JP3262521B2 - 開口部装置 - Google Patents

開口部装置

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JP3262521B2 JP32948797A JP32948797A JP3262521B2 JP 3262521 B2 JP3262521 B2 JP 3262521B2 JP 32948797 A JP32948797 A JP 32948797A JP 32948797 A JP32948797 A JP 32948797A JP 3262521 B2 JP3262521 B2 JP 3262521B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防犯性の向上を図
った開口部装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の開口部に取り付けられる開口部装
置としては、戸体を開開可能に支持した枠体に、棒状も
しくは鎌状のロック部材が係合離脱される受座を設け、
前記戸体の室外面に、鍵操作により連動して戸体内に設
けられた錠の前記ロック部材を前記受座に係合離脱させ
る施解錠可能なシリンダを設けると共に、前記戸体の室
内面に、つまみ操作により連動して前記ロック部材を前
記受座に係合離脱させる施解錠可能なサムターンを設け
たドア等が知られている。この開口部装置では、施錠時
に、室内側からサムターンをつまみ操作すること、ある
いは、室外側からシリンダを鍵操作することにより解錠
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記開
口部装置においては、戸体に装飾や明り取りのためのガ
ラス窓を設けている場合、室外側からそのガラス窓のガ
ラスを破壊して手を挿入すると、サムターンを外部から
不正に解錠操作できる恐れがあり、防犯性が損われる問
題点があった。なお、この間題点を解消する方法として
は、上記ガラス窓のガラスが破壊されないように例えば
防弾ガラスを採用する方法もあるが、コストが増大し、
実用性に欠ける。
【0004】そこで、本発明の自的は、上記サムターン
の有する問題点を解消し、外部から室内側の不正な解錠
操作を困難にして、外出時における防犯性の向上を図っ
た開口部装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る開口部装置は、建物の開口部に設けら
れる枠体に戸体を開閉可能に設け、この戸体には前記枠
体に設けられた受座に係合離脱して施解錠するロック部
材を有する錠を設け、前記戸体の室外面に鍵操作により
前記ロック部材を施解錠可能な回動レバーを有するシリ
ンダを設けるとともに、前記戸体の室内面につまみ操作
により回動される回動レバー有するサムターンを設け、
前記両回動レバーの先端間に両回動レバーを一体に回動
できるように適宜連結し得るクラッチを設け、このクラ
ッチはサムターン側回動レバーに半径方向にスライド自
在に設けられた係合爪を有する可動ピースと、シリンダ
側回動レバーに設けられ前記可動ピースが半径方向外方
に移動したときに前記係合爪が係合する係合凹部とから
なり、前記戸体の戸先側の端面に、前記可動ピースを移
動させて係合爪と係合凹部が係合又は非係合となるよう
にクラッチを切替操作する切替操作部を設けたことを特
徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。図1は本発明をドアに適用し
た実施の形態を示す室外側正面図、図2は図1のII−
II矢視拡大図、図3〜図7は実施の形態の要部を示す
図である。
【0007】図1において、1は建物の開口部に取り付
けられる開口部装置として例示したドアで、このドア1
は、室内と室外を遮蔽するために、例えば玄開や勝手口
等に設けられる。このドア1は、建物の開口部に設けら
れる方形枠状の枠体2と、この枠体2内に丁番(ヒン
ジ)3を介して開閉可能に支持された戸体(ドア本体)
4とから主に構成されている。
【0008】上記枠体2は、上下左右の枠材、すなわち
上枠2a、下枠2bおよび左右の縦枠2c、2dにより
組み立てられている。なお、枠体2としては、場合によ
って下枠2bを有していないものもある。上記戸体4の
一側である吊り元側(基部側)が、これと対応する吊り
元側の縦枠2dに、丁番3を介して取り付けられてい
る。上記戸体4には、装飾や明り取りのだめにガラス窓
5が設けられている。
【0009】戸体4の他側である戸先側(自由端側)の
内部には錠10が設けられている。この錠10は、戸先
側の端面(錠面)から突出没入可能(出没可能)に設け
られた棒状のロック部材(デッドボルトともいう)7を
備えている。戸先側の縦枠2cには、上記ロック部材7
と対応する位置に、ロック部材7の係合離脱される受座
8が設けられている。
【0010】戸体4の戸先側の室外面には、鍵100の
操作によりロック部材7を受座8に係脱駆動する施解錠
可能なシリンダ11が設けられている。また、シリンダ
11と対向する室内側の面には、図2に示すように、つ
まみ101の操作によりロック部材7を受座8に係脱駆
動するサムターン12が設けられている。
【0011】但し、この場合のサムターン12は、後述
するクラッチを介してシリンダ11側に連結されてお
り、クラッチが係合状態にあるときはシリンダ11側に
対して一体に連動するよう連結され、クラッチが非係合
状態にあるときはシリンダ11側に対して非連結とされ
て、それにより、サムターン12によるロック部材7の
解錠方向の動きが無効とされるようになっている。ま
た、戸体4の戸先側の端面には、前記クラッチを係合状
態にしたり、非係合状態にしたりする切替操作部として
のスイッチ40が設けられている。なお、図1、図2中
の80は戸体4を開閉する取っ手(ハンドル、握り玉と
もいう)である。
【0012】次に、錠10の内部構造について詳しく述
べる。図3は前述したクラッチをON(係合状態)にし
てサムターン12側をシリンダ11側に連結した状態を
示し、図4はクラッチをOFF(非係合状態)にしてサ
ムターン12側をシリンダ11側に対して非連結とした
状態を示している。また、図5は図4の状態からシリン
ダ11側の鍵操作により施錠を行った状態を示してい
る。また、図6(a)は図3の状態のときのVIa−V
Ia矢視断面図、図6(b)は図6(a)のVIb矢視
図である。
【0013】錠10のケース13は、図6(a)に示す
ように、室内側面板13aと室外側面板13bとを有
し、その間の空間に、錠10の主要機構部を内蔵してい
る。まず、この錠10は、シリンダ11(図2参照)側
の鍵操作により回動されるシリンダ側回動レバー21
と、サムターン12(図2参照)側のつまみ操作により
回動されるサムターン側回動レバー22とを備えてい
る。両回動レバー21、22は、互いにボス部21a、
22aを同心状に嵌合した状態で、ケース13にそれぞ
れ独立して回動できるように取り付けられている。
【0014】図3〜図5に示すように、両回動レバー2
1、22は、ボス部21a、22aを挟んで上側にカム
部21b、22bを有すると共に、下側にアーム部21
c、22cを有しており、ストッパピン34、35で規
定される範囲(回動中心を通る鉛直線を中心してアーム
部21c、22cが略90度振れる範囲)で回動できる
ように設けられている。各カム部21b、22bの上方
には、それぞれバネ33で付勢された押え片31〔図6
(a)参照〕が配置されている。これら押え片31は、
ピン32で回動可能にケース13に支持されており、カ
ム部21b、22bを下方に押圧している。カム部21
b、22bは山形をなしており、これらカム部21b、
22bの作用により、各回動レバー21、22は、アー
ム部21c、22cが略鉛直となる位置を境にして、一
方のストッパピン34で規定される施錠側の回動限、及
び、他方のストッパピン35で規定される解錠側の回動
限に向けて付勢されている。なお、図3、図4において
は、両回動レバー21、22が共に解錠位置にある。ま
た、図5においては、シリンダ側回動レバー21が施錠
位置にあり、サムターン側回動レバー22が解錠位置に
ある。
【0015】両回動レバー21、22のアーム部21
c、22cの先端間には、両アーム部21c、22cを
一体に回動できるように適宜連結し得るクラッチ28が
設けられている。このクラッチ28は、図7に示すよう
に、サムターン側回動レバー22のアーム部22cに設
けられた係合爪25付き可動ピース24と、シリンダ側
回動レバー21のアーム部21cに設けられた係合凹部
26とからなる。可動ピース24は、サムターン側回動
レバー22のアーム部22cに形成された溝22dに嵌
め込まれ、サムターン側回動レバー22の回動半径方向
にスライド自在となっている。
【0016】シリンダ側回動レバー21の係合凹部26
は、前記可動ピース24が半径方向外方にスライドした
ときに、可動ピース24の係合爪25の嵌まる位置に配
されている。従って、係合爪25と係合凹部26は、可
動ピース24が半径方向外方に移動したとき係合し、半
径方向内方に移動したとき係合が外れる関係にあり、係
合状態では、サムターン側回動レバー22がシリンダ側
回動レバー21に一体に連動するよう連結され、係合が
外れた状態では、サムターン側回動レバー22がシリン
ダ側回動レバー21から切り離される。
【0017】前記可動ピース24には、図6(a)に示
すように、ケース13の室内側面板13aに向けて突出
するピン27が設けられている。このピン27は、可動
ピース24を動かすためのもので、図6(b)に示すよ
うに、ケース13の室内側面板13aの円弧溝75に係
合されている。この円弧溝75の曲率中心は、サムター
ン側回動レバー22の回動中心に一致し、曲率半径は、
係合爪25と係合凹部26が係合している状態のときの
ピン27の位置に対応している。従って、ピン27は、
サムターン側回動レバー22が解錠位置と施錠位置との
間で回動するとき、円弧溝75に沿って動く。
【0018】サムターン側回動レバー22が解錠位置に
あるときピン27の位置する円弧溝75の端部には、可
動ピース24が内方に移動したときにピン27を受け入
れるための切欠75aが設けられており、ここにピン2
7が嵌まった場合、サムターン側回動レバー22は回動
を阻止される。
【0019】また、図3〜図5に示すように、ロック部
材7は、水平方向にスライドできるようにケース13に
取り付けられており、ストッパピン36がスライド溝7
0に嵌まることで、その移動範囲が規制されている。ロ
ック部材7の後端部には、シリンダ側回動レバー21が
回動した際に該回動レバー21のアーム部21cの下端
29と干渉する当り部38、39が凹所37を挟んで前
後に設けられている。前側の当り部38は、シリンダ側
回動レバー21が解錠位置から施錠位置に回動する際に
アーム部21cの下端29と干渉し、これにより、シリ
ンダ側回動レバー21の回動に伴って、ロック部材7が
施錠位置にスライドする。後側の当り部39は、シリン
ダ側回動レバー21が施錠位置から解錠位置に回動する
際にアーム部21cの下端29と干渉し、これにより、
シリンダ側回動レバー21の回動に伴ってロック部材7
が解錠位置にスライドする。
【0020】また、前記クラッチ28を切替え操作する
スイッチ40は、ケース13に設けたブラケット42
に、ピン41で揺動自在に取り付けられている。ブラケ
ット42とスイッチ40の対向側面には、図3に示すよ
うに、スイッチ40をON位置あるいはOFF位置に操
作したときに、クリック感を出したり軽く位置決めした
りするための微小凹凸43、44、45、46が設けら
れている。これらは、例えば小さな半球状の凹凸からな
る。
【0021】スイッチ40の操作面(押込み面)は、錠
10を戸体4(図1参照)に取り付けたときに戸体4の
端面に臨むようにケース13の側面に露出している。ス
イッチ40の背部には連絡アーム48が一体に設けられ
ており、更にその背後には揺動レバー50が配設されて
いる。揺動レバー50は、中心部でピン51によりケー
ス13に上下方向回動自在に取り付けられており、前部
に、スイッチ40の連絡アーム48と係合された前側ア
ーム52を有し、後部に、サムターン側回動レバー22
の可動ピース24と係合された後側アーム54を有して
いる。前側アーム52と連絡アーム48との係合は、連
絡アーム48側の係合ピン49を前側アーム52の角孔
53に嵌めることにより行われており、スイッチ40を
操作したときに揺動レバー50が揺動するようになって
いる。なお、角孔53とピン49との間には、ある程度
の遊びを持たせてある。
【0022】後側アーム54と可動ピース24との係合
は、可動ピース24のピン27を、後側アーム54に形
成した円弧溝55に嵌めることにより行われている。円
弧溝55の曲率半径は、カバー13の面板13に設けた
前記円弧溝75(図6参照)の曲率半径と等しく設定さ
れ、図3の位置に揺動レバー50があるとき、円弧溝5
5の曲率中心がサムターン側回動レバー22の回動中心
に一致する。従って、図3の位置に揺動レバー50があ
るとき、可動ピース24の位置を変えずに、つまりクラ
ッチ28の係合状態を維持したまま、サムターン側回動
レバー22を回動させることができる。
【0023】次に作用を説明する。まず、錠10の内部
機構の動作について先に述べる。図3に示すように、ス
イッチ40をON(第1の位置)にする。そうすると、
スイッチ40の矢印(イ)方向の回動により、揺動レバ
ー50が矢印(ロ)方向に回動し、後側アーム54の先
端が下方に移動する。それにより、円弧溝55とピン2
7の係合によって可動ピース24が矢印(ハ)のように
外方(サムターン側回動レバー22の回動中心から離間
する方向)に変位し、可動ピース24の係合爪25が係
合凹部26に係合する(図3に図示する状態)。即ち、
クラッチ28が係合状態となり、サムターン側回動レバ
ー22がシリンダ側回動レバー21に一体に連結され
る。
【0024】従って、この状態のときは、シリンダ側回
動レバー21を回動させることでロック部材7の施解錠
操作ができるのは勿論、サムターン側回動レバー22を
回動させることにより、シリンダ側回動レバー21を介
して、ロック部材7の施解錠操作を行うことができる。
【0025】次に、図4に示すように、スイッチ40を
OFF(第2の位置)にする。そうすると、スイッチ4
0の矢印(ホ)方向の回動により、揺動レバー50が矢
印(ヘ)方向に回動し、後側アーム54の先端が上方に
移動する。それにより、円弧溝55とピン27の係合に
よって可動ピース24が矢印(ト)のように内方(サム
ターン側回動レバー22の回動中心に接近する方向)に
変位し、可動ピース24の係合爪25が係合凹部26か
ら外れる(図4に図示する状態)。即ち、クラッチ28
が非係合状態となって、サムターン側回動レバー22が
シリンダ側回動レバー21から切り離される(非連
結)。このとき、可動ピース24のピン27は、図6
(b)に示すケース13の円弧溝75の端部の切欠75
aに嵌まる。
【0026】従って、この状態のときは、シリンダ側回
動レバー21を回動させることでロック部材7の施解錠
操作を行うことはできるが、サムターン側回動レバー2
2は回動させることができないため、ロック部材7の施
解錠操作を行うことはできなくなる。
【0027】このため、図5に示すように、スイッチ4
0をOFFにした状態で、鍵操作によりシリンダ側回動
レバー21を回動させて、ロック部材7をいったん施錠
位置にセットすると、サムターン側回動レバー22をい
くら回そうとしても回らず、解錠できなくなる。また、
もしピン27を折損してまでも無理にサムターン側回動
レバー21を回したとしても、空転するだけでロック部
材7は動かず、確実に解錠を阻止することができる。
【0028】次に実際の操作と作用について図1、図2
を用いて簡単に説明する。通常の場合は、戸体4の端面
に設けたスイッチ40をONにしておく。そうすると、
サムターン12側とシリンダ11側が連結されるので、
一般の錠と同じように、室外側からの鍵操作でも、室内
側からのつまみ操作でも、施解錠することができる。
【0029】外出時に、スイッチ40をOFFにして戸
体4を閉じると、スイッチ40は枠体2との合わせ面に
隠れる。そして、鍵操作により施錠して外出すればよ
い。この状態ではサムターン12がシリンダ11側から
切り離されるので、戸体4のガラス窓等を破壊し、外部
から室内側のサムターン12を不正に解錠操作しようと
しても、解錠操作ができず、防犯性が向上する。なお、
スイッチ40は戸体4が閉じている限り、外部からは決
して見えない位置にあるので、不正に操作されるおそれ
が全くない。
【0030】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内での種々の設計変更
等が可能である。例えば、本発明は、ドア以外に、引戸
等にも適用可能である。引戸に用いられ錠は、周知のよ
うに鎌状のロック部材を備えている。また、前記実施の
形態では、取っ手とシリンダが別体になっているが、取
っ手とシリンダが一体になっていてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る開口
部装置によれば、建物の開口部に設けられる枠体に戸体
を開閉可能に設け、この戸体には前記枠体に設けられた
受座に係合離脱して施解錠するロック部材を有する錠を
設け、前記戸体の室外面に鍵操作により前記ロック部材
を施解錠可能な回動レバーを有するシリンダを設けると
ともに、前記戸体の室内面につまみ操作により回動され
る回動レバー有するサムターンを設け、前記両回動レバ
ーの先端間に両回動レバーを一体に回動できるように適
宜連結し得るクラッチを設け、このクラッチはサムター
ン側回動レバーに半径方向にスライド自在に設けられた
係合爪を有する可動ピースと、シリンダ側回動レバーに
設けられ前記可動ピースが半径方向外方に移動したとき
に前記係合爪が係合する係合凹部とからなり、前記戸体
の戸先側の端面に、前記可動ピースを移動させて係合爪
と係合凹部が係合又は非係合となるようにクラッチを切
替操作する切替操作部を設けているため、外出時に、切
替操作部によりクラッチを非係合状態にしておけば、サ
ムターンによるロック部材の施解錠操作が不可能とな
り、外部から何らかの手段によりサムターンが不正に操
作された場合にも、確実に解錠を防止することができ、
防犯性の向上が図れるという効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をドアに適用した実施の形態を示す室外
側正面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1の錠の内部構造を示す図で、スイッチ(切
替操作部)をONにしたときの状態を示す図である。
【図4】図3と同様の図で、スイッチをOFFにしたと
きの状態を示す図である。
【図5】図4の状態から施錠操作した状態を示す図であ
る。
【図6】(a)は図3のVIa−VIa矢視断面図、
(b)は(a)図のVIb矢視図である。
【図7】図3〜図5に示したシリンダ側回動レバー及び
サムターン側回動レバーの構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ドア(開口部装置) 2 枠体 4 戸体 7 ロック部材 8 受座 10 錠 11 シリンダ 12 サムターン 40 スイッチ(切替操作部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 17/20 E05B 65/06 E05B 13/00 E05B 65/00 E05B 59/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口部に設けられる枠体に戸体を
    開閉可能に設け、この戸体には前記枠体に設けられた受
    座に係合離脱して施解錠するロック部材を有する錠を設
    け、前記戸体の室外面に鍵操作により前記ロック部材を
    施解錠可能な回動レバーを有するシリンダを設けるとと
    もに、前記戸体の室内面につまみ操作により回動される
    回動レバー有するサムターンを設け、前記両回動レバー
    の先端間に両回動レバーを一体に回動できるように適宜
    連結し得るクラッチを設け、このクラッチはサムターン
    側回動レバーに半径方向にスライド自在に設けられた係
    合爪を有する可動ピースと、シリンダ側回動レバーに設
    けられ前記可動ピースが半径方向外方に移動したときに
    前記係合爪が係合する係合凹部とからなり、前記戸体の
    戸先側の端面に、前記可動ピースを移動させて係合爪と
    係合凹部が係合又は非係合となるようにクラッチを切替
    操作する切替操作部を設けたことを特徴とする開口部装
    置。
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