JP4001750B2 - 携帯情報端末、情報配信システム及びショッピングカート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、顧客を目的の店舗に誘導する携帯情報端末、情報配信システム及びショッピングカートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、デパートや商店街に顧客を集める場合、デパートや商店街の位置が示されている簡単な案内図を広告宣伝ビラの一部に表示して、その広告宣伝ビラを配布するのが一般的である。
しかし、顧客がデパートや商店街に辿り着いても、デパートや商店街の中に数多くの店舗が存在するような場合、そのデパートや商店街に不案内な顧客は、目的の店舗に辿り着くのが困難であった。
なお、最近では、顧客に確実に広告宣伝ビラを配布するために、ダイレクトメール等によって広告宣伝ビラを配布する情報配信システムが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の情報配信システムは以上のように構成されているので、広告宣伝ビラを確実に顧客に配布することができるが、顧客がデパートや商店街に辿り着いても、デパートや商店街の中に数多くの店舗が存在するような場合、そのデパートや商店街に不案内な顧客は、目的の店舗に辿り着くのが困難である課題があった。
【0004】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、顧客を目的の店舗に誘導することができる携帯情報端末、情報配信システム及びショッピングカートを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る携帯情報端末は、情報配信装置から送信された位置情報を受信した場合には、その位置情報にしたがって現在位置を表示し、情報配信装置から送信された位置情報を受信できない場合には、衛星から送信された位置情報にしたがって現在位置を表示するようにしたものである。また、現在位置から店舗に至るまでの経路を示す経路情報を受信し、その経路情報にしたがって店舗案内図を表示するようにしたものである。
【0006】
この発明に係る携帯情報端末は、商品の種別情報を情報配信装置に送信して、その情報配信装置から当該商品を販売している店舗に係る経路情報を受信するようにしたものである。
【0007】
この発明に係る携帯情報端末は、店舗の識別情報を情報配信装置に送信して、その情報配信装置から当該店舗に係る経路情報を受信するようにしたものである。
【0008】
この発明に係る携帯情報端末は、通信手段により受信された経路情報に音声情報が含まれている場合、その音声情報にしたがって音声案内を実施するようにしたものである。
【0009】
この発明に係る携帯情報端末は、通信手段により受信された経路情報に広告情報が含まれている場合、その広告情報にしたがって店舗の広告を表示するようにしたものである。
【0010】
この発明に係る携帯情報端末は、商品のバーコードを読み取り、その商品の価格を表示する価格表示手段を設けたものである。
【0011】
この発明に係る携帯情報端末は、複数の商品のバーコードを読み取った場合、複数の商品の合計価格を表示するようにしたものである。
【0012】
この発明に係る携帯情報端末は、価格表示手段により読み取られた商品のバーコードを店舗のPOS端末に送信するようにしたものである。
【0013】
この発明に係る情報配信システムは、相互に異なる通信エリアを有する複数の無線手段を有し、複数の無線手段から現在位置を示す位置情報をそれぞれ送信させる情報発信手段を有する情報配信装置を設けたものである。また、複数の無線手段における各通信エリア内の所定位置から店舗に至るまでの経路を示す経路情報をそれぞれ格納する情報格納手段を設け、その情報格納手段に格納されている経路情報を複数の無線手段からそれぞれ送信させるようにしたものである。
【0014】
この発明に係る情報配信システムは、任意の無線手段が携帯情報端末から送信された商品の種別情報を受信すると、その種別情報に基づいて当該商品を販売している店舗を検索し、その店舗に係る経路情報を上記無線手段から送信させるようにしたものである。
【0015】
この発明に係る情報配信システムは、任意の無線手段が携帯情報端末から送信された店舗の識別情報を受信すると、その識別情報に基づいて当該店舗を検索し、その店舗に係る経路情報を上記無線手段から送信させるようにしたものである。
【0016】
この発明に係る情報配信システムは、音声情報が含まれている経路情報を格納するようにしたものである。
【0017】
この発明に係る情報配信システムは、広告情報が含まれている経路情報を格納するようにしたものである。
【0018】
この発明に係る情報配信システムは、任意の無線手段が携帯情報端末から端末情報を受信すると、その端末情報に基づいて携帯情報端末の使用者の商品購入履歴を検索して過去の購入商品を把握し、過去の購入商品に関連する商品を販売している店舗に係る経路情報を上記無線手段から送信させるようにしたものである。
【0019】
この発明に係る情報配信システムは、任意の無線手段が携帯情報端末から端末情報を受信すると、その端末情報に基づいて携帯情報端末の使用者の商品購入履歴を検索して過去の購入商品を把握し、過去の購入商品に関連する商品の広告情報を上記無線手段から送信させるようにしたものである。
【0020】
この発明に係る情報配信システムは、災害が発生した場合、避難経路を示す経路情報を複数の無線手段から送信させるようにしたものである。
【0021】
この発明に係るショッピングカートは、請求項1記載の携帯情報端末を搭載するようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による情報配信システムを示す構成図であり、図2はこの発明の実施の形態1による携帯情報端末を示す構成図である。
図において、1は衛星3から現在位置を示す位置情報を受信する一方、情報配信装置2の通信エリア内に入ると、情報配信装置2から現在位置を示す位置情報を受信し、いずれかの位置情報にしたがって現在位置を表示する携帯情報端末であり、携帯情報端末1は情報配信装置2から配信される位置情報に現在位置から店舗に至るまでの経路を示す経路情報が含まれている場合、その位置情報に含まれている経路情報にしたがって店舗案内図を表示する機能を有している。なお、携帯情報端末には、例えば携帯電話機、PDA、モバイルPCなどが含まれる。
【0023】
2は相互に異なる通信エリア221〜22nを有する赤外線通信端末211〜21nを有し、赤外線通信端末211〜21nから経路情報を含む位置情報を送信させる情報配信装置、3は現在位置を示す位置情報を配信するGPS衛星や準天頂衛星などの衛星である。
【0024】
11は商品の種別情報や店舗の識別情報を入力する入力部、12は情報配信装置2における赤外線通信端末211〜21nの通信エリア221〜22n内に入ると、商品の種別情報や店舗の識別情報を情報配信装置2に送信する一方、現在位置から店舗に至るまでの経路を示す経路情報が含まれている現在位置を示す位置情報を受信する赤外線通信部(通信手段)、13は衛星3から現在位置を示す位置情報を受信する衛星受信部(受信手段)、14は赤外線通信部12により位置情報が受信された場合には、その位置情報を店舗案内部15に出力し、赤外線通信部12により位置情報が受信されない場合には、衛星受信部13により受信された位置情報を店舗案内部15に出力する信号切替部である。
【0025】
15は信号切替部14から出力された位置情報にしたがって現在位置を表示部16に表示する店舗案内部であり、店舗案内部15は当該位置情報に経路情報が含まれている場合、その経路情報にしたがって店舗案内図を表示部16に表示する機能を有している。16は液晶ディスプレイなどの表示部、17は赤外線通信部12により受信された経路情報に音声情報が含まれている場合、その音声情報にしたがって音声案内を実施する音声出力部である。なお、信号切替部14,店舗案内部15及び表示部16から表示手段が構成され、信号切替部14,店舗案内部15,表示部16及び音声出力部17から店舗案内手段が構成されている。
18は商品のバーコードを読み取り、その商品の価格を表示部16に表示するバーコード読取部(価格表示手段)である。
【0026】
211〜21nは商店街のアーケードや店内の天井に設置され、相互に異なる通信エリア221〜22nを有する赤外線通信端末(無線手段)、23は地域LAN、24は赤外線通信端末211〜21nにおける通信エリア221〜22n内の所定位置から店舗に至るまでの経路を示す経路情報をそれぞれ格納するデータベース(情報格納手段)、25はデータベース24に格納されている経路情報を赤外線通信端末211〜21nからそれぞれ送信させる情報配信サーバ(情報発信手段)、26は公衆回線ネットワーク、27は携帯情報端末1の使用者の商品購入履歴などを管理する情報管理サーバである。
【0027】
次に動作について説明する。
まず、商店街のアーケードや店内の天井には、狭い通信エリアを有する赤外線通信端末211〜21nが設置されており、携帯情報端末1を携帯する使用者が何れかの赤外線通信端末の通信エリア内に入ると、携帯情報端末1と情報配信装置2間の無線通信が可能になる。
【0028】
例えば、携帯情報端末1が赤外線通信端末211の通信エリア221内に存在するとき、使用者が携帯情報端末1の入力部11を操作して、赤外線通信部12から情報配信要求を送信させると、情報配信装置2の赤外線通信端末211が当該情報配信要求を受信する。
そして、情報配信装置2の情報配信サーバ25は、赤外線通信端末211が情報配信要求を受信すると、データベース24に格納されている各赤外線通信端末毎の経路情報のうち、その赤外線通信端末211における通信エリア221内の所定位置(使用者の現在位置に相当)から店舗に至るまでの経路を示す経路情報をリードし、赤外線通信端末211から当該経路情報を含む位置情報を送信させる。
【0029】
携帯情報端末1の赤外線通信部12は、上記のようにして情報配信装置2の赤外線通信端末211から経路情報を含む位置情報が送信されると、その位置情報を受信して信号切替部14に出力する。
一方、携帯情報端末1の衛星受信部13は、地下街やトンネル内など一部の地域では、受信不可能な場合もあるが、赤外線通信端末211〜21nの通信エリア内に存在するか否かに関わらず、衛星3から現在位置を示す位置情報を受信して、その位置情報を信号切替部14に出力する。
【0030】
携帯情報端末1の信号切替部14は、赤外線通信部12から位置情報が出力された場合には、その位置情報を店舗案内部15に出力し、赤外線通信部12から位置情報が出力されない場合には、衛星受信部13から出力された位置情報を店舗案内部15に出力する。即ち、赤外線通信部12が位置情報を受信できる場合には、その位置情報を店舗案内部15に出力し、赤外線通信部12が位置情報を受信できない場合には、衛星受信部13により受信された位置情報を店舗案内部15に出力する。
【0031】
携帯情報端末1の店舗案内部15は、信号切替部14から位置情報を受けると、その位置情報にしたがって現在位置を表示部16に表示する。ただし、その位置情報に経路情報が含まれている場合には、図3に示すように、その経路情報にしたがって店舗案内図を表示部16に表示する。
【0032】
なお、携帯情報端末1の音声出力部17は、赤外線通信部12により受信された経路情報に音声情報が含まれている場合、その音声情報にしたがって音声案内を実施する。例えば、「右側にケーキ店がある十字路を右折すると、30メートル先の左側に目的の店舗が存在する」などの音声を出力する。
【0033】
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、現在位置から店舗に至るまでの経路を示す経路情報を受信し、その経路情報にしたがって店舗案内図を表示するように構成したので、顧客を目的の店舗に誘導することができる効果を奏する。
【0034】
なお、この実施の形態1では、携帯情報端末1が情報配信要求を送信すると、情報配信装置2が経路情報を送信するものについて示したが、情報配信装置2の赤外線通信端末211〜21nが情報配信要求の受信とは無関係に、常時、経路情報を送信するようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、携帯情報端末1と情報配信装置2が赤外線無線通信を実施するものについて示したが、これに限るものではなく、例えば、bluetooth(登録商標)などの無線通信を実施するようにしてもよい。
【0035】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、携帯情報端末1が情報配信要求を送信すると、情報配信装置2が経路情報を含む位置情報を送信するものについて示したが、携帯情報端末1が情報配信要求を送信する際、赤外線通信部12が入力部11により入力された商品の種別情報(例えば、婦人服)を送信するようにしてもよい。
この場合、情報配信装置2の情報配信サーバ25は、例えば、赤外線通信端末211が商品の種別情報を受信すると、その種別情報に基づいて当該商品を販売している店舗(例えば、婦人服売場)を検索し、その店舗に係る経路情報をデータベース24からリードして、赤外線通信端末211から当該経路情報を送信させる。
これにより、使用者は簡単に所望の商品を販売している店舗を訪れることができる効果を奏する。
【0036】
実施の形態3.
上記実施の形態1では、携帯情報端末1が情報配信要求を送信すると、情報配信装置2が経路情報を含む位置情報を送信するものについて示したが、携帯情報端末1が情報配信要求を送信する際、赤外線通信部12が入力部11により入力された店舗の識別情報(例えば、店舗の名称)を送信するようにしてもよい。
この場合、情報配信装置2の情報配信サーバ25は、例えば、赤外線通信端末211が店舗の識別情報を受信すると、その識別情報に基づいて当該店舗を検索し、その店舗に係る経路情報をデータベース24からリードして、赤外線通信端末211から当該経路情報を送信させる。
これにより、使用者は簡単に所望の店舗を訪れることができる効果を奏する。
【0037】
実施の形態4.
上記実施の形態1では、特に言及していないが、情報配信装置2のデータベース24に格納されている経路情報に広告情報が含まれている場合には、その広告情報が含まれている経路情報を送信し、携帯情報端末1の店舗案内部15が当該広告情報にしたがって店舗の広告を表示部16に表示するようにする。
これにより、使用者が店舗を訪れる前に、商品の効果的な宣伝を行うことができる効果を奏する。
【0038】
実施の形態5.
上記実施の形態2では、携帯情報端末1が商品の種別情報を送信するものについて示したが、携帯情報端末1が端末情報(例えば、携帯電話機の電話番号)を送信するようにしてもよい。
この場合、情報配信装置2の情報配信サーバ25は、例えば、赤外線通信端末211が端末情報を受信すると、その端末情報を情報管理サーバ27に送信して、携帯情報端末1の使用者における商品購入履歴の検索を依頼し、情報管理サーバ27から商品購入履歴を取得する。
【0039】
そして、情報配信装置2の情報配信サーバ25は、その商品購入履歴に基づいて過去の購入商品(例えば、ブラウス)を把握し、過去の購入商品に関連する商品(例えば、スカート)を販売している店舗に係る経路情報をデータベース24からリードして、赤外線通信端末211から当該経路情報を送信させる。
これにより、顧客が所望する可能性の高い商品を販売している店舗まで顧客を誘導することができる効果を奏する。
【0040】
ここでは、過去の購入商品に関連する商品を販売している店舗に係る経路情報を送信するものについて示したが、過去の購入商品に関連する商品の広告情報を送信するようにしてもよい。
この場合、顧客が所望する可能性の高い商品を宣伝することができる効果を奏する。
【0041】
実施の形態6.
上記実施の形態1〜5では、特に言及していないが、火災や地震などの災害が発生した場合には、赤外線通信端末211〜21nから避難経路を示す経路情報を送信させるようにしてもよい。
この場合には、携帯情報端末1の表示部16には、非常口に至るまでの案内図が表示されるので、迅速に避難することができる効果を奏する。
【0042】
実施の形態7.
上記実施の形態1では、説明を省略しているが、使用者が店舗に到着後、ある商品の価格を知りたい場合には、使用者が当該商品のバーコードを携帯情報端末1のバーコード読取部18に近づけると、バーコード読取部18が商品のバーコードを読み取り、その商品の価格を表示部16に表示するようにする。
また、使用者が複数の商品のバーコードをバーコード読取部18に読み取らせた場合、バーコード読取部18が複数の商品の合計価格を表示部16に表示するようにする。
これにより、使用者は自ら計算しなくても、商品の合計価格を認識することができる効果を奏する。
【0043】
なお、使用者がバーコード読取部18にバーコードを読み取らせた商品を購入する際には、バーコード読取部18が赤外線通信部12を介して、その商品のバーコードを店舗に設置されているPOS端末に送信するようにする。
これにより、店舗の店員によるバーコードの読取処理が不要になるので、商品の迅速な精算が可能になる。
【0044】
実施の形態8.
上記実施の形態1〜7では、特に言及していないが、図4に示すように、商品を搬送するために使用するショッピングカートに携帯情報端末1を設置するようにしてもよい。
これにより、顧客が携帯情報端末1を持参しなくても、ショッピングカートを利用する顧客は、簡単に目的の店舗を訪れることができる効果を奏する。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、情報配信装置から送信された位置情報を受信した場合には、その位置情報にしたがって現在位置を表示し、情報配信装置から送信された位置情報を受信できない場合には、衛星から送信された位置情報にしたがって現在位置を表示し、現在位置から店舗に至るまでの経路を示す経路情報を受信し、その経路情報にしたがって店舗案内図を表示するように構成したので、顧客を目的の店舗に誘導することができる効果がある。
【0046】
この発明によれば、商品の種別情報を情報配信装置に送信して、その情報配信装置から当該商品を販売している店舗に係る経路情報を受信するように構成したので、使用者は簡単に所望の商品を販売している店舗を訪れることができる効果がある。
【0047】
この発明によれば、店舗の識別情報を情報配信装置に送信して、その情報配信装置から当該店舗に係る経路情報を受信するように構成したので、使用者は簡単に所望の店舗を訪れることができる効果がある。
【0048】
この発明によれば、通信手段により受信された経路情報に音声情報が含まれている場合、その音声情報にしたがって音声案内を実施するように構成したので、更に確実に顧客を店舗まで誘導することができる効果がある。
【0049】
この発明によれば、通信手段により受信された経路情報に広告情報が含まれている場合、その広告情報にしたがって店舗の広告を表示するように構成したので、使用者が店舗を訪れる前に、商品の効果的な宣伝を行うことができる効果がある。
【0050】
この発明によれば、商品のバーコードを読み取り、その商品の価格を表示する価格表示手段を設けるように構成したので、使用者が商品の価格を認識することができる効果がある。
【0051】
この発明によれば、複数の商品のバーコードを読み取った場合、複数の商品の合計価格を表示するように構成したので、使用者が自ら計算しなくても、商品の合計価格を認識することができる効果がある。
【0052】
この発明によれば、価格表示手段により読み取られた商品のバーコードを店舗のPOS端末に送信するように構成したので、店舗の店員によるバーコードの読取処理が不要になり、その結果、商品の迅速な精算が可能になる効果がある。
【0053】
この発明によれば、相互に異なる通信エリアを有する複数の無線手段を有し、複数の無線手段から現在位置を示す位置情報をそれぞれ送信させる情報発信手段を有する情報配信装置を設け、複数の無線手段における各通信エリア内の所定位置から店舗に至るまでの経路を示す経路情報をそれぞれ格納する情報格納手段を設け、その情報格納手段に格納されている経路情報を複数の無線手段からそれぞれ送信させるように構成したので、顧客を目的の店舗に誘導することができる効果がある。
【0054】
この発明によれば、任意の無線手段が携帯情報端末から送信された商品の種別情報を受信すると、その種別情報に基づいて当該商品を販売している店舗を検索し、その店舗に係る経路情報を上記無線手段から送信させるように構成したので、使用者は簡単に所望の商品を販売している店舗を訪れることができる効果がある。
【0055】
この発明によれば、任意の無線手段が携帯情報端末から送信された店舗の識別情報を受信すると、その識別情報に基づいて当該店舗を検索し、その店舗に係る経路情報を上記無線手段から送信させるように構成したので、使用者は簡単に所望の店舗を訪れることができる効果がある。
【0056】
この発明によれば、音声情報が含まれている経路情報を格納するように構成したので、更に確実に顧客を店舗まで誘導することができる効果がある。
【0057】
この発明によれば、広告情報が含まれている経路情報を格納するように構成したので、使用者が店舗を訪れる前に、商品の効果的な宣伝を行うことができる効果がある。
【0058】
この発明によれば、任意の無線手段が携帯情報端末から端末情報を受信すると、その端末情報に基づいて携帯情報端末の使用者の商品購入履歴を検索して過去の購入商品を把握し、過去の購入商品に関連する商品を販売している店舗に係る経路情報を上記無線手段から送信させるように構成したので、顧客が所望する可能性の高い商品を販売している店舗まで顧客を誘導することができる効果がある。
【0059】
この発明によれば、任意の無線手段が携帯情報端末から端末情報を受信すると、その端末情報に基づいて携帯情報端末の使用者の商品購入履歴を検索して過去の購入商品を把握し、過去の購入商品に関連する商品の広告情報を上記無線手段から送信させるように構成したので、顧客が所望する可能性の高い商品を宣伝することができる効果がある。
【0060】
この発明によれば、災害が発生した場合、避難経路を示す経路情報を複数の無線手段から送信させるように構成したので、迅速に避難することができる効果がある。
【0061】
この発明によれば、請求項1記載の携帯情報端末を搭載するように構成したので、顧客が携帯情報端末を持参しなくても、ショッピングカートを利用する顧客は、簡単に目的の店舗を訪れることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による情報配信システムを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による携帯情報端末を示す構成図である。
【図3】 店舗案内図の表示例を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態8によるショッピングカートを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯情報端末、2 情報配信装置、3 衛星、11 入力部、12 赤外線通信部(通信手段)、13 衛星受信部(受信手段)、14 信号切替部(表示手段、店舗案内手段)、15 店舗案内部(表示手段、店舗案内手段)、16 表示部(表示手段、店舗案内手段)、17 音声出力部(店舗案内手段)、18 バーコード読取部(価格表示手段)、211〜21n 赤外線通信端末(無線手段)、221〜22n 通信エリア、23 地域LAN、24 データベース(情報格納手段)、25 情報配信サーバ(情報発信手段)、26 公衆回線ネットワーク、27 情報管理サーバ。
Claims (17)
- 衛星から現在位置を示す位置情報を受信する受信手段と、情報配信装置の通信エリア内に入ると、その情報配信装置から現在位置を示す位置情報を受信する通信手段と、上記通信手段により位置情報が受信された場合には、その位置情報にしたがって現在位置を表示し、上記通信手段により位置情報が受信されない場合には、上記受信手段により受信された位置情報にしたがって現在位置を表示する表示手段と、上記情報配信装置から配信される位置情報に現在位置から店舗に至るまでの経路を示す経路情報が含まれている場合、上記通信手段により受信された位置情報に含まれている経路情報にしたがって店舗案内図を表示する店舗案内手段とを備えたことを特徴とする携帯情報端末。
- 通信手段は、商品の種別情報を情報配信装置に送信して、上記情報配信装置から当該商品を販売している店舗に係る経路情報を受信することを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末。
- 通信手段は、店舗の識別情報を情報配信装置に送信して、上記情報配信装置から当該店舗に係る経路情報を受信することを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末。
- 店舗案内手段は、通信手段により受信された経路情報に音声情報が含まれている場合、その音声情報にしたがって音声案内を実施することを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末。
- 店舗案内手段は、通信手段により受信された経路情報に広告情報が含まれている場合、その広告情報にしたがって店舗の広告を表示することを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末。
- 商品のバーコードを読み取り、その商品の価格を表示する価格表示手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の携帯情報端末。
- 価格表示手段は、複数の商品のバーコードを読み取った場合、複数の商品の合計価格を表示することを特徴とする請求項6記載の携帯情報端末。
- 通信手段は、価格表示手段により読み取られた商品のバーコードを店舗のPOS端末に送信することを特徴とする請求項6記載の携帯情報端末。
- 相互に異なる通信エリアを有する複数の無線手段を有し、上記複数の無線手段から現在位置を示す位置情報をそれぞれ送信させる情報発信手段を有する情報配信装置と、衛星から現在位置を示す位置情報を受信する一方、上記情報配信装置の通信エリア内に入ると、その情報配信装置から現在位置を示す位置情報を受信し、いずれかの位置情報にしたがって現在位置を表示する携帯情報端末とを備え、上記情報配信装置は、上記複数の無線手段における各通信エリア内の所定位置から店舗に至るまでの経路を示す経路情報をそれぞれ格納する情報格納手段を有し、上記情報発信手段が上記複数の無線手段から位置情報をそれぞれ送信させる際、上記情報格納手段に格納されている経路情報をそれぞれ送信させることを特徴とする情報配信システム。
- 情報発信手段は、任意の無線手段が携帯情報端末から送信された商品の種別情報を受信すると、その種別情報に基づいて当該商品を販売している店舗を検索し、その店舗に係る経路情報を上記無線手段から送信させることを特徴とする請求項9記載の情報配信システム。
- 情報発信手段は、任意の無線手段が携帯情報端末から送信された店舗の識別情報を受信すると、その識別情報に基づいて当該店舗を検索し、その店舗に係る経路情報を上記無線手段から送信させることを特徴とする請求項9記載の情報配信システム。
- 情報格納手段は、音声情報が含まれている経路情報を格納することを特徴とする請求項9記載の情報配信システム。
- 情報格納手段は、広告情報が含まれている経路情報を格納することを特徴とする請求項9記載の情報配信システム。
- 情報発信手段は、任意の無線手段が携帯情報端末から端末情報を受信すると、その端末情報に基づいて当該携帯情報端末の使用者の商品購入履歴を検索して過去の購入商品を把握し、過去の購入商品に関連する商品を販売している店舗に係る経路情報を上記無線手段から送信させることを特徴とする請求項9記載の情報配信システム。
- 情報発信手段は、任意の無線手段が携帯情報端末から端末情報を受信すると、その端末情報に基づいて当該携帯情報端末の使用者の商品購入履歴を検索して過去の購入商品を把握し、過去の購入商品に関連する商品の広告情報を上記無線手段から送信させることを特徴とする請求項13記載の情報配信システム。
- 情報発信手段は、災害が発生した場合、避難経路を示す経路情報を複数の無線手段から送信させることを特徴とする請求項9記載の情報配信システム。
- 商品を積み込んで、その商品を搬送するショッピングカートにおいて、請求項1記載の携帯情報端末を搭載したことを特徴とするショッピングカート。
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