JP2003337045A - ナビゲート装置、及びそのプログラム - Google Patents

ナビゲート装置、及びそのプログラム

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JP2003337045A
JP2003337045A JP2002142173A JP2002142173A JP2003337045A JP 2003337045 A JP2003337045 A JP 2003337045A JP 2002142173 A JP2002142173 A JP 2002142173A JP 2002142173 A JP2002142173 A JP 2002142173A JP 2003337045 A JP2003337045 A JP 2003337045A
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Toru Yamakita
徹 山北
Toshihiko Miyamura
俊彦 宮村
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの移動速度を基に、ユーザが現在位置
から指定時間内に行ける駅を検出し、該駅とそこまでの
所要時間を地図上に表示する。 【解決手段】 ユーザの現在位置を地図上から抽出し、
ユーザの移動速度と移動方向を地図情報から求める。そ
して、ユーザにより指定された時間とユーザの移動速度
を基に、該現在位置から該指定時間以内に行くことが可
能な駅を該地図上から抽出し、該抽出した駅に到着する
までの所要時間を算出する。そして、該地図上に、該抽
出した駅とそこまでの所要時間を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者に現在位置
に近い交通機関とその最寄の駅までの所要時間、及びそ
の駅から発車される交通機関の時刻表等を利用者に提示
するナビゲート装置及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近来、携帯電話網や無線LAN等の無線
通信インフラが整備されるに伴い、携帯電話、携帯電子
端末(PDA)等の携帯電子機器を所有するユ−ザが増
大している。これらの携帯電子機器においては、製品の
差別化を図るために、いかに利用者に有用なサービスを
提供するかが重要になってきている。特に、最近では、
GPS(Global Positioning System)機能を搭載した製
品が多くなってきており、GPS機能を利用して、利用
者に魅力的なサービスを提供することが、製品の売上に
直結するようになってきている。このようなサービスの
一つとして、経路検索(ルート検索)サービスが知られ
ている。このサービスは、主に、Webサイト(例え
ば、「駅前探索倶楽部」、「スパなび」、「ジョルダン
乗換案内」など)で提供されており、目的地までの経路
を画面上で検索できるようになっている。この経路検索
サービスでは、例えば、出発駅と到着駅を指定すること
により、現在時刻を基に、出発駅での電車の出発時刻と
到着駅での電車の到着時刻、さらには、乗り継ぎがある
場合には、その乗り継ぎに要する時間なども表示するよ
うになっている。以上述べたサービスは、パソコン(パ
ーソナル・コンピュータ)で利用可能なサービスであ
る。携帯情報端末でも、NTTドコモが提供しているP
DA向けポータルサービス「インフォゲート」のコンテ
ンツである「NAVITIME」の“トータルナビ”で
は、電車や飛行機などの乗換経路や駅からの徒歩ルート
の地図表示を探索可能になっている。尚、携帯電話で利
用できるサービスとしては、GPSを利用して利用者の
現在位置を地図上に表示する機能が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、パソ
コンや携帯情報端末に関しては、既に、目的地までの経
路を検索できるサービスが提供されているが、携帯電話
においては、現在位置を地図上に表示するサービス程度
である。また、上記パソコン、携帯情報端末の経路探索
サービスにおいても、個人の歩行速度を考慮して、目的
地までの正確な所要時間を算出するサービスは、まだ、
提供されていないのが現状である。
【0004】ビジネスの世界においては、仕事の打ち合
わせ時間を守るということは非常に重要な事項であり、
また、私生活においても、時間を厳守しなければならな
い場合がまま生じる。このように、実社会では、目的地
に予め定められた時間までに到着しなければならない場
合が多々あり、そのような場合、概ね、交通機関を利用
する。このような場合、交通機関の乗車時間だけでな
く、個人の歩行速度も考慮して現在位置から目的地まで
の所要時間を算出しないと、正確な所要時間を算出でき
す、利用者にその所要時間を提示することもできない。
【0005】しかしながら、現状では、個人の移動速度
(歩行速度等)まで考慮して、上記のように、利用者が
現在位置から目的地に行くまでの所要時間を正確に算出
・提示してくれる機能を有する装置やサービスは実現さ
れていない。また、日常生活においては、不案内な土地
で交通機関を利用したい場合が生じるが、このような場
合、交通機関を利用可能な最寄の駅が何処にあるのか分
からず困ってしまう場合が多々あり、急いでいる場合に
は、その最寄の駅まで行くためにどの程度の時間を要す
るのか正確に知りたい場合がある。
【0006】しかしながら、現状では、このような場合
に、交通機関の最寄の駅を提示してくれたり、利用者が
現在位置からその最寄の駅まで行くまでの所要時間を、
利用者の移動速度を考慮に入れて正確に算出し、その所
要時間を提示してくれる機能を有する装置やサービスは
実現されていない。
【0007】本発明の第1の目的は、利用者が現在の位
置から指定時間内に行くことが可能な駅とそこまでの所
要時間を利用者の移動速度を基に求め、該駅と該所要時
間を地図上に表示できるようにすることである。本発明
の第2の目的は、利用者により目的地が指定された場
合、利用者が現在位置から目的地まで交通機関を利用し
ていく場合の経路を検索し、利用者の移動速度を基に、
利用者が該経路を利用して現在位置から目的地に行くま
での所要時間を正確に算出し、該経路を利用可能な最寄
の駅と該所要時間等を地図上に表示できるようにするこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のナビゲー
ト装置は、利用者の移動速度を検出する移動速度検出手
段と、該利用者の現在の位置情報を取得する位置情報取
得手段と、前記現在位置情報と前記移動速度を基に、現
在の位置から予め指定された時間内に到着可能な駅を抽
出する抽出手段と、前記移動速度を基に、該抽出手段に
より抽出された各駅までの所要時間を算出する算出手段
と、該算出手段による算出結果を基に、該抽出された駅
と該駅までの所要時間を表示する第1の表示手段とを備
えることを特徴とする。前記第1の表示手段は、例え
ば、前記表示されている地図上で前記抽出された駅が指
定されたとき、該駅の交通機関の時刻表を、発車済みの
時刻と発車前の時刻とが識別できるように表示する。
【0009】本発明の第1のナビゲート装置によれば、
装置携帯者が予め指定された時間以内で到着可能な駅及
び該装置携帯者がその駅に到着するまでに要する時間
を、該装置携帯者に自動的に知らせることができる。本
発明の第2のナビゲート装置は、第1のナビゲート装置
が備える手段に加え、該位置情報取得手段により得られ
た位置情報を基に前記利用者の移動方向を検出する移動
方向検出手段と、前記位置情報取得手段により取得され
た前記利用者の現在の位置と、該移動方向検出手段によ
り得られた前記利用者の移動方向を地図上に表示する第
2の表示手段をさらに備える。
【0010】本発明の第2のナビゲート装置によれば、
装置携帯者に、現在の位置と移動方向を地図上で知らせ
ることができる。本発明の第3のナビゲート装置は、利
用者の移動速度を検出する移動速度検出手段と、該利用
者の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前
記位置情報と前記移動速度検を基に、現在の位置から予
め指定された時間内に到着可能な第1の駅を抽出する第
1の抽出手段と、該第1の駅から、予め指定された目的
地までの交通機関の経路を検索し、該検索により得られ
た経路における終点の駅である第2の駅を抽出する第2
の抽出手段と、前記移動速度及び前記検索により得られ
た各経路の所要時間を基に、前記利用者が前記目的地に
到着するまでに要する時間を各経路毎に算出する算出手
段と、該算出手段による算出結果を基に、該各経路毎の
所要時間を表示する表示手段とを備える。
【0011】前記算出手段は、例えば、前記現在の位置
から前記第1の駅までの第1の区間を移動するために要
する時間、該第1の駅から前記第2の駅までの第2の区
間の移動のために要する時間、及び前記第2の駅から前
記目的地までの第3の区間を移動するために要する時間
を算出し、前記表示手段は、前記第1、第2、及び第3
の各区間の各所要時間を加算して求めた前記現在の位置
から前記目的地までの所要時間を表示する。そして、例
えば、前記第1の駅が指定されると、前記第1の駅から
前記目的地に向かう交通機関のこれから発車する発車時
刻を表示する。
【0012】本発明の第3のナビゲート装置によれば、
装置携帯者に、該装置携帯者が現在の位置から目的地ま
で移動するための所要時間を、該装置携帯者の移動速度
(歩行速度等)を考慮に入れて、より正確に知らせるこ
とができる。また、その所要時間を(区間ごとの所要時
間などにより)詳細に知らせることもできる。
【0013】本発明の第1のプログラムは、利用者の移
動速度を検出する機能と、該利用者の現在の位置情報を
取得する機能と、前記現在の位置情報と前記移動速度検
を基に、現在の位置から予め指定された時間内に到着可
能な駅を抽出する機能と、前記移動速度を基に、該抽出
手段により抽出された各駅までの所要時間を算出する機
能と、該算出手段による算出結果を基に、該抽出された
駅と該駅までの所要時間を表示する機能とをコンピュー
タに実行させる。
【0014】本発明の第1のプログラムによれば、上記
第1のナビゲート装置の機能をコンピュータにより実現
できる。本発明の第2のプログラムは、利用者の移動速
度を検出する機能と、該利用者の現在の位置情報を取得
する機能と、前記現在の位置情報と前記移動速度検を基
に、現在の位置から予め指定された時間内に到着可能な
第1の駅を抽出する機能と、該第1の駅から、予め指定
された目的地までの交通機関の経路を検索し、該検索に
より得られた経路における終点の駅である第2の駅を抽
出する機能と、前記移動速度及び前記検索により得られ
た各経路の所要時間を基に、前記利用者が前記目的地に
到着するまでに要する時間を各経路毎に算出する機能
と、該算出手段による算出結果を基に、該各経路毎の抽
出された駅までの所要時間を該各経路と共に表示する機
能とをコンピュータに実行させる。
【0015】本発明の第2のプログラムによれば、本発
明の第3のナビゲート装置の機能をコンピュータにより
実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について詳細に説明する。 {第1の実施形態}図1は、本発明の第1の実施形態の
ナビゲート装置4のハードウェア構成を示すブロック図
である。
【0017】同図に示すように、ナビゲート装置4は、
CPU(Central Processing Unit)41,ROM(Read O
nly Memory)42,RAM(Random Access Memory)4
3,入力部44、表示部45、外部記憶部46、通信制
御部47、気圧計48、GPS(Global Positioning Sy
stem) 49、加速度センサー50、EEPROM(Elect
rically Erasable and Programable Read Only Memory)
51、方位センサー52を備えている。CPU41とそ
の他のデバイス42〜52は、バス53で接続されてい
る。
【0018】CPU41は、ROM42及びRAM43
に記憶・ロードされているプログラムを実行することに
より、同図に示されている位置算出処理41a,動作状
態判別処理(動作状態判別機能)41ba、及び高度算
出処理(高度算出機能)41cを実行する。位置算出処
理41aは、移動方向算出処理411と歩行速度算出処
理412を含んでいる。位置算出処理41aは、GPS
49の出力を基にしてナビゲート装置4を携帯している
ユーザの現在位置(経度と緯度)を算出する。移動時間
方向算出処理411は、ユーザが過去にいた位置とユー
ザが現在いる位置とからユーザの移動方向を算出する。
また、歩行速度算出手段412は、ユーザが過去にいた
位置とユーザが現在いる位置と移動に生じた時間から歩
行速度を算出する。動作状態判別処理41bは、ナビゲ
ート装置4を携帯しているユーザの動作パターン(動作
の種類)を加速度センサー50の出力を基に判別する。
高度算出処理41cは、気圧計48の出力を基にしてナ
ビゲート装置4を携帯しているユーザが位置している場
所の高度を算出する。
【0019】ROM42は、地図情報データベース(地
図情報DB)42a,CPU41に上記処理41a,4
1b,41cを実行させるプログラム等を記憶してい
る。地図情報DB42aは、地図上の各地点の経度と緯
度をその地点の名称と対応付けて記憶しているデータベ
ースであり、ある地点の名称をその地点の経度と緯度を
キーとして検索可能な構成になっている。この地図情報
DB42aは、例えば、日本などの各国の地図情報を網
羅しており、例えば、県単位の複数の地図(部分地図)
から構成されている。この部分地図は、その名称または
識別子を基に地図情報DB42aから検索・抽出可能で
ある。
【0020】RAM43は、CPU41が上記処理41
a,41b,41cを実行させるプログラムを実行する
際に、データの一時記憶等に使用するレジスタ群43a
や、ナビゲート装置4を携帯するユーザの位置情報を格
納するテーブル43b等を有している。
【0021】入力部44は、電源スイッチや、操作設定
スイッチ、データ設定スイッチ等の各種キーやタッチパ
ネルを用いたペン入力等を備えている。表示部45は、
液晶ディスプレイ等から成り、ユーザが入力部44を介
して要求した情報(例えば、経路検索が示された地図表
示など)や各種入力画面(例えば、動作パターンの登録
画面等)の表示を行う。外部記憶部46は、例えば、メ
モリカードなどの小型の記憶媒体であり、前記地図情報
DB42aに登録されている各駅の時刻表を記憶する。
【0022】通信制御部47は、例えば、ブルートゥー
ス等により、携帯情報端末等の他の携帯電子機器や、パ
ソコン等の情報処理装置等と無線通信を行ったり、携帯
電話やPHS(Personal Handyphone System)等を用いた
通信により、各種ネットワークに接続されたサーバーや
情報処理装置とデータ通信を行う。気圧計48は、ナビ
ゲート装置4の存在位置の気圧を計測する。GPS49
は、全地球測位システムを利用して、ナビゲート装置4
の現在位置の経度と緯度を算出する。加速度センサー5
0は、ナビゲート装置4の現時刻における3次元空間座
標系のX,Y,Zの各軸方向の加速度成分を検出する。
【0023】EEPROM51は、動作パターン登録デ
ータベース(動作パターン登録DB)51aを格納して
いる。動作パターン登録DB51aは、人の各種動作パ
ターンを、X軸、Y軸及びZ軸の3成分を有する3次元
ベクトルで表現される加速度の各軸の成分と周期を基に
分類・格納しているデータベースであり、ナビゲート装
置4を携帯しているユーザの動作を特定するために利用
される。すなわち、本実施形態においては、該ユーザが
ある動作を行った場合、その動作に付随する加速度の
X,Y,Z軸の成分と周期を検出し、その検出された
X,Y,Z軸の成分と周期をキーとして動作パターン登
録DB42bを検索することにより、その動作を特定す
る。
【0024】方位センサー52は、方位をX軸、Y軸、
Z軸の各成分毎に検出できるセンサーであり、ナビゲー
ト装置4を身に着けたユーザの移動方位を検出する。こ
の方位センサー52の検出データと加速度センサー50
の検出データとを基に、ナビゲート装置4を携帯するユ
ーザの行動の軌跡を把握することが可能であり、GPS
49が電波を受信不可能な地点に該ユーザがいるとき
に、該ユーザの現在位置を追尾することが可能となる。
【0025】図2(a),(b)は、それぞれ、RAM
43に設けられたテーブル43bの一部である位置情報
テーブル431b及びレジスタ群43aに含まれるレジ
スタの一つであるタイマーレジスタ431aのデータ構
造を示す図である。同図(a)に示すように、位置情報
テーブル431bは、「前回位置」と「現在位置」の2
つのエントリからなり、それらのエントリのレコード
は、「経度」、「緯度」、「地図名称」及び「座標]の
フィールドで構成される。
【0026】経度・・・ナビゲート装置4を携帯するユ
ーザの前回位置または現在位置の経度 緯度・・・ナビゲート装置4を携帯するユーザの前回位
置または現在位置の緯度 地図名称・・・前回ユーザが位置していた、または現在
ユーザが位置している場所を含む地図情報を有する地図
の名称 座標・・・前記地図情報DB名称を有する地図上におけ
る前回位置または現在位置の座標データ タイマーレジスタ431aは、同図(b)に示すように
秒単位で時間を計測するタイマー値を格納するレジスタ
であり、このタイマー値はナビゲート装置4を携帯する
ユーザの移動時間である。
【0027】図3は、図1に示す動作パターン登録DB
51aのデータ構造を示す図である。同図に示すよう
に、動作パターン登録DB51aには、複数の歩行パタ
ーン(歩行パターンA,B,C)や「電車に乗車中」、
「自動車に乗車中」、・・・ 「走る」等の人間の複数形
態の動作パターンに関する情報が登録されるデータベー
スであり、各動作パターンに関する情報は、「X軸加速
度情報」、「Y軸加速度情報」、及び「Z軸加速度情
報」の各フィールドで構成されるレコードとして登録さ
れている。これら、X,Y,Zの各軸の加速度情報フィ
ールドは、「ピーク加速度(G)」、「ピーク間隔
(s)」のサブフィールドで構成される。
【0028】ここで、上記ピーク加速度、上記ピーク間
隔について、図4を参照しながら説明する。同図
(a),(b),(c)に示すグラフは、いずれも、縦
軸が加速度(G),横軸が時間t(sec)となっており、
同図(a),(b),(c)は、それぞれ、X軸、Y
軸、Z軸に対応している。
【0029】同図に示す例では、X軸、Y軸の加速度
は、ゼロクロスしながら振動しているが、Z軸の加速度
はほぼ定常的でありその値はgzとなっている。この場
合、X軸、Y軸にはピーク加速度とピーク間隔は存在す
る。しかしながら、Z軸の場合にはピーク加速度及びピ
ーク間隔はいずれも存在しない(Z軸方向の加速度は一
定である)。ここで、X軸を例にして説明すると、ピー
ク点として時間tx1,tx4,tx2,tx5,tx3,tx6におけ
る加速度gx1,gx4,gx2,gx5,gx3,gx6を時 系列にサ
ンプリングする。そして、隣接する5つのサンプリング
間隔(tx4−tx1),(tx2−tx4),(tx5−tx2),
(tx3−tx5),(tx6−tx3)を算出し、これら5個
のサンプリング間隔の平均値x0をピーク間隔とする。ま
た、ピーク加速度に関しては、上記サンプリングした5
個の時系列データについて、隣接する加速度の差分の絶
対値であるabs(gx1−gx4),abs(gx4−gx2),abs(g
x2−gx5),abs(gx5−gx3),abs(gx3−gx6)を算出
し、これら5個の平均値gx0をピーク加速度とする。Y
軸の加速度についても、上記X軸の場合と同様にして、
ピーク間隔ty0とピーク加速度gy0を算出する。尚、ab
s(x)は、xが絶対値であることを示す記号である。
【0030】次に、上記構成の第1実施形態の動作を説
明する。図5及び図6は、第1実施形態の全体動作を説
明するフローチャートである。尚、このフローチャート
で行われる処理に先立って、ナビゲート装置4を携帯す
る者は入力部44を介して時間T0を指定する。この時
間T0は、例えば、ナビゲート装置4を携帯する者が、
現時点で現在位置から行ける可能性のある駅を知るため
に入力する時間であり、例えば、10分以内に行ける駅
を知りたい場合にはT0として10分を指定する。
【0031】フローチャートの説明を開始する。まず、
現在位置抽出処理を行い、ナビゲート装置4が現在位置
している地点の当該地図上での位置を特定する(ステッ
プS1)。次に、移動方向抽出処理を行い、ナビゲート
装置4を携帯する者の移動方向と移動速度S1を求める
(ステップS2)。そして、高度算出処理を行い、ナビ
ゲート装置4の現在高度を求める(ステップS3)。
【0032】続いて、ステップS1〜S3で得られた位
置情報を基にナビゲート装置4を携帯する者が現在いる
場所を特定する(ステップS4)。この場所特定では、
まず、ビルなどの屋内にいるかまたは屋外にいるかを特
定し、屋内であれば高度情報を基にビルの何階にいるか
なども特定する。
【0033】次に、ナビゲート装置4を携帯する者が外
を歩いているか判断し(ステップS5)、外を歩いてい
なければ(ステップS5、No),t1=T0−t0を算
出し(ステップS6)、ステップS2で求めた移動速度
S1にt1を乗算して、現在位置から時間T0以内に移動
可能な距離L1を求める(ステップS7)。
【0034】ここで、ステップS6で用いたt0はナビ
ゲート装置4を携帯する者が屋内にいるときに、現在位
置から屋外に出るまでに要する時間であり、例えば、ビ
ルの6階にいる場合には、そのフロアからエレベータな
どを利用して外の入り口に出るまでに要する時間であ
る。
【0035】ステップS5で外を歩いていると判断した
場合には(ステップS5、Yes),前記移動速度S1
に時間T0を乗算して前記移動距離L1を算出する(ステ
ップS8)。続いて、表示部45に、ナビゲート装置4
を携帯する者の現在位置を示す地図を表示し、その地図
に該携帯者の移動方向も表示する(ステップS9)。
【0036】次に、上記現在位置から半径L1以内の駅
を地図情報DB42aから抽出する処理を行い(ステッ
プS10)、続いて該抽出処理により抽出された駅があ
るか判断し(ステップS11)、抽出された駅が無けれ
ば処理を終了する。一方、抽出された駅があれば、ステ
ップS10で抽出した全ての駅について、前記現在位置
から駅までの距離を算出し(ステップS12)、該駅ま
で前記移動速度S1で移動した場合の該駅までの到達時
間を地図情報を基に概算する(ステップS13)。
【0037】次に、上記抽出した全ての駅について、ス
テップS12〜S13の処理が終了したか判断し(ステ
ップS14)、終了していなければステップS12に戻
る。そして、ステップS14で上記算出が終了したと判
断すると(ステップS14、YES),後述する「表示
処理」を行い(ステップS15)、処理を終了する。
【0038】図7は、図5のステップS1の現在位置抽
出処理の詳細フローチャートである。まず、GPS49
により測位データを受信し、現在位置の緯度・経度を算
出する(ステップS21)。次に、上記緯度・経度に対
応する地図を地図情報DB42aから抽出する(ステッ
プS22)。さらに、その地図上で上記緯度・経度に対
応する位置とその地図上での座標を特定する。そして、
図2のテーブル431bの現在位置レコードを前回位置
レコードに置き換えた後、以上の処理で得られた現在位
置の緯度・経度、上記抽出した地図の名称、及び該地図
上での現在位置の座標をテーブル431bの現在位置レ
コードに設定する(ステップS23)。
【0039】以上の処理により、RAM43のテーブル
431bに前回位置及び現在位置に関する情報が設定さ
れる。図8は、図5のステップS2の移動方向抽出処理
の詳細を示すフローチャートである。
【0040】この処理では、まず、タイマーカウンタ4
31aからタイマーカウント値を読み出し、これを所定
のレジスタに保存する(ステップS21)。このタイマ
ーカウント値は、前回の現在位置(前回位置)から現時
点での現在位置(現在位置)までに移動するまでに要し
た時間に等しい。
【0041】次に、タイマーカウンタ431aを“0”
に初期化し(ステップS22)、タイマーカウンタ43
1aのカウントを再開させる(ステップS23)。尚、
タイマーカウンタ431aは、不図示の定周期起動のル
ーチンにより単位時間毎にインクリメントされる。
【0042】次に、テーブル431bから前回位置と現
在位置のレコードを読み出し(ステップS24)、当該
地図上での現在位置と前回位置間の距離を算出する(ス
テップS25)。続いて、ステップS21で保存したタ
イマーカウント値を前記レジスタから(前回位置から現
在位置までの)移動時間として読み出し(ステップS2
6)、ステップS25で算出した距離を上記移動時間で
除算し、移動速度S1を求める(ステップS27)。そ
して、前記前回位置と前記現在位置を地図上で結び、ナ
ビゲート装置4を携帯する者の移動方向を求める(ステ
ップS28)。
【0043】図9は、図5のステップS3の高度算出処
理の詳細を示すフローチャートである。まず、気圧計4
8により現在の気圧p(z)を計測する(ステップS4
1)。次に、ROM42から予め記憶されている基準と
する高度z0と気圧p(z0)を読みだし(ステップS4
2)、現在の気圧p(z),基準とする高度z0及び気
圧p(z0)等を基に、公知の高度推定システムの算出
式により、現在の高度zを算出する(ステップS4
3)。尚、この算出式において、高度z0〜zまでの平
均気温を使用するが、この場合、平均気温に関するデー
タを、予め、ROM42に記憶しておく。
【0044】そして、算出した高度をRAM43に一時
的に保存し(ステップS44)、リターンする。図10
は、タイマーカウント補正処理を説明するフローチャー
トである。この処理は、タイマーレジスタ431aのタ
イマーカウントを補正する処理であり、ナビゲート装置
4を携帯する者が歩行(走っている場合等も含む)して
いない場合はタイマーレジスタ431aのカウント動作
を停止させることにより、タイマーレジスタ431aの
カウント値が該携帯者の歩行時間を正確に計測するよう
に制御する処理であり、所定の周期で起動される。
【0045】まず、加速度センサー60からX,Y,Z
の各軸(座標軸)方向の加速度を取得する(ステップS
51)。次に、X軸成分、Y軸成分、Z軸成分の順に、
以下に述べるステップS52〜S55の処理を行い、X
軸、Y軸、Z軸の各軸方向の加速度についてピーク間隔
とピーク加速度を算出する。ピーク加速度は、加速度セ
ンサー60によって計測された加速度の各軸の時系列デ
ータの最大値または最小値であり、ピーク間隔は、時系
列的に隣接するピーク加速度の時間間隔である。そし
て、最新の所定個数の時系列データから、ピーク間隔と
ピーク加速度の平均値を算出する。
【0046】すなわち、まず、1つの軸方向についてピ
ーク点を抽出し(ステップS52)、該抽出されたピー
ク点を基にピーク間隔とピーク加速度を抽出する(ステ
ップS53、S54)。そして、該抽出された複数のピ
ーク間隔とピーク加速度から、ピーク間隔とピーク加速
度のそれぞれの平均値を算出する(ステップS55)。
【0047】ステップS52〜S55の処理を3回繰り
返すことにより、X軸、Y軸、Z軸の各軸方向のピーク
間隔とピーク加速度が算出されると、ステップS56
で、X軸、Y軸、Z軸の3軸方向について、ピーク間隔
とピーク加速度が算出されたと判断され(ステップS5
6、YES),ステップS57に進む。
【0048】ステップS57では、上述のようにして算
出された「X軸、Y軸、Z軸の各軸方向のピーク間隔と
ピーク加速度」をキーとして動作パターン登録DB51
aを検索し、上記キーと類似する動作パターンを検索す
る。そして、検索された動作パターンが歩行中のパター
ンであるか判断し(ステップS58)、歩行中のパター
ンであれば、タイマーレジスタ431aがカウント中で
あるか判断する(ステップS59)。そして、カウント
中でなければ、タイマーレジスタ431aのカウント動
作を再開させ(ステップS60)、処理を中止する。一
方、ステップS59でカウント中であると判断すれば処
理を終了する。
【0049】これにより、ナビゲート装置4を携帯する
者が歩行を再開すると、タイマーレジスタ431aのカ
ウント動作が再開される。また、ステップS58で歩行
中のパターンでなければ、タイマーレジスタ431aが
カウント動作しているか判断し(ステップS61)、カ
ウント動作中であればタイマーレジスタ431aのカウ
ント動作を中止させ(ステップS62)、処理を終了す
る。一方、ステップS61でカウント動作中でないと判
断すると処理を中止する。
【0050】これにより、ナビゲート装置4を携帯する
者が歩行中でなければタイマーレジスタ431aのカウ
ント動作は行われない。このようにして、所定の周期
で、ナビゲート装置4を携帯する者が歩行中か否かを監
視し、該携帯者が歩行中のときのみタイマーレジスタ4
31aのカウント動作を行わせるように制御している。
【0051】ところで、ステップS58での類似判断処
理は、ピーク加速度とピーク間隔が完全に一致するレコ
ードが有るかの判断ではなく、ピーク加速度とピーク間
隔のそれぞれが所定の許容範囲内で一致するレコードが
有るか否かで判断している。これは、同一人物であって
も、行動特性の観点から、必ずしも、歩行時のピーク加
速度とピーク間隔が完全に一致するとは限らない点を考
慮したものである。
【0052】図11は、図6のステップS15の表示処
理の詳細フローチャートである。まず、ステップS71
〜S73のループ処理により、表示部45に表示されて
いる地図上に、図6のステップS10で抽出した全ての
駅を識別表示すると共に、それら各駅の近傍に該各駅ま
での到達時間を表示する。
【0053】図12は、図6のステップS9と上記ステ
ップS71〜S73のループ処理により、表示部45に
表示される地図の一例を示す図である。同図は、B1駅
周辺の地図の表示例であり、ナビゲート装置4を携帯す
る者の現在位置61とその移動方向が矢印で示されてい
る。また、現在位置61から駅への到達時間として、A
A線のB3駅、BBB線のB2駅、CCC線のA駅、及
びDD線のB1駅までの到達時間が5分であることこと
が表示され、上記各駅が不図示の各駅と識別表示され
る。尚、B1〜B3駅は、同一駅構内のターミナル駅で
ある。
【0054】ステップS73で上記抽出した全ての駅に
ついて識別表示が終了したと判断すると、入力部44を
介して上記表示地図上のいずれかの駅が指定(選択)さ
れたか判断する(ステップS74)。そして、いずれか
の駅の指定がなされたか判断し(ステップS74)、い
ずれかの駅が指定されたと判断すると、その指定された
駅の時刻表を表示し(ステップS75)、処理を終了す
る。
【0055】図13は、ステップS74、S75の処理
を説明する図であり、同図に示すように、A駅を入力部
44のマウス等のポインティングデバイス等で選択(指
定)すると、A駅の近傍にA駅の時刻表71が表示され
る。図14は、上記A駅発のCCC線の時刻表71の表
示例を示す図である。
【0056】同図に示す例は、現在時刻が14時20分
の例である。この場合、時刻表71は14時20分以前
とそれ以降の時刻が識別表示される。この識別表示は、
例えば、異なる配色、網掛け等を用いてなされる。図1
5は、図3に示す動作パターン登録DB51aへの動作
パターン登録処理を説明するフローチャートである。
【0057】同図に示すステップS91〜S96の処理
は、図10のステップS51〜S56の処理と同様の処
理であるので、詳しい説明は省略する。ステップS91
〜S96の処理により、ナビゲート装置4を携帯する者
の現在の加速度ベクトルのX軸、Y軸、Z軸の各方向の
ピーク間隔及びピーク加速度を算出する。次に、それら
の算出結果を動作パターン登録画面に表示する(ステッ
プS97)。
【0058】図16は、該動作パターン登録画面の一例
を示す図である。同図に示す動作パターン登録画面81
には、上記X軸、Y軸、Z軸の各方向のピーク間隔及び
ピーク加速度、動作パターン名入力フィールド81a,
登録ボタン81b,及び戻るボタン81cが表示され
る。
【0059】ナビゲート装置4を携帯する者は、動作パ
ターン登録画面81に表示される上記3軸方向のピーク
加速度やピーク間隔の値を確認するなどして、動作パタ
ーン名入力フィールド81aに「歩行パターンA」等の
歩行パターン名称やその他の動作パターンを入力する。
そして、動作パターン名入力フィールド81aへの入力
が終了すると登録ボタン81bを入力部44のマウス等
によりクリックし、その後戻りボタン81cを同様にし
てクリックする。
【0060】ステップS97に続いて、登録ボタン81
bがクリックされたか判断し(ステップS98)、その
ボタン81bがクリックされていれば、動作パターン名
入力フィールド81aに入力された動作パターン名を、
動作パターン登録画面81に表示されている3軸方向の
ピーク間隔及びピーク加速度と対応付けて動作パターン
登録DB51aに登録する(ステップS99)。
【0061】以上のようにして、ナビゲート装置4を携
帯する者により、歩行パターンなどの動作パターンが動
作パターン登録DB51aに登録される。このように、
第1実施形態では、予め任意の時間T1を設定すること
により、現在位置から時間T1以内に行ける可能性のあ
る駅を探索できる。また、図5及び図6のフローチャー
トに示す処理を実行するプログラムをCPU41により
適切な周期で定周期起動するようにすれば、ナビゲート
装置を携帯する者が時間T1以内に到着可能な駅が存在
する地点まで移動すると、その駅が地図上に自動的に識
別表示されるように構成できる。このような機能は、例
えば、図5及び図6のフローチャートに示す処理を実行
するプログラムをCPU41が定周期で起動するモード
を設け、このモードに設定したまま、利用者がナビゲー
ト装置4を携帯しながら移動することにより実現でき
る。該利用者が、当初、時間T1以内で移動できる範囲
内に駅が存在しない場所にいた場合、表示部45には地
図上に該利用者の現在地が表示されるだけであるが、該
利用者が時間T1以内に移動可能な地点に駅が存在する
場所まで移動すると(図6のフローチャートのステップ
S11の判断がNOからYESに変化するので)、該駅
がそこまでの所要時間と共に地図上に自動的に識別表示
されるようになる。さらに、第1の実施形態において
は、歩行中にその駅に到着できる時間をリアルタイムで
知ることができる。また、地図上に識別表示されている
駅を指定することにより、現時点で、その駅で乗車可能
な電車等の交通機関の発車時刻を知ることができる。 {第2実施形態}次に、本発明のナビゲート装置の第2
の実施形態を説明する。
【0062】この第2実施形態のナビゲート装置のハー
ドウェア構成は、前述した第1実施形態と同様であり、
図1に示すようである。この第2実施形態では、目的地
を指定することにより、ナビゲート装置4を携帯する者
が現在位置からその目的地に移動するための経路を示す
地図を表示部45に表示する。この場合、目的地に行く
ことが可能な全ての経路が表示され、また、現在位置か
ら出発駅までに移動するために要する時間、該出発駅か
ら終点駅まで移動するために要する時間(乗換時間等も
含む)。該終点駅に電車が到着してから改札を出るまで
に要する時間、及び該改札を出てから前記目的地に行く
までに要する時間等を前記地図上に表示する。
【0063】図17は、ナビゲート装置4を携帯する者
が表示部45の画面を介して目的地を登録する目的地登
録処理を説明するフローチャートである。この処理にお
いては、まず、入力部44を介して目的地を含む地図を
選択指定する(ステップS111)。この選択指定は、
表示部45に表示される地図一覧等を介して行われる。
上記選択指定により、該指定された地図の情報を地図情
報DB42aから読み出して、該指定地図を表示部45
に表示する(ステップS112)。
【0064】続いて、入力部44を介して表示されてい
る地図上で目的地を指定する(ステップS113)。こ
の指定を受けて、上記表示地図の地図情報を基に、該目
的地付近に存在する駅を(例えば、距離の近い順等に)
抽出する(ステップS114)。そして、前記目的地と
該抽出された各駅間の距離を算出し(ステップS11
5)、図8の移動方向処理で求められる移動速度S1を
歩行速度とみなして、前記目的地と前記各駅間の歩行時
間t3を求める(ステップS116)。そして、ステッ
プS115とステップS116で求めた値をRAM43
のレジスタ群43aに保存し(ステップS117)、処
理を終了する。
【0065】以上のようにして、目的地登録処理を終え
た後、図18及び図19のフローチャートの処理を実行
する。図18のステップS121〜S131の処理は、
第1実施形態の図5及び図6のステップS1〜S11の
処理と同様であるので詳しい説明は省略する。ステップ
S121〜S130の処理により、ナビゲート装置4を
携帯する者の現在位置から半径L1以内にある駅(出発
駅)を抽出する。そして、ステップS131で抽出され
た駅が無かったと判断すると処理を終了する。
【0066】一方、ステップS131で抽出された駅が
あると判断すると、該抽出した出発駅から終点駅(図1
7のステップS114で抽出した前記目的地の最寄の
駅)までの乗車時間t4を求め、この、求めた値をRA
M43のレジスタ群43aに保存する(ステップS13
2)。このステップS132の算出においては、出発駅
から同一終点駅に至るまでの複数の経路が存在する場合
には、それら個々の経路について乗車時間t4を求め
る。続いて、現在位置から前記出発駅間での距離を算出
し(ステップS133)、現在位置から前記出発駅まで
の前記速度(移動速度)S1で移動した場合の移動時間
t2を求め、この求めた値をRAM43のレジスタ群4
3aに保存する(ステップS134)。このステップS
133〜S134の処理を、ステップS130で抽出し
た全ての駅について移動時間t2の算出が終了するまで
繰り返す。そして、ステップS135で該抽出駅全てに
ついて移動時間t2の算出が終了したと判断すると、後
に詳細に説明する「所要時間算出処理」を行い、現在位
置から目的地に移動するために要する時間等を求め(ス
テップS136)、該「所要時間算出処理」で求めた所
要時間、ステップS132で求めた乗車時間t4、ステッ
プS134で求めた移動時間t2を基に、現在位置から
目的地までの所要時間、現在位置から出発駅までの移動
時間、該出発駅から終点駅までの乗車時間、及び該終点
駅から目的地までの移動時間等を表示部45に表示され
ている地図上に表示し(ステップS137)、処理を終
了する。
【0067】図20は、ステップS137の表示処理に
より表示される画面の一例を示す図である。同図に示す
画面91は、現在位置を渋谷駅近傍、目的地を「横浜の
中華街」とした場合の例である。この場合、現在位置9
1aから渋谷駅の改札を通るまでに要する時間が7分、
該改札を通ってから渋谷駅発の電車に乗車するまでに要
する時間が3分、渋谷駅から桜木町駅(目的地の最寄の
駅:終点駅)までの乗車時間が31分(東急東横線利用
の場合)または50分(JR品川駅乗換経由京浜東北線
利用乗換の場合)、桜木町のホームで降車してから改札
を出るまでに要する時間が2分、及び該改札を出てから
横浜中華街に到着するまでに要する時間が8分であり、
この合計時間が地図上に識別表示されている。尚、この
表示例はあくまでも一例であり、現在位置から目的地に
至るまでに複数の交通機関を乗り換える場合など、現在
位置から目的地に至る経路数などに応じて、ナビゲート
装置4を携帯する者の便宜を図るように種々の表示形態
を採用することが可能である。
【0068】図21は、図19のステップS136の所
要時間算出処理の詳細フローチャートである。まず、図
17のステップS117、図19のステップS132及
びステップS134でレジスタ群43aに保存した時間
t2,t3,t4をRAM43から読み出す(ステップS14
1)。次に、駅(出発駅)に到着して改札を通ってから
乗車するまでに要する時間t5を推測する(ステップS1
42)。続いて、終点駅で降車してから改札を出るまで
に要する時間t6を推測する(ステップS143)。そし
て、時間t2,t3,t4,t5,t6の総和を算出することに
より、現在位置から目的地に行くまでに要する所要時間
を求める(ステップS144)。
【0069】ステップS141〜ステップS144の処
理を、図17のフローチャートのステップS114で抽
出した目的地まで到着可能な全ての駅(終点駅)につい
て行い、それら全ての駅について上記所要時間を算出し
たと判断すると(ステップS145、YES)、リターン
する。
【0070】以上のようにして、現在位置を出発してか
ら目的地に到着するまでの所用時間が各終点駅毎に(同
じ終点駅であっても、その終点駅に至るまでの複数の経
路がある場合には、さらにそれらの各経路別に)算出さ
れる。図22は、図19のステップS137の表示処理
において表示部45に地図表示がなされているときの時
刻表表示処理を説明するフローチャートである。
【0071】この地図表示においては、出発駅や乗換
駅、及び終点駅などの現在位置から目的地に行くまでの
経路上の駅が識別表示されている。この地図表示画面上
で、識別表示されている駅を、入力部44を介してマウ
ス等により指定すると、この指定を検出し(ステップS
151)、その駅の時刻表を表示する(ステップS15
2)。
【0072】図23は、ステップS152における時刻
表表示の例を示す図である。同図に示す例は、現在時刻
が17時00分であるときのABC線のJJ駅発の時刻
表であり、17時00分以前のダイヤは(黒塗り等によ
り)表示されず、17時00分以降のダイヤのみが表示
される。時刻表の表示形態は図23の形態に限定される
ものではなく、17時00分以前と以後を異なるカラー
や網掛け表示等により識別表示するようにしてもよい。
【0073】このように、第2の実施形態では、目的地
を指定することにより、現在位置及び出発駅を含む地図
が表示され、その地図上に現在位置から目的地に行くま
での所要時間が表示される。この所要時間には、出発駅
の改札を通ってから電車に乗車するまでに要する時間及
び電車が終点駅に着いてから降車して終点駅の改札を出
るまでに要する時間も考慮される。また、さらに、識別
表示されている駅(出発駅等)を画面上で指定すること
により、その駅でこれから乗車可能な電車が容易に知れ
るような形態でその駅の時刻表が表示される。尚、ここ
では、交通機関が電車の場合を例にして説明したが、上
記説明は、もちろん、他の交通機関にもあてはまる。
【0074】上記の実施形態では、GPSにより位置情
報を検出するようにしているが、GPSではなく、PH
Sや携帯電話等により位置情報を取得するようにしても
よい。また、上記実施形態では、移動速度を移動時間の
計測と移動開始位置と移動終了位置との間の距離を基に
算出しているようにしているが、加速度センサーを利用
して移動速度を求めるようにしてもよい。また、本発明
のナビゲート装置は、単体機器ではなく、携帯電話や携
帯情報端末に組み込むデバイスとして製品化することも
可能である。また、本発明のソフトウェア処理は、本体
に組み込まれたプログラム以外に、JAVA(登録商
標)などのアプリケーションを、それらの携帯機器にネ
ットワークを介してダウンロードすること等により実現
できる。また、目的地までの移動に利用する交通機関
は、電車だけに限定されず、バスやモノレール、さらに
は飛行機や船舶など他の交通機関であってもよい。
【0075】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、装置携帯者が駅に近づくと、自動的にその駅を含む
地図を表示するので、装置携帯者は現在位置の近くに駅
があることを自動的に知ることができると共に、その駅
で利用可能な交通機関を知ることができる。また、該地
図が表示される際に、装置携帯者の移動速度に対応して
現在位置からその駅までの所要時間を算出し、表示する
ので、装置携帯者はその駅までどのくらいの時間で到着
可能かをほぼ正確に把握することができる。
【0076】また、目的地を指定すると、その目的地ま
でに移動するために利用可能な交通機関並びにその交通
機関の最寄の駅、及びその交通機関を前記最寄の駅から
利用する場合の現在位置から目的地までの所要時間等が
表示されるので、不案内な土地にいる場合でも、目的地
に行くための経路のみならず、その目的地までの所要時
間を正確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2実施形態のナビゲート装
置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は位置情報テーブルのデータ構造、
(b)はタイマーレジスタ431aのデータ構造を示す
図である。
【図3】動作パターン登録DB51aのデータ構造を示
す図である。
【図4】歩行中の加速度ベクトルのX,Y,Z軸成分の
時間変動、ピーク間隔及びピーク加速度を算出する方法
を説明する図であり、(a)はX軸成分、(b)はY軸
成分、(c)はZ軸成分に関する図である。
【図5】第1実施形態のナビゲート装置の主要な全体動
作(その1)を説明するフローチャートである。
【図6】第1実施形態のナビゲート装置の主要な全体動
作(その2)を説明するフローチャートである。
【図7】第1実施形態の現在位置抽出処理の詳細フロー
チャートである。
【図8】第1実施形態の移動方向抽出処理の詳細フロー
チャートを示す図である。
【図9】第1実施形態の高度算出処理の詳細フローチャ
ートを示す図である。
【図10】第1実施形態のタイマーカウント補正処理の
詳細フローチャートを示す図である。
【図11】第1実施形態の表示処理の詳細フローチャー
トを示す図である。
【図12】図11の表示処理による表示の例を示す図で
ある。
【図13】図12の表示画面においてA駅を選択したと
きの表示動作を説明する図である。
【図14】図13の表示画面において表示されるA駅の
時刻表の表示形態の一例を示す図である。
【図15】第1実施形態における、動作パターン登録処
理を説明するフローチャートである。
【図16】第1実施形態の動作パターンの登録画面の表
示例を示す図である。
【図17】第2実施形態の目的登録処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図18】第2実施形態の主要な全体動作(その1)を
説明するフローチャートである。
【図19】第2実施形態の主要な全体動作(その2)を説
明するフローチャートである。
【図20】第2実施形態の表示処理により表示される画
面の一例を示す図である。
【図21】第2実施形態の所要時間算出処理の詳細フロ
ーチャートである。
【図22】第2実施形態の時刻表表示処理を説明するフ
ローチャートである。
【図23】図22の時刻表表示処理による時刻表の表示
例を示す図である。
【符号の説明】
4 ナビゲート装置 41 CPU 42 ROM 43 RAM 431a 位置情報テーブル 431b タイマーレジスタ 44 入力部 45 表示部 46 外部記憶部 47 通信制御部 48 気圧計 49 GPS 50 加速度センサー 51 EEPROM 51a 動作パターン登録データベース 52 方位センサー 53 バス 61 現在の位置 71、101 時刻表 81 動作登録画面 81a 動作名登録フィールド 81b 登録ボタン 81c 戻りボタン 91 地図表示画面 91a 現在の位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB22 HB25 HC11 HC22 HD03 HD04 HD16 2F029 AA07 AB07 AC02 AC06 AC14 5H180 AA21 BB05 FF05 FF10 FF13 FF22 FF27 FF32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の移動速度を検出する移動速度検
    出手段と、 該利用者の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段
    と、 前記位置情報と前記移動速度を基に、現在の位置から予
    め指定された時間内に到着可能な駅を抽出する抽出手段
    と、 前記移動速度を基に、該抽出手段により抽出された各駅
    までの所要時間を算出する算出手段と、 該算出手段による算出結果を基に、該抽出された駅と該
    駅までの所要時間を表示する第1の表示手段と、 を備えることを特徴とするナビゲート装置。
  2. 【請求項2】 該位置情報取得手段により得られた位置
    情報を基に前記利用者の移動方向を検出する移動方向検
    出手段と、 前記位置情報取得手段により取得された前記利用者の現
    在の位置と、該移動方向検出手段により得られた前記利
    用者の移動方向を地図上に表示する第2の表示手段を、 さらに備えることを特徴とする請求項1記載のナビゲー
    ト装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、 前記抽出された駅が指定されたとき、該駅の交通機関の
    時刻表を、発車済みの時刻と発車前の時刻とが識別でき
    るように表示することを特徴とする請求項1記載のナビ
    ゲート装置。
  4. 【請求項4】 利用者の移動速度を検出する移動速度検
    出手段と、 該利用者の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段
    と、 前記位置情報と前記移動速度検を基に、現在の位置から
    予め指定された時間内に到着可能な第1の駅を抽出する
    第1の抽出手段と、 該第1の駅から、予め指定された目的地までの交通機関
    の経路を検索し、該検索により得られた経路における終
    点の駅である第2の駅を抽出する第2の抽出手段と、 前記移動速度及び前記検索により得られた各経路の所要
    時間を基に、前記利用者が前記目的地に到着するまでに
    要する時間を各経路毎に算出する算出手段と、 該算出手段による算出結果を基に、該各経路毎の所要時
    間を表示する表示手段と、 を備えることを特徴とするナビゲート装置。
  5. 【請求項5】 前記算出手段は、 前記現在の位置から前記第1の駅までの第1の区間を移
    動するために要する時間、該第1の駅から前記第2の駅
    までの第2の区間の移動のために要する時間、及び前記
    第2の駅から前記目的地までの第3の区間を移動するた
    めに要する時間を算出し、 前記表示手段は、前記第1、第2、及び第3の各区間の
    各所要時間を加算して求めた前記現在の位置から前記目
    的地までの所要時間を表示すること、 を特徴とする請求項4記載のナビゲート装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、 前記第1の駅が指定されると、前記第1の駅から前記目
    的地に向かう交通機関のこれから発車する発車時刻を表
    示すること、を特徴とする請求項5記載のナビゲート装
    置。
  7. 【請求項7】 利用者の移動速度を検出する機能と、 該利用者の現在の位置情報を取得する機能と、 前記現在の位置情報と前記移動速度検を基に、現在の位
    置から予め指定された時間内に到着可能な駅を抽出する
    機能と、 前記移動速度を基に、該抽出手段により抽出された各駅
    までの所要時間を算出する機能と、 該算出手段による算出結果を基に、該抽出された駅と該
    駅までの所要時間を表示する機能と、 をコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 【請求項8】 利用者の移動速度を検出する機能と、 該利用者の現在の位置情報を取得する機能と、 前記現在の位置情報と前記移動速度検を基に、現在の位
    置から予め指定された時間内に到着可能な第1の駅を抽
    出する機能と、 該第1の駅から、予め指定された目的地までの交通機関
    の経路を検索し、該検索により得られた経路における終
    点の駅である第2の駅を抽出する機能と、 前記移動速度及び前記検索により得られた各経路の所要
    時間を基に、前記利用者が前記目的地に到着するまでに
    要する時間を各経路毎に算出する機能と、 該算出手段による算出結果を基に、該各経路毎の抽出さ
    れた駅までの所要時間を該各経路と共に表示する機能
    と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202152A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Ixi Co Ltd 情報処理装置、携帯端末およびプログラム
WO2007057966A1 (ja) * 2005-11-18 2007-05-24 Fujitsu Limited 携帯端末装置、携帯端末装置用プログラム、および距離計測方法
JP2011197746A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Navitime Japan Co Ltd 時刻表情報提供システム、サーバ装置、時刻表情報提供装置、時刻表情報提供方法、および、プログラム
JP2016189153A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 株式会社ゼンリンデータコム 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP2017116470A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社ゼンリンデータコム 地図表示装置、地図表示方法、およびコンピュータプログラム
JP2020073887A (ja) * 2019-11-11 2020-05-14 株式会社 ヴァル研究所 情報処理装置、サーバ装置、公共交通機関の利用案内方法、コンピュータプログラム

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