JP2002056067A - 買物支援システム - Google Patents

買物支援システム

Info

Publication number
JP2002056067A
JP2002056067A JP2000242964A JP2000242964A JP2002056067A JP 2002056067 A JP2002056067 A JP 2002056067A JP 2000242964 A JP2000242964 A JP 2000242964A JP 2000242964 A JP2000242964 A JP 2000242964A JP 2002056067 A JP2002056067 A JP 2002056067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shopping
information
product
shopper
store
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000242964A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Usami
圭爾 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000242964A priority Critical patent/JP2002056067A/ja
Publication of JP2002056067A publication Critical patent/JP2002056067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 買物に要する買物客の労力及び時間を大幅に
低減する。 【解決手段】 店舗における買物客の購買行動を支援す
る買物支援システムであって、買物客が購入する商品を
収容、搬送するショッピングカート15と、買物客の購
入予定商品を記述した商品リストを電子ネットワークを
介して受信、格納する店舗端末12とを備え、ショッピ
ングカートは、店舗端末内に格納された商品リストを参
照して、買物客が購入予定の商品情報を表示する表示装
置16を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
ト、ショッピングセンター、百貨店等といった各種店舗
における買物客の購買行動を支援する買物支援システム
に関し、特に、店舗側に大きな支出負担を強いることな
く、買物に要する買物客の労力及び時間を大幅に低減す
る技術に係わる。
【0002】
【従来の技術】現在、日常生活を営む上で必要な食料品
や生活雑貨の買物は、スーパーマーケット、ショッピン
グセンター、百貨店等といった各種店舗を利用すること
が一般的となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした店
舗における買物客の購買行動は、必ずしも計画的ではな
く、店舗に行ってから実際に購入する商品を決定するこ
とが多い。このため、店舗面積が大きい場合には、買物
客の多くは、購入しようとする商品を得るまでに広範囲
を歩き回り、買物のためだけに多くの労力および時間を
費やしている。
【0004】一方、店舗側でこうした購買活動時におけ
る買物客の労力および時間を軽減しようとしても、一般
にそのようなシステムの構築に要する費用は大変高価で
あるために、システムを構築することができず、こうし
た課題を改善することができなかった。
【0005】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであり、その目的は、店舗に対して大きな支
出負担を強いることなく、買物に要する買物客の労力及
び時間を大幅に低減することを可能にする技術を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る買物支援シ
ステムの特徴は、店舗における買物客の購買行動を支援
する買物支援システムであって、買物客が購入する商品
を収容、搬送するショッピングカートと、買物客の購入
予定商品を記述した商品リストを電子ネットワークを介
して受信、格納する店舗端末とを備え、ショッピングカ
ートは、店舗端末内に格納された商品リストを参照し
て、買物客が購入予定の商品情報を表示する表示装置を
具備することにある。
【0007】このシステムによれば、買物客は、電子ネ
ットワークを介して買物リストを店舗宛てに予め送信
し、その買物リストを参照して買物を行うことができる
ので、店舗における買い忘れを防止することができると
同時に、買物に要する労力及び時間を大幅に低減するこ
とができる。
【0008】なお、商品の陳列棚に設けられた、商品の
少なくとも販売価格に関する情報を含んだ商品情報を記
憶、送受信する送受信手段を備え、表示装置は、送受信
手段から商品情報を受信、表示するようにしても良い。
【0009】また、店舗端末は、送受信手段が記憶する
商品情報を電子ネットワークを介して変更する手段を具
備することが望ましい。
【0010】この構成によれば、表示装置に陳列された
商品の情報をリアルタイムで配信することにより、買物
客は商品の最新情報を効率良く入手することができる。
【0011】また、表示装置は、店舗端末および送受信
手段からの指示にしたがって、商品の広告情報を表示す
る手段を備えることが望ましい。
【0012】この構成によれば、特定の商品の売上増加
を図ることができると同時に、広告収入によりシステム
を運営することもできるので、システム運営に大きな出
費を要することなく、買物に要する労力および時間に大
きな負担のない、買物客にとって快適な売り場環境を構
築することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の買物支援システムは、店
舗における買物客の購買活動を支援するために適用する
ことができ、本発明が適用された以下に示す実施形態の
買物支援システムは、本発明が適用されることで、店舗
側に大きな支出負担を強いることなく、買物に要する買
物客の労力及び時間を大幅に低減することが可能とな
る。
【0014】[実施形態の構成] 《買物支援システムの構成》本発明の実施形態に係る買
物支援システムは、図1に示すように、店舗外に備えら
れた顧客端末11、店舗内に備えられた、店舗端末1
2、送受信装置13、商品陳列棚14および複数のショ
ッピングカート15a〜dを備え、これら構成要素は電
子ネットワークを介して互いに接続可能な構成となって
いる。
【0015】ここでいう「電子ネットワーク」とは、電
気通信技術を利用した通信網全般を意味し、この電子ネ
ットワークを介して、構成要素間において各種デジタル
情報の送受信処理が可能となる。なお、電子ネットワー
クとしては、例えば、TCP(Transmission Control P
rotocol)/IP(Internet Protocol)をベースとした
インターネットシステムを始め、WAN(Wide Area Ne
twork)、LAN(Local Area Network)、衛星通信、
光ケーブル通信、無線通信等の利用が考えられる。
【0016】(顧客端末11)顧客端末11は、小売店
外に設けられ、電子ネットワークを介して店舗内に備え
られた店舗端末と接続可能な構成となっている。具体的
には、電子メール送信機能やインターネット接続機能を
有し、これにより、買物客が、店舗端末に対して電子メ
ールを送信若しくは店舗端末が有する入出力インタフェ
イス(後述)にアクセスして、買物予定の商品を記述し
た商品リストである、「買物予定情報」を店舗端末に対
して送信することができる。
【0017】なお、ここでいう「買物予定情報」とは、
具体的には、(a)購入予定品目およびその数量、
(b)料理、食品等の価格、完成品、半製品、材料情報
等に対する問い合わせ事項や希望事項を示す。
【0018】また、ここでいう「端末」とは、一般的な
コンピュータシステムに加え、携帯電話やモバイルコン
ピュータ等の携帯型の情報通信端末の利用が適当であ
る。
【0019】(店舗端末12)店舗端末12は、店舗内
(若しくは店舗内と通信可能な位置)に設けられ、図2
(a)に示すように、入出力インタフェイス20a、買
物予定情報入力部20b、買物予定情報記憶部20c、
認証処理部20d、商品情報記憶部20e、広告情報記
憶部20f、制御部20gを備え、これら構成要素は互
いに電気的に接続されている。
【0020】入出力インタフェイス20aは、店舗端末
内への情報の入出力を支援する機能を有し、例えば図4
に示すようなグラフィカルユーザインタフェイス(Grap
hical User Interface)の形態となっている。この入出
力インタフェイスは、電子ネットワークを介してローカ
ル端末上に表示、参照可能となっており、買物客は、こ
のインタフェイスを介して、買物予定情報を店舗端末内
に入力、記憶させる。
【0021】買物予定情報入力部20bは、電子ネット
ワークを介して買物客から送信される買物予定情報を受
信、解釈する。具体的には、買物予定情報を送信した買
物客の識別番号と買物予定情報とを関連付けさせ、買物
予定情報記憶部20c内に格納する。
【0022】買物予定情報記憶部20cは、買物予定情
報入力部20bが受信した買物予定情報を買物客別に記
憶、格納する。なお、この時例えば、特定の買物客(例
えば、お得意様等)には10%割り引きする等、店舗側
で各買物客に対して設定する情報を合わせて格納し、買
物客に買物予定情報を提供する際に、設定情報を利用す
るようにしても良い。
【0023】認証処理部20dは、買物客からの識別情
報の入力に伴い、買物客が買物予定情報を参照するため
の認証処理を行い、認証処理が完了すると、入力された
識別番号に対応する買物予定情報を買物予定情報記憶部
20c内から検索、抽出し、表示装置に対して抽出した
買物予定情報を送信する。
【0024】商品情報記憶部20eは、店舗内および在
庫の商品の価格、数量、売り場等、商品に関する情報を
格納する。
【0025】広告情報記憶部20fは、お買得情報、最
新商品情報等といった、商品に関する広告情報を格納
し、この広告情報は、制御部20gからの指示にしたが
って、送受信装置13を介して表示装置16上に表示さ
れる。
【0026】制御部20gは、店舗端末12内の構成要
素の動作を制御する。
【0027】(送受信装置13)送受信装置13は、店
舗端末12と、商品陳列棚14およびショッピングカー
トが有する表示装置間の各種情報の送受信処理を行う。
送受信装置13は、具体的には図3(a)に示すよう
に、店舗の天井等に複数個配設することが望ましく、こ
れにより、ショッピングカートを利用している買物客が
店舗内のどの位置にいても、店舗端末12および商品陳
列棚14とショッピングカート間の情報の送受処理を効
率的に行うことが可能となる。
【0028】(商品陳列棚14)商品陳列棚14には販
売される商品が陳列され、各商品には、例えば図3
(b)に示すような、液晶形式の値札(液晶値札)34
が設けられている。また、液晶値札には、各商品の値
段、メーカー、産地、商品広告等に関する情報(商品情
報)を送信、受信、記憶する送受信装置35が備えられ
ており、液晶値札34は送受信装置35内に格納された
商品情報を液晶画面内に表示する。
【0029】なお、送受信装置35内に格納された商品
情報は店舗端末から更新可能な構成となっている。具体
的には、店舗端末内の商品情報記憶部および広告情報記
憶部内に格納された情報と送受信装置35内に記憶され
た情報とを同期させるようにし、商品情報記憶部および
広告情報記憶部に対して加えられた変更が送受信装置3
5に対して自動的にフィードバックされるようにする。
ここで、送受信装置35としては、例えば、情報の無線
送受信処理が可能なICチップを利用すると良い。
【0030】この構成によれば、買物客は、商品Aは残
り何個、商品Aは現在割り引き中等、最新の商品情報を
速やかに得ることができるばかりでなく、買物客が近く
を通った商品の広告情報をショッピングカートの表示装
置上に即座に表示させることができるので、より効率的
な広告効果をもたらすことが可能となる。
【0031】(ショッピングカート15a〜15d)シ
ョッピングカート15a〜dは、買物客が購入する商品
を搬送する役割を担い、各ショッピングカートには、ビ
デオ端末等の表示装置16a〜dが備えられている。
【0032】表示装置は、図2(b)に示すように、画
像表示部21a、信号送受信部21b、記憶部21c、
制御部21d、電源回路21e、入力部21fを具備
し、画像表示部21aは、店舗端末内から送信された買
物予定情報、商品情報記憶部および広告情報記憶部内に
格納された情報、液晶値札の送受信装置から送信された
情報等を参照して、標準情報および顧客向けの特定情報
を表示する。
【0033】ここで、画像表示部21aは、具体的には
タッチパネル方式のディスプレイであることが望まし
く、図5,6に示す「標準情報」ボタン、「商品情報」
ボタン等が押されると、制御部21dの指示にしたがっ
て、記憶部21cの中から買物客に対して例えば以下に
示すような情報が表示、提供される。
【0034】「標準情報」・・・店内案内図、割引クー
ポン情報、目玉商品、買得商品、商品検索、商品広告、
リアルタイムでの外部映像情報(TVニュース等)。
【0035】「商品リスト」・・・店内の商品情報 「商品群の概要説明表示」・・・各商品に関する情報。
具体的には、メーカー別又はブランド別の名称、価格、
特徴、推奨品、買得品、完成品、半製品、素材別等の情
報。
【0036】「食品情報、料理情報」・・・体調に合っ
た食品、健康食品、栄養食品、レシピ等の情報。
【0037】「食材情報」・・・メーカー、産地、原材
料、カロリー、価格別等で容易に検索可能な食材に関す
る情報。
【0038】信号送受信部21bは、店内に設けられた
送受信装置および液晶値札が備える送受信装置間におけ
る信号の無線送受信処理を行う。
【0039】記憶部21cは、買物予定情報、店内の商
品に関する情報およびその広告情報を記憶、格納し、制
御部21dの指示にしたがって、格納した情報を画面表
示部21a上に表示する。ここで、記憶部21cは、店
舗端末を介してデータ読み書きが可能なように、データ
読み書き可能メモリであることが望ましい。
【0040】制御部21dは、信号送受信部21bが受
信した信号および入力部21fからの入力信号にしたが
って、表示装置内の各構成要素の動作を制御する。例え
ば、液晶値札の送受信装置からの信号にしたがって、買
物客が近くを通った商品の広告情報を記憶部21cから
抽出し、画像表示部21a上に表示するように制御す
る。
【0041】電源回路21eは、表示装置内の各構成要
素に電力を供給する。具体的には、充電可能な電池であ
ることが望ましい。
【0042】入力部21fは、表示装置に対して購入希
望商品等の情報を入力する手段であり、画像表示部21
a内に設けられタッチパネル方式であることが望まし
い。入力部21fがタッチパネル方式である場合には、
買物客は画面表示部21a内に表示されたキーを押すこ
とにより、情報の入出力を行うことができる。
【0043】《買物支援システムの動作》本発明の実施
形態に係る買物支援システムは、電子ネットワークを介
して買物客が買物予定情報を送信するに応じて、以下の
ように動作を開始する。
【0044】(1)買物予定情報入力部20bが、買物
客から送信された買物予定情報を受信し、買物予定情報
を買物予定情報記憶部20c内に格納する。この際、買
物予定情報入力部20bは、買物予定情報を買物客別に
買物予定情報記憶部20c内に格納する。
【0045】(2)買物客が店舗において買物をする際
は、買物客はショッピングカートに備えられた表示装置
の入力部21fを介して自身の識別番号の入力をし、信
号送受信部21bは、識別番号の入力に伴い、店舗端末
の認証処理部20dに対して買物客の識別番号を送信す
る。
【0046】(3)識別番号の受信に応じて、認証処理
部20dは入力された識別番号の認証を行い、認証完了
後、制御部20gは識別番号に対応する買物予定情報を
買物予定情報記憶部20cから抽出し、抽出した買物予
定情報をショッピングカートの表示装置に対して送信す
る。
【0047】(4)表示装置は、買物予定情報の受信に
応じて、買物予定情報を記憶部21cに格納し、買物予
定の商品名を画像表示部に出力する。
【0048】(5)制御部は、買物客が買物予定情報に
記述された商品のある売り場に入ると、画面表示部に出
力した商品名が点滅し、その付近に買物予定商品が置か
れていることを通知する。
【0049】なおここでは、商品名を点滅させることに
より、買物客に対して買物予定の商品が近くにあること
を知らせたが、例えば図6に示すように、買物予定の商
品位置を買物客に通知したり(図6(a))、買物予定
の商品位置と買物客の現在位置を参照して、全ての買物
予定商品を購入するための最短買物ルートをユーザに表
示する(図6(b)ようにしても良い。
【0050】(6)買物客が買物予定の商品売り場に到
着すると、買物客は買物を済ませた商品の項目に画面上
で触れるようにする。制御部は、買物客が画面に触れた
ことを感知すると、例えば商品名の色を反転する等し
て、購入漏れや購入の間違いを減らすようにようにす
る。
【0051】[その他の実施形態]以上、本発明の実施形
態に係る買物支援システムにおいては、買物客は電子ネ
ットワークを介して買物予定情報を店舗端末に対して送
信するものとしたが、本発明はこれに限られることな
く、例えば、実際に買物客が買物をする際に、表示装置
に直接買物予定情報を入力するようにしても良い。ま
た、レシピメニュー表示による料理案と食材売場案内お
よび調理法提示案を出力(プリントアウト)できるよう
にする等して、情報の配布が可能なインタラクティブな
構成にしても良い。
【0052】また、この実施形態においてはショッピン
グカートに対して表示装置を敷設するようにしたが、例
えば買い物篭等、他の形態の設備に対して敷設するよう
にしても一向に構わないし、また買物客自身が保有する
携帯型の情報端末に対して、以下に示す商品情報を送信
するようにしても良い。
【0053】なお、本発明の実施形態に係る買物支援シ
ステムにおいてさらに、ショッピングカートに無線セン
サを設ける、若しくは、店内何箇所かに設けられたセン
サエリアを通過するようにすれば、ショッピングカート
内に取りこまれた商品の値段を読み取るシステムを構築
することもできる。このようなシステムによれば、買物
の際の精算処理をより効率的に行うことができる。な
お、こうしたシステムを運用していく際には、商品の値
段を読み取ることが困難な商品が紛れ込むことを想定す
る必要性があるが、このような場合には、購入済の商品
リスト、価格、累計額が精算カウンターに到着する前に
表示装置に表示されるようにすれば、買物客は概算支出
を把握することが可能となり、不具合を未然に防止する
ことができる。また、本発明の実施形態に係る買物支援
システムを応用すれば、買物終了後、出口での精算カウ
ンタに至る通路を通過する際に、カートに積まれた状態
での購入品でのコード番号を赤外線で読み取るシステム
を構築することもできる。このようなシステムによれ
ば、精算金額の打ちだしを高速化し、自動決済システム
を実現することができる。
【0054】さらに、本発明の実施形態に係る買物支援
システムを応用して、店内を桝目に区切り、各地点を通
過するショッピングカートをその識別番号で読取り、軌
跡の記録を取るようなシステムを構築することもでき
る。このようなシステムによれば、個々の買物客の識別
番号とショッピングカートの識別番号とを組み合わせ、
カートの使用状況を記録し、経路や頻繁に利用される地
点、各地点の滞留時間等から顧客導線データを作成する
ことができるので、従来までは収集が難しかった販売促
進の資料を容易に得ることができる。
【0055】さらにまた、本発明の実施形態に係る買物
支援システムを応用してショッピングカートの端末情報
をインターネットのホームページで閲覧可能な構成にす
れば、買物客は携帯電話、コンピュータシステムから商
品情報を検索することが可能となり、スポット広告を含
む店舗の最新情報は場所、時間を選ばずに出力すること
が可能となる。
【0056】《実施形態から得られる効果》本発明の実
施形態に係る買物支援システムによれば、買物客および
店舗の双方に対して以下に示すような効果を与えること
ができる。
【0057】(買物客に対する効果)第1に、本発明の
実施形態に係る買物支援システムによれば、買物客は、
電子ネットワークを介して買物予定情報を店舗宛てに予
め送信し、その買物予定情報を参照して買物を行うこと
ができるので、店舗における買い忘れを防止することが
できると同時に、買物に要する労力及び時間を大幅に低
減することができる。
【0058】第2に、本発明の実施形態に係る買物支援
システムによれば、ショッピングカートは商品情報を表
示可能な表示装置を有し、また、各商品は値段、メーカ
ー、産地、商品広告等に関する情報を送信、受信、記憶
する送受信装置を有するので、表示装置に商品の情報を
リアルタイムで配信することにより、買物客は商品の最
新情報を効率良く入手することができる。
【0059】第3に、本発明の実施形態に係る買物支援
システムによれば、システム全体が電子ネットワークを
利用し、双方向性を有するので、買物客は、買物の決断
が容易となり、店舗外からの買物も実現することが可能
となる。
【0060】(店舗に対する効果)第1に、本発明の実
施形態に係る買物支援システムによれば、ショッピング
カートは商品情報を表示可能な表示装置を有するので、
表示装置に販売する商品に関する広告を配信することに
より、例えば値引きをしている商品の売上増加を図る
等、特定の商品の売上増加を手間無く実現することがで
きると同時に、広告収入によりシステムを運営すること
もできるので、システムの運営費を要求することなく、
買物に要する労力および時間に大きな負担のない、買物
客にとって快適な売り場環境を構築することができる。
【0061】第2に、本発明の実施形態に係る買物支援
システムによれば、店舗側は、買物客との関係を強化す
ることができるので、質の高い顧客サービス情報を収集
し、販売活動にフィードバックすることが可能となる。
【0062】第3に、本発明の実施形態に係る買物支援
システムによれば、店舗側は、買物客に対する情報提供
サービスの質を大幅に向上することができるので、集客
効果を期待することができる。
【0063】
【発明の効果】本発明の買物支援システムによれば、店
舗に対して大きな支出を強いることなく、買物に要する
買物客の労力及び時間を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る買物支援システムの構
成を示す模式図である。
【図2】本発明の実施形態に係る(a)店舗端末および
(b)表示装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係る(a)買物支援システ
ムおよび(b)液晶値札の構成を示す模式図である。
【図4】本発明の実施形態に係る買物予定入力画面を示
す模式図である。
【図5】本発明の実施形態に係る画像表示部の構成を示
す模式図である。
【図6】本発明の実施形態に係る画像表示部の構成を示
す模式図である。
【符号の説明】
11 顧客端末 12、20 店舗端末 13、30 送受信装置 14、31 商品陳列棚 15a〜15d、32 ショッピングカート 16a〜16d、21、33 表示装置 20a 入出力インタフェイス 20b 買物予定情報入力部 20c 買物予定情報記憶部 20d 認証処理部 20e 商品情報記憶部 20f 広告情報記憶部 20g 制御部 21a 画像表示部 21b 信号送受信部 21c 記憶部 21d 制御部 21e 電源回路 21f 入力部 34a、34b 液晶値札 35a、35b 送受信装置 40 買物予定入力画面 41 広告情報表示部 50a、50b、60a、60b 表示画面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗における買物客の購買行動を支援す
    る買物支援システムであって、 前記買物客が購入する商品を収容、搬送するショッピン
    グカートと、 前記買物客の購入予定商品を記述した商品リストを電子
    ネットワークを介して受信、格納する店舗端末とを備
    え、 前記ショッピングカートは、前記店舗端末内に格納され
    た商品リストを参照して、前記買物客が購入予定の商品
    情報を表示する表示装置を具備することを特徴とする買
    物支援システム。
  2. 【請求項2】 前記商品の陳列棚に設けられた、当該商
    品の少なくとも販売価格に関する情報を含んだ商品情報
    を記憶、送受信する送受信手段を備え、 前記表示装置は、前記送受信手段から商品情報を受信、
    表示することを特徴とする請求項1に記載の買物支援シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記店舗端末は、前記送受信手段が記憶
    する商品情報を電子ネットワークを介して変更する手段
    を具備することを特徴とする請求項2に記載の買物支援
    システム。
  4. 【請求項4】 前記表示装置は、前記店舗端末および前
    記送受信手段からの指示にしたがって、前記商品の広告
    情報を表示する手段を備えることを特徴とする請求項2
    又は請求項3に記載の買物支援システム。
  5. 【請求項5】 前記商品リストは電子メールを利用して
    前記店舗端末に送信されることを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3又は請求項4に記載の買物支援シス
    テム。
JP2000242964A 2000-08-10 2000-08-10 買物支援システム Pending JP2002056067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000242964A JP2002056067A (ja) 2000-08-10 2000-08-10 買物支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000242964A JP2002056067A (ja) 2000-08-10 2000-08-10 買物支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002056067A true JP2002056067A (ja) 2002-02-20

Family

ID=18733899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000242964A Pending JP2002056067A (ja) 2000-08-10 2000-08-10 買物支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002056067A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272535A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu Ltd 買い物支援システム、買い物支援装置、買い物支援方法、および買い物支援プログラム
JP2008003860A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Fujitsu Ltd 案内ロボットおよび案内方法
US7484660B2 (en) 2003-12-18 2009-02-03 Yamaha Corporation Product purchase support apparatus, product purchase support method, product purchase support program, information creating apparatus, information creating method, information creating program, and privilege granting system
JP2010522911A (ja) * 2007-03-16 2010-07-08 マイクロソフト コーポレーション 広告を通じたクーポンの配信
JP2012185571A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Toshiba Tec Corp 情報処理装置およびプログラム
JP2012185550A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Toshiba Tec Corp 情報端末装置及び制御プログラム
JP2012185581A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Toshiba Tec Corp 買物アシストシステム、買物アシスト端末装置及び制御プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7484660B2 (en) 2003-12-18 2009-02-03 Yamaha Corporation Product purchase support apparatus, product purchase support method, product purchase support program, information creating apparatus, information creating method, information creating program, and privilege granting system
JP2007272535A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu Ltd 買い物支援システム、買い物支援装置、買い物支援方法、および買い物支援プログラム
JP2008003860A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Fujitsu Ltd 案内ロボットおよび案内方法
JP2010522911A (ja) * 2007-03-16 2010-07-08 マイクロソフト コーポレーション 広告を通じたクーポンの配信
JP2012185571A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Toshiba Tec Corp 情報処理装置およびプログラム
JP2012185550A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Toshiba Tec Corp 情報端末装置及び制御プログラム
JP2012185581A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Toshiba Tec Corp 買物アシストシステム、買物アシスト端末装置及び制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3586210B2 (ja) ショッピング情報提供システム
WO2017065187A1 (ja) 情報表示端末装置及び商品情報提供システム並びに商品販売促進方法
JP4515611B2 (ja) 商品と顧客情報の連携システム
JPH11511273A (ja) 販売促進データ・プロセッサ・システム及び特にそれに有用な対話型可変ディスプレイ
JP2006011617A (ja) 商品販売促進情報の配信方法
JP2012039588A (ja) テレビショッピング装置及び方法
JP5358869B2 (ja) 情報配信システム
JP2023076546A (ja) 商品販売データ処理装置およびプログラム
KR20140118655A (ko) 전자 메뉴판을 이용한 전자주문 서비스 시스템 및 방법
JP2004171417A (ja) 商品情報管理方法およびシステム
JP2001243308A (ja) 商品購入支援システム
JP2002056067A (ja) 買物支援システム
WO2018229575A1 (en) Smart shopping system with smart ads
Perumal et al. Automatic Billing Trolley for an Enhanced Supermarket using RFID
CA2380454A1 (en) Self-service shopping cart
JP2002074154A (ja) 情報提供支援サービス方法及びそのシステム
JP2005108180A (ja) 情報提供装置及び情報提供方法
JP2003067461A (ja) 販売管理システム
CN111353846A (zh) 适用于新零售模式的线下商场运营系统
CN106233319A (zh) 用于远程购物的系统和方法
JP2004046568A (ja) 販売促進システム,サービス提供装置およびその販売促進用プログラム
AU2021102165A4 (en) New supermarket shopping cart for retail marketing
CN211956549U (zh) 需求响应系统
KR20060099899A (ko) 상품 식별자 인식수단을 이용한 상품판매 시스템 및상품판매 방법
JP2003317149A (ja) 商品購入方法およびシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070810

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20071211