JPH07297281A - 接続孔の製造方法 - Google Patents

接続孔の製造方法

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JPH07297281A
JPH07297281A JP10769294A JP10769294A JPH07297281A JP H07297281 A JPH07297281 A JP H07297281A JP 10769294 A JP10769294 A JP 10769294A JP 10769294 A JP10769294 A JP 10769294A JP H07297281 A JPH07297281 A JP H07297281A
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film
etching
wiring
connection hole
forming
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JP10769294A
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Namisato Akiba
波里 秋庭
Shingo Kadomura
新吾 門村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、エッチングによって、下層配線に
通じる接続孔を絶縁膜に形成する際に、孔の側壁に再付
着物が付着するのを防止して、その後の膜形成時のカバ
リッジ性を向上させ、多層配線プロセスの歩留りを高め
る。 【構成】 アルミニウム系金属からなる配線形成膜12を
成膜後、その表面を酸化性雰囲気にさらすことなく、ア
ルミニウム系金属の配向を引き継いで(111)配向を
有するもので窒化チタンまたは窒化酸化チタンからなる
エッチング停止膜13を成膜し、さらに反射防止膜14を成
膜する。続いて、それらの膜をパターニングして配線15
を形成する。次いで、配線15を覆う状態に絶縁膜16を成
膜した後、配線15上の絶縁膜16に接続孔19を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の多層配線
に用いる接続孔の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のVLSI,ULSI等に見られる
ように半導体装置の高集積化が進展するにともない、デ
バイスチップ上では、配線部分の占める割合が増加する
傾向にある。これによるチップ面積の大幅な増大を防止
するために、多層配線が必須の技術になっている。多層
配線を形成するには、配線層間の電気的接続を可能にす
るために層間絶縁膜に接続孔を形成することが不可欠で
ある。
【0003】従来の接続孔の形成方法を図3によって説
明する。図の(1)に示すように、基体111上には上
層に反射防止膜112を形成した配線113が形成され
ている。この配線113を覆う状態に絶縁膜114が成
膜されている。まず絶縁膜114上にレジスト膜115
を成膜する。そしてリソグラフィー技術によって、接続
孔を形成しようとする部分上のレジスト膜115に孔パ
ターン116を形成する。続いて図の(2)に示すよう
に、エッチングを行って、絶縁膜114と反射防止膜1
12とに接続孔117を形成する。このとき、接続孔1
17の底部に配線113が露出するようにオーバエッチ
ングを行う。したがって、配線113の上層はエッチン
グされる。その後、アッシング処理によってレジスト膜
115を除去する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記接
続孔の形成方法では、図4の(1)に示すように、オー
バエッチング時に配線113をスパッタした配線材料が
接続孔117の側壁および孔パターン116の側壁に再
付着して、再付着物118を形成する現象が起きる。特
に、下地配線材料がアルミニウム系材料の場合には、そ
のアルミニウムが再付着して、冠状の付着物を生成す
る。これをアルミニウムクラウンと称している。
【0005】そして図4の(2)に示すように、2点鎖
線で示すレジスト膜115を除去した後には、絶縁膜1
14上に再付着物118は突出した状態になる。このよ
うな状態で絶縁膜114上に配線形成膜(図示せず)や
プラグ形成膜(図示せず)を成膜した場合には、上記再
付着物118が配線形成膜やプラグ形成膜のカバリッジ
性を悪化させる原因になる。そのため、多層配線プロセ
スの歩留りは著しく低下する。そこで上記再付着物11
8の発生を防ぐ方法が提案されているがそれらにも以下
のような課題がある。
【0006】一つの方法としては、エッチング時の入射
イオンエネルギーを下げることによって下地配線材料の
スパッタを抑えるというものである。しかしながら、酸
化シリコン系の膜の異方性エッチング加工にはある程度
の入射イオンエネルギーが必要なので、酸化シリコン系
の膜を異方性エッチング加工しながらスパッタ再付着を
防ぐのは事実上不可能である。
【0007】下地エッチングガスを添加する方法では、
オーバエッチング時に、下地をエッチングするようなガ
ス系(例えば下地がアルミニウムの場合には塩素)を添
加すれば、再付着は防げる。しかしながら、下地配線材
料もエッチングされるので、接続孔のアスペクト比がエ
ッチングされた分だけ高くなるという課題が生じる。ま
た、オーバエッチングの程度によっては、下地配線が完
全にエッチングされる可能性もある。
【0008】また、コンタクトホールをテーパ形状にす
る方法では、フルロロカーボン系ポリマーの堆積とエッ
チングとの競合反応で形状をテーパ化することで再付着
を防止する。この方法は、形状がテーパ化されていると
傾斜のついた側壁に下地からのスパッタ物が再付着して
も、イオンのアタックによって再付着は速やかに除去さ
れる。このため、コンタクトホール上に再付着物は残存
しない。しかしながら、この方法では、フルロロカーボ
ン系ポリマーの炭素とフッ素との比を制御することによ
ってコンタクトホールのテーパ化のために過剰なポリマ
ーの形成が必要になる。それにともなって、浮遊塵埃量
が増大する可能性が高く、また接続孔の底部は設計寸法
よりも狭くなる。そのため、接続孔での接触面積が低下
してコンタクト抵抗が増大するという課題を生じる。
【0009】本発明は、接続孔の側壁への再付着を無く
して信頼性に優れた接続孔の製造方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされた接続孔の製造方法である。すなわ
ち、第1工程で、基体上にアルミニウム系金属からなる
配線形成膜と窒化チタンまたは窒化酸化チタンからなる
エッチング停止膜と反射防止膜とを積層して形成する。
続いて第2工程で、配線形成膜とエッチング停止膜と反
射防止膜とをパターニングして配線を形成する。その後
第3工程で、配線を覆う状態に絶縁膜を成膜した後、配
線上の絶縁膜に接続孔を形成する。
【0011】上記第1工程で、エッチング停止膜の成膜
は、配線形成膜を成膜した後、その表面を酸化性雰囲気
にさらすことなく行う。そして上記エッチング停止膜を
(111)配向を有する窒化チタンまたは窒化酸化チタ
ンで成膜する。またエッチング停止膜と反射防止膜とは
同一膜に成膜してもよい。
【0012】
【作用】上記接続孔の製造方法では、アルミニウム系金
属からなる配線形成膜上に窒化チタンまたは窒化酸化チ
タンからなるエッチング停止膜が形成されていることか
ら、その上面側に成膜した絶縁膜に接続孔を形成する際
に、エッチング停止膜上でエッチングが停止する。ここ
でエッチング停止膜は窒化チタンまたは窒化酸化チタン
で形成されていることから、その下地のアルミニウム系
金属の配向を強く引き継いで成膜される。そのため、絶
縁膜のエッチングを高い入射イオンエネルギーで行って
も、十分なエッチング選択比が得られるので、配線形成
膜までエッチングすることはない。
【0013】また配線形成膜を成膜した後、その表面を
酸化性の雰囲気にさらすことなくエッチング停止膜を成
膜することから、エッチング停止膜は下地の配線形成層
の配向性を引き継いだ状態で成膜される。またエッチン
グ停止膜を(111)配向を有する窒化チタンまたは窒
化酸化チタンで形成したことから、絶縁膜に対して高い
エッチング選択比が得られる。またエッチング停止膜と
反射防止膜とは同一膜からなるもので形成する方法で
は、成膜回数が削減される。
【0014】
【実施例】本発明の第1実施例を図1の製造工程図によ
って説明する。
【0015】図1の(1)に示すように、第1工程で
は、例えばスパッタ法によって、基体11上にアルミニ
ウム系金属(例えばアルミニウム−シリコン合金)から
なる配線形成膜12を成膜する。続いて酸化性の雰囲気
(例えば大気)にさらすことなく、例えばスパッタ法に
よって、上記配線形成膜12上に窒化酸化チタンからな
るエッチング停止膜13を成膜する。さらに例えばスパ
ッタ法によって、上記エッチング停止膜13上に窒化チ
タンからなる反射防止膜14を成膜する。上記アルミニ
ウム系金属としては、アルミニウムを主材料として、そ
れにシリコン,銅等を含有させたものからなる。なお配
線形成膜12,エッチング停止膜13,反射防止膜14
の成膜方法としては、スパッタ法の他にCVD法,蒸着
法等を採用することも可能である。
【0016】続いて図1の(2)に示す第2工程を行
う。この工程では、一般のリソグラフィー技術とエッチ
ングとによって、上記反射防止膜14とエッチング停止
膜13と配線形成膜12とをパターニングして配線15
を形成する。
【0017】次いで図1の(3)に示す第3工程を行
う。この工程では、例えばCVD法によって、上記配線
15を覆う状態に絶縁膜16を成膜する。絶縁膜16は
通常、酸化シリコンで形成する。なお絶縁膜16の成膜
方法としては、CVD法の他にスパッタ法,蒸着法等を
採用することも可能である。
【0018】その後、一般の塗布技術によってレジスト
膜17を成膜する。そしてリソグラフィー技術によって
接続孔を形成しようとする部分上のレジスト膜17に開
口部18を形成する。続いて図1の(4)に示すよう
に、エッチングを行って、2点鎖線で示す部分の絶縁膜
16と1点鎖線で示す部分の反射防止膜14と破線で示
す部分のエッチング停止膜13とを除去して接続孔19
を形成する。
【0019】上記エッチングの一例を以下に説明する。
エッチング装置には、例えばECR(Electron Cycrot
ron Resonance)プラズマエッチング装置(図示せず)
を用いる。エッチングガスには、例えばフロロカーボン
系のものとして、流量が45sccmのトリフルオロメ
タン(CHF3)と流量が5sccmのジフルオロメタ
ン(CH2 2 )との混合ガスを用いる。そしてエッチ
ング条件を以下のように設定する。例えば、エッチング
雰囲気の圧力を0.3Pa、マイクロ波電流を400m
A、RFパワーを175Wとしてエッチングを行う。
【0020】次いで接続孔19の底部のエッチング停止
膜13を除去するエッチング例を以下に説明する。エッ
チングには上記同様のエッチング装置を用いる。エッチ
ングガスには、例えばフロロカーボン系のものとして、
流量が50sccmのトリフルオロメタン(CHF3
を用いる。そしてエッチング条件を以下のように設定す
る。例えば、エッチング雰囲気の圧力を0.3Pa、マ
イクロ波電流を400mA、RFパワーを200Wとす
る。したがって、エッチングガスとエッチング条件を変
えることによって、絶縁膜16,反射防止膜14および
エッチング停止膜13を連続的にエッチングするこが可
能になる。
【0021】その後、図示はしないが、通常のレジスト
除去技術(例えばアッシング処理またはウェット処理)
によってレジスト膜17を除去する。
【0022】上記接続孔19の製造方法では、アルミニ
ウム系金属からなる配線形成膜12の表面を酸化性の雰
囲気にさらすことなく窒化酸化チタンからなるエッチン
グ停止膜13を成膜したことから、エッチング停止膜1
3は配線形成膜12の配向性を強く引き継いで(11
1)配向になる。そのため、エッチング停止膜13に対
して、その後成膜する絶縁膜16のエッチング選択比は
十分に大きくなる。したがって、高い入射イオンエネル
ギーで絶縁膜16のエッチングを行っても、そのエッチ
ングはエッチング停止膜13上で停止する。よって、配
線15の表面をエッチングすることはないので、いわゆ
るアルミニウムクラウンは生じない。
【0023】また、エッチング停止層13を除去する際
のエッチングでは、エッチングガスに堆積性のガスでは
ないトリフルオロメタン(CHF3 )を用いているた
め、堆積性の反応生成物の発生がほとんどない。さらに
エッチング停止膜13は薄膜で形成されるので、オーバ
エッチング量がわずかですむ。このため、エッチングに
よって配線15をスパッタすることが抑制されるので、
このエッチングによっていわゆるアルミニウムクラウン
が生じることはない。
【0024】次に上記反射防止膜14には、窒化チタン
膜の他に、例えば窒化酸化シリコン膜または非晶質炭素
(a−C)を用いることが可能である。それらの膜は、
いずれも、例えば平行平板型プラズマCVD装置で成膜
するこが可能である。その成膜条件は、窒化酸化シリコ
ン膜の場合には、成膜ガスに流量が50sccmのシラ
ン(SiH4 )と流量が50sccmの一酸化二窒素
(N2 O)との混合ガスを用い、成膜雰囲気の圧力を
0.3Pa、RFパワーを190W、基盤温度を360
℃に設定する。また非晶質炭素の場合には、成膜ガスに
流量が100sccmのアセチレン(C2 2 )ガスを
用い、成膜雰囲気の圧力を0.4Pa、RFパワーを2
5W、基盤温度を200℃に設定する。
【0025】次にエッチング停止膜と反射防止膜とを同
一の膜で形成した場合を第2実施例として、図2の製造
工程図によって説明する。なお、図では、図1で説明し
たのと同様の構成部品には同一の符号を付して説明す
る。
【0026】図2の(1)に示すように、第1工程で
は、例えばスパッタ法によって、基体11上にアルミニ
ウム系金属(例えばアルミニウム−シリコン合金)から
なる配線形成膜12を成膜する。上記アルミニウム系金
属としては、アルミニウム−シリコン合金の他には、ア
ルミニウムを主材料として、それにシリコン,銅等を含
有させたものが用いられる。続いて酸化性の雰囲気(例
えば大気)にさらすことなく、例えばスパッタ法によっ
て上記配線形成膜12上に窒化酸化チタンからなるエッ
チング停止膜13を成膜する。このエッチング停止膜1
3は、リソグラフィーの露光光の反射を抑制する反射防
止膜も兼ねるので、反射防止膜となる膜厚でかつ後のエ
ッチングで膜が残るような膜厚に形成する。なお配線形
成膜12,エッチング停止膜13の成膜方法としては、
スパッタ法の他にCVD法,蒸着法等を採用することも
可能である。
【0027】続いて図2の(2)に示す第2工程を行
う。この工程では、一般のリソグラフィー技術とエッチ
ングとによって、上記エッチング停止膜13と配線形成
膜12とをパターニングして配線15を形成する。
【0028】次いで図2の(3)に示す第3工程を行
う。この工程では、例えばCVD法によって上記配線1
5を覆う状態に絶縁膜16を成膜する。絶縁膜16は通
常、酸化シリコンで形成する。なお絶縁膜16の成膜方
法としては、CVD法の他にスパッタ法,蒸着法等を採
用することも可能である。
【0029】その後、一般の塗布技術によってレジスト
膜17を成膜する。そしてリソグラフィー技術によっ
て、接続孔を形成しようとする部分上のレジスト膜17
に開口部18を形成する。続いて図2の(4)に示すよ
うに、エッチングを行って、2点鎖線で示す部分の絶縁
膜16と1点鎖線で示す部分のエッチング停止膜13と
を除去して接続孔19を形成する。
【0030】上記エッチングの一例を以下に説明する。
エッチング装置には、例えばマグネトロンプラズマエッ
チング装置(図示せず)を用いる。エッチングガスに
は、例えばフロロカーボン系のものとして、流量が10
0sccmのオクタフルオロシクロブタン(C4 8
を用いる。そしてエッチング条件を以下のように設定す
る。例えば、エッチング雰囲気の圧力を25Pa、磁束
密度を60G(ガウス)、RFパワーを800Wとして
エッチングを行う。
【0031】次いで接続孔19の底部のエッチング停止
膜13を除去するエッチング例を以下に説明する。エッ
チングには上記同様のマグネトロンプラズマエッチング
装置を用いる。エッチングガスには、例えばフロロカー
ボン系のものとして、流量が100sccmのテトラフ
ロロメタン(CF4 )を用いる。そしてエッチング条件
を以下のように設定する。例えば、エッチング雰囲気の
圧力を20Pa、磁束密度を60G、RFパワーを1k
Wとする。したがって、エッチングガスとエッチング条
件を変えることによって、絶縁膜16およびエッチング
停止膜13を連続的にエッチングするこが可能になる。
【0032】その後、図示はしないが、通常のレジスト
除去技術(例えばアッシング処理またはウェット処理)
によってレジスト膜17を除去する。
【0033】上記第2実施例の製造方法では、上記第1
実施例と同様に、エッチング停止膜13は配線形成膜1
2の配向性を強く引き継いで(111)配向になる。そ
のため、高い入射イオンエネルギーで絶縁膜16のエッ
チングを行っても、そのエッチングはエッチング停止膜
13上で停止する。よって、配線15の表面をエッチン
グすることはないので、いわゆるアルミニウムクラウン
は生じない。
【0034】また、エッチング停止層13を除去する際
のエッチングでは、エッチング停止膜13が薄膜で形成
されているので、オーバエッチング量がわずかですむ。
このため、配線15をエッチングによってスパッタする
ことが抑制されるので、このエッチングによっていわゆ
るアルミニウムクラウンが生じることはない。
【0035】さらにエッチング停止膜13が反射防止膜
を兼ねることから、反射防止膜を成膜する必要がない。
したがって、成膜回数が削減される。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
アルミニウム系金属からなる配線形成膜上に窒化チタン
または窒化酸化チタンからなるエッチング停止膜を形成
したので、下地のアルミニウム系金属の配向を強く引き
継いでエッチング停止膜を成膜することができる。した
がって、エッチング停止膜は絶縁膜に対して十分なエッ
チング選択性を有するので、絶縁膜のエッチングをエッ
チング停止膜上で停止させることができる。そのため、
下地の配線をエッチングすることがないので、再付着物
の発生を防止することが可能になる。よって、その後に
形成される膜のカバリッジ性の向上が図れて、多層配線
を形成した際の配線の信頼性を向上することができる。
【0037】また成膜した配線形成膜の表面を酸化性の
雰囲気にさらすことなくエッチング停止膜を成膜する方
法によれば、エッチング停止膜は下地の配線形成層の配
向性を強く引き継ぐことが可能になる。さらにエッチン
グ停止膜を(111)配向を有する窒化チタンまたは窒
化酸化チタンで形成する方法によれば、絶縁膜に対して
高いエッチング選択比を得ることが可能になる。またエ
ッチング停止膜と反射防止膜とは同一膜からなるもので
形成する方法によれば、成膜回数を削減することができ
るので、コストの低減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の製造工程図である。
【図2】第2実施例の製造工程図である。
【図3】従来の接続孔の形成工程図である。
【図4】課題の説明図である。
【符号の説明】
11 基体 12 配線形成膜 13 エッチング停止膜 14 反射防止膜 15 配線 16 絶縁膜 19 接続孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に、アルミニウム系金属からなる
    配線形成膜と窒化チタンまたは窒化酸化チタンからなる
    エッチング停止膜と反射防止膜とを積層して形成する第
    1工程と、 前記配線形成膜とエッチング停止膜と反射防止膜とをパ
    ターニングして配線を形成する第2工程と、 前記配線を覆う状態に絶縁膜を成膜した後、該配線上の
    該絶縁膜に接続孔を形成する第3工程とからなることを
    特徴とする接続孔の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の接続孔の製造方法におい
    て、 前記第1工程で、エッチング停止膜の成膜は、配線形成
    膜を成膜した後、該配線形成膜表面を酸化性雰囲気にさ
    らすことなく行うことを特徴とする接続孔の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の接続孔の
    製造方法において、 前記エッチング停止膜を(111)配向を有する膜で成
    膜することを特徴とする接続孔の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2または請求項3記載
    の接続孔の製造方法において、 前記エッチング停止膜と前記反射防止膜とを同一膜で成
    膜することを特徴とする接続孔の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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