JP2015099511A - 情報提供装置、情報提供方法、端末装置、表示方法および表示プログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供方法、端末装置、表示方法および表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】現実に存在する店舗とインターネット上の店舗とのどちらで商品を購入するのが便宜であるか利用者に提示できる情報提供装置、情報提供方法、端末装置、表示方法および表示プログラムを提供すること。
【解決手段】情報提供装置は、商品とかかる商品を販売する店舗の位置とを対応づけて記憶する記憶部と、利用者の選択により仮想的な買い物かごに投入された商品である選択商品と対応づけられた店舗の位置を特定する特定部と、前記利用者が使用する端末装置に対し、前記特定部が特定した店舗の位置を地図上に表示するよう指示する指示部とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報提供装置、情報提供方法、端末装置、表示方法および表示プログラムに関する。
従来、利用者が現実に存在する店舗に出向いて商品を購入する態様に加え、インターネット等のネットワークを介して、商品を購入する電子商取引が普及している。かかる電子商取引の一例として、インターネット上の店舗で利用者が商品を選択すると、選択された商品を仮想的な買い物かごに投入し、利用者が決済を要求すると、仮想的な買い物かごに投入された商品の決済処理を行う技術が知られている。
特開2001−297207号公報
ここで、現実に存在する店舗で商品を購入する態様と、インターネット上の店舗で商品を購入する態様とには、それぞれ別の長所や短所が存在する。しかしながら、従来技術では、現実に存在する店舗とインターネット上の店舗とのどちらで商品を購入するのが便宜であるか利用者に提示できないという問題がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、現実に存在する店舗とインターネット上の店舗とのどちらで商品を購入するのが便宜であるか利用者に提示できる情報提供装置、情報提供方法、端末装置、表示方法および表示プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報提供装置は、商品とかかる商品を販売する店舗の位置とを対応づけて記憶する記憶部と、利用者の選択により仮想的な買い物かごに投入された商品である選択商品と対応づけられた店舗の位置を特定する特定部と、前記利用者が使用する端末装置に対し、前記特定部が特定した店舗の位置を地図上に表示するよう指示する指示部とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、現実に存在する店舗とインターネット上の店舗とのどちらで商品を購入するのが便宜であるか利用者に提示できる。
図1は、実施形態に係る情報提供システムの一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報提供システム1の機能構成を説明する図である。 図3は、実施形態に係る端末装置が有する機能構成の一例を説明する図である。 図4は、実施形態に係る情報提供装置が有する機能構成の一例を説明する図である。 図5は、実施形態に係る購入カートテーブルに格納される情報の一例を説明する図である。 図6は、実施形態にかかる店舗位置データベースに格納される情報の一例を説明する図である。 図7は、実施形態にかかる端末装置の第1の表示例を説明する図である。 図8は、実施形態にかかる端末装置の第2の表示例を説明する図である。 図9は、実施形態にかかる端末装置の第3の表示例を説明する図である。 図10は、実施形態にかかる端末装置の第4の表示例を説明する図である。 図11は、実施形態に係る情報提供装置が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 図12は、実施形態に係る端末装置が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。 図13は、情報提供プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報提供装置、情報提供方法、端末装置、表示方法および表示プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報提供装置、情報提供方法、端末装置、表示方法および表示プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
まず、本願に係る情報提供装置、情報提供方法、端末装置、表示方法および表示プログラムの実施形態について説明する。
[1.情報提供システム1について]
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報提供装置20を有する情報提供システム1について示す。図1は、実施形態に係る情報提供システムの一例を示す図である。図1に示す例では、情報提供システム1は、端末装置10と情報提供装置20とを有する。
端末装置10は、利用者が使用する情報処理装置であり、例えば、タブレット端末、PC、PDA、スマートフォン等の情報処理装置が適用される。また、端末装置10は、3G(Generation)、4G、LTE(Long Term Evolution)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)等の無線通信網や、bluetooth(登録商標)、無線LANなどの近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、ネットワークNを介して、情報提供装置20と通信することができる。
情報提供装置20は、端末装置10に対して電子商取引のサービスを提供する。例えば、情報提供装置20は、端末装置10に対し、仮想的な電子商店街で取り扱われる商品の情報を表示させる。そして、情報提供装置20は、端末装置10から利用者が選択した商品の通知を受信すると、通知された商品を利用者が仮想的な買い物かご(以下、購入カートと記載する)に投入した旨を記憶する。そして、情報提供装置20は、端末装置10から、商品の決済要求を受信すると、購入カートに投入された商品の決済処理や配送処理を実行する。
ここで、従来技術では、電子商取引のサービスと現実の店舗でのサービスとがそれぞれ個別に行なわれており、ある商品を利用者が購入する際に、電子商取引と現実の店舗とのどちらが利用者にとって便宜であるかを示すことができなかった。このため、例えば、利用者は、購入カートに投入した商品が近隣の店舗で販売されていても、かかる店舗を知ることができず、商品の配送を待たなければならなかった。
また、例えば、従来技術では、電子商取引を行うUI(User Interface)と、商品の販売を行なう店舗を検索するUIとがそれぞれ個別に提供されている。このため、従来技術には、利用者が商品ごとに店舗の検索を行ない、商品が近隣の店舗で販売されていない場合は、かかる商品を電子商店街から検索し、購入カートに投入して決済を行なわなければならず、手間がかかるという問題があった。
そこで、情報提供装置20は、以下の処理を実行する。まず、情報提供装置20は、電子商取引を介して販売される商品と、かかる商品を販売する店舗であって、利用者が来店可能な現実の店舗(以下、実店舗と記載する)の位置とを対応付けて記憶する。一方、端末装置10は、電子商取引を行なう際に、購入カートのアイコンを表示する。そして、端末装置10は、利用者によって、購入カートのアイコンが画面上の所定の領域にドラッグアンドドロップされた場合には、情報提供装置20に対し、実店舗の位置の通知を要求する位置取得要求を送信する。
ここで、情報提供装置20は、端末装置10から位置取得要求を受信した場合は、端末装置10の利用者が使用する購入カートに投入された商品(以下、選択商品と記載する)を特定する。そして、情報提供装置20は、特定した商品と対応付けて記憶された実店舗の位置を特定する。その後、情報提供装置20は、特定した位置を端末装置10に通知するとともに、特定した位置を地図上に表示するよう指示する。この結果、端末装置10は、選択商品を販売する実店舗を地図上に表示する。
このように、情報提供装置20は、端末装置10が電子商取引を提供するUIにおいて、選択商品を販売する実店舗を地図上に表示させる。このため、情報提供装置20は、電子商取引と現実の店舗とのどちらが利用者にとって便宜であるかを提示することができる。例えば、利用者は、選択商品を販売する実店舗の位置を、電子商取引におけるUI上で確認することができるので、選択商品を近隣の店舗で購入するか、電子商取引を介して購入し、配送を待つかを容易に判断することができる。
[2.情報提供装置20が実行する処理の一例]
次に、図1を用いて、情報提供装置20が実行する処理の一例について説明する。なお、以下の説明では、端末装置10の利用者に対し、利用者を識別するユーザーID(Identify)「ユーザー#1」が付与されており、電子商取引の対象となる商品に対し、商品を識別する商品ID「商品A」、「商品B」、「商品C」、「商品D」が付与されているものとする。また、実店舗に対し、実店舗を識別する店舗ID「店舗イ」、「店舗ロ」、「店舗ハ」が付与されているものとする。
例えば、情報提供装置20は、「ユーザー#1」の購入カートに、商品ID「商品A」、「商品B」、「商品C」が示す選択商品が投入されている旨を記憶する。また、情報提供装置20は、店舗ID「店舗イ」が示す実店舗に、商品ID「商品A」、「商品C」…が示す商品が販売され、店舗ID「店舗イ」が示す実店舗の位置が「位置α」である旨を記憶する。また、情報提供装置20は、店舗ID「店舗ロ」が示す実店舗に、商品ID「商品B」、「商品C」…が示す商品が販売され、店舗ID「店舗ロ」が示す実店舗の位置が「位置β」である旨を記憶する。また、情報提供装置20は、店舗ID「店舗ハ」が示す実店舗に、商品ID「商品D」…が示す商品が販売され、店舗ID「店舗ハ」が示す実店舗の位置が「位置γ」である旨を記憶する。
一方、端末装置10は、電子商取引を行なう際、「ユーザー#1さんようこそ」等といった表示とともに、購入カートのアイコンと、地図を表示するための領域とを表示する。また、端末装置10は、地図を表示するための領域に「地図を表示するには、ここに購入カートをドラッグしてください」といった表示を行なう。
ここで、端末装置10は、利用者が電子商取引の対象となる商品から、商品ID「商品A」が示す商品を選択し、かかる商品を購入カートのアイコン上にドラッグアンドドロップした場合は、利用者が選択した商品の商品ID「商品A」と、利用者のユーザーID「ユーザー#1」とを情報提供装置20に通知する。この結果、情報提供装置20は、受信したユーザーID「ユーザー#1」が示す利用者の購入カートに、受信した商品ID「商品A」が示す商品を追加する。
ここで、端末装置10は、利用者が、購入カートのアイコンを選択し、地図を表示するための領域にドラッグアンドドロップした場合は(ステップS1)、情報提供装置20に対し、端末装置10の利用者を示すユーザーID「ユーザー#1」が格納された位置取得要求を送信する(ステップS2)。
かかる場合、情報提供装置20は、ユーザーID「ユーザー#1」の購入カートに投入された商品を販売する店舗を選択する(ステップS3)。例えば、図1に示す例では、情報提供装置20は、ユーザー#1の購入カートに投入された商品「商品A」、「商品B」、「商品D」と対応付けられた店舗の店舗ID「店舗イ」、「店舗ロ」、「店舗ハ」を選択する。
次に、情報提供装置20は、選択した店舗の位置を特定する(ステップS4)。例えば、図1に示す例では、情報提供装置20は、選択した店舗ID「店舗イ」と対応付けられた店舗の位置「位置α」、選択した店舗ID「店舗ロ」と対応付けられた店舗の位置「位置β」、選択した店舗ID「店舗ハ」と対応付けられた店舗の位置「位置γ」を特定する。
また、情報提供装置20は、特定した店舗の位置を端末装置10に送信し、地図上に店舗の位置を表示させる(ステップS5)。例えば、情報提供装置20は、位置「位置α」、「位置β」、「位置γ」を端末装置10に送信する(ステップS6)。かかる場合、端末装置10は、地図表示用のAPI(Application Programming Interface)等を呼び出し、図示を省略した地図情報提供装置等から、位置「位置α」、「位置β」、「位置γ」が含まれる範囲の地図情報を取得する。
そして、端末装置10は、取得した地図情報を表示するとともに、表示した地図上に、位置「位置α」、「位置β」、「位置γ」を示すアイコンを利用者の位置を示すアイコンとともに表示する(ステップS7)。この結果、端末装置10は、選択商品を販売する実店舗の位置を表示することができる。
なお、端末装置10は、位置「位置α」、「位置β」、「位置γ」を示すアイコン上に、「店舗イ」、「店舗ロ」、「店舗ハ」等の店舗の情報を表示してもよい。また、端末装置10は、店舗の位置を示すアイコンを利用者がタップした場合は、タップしたアイコンと対応する店舗の情報を取得し、検索結果を地図上に表示してもよい。
また、端末装置10は、店舗の位置を示すアイコン上に、各店舗が販売する選択商品を示す情報を表示してもよい。例えば、端末装置10は、「位置α」を示すアイコン上に商品ID「商品A」が示す商品を表示し、「位置β」を示すアイコン上に商品ID「商品B」が示す商品を表示し、「位置γ」を示すアイコン上に商品ID「商品D」が示す商品を表示してもよい。
ここで、情報提供装置20は、購入カートに投入された商品を販売する全ての実店舗を地図上に表示させる必要はない。例えば、端末装置10は、GPS(Global Positioning System)等を利用して端末装置10の位置を測定し、測定した位置を示す位置情報を含む位置取得要求を情報提供装置20に送信する。かかる場合、情報提供装置20は、選択商品ごとに、選択商品を販売する実店舗のうち、受信した位置情報が示す位置に最も近い実店舗を選択し、選択した店舗の位置を端末装置10に通知してもよい。
また、情報提供装置20は、選択商品ごとに、端末装置10から受信した位置情報が示す位置から、選択商品を販売する実店舗までの距離、交通手段、乗換え回数、移動にかかる料金、予測される移動時間等に基づく移動コストを算出する。そして、情報提供装置20は、算出した移動コストが最も少ない実店舗の位置を端末装置10に通知してもよい。
[3.情報提供システム1の機能構成]
次に、図2を用いて、上述した処理を実現する情報提供システム1の機能構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報提供システム1の機能構成を説明する図である。図2に示すように、情報提供システム1は、ネットワークN、端末装置10、情報提供装置20を有する。ここで、端末装置10および情報提供装置20は、ネットワークNを介してそれぞれ相互に通信可能である。
ここで、端末装置10は、利用者が電子商取引の対象となる商品を選択した場合は、かかる商品を示す商品IDとユーザーIDとを含む選択商品情報を情報提供装置20に送信する。また、端末装置10は、利用者が選択商品を購入カートから除外する操作を行なった場合は、除外された商品を示す商品IDとユーザーIDとを含む選択商品除外情報を情報提供装置20に送信する。また、端末装置10は、利用者が、購入カートのアイコンを画面上の所定の領域にドラッグアンドドロップした場合は、ユーザーIDを含む位置取得要求を情報提供装置20に送信する。
一方、情報提供装置20は、選択商品情報を受信した場合は、選択商品情報に含まれるる商品IDが示す商品を、選択商品情報に含まれるユーザーIDが示す利用者の購入カートに投入する。また、情報提供装置20は、選択商品除外情報を受信した場合は、選択商品除外情報に含まれる商品IDが示す商品を、選択商品情報に含まれるユーザーIDが示す利用者の購入カートから除外する。
また、情報提供装置20は、利用者の購入カートに商品を追加した場合、または、利用者の購入カートから商品を除外した場合、または、位置取得要求を受信した場合は、利用者の購入カートに投入された選択商品を販売する実店舗の位置を特定する。そして、情報提供装置20は、特定した位置を示す位置情報を含む位置表示要求を端末装置10に送信する。
[4.端末装置10の機能構成]
次に、図3を用いて端末装置10が有する機能構成の一例について説明する。図3は、実施形態に係る端末装置が有する機能構成の一例を説明する図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11、制御部12、ディスプレイ13、タッチパネル14を有する。また、制御部12は、表示制御部15、操作制御部16、要求部17を有する。また、端末装置10は、GPSを利用して端末装置10の位置を測定するGPSアンテナ18を有する。
なお、制御部12が有する表示制御部15、操作制御部16、要求部17は、例えば、端末装置10が有するCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等により、所定のプログラムが実行されることにより実現される。
通信部11は、端末装置10と情報提供装置20との間の通信を制御する。例えば、通信部11は、操作制御部16から選択商品情報および選択商品除外情報を受信した場合は、受信した選択商品情報および選択商品除外情報を情報提供装置20に送信する。また、通信部11は、要求部17から、位置取得要求を受信した場合は、受信した位置取得要求を情報提供装置20に送信する。また、通信部11は、情報提供装置20から位置表示要求を受信した場合は、受信した位置表示要求を表示制御部15に出力する。また、端末装置10は、ユーザーIDを含む決済要求を操作制御部16から受信した場合は、受信した決済要求を情報提供装置20に送信する。
ここで、端末装置10は、利用者が電子商取引を介して選択商品を購入するか否かの選択操作を受け付ける場合がある。通信部11は、かかる選択操作が行われた場合は、選択商品の商品IDと、選択商品を電子商取引を介して購入するか否かを示すネット購入フラグと、ユーザーIDとを含む選択操作情報を操作制御部16から受信する。かかる場合、通信部11は、受信した選択操作情報を情報提供装置20に送信する。
なお、通信部11は、上述した情報以外にも、各種情報の中継を行なう。例えば、通信部11は、表示制御部15が図示を省略した地図情報提供装置等から地図データを取得する場合は、表示制御部15と地図情報提供装置との通信を中継する。また、通信部11は、電子商取引を行なうため、商品の写真、情報、価格等の商品情報を表示制御部15が情報提供装置20から取得する場合は、表示制御部15と情報提供装置20との間の通信を中継する。
ディスプレイ13は、各種情報を表示する出力装置であり、例えば、液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネルである。また、タッチパネル14は、利用者による操作を受け付ける入力装置であり、例えば、ディスプレイ13と重ねて形成される静電容量式のタッチパネルである。
表示制御部15は、ディスプレイ13に電子商取引用のUIや、選択商品を販売する実店舗の位置を示した地図を表示させる。例えば、表示制御部15は、通信部11およびネットワークNを介して、情報提供装置20から電子商取引の対象となる商品の情報を取得する。そして、表示制御部15は、購入カートのアイコンとともに、受信した商品の情報と、地図を表示する領域とをディスプレイ13に表示させる。
また、表示制御部15は、操作制御部16からの通知に従って、ディスプレイ13に表示させる画像を制御する。例えば、利用者がディスプレイ13に表示された商品の画像をドラッグアンドドロップした場合は、タッチパネル14上の利用者の指の位置に応じて、かかる商品の画像を移動させる。また、表示制御部15は、操作制御部16から選択商品を表示するよう指示された場合は、通信部11を介して、情報提供装置20から選択商品の情報を取得し、取得した選択商品の画像や情報をディスプレイ13に表示させる。
また、表示制御部15は、電子商取引を介して購入する選択商品を投入するネット購入カートのアイコンと選択商品とを表示するよう操作制御部16から指示された場合は、ネット購入カートのアイコンと、購入カートのアイコンとをディスプレイ13に表示させる。また、表示制御部15は、ネット購入カートに投入された選択商品と、購入カートに投入された選択商品との情報をディスプレイ13に表示させる。
また、表示制御部15は、通信部11から位置表示要求を受信した場合は、以下の処理を実行する。まず、表示制御部15は、受信した位置表示要求から位置情報を抽出する。また、表示制御部15は、地図情報提供装置等と通信し、抽出した位置情報が示す位置を表示するための地図データを取得する。
次に、表示制御部15は、取得した地図データと、抽出した位置情報とを用いて、抽出した位置情報が示す位置に実店舗を示すアイコンを配置した地図を作成する。そして、表示制御部15は、作成した地図をディスプレイ13上に表示する。なお、表示制御部15がディスプレイ13に表示する地図の例については、後述する。
操作制御部16は、タッチパネル14を介して、利用者の操作を受付し、受け付けた操作に応じた各種操作を制御する。例えば、操作制御部16は、利用者が、ディスプレイ13に表示された商品の画像や情報を購入カートにドラッグアンドドロップした場合は、かかる商品の商品IDと、利用者のユーザーIDとを含む選択商品情報を生成し、生成した選択商品情報を通信部11に出力する。
また、操作制御部16は、利用者が選択商品の除外を行なった場合には、除外された選択商品の商品IDと利用者のユーザーIDとを含む選択商品除外情報を生成し、生成した選択商品除外情報を通信部11に出力する。例えば、操作制御部16は、利用者が購入カートをタップした場合は、選択商品を表示するよう表示制御部15に指示する。そして、操作制御部16は、表示された選択商品の削除操作を利用者が行った場合は、削除対象となる選択商品の商品IDと利用者のユーザーIDとを含む選択商品除外情報を通信部11に出力する。
ここで、操作制御部16は、利用者が選択商品を電子商取引を介して購入するか否かの選択操作を受け付ける。例えば、操作制御部16は、利用者が購入カートをタップした場合は、ネット購入カートのアイコンと選択商品とを表示するよう表示制御部15に指示する。そして、操作制御部16は、利用者が購入カート内に投入された選択商品を選択し、かかる選択商品をネット購入カートのアイコン上にドラッグアンドドロップした場合は、以下の処理を実行する。
まず、操作制御部16は、ネット購入カートのアイコン上にドラッグアンドドロップされた選択商品の商品IDと、選択商品を電子商取引を介して購入する旨を示すネット購入フラグ「1」と、ユーザーIDとを含む選択操作情報を生成する。そして、操作制御部16は、生成した選択操作情報を通信部11に出力する。
一方、操作制御部16は、利用者がネット購入カート内に投入された選択商品を選択し、かかる選択商品を購入カートのアイコン上にドラッグアンドドロップした場合は、以下の処理を実行する。まず、操作制御部16は、購入カートのアイコン上にドラッグアンドドロップされた選択商品の商品IDと、選択商品を電子商取引を介して購入するわけではない旨を示すネット購入フラグ「0」と、ユーザーIDとを含む選択操作情報を生成する。そして、操作制御部16は、生成した選択操作情報を通信部11に出力する。
また、操作制御部16は、利用者が購入カートのアイコンを地図を表示させる領域にドラッグアンドドロップした場合は、要求部17に、位置情報の取得を指示する。
要求部17は、操作制御部16から位置情報の取得を指示された場合は、以下の処理を実行する。まず、要求部17は、GPSアンテナ18を制御して、端末装置10の位置を特定し、特定した位置を示す利用者位置情報とユーザーIDとを含む位置取得要求を生成する。そして、操作制御部16は、生成した位置取得要求を通信部11に出力する。
[5.情報提供装置20の機能構成]
次に、図4を用いて、情報提供装置20が有する機能構成の一例について説明する。図4は、実施形態に係る情報提供装置が有する機能構成の一例を説明する図である。図4に示すように、情報提供装置20は、通信部21、制御部22、記憶部23を有する。また、記憶部23は、商品データベース24、購入カートテーブル25、店舗位置データベース26を記憶する。また、制御部22は、受付部27、特定部28、指示部29、決済部30を有する。
まず、記憶部23が記憶する商品データベース24、購入カートテーブル25、店舗位置データベース26について説明する。商品データベース24は、電子商取引の対象となる商品の商品情報が格納されている。なお、商品データベース24に格納される商品情報は、従来の電子商取引に用いられる商品情報と同様のものであるものとして、詳細な説明を省略する。
購入カートテーブル25は、利用者が購入カートに投入した商品、すなわち、選択商品の商品IDと利用者のユーザーIDとが対応付けて格納されている。例えば、図5は、実施形態に係る購入カートテーブルに格納される情報の一例を説明する図である。図5に示すように、購入カートテーブル25には、ユーザーIDと商品IDとネット購入フラグとが対応付けて格納されている。
詳細な例を説明すると、図5に示す例では、ユーザーID「ユーザー#1」に対し、商品ID「商品A」、「商品B」、「商品D」が対応付けて格納されている。また、図5に示す例では、商品ID「商品A」および「商品B」にネット購入フラグ「0」が対応付けて格納され、商品ID「商品D」にネット購入フラグ「1」が対応付けて格納されている。すなわち、図5に示す例では、購入カートテーブル25は、ユーザーID「ユーザー#1」が示す利用者の購入カートに商品ID「商品A」、「商品B」が示す選択商品が投入され、ネット購入カートに商品ID「商品D」が示す選択商品が投入されている旨を示す。
なお、購入カートテーブル25には、図5に例示した情報以外にも、各利用者の選択商品を示す商品IDやネット購入フラグが格納されているものとする。
図4に戻り、説明を続ける。店舗位置データベース26は、電子商取引の対象となる商品と、かかる商品を販売する実店舗の位置とが対応付けて格納されている。例えば、図6は、実施形態にかかる店舗位置データベースに格納される情報の一例を説明する図である。例えば、図6に示す例では、店舗位置データベース26には、店舗ID「店舗イ」と、店舗ID「店舗イ」が示す実店舗で販売される商品の商品ID「商品A」、「商品C」…と、店舗ID「店舗イ」が示す実店舗の位置を示す店舗位置「位置α」とが対応付けて格納されている。
また、店舗位置データベース26には、店舗ID「店舗ロ」と、店舗ID「店舗ロ」が示す実店舗で販売される商品の商品ID「商品B」、「商品C」…と、店舗ID「店舗ロ」が示す実店舗の位置を示す店舗位置「位置β」とが対応付けて格納されている。また、店舗位置データベース26には、店舗ID「店舗ハ」と、店舗ID「店舗ハ」が示す実店舗で販売される商品の商品ID「商品D」…と、店舗ID「店舗ハ」が示す実店舗の位置を示す店舗位置「位置γ」とが対応付けて格納されている。また、店舗位置データベース26には、店舗ID「店舗ニ」と、店舗ID「店舗ニ」が示す実店舗で販売される商品の商品ID「商品C」…と、店舗ID「店舗ニ」が示す実店舗の位置を示す店舗位置「位置δ」とが対応付けて格納されている。
図4に戻り、説明を続ける。通信部21は、端末装置10と情報提供装置20との間の通信を制御する。例えば、通信部21は、選択商品情報、選択商品除外情報および選択操作情報を受信した場合は、受信した選択商品情報、選択商品除外情報および選択操作情報を受付部27に出力する。また、通信部21は、端末装置10から位置取得要求を受信した場合は、受信した位置取得要求を特定部28に出力する。また、通信部21は、端末装置10から決済要求を受信した場合は、受信した決済要求を決済部30に出力する。
また、通信部21は、指示部29から位置表示要求を受信した場合は、受信した位置表示要求に含まれるユーザーIDが示す利用者の端末装置、例えば、端末装置10に、受信した位置表示要求を送信する。なお、通信部21は、上述した情報以外にも、各種情報の中継を行なう。例えば、通信部21は、電子商取引を行なうための商品情報を端末装置10が要求する場合は、受付部27と端末装置10との間の通信を中継する。
受付部27は、電子商取引における商品の選択操作等を受付ける。例えば、受付部27は、電子商取引を行なうための商品情報を端末装置10が要求する場合は、商品データベース24から商品情報を読出し、通信部21を介して、読み出した商品情報を端末装置10に送信する。
また、受付部27は、通信部21から選択商品情報を受信した場合は、受信した選択商品情報から商品IDとユーザーIDとを抽出する。そして、受付部27は、抽出した商品IDとユーザーIDとの組に、ネット購入フラグ「0」とを対応付けて購入カートテーブル25に格納する。例えば、受付部27は、ユーザーID「ユーザー#1」が示す利用者が、商品ID「商品A」が示す商品を購入カートに投入した場合は、ユーザーID「ユーザー#1」と商品ID「商品A」とを含む選択商品情報を受信する。かかる場合、受付部27は、ユーザーID「ユーザー#1」と商品ID「商品A」とにネット購入フラグ「0」とを対応付けて購入カートテーブル25に格納する。
一方、受付部27は、通信部21から選択商品除外情報を受信した場合は、受信した選択商品情報から商品IDとユーザーIDとを抽出し、抽出した商品IDとユーザーIDとの組を購入カートテーブル25から削除する。例えば、受付部27は、ユーザーID「ユーザー#1」が示す利用者が、商品ID「商品A」が示す商品を除外した場合は、ユーザーID「ユーザー#1」と商品ID「商品A」とを含む選択商品除外情報を受信する。かかる場合、受付部27は、購入カートテーブル25の各エントリから、ユーザーID「ユーザー#1」と商品ID「商品A」とを含むエントリを削除する。
また、受付部27は、通信部21から選択操作情報を受信した場合は、選択操作情報からユーザーIDと商品IDとネット購入フラグとを抽出する。次に、受付部27は、購入カートテーブル25の各エントリから、ユーザーID「ユーザー#1」と商品ID「商品A」とを含むエントリを特定する。そして、受付部27は、特定したエントリのネット購入フラグの値を、選択操作情報から抽出したネット購入フラグの値に更新する。
例えば、受付部27は、ユーザーID「ユーザー#1」が示す利用者が、商品ID「商品A」を購入カートからネット購入カートに移した場合は、ユーザーID「ユーザー#1」と商品ID「商品A」とネット購入フラグ「1」とを含む選択操作情報を受信する。かかる場合、受付部27は、購入カートテーブル25から、ユーザーID「ユーザー#1」と商品ID「商品A」とを含むエントリを検索し、検索したエントリに含まれるネット購入フラグを「1」に更新する。
また例えば、受付部27は、ユーザーID「ユーザー#1」が示す利用者が、商品ID「商品A」をネット購入カートから購入カートに移した場合は、ユーザーID「ユーザー#1」と商品ID「商品A」とネット購入フラグ「0」とを含む選択操作情報を受信する。かかる場合、受付部27は、購入カートテーブル25から、ユーザーID「ユーザー#1」と商品ID「商品A」とを含むエントリを検索し、検索したエントリに含まれるネット購入フラグを「0」に更新する。
なお、受付部27は、上述した処理を実行し、購入カートテーブル25の更新を行った場合は、そのつど、更新に係るユーザーIDを特定部28に通知するとともに、新たな選択商品を販売する店舗の位置を新たに特定するよう特定部28に指示する。
特定部28は、選択商品を販売する店舗の位置を特定し、特定した店舗の位置を指示部29に通知する。具体的には、特定部28は、通信部21から位置取得要求を受信すると、受信した位置取得要求からユーザーIDと利用者位置情報とを抽出する。次に、特定部28は、抽出したユーザーIDと対応付けられた商品IDのうち、ネット購入フラグ「0」と対応付けられた商品IDを購入カートテーブル25から特定する。すなわち、特定部28は、位置取得要求の送信元となる端末装置の利用者が選択した選択商品のうち、購入カートに投入されている選択商品の商品IDを特定する。
そして、特定部28は、特定した選択商品の商品IDごとに、以下の処理を実行する。まず、特定部28は、特定した商品IDと対応付けられた店舗位置、すなわち、購入カートに投入されて入る選択商品を販売する実店舗の位置を店舗位置データベース26から特定する。ここで、特定部28は、一つの商品IDと対応付けられた実店舗が複数存在する場合は、位置取得要求から抽出した利用者位置情報が示す利用者の位置と、各実店舗の位置とを比較する。そして、特定部28は、各実店舗と利用者の位置との距離または利用者の位置から各実店舗までの移動コストが所定の範囲内となる実店舗の位置を特定する。
例えば、特定部28は、利用者の位置から最も近い位置にある実店舗を選択する。また、他の例では、特定部28は、利用者の位置から各実店舗までの移動コストを算出し、算出した移動コストが最も少ない実店舗を選択する。そして、特定部28は、選択した実店舗の店舗位置を特定し、特定した店舗位置と、選択商品の商品IDと、位置取得要求から抽出したユーザーIDとを指示部29に出力する。
なお、特定部28が複数の実店舗から位置を特定する実店舗を選択する処理については、上述した処理に限定されるものではない。例えば、特定部28は、端末装置10を介して、利用者から、複数の実店舗が販売を行なう選択商品の許容価格を取得する。次に、特定部28は、各実店舗が選択商品を販売する価格を検索し、検索した価格が取得した許容価格よりも安い実店舗を選択してもよい。また、特定部28は、各実店舗が選択商品を販売する価格を検索し、検索した価格が最も安い実店舗を選択してもよい。
また、特定部28は、受付部27からユーザーIDを受信すると、受信したユーザーIDと対応付けられた商品IDのうち、ネット購入フラグ「0」と対応付けられた商品IDを購入カートテーブル25から特定する。そして、特定部28は、上述した処理を実行することで、特定した商品IDが示す選択商品を販売する実店舗の店舗位置を特定し、特定した商品IDと、特定した店舗位置と、受付部27から受信したユーザーIDとを指示部29に出力する。この結果、特定部28は、利用者が選択商品の追加、除去、電子商取引を介して購入するか否かの選択操作を行なうたびに、新たな選択商品について、店舗位置を特定する。
指示部29は、特定部28が特定した実店舗の位置を地図上に表示するよう端末装置10に指示する。例えば、指示部29は、特定部28から、選択商品の商品IDと、店舗位置と、ユーザーIDとを受信する。かかる場合は、指示部29は、受信した商品IDと店舗位置とユーザーIDとを含む位置表示要求を生成する。そして、指示部29は、生成した位置表示要求を通信部21に出力する。
なお、指示部29は、利用者の位置と、特定した実店舗の位置とを含む領域、すなわち、買い物領域の大きさに応じて、地図の縮尺を変更するよう指示する位置表示要求を生成する。また、指示部29は、買い物領域を地図上で強調表示するよう指示する。この結果、端末装置10は、指示部29からの指示に応じた買い物領域の表示を行なう。
決済部30は、利用者が決済処理を要求した場合は、かかる利用者の選択商品のうち、電子商取引を介して購入する旨の選択操作を受け付けた選択商品、すなわち、ネット購入カートに投入された選択商品の決済処理を実行する。例えば、決済部30は、通信部21から決済要求を受信すると、受信した決済要求からユーザーIDを抽出し、抽出したユーザーIDと対応付けられた商品IDを購入カートテーブル25から識別する。次に、決済部30は、識別した商品IDのうち、ネット購入フラグ「1」と対応付けられた商品IDを特定する。そして。決済部30は、特定した商品IDが示す商品の商品情報を商品データベース24から読出し、読み出した商品情報に基づいて、決済処理を実行する。
例えば、決済部30は、ユーザーID「ユーザー#1」を決済要求から抽出した場合は、ユーザーID「ユーザー#1」と対応付けられた商品ID「商品A」、「商品B」、「商品D」のうち、ネット購入フラグ「1」と対応付けられた商品ID「商品D」を特定する。そして、決済部30は、商品ID「商品D」の商品情報を商品データベース24から読出し、読み出した「商品D」商品情報に基づいて、決済処理を実行する。
[6.端末装置10が表示する画面について]
次に、図面を用いて、位置表示要求を受信した端末装置10が表示する画面の例について説明する。なお、以下の説明では、ユーザーID「ユーザー#1」が示す利用者の選択商品を販売する実店舗を表示させる例について説明する。また、以下の説明では、情報提供装置20は、図5に示す購入カートテーブル25および図6に示す店舗位置データベース26を記憶するものとする。
[6−1.第1の例]
まず、図7を用いて、端末装置10が表示する画面の第1の例について説明する。図7は、実施形態にかかる端末装置の第1の表示例を説明する図である。ここで、第1の例では、選択商品が購入カートに投入されているか、ネット購入カートに投入されているかに係らず、情報提供装置20が全ての選択商品について、実店舗のうち、利用者に最も近い位置にある実店舗を表示する例について説明する。
例えば、端末装置10は、画面上に、購入カートのアイコン100と、「実店舗を表示する場合はここにカートをドラッグしてください」等といったメッセージが表示されている地図表示領域とを表示する。
そして、端末装置10は、利用者が、購入カートのアイコン100を地図表示領域にドラッグアンドドロップした場合は(ステップS10)、情報提供装置20に位置取得要求を送信する。この結果、端末装置10は、情報提供装置20から「店舗イ」、「店舗ロ」、「店舗ハ」の位置情報を含む位置表示要求を受信する。そして、端末装置10は、図7中の右側に示すような地図画面を表示する(ステップS11)。
詳細には、端末装置10は、地図表示領域に、「店舗イ」、「店舗ロ」、「店舗ハ」が全て表示される縮尺の地図を表示する。また、端末装置10は、表示した地図上に、利用者の位置を示すアイコン101、「店舗イ」の位置を示すアイコン102、「店舗ロ」の位置を示すアイコン103、「店舗ハ」の位置を示すアイコン104を表示する。ここで、端末装置10は、各アイコン102〜104内に、店舗を識別するための情報として、「イ」、「ロ」、「ハ」等、実店舗の名称を表示してもよい。また、端末装置10は、店舗の名称ではなく、各実店舗が販売する選択商品を示す情報を表示してもよい。
このように、情報提供装置20は、端末装置10に、選択商品を販売する実店舗の位置を表示させるので、利用者に、電子商取引を介して商品を購入するか、実店舗を訪れて商品を購入するかの判断材料を、電子商取引と共通のUI内で表示させることができる。この結果、例えば、情報提供装置20は、電子商取引を介して商品を購入する利用者を実店舗に誘導できるので、いわゆるO2O(Online to Offline)を実現するサービスを提供できる。
ここで、情報提供装置20は、利用者の位置を基準として、選択商品を販売する実店舗の位置を含む領域を地図上で強調表示させてもよい。例えば、情報提供装置20は、端末装置10が表示する地図上で、利用者の位置を中心とし選択商品を販売する実店舗を含む円形の領域を通常の態様で表示させ、他の領域を網掛けで表示するよう端末装置10に指示する。
かかる場合、端末装置10は、地図のうち、利用者が「店舗イ」、「店舗ロ」、「店舗ハ」を訪れる際に移動を行なうと考えられる領域を買い物領域110として表示し、かかる買い物領域110から外れた領域を網掛けで表示する。この結果、端末装置10は、買い物を行なう際に利用者がまわらなければならない範囲を容易に識別させることができる。
[6−2.第2の例]
次に、図8を用いて、端末装置10が表示する画面の第2の例について説明する。図8は、実施形態にかかる端末装置の第2の表示例を説明する図である。ここで、第2の例では、利用者が選択商品を追加した場合、利用者が選択商品を除外した場合、選択商品が購入カートからネット購入カートに移動された場合等に、選択商品の変更に従って、表示する実店舗の位置の変更や、表示する地図の範囲の伸縮を行う例について説明する。
例えば、情報提供装置20は、選択商品が追加され、位置を表示する実店舗が増加した結果、買い物領域110が広がった場合は、地図の縮尺を縮小させ、買い物領域110全体を表示するよう端末装置10に指示させる。また、例えば、情報提供装置20は、選択商品が除外され、位置を表示する実店舗が減少した結果、買い物領域110が縮小した場合は、地図の縮尺を拡大させ、買い物領域110全体を表示するよう端末装置10に指示させる。
また、情報提供装置20は、各選択商品について、電子商取引を介して購入するか、実店舗を介して購入するかの選択操作を受付し、実店舗を介して購入する選択がなされた選択商品のみについて、かかる選択商品を販売する実店舗の位置を特定する。つまり、情報提供装置20は、購入カートに投入された選択商品についてのみ実店舗の位置を特定し、ネット購入カートに投入された選択商品については、実店舗の位置を特定しない。
例えば、図8中の左側に示すように、端末装置10は、利用者が購入カートのアイコン100をタップした場合は、購入カートに投入されている商品を表示するウインドウ105を表示する。詳細には、端末装置10は、購入カート内の選択商品に付与された商品ID「商品A」、「商品B」、「商品D」を表示する。また、端末装置10は、利用者が購入カートのアイコン100をタップすると、購入カートのアイコン100の隣に、ネット購入カートのアイコン106を表示する。
ここで、端末装置10は、利用者が、ウインドウ105内に表示された商品ID「商品D」をネット購入カートのアイコン106にドラッグアンドドロップした場合は(ステップS21)、以下の処理を実行する。まず、端末装置10は、ユーザーID「ユーザー#1」と商品ID「商品D」とネット購入フラグ「1」とを含む選択操作情報を生成する。そして、端末装置10は、生成した選択操作情報を情報提供装置20に送信する。
この結果、情報提供装置20は、商品ID「商品D」が示す選択商品がネット購入カートに投入されたことを受け付ける。そして、情報提供装置20は、購入カートに投入された残りの選択商品について、実店舗「店舗イ」、「店舗ロ」の位置を特定し、特定した位置を端末装置10に表示させる。この結果、端末装置10は、図8中右側に示す画面を表示する。
詳細には、端末装置10は、利用者のアイコン101、実店舗「店舗イ」のアイコン102、「店舗ロ」のアイコン103を表示する。ここで、商品ID「商品D」が示す選択商品がネット購入カートに投入された場合は、利用者から最も遠い場所にある実店舗「店舗ハ」が表示対象から除外される結果、買い物領域110の範囲が縮小する。かかる場合、端末装置10は、新たな買い物領域110の範囲全体が表示されるように、表示する地図の縮尺を拡大する(ステップS22)。このように、端末装置10は、実店舗で購入する選択商品の取捨選択に応じて、買い物領域110の表示を伸縮させるので、直感的なUIを介して、近隣で購入可能な選択商品を示すことができる。
なお、買い物領域110の表示を伸縮させる処理については、必ずしも必要な処理ではない。例えば、端末装置10は、買い物領域110の拡大や縮小を同一縮尺の地図上で表示することで、利用者が回ろうとするエリアを容易に決定できるようにしてもよい。
[6−3.第3の例]
次に、図9を用いて、端末装置10が表示する画面の第3の例について説明する。図9は、実施形態にかかる端末装置の第3の表示例を説明する図である。ここで、第3の例では、ある選択商品を販売する実店舗が複数存在する場合に、利用者の位置から各実店舗までの距離、または、利用者の位置から各実店舗までの移動コストが所定の範囲内となる店舗の位置を特定する例について説明する。
例えば、情報提供装置20は、ユーザーの位置「位置κ」を取得する。また、情報提供装置20は、商品ID「商品C」が示す商品を利用者が購入カートに投入している場合は、かかる選択商品を販売する実店舗「店舗イ」、「店舗ロ」、「店舗ニ」の位置「位置α」、「位置β」、「位置δ」を特定する。そして、情報提供装置20は、ユーザーの位置「位置κ」と、実店舗「店舗イ」、「店舗ロ」、「店舗ニ」の位置「位置α」、「位置β」、「位置δ」とのマッチングを行い(ステップS30)、利用者が訪れやすい実店舗を選択する(ステップS31)。
そして、情報提供装置20は、例えば、「位置α」、「位置β」、「位置δ」のうち、「位置κ」に最も近い位置が「位置α」である場合は、実店舗「店舗イ」の「位置α」を地図上に表示するよう端末装置10に指示する。この結果、端末装置10は、実店舗「店舗イ」の位置のみを地図上に表示する(ステップS32)。
[6−4.第4の例]
ここで、上述した情報提供装置20は、選択商品を販売する実店舗の位置と利用者との位置に基づいて、利用者からの距離または移動コストが最も少ない実店舗の位置を特定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。すなわち、情報提供装置20は、利用者からの距離や移動コスト等、地理的な要素以外の要素に基づいて、位置を表示させる実店舗の選択を行なってもよい。
例えば、情報提供装置20は、各実店舗が選択商品を販売する価格を特定し、あらかじめ利用者が設定した選択商品の許容価格以下となる店舗や、販売価格が最も安い実店舗の位置のみを特定してもよい。以下、各実店舗が選択商品を販売する価格に応じて位置を特定する実店舗を選択する情報提供装置20の処理および端末装置10が表示する画面の一例について、図10を用いて説明する。
図10は、実施形態にかかる端末装置の第4の表示例を説明する図である。例えば、情報提供装置20は、商品ID「商品A」が示す選択商品について、利用者が設定した許容価格が「3000円」である旨を取得する(ステップS40)。一方、情報提供装置20は、商品ID「商品A」が示す選択商品を販売する実店舗が「店舗イ」、「店舗ロ」である場合は、「店舗イ」、「店舗ロ」が選択商品を販売する価格をそれぞれ検索する。なお、価格を検索する手法としては、任意の手法が考えられるが、例えば、情報提供装置20は、各実店舗があらかじめ情報提供装置20に登録した価格を用いてもよく、インターネットを介して価格を検索してもよい。
ここで、商品ID「商品A」が示す選択商品について、実店舗「店舗イ」が「3200円」で販売し、実店舗「店舗ロ」が「2980円」で販売している場合(ステップS41)、情報提供装置20は、実店舗「店舗ロ」の販売価格が利用者の許容価格よりも安いと判定する。この結果、情報提供装置20は、実店舗「店舗ロ」の位置「位置β」のみを特定し、特定した位置「位置β」を端末装置10に通知する(ステップS42)。この結果、端末装置10は、地図上に、利用者のアイコン101と、実店舗「店舗ロ」のアイコン103のみを表示する(ステップS43)。
なお、地理的な要素や選択商品の価格に基づいて、選択商品を販売する位置を特定する店舗を選択する処理について説明したが、かかる処理は、例えば、情報提供装置20が有する特定部28によって実現される。
[7.情報提供装置20が実行する処理の流れ]
次に、図11を用いて、情報提供装置20が実行する処理の流れについて説明する。図11は、実施形態に係る情報提供装置が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。例えば、情報提供装置20は、選択商品情報、選択商品除外情報又は選択操作情報を受信したか否かを判定する(ステップS101)。そして、情報提供装置20は、選択商品情報、選択商品除外情報又は選択操作情報を受信した場合は(ステップS101:Yes)、受信した選択商品情報、選択商品除外情報又は選択操作情報に従って、購入カートテーブル25を更新する(ステップS102)。
次に、情報提供装置20は、位置取得要求を受信したか否かを判定し(ステップS103)、位置取得要求を受信した場合は(ステップS103:Yes)、選択商品のうち、購入カート内の選択商品を選択する(ステップS104)、そして、情報提供装置20は、選択した選択商品を販売する実店舗から、地理的な条件や価格条件等、所定の条件に応じて実店舗を選択し(ステップS105)、選択した実店舗の位置を特定する(ステップS106)。そして、情報提供装置20は、特定した位置情報を端末装置10に送信し、地図上に店舗の位置を表示させる(ステップS107)。
また、情報提供装置20は、決済要求を受信したか否かを判定し(ステップS108)、決済要求を受信した場合は(ステップS108:Yes)、ネット購入カート内の選択商品について決済処理を実行し(ステップS109)、処理を終了する。一方、情報提供装置20は、決済要求を受信していない場合は(ステップS108:No)、ステップS101を実行する。
また、情報提供装置20は、位置取得要求を受信していない場合は(ステップS103:No)、ステップS104〜ステップS107の実行をスキップし、ステップS108を実行する。また、情報提供装置20は、選択商品情報、選択商品除外情報又は選択操作情報を受信していない場合は(ステップS101:No)、ステップS102の実行をスキップしてステップS103を実行する。
[8.端末装置10が実行する処理の流れ]
次に、図12を用いて、端末装置10が実行する処理の流れについて説明する。図12は、実施形態に係る端末装置が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。まず、端末装置10は、利用者の操作により、選択商品の追加、除外、購入カートからネット購入カートへの移動等、選択商品の更新が行われたか否かを判定する(ステップS201)。そして、端末装置10は、選択商品が更新された場合は(ステップS201:Yes)、更新内容に応じて、選択商品情報、選択商品除外情報または選択操作情報を情報提供装置20に送信する(ステップS202)。
また、端末装置10は、購入カートが所定の範囲にドラッグアンドドロップされたか否かを判定し(ステップS203)、購入カートが所定の範囲にドラッグアンドドロップされた場合は(ステップS203:Yes)、以下の処理を実行する。まず、端末装置10は、位置取得要求を情報提供装置20に送信する(ステップS204)。次に、端末装置10は、情報提供装置20から位置表示要求を受信し(ステップS205)、地図上に店舗の位置を表示して(ステップS206)、処理を終了する。一方、端末装置10は、購入カートが所定の範囲にドラッグアンドドロップされていない場合は(ステップS203:No)、ステップS201を実行する。
[9.情報提供装置20の効果]
上述したように、情報提供装置20は、商品と商品を販売する実店舗の位置とを対応付けて記憶する。そして、情報提供装置20は、電子商取引で利用者が選択し、購入カートに投入された商品である選択商品に対応付けられた実店舗の位置を特定する。その後、情報提供装置20は、特定した実店舗の位置を地図上に表示するよう端末装置10に指示する。このため、情報提供装置20は、実店舗と電子商取引とのどちらで商品を購入するのが便宜であるか利用者に提示できる。
また、情報提供装置20は、選択商品が変更された場合は、変更後の選択商品と対応付けられた実店舗の位置を新たに特定し、新たに特定した実店舗の位置を地図上に表示させる。このため、情報提供装置20は、端末装置10を用いる利用者に対し、例えば、電子商取引を行うUI上で、選択商品を変更しながら買い物領域を容易に確認させることができる。
また、情報提供装置20は、特定された店舗の位置の追加や除外に応じて、店舗の位置が表示された地図の拡大や縮小を端末装置10に指示する。このため、情報提供装置20は、端末装置10を用いる利用者に対し、選択商品に応じて変化する買い物領域の大きさを容易に識別させることができる。
また、情報提供装置20は、利用者の位置を基準とし、特定した店舗の位置を含む領域を地図上で強調表示するよう指示する。詳細には、情報提供装置20は、特定した店舗の位置を含む領域以外の領域に網掛けを行なうよう端末装置10に指示する。このため、情報提供装置20は、利用者に買い物領域を容易に視認させることができる。
また、情報提供装置20は、選択商品を電子商取引を介して購入するか否かを選択操作を受け付ける。例えば、情報提供装置20は、選択商品を購入カートに投入するか、ネット購入カートに投入するかの選択操作を受け付ける。そして、情報提供装置20は、選択商品のうち、電子商取引を介して購入する選択操作を付けつけた商品、すなわち、ネット購入カートに投入された選択商品を販売する実店舗の位置を特定する。
この結果、情報提供装置20は、利用者が購入しようとする商品のうち、持ち運びが困難な商品等、利用者が電子商取引を介して購入する意思がある商品については、実店舗の位置を表示させない。一方、情報提供装置20は、電子商取引を介して購入するか実店舗で購入するか利用者が迷っている商品については、実店舗の位置を表示させる。この結果、情報提供装置20は、利用者を実店舗に送客するUIを実現することができる。
また、情報提供装置20は、購入カートからネット購入カートに選択商品を移動させる操作を受付し、決済要求を受信した場合は、ネット購入カートに投入された選択商品のみについて決済処理を実行する。このため、情報提供装置20は、決済対象となる選択商品の振分を容易にすることができる。
また、情報提供装置20は、選択商品を販売する全ての実店舗から、利用者が設定した許容価格に応じて実店舗を選択し、選択した実店舗の位置を特定する。このため、情報提供装置20は、例えば、価格が許容範囲内であれば実店舗で選択商品をすぐに購入したいが、価格が許容範囲外であれば電子商取引を介して安い選択商品を購入する等といった、利用者が許容する価格に基づく細かなニーズに対応することができる。
また、情報提供装置20は、選択商品を販売する全ての実店舗から、利用者との距離または利用者の位置からの移動コストが所定の範囲内となる実店舗の位置を特定する。このため、情報提供装置20は、例えば、最も近い実店舗や、利用者の位置から出向いた際に、乗り換え回数や運賃が最も少ない実店舗等を表示させることができる。
また、端末装置10は、利用者が購入カートのアイコンを所定の領域にドラッグアンドドロップした場合は、情報提供装置20に対し、選択商品を販売する実店舗の位置を特定するよう要求する。そして、端末装置10は、実店舗の位置の通知を受け付けた場合は、かかる店舗の位置が表された地図を表示する。このため、端末装置10は、実店舗と電子商取引とのどちらで商品を購入するのが便宜であるか利用者に提示できる。
[10.変形例]
上記した実施形態に係る情報提供装置20は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の情報提供装置20の他の実施形態について説明する。
[10−1.位置を特定する実店舗を選択する処理について]
上述した実施形態では、情報提供装置20は、選択商品を販売する実店舗のうち、利用者の位置と最も近い店舗や移動コストが最も少ない実店舗の位置を特定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報提供装置20は、利用者との距離が所定の範囲内にある実店舗のうち、利用者の位置に近い実店舗から順に複数の実店舗を選択し、選択した実店舗の位置を特定しても良い。
また、例えば、情報提供装置20は、「店舗イ」と利用者との距離が、「店舗ロ」と利用者との距離よりも近いが、乗り換え回数や運賃等により、「店舗イ」までの移動コストより「店舗ロ」までの移動コストの方が低くなるのであれば、「店舗ロ」を優先して選択してもよい。また、情報提供装置20は、位置を表示する実店舗を、利用者との距離や移動コストだけではなく、選択商品の販売価格を考慮して選択してもよい。
また、例えば、情報提供装置20は、選択商品から除外すれば利用者が遠出せずに住む選択商品を自動判定してもよい。例えば、情報提供装置20は、上述した処理のいずれかを実行し、選択商品ごとに実店舗の位置を特定する。ここで、情報提供装置20は、特定した実店舗の位置と利用者の位置とをそれぞれ比較する。そして、情報提供装置20は、ある実店舗の位置と利用者の位置との距離や移動コストが所定の閾値よりも大きくなるのであれば、かかる実店舗の位置については、表示対象から除外してもよい。かかる処理を行うことで、情報提供装置20は、利用者に訪れやすい実店舗のみを提示するので、利用者に実店舗の利用を促すことができる。
また、端末装置10は、端末装置10の位置を示す利用者位置情報以外にも、例えば、利用者の操作によって入力された位置を示す利用者位置情報を含む位置取得要求を生成してもよい。かかる場合、情報提供装置20は、利用者が入力した位置を基準として、位置を表示する店舗の位置を端末装置10に表示することができる。
[10−2.購入カートとネット購入カートについて]
上述した例では、端末装置10は、購入カートとネット購入カートとを表示し、電子商取引を介して購入する選択商品をネット購入カートに投入させた。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。
例えば、端末装置10は、利用者が購入カートのアイコン100を選択した際に、選択商品を表示するとともにチェックボックスを表示する。そして、端末装置10は、利用者がチェックボックスにチェックを入れた選択商品については、電子商取引を介して購入される選択商品である旨を情報提供装置20に送信する。かかる場合、情報提供装置20は、選択商品のうち、チェックボックスにチェックが入れられた選択商品以外の選択商品について、販売を行なう実店舗の位置を特定してもよい。
[10−3.実店舗が存在しない場合について]
例えば、情報提供装置20は、ある選択商品を販売する実店舗が存在しない場合には、かかる選択商品について販売を行なう実店舗が存在しない旨を端末装置10に表示させてもよい。また、情報提供装置20は、かかる選択商品について販売を行なう実店舗が利用者から所定の距離以上離れている場合には、近隣にかかる選択商品を販売する実店舗がない旨を端末装置10に表示させてもよい。
[10−4.その他]
端末装置10は、店舗の位置を表示した地図を印刷可能としても良い。また、端末装置10は、利用者の位置に応じて、利用者の位置を示すアイコン101の位置を移動させ、利用者をナビゲーションしてもよい。
なお、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。また、例えば、各図に示したアプリケーションのUI(User Interface)は、これに限定されるものではない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、収集手段は、収集部や収集回路に読み替えることができる。
[11.プログラム]
なお、上述した実施形態における情報提供装置20は、例えば図13に示すような構成のコンピュータ50が、情報提供プログラムを実行することによって実現される。図13は、情報提供プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ50は、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory)52、ROM(Read Only Memory)53、HDD(Hard Disk Drive)54、通信インターフェイス(I/F)55、入出力インターフェイス(I/F)56、およびメディアインターフェイス(I/F)57を備える。
CPU51は、ROM53またはHDD54に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM53は、コンピュータ50の起動時にCPU51によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ50のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD54は、CPU51によって実行される情報提供プログラム、および、情報提供プログラムによって使用されるデータ等を格納する。例えば、HDD54は、図4に記載した商品データベース24、購入カートテーブル25、店舗位置データベース26と同様のデータを記憶する。通信インターフェイス55は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU51へ送り、CPU51が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU51は、入出力インターフェイス56を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU51は、入出力インターフェイス56を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU51は、生成したデータを、入出力インターフェイス56を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス57は、記録媒体58に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM52を介してCPU51に提供する。CPU51は、当該プログラムを、メディアインターフェイス57を介して記録媒体58からRAM52上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体58は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ50が上述した実施形態に係る情報提供装置20として機能する場合、コンピュータ50のCPU51は、RAM52上にロードされたプログラムを実行することにより、図4に例示した受付部27、特定部28、指示部29、決済部30の各機能を実現する。
コンピュータ50のCPU51は、情報提供プログラムを、記録媒体58から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 情報提供システム
10 端末装置
11 通信部
12 制御部
13 ディスプレイ
14 タッチパネル
15 表示制御部
16 操作制御部
17 要求部
18 GPSアンテナ
20 情報提供装置
21 通信部
22 制御部
23 記憶部
24 商品データベース
25 購入カートテーブル
26 店舗位置データベース
27 受付部
28 特定部
29 指示部
30 決済部

Claims (12)

  1. 商品と当該商品を販売する店舗の位置とを対応づけて記憶する記憶部と、
    電子商取引で利用者が選択し、仮想的な買い物かごに投入された商品である選択商品と対応づけられた店舗の位置を特定する特定部と、
    前記利用者が使用する端末装置に対し、前記特定部が特定した店舗の位置を地図上に表示するよう指示する指示部と
    を備える情報提供装置。
  2. 前記特定部は、前記選択商品が変更された場合は、変更後の選択商品と対応づけられた店舗の位置を新たに特定し、
    前記指示部は、前記特定部が新たに特定した店舗の位置を地図上に表示するよう指示することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記指示部は、前記特定部が特定した店舗の位置の追加または除外に応じて、前記特定部が特定した店舗の位置が表示された地図を拡大または縮小して表示するよう前記端末装置に指示することを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記指示部は、前記利用者を基準として前記特定部が特定した店舗の位置を含む領域を地図上で強調表示するよう指示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  5. 前記利用者が前記選択商品を電子商取引を介して購入するか否かの選択操作を前記選択商品ごとに受け付ける受付部を有し、
    前記特定部は、前記選択商品のうち、前記受付部が電子商取引を介して購入する旨の選択操作を受け付けた選択商品以外の選択商品と対応づけられた店舗の位置を特定する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  6. 前記受付部は、前記仮想的な買い物かごから、前記電子商取引を介して購入する商品が投入される他の仮想的な買い物かごに前記選択商品を移動させる操作を前記選択操作として受け付け、
    前記利用者によって前記他の仮想的な買い物かごに移動された選択商品の決済を実行する決済部を有することを特徴とする請求項5に記載の情報提供装置。
  7. 前記特定部は、前記選択商品を販売する全ての店舗から、前記利用者が設定した価格に応じて店舗を選択し、選択された店舗の位置を特定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  8. 前記特定部は、前記選択商品を販売する店舗のうち、前記利用者との距離または前記利用者の位置からの移動コストが所定の範囲内となる店舗を選択し、選択した店舗の位置を特定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の情報提供装置。
  9. 利用者に情報を提供する情報提供装置が実行する情報提供方法であって、
    前記利用者の選択により仮想的な買い物かごに投入された商品である選択商品を販売する店舗の位置を特定する特定工程と、
    前記利用者が使用する端末装置に対し、前記特定部が特定した店舗の位置を地図上に表示するよう指示する指示工程と
    を含む情報提供方法。
  10. 仮想的な買い物かごに投入された商品である選択商品を、画面上の所定の領域に移動させる操作を受け付けた場合は、商品を販売する店舗の位置を特定する情報提供装置に対して、前記選択商品を販売する店舗の位置を要求する要求部と、
    前記情報提供装置から前記選択商品を販売する店舗の位置の通知を受け付けた場合は、かかる店舗の位置が表された地図を表示する表示部と
    を有することを特徴とする端末装置。
  11. 地図を表示する端末装置が実行する表示方法であって、
    仮想的な買い物かごに投入された商品である選択商品を画面上の所定の領域に移動させる操作を受け付けた場合は、商品を販売する店舗の位置を特定する情報提供装置に対して、前記選択商品を販売する店舗の位置を要求する要求工程と、
    前記情報提供装置から前記選択商品を販売する店舗の位置の通知を受け付けた場合は、かかる店舗の位置が表された地図を表示する表示工程と
    を含む表示方法。
  12. コンピュータに
    仮想的な買い物かごに投入された商品である選択商品を画面上の所定の領域に移動させる操作を受け付けた場合は、商品を販売する店舗の位置を特定する情報提供装置に対して、前記選択商品を販売する店舗の位置を要求する要求手順と、
    前記情報提供装置から前記選択商品を販売する店舗の位置の通知を受け付けた場合は、かかる店舗の位置が表された地図を表示する表示手順と
    を実行させることを特徴とする表示プログラム。
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