JP5040186B2 - 案内ロボットおよび案内方法 - Google Patents

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本発明は、店舗内で顧客の買物の案内を行う案内ロボットおよび案内方法に関するものである。
従来、次回の買い物時に買う必要があるものについては、用紙や携帯端末にメモを取ることで買い忘れをなくすようにしていた。しかし、普段の生活ではメモを取ることを忘れたり、その時間がなかったり、メモを持って行くのを忘れてしまったりし、買い物の時には忘れてしまっていることが多かった。また、買い物メモを持ってお店に行っても、必要な買い物がどこにあるのかを探すことが大変なこともある。
また、ショッピング用カートに表示装置を搭載し、サーバに保存してある商品や売場情報等を当該表示装置に商品広告、商品情報、店内案内、売場情報などを個別に表示する技術(特許文献1)がある。
特開平11−152041号公報
上述した前者の従来の手法では、個人で持ち歩いている用紙や携帯端末(記録媒体)にメモを保存し、それを店舗で参照し、自身で売り場をまわって品物を探すか、店員に聞く必要があり、店舗側で顧客により便利に商品を案内するサービスを提供していないという問題があった。
また、上述した後者の技術(特許文献1)では、ショッピング用カートに装着した表示装置に売り場のマップデータや商品情報などを表示するのみで、ユーザのメモした買物情報に基づいた情報を提供できないと共に、顧客の要望に個別に合わせた買物の案内誘導をし得ないという問題があった。
本発明は、これらの問題を解決するため、顧客が携帯端末を店舗に設置されているロボットにかざすと当該ロボットが携帯端末から取得したIDをもとにサーバ(あるいは携帯端末)から買物リストを取得して当該店舗内の買物ルートを作成してそのルート案内図を携帯端末に送信して表示したり、当該ロボット自身が移動して誘導案内するようにしている。
本発明は、顧客が携帯端末を店舗に設置されているロボットにかざすと当該ロボットが携帯端末から取得したIDをもとにサーバ(あるいは携帯端末)から買物リストを取得して当該店舗内の買物ルートを作成してそのルート案内図を携帯端末に送信して表示したり、当該ロボット自身が移動して誘導案内することにより、顧客は携帯端末を店舗内のロボットにかざすのみで買物リストをもとに自動的に誘導案内してもらい、商品の購入の利便性を大幅に向上させることが可能となる。
本発明は、顧客が携帯端末を店舗に設置されているロボットにかざすと当該ロボットが携帯端末から取得したIDをもとにサーバ(あるいは携帯端末)から買物リストを取得して当該店舗内の買物ルートを作成してそのルート案内図を携帯端末に送信して表示したり、当該ロボット自身が移動して誘導案内することにより、顧客は携帯端末を店舗内のロボットにかざすのみで買物リストをもとに自動的に誘導案内してもらい、商品の購入の利便性を大幅に向上させることを実現した。
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1の(a)はシステム構成図を示し、図1の(b)は店舗レイアウト例を示す。
図1の(a)において、案内ロボット11は、自走式のロボットであって、無線で無線LAN12、LAN13を経由してサーバ21に接続し、顧客の買物リストをもとに先導するものであり、ここでは、送受信手段111、ルート作成手段112、先導手段113、案内手段114などから構成されるものである。
送受信手段111は、無線で無線LAN12と接続してデータを送受信したり、携帯端末15が案内ロボット11にかざされたときに無線(無線LAN,ICタグリーダ・ライタなど)で相互にデータを送受信したりなどするものである。
ルート作成手段112は、顧客の買物リストをもとに、店舗レイアウト31および商品情報をもとに、顧客を先導する買物ルートを作成するものである(図3参照)。
先導手段113は、作成された買物ルートに従い、顧客を先導するものである(図3、図4参照)。
案内手段114は、顧客に商品の案内などを行うものである(図3から図7参照)。
無線LAN12は、案内ロボット11とサーバ21などとを無線で接続するためのものである。
LAN13は、サーバ21、無線LAN12,インターネット14などを相互に接続するものである。
インターネット14は、LAN13と、携帯端末15とを相互に接続するネットワークの例である。
携帯端末15は、いずれの顧客であるかを特定する個人特定手段の1例であって、携帯端末15の他に、ICカードがあり、更に、人の顔や静脈や指紋などの生体認証などがある。携帯端末(例えば携帯電話、PDS,PHSなどの無線でネットワークに接続する携帯型の端末)の場合には、アプリをインストールしてエージェント151として動作させるようにする。個人特定手段がICカード、生体認証の場合には、顧客が店舗内に配置した案内ロボットに近づいたときあるいは特定場所に載置したときに、当該ICカードから個人特定情報を読み取ったり、顧客から生体認証(顔、静脈、指紋などの生体認証)を個人特定情報として読み取ったりする。
エージェント151は、携帯端末15にアプリをインストールして動作させ、買物リストを会話形式で入力したり、店舗内で案内ロボット11に携帯端末15をかざしたときに相互に通信して各種データを送受信したりなどするものである(図2から図7参照)。
携帯端末網16は、携帯端末15とインターネット14とを相互に接続するためのものである。
サーバ21は、全体を統括制御するサーバであって、ここでは、アプリDB22,ユーザ管理DB23、買物リストDB24、ユーザ買物履歴DB25、ポイントDB26、各種DB27などから構成されるものである(図1から図7参照)。
アプリDB22は、携帯端末15にインストールして店舗内で案内ロボット11と相互に通信して各種制御を行うためのアプリ(エージェント151)を登録したものである(図5参照)。
ユーザ管理DB23は、ユーザ情報(ユーザID,店舗、ロボット、アプリ情報など)を管理するものである(図5参照)。
買物リストDB24は、ユーザ(顧客)が作成した買物リストの情報を登録して管理するものである(図5参照)。買物リストDB24は、サーバ21のみならず、携帯端末15自身に登録して管理するようにしてもよい。
ユーザ買物履歴DB25は、ユーザが購入した商品、日付の履歴を管理するものである(図5参照)。
ポイントDB26は、ユーザが店舗で購入したときに付与されるポイント(商品と交換し得るポイント)を登録して管理するものである(図5参照)。
各種DB27は、案内ロボット11が顧客の買物リストに従い、店舗内の買物ルート、特売品の案内、定期購買品の案内などを行うときに必要なDB(例えば、店舗の棚の配置(レイアウト)と商品の配列などの情報を予め登録した店舗レイアウトDB、商品の価格、関連商品などの情報を予め登録した商品情報DB,商品を利用した料理の仕方などを予め登録した料理レシピDBなど)である。
図1の(b)は、店舗レイアウト例を示す。図示の店舗レイアウト例は、図1の(a)の各種DB27中の店舗レイアウトDBに従い模式的に店舗を表示および各種情報を合わせて表示したものであって、ここでは、棚、いずれの棚に商品が陳列されているかの情報、案内ロボット11の位置、顧客10の現在位置、レジの位置などの概略を表示したものである。案内ロボット11は、通常、店舗の出入口の近くに待機する自走式のロボットであって、顧客10が所持する携帯端末15がかざされたときあるいは近接したときに当該携帯端末15と通信し、取得した顧客の買物リストをもとに買物ルートを計算し、当該買物ルートに従い先導して顧客の買物を案内するものである(図2から図6参照)。以下順次詳細に説明する。
図2は、本発明の動作説明フローチャート(事前処理)を示す。
図2の(a)は、携帯端末15にアプリをダウンロードしてエージェント151が動作できる状態にするときの手順、処理の例を示す。
図2の(a)において、S1は、店舗に行く。
S2は、ロボットからの情報を受信か判別する。これらS1、S2は、顧客が携帯端末15を所持し、店舗に行き、案内ロボット11から情報を受信か判別する。YESの場合には、S3に進む。NOの場合には、S2を所定時間繰り返す。所定時間経過しても案内ロボット11から情報を受信できないときは、エラー表示する。
S3は、メニュー表示する。これは、S2のYESで、携帯端末15が案内ロボット11から情報を受信できたので、その情報をもとにメニューを表示(例えばID送信、アプリダウンロード許可などの項目(あるいはアイコン)を持つメニューを表示)する。
S4は、IDを送信する。これは、S3のメニュー表示上でID送信のメニュー(アイコン)を選択し、顧客のID(あるいは携帯端末15のID)を案内ロボット11に向けて送信する。ロボット(案内ロボット11)は、送信されたIDをS5で受信し、S6でサーバ21に送信する。
S7は、アプリダウンロード許可する。これは、S3のメニュー表示上でアプリダウンロード許可のメニュー(アイコン)を選択し、アプリダウンロード許可の情報を案内ロボット11に向けて送信する。ロボット(案内ロボット11)は、送信されたアプリダウンロード許可の情報を受信し、サーバ21に送信する。
S8は、ダウンロードする。これは、S7のアプリダウンロード許可の情報をサーバ21に送信したことに対応して、サーバ21からダウンロードされてきたアプリを受信する。
S9は、アプリを起動し、使用可能状態にする。これは、S8でダウンロードしたアプリを起動し、エージェント151として携帯端末15上で使用可能状態にする。
以上によって、顧客が携帯端末15を所持して店舗に設置された案内ロボット11にかざすと当該案内ロボット11から情報を受信してメニュー表示し、メニュー表示上でIDを送信、アプリダウンロード許可の情報を送信し、ダウンロードしたアプリを携帯端末15で起動してエージェント151を使用可能状態にすると共に、サーバ21のアプリDB22、ユーザ管理DB23に当該顧客(携帯端末15)のIDおよびダウンロードしたアプリの種類、店舗ID、案内ロボットIDなどを図5の(a),(b)に示すように登録し、買物リストを作成および登録するための準備などが完了したこととなる。
図2の(b)は、携帯端末15のアプリを起動してエージェント151を動作状態にして買物リストを作成して登録するときの手順、処理の例を示す。
図2の(b)において、S11は、アプリを起動する。これは、図2の(a)でアプリをダウンロードしてアプリを起動して使用可能状態にした携帯端末15で、アプリを起動してエージェント151を使用可能状態にする。
S12は、メニュー表示する。
S13は、買物リストを入力する。これは、顧客がS12で表示したメニュー上で買物リストの項目(あるいはアイコン)を選択し、買物リストを順次入力する。例えば後述する図6に示すように、携帯端末15の画面上にロボットのイメージを表示して音声で”買物したいものは何ですか”というメッセージに対して、顧客が音声あるいは文字入力で”みそを買いたい”と入力し、買物リストに”みそ”(更に、必要に応じて製造メーカ、固有の品名などの特徴)を入れることを繰り返す。
S14は、買物リストを送信する。これは、S13で買物リストの入力を終了した後、表示メニュー上で買物リストの送信項目(あるいはアイコン)を選択し、携帯端末15からサーバ21に送信し、図5の(c)の買物リストDB24に図示のように登録する。尚、サーバ21に送信して登録することなくあるいは登録することに加え、当該携帯端末15内に買物リストDB24を作成して登録しておいてもよい。
以上によって、顧客が自宅などで携帯端末15のアプリを起動してエージェント151を使用可能状態にし、当該エージェント151の制御のもとで買物する商品名を順次入力し、買物リストDB24(サーバ21内、あるいは携帯端末15内)に予めメモ(買物メモ)として登録することが可能となり、店舗に行ったときに、何を買う予定であったかに迷ったり、買物忘れしたりすることを防止できると共に、当該買物リストをもとに案内ロボット11が自動的に買物ルートを決めて案内してもらうことが可能となる。
図3は、本発明の動作説明フローチャート(買物/先導)を示す。ここで、端末、ロボットは、図1の携帯端末15、案内ロボット11に対応する。
図3において、S21は、店舗に行く。
S22は、IDをロボットに送信する。これらS21、S22は、顧客が既述した図2の(a)、(b)で買物リストを予め登録した後、携帯端末15を所持して店舗に行き、当該携帯端末15を案内ロボット11にかざし、ID(顧客IDあるいは携帯端末ID)を案内ロボット11に送信する。
S23は、案内ロボット11がS22で携帯端末15から送信されたIDを受信する。
S24は、情報の取り込みを行う。これは、案内ロボット11がS23で受信したIDをもとに、サーバ21から情報を取り込む。例えば顧客のIDに該当する図5の(c)の買物リストDB24から当該顧客の買物リストを取り込むと共に、案内ロボット11の配置された店舗IDから当該店舗のレイアウトを各種DB中の店舗レイアウトDBから取り込む。
S25は、リストの1番目、2番目、・・・商品へのルートを作成する。これは、S24で取り込んだ買物リストの1番目、2番目・・・商品へのルートを、店舗レイアウト上で順次検索して作成する(図1の(b)の店舗レイアウト31上で、現在位置する案内ロボット11の位置から1番目の商品(商品1)へのルート、更に、2番目の商品(商品1)へのルートを点線で示すように作成する。全ての商品へのルートを作成し、商品がなくなったら、次にレジへのルートを作成して完了する(買物ルートを完了する)。
S26は、買物ルートの地図/案内を作成する。
S27は、顧客に聞く。これは、顧客に、買物ルートの地図の表示を望むか、あるいは案内ロボット11による案内を望むかを音声(あるいは文字表示)で聞く。
顧客がS27で地図を希望した場合には、S28で端末に地図を送信あるいは紙に出力し、S31でルートに従い買物する。この際、S28で端末に地図を送信したときは、S29で携帯端末15の画面上に買物ルートを表示(例えば図1の(b)の店舗レイアウト31上に点線の買物ルートと商品1,2の場所、レジの場所を表示)し、顧客は当該携帯端末15の画面に表示された図1の(b)の店舗レイアウト31を見ながら商品を購入する。また、S28で紙に出力した場合には、紙に印字した図1の(b)の店舗レイアウト31を顧客に渡し、顧客は当該紙に印刷された店舗レイアウト31上の買物ルートを見ながら買物する。
一方、顧客がS27で案内を希望した場合には、S30でロボットが先導して案内し、S31でルートに従い買物する(図4で詳述する)。
以上のように、顧客が店舗にきて携帯端末15を案内ロボット11にかざしてIDを送信すると、案内ロボット11は受信したIDをもとにサーバ21内の図5の(c)の買物リストDB24から当該IDの買物リストを取り込むと共に、案内ロボット11の店舗IDをもとに店舗レイアウトを各種DB27中の店舗レイアウトDBから店舗レイアウトを取り込み、当該店舗レイアウト上に、買物リスト中の1番目,2番目・・・の商品への買物ルートを順次作成して図1の(b)の店舗レイアウト31を作成し、当該買物ルートを付加した店舗レイアウト31を携帯端末15の画面に表示(あるいは紙に印刷)しこれを見て顧客が買物を行ったり、更に、案内ロボット11が買物ルートに従い図4のフローチャートに示すように先導して案内することが可能となる。尚、買物リストは、サーバ21が管理する買物リストDB24から取り込んだが、これに限られず、携帯端末15内に登録した買物リストDB24から取り込むようにしてもよい。
図4は、本発明の動作説明フローチャート(図3のS30、S31の詳細)を示す。
図4において、S41は、お急ぎますか?を顧客に聞く。顧客がYESと応答した場合には、S42で目的地への案内のみにセットし、S43に進む。これにより、後述するS44、S46をスキップし、S50に進む。一方、顧客がNOと応答した場合には、S43に進む。
S43は、案内ロボット11が先導を開始する。
S44は、ルートの途中に特売品があるか判定する。これは、案内ロボット11が図1の(b)のホームポジションの場所(出入り口の近くの図示の場所)から点線の買物ルートに従い第1番目(2回目は第2番目、以下同様)の商品の場所に向けて自走し、顧客を先導している途中のルート上に、特売品の場所(棚)があるか判別する(例えば図示外の特売商品DBに登録されている商品が途中の買物ルートに沿った棚(店舗レイアウトでいずれの棚に商品があるか予め登録)にあるか判別する)。YESの場合には、案内ロボット11がS45で立ち止まって、特売品の案内を行い(図7の(a)参照)、S48で購入しますか聞く。YESの場合にはS49でポイントを付加してS44に戻り、NOの場合にはそのままS44に戻る。一方、S44のNOの場合には、S46に進む。
S46は、ルートの途中に定期購入品があるか判別する。これは、同様に、案内ロボット11が図1の(b)のホームポジションの場所(出入り口の近くの図示の場所)から点線の買物ルートに従い第1番目(2回目は第2番目、以下同様)の商品の場所に向けて自走し、顧客を先導している途中のルート上に、定期購入品の場所(棚)があるか判別する(例えば図5の(d)のユーザ買物履歴DB25中の当該顧客のIDの商品が途中の買物ルートに沿った棚(店舗レイアウトでいずれの棚に商品があるか予め登録)にあるか判別する)。YESの場合には、案内ロボット11がS47で立ち止まって、定期購入品の案内を行い(図7の(b)参照)、S48で購入しますか聞く。YESの場合にはS49でポイントを付加してS44に戻り、NOの場合にはそのままS44に戻る。一方、S46のNOの場合には、S50に進む。
S50は、商品の購入場所に到着か判別する。これは、同様に、案内ロボット11が図1の(b)のホームポジションの場所(出入り口の近くの図示の場所)から点線の買物ルートに従い第1番目(2回目は第2番目、以下同様)の商品の場所に向けて自走し、顧客を先導しているルート上で、目的とする商品の購入場所(棚)があるか判別する(例えば図5の(c)の買物リストDB24中の当該顧客のIDの商品が買物ルートに沿った棚(店舗レイアウトでいずれの棚に商品があるか予め登録)にあるか判別する)。YESの場合には、案内ロボット11がS51で立ち止まって、目的とする購入品の案内を行い、更に、S52で商品を使った関連商品の説明を行い(図7の(c),(d)参照)、S48で購入しますか聞く。YESの場合にはS49でポイントを付加してS44に戻り、NOの場合にはそのままS44に戻る。一方、S50のNOの場合には、S53に進む。
S53は、終了か判別する。これは、顧客が買物ルートの全てを終了か判別する。YESの場合には、終了する。NOの場合には、S44に戻り、2番目以降の商品の購入について繰り返す。
以上によって、案内ロボット11が顧客を買物ルートに従い先導を開始し、開始時に顧客にお急ぎですかを聞いて急ぐと返答があったときは、S44、S46をスキップし、S50で買物ルート上で商品購入場所に直接に先導することが可能となる。一方、急がないと返答があったときは、案内ロボット11は買物ルートの途中に特売品、定期購入品があったときは立ち止まってこれら特売品、定期購入品の案内を行い顧客に購入を進めながら目的とする購入品の場所に案内することを繰り返すことが可能となる。
図5は、本発明のDB例を示す。
図5の(a)は、アプリDB(端末)の例を示す。アプリDB22は、携帯端末15にダウンロードして起動してエージェント151として動作させるためのアプリ(プログラム)を登録して管理するものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録して管理するものである。
・店舗:
・ロボット:
・アプリの種類:
・その他:
ここで、店舗は、店舗のIDである。ロボットは、店舗に配置する案内ロボット11のIDである。アプリ種類は、携帯端末15にインストールしてエージェント151として動作させるアプリの種類を表すID(版数も含む)である。
図5の(b)は、ユーザ管理DB(サーバ)の例を示す。ユーザ管理DB23は、サーバ21に設けて管理するものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録して管理するものである。
・ユーザID:
・店舗:
・ロボット:
・アプリの種類:
・その他:
ここで、ユーザIDは顧客のID(あるいは顧客が保持する携帯端末15のID)である。店舗、ロボット、アプリの種類は、図5の(a)のアプリDB22で説明したと同様である。ここでは、いずれのユーザIDに、いずれの店舗で、いずれの案内ロボット11からいずれのアプリの種類をダウンロードしたかの情報を登録して管理するものである。
図5の(c)は、買物リストDBの例を示す。買物リストDB24は、顧客(ユーザ)が作成して登録した買物リストを登録して管理するものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録して管理するものであり、サーバ21、携帯端末15に保持するものである。
・ユーザID:
・店舗:
・ロボット:
・リスト1:
・リスト2:
・・・
ユーザID,店舗、ロボットは、図5の(a)のものと同一である。リスト1,2は、ユーザIDの顧客が買物しようとして登録した商品1,2・・・を全て登録したものである。
図5の(d)は、ユーザ買物履歴DBの例を示す。ユーザ買物履歴DB25は、ユーザが過去の買物した商品の履歴を登録した管理するものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録して管理するものである。
・ユーザID:
・商品ID:
・日付:
・その他(単価、個数、総額など):
ここで、ユーザIDは商品を購入した顧客のIDである。商品IDは、顧客が過去に買物した商品の商品IDである。
図5の(e)は、ポイントDBの例を示す。ポイントDB26は、顧客が商品を購入したときに付加されたポイント(図4のS49参照)を登録して管理するものであって、ここでは、図示の下記の情報に対応づけて登録して管理するものである。
・ユーザID:
・ポイント数:
・その他(有効期限、使用ポイント数など)
図6は、本発明の買物リストの入力説明図を示す。
図6の(a)は、メニュー表示例を示す。これは、例えば図2の(b)のS12のメニュー表示の例であって、携帯端末15にインストールしたエージェント151が当該携帯端末15の画面上にロボット(案内ロボット11)のイメージを表示した様子を模式的に示す。
図6の(b)は、ロボットが音声で”買いたいものは何でしょうか?”と顧客に聞いて
いる様子をイメージ的に示す。
図6の(c)は、顧客が音声あるいは文字で”みそ(味噌)を買いたいです”と入力している様子を模式的に示す。
以上のように、携帯端末15内のエージェント151が当該携帯端末15の画面上にロボット(案内ロボット11)のイメージを表示し、図6の(b)に示すように、当該ロボットが音声で”買いたいものは何でしょうか?”と顧客に聞き、図6の(c)に示すように、顧客が音声あるいは文字で”みそ(味噌)を買いたいです”と入力することにより、図5の(c)の買物リストDB24に買物したい商品をメモして登録(買物リストを登録)することが簡易に可能となる。
図7は、本発明の商品案内例を示す。
図7の(a)は、特売品の案内の例を示す。特売品の案内(既述した図4のS45)は、例えば図示の下記の案内を音声および表示する。
”そうめんの特売をやっていますので、いかがでしょうか?
30%引きです!!”
図7の(b)は、定期購入品の案内の例を示す。定期購入品の案内(既述した図4のS47)は、例えば図示の下記の案内を音声および表示する。
”いつもお買い上げの商品「○○」はこれですが(案内ロボット11が指さす)
今日は、こちらの商品「××」がお買得です(案内ロボット11が指さしながら)”
図7の(c)、(d)は、関連商品の説明の例を示す。関連商品の説明(既述した図4のS52)は、例えば図示の下記の案内を音声、表示、ダウンロードする。
”このみそを使った料理としては「××」があります。
レシピとして口口 ”
本発明は、顧客が携帯端末を店舗に設置されているロボットにかざすと当該ロボットが携帯端末から取得したIDをもとにサーバ(あるいは携帯端末)から買物リストを取得して当該店舗内の買物ルートを作成してそのルート案内図を携帯端末に送信して表示したり、当該ロボット自身が移動して誘導案内したりし、顧客は携帯端末を店舗内のロボットにかざすのみで買物リストをもとに自動的に誘導案内してもらい、商品の購入の利便性を大幅に向上させる案内ロボットおよび案内方法に関するものである。
本発明のシステム構成図である。 本発明の動作説明フローチャート(事前処理)である。 本発明の動作説明フローチャート(買物/先導)である。 本発明の動作説明フローチャート(図3のS30、S31の詳細)である。 本発明のDB例である。 本発明の買物リストの入力説明図である。 本発明の商品案内例である。
符号の説明
10:顧客
11:案内ロボット
111:送受信手段
112:ルート作成手段
113:先導手段
114:案内手段
12:無線LAN
13:LAN
14:インターネット
15:携帯端末
151:エージェント
16:携帯端末網
21:サーバ
22:アプリDB
23:ユーザ管理DB
24:買物リストDB
25:ユーザ買物履歴DB
26:ポイントDB
27:各種DB
31:店舗レイアウト

Claims (4)

  1. 店舗内で顧客の買物の案内を行う案内ロボットにおいて、
    顧客が個人特定手段を店舗に配置されたロボットにかざしたりあるいは近接したときに当該個人特定手段から個人特定情報を読み取る手段と、
    前記読み取った個人特定情報をもとにサーバに登録されている当該顧客の買物リストを問い合わせてダウンロードあるいは前記個人特定手段に登録されているときに買物リストをダウンロードする手段と、
    前記ダウンロードした顧客の買物リストをもとに、当該店舗内の買物ルートを決定する手段と、
    前記買物ルートに従い誘導案内開始時に、顧客に急ぐか否かを問い合わせる問合手段と、
    前記問合手段によって顧客に問い合わせて当該顧客から急がないとの応答があっと判明した場合には、前記買物ルートに従い前記ロボットが移動して前記顧客を誘導案内する際に、当該買物ルートの途中に、特売品の売場、あるいは当該顧客の過去の商品購入履歴テーブルから定期購入品の売場があれば、当該特売品あるいは定期購入品の情報を表示および必要に応じて音声で発声あるいは必要に応じて前記ロボットが指差し動作する手段と、
    前記問合手段によって顧客に問い合わせて当該顧客から急ぐとの応答があっと判明した場合には、前記買物ルートに従い、前記ロボットが移動して前記顧客を誘導案内する手段と、
    を備えたことを特徴とする案内ロボット。
  2. 前記個人特定手段は、顧客の携帯端末やICカード、および顔や静脈や指紋などの生体認証のいずれかとしたことを特徴とする請求項1記載の案内ロボット。
  3. 前記買物ルートに従い、前記ロボットが移動して前記顧客を誘導案内する際に、顧客が商品を購入して当該ロボットの所定の搬送部に載置したときに当該商品を預かると共に、顧客への誘導案内終了後に、所定の場所あるいは指定された場所に移動して搬送する手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の案内ロボット。
  4. 店舗内で顧客の買物の案内を行う案内方法において、
    顧客が個人特定手段を店舗に配置されたロボットにかざしたりあるいは近接したときに当該個人特定手段から個人特定情報を読み取るステップと、
    前記読み取った個人特定情報をもとにサーバに登録されている当該顧客の買物リストを問い合わせてダウンロードあるいは前記個人特定手段に登録されているときに買物リストをダウンロードするステップと、
    前記ダウンロードした顧客の買物リストをもとに、当該店舗内の買物ルートを決定するステップと、
    前記買物ルートに従い誘導案内開始時に、顧客に急ぐか否かを問い合わせる問合ステップと、
    前記問合ステップによって顧客に問い合わせて当該顧客から急がないとの応答があっと判明した場合には、前記買物ルートに従い前記ロボットが移動して前記顧客を誘導案内する際に、当該買物ルートの途中に、特売品の売場、あるいは当該顧客の過去の商品購入履歴テーブルから定期購入品の売場があれば、当該特売品あるいは定期購入品の情報を表示および必要に応じて音声で発声あるいは必要に応じて前記ロボットが指差し動作するステップと、
    前記問合手段によって顧客に問い合わせて当該顧客から急ぐとの応答があっと判明した場合には、前記買物ルートに従い、前記ロボットが移動して前記顧客を誘導案内するステップと、
    を有する案内方法。
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