JP2012185571A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】店舗側で使い勝手の良い経路検索技術を提供する。
【解決手段】本実施形態の情報処理装置は、指示手段と、変更手段と、検索手段と、を有する。指示手段は、記憶手段に記憶される、店舗の地図上における経路毎に設定される各経路の距離または各経路の客の移動に要する所要時間を示す経路情報を、変更する経路を指示する。変更手段は、所定の検索要求があった場合に、前記記憶手段に記憶されている経路情報を用いて、客が購入を予定する購入予定商品が陳列されている陳列箇所を含む経由地を巡回案内させる前記地図上の案内経路を検索する。
【選択図】図4
【解決手段】本実施形態の情報処理装置は、指示手段と、変更手段と、検索手段と、を有する。指示手段は、記憶手段に記憶される、店舗の地図上における経路毎に設定される各経路の距離または各経路の客の移動に要する所要時間を示す経路情報を、変更する経路を指示する。変更手段は、所定の検索要求があった場合に、前記記憶手段に記憶されている経路情報を用いて、客が購入を予定する購入予定商品が陳列されている陳列箇所を含む経由地を巡回案内させる前記地図上の案内経路を検索する。
【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来、商品を販売する店舗で利用されるショッピングカートに搭載され、情報を表示する表示部を備えた情報端末が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、従来の情報端末を含むシステムにあっては、店舗側で使い勝手の良い案内経路を検索する経路検索技術を提供するようなものはなかった。
本実施形態の情報処理装置は、指示手段と、変更手段と、検索手段と、を有する。指示手段は、記憶手段に記憶される、店舗の地図上における経路毎に設定される各経路の距離または各経路の客の移動に要する所要時間を示す経路情報を、変更する経路を指示する。変更手段は、所定の検索要求があった場合に、前記記憶手段に記憶されている経路情報を用いて、客が購入を予定する購入予定商品が陳列されている陳列箇所を含む経由地を巡回案内させる前記地図上の案内経路を検索する。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムおよびプログラムを適用した店舗運営システム1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、この店舗運営システム1は、本部システム2と、複数の店舗システム3A、3B(図1の例では、2つ)とを備えている。そして、本部システム2と各店舗システム3A、3Bとが、インターネットなどの公衆通信網やVPN(Virtual Private Network)などのネットワーク4や、不図示のルータなどの接続装置を介して接続されている。
ここで、本部システム2は、各店舗を統括的に管理する本部に設置され、本部サーバ21や、プリンタおよびパーソナルコンピュータ(いずれも不図示)などを備えている。
店舗システム3は、各店舗毎に設置され、ストアサーバ31と、複数(図1の例では、2台)のPOS端末32と、買物アシスト管理サーバ(以下、単に「管理サーバ」という。)33と、複数(図1の例では、2台)のアクセスポイント34とを備え、それらが、LAN(Local Area Network)などのネットワーク35を介して接続されている。また、店舗システム3では、アクセスポイント34と、各ショッピングカート(以下、単に「カート」という。)(図1の例では、2台)Cにそれぞれ取り付けられた各情報端末36(図1の例では、2台)とが無線LANなどで接続され、各情報端末36がアクセスポイント34を介して管理サーバ33と通信可能に接続されるようになっている。
ここで、ストアサーバ31は、店舗のバックヤードなどに設置され、店舗システム全体を統括的に管理する上位装置としての情報処理装置である。
また、POS端末32は、店舗の商品売り場(特に、会計場所)などに設置され、ネットワーク35を介してストアサーバ31との間で各種データ(商品コードや、商品情報(商品の名称や単価)など)の送受信を行うことにより、客が購入する商品(カートCのカゴに入れられた商品など)の登録および決済を行うための情報処理装置である。
管理サーバ33は、前記バックヤードなどに設置され、ストアサーバ31の管理下において、カートCを利用する客の買物をアシストする処理全般を管理する情報処理装置である。
アクセスポイント34は、前記商品売り場などに設置され、無線LANなどを用いて、カートCに取り付けられた情報端末36をネットワーク35に接続させ、管理サーバ33と情報端末36との間で送受信される各種データ(商品情報、案内経路情報、広告情報など)を中継する装置である。
情報端末36は、店舗内(特に、前記商品売り場内)で客によって利用される情報処理装置であり、本実施形態では、カートCに取り付けられている。具体的には、この情報端末36は、管理サーバ33との間で各種データの送受信を行うことにより、カートC(即ち、情報端末36)を利用する客の買物をアシストするものであり、表示装置365(図5参照)に客の買物をアシストするための各種画面(図7〜図9参照)を表示したり、操作装置364(図5参照)を介して各種画面上での客のタッチ操作を受け付けたりするものである。
なお、カートCとしては、手押し式のカートや電動式のカートなど種々様々なカートを利用することが可能である。
図2は、管理サーバ33の制御系のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、この管理サーバ33は、パーソナルコンピュータなどの一般的なコンピュータを利用したハードウェア構成となっており、例えば、制御部331と、通信I/F332と、I/O機器制御部333とがバスB1によって接続されて構成されている。
なお、制御部331は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有して構成されている。
また、制御部331には、バスB1およびI/O機器制御部333を介して、操作装置(例えば、キーボード)334、表示装置(例えば、液晶ディスプレイ)335、印刷装置336、外部記憶装置(例えば、ハードディスク装置(HDD:Hard Disk Drive))337などが接続されている。
即ち、制御部331は、CPUがROMや外部記憶装置337などに格納される制御プログラムをRAMに展開して実行することにより、I/O機器制御部333を介して接続される各種構成要素の動作を制御するとともに、通信I/F332、ネットワーク35およびアクセスポイント34を介して接続される複数の情報端末36との間で各種データを送受信する動作を制御するものである。
なお、外部記憶装置337には、ストアサーバ31の商品マスタデータベース(以下、データベースのことを単に「DB」という。)(不図示)と同期した商品マスタDB337A、カテゴリマスタDB337B、チラシマスタDB337C、広告マスタDB337D、棚割マスタDB337E、顧客マスタDB337F、ルート検索DB337Gなどが格納されている。
ここで、商品マスタDB337Aは、店舗で取り扱っている商品に関する商品情報(商品コード、商品の名称、商品の単価など)を格納するDBである。
カテゴリマスタDB337Bは、店舗で取り扱っている商品をカテゴライズして取り扱うための情報を格納するものであり、後述の商品選択画面335A(図7参照)の商品選択欄335a内に備わるタブアイコン335a−1の中から、客が「カテゴリから」というタブを選択した場合に、客が商品選択欄335aで商品をカテゴリ毎に階層的に選択できるようにするための情報を格納するものである。
チラシマスタDB337Cは、電子チラシに関する情報を格納するものであり、後述の商品選択画面335A(図7参照)の商品選択欄335a内に備わるタブ335a−1の中から、客が「チラシから」というタブを選択した場合に、客が商品選択欄335aに表示される電子チラシ上の商品の写真または商品コードを選択することで所望の商品を選択できるようにするための情報を格納するものである。
広告マスタDB337Dは、店舗または商品の製造メーカが客に推薦する広告商品に関する情報(商品の写真などを含む画像データなど)を格納するためのDBである。
棚割マスタDB337Eは、各商品がどの棚(どこの陳列箇所)に陳列されているかを示す棚割情報を格納するものである。
顧客マスタDB337Fは、会員登録した顧客に関する会員情報(会員番号、氏名、住所、累積ポイント数など)を格納するものである。
ルート検索DB337Gは、管理サーバ33が設置される店舗(特に、商品売り場)の地図上における経路毎に設定される各経路の距離値または各経路の客の移動に要する所要時間値を示す経路情報を格納するものである。より具体的には、ルート検索DB337Gは、前記地図に対応した現実の店舗の各経路の実際の距離に基づいて設定される前記距離値(図3参照)または前記所要時間値を示す経路情報を記憶している。
図3は、ルート検索DB337Gに記憶される経路情報が距離値である場合の一例を説明するための図であり、具体的には、ルート検索DB337Gは、店舗内の地図(特に、商品売り場における地図)上の経路毎に設定される距離値(即ち、当該地図に対応した現実の店舗の各経路の実際の距離に基づいて設定される距離値)と、全ての経路の距離値を足した総計距離値などを記憶している。
図3に示すように、この店舗内の地図(商品売り場における地図)では、始点(スタート地点:カート貸出所)、終点(ゴール地点:精算所)、結節点、屈曲点などの位置をノードとした場合に、ノードN1〜ノードN9の計9個のノードを有しており、各ノードを結ぶ道を経路とした場合に、経路R1〜R10の計10個の経路を有している。
そして、経路R1の距離値が「2m」で、経路R2、R3、R6、R8、R10の距離値が「5m」で、経路R4、R5、R7の距離値が「3m」で、R9の距離値が「10m」に設定されており、更に、全ての経路の距離値を足した総計距離値が「46m」である場合を示している。
なお、図3に示す地図のノード数および経路数は一例であり、これに限定されず、図3に示す地図のノード数および経路数と異なるノード数および経路数を有する地図とすることも可能である。
また、本実施形態の地図では、商品売り場の地図を採用しているが、この場合、図1や図8などに示すように、各種の商品が陳列されている商品陳列場所や、POS端末32で会計(精算)する会計場所や、カートCの貸出および返却を行うカート貸出所などを含む商品売り場である場合を例にしているが、これに限定されず、少なくとも商品陳列場所を含む商品売り場を示す地図であれば良いものとする。
また、図2では特に図示していないが、管理サーバ33には、警告音などの各種音声を出力するためのスピーカなどが実装されており、管理サーバ33は、不図示の電源装置を介して、例えば、商用電源から必要な電力が供給されて動作可能である。
図4は、管理サーバ33の機能的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、管理サーバ33の制御部331は、CPUがROMなどに格納される所定の制御プログラム(不図示)をRAMに展開して実行することにより、後述の図10および図11に示す処理手順を実行するための、入出力処理部331A、カート貸出/返却処理部331Bと、買物リスト登録処理部331Cと、地図作成処理部331D、カート位置検出処理部331Eと、ルート検索処理部331Fと、画面表示処理部331Gと、して機能する。
なお、以下の説明では、前記した各機能構成部331A〜331Gが、一台の情報端末36との間で行われる処理の場合について説明するが、実際には、複数台の情報端末36との間で、それぞれ個別に処理が行われるものである。
ここで、入出力処理部331Aは、各種情報の入出力処理を行うものである。具体的には、この入出力処理部331Aは、操作装置334からの操作信号を入力したり、通信I/F332を介して情報端末36からの端末を識別するための端末識別情報(ID)と対応付けられた各種の要求信号を受信したり、それら各種の要求信号に対応した各種の返信情報を通信I/F332を介して該当する情報端末36に送信したりする。
カート貸出/返却処理部331Bは、情報端末36との間の各種データ(会員番号やビジター番号などの客を認識する識別情報や、カート貸出開始を要求する情報や、カート返却を要求する情報など)の送受信により、カートCを客に貸し出すためのカート貸出処理を行ったり、カートCを店舗側に返却するためのカート返却処理を行ったりするものである。
買物リスト登録処理部331Cは、入出力処理部331Aを介して情報端末36から、買物リストへの商品の登録を要求する要求信号を入力した場合に、該当する情報端末36の端末識別情報(ID)に対応付けられた買物リストに商品を登録するのに必要な商品に関する商品情報(商品名(例えば、「さつまいも」など)や、単価(例えば、「100円」など))(例えば、図7参照)を生成し、入出力処理部331Aを介して該当する情報端末36に配信するものである。
地図作成処理部331Dは、入出力処理部331Aを介して情報端末36から、地図の表示を要求する要求信号を入力した場合に、買物リスト登録処理部331Cで登録されている商品の陳列箇所を示すバルーンBを含む地図(例えば、図8参照)を該当する情報端末36に表示させるための地図情報を生成し、入出力処理部331Aを介して該当する情報端末36に配信するものである。
なお、この地図作成処理部331Dは、カート位置検出処理部331Eが検出したカートC(即ち、情報端末36)の位置情報を利用して、前記地図情報にカートC(即ち、情報端末36)の現在位置を示す情報も含める。
カート位置検出処理部331Eは、店舗内(特に、商品売り場内)におけるカートC、即ち、情報端末36の位置(即ち、店舗内(商品売り場内)の地図上における位置)を検出する処理を行うものである。なお、具体的には、このカート位置検出処理部331Eは、WiFi(登録商標)や、屋内GPS(Global Positioning System)や、RFID(Radio Frequency Identification)などの通信技術を用いて、カートC(即ち、情報端末36)の位置を検出する。なお、カートCおよび管理サーバ33の両者には、前記通信技術を行うための所定のモジュールがそれぞれ設けられている。
また、本実施形態のルート検索処理部331Fは、経路情報一時記憶部331F−1と、経路情報変更経路指示部331F−2と、経路情報変更部331F−3と、案内経路検索部331F−4と、案内経路情報配信部331F−5とを有しており、入出力処理部331Aを介して情報端末36から、案内経路の表示を要求する要求信号を入力した場合に、客が購入を予定する購入予定商品が陳列されている陳列箇所を含む経由地を巡回案内させる店舗(特に、商品売り場)の地図上における案内経路を検索し、該検索した案内経路を情報端末36に表示させるための案内経路情報を生成し、入出力処理部331Aを介して情報端末36に配信するものである。
具体的には、本実施形態のルート検索処理部331Fでは、管理サーバ33が稼働中に、経路情報一時記憶部331F−1が、ルート検索DB337Gに記憶されている経路毎の経路情報(距離値または所要時間値)を読み出して、制御部331のRAMや管理サーバ33と接続される外部記憶装置などの一時記憶手段上に確保される所定の記憶エリアに一時記憶させる。
そして、ルート検索処理部331Fでは、経路情報変更経路指示部331F−2が、操作者による操作装置334の所定の操作に基づく入力情報や、所定の検知手段(例えば、経路の客の混雑具合を検知する検知手段など)による検知信号の入力に基づいて、経路情報を変更する経路を指示する。
具体的には、この経路情報変更経路指示部331F−2は、例えば、操作者や所定の検知手段により検知された検知信号に基づいて、他の経路に比べ、比較的幅が狭い経路であると判定された経路や、客で混雑している経路であると判定された経路などの、店舗側が意図的に客を通らせたくない経路を、経路情報を変更する経路として指示するものであるが、この指示においては、客を通らせたくない経路を識別する情報(経路識別情報)を経路情報変更部331F−3に出力するとともに、前記客を通らせたくない経路が案内経路に含まれないような所定の経路情報(距離値または所要時間値)に変更する指示情報も経路情報変更部331F−3に出力する。
また、この経路情報変更経路指示部331F−2は、例えば、操作者や所定の検知手段により検知された検知信号に基づいて、客に広告する広告商品が陳列されている経路などの、店舗側が意図的に客を通らせたい経路を、経路情報を変更する経路として指示するものであるが、この指示においては、客を通らせたい経路を識別する情報(経路識別情報)を経路情報変更部331F−3に出力するとともに、前記客を通らせたい経路が案内経路に含まれるような所定の経路情報(距離値または所要時間値)に変更する指示情報も経路情報変更部331F−3に出力する。
また、この経路情報変更経路指示部331F−2では、操作者や所定の検知手段により検知された検知信号に基づいて、前記した店舗側が意図的に客を通らせたくない経路または客を通らせたい経路が通常の状態の経路に戻った場合に、経路情報変更部331F−3に対して、経路情報を変更した経路の経路情報を元の初期設定値に戻す指示情報を出力する。
また、ルート検索処理部331Fでは、案内経路検索部331F−4が、経路情報一時記憶部331F−1に記憶されている経路情報(経路情報変更部331F−3で変更された経路情報を含む)を用いて、案内経路を検索する。
また、ルート検索処理部331Fでは、案内経路情報配信部331F−5が、案内経路検索部331F−4が検索した案内経路を情報端末36に表示させるための案内経路情報を生成し、入出力処理部331Aを介して情報端末36に配信する。
なお、具体的には、このルート検索処理部331Fは、例えば、特開2007−187584号公報に記載されている「遺伝的アルゴリズムを用いた巡回経路探索の技術」などの巡回経路探索技術を用いて、設定された経由地点を巡回する場合における最短経路としての案内経路を検索する。
画面表示処理部331Gは、操作者による操作装置334の操作に基づいて、各種画面(例えば、前記混雑情報を入力するための画面など)を表示装置335に表示させる処理を行うものである。
図5は、情報端末36の制御系のハードウェア構成を示すブロック図である。
図5に示すように、この情報端末36は、パーソナルコンピュータなどの一般的なコンピュータを利用したハードウェア構成となっており、例えば、制御部361と、通信I/F362と、I/O機器制御部363とがバスB2によって接続されて構成されている。
なお、制御部361は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有して構成されている。
また、制御部361には、バスB2およびI/O機器制御部363を介して、操作装置(例えば、タッチパネルなど)364、表示装置(例えば、液晶ディスプレイなど)365、外部記憶装置(例えば、ハードディスク装置(HDD)やSSD(Solid State Drive)など)366などが接続されている。
即ち、制御部361は、CPUがROMや外部記憶装置366などに格納される制御プログラムをRAMに展開して実行することにより、I/O機器制御部363を介して接続される各種構成要素の動作を制御するとともに、通信I/F362、アクセスポイント34およびネットワーク35を介して接続される管理サーバ33との間で各種データを送受信する動作を制御するものである。
なお、外部記憶装置366には、表示装置365に表示される各種画面の背景の画像データ(背景画像データ)などが格納されている。
なお、図5では特に図示していないが、情報端末36には、警告音などの各種音声を出力するためのスピーカなどが実装されており、情報端末36は、不図示の電源装置を介して、例えば、繰り返し充電可能な蓄電池などから必要な電力が供給されて動作可能である。
図6は、情報端末36の機能的構成を示すブロック図である。
図6に示すように、情報端末36の制御部361は、CPUがROMなどに格納される所定の制御プログラムをRAMに展開して実行することにより、後述の図12に示す処理手順を実行するための、入出力処理部361A、カート貸出/返却処理部361Bと、画面表示処理部361Cと、して機能する。
ここで、入出力処理部361Aは、各種情報の入出力処理を行うものである。具体的には、この入出力処理部361Aは、操作装置364からの操作信号を入力したり、通信I/F362を介して管理サーバ33に対して各種の要求信号を送信したり、その要求信号に対応して各種の配信情報を通信I/F362を介して管理サーバ33から受信したりする。
カート貸出/返却処理部361Bは、管理サーバ33との間の各種データ(会員番号やビジター番号などの客を認識する識別情報、カート貸出開始を要求する情報や、カート返却を要求する情報など)の送受信により、カートCを客に貸し出すためのカート貸出処理を行ったり、カートCを店舗側に返却するためのカート返却処理を行ったりするものである。
画面表示処理部361Cは、カートC(即ち、情報端末36)を利用する客の買物をアシストする各種画面(図7〜図9参照)を表示装置365に表示する処理を行うものである。
図7〜図9は、情報端末36の表示装置(液晶ディスプレイ)365に表示される画面の一構成例を示す模式図である。
図7は、商品選択画面335Aの一構成例を示す模式図である。
図7に示すように、この商品選択画面335Aは、大別すると、各種の条件(「カテゴリ」、「チラシ」、「商品名」など)に基づいて、客が購入する予定の商品(購入予定商品)を選択するための商品選択欄335aと、その商品選択欄335aで客により選択された購入予定商品に関する情報(商品の名称や単価など)(以下、単に「購入予定商品情報」という場合がある。)の一覧を表示する買物リスト欄335bとを有している。
なお、商品選択欄335aには、商品を選択する場合の前記各種条件(「カテゴリ」、「チラシ」、「商品名」など)を指定するためのタブアイコン335a−1と、そのタブアイコン335a−1の中から選択されたタブ(「カテゴリから」、「チラシから」、「商品名から」など)に応じて商品を選択させるための選択アイコンが表示される商品選択操作欄335a−2とを有している。
具体的には、客により「カテゴリから」が選択された場合、商品選択操作欄335a−2には、各種カテゴリ別に商品を階層的に選択させるための商品選択アイコンが表示される。また、一方、客により「チラシから」が選択された場合、商品選択操作欄335a−2には、商品写真や商品コードをタッチ可能な電子チラシが表示される。更に、一方、客により「商品名から」が選択された場合、商品選択操作欄335a−2には、商品名を入力するためのキーボードアイコンが表示される。
また、買物リスト欄335bには、商品選択欄335aで選択された購入予定商品に関する情報を表示する購入予定商品表示欄335b−1と、その購入予定商品表示欄335b−1に表示されている1または複数の商品の店舗マップ上での位置を確認する地図を表示させるための「地図で確認」選択アイコン335b−2と、前記購入予定商品表示欄335b−1に表示されている1または複数の商品を効率良く取得してカートCのカゴに入れることが可能な案内経路(ルート)を表示させるための「ルート検索」選択アイコン335b−3とを有している。
図8は、商品位置確認画面335Bの一構成例を示す模式図である。
図8に示すように、この商品位置確認画面335Bは、図7に示す商品選択画面335Aの買物リスト欄335bの購入予定商品表示欄335b−1に1または複数の購入予定商品が表示されている状態で、「地図で確認」選択アイコン335b−2がタッチ選択された場合に、購入予定商品表示欄335b−1に表示されている商品の位置を示すバルーンBを含む店舗(特に、商品売り場)の地図を表示する地図表示欄335cを有している。
なお、「戻る」選択アイコン335b−4をタッチ選択すると、図7の商品選択画面335Aに戻るようになっている。
図9は、案内経路確認画面335Cの一構成例を示す模式図である。
図9に示すように、この案内経路確認画面335Cは、図7に示す商品選択画面335Aの買物リスト欄335bの購入予定商品表示欄335b−1に1または複数の購入予定商品が表示されている状態で、「ルート検索」選択アイコン335b−3がタッチ選択された場合に、購入予定商品表示欄335b−1に表示されている商品の位置を示すバルーンBと、購入予定商品を購入するための案内経路GRとを含む店舗(特に、商品売り場)の地図を表示する地図表示欄335dを有している。
なお、「戻る」選択アイコン335b−4をタッチ選択すると、図7の商品選択画面335Aに戻るようになっている。
なお、本実施形態の情報端末36は、前記した図7〜図9に示す画面以外の各種画面を表示することが可能であり、例えば、図9に示す案内経路確認画面335Cを表示している最中に、客が利用するカートC(即ち、情報端末36)が店舗が客に推薦する広告商品が陳列されている位置に到達または近づいた場合に、その広告商品を客に大大的に宣伝するための各種情報(例えば、広告商品の写真や宣伝文章など)を表示する宣伝画面を案内経路確認画面335C上にポップアップ表示させた画面なども表示することが可能である。
なお、前記した宣伝画面は、一定時間が経過するなど所定のタイミングで図7や図8の画面上にポップアップ表示させることも可能である。
次に、前記説明した構成の店舗システム3における処理動作について図10〜図17を用いて説明する。
図10は、管理サーバ33の処理手順を示すフローチャートであり、特に、ルート検索処理部331Fが経路情報を変更する場合の処理手順を示している。
図10に示すように、この処理においては、まず、管理サーバ33では、経路情報一時記憶部331F−1が、ルート検索DB337Gに記憶されている経路毎の経路情報(距離値または所要時間値)を、制御部331のRAMなどの所定の記憶エリアに一時記憶させる(ステップS101)。
続いて、管理サーバ33では、経路情報変更経路指示部331F−2が、操作者による操作装置334の所定の操作に基づく入力情報や、所定の検知手段(例えば、経路の客の混雑具合を検知する検知手段など)による検知信号の入力に基づいて、経路情報を変更する経路を指示すると(ステップS102)、続いて、経路情報変更部331F−3が、経路情報一時記憶部331F−1に一時記憶されている経路情報であって、経路情報変更経路指示部331F−2で指示された経路の経路情報(距離値または所要時間値)を変更する(ステップS103)。
図11は、管理サーバ33の処理手順を示すフローチャートであり、特に、ルート検索処理部331Fにおける案内経路の検索および配信をする場合の処理手順を示している。
図11に示すように、この処理においては、まず、管理サーバ33では、案内経路検索部331F−4が、経路情報一時記憶部331F−1に記憶されている経路情報(経路情報変更部331F−3で変更された経路情報などを含む)と、前記した巡回経路探索技術を用いて、案内経路を検索する(ステップS201)。
続いて、管理サーバ33では、案内経路情報配信部331F−5が、案内経路検索部331F−4が検索した案内経路を情報端末36に表示させるための案内経路情報を生成し、入出力処理部331Aを介して情報端末36に配信する(ステップS202)。
図12は、情報端末36の処理手順を示すフローチャートである。
図12に示すように、情報端末36では、ステップS301において、入出力処理部361Aが、ネットワーク35および通信I/F362を介して管理サーバ33から案内経路情報を受信すると(ステップS301)、続いて、画面表示処理部361Cが、入出力処理部361Aが受信した案内経路情報に基づいて、案内経路GRを表示する案内経路確認画面335C(図9参照)を、情報端末36の表示装置365に表示する(ステップS302)。
なお、ここで、図13〜図17を参照して、図10〜図12の処理手順の具体的な処理の一例について説明する。なお、以下の説明では、図10のステップS101の処理は、すべて共通であるためここでの説明は省略する。
まず、図13を用いて、店舗側が意図的に客を通らせたい経路(広告商品が陳列されている経路)や、意図的に客を通らせたくない経路(幅の狭い経路や、客で混雑している経路)が無く、客が購入する予定の購入予定商品(1)が経路R4にある場合について説明する。
この場合では、経路情報変更経路指示部331F−2が、操作者による操作装置334の操作に基づく入力情報や、所定の検知手段(例えば、経路の客の混雑具合を検知する検知手段など)による検知信号の入力などが無いので、経路情報を変更する経路の指示がないことになり、図10のステップS102およびステップS103の処理が省略される。
そして、図11のステップS203の処理では、経路情報変更経路指示部331F−2による変更がされていない経路情報(即ち、初期設定の距離値(図3参照))を用いて、案内経路検索部331F−4が案内経路を検索する。この場合、図3に示すように、全ての経路R1〜R10の各距離値を参照して、スタート地点(カート貸出所)であるノードN1から、購入予定商品(1)が陳列されている経路R4を経由してゴール地点(精算所)N5に到達する最短の案内経路を検索すると、図13に示すように、経路R1→経路R2→経路R3→経路R4という順番の案内経路GR1(総経路長15m)が検索される。
そして、ステップS204の処理で、案内経路情報配信部331F−5が、前記ステップS203で検索された案内経路GR1を情報端末36に表示させるための案内経路情報を生成し、入出力処理部331Aを介して情報端末36に配信する。
すると、情報端末36では、ステップS301において、入出力処理部361Aが、前記した案内経路GR1を表示装置365に表示させるための案内経路情報を受信し、ステップS302で、画面表示処理部361Cが、図13に示すような案内経路GR1を地図表示欄335dに表示した案内経路確認画面335C(図9参照)を表示させる。
次に、図14および図15を用いて、店舗側が意図的に客を通らせたくない経路(混雑している経路)が経路2であり、客が購入する予定の購入予定商品(1)が経路R4にある場合について説明する。
この場合では、図10のステップS102において、経路情報変更経路指示部331F−2が、操作者による操作装置334の操作に基づく入力情報や、所定の検知手段(例えば、経路の客の混雑具合を検知する検知手段など)による検知信号の入力などに基づき、経路R2が、他の経路に比べ、比較的幅が狭い経路、または、客で混雑している経路であるため、店舗側が意図的に客を通らせたくない経路として指定し、この経路R2を識別する情報(経路識別情報)とともに、経路2が案内経路に含まれないような所定の経路情報(距離値または所要時間値)に変更する指示情報を、経路情報変更部331F−3に出力する。
続いて、ステップS103において、経路情報変更部331F−3が、経路情報一時記憶部331F−1に一時記憶されている経路情報であって、経路情報変更経路指示部331F−2で指示された経路、即ち、経路R2の経路情報(距離値)を、当該経路R2を案内経路に必ず含まれないような経路情報(例えば、全ての経路の距離値を総和した総計距離値「46m」)に変更する。
なお、経路R2のように、指定された特定の経路を案内経路に含まれないようにする経路情報として、前記した例では、地図上の全ての経路の距離値を総和した総計距離値(例えば、46m)を用いる場合について説明したが、これ以外の数値を適用しても良く、例えば、総計距離値の数倍や数十倍など、総計距離値の桁数より大きな桁数の数値を利用することも可能である。
そして、図11のステップS203の処理では、経路情報変更経路指示部331F−2による変更がされている経路情報(即ち、経路R2の初期設定の距離値「5m」が「46m」に変更された距離値を含む経路情報)を用いて、案内経路検索部331F−4が案内経路を検索する。この場合、図14に示すように、全ての経路R1〜R10の各距離値を参照して、スタート地点(カート貸出所)であるノードN1から、購入予定商品(1)が陳列されている経路R4を経由してゴール地点(精算所)N5に到達する最短の案内経路を検索すると、案内経路として、経路R1→R8→R9→R10→R4の案内経路(総経路長「25m」)と、経路R1→R5→R6→R7→R3→R4の案内経路GR2(図15参照)(総経路長「21m」)が選択候補に挙げられるが、それらの総経路長が短い方、即ち、案内経路GR2を案内経路として決定する。
そして、ステップS204の処理で、案内経路情報配信部331F−5が、前記ステップS203で検索された案内経路GR2を情報端末36に表示させるための案内経路情報を生成し、入出力処理部331Aを介して情報端末36に配信する。
すると、情報端末36では、ステップS301において、入出力処理部361Aが、前記した案内経路GR2を表示装置365に表示させるための案内経路情報を受信し、ステップS302で、画面表示処理部361Cが、図15に示すような案内経路GR2を地図表示欄335dに表示した案内経路確認画面335C(図9参照)を表示装置365に表示させる。
次に、図16および図17を用いて、店舗側が意図的に客を通らせたい経路(広告商品が陳列されている経路)が経路9であり、客が購入する予定の購入予定商品(1)が経路R4にある場合について説明する。
この場合では、図10のステップS102において、経路情報変更経路指示部331F−2が、操作者による操作装置334の操作に基づく入力情報や、所定の検知手段(例えば、経路の客の混雑具合を検知する検知手段など)による検知信号の入力などに基づき、経路R9が、客に広告する広告商品が陳列されている経路であるため、店舗側で意図的に客を通らせたい経路として指定し、この経路R9を識別する情報(経路識別情報)とともに、経路9が案内経路に含まれるような所定の経路情報(距離値または所要時間値)に変更する指示情報を、経路情報変更部331F−3に出力する。
続いて、ステップS103において、経路情報変更部331F−3が、経路情報一時記憶部331F−1に一時記憶されている経路情報であって、経路情報変更経路指示部331F−2で指示された経路、即ち、経路R9の経路情報(距離値)を、当該経路R9を案内経路に必ず含ませるような経路情報(例えば、全ての経路の距離値を総和した総計距離値「46m」にマイナスの符号を付した距離値「−46m」)に変更する。
なお、経路R9のように、指定された特定の経路を案内経路に含ませるようにする経路情報として、前記した例では、地図上の全ての経路の距離値を総和した総計距離値(例えば、「46m」)にマイナス符号を付した距離値(例えば「−46m」)を用いる場合について説明したが、これ以外の数値を適用しても良く、例えば、総計距離値の数倍や数十倍など、総計距離値の桁数より大きな桁数の数値にマイナスの符号を付した数値を利用することも可能である。
そして、図11のステップS203の処理では、経路情報変更経路指示部331F−2による変更がされている経路情報(即ち、経路R9の初期設定の距離値「10m」が「−46m」に変更された距離値を含む経路情報)を用いて、案内経路検索部331F−4が案内経路を検索する。この場合、図16に示すように、全ての経路R1〜R10の各距離値を参照して、スタート地点(カート貸出所)であるノードN1から、購入予定商品(1)が陳列されている経路R4を経由してゴール地点(精算所)N5に到達する最短の案内経路を検索すると、案内経路の総経路長が一番短い、経路R1→R8→R9→R10→R4の順番の案内経路GR3(図17参照)が検索されるので、この案内経路GR3を案内経路として決定する。
そして、ステップS204の処理で、案内経路情報配信部331F−5が、前記ステップS203で検索された案内経路GR3を情報端末36に表示させるための案内経路情報を生成し、入出力処理部331Aを介して情報端末36に配信する。
すると、情報端末36では、ステップS301において、入出力処理部361Aが、前記した案内経路GR3を表示装置365に表示させるための案内経路情報を受信し、ステップS302で、画面表示処理部361Cが、図17に示すような案内経路GR3を地図表示欄335dに表示した案内経路確認画面335C(図9参照)を表示装置365に表示させる。
なお、前記した具体例では説明していないが、店舗側が意図的に客を通らせたい経路と、店舗側が意図的に客を通らせたくない経路との両者がある場合も想定される。その場合にも、前記したような処理手順を行うことにより最適な案内経路を検索することが可能である。
また、それとは別に、店舗側が意図的に客を通らせたい経路と、店舗側が意図的に客を通らせたくない経路との両者が同じ経路であることも想定される。このような場合には、予め設定されている優先情報(例えば、店舗側が意図的に客を通らせたい経路の方が、店舗側が意図的に客を通らせたくない経路より優先度が高いなどを示す情報)に基づいて案内経路を検索させるように構成する。具体的には、広告商品があって客を意図的に通らせたい経路が客で混雑している経路であるような場合には、その経路は混雑しているが、店舗側が客に通らせたい経路として処理する。
即ち、以上説明した実施形態によれば、店舗側で使い勝手の良い経路検索技術を提供することが可能である。
具体的には、本実施形態によれば、地図上の各経路の経路情報(距離値)を用いて、客が購入する予定の購入予定商品が陳列されている陳列箇所を含む複数の経由地を巡回案内させる案内経路を検索する検索技術を用いるものにおいて、各経路の初期設定されている経路情報を変更することにより、店舗側で客を意図的に通らせたくない経路を案内経路に含まれないようにしたり、逆に、店舗側で客を意図的に通らせたい経路を案内経路に含まれるようにしたりすることが可能である。
より具体的には、他の経路に比べ比較的に幅の狭い経路や、客で混雑している経路を、店舗側が意図的に客を通らせたくない経路とし、その経路の経路情報(即ち、距離値)を、案内経路に含まれないようにすることのできる距離値に変更するようにしたため、地図上の各経路の経路情報(距離値)を用いて、客が購入する予定の購入予定商品が陳列されている陳列箇所を含む複数の経由地を巡回案内させる案内経路を検索する検索技術を用いた場合でも、店舗側が意図的に客を通らせたくない経路を案内経路から外させることが可能となる。
また、一方、客に広告したい広告商品が陳列されている経路を、店舗側が意図的に客を通らせたい経路とし、その経路の経路情報(即ち、距離値)を、案内経路に含まれるようにすることのできる距離値に変更するようにしたため、地図上の各経路の経路情報(距離値)を用いて、客が購入する予定の購入予定商品が陳列されている陳列箇所を含む複数の経由地を巡回案内させる案内経路を検索する検索技術を用いた場合でも、店舗側が意図的に客を通らせたい経路を案内経路に含ませることが可能となる。
以上、例示的な実施形態に基づいて説明したが、本実施形態は、前記した実施形態により限定されるものではない。
例えば、前記した実施形態では、経路情報を「距離値」の場合で説明したが、これに限定されず、経路情報を「所要時間値」とすることも可能である。
また、前記した実施形態では、特に説明していないが、客が購入を予定している購入予定商品の中に、重たい商品、または、大きい商品があった場合には、その商品が陳列されている陳列箇所の経由地が、最後の経由地または最後から2番目の経由地となるようにすることも可能である。
また、前記した実施形態では、店舗内(特に、商品売り場内)で客に利用されるカートCに取り付けられた形態の情報端末36の場合について説明したが、このような形態以外にも、店舗内(商品売り場内)で客に貸し出される携帯型の情報端末36とすることも可能である。なお、その場合には、情報端末36の盗難防止を考慮して、盗難防止手段を設けることが好ましい。その他、情報端末36としては、客自身が所有する携帯型の情報端末(携帯電話機なども含む)を利用することも可能である。
また、前記した実施形態では、管理サーバ33が、図4に示す各機能を実行する形態について説明したが、これに限定されず、図4に示す複数の機能を分散して、複数のサーバ装置で実行するようにすることも可能である。例えば、図4に示すカート位置検出処理部331Eの機能のみを他のサーバ装置(位置検出サーバ装置)に実行させるように構成することも可能である。
また、前記した実施形態の管理サーバ33や情報端末36などで実行されるプログラムは、ROMなどの記憶部に予め組み込んで提供する以外にも、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶して提供したり、インターネットなどのネットワーク経由で提供または配布したりすることも可能である。
また、前記した実施形態では、各種DB(337A〜337G)の格納場所を管理サーバ33の場合に説明したが、これに限定されず、各種DB(337A〜337G)の格納場所は、その他の記憶手段でも良く、例えば、管理サーバ33と通信接続される外部記憶装置とすることも可能である。
その他、前記した実施形態における管理サーバ33および情報端末36の外観構成、ハードウェア構成、ソフトウェア構成および処理手順や、各種DBの構成や、各種表示画面の表示情報のレイアウトなどは、単なる一例として記載したものであり、本実施形態は、これらにより限定されない。
1 店舗運営システム
2 本部システム
3A、3B 店舗システム(情報処理システム)
4 ネットワーク
31 ストアサーバ
32 POS端末
33 買物アシスト管理サーバ(情報処理装置)
34 アクセスポイント
35 ネットワーク
36 情報端末
C カート
331 制御部
331A 入出力処理部(送信手段)
331B カート貸出/返却処理部
331C 買物リスト登録処理部
331D 地図作成処理部
331E カート位置検出処理部
331F ルート検索処理部
331F−1 経路情報一時記憶部(記憶手段)
331F−2 経路情報変更経路指示部(指示手段)
331F−3 経路情報変更部(変更手段)
331F−4 案内経路検索部
331F−5 案内経路情報配信部(送信手段)
331G 画面表示処理部
337 外部記憶装置(記憶手段)
337G ルート検索DB(記憶手段)
361 制御部
361A 入出力処理部
361B カート貸出/返却処理部
361C 画面表示処理部
2 本部システム
3A、3B 店舗システム(情報処理システム)
4 ネットワーク
31 ストアサーバ
32 POS端末
33 買物アシスト管理サーバ(情報処理装置)
34 アクセスポイント
35 ネットワーク
36 情報端末
C カート
331 制御部
331A 入出力処理部(送信手段)
331B カート貸出/返却処理部
331C 買物リスト登録処理部
331D 地図作成処理部
331E カート位置検出処理部
331F ルート検索処理部
331F−1 経路情報一時記憶部(記憶手段)
331F−2 経路情報変更経路指示部(指示手段)
331F−3 経路情報変更部(変更手段)
331F−4 案内経路検索部
331F−5 案内経路情報配信部(送信手段)
331G 画面表示処理部
337 外部記憶装置(記憶手段)
337G ルート検索DB(記憶手段)
361 制御部
361A 入出力処理部
361B カート貸出/返却処理部
361C 画面表示処理部
Claims (6)
- 記憶手段に記憶される、店舗の地図上における経路毎に設定される各経路の距離または各経路の客の移動に要する所要時間を示す経路情報を、変更する経路を指示する指示手段と、
前記指示手段で指示された経路の経路情報を変更する変更手段と、
所定の検索要求があった場合に、前記記憶手段に記憶されている経路情報を用いて、客が購入を予定する購入予定商品が陳列されている陳列箇所を含む経由地を巡回案内させる前記地図上の案内経路を検索する検索手段と、
を有する情報処理装置。 - 前記指示手段は、店舗側が意図的に客を通らせたくない経路を指示し、
前記変更手段は、前記指示手段により指示された経路が前記案内経路に含まれない経路情報に変更する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記指示手段は、店舗側が意図的に客を通らせたい経路を指示し、
前記変更手段は、前記指示手段により指示された経路が前記案内経路に含まれる経路情報に変更する、請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記検索手段で検索された案内経路を示す情報を、店舗で利用される情報処理装置に送信する送信手段、
を更に有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記経路情報は、前記地図に対応した現実の店舗における各経路の実際の距離に基づいて設定される前記距離または前記所要時間である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置に備えられるコンピュータを、
記憶手段に記憶される、店舗の地図上における経路毎に設定される各経路の距離または各経路の客の移動に要する所要時間を示す経路情報を、変更する経路を指示する指示手段と、
前記指示手段で指示された経路の経路情報を変更する変更手段と、
所定の検索要求があった場合に、前記記憶手段に記憶されている経路情報を用いて、客が購入を予定する購入予定商品が陳列されている陳列箇所を含む経由地を巡回案内させる前記地図上の案内経路を検索する検索手段と、
して機能させるプログラム。
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