JPH10150024A - 積層配線の形成方法 - Google Patents

積層配線の形成方法

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JPH10150024A
JPH10150024A JP30890496A JP30890496A JPH10150024A JP H10150024 A JPH10150024 A JP H10150024A JP 30890496 A JP30890496 A JP 30890496A JP 30890496 A JP30890496 A JP 30890496A JP H10150024 A JPH10150024 A JP H10150024A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 W層とAl系金属層とが積層された、マイグ
レーション耐性に優れた高信頼性積層配線を、サイドエ
ッチングやパーティクル汚染の発生を伴わずに形成す
る。 【解決手段】 エッチングガスとして、CS2 等の炭素
およびイオウを構成元素とするガスと、塩素系化学種を
発生しうるガスとを含む混合ガスにより、積層配線をプ
ラズマエッチングする。このとき側壁保護膜8として積
層配線パターンの側面に付着するポリマは、CS2 の解
離による炭素をそのネットワーク中に採り込んだ、カー
ボンリッチな耐イオン衝撃性の高いものである。 【効果】 Al系金属層5や高融点金属層4のサイドエ
ッチングが効果的に防止される。またF系ガスを用いな
いので、塩素をも含む側壁保護膜8がAlFx に変質し
て、これがアッシング時にフェンス状残渣となってパー
ティクルレベルを悪化することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の内部配
線等に用いる積層配線の形成方法に関し、更に詳しく
は、W等の高融点金属層と、Al系金属層とが積層され
た構造を有する微細幅の積層配線の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置の高集積化が進
み、そのデザインルールがサブハーフミクロンからクォ
ータミクロンのレベルへと微細化されるに伴い、半導体
チップ上に形成される内部配線のパターン幅も縮小され
つつある。従来より内部配線材料として、低抵抗のAl
やAl系合金が多く用いられてきたが、かかる配線幅の
減少により、エレクトロマイグレーションやストレスマ
イグレーションによる断線が発生する場合があり、デバ
イス信頼性の上で大きな問題となっている。
【0003】このような各種マイグレーション対策の1
つとして、Al−CuやAl−Si−Cuのように、C
u等の低抵抗金属との合金化や、TiN等のバリアメタ
ルとの積層化等の方法が採用されている。また近年で
は、より効果的な配線構造としてW、MoやTa等の高
融点金属やその合金、化合物等、比較的低抵抗で高耐熱
かつ高剛性の配線層をAl系金属層の下層に形成した積
層配線が検討されている。W等の高融点金属は、Al系
金属に比べて著しくエレクトロマイグレーション耐性が
高いことが例えば第35回応用物理学関係連合講演会講
演予稿集(1988年春季)p642、講演番号29p
−V−9に報告されている。しかし、Wは電気抵抗がA
lに比較した場合にはやはり高く、W単層である程度の
長さの配線を形成した場合には、配線抵抗の増大や信号
伝播速度の低下が見られる。そこで両者を組み合わせた
積層配線とすれば、配線抵抗値を確保し、たとえ低抵抗
のAl系金属層が断線しても、積層された高融点金属層
の存在により、その冗長効果を利用して配線層全体とし
ては断線を回避しうるのである。なかでもWを用いる場
合は、高融点金属の中では低抵抗の材料であり、ブラン
ケットCVDによる成膜法が確立されていることから、
今後の高信頼性積層配線構造として期待されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、W等の
高融点金属層とAl系金属層とを積層した構造を含む積
層配線のパターニングは、異なる複数の材料層に対し連
続的に異方性加工を施す必要があることから、プラズマ
エッチングにおけるガスケミストリに新たな問題点が発
生する。すなわち、エッチング反応生成物であるハロゲ
ン化物の蒸気圧の関係から、Al系金属層はCl系ガス
で、W層はF系ガスに切り替えてプラズマエッチングを
施すのが通常であるが、このエッチングガスの切り替え
に起因するプロセス上の問題点を図2(a)〜(d)を
参照して説明する。
【0005】まず図2(a)に示すように、半導体基板
(図示せず)上の絶縁層1上にTi等による密着層2、
TiN等のバリア層3、W等の高融点金属層4、Al系
金属層5、反射防止層6をこの順に被着し、パターニン
グ用のレジストマスク7を形成する。反射防止層6は、
高反射率のAl系金属層5上にレジストマスクをパター
ニングする際に、露光光の不規則な反射を防止して制御
性のよい露光を施すためのものであり、特にAl系金属
層5の表面に段差が有る場合に必要である。次にCl系
エッチングガスにより、反射防止層6とAl系金属層5
をエッチングすると、図2(b)に示すようにAlCl
x 系の反応生成物がレジストの分解生成物であるCH系
ポリマとともに、レジストマスク7とパターニングされ
た反射防止層6、Al系金属層5の側面に側壁保護膜8
となって付着する。次にエッチングガスをF系ガスに切
り替え、高融点金属層4、バリア層3と密着層2をエッ
チングする。このとき、AlClx 系の側壁保護膜8は
フッ素プラズマに曝されることによりハロゲン原子の置
換が起こり、図2(c)に示すようにAlFx 系の側壁
変質膜9に変換される。側壁変質膜9はAlF3 を主成
分とする物質であるが、このAlF3 は大気圧下での昇
華温度が1294℃であり蒸気圧が極めて小さく、また
酸、アルカリ、水、有機溶媒への溶解度が小さいので、
レジスト剥離液では除去できない。またO2 やO3 でレ
ジストアッシングすると、側壁変質膜9はさらにAl2
3 系の物質に変換されてアッシング中のレジストマス
ク7を覆うので、レジストアッシングに支障をきたした
り、あるいはレジストアッシング後も図2(d)に示す
ようにフェンス状の残渣として残留する。特に後者の場
合には、その形状からラビットイアと呼ばれる場合もあ
る。
【0006】このように、一旦AlFx 系の側壁変質膜
9が形成されると、その除去は困難であり、積層配線上
に形成する層間絶縁膜等のステップカバレッジを悪化
し、デバイス不良の原因となる。また一部剥がれ落ちた
フェンス状残渣は、被エッチング基板やエッチング装置
のチャンバ内のパーティクル汚染をも招く結果となる。
また強いて除去するには、スピン洗浄やさらにはスクラ
ブ洗浄等、強度の機械的・物理的外力を併用したウェッ
トプロセスが必要であり、デバイスの損傷やプロセスの
複雑化、スループットの低下を招く虞れがある。
【0007】AlFx 系の側壁変質膜9の形成を回避す
るには、高融点金属層4のエッチング時にF系ガスを使
用せず、Al系金属層と同様Cl系ガスによりプラズマ
エッチングする方法も考えられる。しかしこの場合には
反応生成物であるWCl6 やWCl5 をはじめとする高
融点金属の塩化物の蒸気圧が低いので、エッチングレー
トを確保するためには被エッチング基板を加熱したり、
基板バイアスを高めた条件でパターニングする必要があ
り、レジストマスクや下地材料層との選択比の確保が困
難である。そこで蒸気圧が比較的大きいWOCl4 等の
オキシ塩化物に注目し、Cl2 /O2 系混合ガスを用い
る方法もある。しかしこれらの方法を積層配線のパター
ニングに採用すると、上層のAl系金属層のパターニン
グ終了後も、Al系金属層パターン側面が長時間Cl系
プラズマに曝されるので、実質的に過剰のオーバーエッ
チングを続行する状態となる。このため異方性加工され
たAl系金属層パターンにサイドエッチングが入るとい
う新たな問題が生じる。エッチング反応生成物のフッ点
の具体的数値については、後に述べる。
【0008】かかるサイドエッチングは、サブハーフミ
クロン級の微細配線による半導体装置においては配線抵
抗値の増加や動作速度の低下、各種マイグレーション耐
性の低下等の問題を発生し、積層配線の特長を相殺しか
ねない。これらの問題は、高融点金属層上にAl系金属
層が形成された構造の積層配線のパターニング時の問題
点であるが、Al系金属層上に高融点金属層が形成され
た積層配線のパターニングにおいても、エッチングガス
の切り替え等、プロセスの煩雑さやスループット低減等
の問題については同様である。
【0009】そこで本発明の課題は、高融点金属層とA
l系金属層とが積層された構造を含む微細幅の積層配線
の形成方法において、アンダカットやサイドエッチング
の発生のない、異方性と選択性にすぐれたスループット
の高いプラズマエッチング方法を新たに提供することで
ある。
【0010】また本発明の課題は、高融点金属層とAl
系金属層が積層された構造を含む微細幅の積層配線のパ
ターニングにおいて、フェンス状残渣の発生を防止し、
被処理基板やプラズマエッチング装置のパーティクル汚
染発生の虞れなく異方性加工しうるクリーンなパターニ
ング方法を提供することである。
【0011】さらに本発明の課題は、側壁に残留する変
質膜等に起因して、積層配線上に形成する層間絶縁膜の
ステップカバレッジを低下することのない、信頼性のあ
る多層配線構造を形成しうる積層配線のパターニング方
法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために提案するものであり、第1の発明による積
層配線のパターニング方法は、高融点金属層とAl系金
属層とが積層された積層構造を有する積層配線の形成方
法において、少なくとも炭素およびイオウを構成元素と
する化合物ガスと、塩素系化学種を発生しうるガスとを
含むエッチングガスを用いて、この積層構造をプラズマ
エッチングすることを特徴とする。
【0013】第2の発明による積層配線のパターニング
方法は、高融点金属層とAl系金属層との積層構造を有
する積層配線の形成方法において、被エッチング基板温
度を室温以下に制御しつつ、少なくとも炭素およびイオ
ウを構成元素とする化合物ガスと、塩素系化学種を発生
しうるガスとを含むエッチングガスを用いて、Al系金
属層をプラズマエッチングする工程と、少なくとも塩素
系化学種を発生しうるガスと、酸素系化学種を発生しう
るガスとを含むエッチングガスを用いて、高融点金属層
をプラズマエッチングする工程とを含むことを特徴とす
る。
【0014】いずれの発明においても、炭素およびイオ
ウを構成元素とする化合物は、CS2 およびC3 2
うちのいずれか少なくとも1種であることが望ましい。
【0015】本発明によって形成する積層配線のパター
ン幅は、0.5μm以下の微細配線であるときに特に好
ましく適用することができる。
【0016】つぎに本発明の作用の説明に移る。本発明
の技術的ポイントは、高融点金属層とAl系金属層とが
積層された積層構造を有する積層配線の形成方法におい
て、塩素系化学種を発生しうるガスに加えて、炭素およ
びイオウを構成元素とする化合物ガスを含む混合ガスを
用いてプラズマエッチングする点にある。CS2 やC3
2 のような炭素およびイオウを構成元素とする化合物
は、プラズマ中で解離し、炭素系化学種を発生する。
【0017】通常Al系金属層のプラズマエッチングに
おいては、BCl3 /Cl2 混合ガスに代表されるCl
系エッチングガスを用い、反応生成物として蒸気圧の大
きいAlClx を形成してエッチング反応を進めるとと
もに、レジストマスクの分解生成物を側壁保護膜として
利用し、パターニングされつつあるAl系金属層パター
ンのサイドエッチングを防止して異方性形状を達成す
る。レジストマスクの分解生成物からなる側壁保護膜
は、CH系ポリマを主体としこれに塩素を含有したもの
である。
【0018】本願の第1の発明においては、Cl系エッ
チングガスに加えて炭素およびイオウを構成元素とする
化合物ガスを用いるため、プラズマ中で解離生成した炭
素系化学種がCH系ポリマ中に取り込まれ、側壁保護膜
中の炭素原子の組成比が高まるとともに、塩素の含有量
が相対的に低いものとなる。かかる炭素リッチで低ハロ
ゲン含有量の側壁保護膜は、単なるレジストマスクの分
解生成物に比較して、イオンの入射やラジカルの攻撃に
対する耐性が飛躍的に高まる。側壁保護膜が強固なもの
となった分だけ、異方性加工に必要な入射イオンエネル
ギを低減することができ、対レジストマスク選択比が向
上し、下地のダメージも軽減される。Al系金属層に続
けてW等の高融点金属層を同じエッチングガスで加工す
る間にも、強固な結合を有する側壁保護膜の生成によ
り、上層のAl系金属層パターンにサイドエッチングが
入ることなく異方性形状が維持される。このため、高融
点金属層のエッチングをF系のエッチングガスに切り替
える際に問題となるストリンガ残渣は原理的に発生しな
い。また例えば臭素系ガスをエッチングガスに用いた場
合のように、エッチングレートの大幅な低下や、エッチ
ング残渣によるパーティクルレベルの劣化も発生しな
い。さらに、CH系ポリマを主体とする側壁保護膜中に
採り込まれる形でパターニング後の積層配線の側壁に残
留する塩素量が軽減するので、アフターコロージョン耐
性を向上することもできる。
【0019】また本願の第2の発明においては、上層の
Al系金属層のパターニングは前述した第1の発明に準
じた機構でパターニングされるが、被エッチング基板が
低温冷却されているのでラジカルの攻撃によるサイドエ
ッチングが抑制され、異方性加工にはさらに有利な条件
となる。一方下層の高融点金属層のパターニング時には
Cl系ガスとO系ガスの混合ガスに切り替えるので、反
応生成物としてオキシ塩化物を生成してエッチング反応
が進行する。一般的に高融点金属のオキシ塩化物の蒸気
圧は、高融点金属塩化物と高融点金属フッ化物の中間に
位置する。このため、Cl系ガスとO系ガスの混合ガス
を用いた高融点金属層のプラズマエッチングは、Cl系
ガスを用いた場合よりエッチングレートが大きく、しか
もイオンの垂直入射を直接に受けるパターン底部におい
てのみ、イオンアシスト反応によりオキシ塩化物系の反
応生成物が揮発ないし昇華除去される。この反面、イオ
ンの垂直入射が原理的に生じないパターンの側面におい
ては、反応生成物が除去されずに留まるので側壁保護膜
の機能を果たし、ラジカル反応による等方的なサイドエ
ッチングを防止するので、効果的に異方性エッチングが
進行し、オーバーエッチング工程においてもこの作用は
持続する。このため、従来のF系ガスによる高融点金属
層のプラズマエッチングのように、ポリマ系の側壁保護
膜を厚く堆積することなく、高異方性加工が達成され
る。代表的な高融点金属であるWの化合物の大気圧下で
のフッ点を下記に示す。 WF6 17.5 ℃ WOCl4 227.5 ℃ WCl5 275.6 ℃ WCl6 346.7 ℃ なお化合物のフッ点のデータは、CRC Handbo
ok of Chemistry and Physi
cs 75th.Edition(1994,CRC
Press社刊)による。
【0020】高融点金属層のパターニング期間中、すで
にパターニングされた上層のAl系金属層パターン側面
には前述した強固なCH系ポリマで保護され続ける。ま
た、O系ガスによる僅かな酸化作用による側壁保護効果
も得られ、低温冷却効果も寄与するので、Al系金属層
パターンのサイドエッチング防止効果はさらに徹底した
ものとなる。したがって、異方性加工に必要な入射イオ
ンエネルギを一層低減でき、選択比の向上とエッチング
ダメージの防止効果が高まる。すなわち、積層配線のエ
ッチオフ後のオーバーエッチング時において、下地の層
間絶縁膜のスッパッタを低減し、積層配線側面への再付
着等を抑制する。このため、再付着物に取り込まれて残
留する塩素が低減され、アフターコロージョンの防止効
果がさらに徹底される。第2の発明においてもAl系金
属層のエッチング後、F系ガスを用いることがないの
で、AlFx 系の側壁変質膜が生成されることがない。
このため除去困難なフェンス状残渣が残留せず、被エッ
チング基板ならびにエッチング装置内のパーティクル汚
染の問題も解決できる。同時に後に形成する層間絶縁膜
や上層配線のステップカバレッジの低下もなくなる。
【0021】本発明においては、上述の機構により積層
配線のサイドエッチングやパターン変換差の発生を防止
することが可能となるので、とりわけパターン幅が0.
5μm以下の微細な積層配線のパターニングに用いた場
合に配線抵抗の増加やマイグレーション耐性等の諸問題
を解決することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき添付図面
を参照しながら説明する。
【0023】実施例1 本実施例は第1の発明を適用し、W層上にAl−1%S
i合金層が形成された積層構造のパターニングにおい
て、CS2 /BCl3 /Cl2 混合ガスによりプラズマ
エッチングしてパターニングした例であり、これを図1
(a)〜(d)を参照して説明する。なお、従来例の説
明に用いた図2と同様の構成部分には同一の参照番号を
付与するものとする。
【0024】本実施例で採用した被エッチング基板は、
図1(a)に示すように、一例としてSi等の半導体基
板(図示せず)上にSiO2 等の絶縁膜1、Tiからな
る密着層2、TiNからなるバリア層3、ブランケット
CVDにより形成されたWからなる高融点金属層4、ス
パッタリングにより形成されたAl−1%Siからなる
Al系金属層5、そしてTiONからなる反射防止層6
がこの順に形成されたものである。バリア層3を形成
後、不活性雰囲気中で例えば650℃で60秒程度のR
TAを施し、バリア性を向上してもよい。なお、絶縁膜
1には図示しないが接続孔が開口され、これも図示しな
い半導体基板に形成された不純物拡散領域とコンタクト
する多層配線構造であってもよい。またSi等の半導体
基板は、多結晶シリコンや高融点金属ポリサイド等から
なる下層配線層であってもよい。各層の厚さは、一例と
して密着層2が30nm、バリア層3が70nm、高融
点金属層4が200nm、Al系金属層5が300nm
そして反射防止層6が70nmである。
【0025】つぎに、一例としてネガ型3成分系化学増
幅型フォトレジストであるシプレー社製SAL−601
とKrFエキシマレーザリソグラフィにより、0.35
μm幅のレジストマスク7を形成する。
【0026】この被エッチング基板を、基板バイアス印
加型ECRプラズマエッチング装置の基板ステージ上に
セッティングし、一例として下記エッチング条件で各層
を1ステップによりエッチングする。 CS2 10 sccm BCl3 40 sccm Cl2 50 sccm ガス圧力 2.0 Pa マイクロ波パワー 900 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 40 W(2MHz) 基板温度 20 ℃ 本エッチング条件は、従来のエッチング条件に比してR
Fバイアスパワーが低減されたものであり、ECR放電
によりCl2 とBCl3 から解離生成するCl* を主エ
ッチング種とするラジカル反応が、Clx + 、BClx
+ およびCS+等のイオンにアシストされる形でエッチ
ングは異方的に進む。この際、反射防止層6とAl系金
属層5は反応生成物としてTiClx 、AlClx 等を
生成してエッチングが進行する。また高融点金属層4と
バリア層3、密着層2はWClx、TiClx 等を反応
生成物として除去される。
【0027】また同時に、レジストマスク7とパターニ
ングされつつある積層配線の側面には、図1(b)およ
び(c)に示すようにレジストマスクの分解生成物に由
来する炭素系ポリマが付着し、側壁保護膜8を形成しつ
つ異方性加工に寄与する。この炭素系ポリマは、CS2
の解離により生成した炭素や少量のイオウをもそのネッ
トワーク中に採り込み、相対的に塩素含有量の少ない強
固なものである。炭素系ポリマの生成量は、RFバイア
スパワーの低減によりレジストマスク7のスパッタ再付
着が減った分だけ、従来例ほど多くはなく、側壁保護膜
8の厚さも薄いが、高いエッチング耐性を示し、Al系
金属層5と高融点金属層4を含む積層配線の異方性加工
が達成された。
【0028】この後、通常のO2 プラズマアッシングに
よりレジストマスク7と側壁保護膜8を除去し、図1
(d)に示すようにAl/W系の積層配線のパターニン
グが終了する。
【0029】本実施例によれば、CS2 /BCl3 /C
2 混合ガスを用いた1ステップエッチングにより、A
l/W系の積層配線がサイドエッチングを生じることな
く異方性よくパターニングされる。また高融点金属層4
のエッチングガスからF系ガスを排除したことにより、
Clを含む側壁保護膜8がAlFx 系の変質膜に変換さ
れることがない。このため、側壁保護膜8はエッチング
終了後のアッシングにより容易に除去することが可能で
ありフェンス状残渣を残すことがない。レジスト剥離液
によりレジストマスク7を除去する場合には、剥離液処
理およびこれに続く純水洗浄により、側壁保護膜8も同
時にウェット除去可能であり、なんら残渣を残す虞れは
ない。
【0030】実施例2 本実施例は第2の発明を適用し、W層上にAl−1%S
i合金層が形成された積層構造のエッチングにおいて、
被エッチング基板を室温以下に制御しつつ、Al系金属
層をCS2 /HCl/Cl2 混合ガスでパターニング
後、高融点金属層をCl2 /O2 混合ガスによりパター
ニングした例であり、これを同じく図1(a)〜(d)
を参照して説明する。本実施例で採用した被エッチング
基板は前実施例と同様であるので重複する説明は省略す
る。
【0031】図1(a)に示す被エッチング基板を、基
板バイアス印加型ECRプラズマエッチング装置によ
り、一例として下記エッチング条件によりまず反射防止
層6とAl系金属層5をパターニングする。 CS2 10 sccm HCl 40 sccm Cl2 20 sccm ガス圧力 2.0 Pa マイクロ波パワー 900 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 25 W(2MHz) 基板温度 0 ℃ 本エッチング工程では、ECR放電によりHClとCl
2 から解離生成するCl* を主エッチング種とするラジ
カル反応が、Clx + 、HClx + およびCS+ 等のイ
オンにアシストされる形でエッチングは異方的に進行す
る。この際、反射防止層6とAl系金属層5は反応生成
物としてTiClx 、AlClx として除去される。
【0032】また同時に、レジストマスク7とパターニ
ングされたAl系金属層5の側面には、図1(b)に示
すようにレジストマスクの分解生成物に由来する炭素系
ポリマによる側壁保護膜8が堆積する。この炭素系ポリ
マはCS2 の解離による炭素やイオウをそのネットワー
ク中に採り込み、相対的に塩素含有量が低減された強固
なものであり、その生成量は従来例ほど多くはないもの
の、高いエッチング耐性を示し、Al系金属層5の異方
性加工に寄与する。また被エッチング基板の低温冷却に
よりラジカル反応が抑制されることにより、オーバーエ
ッチング工程においてもサイドエッチングが入ることは
ない。本エッチング工程は、レジストマスク7から露出
するAl系金属層5が完全に除去され、高融点金属層4
の表面が露出した段階で終了した。
【0033】続けてエッチングガスを切り替え、一例と
して下記エッチング条件によりまず高融点金属層4とバ
リア層3、密着層2を連続的にパターニングする。 Cl2 90 sccm O2 30 sccm ガス圧力 2.0 Pa マイクロ波パワー 900 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 25 W(2MHz) 基板温度 0 ℃ 本エッチング工程では、ECR放電によりCl2 から解
離生成するCl* を主エッチング種とするラジカル反応
が、Clx + およびO+ 等のイオンにアシストされる形
でエッチングは異方的に進行する。この際、高融点金属
層4とバリア層3、密着層2は、反応生成物WOx Cl
y やTiClx として除去される。
【0034】また同時に、パターニングされつつある高
融点金属層4の側面には、図1(c)に示すようにレジ
ストマスクの分解生成物に由来する炭素系ポリマによる
側壁保護膜8が堆積し、異方性加工が達成される。この
とき、Al系金属層5パターンの側面には、すでに炭素
リッチなCH系ポリマによる強固な側壁保護膜8が残留
しており、またAl系金属層5パターンの側面を僅かに
酸化しながら高融点金属層4をパターニングするので、
この酸化被膜も側壁保護の効果を果たし、サイドエッチ
ングが発生する虞れはない。
【0035】なお本実施例では被エッチング基板を低温
冷却しているのでラジカルの等方的反応が抑制され、こ
の面からもサイドエッチングは抑制される。このため、
前実施例1よりさらに入射イオンエネルギを下げた条件
にかかわらず、積層配線の良好な異方性形状が得られる
とともに、選択比の向上とエッチングダメージの一層の
向上が達成される。低バイアス化の効果は、下地の絶縁
膜1のスパッタリング防止および塩素を含むスパッタ再
付着物の低減をもたらすこととなり、積層配線側面の残
留塩素低減によるアフターコロージョン耐性もさらに向
上した。
【0036】この後、通常のO2 プラズマアッシングに
よりレジストマスク7と側壁保護膜8を除去し、図1
(d)に示すようにAl/W系の積層配線のパターニン
グが終了する。
【0037】本実施例によれば、CS2 /HCl/Cl
2 混合ガスとCl2 /O2 混合ガスを切り替え使用した
2ステップエッチングにより、実施例1の効果、すなわ
ちサイドエッチング、残渣およびダメージ防止等を徹底
することができる。
【0038】以上、本発明を2例の実施例により説明し
たが、本発明はこれら実施例に何ら限定されることはな
い。
【0039】高融点金属層4としてブランケットCVD
によるWを例示したが、Ta、Mo等他の高融点金属や
その合金、シリサイド等を用いてもよい。Al系金属層
5として、Al−1%Siを例示したが、Al−Si−
Cu合金、Al−Cu合金、Al−Ti合金等他のAl
合金や純Alを用いてもよい。また高融点金属層上にA
l系金属層が積層された積層配線のパターニングを例に
とったが、逆にAl系金属層上に高融点金属層が形成さ
れた積層配線や、高融点金属層とAl系金属層が交互に
積層された多層積層配線のパターニングであってもよ
い。
【0040】反射防止層としてTiONを例示したが、
膜厚や露光波長等の条件次第でa−Si、SiO2 、S
3 4 、SiON、SiCあるいは有機系材料等を適
宜選択して用いてもよい。バリアメタル層としてもTi
Nを用いたが、TiON、TiW、TiSix 等を用い
てもよい。これら反射防止層、バリアメタル層や密着層
は、必要が無ければ使用しなくてもよい。
【0041】エッチングガス系についても実施例にあげ
た例に限定されるものではない。例えば、塩素系化学種
を発生しうるガスとしてBCl3 、Cl2 の他にSiC
4、CCl4 やS2 Cl2 等を用いてもよい。また炭
素およびイオウを構成元素とする化合物としてCS
2 (mp=−110.8℃、bp=46.3℃)の他に
3 2 (mp=−0.5℃)を用いてもよい。これら
はいずれも室温で液体ソースなので、He等のキャリア
ガスによるバブリング、加熱気化あるいは超音波気化等
の手法でエッチングチャンバ内に導入する。勿論Ar、
He等の不活性希釈ガスを添加してもよい。
【0042】エッチング装置は基板バイアス印加型EC
Rプラズマエッチング装置を用いたが、平行平板型RI
E装置、マグネトロンRIE装置、誘導結合プラズマエ
ッチング装置やヘリコン波プラズマエッチング装置等、
特に形式を問わない。ロードロック室、アッシング室等
で構成された多室連続処理システムを用いればスループ
ットを向上することができる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればW等の高融点金属層とAl系金属層が積層され
た構造を含む積層配線の形成方法において、特定のエッ
チングガスを採用することにより、側壁保護膜が強化さ
れ、選択比の向上、サイドエッチングの防止、ダメージ
低減効果が得られる。またエッチング反応系からフッ素
系ガスを排除したことにより、フェンス状残渣の発生が
なく、被エッチング基板やエッチング装置のパーティク
ル汚染がない。また当然積層配線上に形成する層間絶縁
膜のステップカバレッジの低下がない。
【0044】以上の効果により、低抵抗でしかもエレク
トロマイグレーションやストレスマイグレーション等、
各種マイグレーション耐性にすぐれた低抵抗の信頼性に
富んだ積層配線の形成方法が確立され、その実用化が可
能となる。本発明による積層配線の形成方法は、特に
0.5μm以下の微細な配線幅を有する半導体装置の内
部配線に用いて効力を発揮するものであり、本発明が高
集積度半導体装置の製造プロセスに寄与する効果は極め
て大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層配線の形成方法を、その工程順に
示す概略断面図である。
【図2】従来の積層配線の形成方法における問題点を、
その工程順に示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…絶縁膜、2…密着層、3…バリア層、4…高融点金
属層、5…Al系金属層、6…反射防止層、7…レジス
トマスク、8…側壁保護膜、9…側壁変質膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高融点金属層とAl系金属層との積層構
    造を有する積層配線の形成方法において、 少なくとも炭素およびイオウを構成元素とする化合物ガ
    スと、 塩素系化学種を発生しうるガスとを含むエッチングガス
    を用いて、 前記高融点金属層とAl系金属層をプラズマエッチング
    することを特徴とする積層配線の形成方法。
  2. 【請求項2】 高融点金属層とAl系金属層との積層構
    造を有する積層配線の形成方法において、 被エッチング基板温度を室温以下に制御しつつ、 少なくとも炭素およびイオウを構成元素とする化合物ガ
    スと、 塩素系化学種を発生しうるガスとを含むエッチングガス
    を用いて、 前記Al系金属層をプラズマエッチングする工程と、 少なくとも塩素系化学種を発生しうるガスと、 酸素系化学種を発生しうるガスとを含むエッチングガス
    を用いて、 前記高融点金属層をプラズマエッチングする工程とを含
    むことを特徴とする積層配線の形成方法。
  3. 【請求項3】 炭素およびイオウを構成元素とする化合
    物は、CS2 およびC3 2 のうちのいずれか少なくと
    も1種であることを特徴とする請求項1または2記載の
    積層配線の形成方法。
  4. 【請求項4】 積層配線のパターン幅は、0.5μm以
    下であることを特徴とする、請求項1または2記載の積
    層配線の形成方法。
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