JP3264035B2 - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JP3264035B2
JP3264035B2 JP09979193A JP9979193A JP3264035B2 JP 3264035 B2 JP3264035 B2 JP 3264035B2 JP 09979193 A JP09979193 A JP 09979193A JP 9979193 A JP9979193 A JP 9979193A JP 3264035 B2 JP3264035 B2 JP 3264035B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置等の製造分野
において適用されるドライエッチング方法に関し、特に
たとえば多層レジスト・プロセスにおいて下層レジスト
層をエッチングする際の異方性加工に必要な入射イオン
・エネルギーを低減することにより、選択性を向上さ
せ、下地材料のスパッタ再付着を防止する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置のデザイン・ルールがサブミ
クロンからクォーターミクロンのレベルへと高度に微細
化されるに伴い、フォトリソグラフィやドライエッチン
グ等の各種加工技術に対する要求も一段と厳しさを増し
ている。フォトリソグラフィ技術においては、近年、高
解像度を求めて露光波長が短波長化され、さらに基板の
表面段差が増大していることもあって、多層レジスト・
プロセスの採用が必須となりつつある。多層レジスト・
プロセスは、基板の表面段差を吸収するに十分な厚い下
層レジスト層と、高解像度を達成するに十分な薄い上層
レジスト層の少なくとも2種類のレジスト層とを組み合
わせて使用する方法である。
【0003】良く知られた方法としては、J.Vac.
Sci.Tech.,16,(1979),p.162
0に報告されている、いわゆる3層レジスト・プロセス
がある。これは、基板の表面段差を平坦化する厚い下層
レジスト層、この下層レジスト層をエッチングする際の
マスクを構成するための無機材料からなる薄い中間層、
およびフォトリソグラフィと現像処理によりパターニン
グされる薄い上層レジスト層の3種類の層を使用するも
のである。このプロセスでは、まず上層レジスト層が所
定の形状にパターニングされ、これをマスクとしてその
下の中間層がRIE(反応性イオン・エッチング)によ
りパターニングされ、さらに前記上層レジスト層と中間
層とをマスクとしてドライエッチングを行うことによ
り、下層レジスト層がパターニングされる。
【0004】ところで、この下層レジスト層のエッチン
グは一般にO2 ガスを用いて行われるが、このエッチン
グを高速性,高異方性を兼ね備えた条件で、しかも制御
性良く行うことは容易ではない。すなわち、高速化を目
指して高ガス圧条件下でO* (酸素ラジカル)の生成量
を増大させると、等方的なラジカル反応がエッチング機
構の主体となり、異方性が低下してしまう。
【0005】一方、異方性の向上を図るために低ガス圧
下でイオンの平均自由行程を延ばし、かつ高バイアス下
でイオン・スパッタリングを主体とする機構によりエッ
チングを行おうとすると、高速化が困難となり、また下
地材料層に対する選択性も低下する。そもそも下層レジ
スト層は、基板の表面段差を吸収することを目的とする
層であるから、一般に局部的に大きな膜厚差を有してお
り、膜厚の薄い領域では過剰なオーバーエッチングが進
行し易い。このような場合に下地選択性が不足している
と、スパッタされた下地材料層がパターンの側壁面に再
付着し、パーティクル汚染を増大させたりレジスト・マ
スクの剥離を阻害する等の問題を引き起こす。かかる再
付着の問題は、第33回応用物理学関係連合講演会(1
986年春季年会)講演予稿集p.542,演題番号2
p−Q−8でも指摘され、周知のところである。
【0006】このため、入射イオン・エネルギーの低減
と高異方性の達成とを両立し得るレジスト材料層のドラ
イエッチング方法が切望されている。かかる要望に対応
する技術として、本願出願人はこれまでに、高異方性の
達成をラジカル性の低減とイオン性の増強のみに依存す
るのではなく、反応生成物による側壁保護を併用して達
成しようとする技術を種々提案している。つまり、側壁
保護を併用すれば、イオン入射エネルギーを実用的なエ
ッチング速度を損なわない程度に低減することができる
からである。また、近年注目されている低温エッチング
を行う場合にも、従来よりもはるかに室温に近いウェハ
温度域で同等の効果を期待することができる。
【0007】たとえば、特開平2−244625号公報
には、O2 に塩素(Cl)系ガスを添加したエッチング
・ガスを使用することにより、下層レジスト層とCl系
ガスとの反応生成物であるCClx ポリマーを側壁保護
膜として堆積させながら該下層レジスト層の異方性エッ
チングを行う技術を開示した。また、特願平2−198
044号明細書には、ウェハ温度を50℃以下に制御し
た状態でNH3 を主体とするエッチング・ガスを使用し
てレジスト材料層をエッチングする技術を提案してい
る。この場合、少なくともN,C,Oを構成元素として
含むエッチング反応生成物が側壁保護膜の役割を果た
す。
【0008】さらに、特願平2−298167号明細書
には、O2 に臭素(Br)系ガスを添加したエッチング
・ガスを使用することにより、下層レジスト層とBr系
ガスとの反応生成物であるCBrx ポリマーを側壁保護
膜として堆積させながら該下層レジスト層の異方性エッ
チングを行う技術を提案した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人が先に提案
した各ドライエッチング方法は、実用的なエッチング速
度を確保した上で低エネルギーのイオンによる異方性加
工を実用的な温度域で達成したという点において、いず
れも極めて画期的な技術であった。しかし、今後、デバ
イスの高集積化が進行してウェハの表面段差が増大する
と、100%以上ものオーバーエッチングを必要とする
ケースも生ずる。このように長時間のイオン入射を受け
るプロセスにおいて、下地材料層のスパッタ再付着を防
止することは、依然として困難である。入射イオン・エ
ネルギーをさらに低下させることも考えられるが、これ
では異方性を確保するために塩素系ガスや臭素系ガスの
添加量を増大せざるを得ず、エッチング速度の低下やパ
ーティクル・レベルの悪化を免れない。
【0010】さらに、下地材料層の種類によっては、パ
ーティクル汚染が深刻化することも指摘されている。こ
れは、特に下地材料層に銅(Cu)が含有される場合に
問題となる。Cuは、Al系配線のエレクトロマイグレ
ーション耐性およびストレスマイグレーション耐性を向
上させる目的で、近年、Alに対して0.5〜1%程度
の割合で添加されるようになってきている。また、Cu
は電気抵抗率が約1.4μΩcmと低くAlの半分程度
であるため、有効なドライエッチング技術さえ確立され
れば半導体装置における将来の配線材料としての期待も
高い。
【0011】ところがCuは、塩化物や臭化物の蒸気圧
が低い。したがって、Cuを含む下地材料層上でCl系
ガスやBr系ガスを用いて下層レジスト層をエッチング
すると、下地材料層の露出面から供給されたCuがCu
2 Cl2 やCu2 Br2 等の形でパターン側壁面上に再
付着する。また、このときのエッチング・ガスの主成分
であるO2 によっても蒸気圧の低い酸化銅が生成し、こ
れもパターン側壁面上に再付着する。これらの再付着物
は除去が困難であり、パーティクル汚染の原因となる。
【0012】この問題に対処するため、本発明者は先に
特願平3−4222号明細書において、オーバーエッチ
ング時のガス組成を窒素系化合物と酸素系化合物の混合
組成、もしくは酸化窒素系化合物を含む組成とする方法
を提案している。これは、下地材料層がCuである場合
にも、Cuを蒸気圧の比較的低い硝酸銅Cu(NO3
2 の形で揮発除去させることができる極めて優れた方法
である。しかし、硝酸の関与するこのエッチング反応系
は酸化性が強いため、条件によってはCuの露出表面か
ら内部に向けて徐々に酸化が進行し、最終的に形成され
るCu配線パターンの配線抵抗が時に上昇してしまうと
いう懸念がある。
【0013】そこで本発明は、下地材料層に由来するス
パッタ生成物の再付着を効果的に防止しながら高速異方
性エッチングを行い、かつ下地材料層がCuを含有する
場合場合にはその酸化を最小限に押さえることが可能な
レジスト層(有機材料層)のドライエッチング方法を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のドライエッチン
グ方法は、上述の目的を達成するために提案されるもの
であり、下地材料層上に形成された有機材料層を、ハロ
ゲン化ヨウ素と酸素系化合物とを含むエッチング・ガス
を用いてエッチングするものである。ここで、ハロゲン
化ヨウ素として知られるものには、ICl(塩化ヨウ
素;α型の融点27.18℃,β型の融点13.9
℃),ICl3 (三塩化ヨウ素;0℃以下で昇華),I
Br(臭化ヨウ素;融点42℃)等がある。この中には
常温で固体の化合物も含まれているが、いずれも融点が
室温に比べて極端に高くはないので、通常のエッチング
が行われるような高真空下では所定の蒸気圧を示し、エ
ッチング・ガスとして用いることが可能である。常温で
液体の化合物については、Heガス・バブリング等を行
い、気化させることができる。
【0015】なお、上述の他にハロゲン化ヨウ素として
はIF5 (五フッ化ヨウ素;常温で液体),IF7 (七
フッ化ヨウ素;常温で気体)等も知られている。しか
し、これらフッ化ヨウ素は、3層レジスト・プロセスに
おける下層レジスト層のエッチングに適用するには必ず
しも好ましくない。それは、エッチング・マスクとして
一般に用いられるSOG中間層等の酸化シリコン系材料
に対する選択性が、大量に解離生成するF* により低下
する虞れが大きいからである。
【0016】本発明はまた、前記エッチング・ガスとし
て、分子内にカルボニル基,ニトロシル基,ニトリル
基,チオニル基,スルフリル基から選ばれる少なくとも
1種類の官能基を有する無機化合物を含むガスを用いる
ものである。
【0017】ここで、分子内にカルボニル基を有する化
合物として実用性の高い化合物は、酸化炭素とハロゲン
化カルボニルである。酸化炭素としては、CO(一酸化
炭素),CO2 (二酸化炭素),C3 2 (二酸化三炭
素,沸点7℃)等が例示される。酸化炭素には、この他
にも分子内の炭素原子数が酸素原子数よりも多い、亜酸
化炭素と総称される化合物が知られており、一酸化炭素
中で無声放電を行った場合に生成する組成の一定しない
物質や、二酸化五炭素、九酸化十二炭素(無水メリト
酸)等がある。
【0018】ハロゲン化カルボニルとしては、COF2
(フッ化カルボニル),COCl2(塩化カルボニ
ル),COBr2 (臭化カルボニル),COClF(塩
化フッ化カルボニル),COBrF(臭化フッ化カルボ
ニル),COIF(ヨウ化フッ化カルボニル)等が例示
される。さらに、分子内のカルボニル基の数は1とは限
らず、たとえばC2 2 2 (フッ化オキサリル),C
2 2 Cl2 (塩化オキサリル),C2 2 Br2 (臭
化オキサリル)等のようにカルボニル基を2個有する化
合物も使用できる。
【0019】分子内にニトロシル基もしくはニトリル基
を有する化合物として実用性の高い化合物は、酸化窒素
とハロゲン化ニトロシルおよびハロゲン化ニトリルであ
る。酸化窒素としては、N2 O(酸化二窒素),NO
(一酸化窒素),N2 3 (三酸化二窒素),NO
2 (二酸化窒素),NO3 (三酸化窒素)等が例示され
る。この他に知られている酸化窒素としては、N2 5
(五酸化二窒素)とN2 6 (六酸化二窒素)がある
が、前者は昇華点32.4℃(1気圧)の固体、後者は
不安定な固体である。
【0020】ハロゲン化ニトロシルとしては、NOF
(フッ化ニトロシル),NOCl(塩化ニトロシル),
NOCl2 (二塩化ニトロシル),NOCl3 (三塩化
ニトロシル),NOBr(臭化ニトロシル),NOBr
2 (二臭化ニトロシル),NOBr3 (三臭化ニトロシ
ル)等を使用することができる。さらにハロゲン化ニト
リルとしては、NO2 F(フッ化ニトリル),NO2
l(塩化ニトリル),NO2 Br(臭化ニトリル)等が
例示される。
【0021】分子内にチオニル基もしくはスルフリル基
を有する化合物として実用性の高い化合物は、酸化イオ
ウとハロゲン化チオニルおよびハロゲン化スルフリルで
ある。酸化イオウとしては、SO(一酸化イオウ),S
2 (二酸化イオウ)を挙げることができる。この他に
も数種類の酸化イオウが知られているが、室温近傍では
分解等により複雑な相や組成を有する混合物として存在
するものが多い。たとえば、S2 3 (三酸化二イオ
ウ)は加熱によりS,SO,SO2 に分解する固体であ
る。SO3 (三酸化イオウ)は、室温近傍で液体、ある
いは融点の異なるα型,β型,γ型のいずれかの形をと
る固体である。S2 7 (七酸化二イオウ)は融点0
℃、昇華点10℃の固体である。さらに、SO4 (四酸
化イオウ)は融点3℃の固体であるが、酸素を発生して
分解し、七酸化二イオウを生成する。
【0022】ハロゲン化チオニルとしては、SOF
2 (フッ化チオニル),SOF4 (四フッ化チオニ
ル),SOCl2 (塩化チオニル),SOBr2 (臭化
チオニル),SOClBr(塩化臭化チオニル)等が例
示される。さらにハロゲン化スルフリルとしては、SO
2 2 (フッ化スルフリル),SOCl2 (塩化スルフ
リル),SOBr2 (臭化スルフリル),SO2 ClF
(塩化フッ化スルフリル),SO2 BrF(臭化フッ化
スルフリル)等が例示される。
【0023】本発明はまた、前記エッチング・ガスとし
て、放電解離条件下でプラズマ中にイオウを放出し得る
イオウ系化合物を含むガスを用いるものである。上記イ
オウ系化合物としては、上述のS2 2 ,SF2 ,SF
4 ,S2 10等のフッ化イオウ、S2 Cl2 ,S3 Cl
2 ,SCl2 等の塩化イオウ、S3 Br 3 ,S2
2 ,SBr2 等の臭化イオウ、およびH2 S等を使用
することができる。
【0024】本発明はまた、下地材料層上に形成された
有機材料層のエッチングを2段階に分け、上述のエッチ
ング・ガスのいずれかを用いて該下地材料層の一部が露
出するまでジャストエッチングした後、ヨウ素系化合物
とNH3 とを含むエッチング・ガスを用い、被エッチン
グ基板を加熱しながらオーバーエッチングを行って前記
有機材料層の残余部を除去するものである。
【0025】上記ヨウ素系化合物としては、上述の各種
ハロゲン化ヨウ素に加え、HI(ヨウ化水素)等も用い
ることができる。
【0026】本発明はさらに、前記下地材料層としてC
uを含有する層を用いるものである。この場合の下地材
料層とは、Al−Si−Cu合金,Al−Cu合金,純
Cu等である。
【0027】
【作用】本発明のポイントは、エッチング反応系にヨウ
素系化学種を生成させることにより、マスク選択性の向
上と側壁保護膜の強化とを図り、下地材料層に由来する
スパッタ生成物の再付着を効果的に防止しながら高速異
方性エッチングを行う点にある。
【0028】本発明で用いるエッチング・ガスの基本成
分は、ハロゲン化ヨウ素と酸素系化合物である。このガ
スを用いると、O* による等方的な燃焼反応がI+ ,X
+ (Xはハロゲン),O+ 等のイオンの入射エネルギー
にアシストされる機構で異方性エッチングが進行する。
ヨウ素系化学種の利用は、上述の3層レジスト・プロセ
スのように酸化シリコン系材料層をマスクとして用いる
プロセスにおいて、極めて有利である。これは、ヨウ素
系化学種の酸化シリコンに対する化学反応性が、従来用
いられている塩素系化学種や臭素系化学種に比べてさら
に低いからである。
【0029】さらに、有機材料層の分解生成物にヨウ素
が結合するとCIx ポリマーが生成し、これがイオンの
垂直入射が原理的に生じないパターンの側壁面上に堆積
して側壁保護膜が形成される。このCIx ポリマーの堆
積性は、従来プロセスで生成したCClx ポリマーやC
Brx ポリマーよりも強い。かかる側壁保護効果の強化
により、異方性加工に必要な入射イオン・エネルギーを
従来プロセスよりも低減することができ、マスク選択性
はもちろん、下地選択性も向上する。
【0030】本発明ではさらに、一層の高選択化を図る
ために、(a)側壁保護膜の構造の改質、(b)炭素系
ポリマー以外の堆積性物質の併用、(c)2段階エッチ
ングの採用を考える。(a)の側壁保護膜の構造の改質
を行うためには、分子内にカルボニル基,ニトロシル
基,ニトリル基,チオニル基,スルフリル基から選ばれ
る少なくとも1種類の官能基を有する無機化合物をエッ
チング・ガスの構成成分として用いる。これらの無機化
合物は、分子内に異種原子間の多重結合を有しており、
幾つかの分極構造の共鳴混成体として存在するが、これ
らの分極構造のある種のものが高い重合促進活性を有す
る。この結果、有機材料層の分解生成物に由来する炭素
系ポリマーの重合度が増し、強固な側壁保護膜が形成さ
れる。
【0031】また、これらの無機化合物の分解生成物
は、炭素系ポリマーにカルボニル基(>C=O),ニト
ロシル基(−N=O),ニトリル基(−NO2 ),チオ
ニル基>S=O),スルフリル基(−SO2 )等の極性
基を導入することができる。炭素系ポリマーにかかる極
性基が導入されると、単に−CX2 −(Xはハロゲン原
子を表す。)の繰り返し構造からなる従来の炭素系ポリ
マーよりも化学的,物理的安定性が増すことが、近年の
研究により明らかとなっている。この現象の理由に関す
る論拠は、おおよそ次の2点である。
【0032】そのひとつは、C−O結合(1077kJ
/mol)、C−N結合(770kJ/mol)、N−
O結合(631kJ/mol)、C−S結合(713k
J/mol)の原子間結合エネルギーが、いずれもC−
C結合(607kJ/mol)よりも大きいという事実
である。いまひとつは、上記の官能基の導入により炭素
系ポリマーの極性が増大し、負に帯電しているエッチン
グ中のウェハに対してその静電吸着力が高まるというも
のである。
【0033】(b)の他の堆積性物質の併用とは、具体
的にはイオウ(S)の利用である。すなわち、エッチン
グ・ガスの構成成分として、放電解離条件下でプラズマ
中にイオウ(S)を放出できるイオウ系化合物を利用す
る。Sは昇華性物質であり、通常のドライエッチングが
行われるような高真空下であれば、条件にもよるがウェ
ハがおおよそ90℃以下に温度制御されている場合にそ
の表面へ堆積することができる。
【0034】なお、エッチング反応系に窒素系化学種が
存在している場合には、上記Sの少なくとも一部がこの
窒素系化学種と反応し、ポリチアジル(SN)x を始め
とする種々の窒化イオウ系化合物が生成する可能性があ
る。この窒化イオウ系化合物は昇華性もしくは熱分解性
物質であり、ウェハがおおよそ130℃以下に温度制御
されている場合に、その表面へ堆積することができる。
【0035】これらSや窒化イオウ系化合物は、有機材
料層のエッチング面、すなわちイオン垂直入射面ではこ
の層からスパッタ・アウトされるO原子により燃焼除去
されるため、何らエッチングの進行を妨げるものではな
い。しかし、配線材料層のようにO原子を含まない下地
材料層が露出すると、該露出面上でこれらの堆積過程と
スパッタ除去過程とが競合することにより下地材料層の
エッチング速度を大幅に低下させる。これが、下地選択
性の達成機構である。
【0036】なお、Sや窒化イオウ系化合物は、エッチ
ング終了後にウェハをそれぞれ上述の温度以上に加熱す
るか、酸素系プラズマ処理を行うことにより、容易に昇
華,分解,燃焼等の機構にしたがって除去することがで
き、あるいは、レジスト・アッシングが行われるプロセ
スであれば、このアッシング時に燃焼除去するようにし
ても良い。いずれにしても、Sや窒化イオウ系化合物は
炭素系ポリマーとは異なり、パーティクル汚染源となる
懸念が一切ない。
【0037】(c)の2段階エッチングとは、上記エッ
チングをジャストエッチング工程とオーバーエッチング
工程とに分け、上述のエッチング・ガスのいずれかを用
いてジャストエッチングを行った後、ヨウ素系化合物と
NH3 とを含むエッチング・ガスを用いてオーバーエッ
チングを行う。つまり、下地材料層の一部が最初に露出
した時点でエッチング反応系から酸素を排除することに
より、下地材料層の酸化を防止するのである。NH3
用いた場合のエッチング機構については、上述の特願平
2−198044号明細書に明らかにされているとおり
である。
【0038】この方法は、特に下地材料層がCuのよう
に酸化され易い材料からなる場合に、極めて有効であ
る。それは、蒸気圧の低いCu酸化物のパターン側壁面
への付着やこれに起因するパーティクルの発生を防止
し、かつ下地材料層の露出面における酸化を抑制して配
線抵抗の上昇を防止することができるからである。
【0039】ところで、本発明においてマスク選択性や
下地選択性が向上することは上述のとおりであるが、エ
ッチング種としてヨウ素を利用することには、もうひと
つの重要なメリットがある。それは、下地材料層がCu
を含む場合に、この下地材料層のスパッタにより放出さ
れたCuが蒸気圧の比較的高いCu2 2 の形で速やか
に除去できる点である。
【0040】CRC Handbook of Che
mistry and Physics,71st E
dition,6−51(CRC Press In
c.)、あるいは同53rd Edition,D−1
72に記載されている無機化合物の蒸気圧のデータによ
ると、1〜760mmHg(=1.33×102 〜1.
01×105 Pa)の蒸気圧を示す時の温度は、Cu2
2 がCu2 Cl2 ,Cu2 Br2 のいずれよりも低い
ことが明らかである。このことは、換言すれば、同一の
温度におけるCu2 2 の蒸気圧が、Cu2 Cl2 ,C
2 Br2 のいずれの蒸気圧よりも高いということであ
る。通常のドライエッチングが行われるエッチング反応
系のガス圧は、上述の圧力範囲よりははるかに低い領域
に属しているが、かかる低圧下でも同様の傾向は維持さ
れている。
【0041】したがって、ヨウ素系エッチング種を用い
れば、従来から提案されているO2/Cl2 混合ガスや
2 /Br2 混合ガスを用いた場合に比べて、Cuに起
因するパーティクル汚染を大幅に低減させることができ
るわけである。
【0042】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0043】実施例1 本実施例は、3層レジスト・プロセスにおいてAl−S
i−Cu層の上に形成された下層レジスト層を、SOG
パターンをマスクとし、ICl/O2 混合ガスを用いて
エッチングした例である。このプロセスを、図1を参照
しながら説明する。
【0044】なお、本実施例で用いるIClについて
は、下記の蒸気圧データが知られている。 1.75Pa(9℃);3.5Pa(20.1℃);1
0.5 Pa(39.2℃);l7.5Pa(49.2
℃);35 Pa(64.0℃);133Pa(97.
8℃)
【0045】まず、図1(a)に示されるように、段差
を有するSiO2 層間絶縁膜1上にこの段差にならって
Al−1%Si−0.5%Cu合金をスパッタリング法
により約0.7μmの厚さに成膜することによりAl−
Si−Cu層2を形成し、さらにこの上にたとえばノボ
ラック系ポジ型フォトレジスト(東京応化工業社製;商
品名OFPR−800)を塗布して下層レジスト層3を
形成した。ここで、段差の下部に対応する領域の下層レ
ジスト層3の厚さは、約1.0μmである。この下層レ
ジスト層3の上には、SOG(東京応化工業社製;商品
名OCD−Type2)をスピンコートし、厚さ約0.
2μmのSOG中間層4を形成した。さらに、このSO
G中間層4の上には、所定の形状にパターニングされた
上層レジスト・パターン5を形成した。この上層レジス
ト・パターン5は、一例としてネガ型3成分化学増幅系
レジスト材料(シプレー社製;商品名SAL−601)
からなる厚さ約0.7μmの塗膜についてKrFエキシ
マ・レーザ・リソグラフィおよび現像処理を行うことに
より形成した。この上層レジスト・パターン5のパター
ン幅は、約0.35μmである。
【0046】次に、このウェハをヘキソード型のRIE
(反応性イオン・エッチング)装置にセットし、一例と
して下記の条件で上層レジスト・パターン5をマスクと
してSOG中間層4をエッチングした。 CHF3 流量 75 SCCM O2 流量 8 SCCM ガス圧 6.5 Pa RFパワー 1350 W(13.56 MHz) この結果、図1(b)に示されるように、上層レジスト
・パターン5の直下にSOGパターン4aが形成され
た。
【0047】次に、ウェハをRFバイアス印加型の有磁
場マイクロ波プラズマ・エッチング装置に移設し、一例
として下記の条件で下層レジスト層3をエッチングし
た。 ICl流量 15 SCCM O2 流量 45 SCCM ガス圧 1.5 Pa マイクロ波パワー 900 W(2.45 GH
z) RFバイアス・パワー 300 W(2 MHz) ウェハ載置電極温度 室温 このエッチング過程では、O* による等方的な燃焼反応
がOx + ,Cl+ ,I + 等のイオンの入射エネルギーに
アシストされる機構でエッチングが進行した。また、下
層レジスト層3のエッチングに伴ってCClx ポリマー
やCCIx ポリマーが生成し、図1(c)に示されるよ
うな側壁保護膜6が形成された。これらイオン・アシス
ト機構および側壁保護効果により、異方性形状を有する
下層レジスト・パターン3aが形成された。
【0048】本実施例では、SiOx に対する化学反応
性の低いI* ,I+ がエッチング種として使用されるこ
とでSOGパターン4aに対する選択性が向上するた
め、該SOGパターン4aの後退やこれに伴う寸法変換
差の発生は、いずれも防止された。また、パターンの側
壁面上でも、下地のAl−Si−Cu層2に由来するC
u系の再付着物はほとんど観察されなかった。
【0049】実施例2 本実施例では、同じ下層レジスト層を、ICl/O2
CO混合ガスを用いてエッチングした。本実施例でエッ
チング・サンプルとして用いたウェハは、図1(b)に
示したものと同じである。
【0050】エッチング条件の一例を、以下に示す。 ICl流量 15 SCCM O2 流量 25 SCCM CO流量 20 SCCM ガス圧 1.5 Pa マイクロ波パワー 900 W(2.45 HG
z) RFバイアス・パワー 200 W(2 MHz) ウェハ載置電極温度 室温
【0051】上記のエッチング・ガス組成は、実施例1
のO2 の一部をCOに替えたものである。このとき生成
するCClx ポリマー,CIx ポリマーには、C−O結
合やカルボニル基が取り込まれ、その膜質が強化され
た。この強化された炭素系ポリマーは、パターン側壁部
に堆積して図1(c)に示されるような側壁保護膜6を
形成した。
【0052】この結果、実施例1よりも入射イオン・エ
ネルギーを下げた条件であるにもかえわらず、良好な異
方性形状を有する下層レジスト・パターン3aが形成さ
れた。また、下地のAl−Si−Cu層2に由来する再
付着物層は観察されなかった。なお、上記のCOの代わ
りにNO,SO,COCl2 ,SOCl2 ,NOCl等
を用いた場合にも、ほぼ同様に良好な結果が得られた。
【0053】実施例3 本実施例は、同じ下層レジスト層を、ICl/O2 /S
2 Cl2 混合ガスを用いてエッチングした。エッチング
条件の一例を、以下に示す。 ICl流量 15 SCCM O2 流量 40 SCCM S2 Cl2 流量 15 SCCM ガス圧 1.5 Pa マイクロ波パワー 900 W(2.45 HG
z) RFバイアス・パワー 200 W(2 MHz) ウェハ載置電極温度 −20 ℃(アルコール系冷媒
使用)
【0054】このエッチング過程では、CClx ポリマ
ー,CIx ポリマーに加えてS2 Cl2 から遊離のSが
生成し、これらが冷却されたウェハ上において共に側壁
保護膜7を形成した。また、ウェハが低温冷却されてい
ることにより、イオン入射の無いパターン側壁部におけ
るラジカル反応も抑制された。これらの効果により、本
実施例ではSOGパターン4aの後退やAl−Si−C
u層2に由来する再付着物は観察されなかった。
【0055】なお、上記側壁保護膜7を構成するSは、
低温エッチング終了後のウェハ面への結露を防止するた
めに90℃程度の加熱を行った際に、速やかに昇華除去
された。このため、エッチング・チャンバ内のパーティ
クル・レベルが悪化することはなかった。
【0056】実施例4 本実施例では、Cu層の上に形成された下層レジスト層
を、ICl/O2 /NO混合ガスを用いてジャストエッ
チングした後、HI/NH3 混合ガスを用いてオーバー
エッチングした例である。このプロセスを、図2を参照
しながら説明する。なお、図2の参照符号は図1と一部
共通である。
【0057】本実施例でエッチング・サンプルとして使
用したウェハは、図2(a)に示されるとおりであり、
図1(b)のAl−Si−Cu層2に替えてCu層8を
形成したものである。
【0058】このウェハを有磁場マイクロ波プラズマ・
エッチング装置にセットし、一例として下記の条件で下
層レジスト層3をジャストエッチングした。 ICl流量 15 SCCM O2 流量 25 SCCM NO流量 20 SCCM ガス圧 1.5 Pa マイクロ波パワー 900 W(2.45 GH
z) RFバイアス・パワー 200 W(2 MHz) ウェハ載置電極温度 室温 このジャストエッチング工程では、C−N結合やニトロ
シル基の導入により強化されたCClx ポリマー,CI
x ポリマーからなる側壁保護膜6が形成されながら、異
方的にエッチングが進行した。このエッチングは、図2
(b)に示されるように、段差の上部においてCu層8
の表面が露出した段階で停止させた。このとき、段差の
下部に対応する領域には、下層レジスト層3の残余部3
bが残っていた。
【0059】そこで、上記残余部3bを除去するため
に、エッチング条件を一例として下記のように切り替え
てオーバーエッチングを行った。 HI流量 15 SCCM NH3 流量 45 SCCM ガス圧 1.5 Pa マイクロ波パワー 900 W(2.45 GH
z) RFバイアス・パワー 120 W(2 MHz) ウェハ載置電極温度 150 ℃ ここで、ウェハの加熱は、ウェハ載置電極に内蔵された
ヒータを作動させることにより行った。このオーバーエ
ッチング工程では、C,I,N等を構成元素とする炭素
系ポリマーが堆積して側壁保護膜6が形成されながらエ
ッチングが進行した。
【0060】ところで、本実施例の重要なメリットは、
後工程で形成されるCu配線パターンの配線抵抗が上昇
しないことである。これは、上述のオーバーエッチング
工程においてエッチング反応系から酸素を排除したこと
により、Cu層8の露出面における酸化反応が防止され
たからである。
【0061】なお、本実施例のジャストエッチングとオ
ーバーエッチングのように、ウェハ温度の大きく異なる
エッチング・プロセスを連続して行う場合、同一のウェ
ハ載置電極上で広範囲な温度制御を行おうとすると、ス
ループットを大きく損なう虞れが大きい。そこで、ウェ
ハ・ステージの設定温度の異なる複数のエッチング・チ
ャンバを高真空下に接続したマルチ・チャンバ型のエッ
チング装置を使用することが特に好ましい。あるいは、
本発明者が先に特願平3−301279号明細書におい
て提案しているように、冷却手段を有する固定電極と加
熱手段を有する可動電極とを組み合わせたウェハ・ステ
ージを装備したECRプラズマ装置等を使用することも
有効である。
【0062】以上、本発明を4例の実施例にもとづいて
説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定される
ものではなく、たとえばサンプル・ウェハの構成、エッ
チング条件、使用するエッチング装置、エッチング・ガ
スの組成等が適宜変更可能であることは、言うまでもな
い。
【0063】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明では有機材料層のエッチングにおいてヨウ素系エッチ
ング種を利用するため、CIx ポリマーの堆積による効
率良い側壁保護、酸化シリコン系マスクに対する高選択
比の確保、下地配線材料層にCuが含まれる場合のスパ
ッタ再付着物の発生防止等が可能となる。さらに、エッ
チング・ガスに各種の極性官能基を有する無機化合物を
添加すれば、炭素系ポリマーの膜質を強化を通じた一層
の高選択化が可能となり、さらにSの堆積を併用すれば
更なる高選択化,低汚染化,低ダメージ化等が実現す
る。これにより、たとえば3層レジスト・プロセスの実
用性を真に高めることができる。また、特に有機材料層
の下地材料層にCuが含まれている場合には、オーバー
エッチング時に酸素を排除したガス系を使用することに
より、Cu酸化物の再付着やこれに伴うパーティクル汚
染の増大、および配線抵抗の上昇等を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプロセス例をその工程順にし
たがって説明する概略断面図であり、(a)は段差を有
するAl−Si−Cu層上に下層レジスト層、SOG中
間層、上層レジスト・パターンが順次形成された状態、
(b)はSOGパターンが形成された状態、(c)は少
なくともSOGパターンをマスクとして下層レジスト層
をエッチングすることにより、下層レジスト・パターン
が形成された状態をそれぞれ表す。
【図2】本発明を適用した他のプロセス例をその工程順
にしたがって説明する概略断面図であり、(a)は段差
を有するCu層上に下層レジスト層、SOGパターン、
上層レジスト・パターンが順次形成された状態、(b)
は下層レジスト層がジャストエッチングされた状態、
(c)は下層レジスト層がオーバーエッチングされた状
態をそれぞれ表す。
【符号の説明】
1 ・・・SiO2 層間絶縁膜 2 ・・・Al−Si−Cu層 3 ・・・下層レジスト層 3a ・・・下層レジスト・パターン 3b ・・・(下層レジスト層の)残余部 4 ・・・SOG中間層 4a ・・・SOGパターン 5 ・・・上層レジスト・パターン 6 ・・・側壁保護膜(炭素系ポリマー) 7 ・・・側壁保護膜(炭素系ポリマー+S) 8 ・・・Cu層

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地材料層上に形成された有機材料層
    を、ハロゲン化ヨウ素と酸素系化合物とを含むエッチン
    グ・ガスを用いてエッチングすることを特徴とするドラ
    イエッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記エッチング・ガスが、分子内にカル
    ボニル基,ニトロシル基,ニトリル基,チオニル基,ス
    ルフリル基から選ばれる少なくとも1種類の官能基を有
    する無機化合物を含むことを特徴とする請求項1記載の
    ドライエッチング方法。
  3. 【請求項3】 前記エッチング・ガスが放電解離条件下
    でプラズマ中にイオウを放出し得るイオウ系化合物を含
    むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のド
    ライエッチング方法。
  4. 【請求項4】 下地材料層上に形成された有機材料層
    を、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のド
    ライエッチング方法にしたがって該下地材料層の一部が
    露出するまでエッチングするジャストエッチング工程
    と、 ヨウ素系化合物とNH3 とを含むエッチング・ガスを用
    い、被エッチング基板を加熱しながら前記有機材料層の
    残余部をエッチングするオーバーエッチング工程とを有
    することを特徴とするドライエッチング方法。
  5. 【請求項5】 前記下地材料層が銅を含有することを特
    徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載
    のドライエッチング方法。
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