JP4777521B2 - 情報サービスシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ショッピングするときに必要な情報を提供する情報サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
デパートやスーパーなどのストアでショッピングをする場合、自家用車や電車などの交通機関を利用して出かける場合もあり、乗用車で出かけた場合には、これをストアの屋内駐車場に駐車し、店内でショッピングを行なう。
【0003】
このようなショッピングとしては、日常的な商品の買物の場合には、日常的に行なわれるものであるが、このようなストアには、会員として入会することにより、広告や割引など各種のサービスを受けることができる場合もある。また、1ヶ月に1回程度ショッピングするといった日常的なショッピングを行なわないストアに対しても、会員として入会することにより、同様のサービスを受けることができる場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ストアでショッビングをする場合、従来では、顧客は自宅から乗用車を運転して目的とするストアまで運転し、そのストアに駐車してショッピングをするだけのものであり、この乗用車にカーナビゲータが搭載されていれば、このストアまでの経路やその交通情報などのサービスを受けることは可能であるが、その間顧客はストアの様子は全く分からなかった。従って、このストアの駐車場の様子も分からないため、この駐車場が満杯の場合もあり、その場合には、待たされることになる。
【0005】
また、常日頃ショッピングしているストアでは、顧客はそのストアの全体的なレイアウトを覚えているので、どこにどのような商品が陳列されているかが直ぐに分かるが、大型ストアのようなフロアがいくつもあるストアでは、どこで何が売られているのかを正確に把握することは難しい。一応、各フロア毎にコーナやそこで売られている商品の概略などの案内が示され、概略的なことは分かるが、フロアが広い場合には、目的のコースがどの辺にあり、どのように行ったらよいか直ぐには分からない場合もある。しかも、コーナが場所を変えるようなことがあると、一度来たコーナでも、簡単に探し出すことができなくなる場合もある。
【0006】
本発明の目的は、かかる問題を解消し、ショッピングに行き始めるときから、顧客が必要な情報を得ることができるようにした情報サービスシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、携帯情報端末を所持してストアでのショッピングをする顧客に所望とする情報をサービスセンタが提供する情報サービスシステムにおいて、ストアまで移動中の携帯情報端末がストアまで移動する期間では、携帯情報端末が検出したその現在位置とストアまでの経路とを表わした地図情報とストアに関する情報とを携帯情報端末に提供する第1のサービスを実行する第1のサービス手段と、ストア内の携帯情報端末に、携帯情報端末が検出したストア内のその現在位置を示すストア内の地図情報とストアに関する情報とを提供する第2のサービスを実行する第2のサービス手段とを備え、第1のサービス手段と第2のサービス手段とは、携帯情報端末と通信回線を介して情報通信可能で、かつ地図情報,ストアに関する情報及びストア内の地図情報を含むデータベースを有するサービスセンタが備えたサービス手段であり、現在位置の検出に当って、携帯情報端末は、GPS(Global Positioning System)からの位置情報を受信している場合には、携帯情報端末が屋外にあるものと判定し、GPSから受信した位置情報により自己の位置を検出して、検出した位置の情報と選択したストアに関する情報の要求とをサービスセンタに送信し、サービスセンタの第1のサービス手段が、位置の情報とストアの情報の要求とに基づいて、データベースの地図情報とストアに関する情報とを検索して、第1のサービスを実行し、携帯情報端末は、GPSからの位置情報を受信していない場合には、携帯情報端末が屋内にあるものと判定し、セルラー基地局からの情報を受信して自己の位置を検出して、検出した位置の情報をサービスセンタに送信し、サービスセンタの第2のサービス手段が、位置の情報に基づいて、データベースのストア内の地図情報とストアに関する情報とを検索して、第2のサービスを実行する構成とする。
【0009】
そして、第1のサービス手段により提供されるストアに関する情報は、ストアの屋内駐車場の予約情報であって、屋外にある携帯情報端末から屋内駐車場での使用した乗用車の駐車の予約ができるようにし、また、第2のサービス手段により提供されるストア内の地図情報は、携帯情報端末が現在存在する屋内駐車場の地図情報であって、屋内駐車場の地図情報には、屋内駐車場での携帯情報端末の現在位置と、予約の駐車位置とそこへの経路とが表示されるようにする。
【0010】
また、第2のサービス手段により提供されるストア内の地図情報は、携帯情報端末が現在存在するフロアの地図情報であって、フロアの地図情報には、フロアでの携帯情報端末の現在位置と、フロアでのコーナやレジ係などの位置を示すレイアウトとが表示されるようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1は本発明による情報サービスシステムの一実施形態を摸式的に示す図であって、1は乗用車、1aはカーナビゲータ、1bはPDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)、2はデパート、3はGPS(Global Positioning System:広域測位システム)、4はGPS基準局、5はセルラー基地局、6はサービスセンタ、7はコンテンツプロバイダ、8はサービス提供企業、9は広告提供企業、10は屋内駐車場である。ここでは、この実施形態は、ショッピングするストアをデパートとし、そこに乗用車で行く場合を想定したものである。
【0012】
同図において、いま、顧客が乗用車1でデパート2にショッピングに行くものとする。なお、この顧客はこの情報サービスシステムの加入者とする。
【0013】
この乗用車1には、カーナビゲータ1aが搭載されているとともに、インターネット/イントラネットを利用できるPDA1bもこのカーナビゲータ1aに接続して使用できるようにしている。図2はPDA1bをカーナビゲータ1aに接続したときの乗用車内の情景を示すものであって、PDA1bで受信した、あるいは入力した情報をカーナビゲータ1aで表示させることができる。勿論、PDA1bは、顧客が乗用車1から取り外し、携帯して使用することもできる。
【0014】
このPDA1bは、GPS3やセルラー基地局5からの情報に基づいて自己位置や移動方向などを計測し、これを内蔵メモリから読み出した地図上に表示するナビゲーション機能も備わっている。ここでは、GPS3からの情報を優先して使用し、GPS3からの情報を受信しないときには、セルラー基地局5からの情報を受信するものとする。かかるナビゲーション画像は、このPDA1bを単独で使用している場合には、このPDA1bの表示画面に表示されるが、乗用車1に搭載されたカーナビゲータ1aに接続して使用する場合には、このナビゲーション画像をカーナビゲータ1aの表示画面に表示させることができる。
【0015】
そこで、いま、デパート2でのショッピングに行く前にこのPDA1bをナビゲーションモードにし、行先をデパート2に設定すると、その表示画面に、カーナビゲータと同様に、GPS3あるいはセルラー基地局5からの情報に基づいて、現在位置が表わされたデパート2への経路の地図が表示され、乗用車1の移動につれて現在位置がこの経路上を移動して行く。なお、GPS3からの情報による位置検出精度をさらに高めるために、GPS基準局4から送られるRTK(Real Time Kinematic)補正情報を受信し、これでもってGPS3からの情報を補正するようにすることもできる。
【0016】
一方、顧客がショッピングに行くデパート2がこの情報サービスシステムに加入している場合には、顧客がPDA1bで、上記のようにして、このデパート2を指定すると、サービスセンタ6がインターネットなどを介して必要な情報をこの加入者である顧客にサービスする。サービスセンタ6には、図3に示すように、この情報サービスシステムの適用範囲内の地図情報のデータベースや、この適用範囲内の交通の混雑情報などを表わす道路情報のデータベース、この情報サービスシステムに加入しているデパートやスーパ,商店などの店舗に関する情報(店舗情報)のデータベース、各店舗の屋外,屋内駐車場の状況を表わすパーキング情報のデータベース、この情報サービスシステムに加入している顧客(会員)の個人情報のデータベース、広告情報のデータベースなどを有しており、道路情報や店舗情報,パーキング情報,広告情報などの変化する情報(コンテンツ)は、インターネットやイントラネットなどで接続されたコンテンツプロバイダ7やサービス提供会社8,広告提供会社9などから提供を受ける。
【0017】
そこで、かかるデータベースに基づいて、サービスセンタ6は、顧客に通行経路での道路情報(混み具合など)などのデパート2に行くまでに必要な情報や、このデパート2も加入者であることから、このデパート2に関して顧客が必要とする情報、例えば、その屋内駐車場や売場の状況、売出し物、広告などといったコンテンツをPDA1bを介して提供する。
【0018】
また、サービスセンタ6は、上記のナビゲーションのための地図情報も提供する。即ち、上記のように顧客がPDA1bでナビゲーションモードをセットしたことにより、このPDA1b、つまり、それを所持している顧客の位置がGPS3の情報に基づいて検知され、また、ショッピング先であるデパート2が設定されると、これらの情報がサービスセンタ6に送られる。これら情報に基づいて、サービスセンタ6はPDA1bの現在位置からデパート2までの道路経路を含む地図情報をデータベースで検索し、その検索結果をPDA1bに提供する。これにより、PDA1bでは、ショッピング先のデパート2までの経路についてナビゲーションが行なわれる。この場合、サービスセンタ6は、この経路について必要な道路情報をデータベースで検索し、これもPDA1bに送ることにより、PDA1bでは、この経路についての混雑状況やこれを回避する経路などが表示される。
【0019】
また、サービスセンタ6は、顧客からの依頼により、このデパート2の屋内駐車場の予約ができるようにする。顧客から屋内駐車場の予約があると、サービスセンタ6は、そのデータベースからショッピング先であるデパート2の駐車場10(ここでは、屋内駐車場)に関するパーキング情報(混み具合など)を検索してPDA1bに送るとともに、そこでの予約のための手続きを行なう。この手続きは、依頼顧客のIDなどを送ることにより、屋内駐車場10の状況を常時把握しているデパート2のホストコンピュータに対して行ない、この屋内駐車場10で空きスペースがあるときには、あるいは空きスペースが生じたときには、このIDに対してこの空きスペースの予約を行ない、このIDやこの空きスペースの番号などをサービスセンタ6に送る。そこで、サービスセンタ6は、これらの情報を、パーキング情報として、データベースに登録するとともに、さらに、予約情報として顧客のPDA1bに送る。PDA1bでは、この予約情報が登録され、これにより、屋内駐車場10の予約が行なわれたことになる。また、この予約情報は、デパート2のホストコンピュータ(図示せず)にも登録される。
【0020】
なお、デパート2自身が、サービスセンタ6と同様に、駐車場予約サービスを実施してもよい。
【0021】
屋内駐車場に入るまでの屋外では、以上のようなサービスが行なわれるが、乗用車1がデパート2の屋内駐車場10に着き、そのゲートで予約情報をもとにした入場手続を取ると、乗用車1は屋内駐車場10の予約されたスペースに移動するが、このような状態では、PDA1bは、屋内にあって、GPS3の情報を受信できない状態となり、セルラー基地局からの情報の受信状態に切り換わる。これ以降、PDA1bがショッピングする顧客に携帯されてデパート2内(屋内駐車場10も含む)にある限り、PDA1bはセルラー基地局4からの情報を受け、これによってデパート2内での位置が検出されてナビゲーションモードを続行する。
【0022】
このように、PDA1bがデパート2内にあっても、顧客はサービスセンタ6からこのPDA1bによってサービスを受けることができる。この場合、このPDA1b、従って、顧客の位置(何階のフロアのどの辺の位置か、といったようなこと)はセルラー基地局5からの情報を用いて検出され、これによって検出された顧客の位置情報はサービスセンタ6に送られる。サービスセンタ6は、かかる情報を受けると、この顧客の現在位置を含む地図情報をPDA1bに送る。これにより、PDA1bでは、その現在位置を表わす地図情報が表示され、ナビゲーション機能が実行される。この地図情報は、屋内駐車場10や各階毎の売場といったようなフロア毎の地図情報であって、顧客が移動して次のフロアに移れば、改めてこのフロアの地図情報がサービスセンタ6からPDA1bに送られる。また、サービスセンタ6は、かかる地図情報を送る毎に、その地図情報が表わすフロアの案内をする案内情報もPDA1bに送り、顧客にそのフロアの売場などの案内をする。
【0023】
図4はPDA1bでの以上の手順を示すフローチャートである。
【0024】
これを簡単に説明すると、同図において、PDA1bに電源が投入され、ナビゲーションモードが設定されると、ここでは、上記のように、GPS3を優先するものであるから、まず、GPS3からの位置情報を受信しているかどうかを判定し(ステップ101)、受信していなければ、GPS3以外(例えば、上記のセルラー基地局5)からの位置情報の受信があるかどうかを判定する(ステップ112)。ナビゲーションモードが設定されていないときには、いずれからも情報を受信していないので、ステップ101,112を繰り返す。
【0025】
いま、GPS3からの位置情報を受信しているものとすると(ステップ101)、PDA1bは屋外にあるものと判定し(ステップ102)、ステップ103からの手順を行なうことになる。ここで、ステップ103〜106は上記の乗用車1がデパート2へ到着するまでのPDA1bの手順を示すものであって、GPS3から位置情報を受信する(ステップ101)毎にPDA1bはその位置情報を用いて自己の位置を検出し(ステップ103)、サービスセンタ6から受けた地図に自己の位置をプロットするのであるが(ステップ106)、乗用車1が移動することによって新たな地図情報が必要な場合には(ステップ104)、これをサービスセンタ6から取得して(ステップ105)、これに自己位置をプロットするものである(ステップ106)。
【0026】
また、ステップ107〜110は、上記のように、サービスセンタ6から道路情報やパーキング情報(屋内駐車場の予約も含む),広告情報(以上、図3)を取得して利用するものであって、これは、そのいずれかを選択して要求することにより(ステップ107)、これを上記のようにPDA1bで提供を受けて利用でき(ステップ108)、利用終了の操作をすると(ステップ109)、その提供が終了するものである(ステップ110)。そして、そのままナビゲーションモードを続ける場合には(ステップ111)、ステップ101に戻って上記の手順を繰り返す。
【0027】
なお、ステップ111は、ナビゲーションモードを解除したか否かを判定するものである。
【0028】
セルラー基地局5からの位置情報は、屋内において、後述するように利用されるものであるが、いま、他の方式による位置情報(ここでは、このように利用されるセルラー基地局5からの位置情報)が受信されているときには、あるいはGPS3からこの方式の受信へと切り換わった場合には(ステップ112)、PDA1bが屋内(ここでは、デパート2内)にあると判断し(ステップ113)、ステップ114からの手順を行なう。
【0029】
即ち、ステップ114〜117はGPS3からの位置情報を受信しているときの上記ステップ103〜106の手順に相当するものであって、この場合には、サービスセンタ6の店舗情報のデータベース(図3)からPDA1bが現在存在するフロア(屋内駐車場も含む)の地図を取得し(ステップ116)、これにPDA1bの現在位置をプロットしてPDA1bで表示するものである(ステップ117)。同様にして、ステップ118〜121は、GPS3からの位置情報を受信しているときの上記ステップ107〜110の手順に相当するものであって、この場合の各種サービスとは、PDA1bが現在存在するフロアでの売場や売出しなどの案内といった店舗情報(図3)や広告情報(図3)などである。
【0030】
この実施形態の概略は以上の通りであるが、次に、この実施形態のデパート2内での態様について詳細に説明する。
【0031】
図5は図1における屋内駐車場10の一具体例を概略的に示す平面図であって、11はゲート端末、12はゲート、13a〜13dは送受信機、14a〜14dは商品受取装置、15は通路、16はゲート端末、17は商品搬送路、20はデパート2の本館であり、図1に対応する部分には同一符号を付けている。なお、ここでいう本館20とは、本館,別館というところの本館を意味するのではなく、屋内駐車場10に対向するものであって、商品を売っているエリアをいうものである。
【0032】
同図において、屋内駐車場10のゲート(出入口)12には、乗用車1の検知やPDA1bとの送受信を行なうゲート端末11が設置されており、また、この屋内駐車場10から本館20への通路15のゲートにも、PDA1bを検知してこれと送受信を行なう通路端末16が設置されている。また、屋内駐車場10の所定の位置、例えば、4隅に夫々送受信機13a〜13dと商品受取装置14a〜14dとが配置されている。
【0033】
外から来た乗用車1がゲート12に達すると、ゲート端末11は、この乗用車1を検知するとともに、この乗用車1にPDA1bが搭載されているときには、このPDA1bに登録されている上記の予約情報(予約時に使用したIDも含む)を取り込み、このデパート2の図示しないホストコンピュータ(以下、店ホストという)と交信しながら、この予約情報を確認する。そして、これが確認されると、ゲート端末11は、この屋内駐車場10内の地図情報を、この乗用車1に対して予約されているパーキング位置(スペース)を示す情報(例えば、パーキング番号など)とともに、PDA1bに送る。これにより、PDA1bには(このとき、このPDA1bがカーナビゲータ1a(図1)に接続されていれば、その表示画面にも)、この屋内駐車場10の内部の地図が表示される。この地図には、また、予約されているパーキング位置とゲート12からそこまでの経路も示される。
【0034】
なお、かかる地図はゲート端末11に登録されており、予約されているパーキング位置とゲート12からそこまでの経路は、上記のように店ホストによって予約情報が確認された結果送られてくる情報により、この地図に付加されるものである。従って、屋内駐車場10が複数ある場合には、夫々のゲート毎に設置されたゲート端末により、上記と同様のことが行なわれる。但し、かかる地図情報も、店ホストから送られてくるようにしてもよい。
【0035】
しかる後、乗用車1がゲート12から屋内駐車場10内に進入すると、PDA1bはGPS3(図1)からの位置情報を受信できなくなる(即ち、図4でのステップ101)。しかし、この屋内駐車場10では、その4隅に設置されている送受信機13a〜13dから別の方式で位置情報が送信されており、PDA1bはこの位置情報を受信して自己の位置を検出し、上記の屋内駐車場10内の地図上に自己の位置を表示するようにする(これが、図4でのステップ112〜117の手順に相当する)。これにより、顧客は、この地図に表示されるパーキング位置Pまでの経路と自己位置との関係を知ることができ、かかる表示に導かれて乗用車1をパーキング位置Pまで進めることができる。
【0036】
ここで、送受信機13a〜13dから送信される位置情報は、例えば、デパート2で独立に作成するようにしてもよいし、また、セルラー基地局5(図1)からの位置情報をデパートに設けられた装置でもって受信し、所定の処理をして送受信機13a〜13dに供給するようにしてもよい。あるいはまた、セルラー基地局5からの位置情報は屋内でも受信できるから、このような送受信機13a〜13dを設けなくとも、かかる位置情報を用いるようにしてもよい。
【0037】
乗用車1がパーキング位置Pに駐車すると、顧客がPDA1bを携帯して乗用車1から出るが、そこに表示される地図により、本館20への通路15への経路を容易に知ることができる。また、PDA1bが乗用車1のカーナビゲータ1a(図1)に接続されているときには、これをカーナビゲータ1aからはずして携帯することにより、あるいはまた、携帯するときに、このPDA1bで所定の操作をすることにより、この乗用車1のパーキング位置Pの位置情報がPDA1bに登録されて保持される。あるいは、この登録は店ホストに登録されるようにしてもよい。
【0038】
なお、以上の過程において、PDA1bで所定のサービスを要求する操作をすることにより、そのサービスを受けることができる。即ち、この要求は送受信機13a〜13dのいずれかで受信されて店ホストに送られ、店ホストはこの要求をサービスセンタ6(図1)に送る。サービスセンタ6では、この要求に応じたコンテンツをデータベースから検索し、デパート2の店ホストに送る。店ホストはこれを送受信機13a〜13dを介してPDA1bに送信する。これにより、このデパート2での各フロアでの売出しや催し物などの案内が顧客にサービスされることになる(これは、図4でのステップ118〜121に相当するものである)。
【0039】
また、顧客が通路15に入ると、そのゲートに設けられたゲート端末16により、PDA1bでの屋内駐車場10の地図の表示を停止させるようにしてもよいし、あるいはまた、それを表示したままとしてもよい。しかし、この場合には、この顧客(従って、PDA1b)の自己位置はこの地図からはずれて表示されない。
【0040】
本館20でのショッピングが終わり、顧客が通路15のゲートに達すると、ゲート端末16がゲート端末11と同様に動作して、PDA1bに屋内駐車場10内の地図を表示させる。この地図には、乗用車1のパーキング位置Pとそこへの経路とパーキング位置Pからゲート12までの経路とが表示される。また、この実施形態では、後述するように、本館20で購入した商品を、レジにおいて、屋内駐車場10内で受け取ることができるように依頼することができる。この場合には、本館20から商品搬送路17を通って送られる商品を屋内駐車場10内の商品受取装置14a〜14dのいずれかで受け取ることになるが、店ホストにより、乗用車1のパーキング位置Pに最も近い商品受取装置(この場合、商品受取装置14d)が指定される。そこで、ゲート端末16は、PDA1bに提供した屋内駐車場10内の地図上に、この商品受取装置14dの位置とそこまでの経路も表示する。
【0041】
このようにして、商品を受け取り、このパーキング位置Pからの経路によって乗用車1を進め、ゲート12から屋内駐車場10の外に出ると、図1で説明したように、GPS3からの位置情報が受信できるようになり、これによるナビゲーションが行なわれることになる。
【0042】
なお、以上では、ゲート端末11,16から屋内駐車場10内の地図情報がPDA1bに提供されたものとしたが、送受信機13a〜13dから提供されるようにしてもよい。この場合には、PDA1bがこの位置情報によって最初に自己位置を検出すると(この自己位置は、ゲート12の近くか、通路15の入口の近くである)、この検出結果を送受信機13a〜13dを介して店ホストに送ることにより、この自己位置からパーキング位置Pや商品受取装置14a〜14dまでの経路を表示する情報も提供される。
【0043】
また、顧客がパーキングの予約をしていないときには、上記のような経路は表示されず、自己位置を示した地図が表示されることになる。なお、屋内駐車場10の混み具合は、上記のように、予め知ることができるが、駐車するスペースがない場合には、ゲート端末11からPDA1bにその旨を知らせる情報を送るようにすることができる。
【0044】
図6は図1におけるデパート2の本館20での1つのフロアを示す平面図であって、21はフロア、22は出入口、23はゲート端末、24は販売コーナ、25はレジ、26はレジ端末、27は商品搬送装置、28a〜28dは送受信機、29はミューチップ端末である。
【0045】
同図において、本館20のフロア21内では、店舗がスペースを借りて開店したり、デパート2自身が所定のスベースで開店したりしている種々の販売コーナ24a〜24gが設けられ、これらに各種の商品が陳列されている。また、このフロア21の所定の位置に買上げ商品の精算をするなどのためのレジ端末26が備えられたレジ25が設けられている。また、フロア21の所定の位置に(ここでは、4隅に)、図5に示した屋内駐車場10での送受信機13a〜13dと同様の送受信機28a〜28dが配置されており、フロア21内に位置情報を送信している。この位置情報も、屋内駐車場10での送受信機13a〜13dから送信される位置情報と同様の位置情報である。
【0046】
このフロア21の出入口22にも、ゲート端末23が設置されており、顧客がこの出入口22を通ると、ゲート端末23がこれを検知し、この顧客のPDA1bにこのフロア21内の地図情報を送る。これにより、このPDA1bにその地図が表示されるが、この地図には、販売コーナ24a〜24gやレジ25などの配置をそのコーナ名(店舗が開店している場合には、その店の名前など)を表示して示すフロア21内のレイアウトばかりでなく、各販売コーナ24a〜24gに陳列される商品についても大まかな表示がなされる。これにより、どの表品陳列棚にどのような種類の商品が陳列されているかを概略知ることができる。なお、この場合も、PDA1bを操作することにより、送受信機28a〜28dを介した店ホストとの情報のやり取りが行なわれ、商品の陳列場所などの詳細な案内のサービスを受けることもできる。そして、フロア21内に入ると、PDA1bは、送受信機28a〜28dから位置情報を受信し、これに基づいて自己位置を検出し、その検出結果に基づいてPDA1bに表示されるフロア21の地図上にこのPDA1bの現在位置を表示する。これにより、ナビゲーションが行なわれることになる。
【0047】
顧客は販売コーナ24a〜24gから必要な商品を選び、これをレジ25に持って行って精算することにより、この商品を購入することができるが、この際、レジ係に依頼することにより、この購入した商品を屋内駐車場10(図5)で駐車している乗用車1の近くまで運んでもらうようにすることができる。このために、レジ25の近くなどに商品搬送路17(図5)とともに商品搬送システムを形成する商品搬送装置27が設けられており、レジ係(図示せず)がこの搬送希望の購入商品に関する情報とPDA1bに登録されている乗用車1の屋内駐車場10(図5)内でのパーキング位置Pに関する情報をこの商品搬送端末27に入力し、既に上記の店ホストに登録されている位置情報を呼出し、しかる後、この商品をこの商品搬送端末27の商品挿入口(図示せず)から挿入することにより、この商品はこの商品搬送端末27から商品搬送路17を介して図3での乗用車1のパーキング位置Pに最も近い商品受取装置14dまで搬送されて保管される。従って、顧客は、ショッピングが終わったときには、上記のように、この商品受取装置14dでこの商品を受け取ることができる。
【0048】
図7はこのデパート2に設置されているホストコンピュータ(店ホスト)の一具体例を示す構成図であって、30は店ホスト、31はサービス管理部、32は通信部、33はPOS(Point Of Sales:販売時点情報管理システム)、34は館内地図情報DB(データベース)、35は商品(仕様)管理DB、36は屋内駐車場利用状況管理DB、37は商品搬送管理DB、38は顧客管理DB、39は店員管理DB、40は商品搬送システムであり、前出図面に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0049】
同図において、店ホスト30は、各種DB34〜39などを備え、サービス管理部31が、これらの情報を用いることにより、顧客への各種のサービスを行なうものである。また、店ホスト30は、サービス管理部31の管理のもとに、通信部32により、インターネットを介してサービスセンタ6(図1)などとの情報のやり取りを行なう。さらに、店ホスト30は、サービス管理部31により、送受信機13a〜13d,28a〜28dやゲート端末11,16,23、商品搬送システム40、レジ端末26との間で通信を行ない、顧客に対して上記のようなサービスを提供する。なお、商品搬送システム40は、上記の商品搬送端末27や商品搬送路17,商品受取装置14a〜14dなどから構成され、これらによって、上記のように、顧客が購入した商品を屋内駐車場10に駐車している乗用車1の近くに搬送する。
【0050】
ここで、館内地図DB34には、屋内駐車場10や本館20の各フロアの地図情報が登録されており、ゲート端末11,16,23からの要求により、サービス管理部31によって所定の地図情報が検索されて、かかるゲート端末11,16,23もしくは送受信機13a〜13d,28a〜28dから顧客のPDA1bに提供される。
【0051】
商品(仕様)管理DB35には、本館20の各フロアに陳列されている商品の仕様(属性や製造元,納品日時など)やその在庫情報,その陳列場所の情報(フロア名(何階のフロアかを示す情報)やフロアでの陳列コーナ(店舗)など),陳列商品と同種の納品可能な商品に関する情報、商品毎の売上げ情報,陳列場所の履歴などの情報が登録されており、これらは、商品が変更されると、変更される。商品(仕様)管理DB35の情報により、POS33で商品管理や在庫管理が行なわれる。
【0052】
屋内駐車場利用状況管理DB36には、屋内駐車場10での混み具合(空いているスペースと塞がっているスペース)を示す情報、パーキング位置での乗用車の判別情報などが登録される。上記のように、予約したパーキング位置Pに乗用車1が駐車し、これからPDA1bを携帯した顧客がおりるときには、この乗用車1のパーキング位置の情報がこの顧客(従って、そのPDA1b)のIDと関連付けられてこの屋内駐車場利用状況DB36に登録される。この混み具合の情報は、それが変わる毎に、サービス管理部31により、通信部32からインターネットを介してサービスセンタ6(図1)に送られ、また、図1で説明したように、屋外で走行中にこの屋内駐車場10の予約をする場合、その予約情報もこの屋内駐車場利用状況DB36に登録される。図1で説明したように、ゲート端末11によって取り込まれたPDA1bからの予約情報の確認も、サービス管理部31により、この屋内駐車場利用状況DB36を用いて行なわれる。
【0053】
商品搬送管理DB37は、商品管理システム40で搬送される商品を管理するためのものであって、レジ係が商品搬送端末27で読み取った商品のタグ(ICやミューチップなど)の情報やこの商品搬送端末27に関する情報、この商品の行き先となる商品受取装置14a〜14dの情報などがこの商品搬送管理DB37に登録され、商品受取装置14a〜14dのいずれかでこの商品が受け取られると、その旨の情報も付加される。
【0054】
顧客管理DB38には、このシステムの加入者としての顧客の属性情報(加入のときに必要とした、ID情報,氏名,住所など)やこのデパート2でのショッピングの履歴情報(ショッピング日やショッピング額など)などが登録されている。レジ25で精算をするときには、その結果がレジ端末26から入力され、POS33を介してこの顧客管理DB38に登録される。
【0055】
店員管理DB39には、各店員の属性情報や各店員毎の売上げ情報などが登録されている。また、売上げを集計したりするDBなども設けられている。
【0056】
図6において、また、フロア21内では、各所にミューチップ端末29が設置されている。かかるミューチップ端末29は商品に取り付けられているタグの一種であるミューチップを読み取るための端末であって、ミューチップに登録されている商品の属性(商品管理番号や商品名,形状,色,サイズ,素材,この商品の販売コーナ,そのコーナの場所,値段など)の情報(ミューチップ情報)を読み取り、PDA1bのID情報をこのミューチップ端末29に送る(あるいは、入力する)ことにより、このPDA1bに読み取って登録することができる。このミューチップ端末29も店ホスト30(図7)でのサービス管理部31で管理されており、ミューチップ端末29に入力されたミューチップ情報を商品(仕様)管理DB35に登録して管理する。
【0057】
顧客は、自己のPDA1bに登録されたミューチップ情報を利用したショッピングを行なうことができる。以下、その一具体例を説明する。
【0058】
図6において、いま、販売コーナ24aに陳列されている或る商品を見てこれに興味があり、そのミューチップの情報(ミューチップ情報)を近くのミューチップ端末29で読み取らせ、上記のようにして、このミューチップ端末29にID情報を入力すると、このミューチップ端末29からPDA1bにこのミューチップ情報が読み取られ、図8に示すような商品属性画面50が表示される。この商品属性画面50では、ミューチップ52が取り付けられた状態の商品51の形状(ここでは、この商品をTシャツとする)とともに、他の属性53も文字情報などで表示される。また、この商品属性画面50では、このとき、操作ボタン54,55,57も表示される。
【0059】
かかる表示状態で、いま、この商品がこの場では買うつもりはないが、後でもう一度見たい(チェックしたい)商品である場合には、「チェック」ボタン54を選択することにより、この商品属性画面50が消えるとともに、この商品のミューチップ情報がチェック指定としてPDA1bに登録され、また、「チェック」ボタン54の選択結果がミューチップ端末29を介して店ホスト30に送られ、店ホスト30の商品(仕様)管理DB35に登録される。このようにして、ミューチップ端末29との動作に関連してミューチップ情報をチェック指定で登録することができるが、ミューチップ端末29からの情報の取り込みをせずに、単に、「チェック」ボタン54を選択すると、チェック指定で登録されている商品のミューチップ情報が表示され、また、「チェック」ボタン54を選択する毎にチェック指定で登録されている商品のミューチップ情報が順に表示される。これにより、一度見たが、再度見たい商品がある場合には、「チェック」ボタン54を操作することにより、どのような商品であったが、その商品はどこに陳列されているかなどを簡単に知ることができる。
【0060】
なお、「チェック」ボタン54を操作して商品属性画面50を表示させた後、「取消」ボタン57を選択すると、そのとき表示されているミューチッブ情報がキャンセルされ、チェック指定が解除される。また、このチェック指定の登録はPDA1bがデパート2内にある間確保されているのであって、PDA1bがデパート2の出入口(本館20の出入口や屋内駐車場10のゲート12(図5))を出ると、そこに設置されているゲート端末がこれを検知することにより、店ホスト30(図7)のサービス管理部31が商品(仕様)管理DB35からその登録を削除するとともに、このゲート端末にPDA1bでの登録もキャンセルさせる。
【0061】
また、図8に示す商品属性画面50において、ここで表示されている商品を買う意志はあるが、レジ25への持ち運びを後にしたいなどの場合には、「おとりおき」ボタン55を選択することにより、この商品を予約指定状態とすることができる(必ずしも手に取ったものが予約指定されるものではない)。この場合には、この表示されているミューチップ情報が予約指定されたものとして、「チェック」ボタン54が選択された場合と同様にして、PDA1bと店ホスト30(図7)とに登録される。その後、この予約指定された商品がレジ25で購入されると、レジ端末26からの情報により、PDA1bと店ホスト30からこの予約指定のミューチップ情報の登録が削除される。また、「チェック」ボタン54が選択された場合と同様、ミューチップ端末29からの情報の取り込みをせずに、単に、「おとりおき」ボタン55を選択すると、予約指定で登録されている商品のミューチップ情報が表示され、また、「おとりおき」ボタン55を選択する毎に予約指定で登録されている商品のミューチップ情報が順に表示される。これにより、どのような予約商品が残っているか、その商品はどこに陳列されているかなどを簡単に知ることができる。また、「おとりおき」ボタン55を操作して商品属性画面50を表示させた後、「取消」ボタン57を選択すると、そのとき表示されているミューチッブ情報がキャンセルされ、予約指定が解除される。
【0062】
この予約指定されたミューチップは、それが登録されたままで(即ち、予約登録されている商品を買わないで)顧客がデパートの外に出ても、解除されない。そこで、PDA1bが起動しているかぎり、あるいは図1で説明したようなナビゲーションモードにある限り、PDA1bの表示画面に「更新」ボタン56が表示され、予約指定された商品が残っていることを顧客に知らせる。そして、この「更新」ボタン56を選択することにより、予約指定されている商品のミューチップの商品属性画面50が表示され、顧客はその内容を知ることができる。
【0063】
また、後日この顧客がこのPDA1bを持参して同じデパートに来店すると、その出入口のゲート端末がこれを検出して店ホスト30が作動することにより、この予約指定の商品に対するミューチップ情報がPDA1bに入れ直される。これは、この商品の属性が変更されている場合もあるためである。そこで、デパート2内で「更新」ボタン56を選択すると、予約指定されている商品のミューチップの商品属性画面50が表示される。この商品属性画面50では、その予約している商品の属性に変更があった場合には、新たな属性が表示される。例えば、この商品を陳列した販売コーナの場所が変更されている場合には、属性「コーナ」として、新たな場所が表示される。従って、顧客としては、その陳列場所に容易に行くことができる。勿論、売り切れない在庫がない場合には、その旨の表示も行なわれる。
【0064】
このようにして、商品の指定が可能となり、買い忘れなどを防止することができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ストアに着く前に、このストアに関する必要な情報を顧客が取得することができ、予めこのストアの様子を知ることができて、ショッピングがし易くなる。さらに、ストアの屋内駐車場の予約をすることができて、駐車のための無駄な待ち時間をなくすことができるし、また、フロア毎にそのレイアウトを示す地図が取得できて、それを用いたナビゲーションを行なうことができるので、顧客としては、希望する商品が陳列されているコーナに導かれ、効率良くショッピングを行なうことが出きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報サービスシステムの一実施形態を摸式的に示す図である。
【図2】図2におけるPDAの乗用車内での取付状態の一具体例を示す斜視図である。
【図3】図1におけるサービスセンタのデータベースの一具体例を摸式的に示す構成図である。
【図4】図1に示すPDAの動作手順の一具体例を示すフローチャートである。
【図5】図1におけるデパートの屋内駐車場での動作を説明するための図である。
【図6】図1におけるデパートのフロアでの動作を説明するための図である。
【図7】図1におけるデパートに設置されているホストコンピュータの一具体例を示す構成図である。
【図8】図1におけるデパートのショッピングで使用される商品属性画面の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 乗用車
1a カーナビゲータ
1b PDA
2 デパート
3 GPS
4 GPS基準局
5 セルラー基地局
6 サービスセンタ
7 コンテンツプロバイダ
8 サービス提供会社
9 広告提供会社
10 屋内駐車場
11 ゲート端末
12 ゲート
13a〜13d 送受信機
14a〜14d 商品受取装置
15 通路
16 ゲート端末
17 商品搬送路
20 本館
21 フロア
22 出入口
23 ゲート端末
24 商品陳列棚
25 レジ
26 レジ端末
27 商品搬送装置
28a〜28d 送受信機
29 ミューチップ端末
30 店ホスト(ホストコンピュータ)
34〜39 データベース
40 商品搬送システム
50 商品属性画面

Claims (5)

  1. 携帯情報端末を所持してストアでのショッピングをする顧客に所望とする情報をサービスセンタが提供する情報サービスシステムにおいて、
    該ストアまで移動中の該携帯情報端末が該ストアまで移動する期間では、該携帯情報端末が検出したその現在位置と該ストアまでの経路とを表わした地図情報と該ストアに関する情報とを該携帯情報端末に提供する第1のサービスを実行する第1のサービス手段と、
    該ストア内の該携帯情報端末に、該携帯情報端末が検出した該ストア内のその現在位置を示す該ストア内の地図情報と該ストアに関する情報とを提供する第2のサービスを実行する第2のサービス手段と
    を備え、
    該第1のサービス手段と該第2のサービス手段とは、該携帯情報端末と通信回線を介して情報通信可能で、かつ該地図情報,該ストアに関する情報及び該ストア内の地図情報を含むデータベースを有する該サービスセンタが備えたサービス手段であり、
    該現在位置の検出に当って、該携帯情報端末は、GPS(Global Positioning System)からの位置情報を受信している場合には、該携帯情報端末が屋外にあるものと判定し、該GPSから受信した位置情報により自己の位置を検出して、検出した該位置の情報と選択したストアに関する情報の要求とを該サービスセンタに送信し、該サービスセンタの該第1のサービス手段が、該位置の情報と該ストアの情報の要求とに基づいて、該データベースの地図情報と該ストアに関する情報とを検索して、該第1のサービスを実行し、
    該携帯情報端末は、該GPSからの該位置情報を受信していない場合には、該携帯情報端末が屋内にあるものと判定し、セルラー基地局からの情報を受信して自己の位置を検出して、検出した該位置の情報を該サービスセンタに送信し、該サービスセンタの該第2のサービス手段が、該位置の情報に基づいて、該データベースの該ストア内の地図情報と該ストアに関する情報とを検索して、該第2のサービスを実行する
    ことを特徴とする情報サービスシステム。
  2. 請求項1において、
    前記第1のサービス手段により提供される前記ストアに関する情報は、前記ストアの屋内駐車場の予約情報であって、屋外にある前記携帯情報端末から該屋内駐車場での使用した乗用車の駐車の予約ができるようにしたことを特徴とする情報サービスシステム。
  3. 請求項において、
    前記第2のサービス手段により提供される前記ストア内の地図情報は、前記携帯情報端末が現在存在する屋内駐車場の地図情報であって、
    該屋内駐車場の地図情報には、該屋内駐車場での前記携帯情報端末の現在位置と、前記予約の駐車位置とそこへの経路とが表示されることを特徴とする情報サービスシステム。
  4. 請求項において、
    前記第2のサービス手段により提供される前記ストア内の地図情報は、前記携帯情報が現在存在するフロアの地図情報であって、
    フロアの地図情報には、該フロアでの前記携帯情報端末の現在位置と、該フロアでのコーナやレジ係などの位置を示すレイアウトとが表示されることを特徴とする情報サービスシステム。
  5. 請求項1において、
    前記ストアには、顧客が購入した商品を、その購入フロアから屋内駐車場での使用した乗用車の駐車位置の近くまで搬送する商品搬送システムが設けられていることを特徴とする情報サービスシステム。
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