JPWO2015163460A1 - 決済支援装置、決済支援方法及びプログラム - Google Patents
決済支援装置、決済支援方法及びプログラムInfo
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Abstract
Description
(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1を含め、従来技術ではこのような要求に応えられない状況にある。
ユーザにより1以上の商品が挿入されるカートを撮影する撮影機能と、前記カートに挿入された前記1以上の商品の決済を指示する機能とを有する端末と通信をすることで、当該決済を支援する決済支援装置であって、
前記カート内を撮影した動画像を取得する商品画像取得手段と、
前記動画像に基づいて前記カート内に新たな商品が挿入されたことを判定した場合、前記商品を特定する商品特定手段と、
前記商品特定手段により特定された前記商品の価格を特定する商品価格特定手段と、
前記商品特定手段によりこれまで特定された1以上の前記商品について、前記商品価格特定手段により特定された前記価格の夫々を累計し、前記端末からの前記決済の指示を示す所定の条件が満たされたときの累計の価格を、決済する商品の総計額として決定する総計管理手段と、
前記総計管理手段により決定された前記総計額で、前記ユーザに対する課金処理の実行を制御する課金制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記端末は、前記ユーザに情報を提示する機能をさらに有し、
前記カート内に新たな商品が挿入されたときの前記ユーザの位置を特定するユーザ位置特定手段と、
前記ユーザ位置特定手段により特定された前記位置に基づいて、所定の広告を前記端末に提示する制御をする広告内容管理手段と、
をさらに備えることができる。
前記カートに挿入された前記1以上の商品の重量を測定する重量測定部が、前記決済支援装置の外部に設けられており、
前記カートに挿入される可能性のある商品については、その重量が予め求められており、
前記重量測定部により測定された重量を、実重量として取得する実重量取得手段と、
前記商品特定手段によりこれまで特定された1以上の前記商品についての夫々予め求められた重量の加算値を、推定重量として特定する商品重量特定手段と、
前記実重量と前記推定重量との誤差を算出する誤差判定手段と、
をさらに備えることができる。
ユーザにより1以上の商品が挿入されるカートを撮影する撮影機能と、前記カートに挿入された前記1以上の商品の決済を指示する機能とを有する端末と通信をすることで、当該決済を支援する決済支援装置が実行する決算支援方法であって、
前記カート内を撮影した動画像を取得する商品画像取得ステップと、
前記動画像に基づいて前記カート内に新たな商品が挿入されたことを判定した場合、前記商品を特定する商品特定ステップと、
前記商品特定ステップにおいて特定された前記商品の価格を特定する商品価格特定ステップと、
前記商品特定ステップにおいてこれまで特定された1以上の前記商品について、前記商品価格特定ステップにおいて特定された前記価格の夫々を累計し、前記端末からの前記決済の指示を示す所定の条件が満たされたときの累計の価格を、決済する商品の総計額として決定する総計管理ステップと、
前記総計管理ステップにおいて決定された前記総計額で、前記ユーザに対する課金処理の実行を制御する課金制御ステップと、
を含むことを特徴とする。
ユーザにより1以上の商品が挿入されるカートを撮影する撮影機能と、前記カートに挿入された前記1以上の商品の決済を指示する機能とを有する端末と通信をすることで、当該決済を支援する制御を実行するコンピュータに、
前記カート内を撮影した動画像を取得する商品画像取得ステップと、
前記動画像に基づいて前記カート内に新たな商品が挿入されたことを判定した場合、前記商品を特定する商品特定ステップと、
前記商品特定ステップにおいて特定された前記商品の価格を特定する商品価格特定ステップと、
前記商品特定ステップにおいてこれまで特定された1以上の前記商品について、前記商品価格特定ステップにおいて特定された前記価格の夫々を累計し、前記端末からの前記決済の指示を示す所定の条件が満たされたときの累計の価格を、決済する商品の総計額として決定する総計管理ステップと、
前記総計管理ステップにおいて決定された前記総計額で、前記ユーザに対する課金処理の実行を制御する課金制御ステップと、
を含むことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る決済支援装置が適用される決済支援システムの構成を示す。
図1に示す決済支援システムは、決済支援装置10と、カートシステム20−1〜20−nと、課金サーバ30と、がネットワーク40を介して相互に接続されることによって構成されている。
カード媒体Cには、上述の事業者による商品Pの提供に対する支払いに使用可能な企業通貨(ポイント)が対応付けられている。ここで、「企業通貨が対応付けられる」とは、企業通貨がカード媒体Cに直に記憶されていることを意味せず、当該カード媒体Cを用いて使用可能な企業通貨の額が決済支援装置10によって管理されていることを意味する。
即ち、カード媒体Cは、上述の事業者の商品Pの提供に対する対価の支払い等において企業通貨を使用するという用途を有しているが、企業通貨自体は記憶せずに、自己を一意に識別するための識別子(カード番号)等のみを記憶している。
ここで、事業者は、任意の商品提供者であり、例えば、ホームセンターで小売業を行う者もあり得るが、説明の便宜上本実施形態では、スーパーマーケットで小売業を行う者とする。なお、以下、カートシステム20−1〜20−nを個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「カートシステム20」と呼ぶ。
カートシステム20−1〜20−nは、決済端末50−1〜50−n、重量センサ60−1〜60−nを備えている。
「カートシステム20」と呼ぶ場合には、決済端末50−1〜50−nをまとめて「決済端末50」と、重量センサ60−1〜60−nをまとめて「重量センサ60」と、夫々呼ぶ。
決済端末50は、板状の筐体にコンピュータ本体としての処理機能と、入力装置としてのタッチパネル及びいくつかのボタン、表示装置としてのディスプレイやスピーカ等、撮影装置としてカメラ等を備えたコンピュータとして構成されている。
決済端末50は、図示はしないが、リーダ/ライタ部と、通信部と、GPS(Global Positioning System、全地球測位システム)部と、カメラ部と、を備えている。
リーダ/ライタ部は、カード媒体Cのリーダ/ライタ機能を有し、カード媒体Cに組み込まれたICと接触又は非接触通信を行うことにより、カード媒体Cに記憶された情報を読み出したり、各種情報をカード媒体Cに書き込むことができる。
通信部は、例えばWi−Fi等を用いた各種情報の授受のための通信を、ネットワーク40を介して他の装置(図1の例では主に決済支援装置10)と行うことができる。
GPS部は、複数のGPS用衛星からのGPS信号を受信すると、それらのGPS信号に基づいて、決済端末50の現在位置を示すデータ、具体的には、緯度、経度、及び高度の各データ(これらのデータをまとめて、以下、「位置情報」と呼ぶ)を算出する。例えば、GPS部は、その位置情報により、ユーザUの現在の位置を特定できる。
カメラ部は、例えばカートシステム20のカート内に挿入された商品Pの動画像を撮像することができる。
重量センサ60は、カートシステム20のカートと商品Pの重量を測定し、測定した結果を出力する。
課金サーバ30は、決済支援装置10からの依頼に基づいて、特定された商品Pの総計を課金する処理(以下、「課金処理」と呼ぶ)を実行する。
ネットワーク40は、インターネットを含む任意のネットワークである。
例えば、ユーザUがカートシステム20を押し、店内を移動する。決済端末50のカメラ部は、カートシステム20のカート内を撮像して、その動画像を決済支援装置10に送信する。決済支援装置10は、その動画像を監視して、ユーザUにより商品Pが挿入されたか否かを判定する。ここで、ユーザUがカートシステム20のカート内に商品Pを挿入したとする。決済支援装置10は、挿入されたと判定し、その動画像より挿入された商品Pが何であるのかを特定する。次に、決済支援装置10は、特定された商品Pより商品価格を特定する。次々と商品Pが挿入された場合、決済支援装置10は、ユーザUにより商品Pが挿入されたと判定し、挿入された商品P、当該商品価格を特定する行為を繰り返すとともに、商品価格の累計を算出する。特定された商品P、特定された商品価格、累計額は、決済支援装置10の指示により決済端末50に表示される。
所定の条件が満たされると、決済支援装置10は支払総額を確定する。例えば、所定の条件は、ユーザUが決済端末50の精算ボタンを押下するという条件に設定できる。(精算ボタンについては、後述する。)
ユーザUがカード媒体Cで支払う場合には、決済支援装置10は、課金サーバ30に対して課金処理を依頼する。
課金サーバ30は、スーパーマーケットで購入した商品Pの総額を課金する。
従って、店員が決済端末(POS)のバーコードリーダを用いて商品Pに付加されたバーコードを読み取る必要がなくなる結果、事業者はレジに長時間待たなければならないという状況を解消することができる。
また、誤差が一定の範囲を上回る場合、所定のエラー処理が実行される。後述するように、本実施形態では、再度、商品Pの特定がなされる。
課金サーバ30は、決済支援装置10で特定された商品Pの総計を課金する。
次に、このような図1の決済支援システムのうち、決済支援装置10の構成の詳細について説明する。
図2は、本発明の実施形態の決済支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
入力部117は、キーボードや各種釦等で構成され、オペレータの指示操作に応じて各種情報を入力する。
記憶部118は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部119は、インターネットを含むネットワーク40を介して他の装置(図1の例では決済端末50や課金サーバ30)との間で行う通信を制御する。
記憶部118の一領域として、商品テーブル記憶部251と、広告テーブル記憶部252と、履歴データ記憶部253と、が設けられている。
具体的には、商品特定部202は、動画像と図4の商品テーブルの商品判別用画像とを比較することで、当該動画像内の新商品を特定する。
商品テーブルには、各ID毎に、商品名、商品判別用画像のリンク、商品価格、商品重量と陳列区間が格納されている。
具体的には、図4の商品テーブルにおけるID=G1について、商品名はオレンジジュースであり、商品判別用画像はリンク先に掲載されている画像であり、商品価格は¥140であり、商品の推定重量は500gであり、陳列区間はA3区間である。
具体的には、図4の商品テーブルにおけるID=G1のオレンジジュースについて、商品価格は¥140と特定される。
本実施形態では、スーパーマーケット等の店舗において、決済端末50が用いられている。
図5に示すように、決済端末50の画面としては、商品等表示領域301と、広告表示領域302と、支払額表示領域303と、が設けられている。
商品等表示領域301には、特定商品、特定商品価格が表示される。
広告表示領域302には、ユーザUの位置情報に基づいた広告が表示される。
支払額表示領域303には、合計額表示領域311と、精算ボタン312と、が含まれている。
なお、詳細な説明は省略するが、図5に図示されている通りカード媒体C以外で商品Pの対価の支払いをすること、カード媒体Cとカード媒体C以外を組み合わせて商品Pの対価の支払いをすることが可能である。
所定の条件は、本実施形態では、ユーザUが図5における精算ボタン312を押下することが設定されている。
具体的には、図4の商品テーブルにおけるID=G2のリンゴ、その価格の¥100が既に特定されていたとする。その後、新商品としてID=G1のオレンジジュース、その価格の¥140が特定されると、リンゴの価格の¥100にオレンジジュースの価格の¥140を加算することで、累計が算出され、決済端末50に累計額の¥240が表示される。この時点で、ユーザUが図5における精算ボタン312を押下すると、総計管理部204は、総計の¥240についての課金処理を課金部205へ指示する。
具体的には、図4の商品テーブルにおけるID=G1のオレンジジュースについて、図4の商品テーブルにおける推定重量は500gであり、重量センサ60により計測されたオレンジジュースの実重量が515gであると仮定した場合、誤差は15gとなる。
なお、事業者が誤差の一定の範囲として20gを設定していた場合には、実際の誤差が一定の範囲を下回るために、総計管理部204は、商品Pは正確に特定されたと判定される。
またなお、事業者が誤差の一定の範囲として10gを設定していた場合には、総計管理部204は、実際の誤差が一定の範囲を上回るために、本実施形態では、再度新商品の特定がなされる。
具体的には、ユーザ位置特定部209は、図4の商品テーブルにおけるID=G1のオレンジジュースについて、陳列区間はA3区間を特定する。
図6は、図2の決済支援装置10の記憶部118の広告テーブル記憶部252に記憶されている広告テーブルの構造の一例を示す図である。
広告テーブルには、各ID毎に、陳列区間と広告内容のリンクが格納されている。
また、広告内容管理部210は、特定された広告を決済端末50に表示するように、決済端末50に指示する。
具体的には、図6の広告テーブルにおける陳列区間がA3区間である場合には、みかん10個以上で半額という広告が特定され、決済端末50に表示される。
また、広告内容管理部210は、履歴データ管理部211から履歴データを取得し、広告テーブル記憶部252が記憶している図6の広告テーブルの変更を指示する。
履歴データ管理部211は、総計管理部204から履歴データを取得し、履歴データ記憶部253に伝達する。
図7は、図3の機能的構成を有する図2の決済支援装置10が実行する支払決済処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS2においてNOであると判定された場合には、処理はステップS10に進む。ただし、ステップS10以降の処理は後述する。これに対して、ステップS2においてYESであると判定された場合には、処理はステップS3に進む。
即ち、上述の例では、カートシステム20のカート内に挿入された新商品が、オレンジジュースである場合には、商品特定部202は、カート内に挿入されたオレンジジュースの画像と図4の商品テーブルの1行目の商品判別用画像orenge.jpgとの一致を認識することで、新商品がID=G1のオレンジジュースであることを特定する。
即ち、上述の例では、ステップS3で特定されたオレンジジュースのIDはG1であるので、商品価格特定部203は、図4の商品テーブルのID=G1の¥140円を新商品の価格として特定する。
広告表示処理について、図8を参照して説明する。
即ち、上述の例では、ステップS3で特定されたオレンジジュースのIDはG1であるので、ユーザ位置特定部209は、図4の商品テーブルのID=G1のA3区間を新商品の陳列区間として特定する。
ステップS22において、広告内容管理部210は、ステップS21で特定された商品の陳列区間をキーにして、図6の広告テーブルに基づいて、広告を選択する。広告内容管理部210は、選択した広告を決済端末50に表示させる。
即ち、上述の例では、ステップS21で特定されたオレンジジュースの陳列区間はA3であり、IDはX1であるので、広告内容管理部210は、図4の広告テーブルのID=X1の「みかん10個以上で半額」を広告として選択し、決済端末50に表示させる。
即ち、上述の例では、既に商品名としてリンゴ、その価格として¥100が特定されていたとする。その後、新商品としてオレンジジュース、その価格として¥140が特定されると、これまでの累計¥100にオレンジジュースの価格の¥140が加算され、¥240が算出される。
誤差算出処理について、図9を参照して説明する。
ステップS31において、実重量取得部206は、カートシステム20に設置された重量センサ60により計測されたカートシステム20のカート内にある商品の実重量を取得する。
ステップS32において、商品重量特定部207は、ステップS3で特定された新商品のIDをキーにして、図4の商品テーブルに基づいて、商品重量を選択し、特定商品の推定重量を特定する。
即ち、上述の例では、ステップS3で特定されたオレンジジュースのIDはG1であるので、商品重量特定部207は、商品テーブル記憶部251に記憶されたID=G1の500gを新商品の推定重量として特定する。
ステップS33において、誤差判定部208は、ステップS31において取得された実重量とステップS32で特定された推定重量の誤差を算出する。
ステップS8においてNOであると判定された場合には、処理はステップS3に戻り、それ以降の処理が実行される。
即ち、ステップS3の新商品の特定からステップS7の誤差算出処理が再実行される。このような処理は、誤差が一定の範囲内になるまでステップS3からステップS8のループ処理として繰り返し実行される。誤差が一定の範囲内となり、ステップS8においてYESであると判定された場合には、処理はステップS9に進む。
なお、例えば、一定の範囲は、事業者が任意に設定できる。
即ち、上述の例では、実重量取得部206により取得されたオレンジジュースの実重量515g、商品重量特定部207により特定されたオレンジジュースの推定重量500gであったと仮定した場合には、誤差判定部208は、誤差として15gを算出する。
事業者が誤差の一定の範囲として10gを設定していた場合には、総計管理部204は、実際の誤差が一定の範囲を上回るために、ステップS2へ戻り、誤差が10gを下回るまで、ステップS3からステップS8のループ処理が繰り返し実行される。
これに対して、事業者が誤差の一定の範囲として20gを設定していた場合には、総計管理部204は、実際の誤差が一定の範囲を下回るために、ステップS9へ進む。
即ち、総計管理部204は、ステップS3、ステップS4で特定された商品名のオレンジジュース、商品価格の¥140を図5における商品等表示領域301に表示させる。また、総計管理部204は、ステップS6で演算された総計の¥3240を図5における合計額表示領域311に表示させる。
ステップS10においてNOであると判定された場合には、処理はステップS2に戻り、それ以降の処理が実行される。
即ち、ステップS2の新商品が入ってきたか否かの判定からステップS9のカート内の商品名、価格及び総計を表示制御が再実行される。このような処理は、図5における精算ボタン312が押下されるまでステップS2からステップS10のループ処理として繰り返し実行される。ユーザUが図5における精算ボタン312を押下し、ステップS10においてYESであると判定された場合には、処理はステップS11に進む。
これに対して、ステップS10においてYESであると判定された場合には、処理はステップS11に進む。
総計管理部204より指示を受けた課金部205は、課金サーバ30へ課金処理の実行を制御する。
これにより、支払決済処理は終了となる。
例えば、本発明は、決済端末50に備えられるGPSが、決済端末50の現在位置に基づいて、ユーザ位置を特定することができる。
例えば、本発明は、電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
つまり、本発明が適用される決済支援装置は、
ユーザにより1以上の商品が挿入されるカートを撮影する撮影機能と、前記カートに挿入された前記1以上の商品の決済を指示する機能とを有する端末と通信をすることで、当該決済を支援する決済支援装置において、
前記カート内を撮影した動画像を取得する商品画像取得手段と、
前記動画像に基づいて前記カート内に新たな商品が挿入されたことを判定した場合、前記商品を特定する商品特定手段と、
前記商品特定手段により特定された前記商品の価格を特定する商品価格特定手段と、
前記商品特定手段によりこれまで特定された1以上の前記商品について、前記商品価格特定手段により特定された前記価格の夫々を累計し、前記端末からの前記決済の指示を示す所定の条件が満たされたときの累計の価格を、決済する商品の総計額として決定する総計管理手段と、
前記総計管理手段により決定された前記総計額で、前記ユーザに対する課金処理の実行を制御する課金制御手段と、
を備える。
このような決済支援装置が実現されれば、その実施形態によらず、バーコード等を商品に付加することなく、商品代金を決済することが可能になる。
前記カート内に新たな商品が挿入されたときの前記ユーザの位置を特定するユーザ位置特定手段と、
前記ユーザ位置特定手段により特定された前記位置に基づいて、所定の広告を前記端末に提示する制御をする広告内容管理手段と、
をさらに備えてもよい。
ここで、ユーザの位置の特定手法は、上述したように、本実施の形態の手法に特に限定されず、上述のGPSによる手法を含め、各種各様な手法を採用することができる。
また、ユーザの位置の特定手法としてGPS等が採用された場合、ユーザが店舗内の所定の区域に入った段階で(特に新たな商品を入れていない段階で)、その区域に陳列されている商品等の広告を提示することもできる。つまり、広告は、ユーザの位置に基づくものであれば足り、その提示タイミングや提示内容は特に限定されないことはいうまでもない。
前記カートに挿入される可能性のある商品については、その重量が予め求められており、
前記重量測定部により測定された重量を、実重量として取得する実重量取得手段と、
前記商品特定手段によりこれまで特定された1以上の前記商品についての夫々予め求められた重量の加算値を、推定重量として特定する商品重量特定手段と、
前記実重量と前記推定重量との誤差を算出する誤差判定手段と、
をさらに備えることができる。
ここで、重量測定部は、上述の実施形態ではカートに設置された重量センサ60とされたが、特にこれに限定されず、例えば重量を測定できるのであればカートに未設置でも構わない。
また、カートに挿入される可能性のある商品について、その重量が予め求められていれば足り、上述の実施形態の図4の商品テーブルを用いる方式に特に限定されないことはいうまでもない。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が決済支援装置10に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
Claims (5)
- ユーザにより1以上の商品が挿入されるカートを撮影する撮影機能と、前記カートに挿入された前記1以上の商品の決済を指示する機能とを有する端末と通信をすることで、当該決済を支援する決済支援装置において、
前記カート内を撮影した動画像を取得する商品画像取得手段と、
前記動画像に基づいて前記カート内に新たな商品が挿入されたことを判定した場合、前記商品を特定する商品特定手段と、
前記商品特定手段により特定された前記商品の価格を特定する商品価格特定手段と、
前記商品特定手段によりこれまで特定された1以上の前記商品について、前記商品価格特定手段により特定された前記価格の夫々を累計し、前記端末からの前記決済の指示を示す所定の条件が満たされたときの累計の価格を、決済する商品の総計額として決定する総計管理手段と、
前記総計管理手段により決定された前記総計額で、前記ユーザに対する課金処理の実行を制御する課金制御手段と、
を備える決済支援装置。 - 前記端末は、前記ユーザに情報を提示する機能をさらに有し、
前記カート内に新たな商品が挿入されたときの前記ユーザの位置を特定するユーザ位置特定手段と、
前記ユーザ位置特定手段により特定された前記位置に基づいて、所定の広告を前記端末に提示する制御をする広告内容管理手段と、
をさらに備える請求項1に記載の決済支援装置。 - 前記カートに挿入された前記1以上の商品の重量を測定する重量測定部が、前記決済支援装置の外部に設けられており、
前記カートに挿入される可能性のある商品については、その重量が予め求められており、
前記重量測定部により測定された重量を、実重量として取得する実重量取得手段と、
前記商品特定手段によりこれまで特定された1以上の前記商品についての夫々予め求められた重量の加算値を、推定重量として特定する商品重量特定手段と、
前記実重量と前記推定重量との誤差を算出する誤差判定手段と、
をさらに備える請求項1又は2に記載の通貨管理装置。 - ユーザにより1以上の商品が挿入されるカートを撮影する撮影機能と、前記カートに挿入された前記1以上の商品の決済を指示する機能とを有する端末と通信をすることで、当該決済を支援する決済支援装置が実行する決算支援方法であって、
前記カート内を撮影した動画像を取得する商品画像取得ステップと、
前記動画像に基づいて前記カート内に新たな商品が挿入されたことを判定した場合、前記商品を特定する商品特定ステップと、
前記商品特定ステップにおいて特定された前記商品の価格を特定する商品価格特定ステップと、
前記商品特定ステップにおいてこれまで特定された1以上の前記商品について、前記商品価格特定ステップにおいて特定された前記価格の夫々を累計し、前記端末からの前記決済の指示を示す所定の条件が満たされたときの累計の価格を、決済する商品の総計額として決定する総計管理ステップと、
前記総計管理ステップにおいて決定された前記総計額で、前記ユーザに対する課金処理の実行を制御する課金制御ステップと、
を含む決済支援方法。 - ユーザにより1以上の商品が挿入されるカートを撮影する撮影機能と、前記カートに挿入された前記1以上の商品の決済を指示する機能とを有する端末と通信をすることで、当該決済を支援する制御を実行するコンピュータに、
前記カート内を撮影した動画像を取得する商品画像取得ステップと、
前記動画像に基づいて前記カート内に新たな商品が挿入されたことを判定した場合、前記商品を特定する商品特定ステップと、
前記商品特定ステップにおいて特定された前記商品の価格を特定する商品価格特定ステップと、
前記商品特定ステップにおいてこれまで特定された1以上の前記商品について、前記商品価格特定ステップにおいて特定された前記価格の夫々を累計し、前記端末からの前記決済の指示を示す所定の条件が満たされたときの累計の価格を、決済する商品の総計額として決定する総計管理ステップと、
前記総計管理ステップにおいて決定された前記総計額で、前記ユーザに対する課金処理の実行を制御する課金制御ステップと、
を含む制御処理を実行させるプログラム。
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