JP2002304671A - ショッピング情報提供方法及びショッピング情報提供システム - Google Patents

ショッピング情報提供方法及びショッピング情報提供システム

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JP2002304671A
JP2002304671A JP2001107199A JP2001107199A JP2002304671A JP 2002304671 A JP2002304671 A JP 2002304671A JP 2001107199 A JP2001107199 A JP 2001107199A JP 2001107199 A JP2001107199 A JP 2001107199A JP 2002304671 A JP2002304671 A JP 2002304671A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のショッピングセンターでは、お客はレ
ジで精算するまで合計金額がいくらになるかわからず不
安であるという問題点があり、お客の利便性を向上させ
ることができるショッピング情報提供方法及びショッピ
ング情報提供システムを提供する。 【解決手段】 お客が、商品をカート1に入れる際にバ
ーコードリーダ14に読み込ませると、制御部12が、
処理装置3及びセンタ装置5を介して商品情報データベ
ース51から商品の名称や価格及び商品案内を取得して
表示部16に表示すると共に、それまでにカートに入れ
た商品の合計金額を算出して、商品のリストと共に表示
し、また、カート1の位置に応じた広告を表示するショ
ッピング情報提供方法及びショッピング情報提供システ
ムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
ト等において用いられるショッピング情報提供方法及び
ショッピング情報提供システムに係り、特に買い物客の
利便性を向上させることができるショッピング情報提供
方法及びショッピング情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットには、買い物客が自
由に使用できるショッピングカート(カート)が備え付
けられている。買い物客は、このカートに買い物かごを
セットし、買いたい商品をかごに入れ、代金を精算カウ
ンター(レジ)にて支払うのが一般的である。
【0003】また、首都圏などのベッドタウンや地方の
中核都市では、車で買い物に行くことも多くなってお
り、そのため、大規模なスーパーマーケットには地階や
屋上に駐車場が用意されている。
【0004】しかし、大規模なスーパーマーケットは鉄
道の駅や他の商業施設に近いものもあるため、駐車場の
利用者が必ずしもスーパーマーケットで買い物をすると
は限らない。そこで、多くの大規模なスーパーマーケッ
トでは、駐車場を有料とし、「2000円以上お買い上
げの場合60分まで駐車料金免除」「3000円以上お
買い上げの場合2時間まで駐車料金免除」というように
買い物客には駐車料金の割引サービスをするようにして
いる。
【0005】尚、スーパーマーケット等におけるシステ
ムの従来技術としては、2000年8月11日公開の特
開2000−222640号「ショッピング管理システ
ム」(出願人:株式会社日立インフォメーションテクノ
ロジー、発明者:武藤優子他)がある。この従来技術
は、POS端末毎に、POS端末を先頭としてその後ろ
に買い物容器を持つ顧客が複数人並ぶ長さのレーンを有
し、このレーンにおいて買い物容器総数、総重量あるい
は商品の総数量のいずれかを検出する検出手段と、検出
された検出値に基づいて最適なレーンを判定する最適レ
ーン判定手段とを設けたショッピング管理システムであ
り、チェックアウトするのに最適なPOS端末を容易に
選択できるようにし、混雑を解消できるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスーパーマーケットでは、お客はレジで精算するま
で合計金額がいくらになるのかわからず、持ってきたお
金よりもたくさん買ってしまう不安があるという問題点
があった。
【0007】また、上記従来のスーパーマーケットで
は、特定金額以上のお買い上げで駐車場料金が無料にな
るようなサービスがあっても、買い物途中では駐車場料
金が無料になる金額分の買い物をしたのかどうかわから
ず不便であるという問題点があった。
【0008】また、特定金額を超える買い物をした場合
でも、超えた分は切り捨てられ、次回に持ち越すことは
できず、買い物客は損をしたような気分になってしまう
という問題点があった。
【0009】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、買い物客の利便性を向上させることができるショッ
ピング情報提供方法及びショッピング情報提供システム
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、ショッピングカートには、位置
するエリアに対応する広告情報を受信して表示する表示
部と商品の識別情報を入力する入力部と制御及び演算処
理を行う制御部が設けられており、入力部から商品の識
別情報が入力されると、制御部でこれまでに入力された
商品の合計金額を算出して、表示部に表示するショッピ
ング情報提供方法としており、お客が、買い物中にショ
ッピングカートに入れた品物の合計金額を精算前に知る
ことができ、予算や手持ち金を考慮した買い物の計画を
立てやすくすることができる。
【0011】また、本発明は、商品情報を記憶する第1
のデータベースと、店内の無線通信システムの制御局と
しての処理装置と、複数の基地局と、移動局としてのシ
ョッピングカートとを備えたショッピング情報提供シス
テムであって、ショッピングカートが、商品の識別情報
を入力する入力部と、制御及び演算処理を行う制御部
と、制御部からの指示に従って表示する表示部とを備
え、入力部から商品の識別情報が入力されると、制御部
が、識別情報を処理装置に送信し、それに応じて処理装
置から受信した商品情報に基づいてそれまでに入力され
た商品の合計金額を算出して表示部に表示させるショッ
ピングカートであり、処理装置が、ショッピングカート
から送信された識別情報に対応する商品情報を第1のデ
ータベースから取得してショッピングカートに送信する
処理装置であるショッピング情報提供システムとしてお
り、お客がショッピングカートに商品を入れる際にショ
ッピングカートに商品の識別情報を読み込ませると、シ
ョッピングカートの表示部に当該商品の名称や価格、特
徴等の商品情報を表示することができ、お客に商品選択
に有益な情報を提供でき、利便性を向上させることがで
きる。
【0012】また、本発明は、処理装置が、ショッピン
グカートの位置情報として位置登録している基地局番号
を記憶しておき、ショッピングカートの位置情報として
記憶されている基地局番号に対応して予め記憶されてい
る広告をショッピングカートに送信する処理装置であ
り、ショッピングカートが、エリア内に設けられた基地
局から送信された広告を受信して表示するショッピング
カートであるショッピング情報提供システムとしてお
り、ショッピングカートがいる売場に応じて広告でき、
お客が間近に商品を見られる状態で広告を行うので、購
買意欲を刺激でき、広告の効果を高めることができる。
【0013】また、本発明は、メンバーズカードのカー
ド番号に対応して買い物履歴を記憶する第2のデータベ
ースを備え、処理装置が、第2のデータベースに記憶さ
れている買い物履歴を分析して、カード番号に対応する
お客の嗜好や買い物傾向を求めて第2のデータベースに
記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカー
ド番号を受信すると、当該カード番号に対応して記憶さ
れている嗜好や買い物傾向に応じた広告をショッピング
カートに送信する処理装置であり、ショッピングカート
が、入力されたメンバーズカードのカード番号を読み取
ると処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信
した広告を表示するショッピングカートであるショッピ
ング情報提供システムとしており、全てのお客に同じ広
告を出すのではなく、お客の好みや買い物の傾向に応じ
た広告をすることで、お客の購買意欲を刺激し、広告の
効果を高めることができ、また、納入業者から広告料金
を徴収して、システムの構築費や維持費に充てることが
でき、費用をお客に転嫁することなく高度な情報提供サ
ービスを実現できる。
【0014】また、本発明は、メンバーズカードに買い
物金額に応じて発行される駐車ポイントを記憶してお
き、ショッピングカートが、メンバーズカードに記憶さ
れているデータを読み取るカードリーダを備え、制御部
が、入力されたカードから駐車ポイントを読み取って表
示部に表示するショッピングカートであるショッピング
情報提供システムとしており、お客は、買い物をする前
に、現在持っている駐車ポイントを知ることができ、い
くら分の買い物をすれば駐車料金が無料になるのかを把
握できる。
【0015】また、本発明は、第2のデータベースに、
メンバーズカードのカード番号に対応し、買い物金額に
応じて発行される駐車ポイントを記憶しておき、ショッ
ピングカートが、メンバーズカードのカード番号を読み
取るカードリーダを備え、制御部が、入力されたカード
からカード番号を読み取って処理装置に送信し、処理装
置から受信した前記カード番号に対応する駐車ポイント
を表示部に表示するショッピングカートであり、処理装
置が、ショッピングカートから受信したカード番号に対
応する駐車ポイントを第2のデータベースから読み出し
て、ショッピングカートに送信する処理装置であるショ
ッピング情報提供システムとしており、メンバーズカー
ドにはカード番号を記憶しておけば駐車ポイントを記憶
しなくてすみ、メンバーズカードの記憶部を簡素化でき
る。
【0016】また、本発明は、ショッピングカートが、
ハンドルを押すこと若しくは握ることにより電力が供給
されて、無線送受信及び表示を開始し、ハンドルから手
が離れると、一定時間後に電力の供給を停止するショッ
ピングカートであるショッピング情報提供システムとし
ており、お客が来店してショッピングカートを押すか若
しくは握るかすると表示部に情報が表示され、お客が買
い物途中でハンドルから手を離しても表示がすぐには消
えないようにすることができる。
【0017】また、本発明は、インターネットを介して
接続する携帯電話機から、カード番号と商品を指定する
データの入力を受けて購入商品の予約を受け付けるWe
bサーバと、カード番号とそれに対応して予約された登
録商品のリストとを記憶する第3のデータベースとを備
え、処理装置が、Webサーバから入力されたカード番
号に対応して登録商品のリストを登録情報として第3の
データベースに記憶すると共に、ショッピングカートか
ら送信されたカード番号を受信した場合には、第3のデ
ータベースからカード番号に対応する登録情報を取得し
て前記ショッピングカートに送信する処理装置であり、
ショッピングカートが、カード番号を読み取ると処理装
置に送信し、それに応じて処理装置から受信した登録情
報における登録商品のリストを表示するショッピングカ
ートであるショッピング情報提供システムとしており、
お客は店に行く前に必要なものを登録しておけば、店の
ショッピングカートに登録商品のリストが表示されるた
め買い忘れを防ぐことができる。
【0018】また、本発明は、Webサーバが、複数の
食事メニューを提示して携帯電話機によって選択された
食事メニューのレシピに従って購入商品を登録して処理
装置に登録商品のリストを送信するWebサーバである
ショッピング情報提供システムとしており、お客は、食
べたい食事メニューを選べば、必要な商品を容易に登録
できるので、登録作業を容易にできる。
【0019】また、本発明は、処理装置が、Webサー
バからカード番号と登録商品のリストとが入力される
と、登録商品の合計金額を算出して、Webサーバを介
して登録元の携帯電話機に合計金額をメールで送信する
と共に、カード番号に対応して合計金額を登録情報に含
めて第3のデータベースに記憶しておき、ショッピング
カートから送信されたカード番号を受信した場合には、
第3のデータベースからカード番号に対応する登録情報
を取得してショッピングカートに送信する処理装置であ
り、ショッピングカートが、カード番号を読み取ると処
理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信した登
録情報における合計金額を表示するショッピングカート
であるショッピング情報提供システムとしており、お客
は店に行く前に登録商品の合計金額を知ることができ、
店に行く際にいくら持っていけばよいかわかる。
【0020】また、本発明は、処理装置が、Webサー
バからカード番号と登録商品のリストとが入力される
と、登録商品をショッピングカートに入れる場合に店内
を効率的に回れる経路を求めて、当該カード番号に対応
して経路を登録情報に含めて第3のデータベースに記憶
しておき、ショッピングカートから送信されたカード番
号を受信した場合には、第3のデータベースから当該カ
ード番号に対応する登録情報を取得してショッピングカ
ートに送信する処理装置であり、ショッピングカート
が、カード番号を読み取ると前記処理装置に送信し、そ
れに応じて前記処理装置から受信した登録情報における
前記経路を表示するショッピングカートであるショッピ
ング情報提供システムとしており、お客は、慣れない店
や広い店であっても迷うことなく且つ迅速に目的の商品
を買うことができる。
【0021】また、本発明は、処理装置が、ショッピン
グカートから受信したカード番号に対応して、第3のデ
ータベースに登録商品のリストを含む登録情報が記憶さ
れているかどうかを判断し、記憶されている場合には、
当該登録情報を読み出して保持すると共にショッピング
カートに送信し、ショッピングカートから商品の識別情
報を受信すると、第1のデータベースを参照して当該識
別情報に対応する商品情報を読み出し、商品情報が保持
する登録情報に含まれる登録商品と一致するかどうかを
判断し、一致する場合には、ショッピングカートに対
し、登録商品のリストの表示画面において、当該識別情
報に対応する登録商品の表示にチェックを付す若しくは
該登録商品の表示の表示色を変えるように指示を出力す
る処理装置であり、ショッピングカートが、入力部から
商品の識別情報が入力されると、制御部が、当該識別情
報を処理装置に送信し、それに応じて処理装置から受信
した指示に従って、表示部に表示している登録商品のリ
ストの表示画面において、識別情報に対応する登録商品
の表示にチェックを付す若しくは登録商品の表示の表示
色を変えるショッピングカートであるショッピング情報
提供システムとしており、登録商品をショッピングカー
トに入れると当該商品の表示にチェックが付されたり表
示色が変わったりするので、お客は表示を見てカートに
入れたか入れないかがわかり、登録商品の買い忘れを防
ぐことができる。
【0022】また、本発明は、インターネットを介して
接続する携帯電話機から、カード番号と商品を指定する
データの入力を受けて購入商品の予約を受け付けるWe
bサーバと、カード番号とそれに対応して予約された登
録商品のリストとを記憶する第3のデータベースとを備
え、処理装置が、Webサーバから入力されたカード番
号に対応して登録商品のリストを登録情報として第3の
データベースに記憶し、登録情報に対応するバーコード
を付与して第3のデータベースに記憶し、Webサーバ
を介してバーコードを携帯電話機に送信すると共に、シ
ョッピングカートから送信されたバーコードを受信した
場合には、第3のデータベースから当該バーコードに対
応する登録情報を取得してショッピングカートに送信す
る処理装置であり、携帯電話機が、Webサーバから受
信したバーコードを表示する携帯電話機であり、ショッ
ピングカートが、携帯電話機に表示されたバーコードを
読み取ると処理装置に送信し、それに応じて処理装置か
ら受信した登録情報における登録商品のリストを表示す
るショッピングカートであるショッピング情報提供シス
テムとしており、お客は買い物に行く際に携帯電話機を
持っていけばメンバーズカードを持って行かなくても登
録情報をカートの表示部に表示させることができ、利便
性を向上させることができる。
【0023】また、本発明は、ショッピングカートは、
商品の宣伝、操作ガイダンス及び経路説明を表示部の表
示画面において行うプログラムを制御部に備えるショッ
ピング情報提供システムとしており、ショッピングカー
トの表示部の表示画面上に、広告や操作ガイダンス、経
路説明をするマスコットやキャラクタを登場させること
ができ、親しみやすく有益な情報を提供できる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。まず、本発明の実施の形態に
係るショッピング情報提供システムについて図1を用い
て説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るショッ
ピング情報提供システム(本システム)の概略構成図で
ある。図1に示すように、本システムは、スーパーマー
ケット等の店舗内に備えられた複数のショッピングカー
ト(カート)1と、複数の基地局2と、店舗内のシステ
ムの制御を行う処理装置3と、販売情報を入力するPO
S端末4と、データベースを管理するセンタ装置5と、
商品情報を記憶する商品情報データベース(商品情報D
B)51と、お客についての情報を記憶するお客情報デ
ータベース(お客情報DB)52と、携帯電話機8等か
ら予約された登録商品を記憶する登録商品データベース
(登録商品DB)53と、インターネットに接続するW
ebサーバ6と、携帯電話通信システムの携帯電話基地
局7と、利用者が携帯する携帯電話機8とから構成され
ている。
【0025】また、本システムの補助的な構成としてス
ーパーマーケットを利用するお客が携帯するメンバーズ
カードがあり、メンバーズカードにはカード番号(I
D)と駐車料金の支払に充てることができる駐車ポイン
トとが記憶されている。メンバーズカードとしては、磁
気カードやICカードが考えられる。
【0026】各構成部分について具体的に説明する。上
記構成部分の内、カート1と、基地局2と、処理装置3
と、POS端末4とは店舗毎に設けられている店舗内シ
ステムであり、大規模なスーパーマーケットのように複
数の店舗(支店)がある場合には、各店舗毎の店舗内シ
ステムを制御する処理装置3がセンタ装置5に複数接続
されているものである。尚、図1では説明を簡単にする
ために処理装置3を1つとしている。
【0027】また、処理装置3とセンタ装置5との間、
センタ装置5とWebサーバ6との間、センタ装置5と
各データベースとの間は専用線にて接続されている。
尚、処理装置3とセンタ装置5とは一体の装置としても
構わない。また、請求項で記載した「処理装置」は処理
装置3とセンタ装置5の機能を備えたものに相当する。
【0028】店舗内システムは、構内PHS等の無線通
信システムを備えており、カート1は、無線通信機能を
備えた移動局となっている。尚、無線通信システムは、
構内PHS以外の通信システムを用いても構わない。更
に、本システムの特徴として、カート1には、バーコー
ドリーダと、表示部と、カードリーダが設けられてお
り、カートに入れた商品の価格や合計金額が表示される
ようになっている。カート1の具体的な構成については
後で詳細に説明する。
【0029】また、それとは別に、店内には従来と同様
に複数のPOS端末4を備え、処理装置3は、店内のP
OS情報を管理すると共に、店内のPOS情報をセンタ
装置5に送信するものである。POS端末4には、メン
バーズカードの読み取り及び書き込みの機能が設けられ
ている。
【0030】基地局2は、無線通信システムの中継局で
あり、サービスエリア内にいるカート1と交信して位置
登録を行い、処理装置3と各カート1との通信の中継を
行うものである。本システムでは、便宜上、基地局2の
サービスエリアは一つの売場(野菜売場、精肉売場、パ
ン売場等)をカバーする程度の大きさとしている。
【0031】処理装置3は、店舗内の無線通信システム
の制御を行うものであり、各カート1の位置を監視して
いる。また、処理装置3は、センタ装置5を介して商品
情報データベース51、お客情報データベース52、登
録商品データベース53に対するデータの書き込み/読
み出しを行うものである。
【0032】そして、本システムの特徴として、処理装
置3は、カート1やデータベースとデータのやり取りを
行ってカート1に種々のショッピング情報を送信して表
示させるものである。
【0033】更に、処理装置3は、従来のPOSシステ
ムの処理装置と同様にPOS端末(レジ)4からのバー
コード情報に基づいて商品情報データベース51から価
格データを読み取ってレジに返信し、また、レジからの
メンバーズカードの情報と商品販売の情報とに基づいて
お客情報データベース52にお客情報として記憶するも
のである。
【0034】センタ装置5は、商品情報データベース5
1と、お客情報データベース52と、登録商品データベ
ース53に対するデータの入出力を行うものであり、処
理装置3からの要求に従って、送信されたデータを指定
されたデータベースに記憶したり、処理装置3から要求
されたデータをデータベースから読み出して要求元の処
理装置3に送信するものである。
【0035】また、センタ装置5は、Webサーバ6に
接続しており、Webサーバ6から入力されたデータを
指定されたデータベースに記憶したり、Webサーバ6
からの要求に従ってデータベースからデータを読み出し
てWebサーバ6に出力するものである。
【0036】センタ装置5に接続されたデータベース
は、商品情報データベース51、お客情報データベース
52、登録商品データベース53がある。商品情報デー
タベース51は、商品に関する種々の情報を記憶するも
のであり、バーコードに対応して商品名やその日の価
格、在庫数量、販売数量の他、商品の広告や買い物客が
知りたい商品情報(産地、商品の特徴)を記憶している
ものである。
【0037】複数の支店がある場合には、商品情報デー
タベース51は、店舗毎に価格や在庫等が異なるため、
店舗別に商品情報を管理するようになっている。
【0038】また、お客情報データベース52は、メン
バーズカードの番号(カード番号)に対応して、名前、
住所、電話番号、性別、職業、生年月日、更にメールア
ドレスといったお客毎の固有の情報を記憶するものであ
り、更にそのお客の購入履歴(日時、商品名、購入金額
等)を記憶しているものである。
【0039】特に、本発明システムでは、センタ装置5
が、お客情報データベース52に記憶されているお客の
購入履歴からお客の嗜好や買い物傾向を分析し、商品群
毎にタイプ分けしてお客情報データベース52に記憶し
ておき、お客の来店時に広告に利用するようにしてい
る。これについては後で詳細に説明する。
【0040】登録商品データベース53は、携帯電話機
8からインターネットを介して購入商品が予約された場
合に、お客のカード番号に対応して商品名や合計金額を
記憶しているものである。また、本発明システムの特徴
として、登録が完了すると、センタ装置5が、登録され
た商品を登録された店舗で購入する場合、最も効率よく
回れる経路(最短ルート)を求め、この最短ルートも登
録商品と共に登録商品データベース53に記憶されるよ
うになっている。
【0041】Webサーバ6は、インターネットを介し
て閲覧可能なWebページを有するものであり、本シス
テムでは、利用者がインターネット利用可能な携帯電話
機8から、インターネットを介して当該スーパーマーケ
ットでの買い物の予約ができるWebページを備えてい
るものである。
【0042】そして、Webサーバ6は、インターネッ
トを介して携帯電話機8から送信されたデータを受信し
て、センタ装置5を介して対応するデータベースに記憶
したり、センタ装置5を介してデータベースから読み出
したデータをインターネットを介して携帯電話機8に送
信するものである。
【0043】更に、Webサーバ6は、インターネット
を介して携帯電話機8からの購入商品の予約(登録)が
為された場合に、センタ装置5に対してデータベースを
参照して合計金額を算出する要求を出力し、センタ装置
5からの合計金額を携帯電話機8にメールで送信するも
のである。購入商品の予約(登録)については後で説明
する。
【0044】次に、カート1の概略構成について図2を
用いて説明する。図2は、カート1の外観説明図であ
る。図2に示すように、カート1は、通常のショッピン
グカートとほぼ同様の本体に、無線通信を行うアンテナ
10と、数字キーやカーソルキーが設けられたキー入力
部13と、バーコードを読み取るバーコードリーダ14
と、メンバーズカードを読み取るカードリーダ15と、
情報を表示する表示部16と、電源としてのバッテリー
18と、電卓21とが設けられている。
【0045】バーコードリーダ14は、レジのPOS端
末4に備えられているバーコードリーダと同様の機能を
備えたものであり、商品に印刷されたり貼り付けられて
いるバーコードを読み取るものである。
【0046】カードリーダ15は、買い物客が所有する
メンバーズカードのカード番号や駐車ポイントを読み取
るものである。
【0047】表示部16は、液晶パネル等から成り、こ
こでは買い物客が押すハンドルとは反対側に備え付けら
れている。そして、買い物客がカートを押しながら表示
部16に表示される情報を読み取り易いような取り付け
角度となっているが、買い物客の身長に応じて任意に角
度を調節できるようにしてもよい。また、カート1の構
成によっては、表示部16をハンドル側に設けても構わ
ない。
【0048】キー入力部13はここでは表示部16とは
別に設けているが、タッチパネルとして表示部16と一
体に形成しても構わない。
【0049】バッテリー18は、充電式のバッテリー
で、カート本体に対して着脱可能な形状となっており、
カート1の各部に電力を供給するものである。
【0050】次に、カート1の構成について図3を用い
て具体的に説明する。図3は、カート1の構成ブロック
図である。図3に示すように、カート1は、図2の外観
説明図にて示したアンテナ10と、キー入力部13と、
バーコードリーダ14と、カードリーダ15と、表示部
16と、バッテリー18と、電卓21の他に、アンテナ
10を介して無線信号の送受信及び変復調を行う送受信
部11と、カート1に設けられた各部の制御や表示制御
を行う制御部12と、データを記憶する記憶部17と、
バッテリー18からの電力供給のON/OFFを切り替
えるスイッチ19と、スイッチ19の切り替えに基づい
て電力供給を制御する電源制御部20とを備えている。
【0051】スイッチ19は、ハンドルの取付部分に設
置されており、ハンドルが押されるとONになり、手を
離すとハンドルが戻ってOFFとなるものである。
【0052】電源制御部20は、スイッチ19の切り替
えに基づいてバッテリー18からの電力供給を切り替え
るものであり、スイッチ19がONになると電力供給を
開始し、スイッチ19がOFFになってから、3〜5分
後に電力供給を停止するよう制御を行うものである。ス
イッチ19がOFFになってから電力供給を停止するま
での時間は電源制御部20に予め設定しておく。
【0053】これにより、買い物客は、買い物中にカー
ト1のハンドルから手を離しても一定時間は電源がOF
Fにならないため、買い物の途中で表示が消えてしまう
のを防ぐことができるものである。尚、カードリーダ1
5にメンバーズカードが挿入された状態で電力供給が停
止しても、以前の情報を記憶部17から消去せず、再度
お客がハンドルを押して表示が再開された場合には、以
前の情報を表示するようになっている。
【0054】また、スイッチ19の代わりにハンドルに
温度センサを設けてもよい。この場合、お客がハンドル
を握るとハンドルの温度が上がってONの信号が電源制
御部20に入力されて、バッテリー18からの電力が供
給され、お客がハンドルを離してハンドルの温度が低下
すると電源制御部20にONの信号が入力されなくな
り、一定時間後に電力供給が停止するものである。
【0055】次に、本システムの動作及びショッピング
情報提供方法についてお客の操作や表示例を用いて説明
する。上述したようにお客が来店してカート1のハンド
ルを押すとカート1の電源が入り、表示部16には「い
らっしゃいませ」といったメッセージが表示される。こ
こで、「本日のお買い得品」等の広告を表示してもよ
い。
【0056】来店時の動作について具体的に説明する
と、まず、カート1に電源が投入されると、カート1の
送受信部11が無線信号を送出し、最寄りの基地局2が
これを受信して処理装置3に対して位置登録を行う。処
理装置3では、カート1の位置の監視とカート1に対す
る情報提供を開始する。
【0057】処理装置3は、予め「いらっしゃいませ」
といった固定メッセージや「本日のお買い得品」を紹介
する画面データを保持しており、カート1に電源が投入
されて情報提供が開始されると直ちにこの画面をカート
1に送信して、制御部12が表示部16に出力して表示
するようになっている。
【0058】処理装置3に記憶されている「本日のお買
い得品」の広告画面は開店前に更新しておくものであ
る。また、複数の店舗における広告や商品情報につい
て、広告画面のデータをセンタ装置5にて作成し、各処
理装置3に配信するようにしてもよい。
【0059】尚、固定メッセージは処理装置3から全て
のカート1に配信して、カート1の記憶部17に記憶し
ておき、電源投入時に制御部12が記憶部17からデー
タを読み出して表示部16に出力し、表示するようにし
てもよい。
【0060】更に、カート1の電源投入後、お客がカー
ト1のカードリーダ15にメンバーズカードを通すと、
カードリーダ15がカードに記憶されている情報を読み
取って、制御部12が「駐車ポイント現在○○点」「あ
と××点で駐車場△時間無料」といったデータを作成
し、表示部16に出力して表示させることも可能であ
る。これにより、お客は駐車場代を無料にする、つまり
駐車場代をポイントで支払うにはいくら分の買い物をす
ればよいかを知ることができるものである。
【0061】メンバーズカードが入力された場合には、
カート1の制御部12が、カード番号を店舗の処理装置
3に送信する。処理装置3は、カートのIDと、カード
番号と、位置情報とを対応づけて記憶しているものであ
る。
【0062】ここで、処理装置3において記憶されてい
るカート管理テーブルについて図4を用いて説明する。
図4は、処理装置3に記憶されているカート管理テーブ
ルの模式説明図である。図4に示すように、カート管理
テーブルは、稼働中のカートIDと当該カートで読み込
まれたメンバーズカードのカード番号と、当該カートの
最新の位置情報とを記憶しているものである。尚、必要
に応じてあとで説明する登録情報やお客のタイプを記憶
するようにしてもよい。
【0063】カート管理テーブルへの書き込みについて
説明する。処理装置3は、カート1の位置登録を受け付
けると、当該カート1のIDをカート管理テーブルに登
録する。更にカート1からメンバーズカードのカード番
号が送信されると、これを受信してカート管理テーブル
のカートIDに対応する場所に記憶する。それと共に基
地局2からの位置登録に基づいてカート1の位置情報を
常時監視してカート管理テーブルに記憶しておくように
なっている。
【0064】次に、買い物の際の基本的な表示例につい
て図5を用いて説明する。図5は、買い物中のカート1
における表示例を示す説明図である。図5に示すよう
に、お客は売場を回って買いたい商品を手に取り、カー
ト1のバーコードリーダ14を通してカート1に入れ
る。すると、カート1の表示部16の一部の表示エリア
に、投入された商品の名称と価格及び当該商品に関する
商品情報が表示され、別の表示エリアにこれまでにカー
ト1に投入された商品のリスト及び各商品の価格と合計
金額と税込価格とが表示されるようになっている。
【0065】図5の表示を行う際の本システムの動作に
ついて説明する。カート1のバーコードリーダ14が、
商品のバーコードを読み取って制御部12に出力する
と、制御部12が、送受信部11を介して処理装置3に
カートIDを付与してバーコードのデータを送信する。
【0066】処理装置3が、受信したバーコードのデー
タをセンタ装置5に送信すると、センタ装置5が商品情
報データベース51から当該バーコードに対応する価格
及び商品情報や広告を読み取って処理装置3に返信す
る。
【0067】処理装置3は、センタ装置5から返信され
た価格及び商品情報等をバーコードの送信元のカート1
宛に無線送信する。カート1は、送受信部11で無線信
号を受信すると、制御部12が、バーコードに対応した
商品名、価格、商品情報を記憶部17に記憶すると共に
表示部16に表示する。
【0068】記憶部17には、カート1に投入された商
品のリストとして名称と価格と、合計金額及び税込み価
格が記憶されている。
【0069】更に制御部12は、記憶部17に既に記憶
されている商品のリストに新たに投入された商品の名称
と価格とを追加して記憶し、合計金額と税込価格とを算
出して、リスト共に表示部16に表示する。
【0070】図5の例では、新たに投入された商品の名
称や商品情報は表示部16の画面左側に表示され、今ま
でにカート1に入れられた商品のリスト及び合計金額等
は右側に表示されるようになっている。
【0071】これにより、お客は実際に精算する前に自
分がいくら分の買い物をしたのかを把握することがで
き、例えば、今日はもうずいぶん買ってしまったから買
い置き分の冷凍食品は次回にしようとか、予算に余裕が
あるからワンランク上の商品を買ってみようか、といっ
た買い物の予定が立てやすくなるという効果があるもの
である。
【0072】次に、別の表示例について図6を用いて説
明する。図6は、カートの位置に応じた広告表示の説明
図である。商品投入時に図5の表示を行った後、カート
1の制御部12は、予め設定された一定時間が経過する
と図5の表示を止め、図6に示すように、カートの位置
に応じて目玉商品等の広告を表示する。
【0073】具体的には、カート1が果物売場にいれば
本日のおすすめ品である「産地直送○○いちご」の広告
を表示し、精肉売場にいれば「超特価松坂牛」の広告を
表示する、といった具体である。お客は自分がいる場所
に応じてタイムリーに広告が表示され、間近にその商品
を見ることができるので購買意欲が刺激され、大きな広
告効果が期待できるものである。
【0074】図6の表示を行う際の本システムの動作に
ついて説明する。処理装置3(若しくはセンタ装置5)
では、日毎に変わる売場毎に対応した広告(売場広告)
を作成して、開店前には基地局の番号と、そこで表示す
る広告の番号とを対応づけて売場広告表示テーブルに記
憶しておく。ここで、売場広告表示テーブルについて図
7を用いて具体的に説明する。図7は、売場広告表示テ
ーブルの模式説明図である。
【0075】図7に示すように、処理装置3の売場広告
表示テーブルは、基地局に対応づけて、そのエリアにい
るカートに表示させる広告の番号を記憶しているもので
ある。本システムでは、上述したように基地局のカバー
するエリアを小さくし、せいぜい1つの売場をカバーす
る程度としているので、図7の例では、例えば、基地局
1,2は野菜売場だから広告1、基地局3は鮮魚売場だ
から広告2、といった具合に基地局2と広告とを対応づ
けることが可能となるものである。
【0076】また、タイムサービスのような場合には、
予めタイムサービス用の広告を作って記憶しておき、特
定の時刻になったら売場広告表示テーブルを更新する。
具体的には、特定時刻になったら、タイムサービスが行
われる売場の基地局に対応して、タイムサービス用の広
告の番号を売場広告表示テーブルに登録するものであ
る。
【0077】複数の支店がある場合、売場広告は、セン
タ装置5において作成して商品情報データベース51に
記憶しておき、全支店の処理装置3に配信し、処理装置
3が各店舗の売場配置と配信された売場広告とを対応づ
けて売場広告表示テーブルに登録する。但し、店舗毎に
目玉商品が異なる場合は処理装置3にて作成した別の広
告を売場広告表示テーブルに登録することもできる。
【0078】そして、処理装置3は、図4に示したカー
ト管理テーブルと図7に示した売場広告表示テーブルと
を参照して、各カートの位置情報として登録されている
基地局番号に対応する売場広告番号を読み取って、当該
売場広告をカート1に送信するようになっている。これ
により、カート1において図5の表示を一定時間行った
後は、位置に応じた広告が表示されるものである。
【0079】カート1内の商品について、お客が従来と
同様にPOS端末4によって精算する際には、お客が出
したメンバーズカードをレジ係がPOS端末4に挿入す
ると、POS端末4ではお買いあげの商品名やお買いあ
げ金額といったデータをカード番号と共にお客情報とし
て処理装置3に送信する。処理装置3はセンタ装置5に
お客情報を送信し、センタ装置5がお客情報データベー
ス52に記憶するようになっている。
【0080】また、POS端末4では、お買いあげの合
計金額に応じた駐車ポイントを算出して、現在当該カー
ドが保有中の駐車ポイントに加算してメンバーズカード
に書き込むと共に、処理装置3に送信する。処理装置3
では、他のお客情報と同様に駐車ポイントもセンタ装置
5に送信し、センタ装置5がお客情報データベース52
に記憶しておく。尚、駐車ポイントの算出は、処理装置
3又はセンタ装置5で行い、お客情報データベース52
に記憶するようにしてもよい。この場合、メンバーズカ
ードは、カード番号のみを記憶し、駐車ポイントを記憶
していなくても構わない。
【0081】そして、センタ装置5は、定期的にお客情
報データベース52内のお客情報を解析し、お客毎の嗜
好や買い物傾向を示す情報を記憶しておく。例えば、牛
乳でも低脂肪乳を好むとか、低温殺菌のものを好むと
か、又は常に最も値段の安いものを選んで買うといった
具合に個々のお客によって買い方は様々であり、お客情
報データベース52の情報を分析することにより各お客
の買い物傾向を求めることが可能となる。そして、購入
商品の傾向によって商品群毎に3種類程度にタイプ分け
して、各お客が商品群毎にどのタイプに属しているかを
お客情報データベース52に記憶しておく。そして、商
品情報データベース51では商品群毎(又は売場毎)
に、各タイプに応じて作成された広告を記憶しておく。
尚、本発明ではタイプ分けを3種類としたが、何種類で
あっても構わない。
【0082】そして、カートが売場に近づいて図6の売
場広告を表示させる際に、センタ装置5が、お客情報デ
ータベース52に基づいて当該カート1にて読み込まれ
たカード番号のお客が当該売場の商品群ではどのタイプ
なのかを読み取り、商品情報データベース51からタイ
プに応じた広告を読み取って処理装置3を介してカート
1に表示させるようになっている。
【0083】これにより、全てのお客に対して同じ広告
をするのではなく、個々のお客の嗜好や買い物傾向に応
じた広告を提供することができ、パーソナル向け広告と
してそのお客がいかにも買いたくなりそうな商品を重点
的に広告することで、購買意欲を刺激し、販売促進を図
ることができるものである。
【0084】更に、今まで述べてきたように、種々のパ
ターンで広告を行うことにより広告効果の向上が期待で
きるため、商品の納入メーカーから広告費を徴収して、
これをシステムの構築費や維持費に充当することがで
き、お客に費用を転嫁することなく高度できめ細かいシ
ョッピング情報を提供することができるものである。
【0085】次に、本システムにおける別のショッピン
グ情報提供方法について説明する。本システムでは、お
客が実際に来店する前に、携帯電話機8を用いて購入商
品の予約をして、合計金額を知ることができるようにな
っている。
【0086】購入商品の予約方法について説明する。お
客は、自宅や外出先からインターネットに接続可能な携
帯電話機8を用いてインターネットに接続し、Webサ
ーバ6が備えているWebページを閲覧する。お客は、
当該ページでカード番号を入力した後、通常の検索操作
と同様に商品名を入力して、案内に従って買いたい商品
を選択していく。商品は、商品情報データベース51に
基づいて表示されるようになっている。
【0087】例えば、お客が携帯電話機8から「カレ
ー」と入力すると、スーパーで販売している全ての「カ
レー」の名称がリストアップされて表示され、お客はそ
の中から所望の商品を選択する。検索条件を組み合わせ
ることにより欲しい商品を簡単に探すことも可能であ
る。
【0088】そして、買いたい商品の選択が終了し、
「登録」を入力すると、Webサーバ6はセンタ装置5
に登録情報としてカード番号と登録された商品名を送出
する。すると、センタ装置5は、登録商品データベース
53に、カード番号と登録された商品名のリストとを対
応づけて記憶し、商品情報データベース51を参照し
て、リストに記載されている商品の合計金額を算出し
て、登録商品データベース53に記憶する。
【0089】更に、登録商品が複数ある場合には、セン
タ装置5は、それらの商品を買う際に効率的に店内を回
る経路を求め、カード番号や登録商品等と共に登録情報
として登録商品データベース53に記憶しておく。
【0090】そして、センタ装置5は、Webサーバ6
に合計金額を出力し、Webサーバ6がメールにて登録
者の携帯電話機8に合計金額を送信する。お客は、携帯
電話機8が受信するメールで合計金額を知ることがで
き、店舗まで行かなくてもいくらかかるのかを知ること
ができ、買い物に行く際にいくら持っていけばよいかを
知ることができるものである。ここではお客が用いる端
末として手軽な携帯電話機8を想定しているが、自宅の
パソコン等であっても構わない。
【0091】尚、スーパーマーケットが個々の商品の値
段を公開したくない場合には、上述したように合計金額
のみをメールでお知らせする方法が考えられるが、新聞
の折り込み広告等で既に公開されている商品の値段につ
いては、お客が商品を選択する段階で、携帯電話機8に
商品名と共に表示するようにしても構わない。
【0092】また、商品の選択方法として、Webサー
バ6が複数の食事メニュー及びそれらのレシピをWeb
ページ上で表示可能としておき、お客が指示を入力する
と複数のメニューが紹介され、更にメニューを特定する
と、当該メニューのレシピが表示されてお客がレシピを
見ながら都合に合わせて追加や削除を行って予約商品の
登録をするといった方法も考えられる。
【0093】次に、登録客が来店した際の動作について
説明する。図8は、登録したお客が、カート1にメンバ
ーズカードを挿入した際の表示例を示す説明図である。
登録したお客が来店し、カート1にメンバーズカードを
挿入すると、図8に示すように、表示部16に登録して
おいた商品のリストと、それらの商品を買う際の効率的
な店内の回り方を示す経路が表示される。
【0094】お客は経路に従って店内を回り、登録して
おいた希望の商品を棚から取ってバーコードリーダ14
を通してカート1に入れる。すると、表示されている登
録商品のリストにおける当該商品に対応するチェック欄
にチェックが入り、当該商品をカートに入れたことが一
目でわかるようになっている。
【0095】これにより、お客は慣れない店や広い店で
あっても迷うことなく目的の商品を見つけることがで
き、急ぎの場合でも効率的に買い物を済ませることがで
きるものである。また、予め合計金額がわかっているた
め安心して買い物ができ、登録した商品の買い忘れを防
ぐことができるものである。
【0096】また、カート1に音声を出力する機能を設
け、人形やマスコットキャラクタを「案内係」として表
示に登場させ、それらの案内係が音声で経路や商品情報
の案内を行うようにすれば一層親しみやすいという効果
がある。
【0097】図8に示した表示を行う場合の本システム
の動作について具体的に説明する。登録したお客が来店
し、カート1からメンバーズカードのカード番号が処理
装置3に送信されると、処理装置3はセンタ装置5に対
して当該カード番号に対応する情報を要求する。
【0098】センタ装置5は、登録商品データベース5
3を検索して当該カード番号に対応する登録情報の有無
を確認し、登録情報がある場合には、登録商品データベ
ース53から当該カード番号に対応する登録商品のリス
ト及び経路を読み出して処理装置3に送信する。
【0099】処理装置3は、センタ装置5から受信した
登録商品のリスト及び経路を、カード番号を送信してき
たカート1に送信し、カート1において登録商品のリス
ト及び経路を記憶部17に記憶すると共に表示部16に
表示する。
【0100】そして、カート1の制御部12は、バーコ
ードリーダ14から読み取ったバーコードの入力がある
と、処理装置3を介してセンタ装置5に送信し、更にセ
ンタ装置5が商品情報データベース51から当該バーコ
ードの商品情報を読み取って処理装置3に送信する。処
理装置3では、受信した商品情報と既に記憶している登
録商品とを比較して、一致する場合には、カート1に対
し、表示部16において当該バーコード情報に対応する
商品のチェック欄にチェックを入れるよう指示を出力す
るようになっている。チェック欄の他にも、登録商品を
カート1に入れた場合にはリストにおける表示色を変え
るようにしてもよい。更に、図8の表示において登録商
品の合計金額を表示するようにしてもよい。
【0101】また、別の方法として、お客がメンバーズ
カードを持って行かなくてもショッピング情報を取得で
きる方法について説明する。携帯電話機からの登録時
に、センタ装置5が登録があったカード番号及び登録商
品リストを登録商品データベース53に登録すると、セ
ンタ装置5が当該登録に対応してバーコードを割り当
て、登録商品データベース53に記憶すると共に、この
バーコードを登録があったお客の携帯電話機8宛に送信
しておく。
【0102】携帯電話機8ではこれを受信して記憶して
おき、来店時に携帯電話機8の表示部にて当該バーコー
ドを表示し、カート1のバーコードリーダ14に携帯電
話機8に表示させたバーコードを読み込ませる。バーコ
ードリーダ14にて読み込まれたバーコードは、処理装
置3を介してセンタ装置5に送信され、センタ装置5が
登録商品データベース53を参照して当該バーコードに
対応して記憶されている登録情報を読み出して処理装置
3に送信し、処理装置3からカート1に送信されて表示
される。これにより、お客は、メンバーズカードを持っ
てこなくても認証されて、商品情報データベース51に
登録されている登録情報の表示が可能となるものであ
る。
【0103】携帯電話機8のバーコードで認証を行った
際にも、メンバーズカードで認証した場合と同様に、P
OS端末4からの買い物情報は処理装置3に送信され、
処理装置3からセンタ装置5に送られ、お客情報データ
ベース52に記憶されるようになっている。また、駐車
ポイントはお客情報データベース52に蓄積しておき、
次にメンバーズカードが入力された際にカード内の駐車
ポイントを更新するようにしてもよい。
【0104】次に、お客が駐車場を出る際の動作につい
て説明する。駐車場の精算機にはカードリーダと、バー
コードリーダが設けられており、処理装置3に接続され
ている。お客が、駐車場の精算機に駐車券とメンバーズ
カードを挿入すると、精算機はカードに記憶されている
駐車ポイントを読み取り、駐車時間を計算して料金を算
出し、駐車ポイントで支払が可能ならば、現在の駐車ポ
イントから駐車料金分のポイントを差し引いた残りのポ
イントをカードに記憶する。
【0105】つまり、駐車料金を支払って余った分の駐
車ポイントは、メンバーズカードに記憶して貯めておく
ことができるので、次回以降の買い物の少ないときにも
駐車場代を駐車ポイントで支払うことが可能となり、お
客に対するサービス向上を図ることができるものであ
る。
【0106】駐車ポイントを処理装置3及びセンタ装置
5で管理する場合には、メンバーズカードをカードリー
ダで読み取ると、お客情報データベース52に蓄積され
ている駐車ポイントから精算する。
【0107】また、携帯電話機8に配信されたバーコー
ドを用いて駐車料金の精算を行うことも可能である。駐
車場の精算機のバーコードリーダにバーコードを通す
と、処理装置3及びセンタ装置5を介してお客情報デー
タベース52から駐車ポイントが読み出されて精算機に
現在のポイントが表示される。
【0108】そして、上述した例と同様に、駐車券から
駐車時間を読み取って駐車料金を算出し、駐車ポイント
で支払える場合には駐車料金を差し引いたポイントをお
客情報データベース52に記憶するようになっている。
駐車ポイントが駐車料金に満たない場合には現金での支
払とする。
【0109】また、駐車券を用いずに精算を行うシステ
ムも考えられる。このシステムでは、駐車場の入り口ゲ
ートに駐車券の発券機の代わりにカードリーダとバーコ
ードリーダを備えた入場監視機を設けておき、駐車場に
入場する際にはメンバーズカード又は携帯電話機に表示
させたバーコードをカードリーダ又はバーコードリーダ
に通して入場する。
【0110】そして、入場監視機が入場を確認すると、
当該カード番号又はバーコードのデータを現在時刻と共
に処理装置3に送信し、処理装置3が入場時刻とカード
番号又はバーコードを対応づけて記憶しておき、精算時
にカード番号又はバーコードが入力されると入場の際の
データに基づいて駐車料金を算出するようになってい
る。
【0111】このようにすれば、駐車券が不要となり、
駐車券を紛失することもなく、精算時の操作も簡単にな
り、利便性を向上させることができるものである。
【0112】本発明の実施の形態に係るショッピング情
報提供方法及びショッピング情報提供システムによれ
ば、カート1にバーコードリーダ14及び表示部16を
設け、お客が、商品をカート1に入れる際に、商品につ
いているバーコードをバーコードリーダ14に読み込ま
せると、カート1の制御部12が、処理装置3及びセン
タ装置5を介して商品情報データベース51から商品の
名称や価格及び商品案内を取得して表示部16に表示す
ると共に、それまでにカートに入れた商品の合計金額を
算出して、商品のリストと共に表示するようにしている
ので、お客は、精算しなくてもいくら分の買い物をした
のかがわかり、買い物の計画が立てやすくなる効果があ
り、また、商品の詳細な情報を読んで、商品選択の際の
参考にすることができる効果がある。
【0113】また、本方法及び本システムによれば、基
地局2がカバーするエリアを野菜売場、鮮魚売場といっ
た一つの売場程度の広さとし、処理装置3が、カート1
の位置情報としてどの基地局2のエリアにいるのかを監
視して、位置する基地局2の番号に応じて売場毎の「お
買い得品」や「本日のおすすめ」の広告をカート1に送
出し、カート1が売場広告を表示するようにしているの
で、カート1毎に現在位置している売場に応じた広告を
表示することができ、お客が間近に商品を見ている状態
でタイムリーな広告を行って購買意欲を刺激し、販売促
進を図ることができる効果がある。
【0114】また、本システムによれば、カート1の各
部への電力供給を制御する電源制御部20が、お客がハ
ンドルを押すと電力供給を開始し、ハンドルから手を離
すと数分後に電力供給を停止するようにしているので、
買い物途中で一時的に手を離したくらいでは電源OFF
にはならず、表示が消えてしまうのを防ぐことができる
効果がある。
【0115】また、本システムではお客に対応したメン
バーズカードを用いて、カード番号に対応してお客の名
前や住所、それに購入商品、購入年月日、金額といった
お客情報をお客情報データベース52に記憶しておき、
センタ装置5が定期的にお客情報データベース52内の
購入情報を分析してお客毎の嗜好や買い物の傾向を求
め、商品群毎に(売場毎に)いくつかのタイプに分類し
ておき、処理装置3が、お客が買い物をしている際に、
カート1の位置と、お客情報データベース52からの商
品群毎のお客のタイプとに応じて、カート1に適切な広
告を送信して表示させるようにしているので、お客個人
の好みに合わせた個人向けの広告を行うことができ、よ
り一層購入意欲を刺激し、広告効果を高めることができ
る効果がある。
【0116】更に、効果の高い広告を行うことにより、
システムの構築費や維持費を商品の納入業者等からの広
告費でまかなうことが可能となり、お客にコストを転嫁
することなく、きめ細かい高度なショッピング情報を提
供することができる効果がある。
【0117】また、本方法及び本システムでは、メンバ
ーズカードにお買いあげ金額に応じた駐車ポイントを記
憶しておき、駐車料金の精算時にカードを挿入して、料
金を駐車ポイントで支払い、更に余ったポイントは貯め
ておけるようにしているので、ポイントがたまっていれ
ば買い物の少ないときでも駐車料金を支払わなくてす
み、お客にとって便利なサービスを提供できる効果があ
る。
【0118】更にまた、本方法及び本システムによれ
ば、携帯電話機8からインターネットを介してWebサ
ーバ6に接続し、カード番号を入力して買いたい商品を
登録しておくと、センタ装置5が当該カード番号と登録
商品のリストを登録商品データベース53に蓄積し、合
計金額を算出してWebサーバ6を介して携帯電話機8
にメールにて合計金額を送信するようにしているので、
お客は来店しないでも今日の買い物は全部でいくらにな
るか、いくら持って行けばよいのかを知ることができ、
利便性を向上させることができる効果がある。
【0119】また、本方法及び本システムによれば、セ
ンタ装置5が、登録商品のリストに基づいて、当該リス
トの商品を買うのに最も効率的に回れる経路を求め、登
録商品データベース53にリストと共に登録しておき、
お客が来店してカート1にメンバーズカードを挿入した
際に、カート1の制御部12が処理装置3及びセンタ装
置5を介して登録商品データベース53に登録された情
報を取得して、登録商品のリストと経路とを表示するよ
うにしているので、お客は表示された経路に従って登録
した商品を効率的に買うことができ、慣れない店や広い
店であっても無駄な時間を少なくして短時間で買い物を
行うことができる効果がある。
【0120】また、本システムでは、売場毎に対応した
広告を行う際に、処理装置3側でカート1の位置を管理
して、位置に応じた広告を送信するようにしたが、別の
システム及び方法として、予め各売場に設けられた基地
局から常時広告情報を出力しておき、広告情報を受信し
たカート1が広告を表示するようにしてもよい。この場
合、カート1において、複数の基地局からの受信強度を
判定し、受信強度が最大の基地局からの広告を表示する
ものである。
【0121】更に、カート1における商品の識別情報の
入力手段として、バーコード以外のものを用いることも
可能である。例えば、売場毎に商品一覧情報の送信手段
を備えておき、売場の前にカートが来ると、売場から送
信される商品一覧情報を受信して、商品の一覧が表示さ
れ、お客はキー入力部を操作して商品を選択し確定する
と当該商品の情報が表示される、といった方法が考えら
れる。
【0122】更にまた、カートから商品の検索を行うこ
とも可能であり、お客が、カートに設けられた検索を指
示するキーを押下すると、商品群の一覧が表示され、い
ずれかを選択すると更に細かい分類が表示されていき、
所望の商品を探し当てて確定すると、商品の売場を表示
するようになっている。この場合、カートには最初の商
品群一覧のデータを記憶しておき、そこから先は入力に
従って処理装置3に要求して表示すればよい。これによ
り、お客は目的の商品がこの店にあるかどうかを確認で
き、更に売場も容易に知ることができるので店内を探し
回らなくてすむ効果がある。
【0123】また、実施の形態ではメンバーズカードを
発行してそのカード番号に基づいて種々の情報提供を行
う例について説明したが、メンバー登録のみを行ってお
客にIDとなる番号を付与しておき、カード自体は配布
せず、カートに設けられたキー入力部から当該番号を入
力したり、インターネットを介した購入商品の登録時に
配信されるバーコードをカートに入力することにより、
上述したような様々なショッピング情報の提供を受ける
ことができるようにしても構わない。
【0124】
【発明の効果】本発明によれば、ショッピングカートに
は、位置するエリアに対応する広告情報を受信して表示
する表示部と商品の識別情報を入力する入力部と制御及
び演算処理を行う制御部が設けられ、入力部から商品の
識別情報が入力されると、制御部でこれまでに入力され
た商品の合計金額を算出して、表示部に表示するショッ
ピング情報提供方法としているので、お客が、買い物中
にショッピングカートに入れた品物の合計金額を精算前
に知ることができ、予算や手持ち金を考慮した買い物の
計画を立てやすくすることができ、利便性を向上させる
ことができる効果がある。
【0125】また、本発明によれば、商品情報を記憶す
る第1のデータベースと、店内の無線通信システムの制
御局としての処理装置と、複数の基地局と、移動局とし
てのショッピングカートとを備えたショッピング情報提
供システムであって、ショッピングカートが、商品の識
別情報を入力する入力部を備え、入力部から商品の識別
情報が入力されると、制御部が、識別情報を処理装置に
送信し、それに応じて処理装置から受信した商品情報に
基づいてそれまでに入力された商品の合計金額を算出し
て表示部に表示させ、処理装置が、ショッピングカート
から送信された識別情報に対応する商品情報を第1のデ
ータベースから取得してショッピングカートに送信する
処理装置であるショッピング情報提供システムとしてい
るので、お客がショッピングカートに商品を入れる際に
ショッピングカートに商品の識別情報を読み込ませる
と、ショッピングカートの表示部に当該商品の名称や価
格、特徴等の商品情報を表示することができ、お客に商
品選択に有益な情報を提供でき、利便性を向上させるこ
とができる効果がある。
【0126】また、本発明によれば、処理装置が、ショ
ッピングカートの位置に応じて、位置情報として記憶さ
れている基地局番号に対応して予め記憶されている広告
をショッピングカートに送信し、ショッピングカート
が、エリア内に設けられた基地局から送信された広告を
受信して表示するショッピング情報提供システムとして
いるおで、ショッピングカートがいる売場に応じて広告
でき、お客が間近に商品を見られる状態で広告を行うの
で、購買意欲を刺激でき、広告の効果を高めることがで
きる効果がある。
【0127】また、本発明によれば、メンバーズカード
のカード番号に対応して買い物履歴を記憶する第2のデ
ータベースを備え、処理装置が、第2のデータベースに
記憶されている買い物履歴を分析して、カード番号に対
応するお客の嗜好や買い物傾向を求めて第2のデータベ
ースに記憶しておき、ショッピングカートから送信され
たカード番号を受信すると、当該カード番号に対応して
記憶されている嗜好や買い物傾向に応じた広告をショッ
ピングカートに送信し、ショッピングカートが、入力さ
れたメンバーズカードのカード番号を読み取ると処理装
置に送信し、それに応じて処理装置から受信した広告を
表示するショッピング情報提供システムとしているの
で、全てのお客に同じ広告を出すのではなく、お客の好
みや買い物の傾向に応じた広告をすることで、お客の購
買意欲を刺激し、広告の効果を高めることができ、ま
た、納入業者から広告料金を徴収して、システムの構築
費や維持費に充てることができ、費用をお客に転嫁する
ことなく高度な情報提供サービスを実現できる効果があ
る。
【0128】また、本発明によれば、メンバーズカード
に買い物金額に応じて発行される駐車ポイントを記憶し
ておき、ショッピングカートにメンバーズカードに記憶
されているデータを読み取るカードリーダを備え、制御
部が、入力されたカードから駐車ポイントを読み取って
表示部に表示するショッピング情報提供システムとして
いるので、お客は、買い物をする前に、現在持っている
駐車ポイントを知ることができ、いくら分の買い物をす
れば駐車料金が無料になるのかを把握できる効果があ
る。
【0129】また、本発明によれば、第2のデータベー
スに駐車ポイントを記憶しておき、ショッピングカート
が、入力されたカードからカード番号を読み取って処理
装置に送信し、処理装置からカード番号に対応する駐車
ポイントを受信して表示し、処理装置が、ショッピング
カートから受信したカード番号に対応する駐車ポイント
を第2のデータベースから読み出して、ショッピングカ
ートに送信するショッピング情報提供システムとしてい
るので、メンバーズカードにはカード番号を記憶してお
けば駐車ポイントを記憶しなくてすみ、メンバーズカー
ドの記憶部を簡素化できる効果がある。
【0130】また、本発明によれば、ショッピングカー
トが、ハンドルを押すこと若しくは握ることにより電力
が供給されて、無線送受信及び表示を開始し、ハンドル
から手が離れると、一定時間後に電力の供給を停止する
ショッピングカートであるショッピング情報提供システ
ムとしているので、お客が来店してショッピングカート
を押すか若しくは握るかすると表示部に情報が表示さ
れ、お客が買い物途中でハンドルから手を離しても表示
がすぐには消えないようにすることができる効果があ
る。
【0131】また、本発明によれば、インターネットを
介して接続する携帯電話機から、カード番号と商品を指
定するデータの入力を受けて購入商品の予約を受け付け
るWebサーバと、カード番号とそれに対応して予約さ
れた登録商品のリストとを記憶する第3のデータベース
とを備え、処理装置が、Webサーバから入力されたカ
ード番号に対応して登録商品のリストを登録情報として
第3のデータベースに記憶すると共に、ショッピングカ
ートから送信されたカード番号を受信した場合には、第
3のデータベースからカード番号に対応する登録情報を
取得して前記ショッピングカートに送信し、ショッピン
グカートが、カード番号を読み取ると処理装置に送信
し、それに応じて処理装置から受信した登録情報におけ
る登録商品のリストを表示するショッピング情報提供シ
ステムとしているので、お客は店に行く前に必要なもの
を登録しておけば、店のショッピングカートに登録商品
のリストが表示されるため買い忘れを防ぐことができる
効果がある。
【0132】また、本発明によれば、Webサーバが、
複数の食事メニューを提示して携帯電話機によって選択
された食事メニューのレシピに従って購入商品を登録し
て処理装置に登録商品のリストを送信するショッピング
情報提供システムとしているので、お客は、食べたい食
事メニューを選べば、必要な商品を容易に登録できるの
で、登録作業を容易にできる効果がある。
【0133】また、本発明によれば、処理装置が、We
bサーバからカード番号と登録商品のリストとが入力さ
れると、登録商品の合計金額を算出して、Webサーバ
を介して登録元の携帯電話機に合計金額をメールで送信
すると共に、カード番号に対応して合計金額を登録情報
に含めて第3のデータベースに記憶しておき、ショッピ
ングカートから送信されたカード番号を受信した場合に
は、第3のデータベースからカード番号に対応する登録
情報を取得してショッピングカートに送信し、ショッピ
ングカートが、カード番号を読み取ると処理装置に送信
し、それに応じて処理装置から受信した登録情報におけ
る合計金額を表示するショッピング情報提供システムと
しているので、お客は店に行く前に登録商品の合計金額
を知ることができ、店に行く際にいくら持っていけばよ
いかわかる効果がある。
【0134】また、本発明によれば、処理装置が、We
bサーバからカード番号と登録商品のリストとが入力さ
れると、登録商品をショッピングカートに入れる場合に
店内を効率的に回れる経路を求めて、当該カード番号に
対応して経路を登録情報に含めて第3のデータベースに
記憶しておき、ショッピングカートから送信されたカー
ド番号を受信した場合に、第3のデータベースから当該
カード番号に対応する登録情報を取得してショッピング
カートに送信し、ショッピングカートが、カード番号を
読み取ると前記処理装置に送信し、それに応じて前記処
理装置から受信した登録情報における前記経路を表示す
るショッピングカートであるショッピング情報提供シス
テムとしているので、お客は、慣れない店や広い店であ
っても迷うことなく且つ迅速に目的の商品を買うことが
できる効果がある。
【0135】また、本発明によれば、処理装置が、ショ
ッピングカートから受信したカード番号に対応して、第
3のデータベースに登録商品のリストを含む登録情報が
記憶されている場合に当該登録情報を読み出して保持す
ると共にショッピングカートに送信し、ショッピングカ
ートから商品の識別情報を受信すると、第1のデータベ
ースを参照して当該識別情報に対応する商品情報を読み
出し、商品情報が保持する登録情報に含まれる登録商品
と一致する場合にはショッピングカートに対し、登録商
品のリストの表示画面において、当該識別情報に対応す
る登録商品の表示にチェックを付す若しくは該登録商品
の表示の表示色を変えるように指示を出力し、ショッピ
ングカートが、入力部から商品の識別情報が入力される
と、制御部が、当該識別情報を処理装置に送信し、それ
に応じて処理装置から受信した指示に従って、表示部に
表示している登録商品のリストの表示画面において、識
別情報に対応する登録商品の表示にチェックを付す若し
くは登録商品の表示の表示色を変えるショッピング情報
提供システムとしているので、登録商品をショッピング
カートに入れると当該商品の表示にチェックが付された
り表示色が変わったりするので、お客は表示を見てカー
トに入れたか入れないかがわかり、登録商品の買い忘れ
を防ぐことができる効果がある。
【0136】また、本発明によれば、処理装置が、We
bサーバから入力されたカード番号に対応して登録商品
のリストを登録情報として第3のデータベースに記憶
し、登録情報に対応するバーコードを付与して第3のデ
ータベースに記憶し、Webサーバを介してバーコード
を携帯電話機に送信すると共に、ショッピングカートか
ら送信されたバーコードを受信した場合には、第3のデ
ータベースから当該バーコードに対応する登録情報を取
得してショッピングカートに送信し、携帯電話機が、W
ebサーバから受信したバーコードを表示し、ショッピ
ングカートが、携帯電話機に表示されたバーコードを読
み取ると処理装置に送信し、それに応じて処理装置から
受信した登録情報における登録商品のリストを表示する
ショッピング情報提供システムとしているので、お客は
買い物に行く際に携帯電話機を持っていけばメンバーズ
カードを持って行かなくても登録情報をカートの表示部
に表示させることができ、利便性を向上させることがで
きる効果がある。
【0137】また、本発明によれば、ショッピングカー
トが、商品の宣伝、操作ガイダンス及び経路説明を表示
部の表示画面において行うプログラムを制御部に備える
ショッピング情報提供システムとしているので、ショッ
ピングカートの表示部の表示画面上に、広告や操作ガイ
ダンス、経路説明をするマスコットやキャラクタを登場
させることができ、親しみやすく有益な情報を提供でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るショッピング情報提
供システム(本システム)の概略構成図である。
【図2】カート1の外観説明図である。
【図3】カート1の構成ブロック図である。
【図4】処理装置3に記憶されているカート管理テーブ
ルの模式説明図である。
【図5】買い物中のカート1における表示例を示す説明
図である。
【図6】カートの位置に応じた広告表示の説明図であ
る。
【図7】売場広告表示テーブルの模式説明図である。
【図8】登録したお客が、カート1にメンバーズカード
を挿入した際の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ショッピングカート(カート)、 2…基地局、
3…処理装置、 4…POS端末、 5…センタ装置、
6…Webサーバ、 7…携帯電話基地局、8…携帯
電話機、 10…アンテナ、 11…送受信部 12…
制御部、 13…キー入力部、 14…バーコードリー
ダ、 15…カードリーダ、 16…表示部、 17…
記憶部、 18…バッテリー、 19…スイッチ、 2
0…電源制御部、 21…電卓、 51…商品情報デー
タベース、 52…お客情報データベース、 53…登
録商品データベース53
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 7/00 G06K 7/00 U 17/00 17/00 L R 19/00 G07G 1/01 301D G07G 1/01 301 1/12 361E 1/12 361 1/14 1/14 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 3E042 AA05 BA05 BA18 CA02 CC04 CC06 CD02 CD03 CD04 CE07 EA01 EA07 5B035 BB02 BB09 BC00 5B058 KA01 KA06 YA20 5B072 BB10 CC24 GG07 MM04 MM12 MM13 MM18

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショッピングカートには、位置するエリ
    アに対応する広告情報を受信して表示する表示部と商品
    の識別情報を入力する入力部と制御及び演算処理を行う
    制御部が設けられており、前記入力部から商品の識別情
    報が入力されると、前記制御部でこれまでに入力された
    商品の合計金額を算出して、前記表示部に表示すること
    を特徴とするショッピング情報提供方法。
  2. 【請求項2】 商品情報を記憶する第1のデータベース
    と、店内の無線通信システムの制御局としての処理装置
    と、複数の基地局と、移動局としてのショッピングカー
    トとを備えたショッピング情報提供システムであって、 前記ショッピングカートが、商品の識別情報を入力する
    入力部と、制御及び演算処理を行う制御部と、前記制御
    部からの指示に従って表示する表示部とを備え、前記入
    力部から商品の識別情報が入力されると、前記制御部
    が、前記識別情報を前記処理装置に送信し、それに応じ
    て前記処理装置から受信した商品情報に基づいてそれま
    でに入力された商品の合計金額を算出して前記表示部に
    表示させるショッピングカートであり、 前記処理装置が、ショッピングカートから送信された識
    別情報に対応する商品情報を前記第1のデータベースか
    ら取得して前記ショッピングカートに送信する処理装置
    であることを特徴とするショッピング情報提供システ
    ム。
  3. 【請求項3】 処理装置が、ショッピングカートの位置
    情報として位置登録している基地局番号を記憶してお
    き、前記ショッピングカートの位置情報として記憶され
    ている基地局番号に対応して予め記憶されている広告を
    前記ショッピングカートに送信する処理装置であり、 前記ショッピングカートが、エリア内に設けられた基地
    局から送信された広告を受信して表示するショッピング
    カートであることを特徴とする請求項2記載のショッピ
    ング情報提供システム。
  4. 【請求項4】 メンバーズカードのカード番号に対応し
    て買い物履歴を記憶する第2のデータベースを備え、 処理装置が、前記第2のデータベースに記憶されている
    買い物履歴を分析して、カード番号に対応するお客の嗜
    好や買い物傾向を求めて前記第2のデータベースに記憶
    しておき、ショッピングカートから送信されたカード番
    号を受信すると、前記カード番号に対応して記憶されて
    いる嗜好や買い物傾向に応じた広告を前記ショッピング
    カートに送信する処理装置であり、 ショッピングカートが、入力されたメンバーズカードの
    カード番号を読み取ると処理装置に送信し、それに応じ
    て前記処理装置から受信した広告を表示するショッピン
    グカートであることを特徴とする請求項2又は請求項3
    記載のショッピング情報提供システム。
  5. 【請求項5】 メンバーズカードに買い物金額に応じて
    発行される駐車ポイントを記憶しておき、 ショッピングカートが、メンバーズカードに記憶されて
    いるデータを読み取るカードリーダを備え、制御部が、
    入力されたカードから駐車ポイントを読み取って表示部
    に表示するショッピングカートであることを特徴とする
    請求項2乃至請求項4記載のショッピング情報提供シス
    テム。
  6. 【請求項6】 第2のデータベースに、メンバーズカー
    ドのカード番号に対応し、買い物金額に応じて発行され
    る駐車ポイントを記憶しておき、 ショッピングカートが、メンバーズカードのカード番号
    を読み取るカードリーダを備え、制御部が、入力された
    カードからカード番号を読み取って処理装置に送信し、
    処理装置から受信した前記カード番号に対応する駐車ポ
    イントを表示部に表示するショッピングカートであり、 処理装置が、前記ショッピングカートから受信したカー
    ド番号に対応する駐車ポイントを前記第2のデータベー
    スから読み出して、前記ショッピングカートに送信する
    処理装置であることを特徴とする請求項2乃至請求項4
    記載のショッピング情報提供システム。
  7. 【請求項7】 ショッピングカートが、ハンドルを押す
    こと若しくは握ることにより電力が供給されて、無線送
    受信及び表示を開始し、ハンドルから手が離れると、一
    定時間後に電力の供給を停止するショッピングカートで
    あることを特徴とする請求項2乃至請求項6記載のショ
    ッピング情報提供システム。
  8. 【請求項8】 インターネットを介して接続する携帯電
    話機から、カード番号と商品を指定するデータの入力を
    受けて購入商品の予約を受け付けるWebサーバと、 カード番号とそれに対応して予約された登録商品のリス
    トとを記憶する第3のデータベースとを備え、 処理装置が、前記Webサーバから入力されたカード番
    号に対応して登録商品のリストを登録情報として第3の
    データベースに記憶すると共に、ショッピングカートか
    ら送信されたカード番号を受信した場合には、前記第3
    のデータベースから前記カード番号に対応する登録情報
    を取得して前記ショッピングカートに送信する処理装置
    であり、 ショッピングカートが、カード番号を読み取ると前記処
    理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信し
    た登録情報における登録商品のリストを表示するショッ
    ピングカートであることを特徴とする請求項2乃至請求
    項7記載のショッピング情報提供システム。
  9. 【請求項9】 Webサーバが、複数の食事メニューを
    提示して携帯電話機によって選択された食事メニューの
    レシピに従って購入商品を登録して処理装置に登録商品
    のリストを送信するWebサーバであることを特徴とす
    る請求項8記載のショッピング情報提供システム。
  10. 【請求項10】 処理装置が、Webサーバからカード
    番号と登録商品のリストとが入力されると、前記登録商
    品の合計金額を算出して、前記Webサーバを介して登
    録元の携帯電話機に前記合計金額をメールで送信すると
    共に、前記カード番号に対応して前記合計金額を登録情
    報に含めて第3のデータベースに記憶しておき、ショッ
    ピングカートから送信されたカード番号を受信した場合
    には、前記第3のデータベースから前記カード番号に対
    応する登録情報を取得して前記ショッピングカートに送
    信する処理装置であり、 ショッピングカートが、カード番号を読み取ると前記処
    理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信し
    た登録情報における合計金額を表示するショッピングカ
    ートであることを特徴とする請求項8又は請求項9記載
    のショッピング情報提供システム。
  11. 【請求項11】 処理装置が、Webサーバからカード
    番号と登録商品のリストとが入力されると、前記登録商
    品をショッピングカートに入れる場合に店内を効率的に
    回れる経路を求めて、前記カード番号に対応して前記経
    路を登録情報に含めて第3のデータベースに記憶してお
    き、ショッピングカートから送信されたカード番号を受
    信した場合には、前記第3のデータベースから前記カー
    ド番号に対応する登録情報を取得して前記ショッピング
    カートに送信する処理装置であり、 ショッピングカートが、カード番号を読み取ると前記処
    理装置に送信し、それに応じて前記処理装置から受信し
    た登録情報における前記経路を表示するショッピングカ
    ートであることを特徴とする請求項8乃至請求項10記
    載のショッピング情報提供システム。
  12. 【請求項12】 処理装置が、ショッピングカートから
    受信したカード番号に対応して、第3のデータベースに
    登録商品のリストを含む登録情報が記憶されているかど
    うかを判断し、記憶されている場合には、前記登録情報
    を読み出して保持すると共に前記ショッピングカートに
    送信し、前記ショッピングカートから商品の識別情報を
    受信すると、第1のデータベースを参照して前記識別情
    報に対応する商品情報を読み出し、前記商品情報が前記
    保持する登録情報に含まれる登録商品と一致するかどう
    かを判断し、一致する場合には、前記ショッピングカー
    トに対し、登録商品のリストの表示画面において、前記
    識別情報に対応する登録商品の表示にチェックを付す若
    しくは前記登録商品の表示の表示色を変えるように指示
    を出力する処理装置であり、 ショッピングカートが、入力部から商品の識別情報が入
    力されると、制御部が、前記識別情報を処理装置に送信
    し、それに応じて前記処理装置から受信した指示に従っ
    て、表示部に表示している登録商品のリストの表示画面
    において、前記識別情報に対応する登録商品の表示にチ
    ェックを付す若しくは前記登録商品の表示の表示色を変
    えるショッピングカートであることを特徴とする請求項
    8乃至請求項11記載のショッピング情報提供システ
    ム。
  13. 【請求項13】 インターネットを介して接続する携帯
    電話機から、カード番号と商品を指定するデータの入力
    を受けて購入商品の予約を受け付けるWebサーバと、 カード番号とそれに対応して予約された登録商品のリス
    トとを記憶する第3のデータベースとを備え、 処理装置が、前記Webサーバから入力されたカード番
    号に対応して登録商品のリストを登録情報として第3の
    データベースに記憶し、前記登録情報に対応するバーコ
    ードを付与して前記第3のデータベースに記憶し、前記
    Webサーバを介して前記バーコードを前記携帯電話機
    に送信すると共に、ショッピングカートから送信された
    バーコードを受信した場合には、前記第3のデータベー
    スから前記バーコードに対応する登録情報を取得して前
    記ショッピングカートに送信する処理装置であり、 前記携帯電話機が、前記Webサーバから受信したバー
    コードを表示する携帯電話機であり、 前記ショッピングカートが、携帯電話機に表示されたバ
    ーコードを読み取ると前記処理装置に送信し、それに応
    じて前記処理装置から受信した登録情報における登録商
    品のリストを表示するショッピングカートであることを
    特徴とする請求項2乃至請求項7記載のショッピング情
    報提供システム。
  14. 【請求項14】 ショッピングカートは、商品の宣伝、
    操作ガイダンス及び経路説明を表示部の表示画面におい
    て行うプログラムを制御部に備えることを特徴とする請
    求項2乃至請求項13記載のショッピング情報提供シス
    テム。
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