JP2004013503A - ナビゲート装置及びナビゲートプログラム - Google Patents

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山北 徹
Toshihiko Miyamura
宮村 俊彦
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Abstract

【課題】本発明はショッピングモール等において利用者をナビゲートするナビゲート装置及びナビゲートプログラムに関し、特に建物の中に設置されたショッピングモール街、専門店街においてもナビゲーションを行い、利用者に対して歩行サポート情報を提供し、商品の購入支援を行うナビゲート装置及びナビゲートプログラムを提供するものである。
【解決手段】本発明は、ショッピングモール街等の建物によって従来のGPSシステムを利用することができないエリアにおけるナビゲーションシステムであり、当該エリア内に送受信装置「1」、「2」、「3」、「4」、・・・を所定間隔で設置し、利用者に歩ナビ2を貸し、歩ナビ2の位置を送受信装置によって検知し、センタ1のサーバには利用者情報と共に、当該エリア内に設置された店舗の情報が登録され、例えば利用者が商品情報として商品の種類又は商品名を入力することによって、データベースを検索し、店舗情報を得ると共に、店舗の位置情報を取得し、利用者を目的の店舗にナビゲートする構成である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はショッピングモール等において顧客(以下、利用者で示す)をナビゲートするナビゲート装置及びナビゲートプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、GPS(global positioning system)を利用したナビゲーションシステムが広く使用されている。例えば、自動車にナビゲート装置を取り付け、目的地の検索を行い、自車の位置から目的地までの誘導に利用している。また、自車の位置に近い公共施設やコンビニエンスストア、銀行等の検索にも利用されている。さらに、ナビゲート装置は自動車に搭載するだけではなく、ポータブルなナビゲート装置を使用し、自転車による移動や歩行のナビゲーションにも用いられている。
【0003】
また、ナビゲート装置を携帯電話に搭載し、自己の位置を知ると共に、電話機能と連携した使用も行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記GPSは基本的に3個以上の衛星からの電波を検知し、自車の位置又は自己の位置を知るシステムであり、衛星からの電波が受信できない場所にいる場合には上記システムを利用することはできない。例えば、建物の中にいる場合や、周りを大きな建物で囲まれた場所にいる場合などには利用できない。
【0005】
したがって、例えば構内に設けられたショッピングモールやデパートの中などでは、従来のシステムを利用することができない。しかし、大きな建物の中に構築されたショッピングモール街や専門店街において、利用者が希望する店舗を探し、必要な商品を購入したい場合もある。このような場合、従来のナビゲーションシステムを利用することができない。
【0006】
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、建物の中に設置されたショッピングモール街、専門店街においてもナビゲーションを行い、利用者に対して歩行サポート情報を提供し、商品の購入支援を行うナビゲート装置及びナビゲートプログラムを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1に記載した発明によれば、センタサーバにネットワークを介して接続されたナビゲート装置において、利用者の移動速度を検出する移動速度検出手段と、該利用者の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段と、目的とする商品の種類又は商品名を入力する入力手段と、前記商品の種類又は商品名に基づいてセンタサーバから店舗情報及び店舗の位置情報を読出す検索手段と、該検索手段の結果に基づいて前記店舗情報及び店舗の位置情報を表示する表示手段とを有するナビゲート装置を提供することによって達成できる。
【0008】
ここで、上記センタサーバには店舗毎に商品情報や、店舗の位置情報が記憶されており、入力手段から入力する商品の情報から、当該商品を取り扱う店舗の検索を行い、店舗情報及び位置情報を読み出してナビゲート装置に表示する。
このように構成することにより、例えばショッピングモール街のような店舗が集中する所定エリアにおいて、より容易に店舗の検索を行うことができる。
【0009】
請求項2の記載は、前記請求項1記載の発明において、前記店舗の位置情報に基づいて利用者の現在位置から各店舗までの距離を算出する距離算出手段と、この距離算出手段によって算出された距離と利用者の移動速度から所要時間を算出する所要時間算出手段と、この所要時間算出手段の結果に基づいて各店舗を利用者の現在位置から近い順に表示する構成である。
【0010】
このように構成することにより、利用者の現在位置から各店舗までの所要時間を知ることができ、更に表示された店舗の順番に従って店舗を回ることで効率よく買い物を楽しむことができる。
上記課題は、請求項3に記載した発明によれば、センタサーバにネットワークを介して接続されたナビゲート装置において、目的とする商品の種類又は商品名を入力する入力手段と、前記商品の種類又は商品名に基づいて、センタサーバから店舗情報及び店舗の位置情報を読出す検索手段と、この検索手段によって検索された店舗に対して商品の予約を通知する為に予約情報を入力する入力手段と、前記店舗に入店した場合にセンタサーバからその旨の通知を受信するナビゲート装置を提供することによって達成できる。
【0011】
このように構成することにより、目的とする商品予約しておくことにより、例えば利用者がその店舗に到着するまでその商品を確保しておくことができ、利用者が店舗に到着する前に売り切れてしまう心配がない。また、その店舗に入ったらその旨の通知が成されるので店舗をまちがえたり予約をしたことを忘れてしまう心配がない。
【0012】
上記課題は、請求項4に記載した発明によれば、センタサーバにネットワークを介して接続されたナビゲート装置において、前記装置の利用者の情報をグループ毎に入力する入力手段と、この利用者の情報をセンタサーバに送信する送信手段と、同じグループに登録された装置の位置情報をセンタサーバから受信する受信手段と、この受信した情報に基づいて同じグループの装置の位置を表示するナビゲート装置を提供することによって達成できる。
【0013】
このように構成することにより、例えばショッピングモール街をグループ又は家族等で利用する際、同じグループのメンバや家族等の位置を利用者が持っているナビゲート装置で確認することができる。
上記課題は、請求項5に記載した発明によれば、センタサーバにネットワークを介して接続されたナビゲート装置に装備されたコンピュータに用いられるプログラムであって、利用者の移動速度を検出する機能と、該利用者の現在の位置情報を取得する機能と、目的とする商品の種類又は商品名を入力する機能と、入力された商品の種類又は商品名に基づいてセンタサーバから店舗情報及び店舗の位置情報を読出す機能と、この店舗情報及び店舗の位置情報を表示する機能とを前記コンピュータに実現させるナビゲートプログラムを提供することによって達成できる。
【0014】
本発明は、ナビゲートプログラムの発明であり、このように構成することによっても、例えば大きな建物内に構築されたショッピングモール街において希望する商品を取り扱う店舗の検索や、商品の予約等を効率よく行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明のシステム構成図である。同図に示すシステムは、例えば大きな建物内のショッピングモールに構築されたシステムであり、ナビゲート装置、センタサーバ、及びナビゲートプログラムを使用して運用を行う。ここで、同図に示すネットワークは、例えば本例で使用するショッピングモール街に設けられた送受信装置「1」、「2」、「3」、「4」、・・・、及びこれらを結ぶ有線、無線設備であり、このネットワークにセンタ1、複数の歩ナビ(歩行ナビゲート装置)2(2a、2b、2c、・・・)、及び店舗端末a、b、c、d、・・・が接続される。
【0016】
ここで、送受信装置「1」、「2」、「3」、「4」、・・・は、例えば図2に示すようにショッピングモール街に配設されている。尚、同図はショッピングモール街の一部を示す図であり、同図に示す・印の位置が送受信装置「1」、「2」、「3」、「4」、・・・の配設位置であり、一定間隔で通路の両側に配設されている。また、各送受信装置のアクセスエリアは、例えば半径10m程度であり、歩ナビ2は電波強度が最も強い送受信装置とアクセスする。また、歩ナビ2は送受信装置との間でブルートゥース(BLUETOOTH)による通信を行う。尚、この通信はブルートゥースに限るものではなく、例えば赤外線通信、PHS(personal handy phone system)通信等を利用してもよい。
【0017】
図3は歩ナビ2の構成を説明する図であり、歩ナビ2は本例のショッピングモール街に入る際、例えば無料で貸し出される。同図において、歩ナビ2はCPU3、ROM4、RAM5、入力部6、表示部7、外部記憶部8、加速度センサ9、GPS10、気圧センサ11、通信制御部12、方位センサ13、EEPROM14で構成されている。
【0018】
CPU3は後述する動作状態判別処理、位置検出処理、移動方向算出処理、歩行速度算出処理、及び高度算出処理等を行う。ROM4は地図情報のデータベース(DB)、及び後述する動作パターンのデータベースを予め記憶する。また、RAM5はワーク領域として使用され、例えば各種レジスタ、各種登録テーブルを備える。
【0019】
入力部6はキーボードやタッチキーで構成され、例えば利用者の氏名や連絡先、親機や子機のID番号等を入力する。また、ショッピングモール街を移動中、検索を希望する店舗名や購入を希望する商品名等の情報を入力する。一方、表示部7は上記情報の入力画面や、検索した店舗情報、位置情報等を表示する。尚、外部記憶部8はハードディスク等で構成され、例えばナビゲートプログラムや各種データを記憶する。
【0020】
加速度センサ9は、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の加速度から利用者の動作(行動)を検出するためのセンサである。また、GPS10は所定数以上の衛星から電波を受信し、該受信信号をCPU3に出力する。但し、本例においては建物内のショッピングモール街で使用される為、建物外に出た場合等、特別な場合のみに使用される。
【0021】
気圧センサ11は利用者の位置の気圧情報を検出してCPU3に送り、CPU3による高度算出処理に利用される。尚、この気圧センサ11は、直接高度を検出可能なデバイスに置き換え使用することができ、この場合CPU3による高度算出処理は不要である。
【0022】
方位センサ13は、方位をX軸、Y軸、Z軸の各成分毎に検出できるセンサであり、歩ナビ2を持った利用者の移動する方向を検出する。この方位センサ13の検出データと加速度センサ9の検出データとを基に、利用者の行動の軌跡を把握することが可能であり、GPS10による電波の受信が不可能であるショッピングモール街で、後述するように有効に利用できる。
【0023】
一方、図4(a)は前述のセンタ1に配設されたサーバの模式図である。同図に示すように、サーバ15はCPU、ROM、RAM等で構成されるコンピュータであり、磁気ディスク等の記憶装置19に接続され、必要に応じて記憶装置19にデータを記憶し、記憶装置19に記憶したデータを読み出す。
【0024】
同図(b)は、上記サーバ15の内部システムであり、CPU15a、RAM15b、ROM15c、キーボード等の入力部15d、表示部15e、通信制御部15f、記憶装置19で構成されている。この記憶装置19には、店舗情報のデータベース(DB)、及び商品情報のデータベース(DB)が登録される。
【0025】
図5及び図6は上記記憶装置19に構築されたデータベースの構成を説明する図である。先ず、図5は歩ナビ2の貸出し情報を登録するデータベースである。このデータベースには、同図に示すように、歩ナビID、利用者名、連絡先(例えば、住所及び電話番号)、位置情報、グループ名、親機/子機の別、歩行速度の各記憶エリアが設けられ、後述する処理に従って順次各記憶エリアに対応する情報が書き込まれる。
【0026】
また、図6(a)はショッピングモール街の店舗のデータベースである。同図に示すように店舗のデータベースは、カテゴリー毎に登録されており、例えば「食事」のカテゴリーの記憶エリアには、“中華料理店〇〇”、“そば処△△”等のショッピングモール街に出店する店名と、その店の商品情報(メニュー情報)が登録されている。尚、この商品情報(メニュー情報)には商品の単価等の詳細情報も含まれる。また、衣類やその他のカテゴリーについても、同様にデータベースに登録されている。
【0027】
また、同図(b)は、店舗情報のデータベースの構造であり、同図(c)は商品情報のデータベースの構造である。店舗情報のデータベースは、店舗のID番号、店名、扱う商品の種類、位置、その他の情報の各記憶エリアで構成され、各記憶エリアには対応する情報が登録される。また、商品情報のデータベースは、商品の種類、商品名、メーカ、値段、扱っている店、店舗のID書き込みエリアで構成され、各記憶エリアには対応する情報が登録される。
【0028】
さらに、上記記憶装置19には、ショッピングモール街に配置された送受信装置「1」、「2」、「3」、「4」、・・・の位置情報(地図情報)、及び店舗の位置情報も登録されている。例えば、この位置情報(地図情報)は、前述の図2に示す送受信装置「1」等の位置を座標データとして記憶し、店舗の位置情報を座標データとして記憶するものである。
以上の構成において、以下に本例の処理を説明する。
【0029】
先ず、ショッピングモール街を利用しようとする者は、例えばショッピングモール街の入り口で歩ナビ2を借りる。図7は歩ナビ2を借りる際の処理を説明するフローチャートであり、この処理に従って歩ナビ2の初期設定を行う。
先ず、利用者がグループで利用するか否かを判断する(ステップ(以下、図7においてSで示す)1)。ここで、グループでの利用とは、ショッピングモール街に家族で買い物に来た場合や友達同士で来た場合、お互いの位置を把握する為に利用するものである。したがって、グループでの利用ではない場合(S1がNO)、歩ナビ2を単体で使用する場合であり、利用者の名前と連絡先を歩ナビ2に入力する(S2)。
【0030】
図8はこの入力画面である。この入力画面には、利用者の名前入力エリア21a、住所(連絡先)入力エリア21b、親機/子機設定エリア21c、親機のID番号入力エリア21dが設けられ、各入力エリアに利用者の情報を入力する。例えば、利用者は名前入力エリア21aに自己の氏名を入力し、住所(連絡先)入力エリア21bに利用者の住所を入力する。尚、この場合グループでの利用ではないので、親機又は子機の設定では親機を選択し、子機のID番号の入力は不要である。尚、同図に示す戻るのボタン22aは入力データに修正等を加える場合に使用される。
【0031】
上記の設定を行った後、OKボタン22bをチェックすると上記入力データはセンタ1に送信される(S3)。センタ1は、以後当該歩ナビ2から送られた利用者情報を前述のデータベースに登録する。
一方、グループでの利用の場合(S1がYES)、先ず代表者の名前及び住所(連絡先)を入力する(S4)。この場合も上記と同様、図8に示す名前入力エリア21a及び住所入力エリア21bに上記情報を入力する(S4)。次に、グループでの利用であるので、親機又は子機の指定を行う(S5)。ここで、代表者が使用する歩ナビ2を親機として指定する。次に、使用する子機のID番号を登録する(S6)。この登録は、後に親機のグループに含まれる子機の検索に使用するためである。
【0032】
子機側についても同様に、子機利用者の名前及び住所(連絡先)を入力し(S7)、子機の指定を行い(S8)、親機のID番号を登録する(S9)。そして、全ての子機の設定が終了したか判断し(S10)、未だ子機の設定が全て終了していなければ(S10がNO)、上記処理(S7〜S10)を繰り返して行い、全ての子機で利用者の名前、住所(連絡先)、親機のID番号の入力を行う。尚、図9は子機の設定画面の例を示すものである。
【0033】
その後、子機に対する利用者情報の入力処理が終了すると(S10がYES)、親機の登録内容のデータをセンタ1に送信する(S11)。センタ1は、歩ナビ2から送信された情報を前述の図5に示すデータベースに登録していく。
例えば、図5に示すように、歩ナビ2a(歩ナビID「A123」)に利用者名“田中○×”、連絡先(住所)“○○○”を登録する。尚、ここで歩ナビ2aを借りた“田中○×”がグループ利用ではない場合、グループ名及び親機/子機の登録は行われない。一方、歩ナビ2b(歩ナビID「A124」)には、利用者名“池西○△”、連絡先(住所)“○○○”が登録され、グループ名として“グループ1”が登録され、更に親機の登録が行われる。尚、歩ナビ2c〜2e(歩ナビID「A125」〜「A127」)も、同じ“グループ1”の利用者に貸し出され、同図に示す利用者情報が登録される。
【0034】
上記のようにして、歩ナビ2の利用者は借りた歩ナビ2の入力部6を使用して利用者情報を順次入力し、センタ1のデータベースに利用者情報を登録する。このようにして、初期設定を行った後、先ず歩ナビ2を利用する利用者の歩行速度が測定される。図10はこの処理を説明するフローチャートである。
【0035】
先ず、第1の送受信装置から電波を受信すると(ステップ(以下、図10においてSTで示す)1)、電波強度が一定値以上であるか判断する(ST2)。ここで、電波強度が一定値以上ではない場合(ST2がNO)、即ち歩ナビ2が送受信装置から一定エリア内(例えば、10m以内)にない場合、次の電波の受信を待つ。一方、電波強度が一定値以上である場合、即ち歩ナビ2が送受信装置の一定エリアに入った場合(ST2がYES)、不図示の値を初期化し、カウント処理を開始する(ST3、ST4)。
【0036】
次に、地図上で歩ナビ2の現在地を検出し、データベースに登録する(ST5)。ここで、歩ナビ2の現在地は、上記歩ナビ2が電波を受信した送受信装置の位置である。例えば、歩ナビ2が送受信装置「1」の電波を受信した場合、歩ナビ2の現在地は送受信装置「1」の位置(実際には、送受信装置「1」から一定範囲内の位置)であり、この位置情報をデータベースに登録する。例えば、図5に示す位置情報の記憶エリアに送受信装置「1」の位置を示す「1」を登録する。
【0037】
次に、第2の送受信装置から電波を受信すると(ST6)、電波強度が一定値以上であるか判断し(ST7)、電波強度が一定値以上ではない場合(ST7がNO)、前述と同様次の電波の受信を待つ。一方、電波強度が一定値以上である場合(ST2がYES)、カウント処理を停止する(ST8)。そして、歩ナビ2の現在地を検出し、データベースに登録する(ST9)。
【0038】
次に、前回登録した位置情報をデータベースから読み出す(ST10)。そして、前回登録した地点と今回登録した現在地間の距離を算出する(ST11)。例えば、前回登録した地点の位置情報が図2に示す「1」であり、今回登録した地点の位置情報が「2」であれば、この間の距離は地図上における座標データと地図情報から算出することができる。
【0039】
例えば、図2において送受信装置「1」の入り口からのXY座標が(50(m)、50(m))であり、送受信装置「2」の入り口からのXY座標が(60(m)、50(m))である場合、上記2点間の距離は、10mである。
次に、タイマーのカウント値を読み出し、このタイマーカウント値を上記2地点間の移動時間とし(ST12)、距離/移動時間の計算を行い歩行速度を求める(ST13)。このようにして計算した歩行速度の情報はデータベースに登録される(ST14)。例えば、図5に示す例では、歩ナビ2aの利用者の歩行速度として4km/hが登録され、歩ナビ2bの利用者の歩行速度として3.5km/hが登録され、以下同図に示す通りである。
【0040】
尚、上記歩行速度の計算は、歩ナビ2が新たな送受信装置の電波を検出する毎に行われ、順次直近の歩行速度に更新され、この更新処理は利用者が歩ナビ2を返却するまで行われる(ST15)。
一方、図11に示すフローチャートは、上記タイマーカウントの補正処理について説明するものである。この処理は、歩ナビ2の利用者の歩行状態を検出し、例えばショッピングモール街で立ち止まっている場合や、商品を見ている場合等にタイマーのカウント処理を一時停止させる処理である。
【0041】
先ず、具体的な処理を説明する前に、利用者の歩行状態を検出する為、加速度センサ9からCPU3に出力される信号波形について説明する。図12(a)〜(c)は、加速度センサ9から供給されるX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の信号波形を示す図である。上記加速度センサ9から供給される信号波形は、同図(a)〜(c)に示すように、ピークを有し、横軸方向のピーク間隔は周期を示し、縦軸方向のピーク間隔(振幅)は加速度を示す。例えば、同図(a)のX軸方向の場合、ピークx1とx4の横軸方向のピーク間隔(周期)は、|tx1−tx4|であり、縦軸方向のピーク間隔(加速度)は|gx1−gx4|である。同様に、ピークx4とx2の横軸方向のピーク間隔(周期)は|tx4−tx2|であり、縦軸方向のピーク間隔(加速度)は|gx4−gx2|である。
【0042】
また、他のY軸方向、Z軸方向についても同様であり、同図(b)はY軸方向の例であり、同図(c)はZ軸方向の例である。この周期及び加速度の情報は、利用者の歩行パターンの特徴を含み、利用者の歩行状態、非歩行状態の判別に使用される。以下、図11に示すフローチャートに従って具体的に説明する。
【0043】
先ず、CPU3は加速度センサ9から供給される上記信号波形を受信し、加速度を抽出する(ステップ(以下、図11においてSTPで示す)1)。次に、1つの座標系についてピーク点を抽出する(STP2)。このピーク点の抽出は、例えば入力するX軸方向のデータをシリアルに受信し、入力データ(加速度)が増加から減少に転じる点、又は入力データ(加速度)が減少から増加に転じる点をピーク点として抽出する。
【0044】
次に、得られたピーク点のデータから横軸方向のピーク間隔(周期)を計算する(STP3)。例えば、図12(a)に示す例では、x1〜x6等のピーク点が抽出され、そのピーク間隔は|tx1−tx4|、|tx4−tx2|、|tx2−tx5|、|tx5−tx3|、|tx3−tx6|であり、それぞれの間隔が計算される。
【0045】
次に、得られたピーク点のデータから縦軸方向のピーク間隔(加速度)を算出する(STP4)。例えば、図12(a)に示す例では、ピーク間隔(加速度)は|gx1−gx4|、|gx4−gx2|、|gx2−gx5|、|gx5−gx3|、|gx3−gx6|であり、これらピーク間隔(加速度)が計算される。
【0046】
次に、上記各横軸方向のピーク間隔と縦軸方向のピーク間隔(以下、それぞれ周期、又は加速度で示す)の平均値を求め、この平均値のデータを保管する(STP5)。ここで、周期の平均値をtx0とし、加速度の平均値をgx0とする。
次に、Y軸方向、Z軸方向の周期と加速度の計算の有無が判断され(STP6)、Y軸方向及びZ軸方向についても同様の処理を行い、周期と加速度が計算される(STP6がNO、STP2〜STP6)。したがって、上記処理によってY軸方向の周期は、図12(b)の場合、|ty1−ty4|、|ty4−ty2|、|ty2−ty5|、|ty5−ty3|、|ty3−ty6|であり、周期の平均値 ty0が計算される。また、加速度は|gy1−gy4|、|gy4−gy2|、|gy2−gy5|、|gy5−gy3|、|gy3−gy6|であり、同様に加速度の平均値gy0が計算される。
【0047】
次に、算出した平均値について、動作パターンの登録データベースの中から、類似パターンの検索を行う(STP7)。図13はROM4に登録された歩行パターン情報の一例である。ここで、このデータベースには、歩行パターン以外にも他の動作パターンも登録されており、抽出した利用者の動作パターンと登録されている歩行パターンが類似するか判断する(STP8)。そして、検索したパターンが歩行パターンである場合(STP8がYES)、タイマーがカウント中か判断し(STP9)、タイマがカウント中であれば(STP9がYES)、そのままタイマーのカウント処理を継続する。この場合、利用者は歩行を継続しており、タイマーのカウント処理を継続するものである。一方、タイマーがカウント中でない場合(STP9がNO)、タイマーのカウント処理を再開する(STP10)。この場合、利用者は歩行を一旦止めた後、歩行を再開したものと判断し、カウント処理を再開する。したがって、例えば利用者が歩行を停止し、再度歩行を再開した場合でも正確な歩行時間を計数することができる。
【0048】
尚、歩行パターンではないと判断する場合(STP8がNO)、タイマーがカウント中か否か判断し(STP11)、カウント中であれば(STP11がYES)、カウント処理を中止し(STP12)、計数処理を停止する。一方、カウント中でなければ(STP11もNO)、そのままカウント処理の中止状態を維持する。
【0049】
以上のように処理することによって、利用者がショッピングモール街で商品を見る為に立ち止まり、又は方向を確認する等の為に立ち止まっている場合にはタイマーのカウント処理が停止し、誤ってカウントを継続することによる歩行速度の誤算出を防止できる。
【0050】
以上のようにしてタイマーの補正処理を含む、利用者毎の歩行速度の設定が行われた後、歩ナビ2には図14に示す処理に従って基本表示が行われる。すなわち、先ずデータベースから位置情報(現在地の情報)が読み出され(ステップ(以下、図14においてJで示す)1)、歩ナビ2のディスプレイに現在地を中心にしたショッピングモール街の地図が表示される(J2)。図15はディスプレイに表示される地図の例である。また、この地図には、同図の▲1▼に示すように、利用者の現在地もマーキングされる(J3)。
【0051】
上記表示は利用者が移動し、データベースの位置情報が更新される毎に表示が更新され、利用者はディスプレイを見ることによって正確な位置を常に知ることができる。
次に、上記歩ナビ2の利用状態において、店舗の指定が行われたか判断する(J4)。ここで、店舗の指定が行われていない場合(J4がNO)、前述の処理に戻って現在地の表示処理を継続する。一方、店舗の指定が行われると(J4がYES)、当該店舗の情報をダウンロードし、当該情報をディスプレイに表示する(J5、J6)。この情報は、例えば当該店舗が取り扱う商品情報等であり、利用者はこの情報を見ることによって、商品を購入する際の資料とすることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0052】
本例は、商品の情報や商品の種類の情報から店舗の検索を行う処理であり、図16(a)、(b)に示すフローチャートに従って処理が行われる。尚、同図(a)は歩ナビ側の処理を示し、同図(b)はセンタサーバ側の処理を示す。
先ず、同図(a)に示すように、歩ナビ側において利用者は希望する商品を入力し、当該商品を取り扱う店舗を検索するか、又は店舗の検索を直接行うか判断する(ステップ(以下、図16においてWで示す)1)。ここで、店舗の検索を直接行う場合、例えば希望する商品がどの店にあるか分かっている場合であり、直接店舗の検索を選択する(W1が店)。
【0053】
この場合、先ず歩ナビ2に店舗の選択入力画面を表示する(W2)。そして、店舗名及び扱う商品の種類を入力する(W3)。尚、この入力処理は、図17に示すお店の検索画面において直接希望する店舗、又は取り扱う商品の種類を入力する。或いは、▽ボタン23a、23bをチェックし、希望する店舗を選択指定、又は取り扱う商品の種類を選択指定しても良い。尚、戻るのボタン24aの機能は前述と同様である。
【0054】
このようにして商品情報を入力した後、検索ボタン24bをチェックし、検索の指定を行う(W4)。次に、検索指定が行われると、この指定はセンタサーバ側に送られ、同図(b)に示すように、先ず店舗の名前が入力されているか判断し(W5)、店舗の名前が入力されていれば(W5がYES)、当該店舗の検索を行い店舗の場所の情報を取得する(W7)。そして、この情報を歩ナビ側に送信し、歩ナビのディスプレイに表示する。
【0055】
一方、店舗の名前が入力されていなければ(W5がNO)、扱う商品の種類が入力されているか判断する(W6)。そして、扱う商品の種類が入力されていれば(W6がYES)、扱う商品の種類のみによって店舗の検索を行い(W19)、店舗の場所を表示する。尚、扱う商品の種類の情報も入力されていなければ(W6がNO)、検索処理は不可である(W18)。
【0056】
一方、希望する商品を入力し、当該商品を取り扱う店舗を検索する場合には(W1が商品)、商品の選択入力画面を表示する(W9)。図18はこの商品の選択入力画面の例である。利用者は当該画面に表示される各入力エリアに商品情報を入力する(W10)。すなわち、商品の種類、商品名、メーカー名、希望価格帯の情報を入力する。そして、検索ボタン25bをチェックし、検索指定を行う(W11)。
【0057】
次に、上記検索指定が行われると、この指定はセンタサーバ側に送られ、同図(b)に示すように、先ず商品名の情報が含まれているか判断し(W12)、含まれている場合には(W12がYES)、当該商品を取り扱う店舗を検索する(W13)。すなわち、データベースを検索し、当該商品を取り扱う店舗を抽出し、更に希望価格帯の情報が入力しているか判断し(W14)、希望価格帯が入力していなければ(W14がNO)、取り扱う商品のみの情報から店舗の検索を行い、歩ナビ2のディスプレイに表示する(W8)。一方、希望価格帯の情報が入力していれば(W14がYES)、抽出した商品の中から希望価格帯に合う商品を取り扱う店舗を抽出し、表示を行う(W15、W8)。
【0058】
また、上記判断(W12)において、商品名が入力していない場合(W12がNO)、商品の種類の情報が入力しているか判断し(W16)、商品の種類の情報が入力していれば(W16がYES)、商品の種類の情報から当該商品の種類を取り扱う店舗を検索する(W17)。この際、更に前述の商品の価格帯の情報が入力しているか判断し、前述と同様の処理を行う。
【0059】
尚、商品の種類の情報も入力されていなければ(W16がNO)、検索は不可能であり、検索不可となる(W18)。
以上のようにして店舗の検索を行い、例えば利用者が希望する商品を取り扱う店舗が抽出されると、この情報を歩ナビ側に送信し、ディスプレイに表示処理を行う。この処理を説明するフローチャートが図19である。同図において、先ず現在地の位置情報をデータベースから抽出する(W20)。この位置情報は前述のように歩ナビ2が位置する送受信装置の設置位置である。尚、正確には前述と同様、送受信装置を設置した位置から一定範囲内の位置である。
【0060】
次に、検索した店舗を抽出し(W21)、利用者の現在地と店舗との距離を算出する(W22)。この計算は、例えば予めROM4に登録されたショッピングモール街の地図情報から、利用者の現在地として検出された送受信装置の位置と、店舗の最も近くに位置する送受信装置とを最短距離で結ぶ経路を抽出し、その経路の距離を地図上で算出することによって容易に計算することができる。
【0061】
次に、上記計算によって求めた距離を当該利用者の歩行速度で割り算し、現在地から目的の店舗までの時間を計算する(W24)。そして、得られた時間データを、例えばRAM5に記憶する(W25)。その後、更に処理を必要とする店舗が存在するか判断し(W26)、更に店舗がある場合には(W26がYES)、上記と同様の処理を行って目的の店舗までの時間を求め、RAM5に記憶する。そして、全ての店舗までの歩行時間の設定が完了すると、更に図20に示すフローチャートに従った処理を行う。
【0062】
先ず、検索した店舗を所要時間を基にして時間の短い順に(距離が近い順に)並べて表示する(W27)。図21はこの表示状態を示す図である。同図に示す例は、食事のカテゴリーに基づいて店舗検索を行った結果であり、最も近い店舗が“タイ料理○○”であり、所要時間は1分であり、1階フロアにある。また、次に近い店舗は“そば処××”であり、所要時間は2分であり、同じく1階フロアにある。以下、同図に示す通りである。
【0063】
次に、店舗が指定されているか判断し(W28)、店舗の指定されていれば(W28がYES)、地図を表示する。そして検索した店舗を識別表示すると共にその店舗の表示近くに所要時間を表示する(W29)。図22は上記地図の表示例である。更に、地図上に表示された店舗の指定がある場合(W30がYES)、店舗情報をダウンロードし、表示する(W31)。
【0064】
以上のように処理することによって、利用者は歩ナビ2に表示される地図情報を確認し、容易に希望する店舗に移動することができる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。
【0065】
本例は、商品の予約処理について説明するものであり、歩ナビ2を借りた利用者が希望する商品の予約を行い、予約を行った店舗に利用者情報を通知する処理である。以下、図23に示すフローチャートを用いて処理を説明する。
先ず、目的とする店舗、又は希望する商品を取り扱う店舗を検索する(ステップ(以下、図23においてUで示す)1)。この検索は、図16で説明した手順と同じ手順に従って行なわれる。次に、上記処理によって目的の店舗が見つかったか判断し(U2)、目的の店舗が見つからなかった場合(U2がNO)、当該予約処理を終了する。
【0066】
一方、上記検索処理よって目的の店舗が見つかった場合(U2がYES)、歩ナビ2に予約画面を表示する(U3)。図24は商品の予約画面である。同図に示すように、商品の予約画面には商品名、価格、予約数、店舗の名前を入力するエリアがあり、前述と同様直接それらを入力するか、又は▽ボタンを操作して必要な情報を選択指定する(U4)。尚、前述の検索処理(U1)と同じ商品情報を入力する場合には、前の入力情報を利用する構成としてもよい。
【0067】
次に、利用者による決定ボタン26bのチェックを待ち(U5がNO)、決定ボタン26bのチェックが行われると(U5がYES)、入力した商品情報をセンタ1に送信する(U6)。
図25はセンタ1の処理を説明するフローチャートである。先ず、歩ナビ2からアクセス要求があるか判断する(U7)。ここで、アクセス要求があると(U7がYES)、センタ1は予約データを受信する(U8)。この時、予約データは上記図24に示した商品情報であり、センタ1のサーバ15は上記予約データに基づいて該当する店舗を検索する(U9)。例えば、予約する商品が“天ぷらそば”であり、価格が“700円”、予約数が“10”、予約する店舗の名前が“そば処△△”である場合、サーバ15は前述のデータベースを検索し、該当する店舗“そば処△△”に予約を入れる(U10)。この処理により、店舗“そば処△△”は利用者の予約データを取得することができ、例えば利用者“田中○×”から商品“天ぷらそば”の予約を数量“10”の予約を前もって知ることができる。
【0068】
次に、予約を行った歩ナビ2の現在地を確認し(U11)、当該歩ナビ2(利用者)が予約を行った店舗(例えば、“そば処△△”)に入店したか判断する(U12)。この判断は、当該利用者が保持する歩ナビ2の位置をセンタ1側で確認することによって判断でき、当該利用者が予約を行った店舗(例えば、“そば処△△”)に入店したことを確認すると(U12がYES)、該当する店舗の端末機器に予約した利用者が入店したことを通知する(U13)。一方、歩ナビ2に対しても予約した店舗に入店したことを通知する(U14)。
【0069】
歩ナビ2及び店舗の端末機器は、上記通知があると報音を行い、又は発光を行い、又は振動で利用者及び店員に報知する(U15)。
以上のように処理することによって、利用者は歩ナビ2を使用して希望する商品を入力するだけでよく、自動的に当該商品を取り扱う店舗を検索し、地図上に表示するので、利用者はそのナビゲーションに従って移動し、簡単に表示された店舗に移動することができる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について説明する。
【0070】
本例は、歩ナビ2をグループで利用する場合の例であり、複数の歩ナビ2b、2c等をグループでの使用とする場合である。以下、図26を用いてグループ利用の処理を説明する。
先ず、現在地をデータベースから抽出する(ステップ(以下、図26においてVで示す)1)。この処理は前述の図5に示すデータベースの位置情報から抽出する。次に、歩ナビ2はセンタ1から対応するグループのメンバーの位置情報を受信する(V2)。例えば、前述の図5に示す“池西○△”の保有する歩ナビ2aは、グループの親機であり、同じグループ1の子機(例えば、“池西△△”等の位置情報を受信する(V3)。一方、子機である“池西△△”の歩ナビ2bには、親機の“池西○△”、子機の“池西×△”等の位置情報が供給される。
【0071】
その後、全てのメンバーの位置情報を受信したか判断し(V3)、全てのメンバーの位置情報を受信すると(V3がYES)、現在地を中心にして同じ階にいるメンバーの位置を表示する(V4)。図27は同じ階(例えば、1階)にいるメンバーの位置を表示した例である。尚、他の階(例えば、2階)にも同じグループのメンバーがいる場合には、当該表示も行う。同図に示すAは、この表示を示す。
【0072】
次に、他の階にいる同じグループのメンバーが指定されているか判断する(V5)。ここで、他の階には同じグループのメンバーが指定されていなければ(V5がNO)、上記1階の表示処理によって終了する。しかし、他の階にいる同じグループのメンバーが指定されれば(V5がYES)、この指定されたメンバーを中心に当該階のメンバーの位置情報を表示する(V6)。
【0073】
図28は、例えば2階にいるメンバー位置を表示した例であり、前述の図27と同様、1階に同じグループのメンバーがいる場合には、当該情報も表示する。尚、同図に示すBはこの表示を示す。
以上説明したように、ショッピングモール街において、複数の歩ナビ2をグループでの利用する場合、予めセンタ1のサーバ15に当該グループのメンバーの登録を行うことにより、メンバーの位置情報を知り、地図上に表示することによってより容易にメンバーの位置を把握することができる。
【0074】
尚、図27に示す▲1▼〜▲3▼は、1階にいるメンバーの現在地を示し、図28に示す▲4▼は2階にいるメンバーの現在地を示す。
また、上記第1乃至第4実施形態の説明において、ショッピングモール街の例で説明したが、ショッピングモール街に限らず、建物によってGPSシステムを利用できないデパートや専門店街等においても同様に利用することができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、希望する商品情報を入力することによって、店舗の商品情報、及び店舗の位置を知ることができ、目的の商品や店舗を効率よく見つけることができる。
【0076】
また、目的の店舗の場所も地図上に表示することができ、より短時間で目的の店舗に移動し、希望する商品を見つけることができる。
また、希望する商品の購入予約を行うことによって、例えば利用者が当該店舗に行く前に、希望の商品を確保しておくことができ、利用者が到着するまでに売り切れてしまうことがない。
【0077】
さらに、グループで歩ナビを使用することによって、グループのメンバーの位置をグループ全員が把握することができ、極めて便利なナビゲーションシステムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】ショッピングモール街に配設されている送受信装置の配置例を説明する図である。
【図3】歩ナビの構成を説明する図である。
【図4】(a)は、センタサーバの構成を説明する図であり、(b)は、センタサーバの内部システムを説明する図である。
【図5】利用者情報のデータベースの構成図である。
【図6】(a)は、店舗情報、商品情報のデータベースの構成を説明する図であり、(b)は、具体的な店舗情報のデータベースの構成を説明する図であり、(c)は、具体的な商品情報のデータベースの構成を説明する図である。
【図7】歩ナビ借用時の処理を説明するフローチャートである。
【図8】利用者情報の入力画面である。
【図9】利用者情報の入力画面である。
【図10】歩行速度を計算するフローチャートである。
【図11】タイマーカウンタの補正処理を説明するフローチャートである。
【図12】(a)は加速度センサから供給されるX軸方向の信号波形を説明する図であり、(b)は加速度センサから供給されるY軸方向の信号波形を説明する図であり、(c)は加速度センサから供給されるZ軸方向の信号波形を説明する図である。
【図13】歩行パターン情報を記憶するテーブル例である。
【図14】歩ナビの基本表示処理を説明するフローチャートである。
【図15】基本となる地図表示の例である。
【図16】(a)は、第2の実施形態を説明するフローチャートであり、歩ナビ側の処理を説明するフローチャートであり、(b)は、第2の実施形態を説明するフローチャートであり、センタサーバ側の処理を説明するフローチャートである。
【図17】店舗の検索入力画面例である。
【図18】商品の検索入力画面例である。
【図19】店舗の表示処理を説明するフローチャートである。
【図20】店舗までの所要時間をもとに現在地から近い順に店舗を表示する為のフローチャートである。
【図21】店舗までの所要時間をもとに現在地から近い順に店舗を表示する例である。
【図22】地図上に表示した例である。
【図23】第3の実施形態を説明するフローチャートである。
【図24】商品予約画面の表示例である。
【図25】第3の実施形態を説明し、サーバ側の処理を示すフローチャートである。
【図26】第4の実施形態を説明するフローチャートである。
【図27】第4の実施形態の表示例を示す図である。
【図28】第4の実施形態の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 センタ
2 歩ナビ
3 CPU
4 ROM
5 RAM
6 入力部
7 表示部
8 外部記憶部
9 加速度センサ
10 GPS
11 気圧センサ
12 通信制御部
13 方位センサ
14 EEPROM
15 サーバ
17 メディアドライバ
18 記録媒体
19 記憶装置
21a 名前入力エリア
21b 住所入力エリア
21c 親機/子機設定部
21d ID番号入力エリア
22a 戻るボタン
22b OKボタン
23a、23b ▽ボタン
24a 戻るボタン
24b 検索ボタン
25a 戻るボタン
25b 検索ボタン
26a 戻るボタン
26b 決定ボタン

Claims (5)

  1. センタサーバにネットワークを介して接続されたナビゲート装置において、
    利用者の移動速度を検出する移動速度検出手段と、
    該利用者の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    目的とする商品の種類又は商品名を入力する入力手段と、
    前記商品の種類又は商品名に基づいてセンタサーバから店舗情報及び店舗の位置情報を読出す検索手段と、
    該検索手段の結果に基づいて前記店舗情報及び店舗の位置情報を表示する表示手段と、
    を有することを特徴とするナビゲート装置。
  2. 前記店舗の位置情報に基づいて利用者の現在位置から各店舗までの距離を算出する距離算出手段と、
    この距離算出手段によって算出された距離と利用者の移動速度から所要時間を算出する所要時間算出手段と、
    この所要時間算出手段の結果に基づいて各店舗を利用者の現在位置から近い順に表示することを特徴とする請求項1記載のナビゲート装置。
  3. センタサーバにネットワークを介して接続されたナビゲート装置において、
    目的とする商品の種類又は商品名を入力する入力手段と、
    前記商品の種類又は商品名に基づいて、センタサーバから店舗情報及び店舗の位置情報を読出す検索手段と、
    この検索手段によって検索された店舗に対して商品の予約を通知する為に予約情報を入力する入力手段と、
    前記店舗に入店した場合にセンタサーバからその旨の通知を受信することを特徴とするナビゲート装置。
  4. センタサーバにネットワークを介して接続されたナビゲート装置において、
    前記装置の利用者の情報をグループ毎に入力する入力手段と、
    この利用者の情報をセンタサーバに送信する送信手段と、
    同じグループに登録された装置の位置情報をセンタサーバから受信する受信手段と、
    この受信した情報に基づいて同じグループの装置の位置を表示することを特徴とするナビゲート装置。
  5. センタサーバにネットワークを介して接続されたナビゲート装置に装備されたコンピュータに用いられるプログラムであって、
    利用者の移動速度を検出する機能と、
    該利用者の現在の位置情報を取得する機能と、
    目的とする商品の種類又は商品名を入力する機能と、
    入力された商品の種類又は商品名に基づいてセンタサーバから店舗情報及び店舗の位置情報を読出す機能と、
    この店舗情報及び店舗の位置情報を表示する機能と、
    を前記コンピュータに実現させるナビゲートプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015099511A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 ヤフー株式会社 情報提供装置、情報提供方法、端末装置、表示方法および表示プログラム

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