項2又は請求項8又は請求項9記載のショッピング情報提供システム。
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