JP2563529Y2 - 開閉障子の錠装置 - Google Patents

開閉障子の錠装置

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JP2563529Y2
JP2563529Y2 JP3455893U JP3455893U JP2563529Y2 JP 2563529 Y2 JP2563529 Y2 JP 2563529Y2 JP 3455893 U JP3455893 U JP 3455893U JP 3455893 U JP3455893 U JP 3455893U JP 2563529 Y2 JP2563529 Y2 JP 2563529Y2
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弘悦 中川
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物の開口部に建付け
た開閉障子の錠装置、特に火災等の非常時に室外側から
解錠することのできる錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非常時に室外側から解錠することのでき
る錠装置としては例えば実開平3−130876号公報
に示すものが知られている。つまり、室内操作部材によ
り移動される第1の連動部材に設けた杆部材を止具に係
脱して錠装置とし、下框に設けた室外操作部材により移
動される第2の連動部材によって前記第1の連動部材を
移動できるようにし、その室外操作部材を室外側から操
作することで杆部材を止具から離脱できるようにしてあ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる錠装置である
と、室外操作部材により、第2の連動部材を直接移動す
る構造であるから、第1の連動部材と第2の連動部材を
連結すると室内操作部材により第1の連動部材を移動し
て杆部材を止具に係脱する時に室外操作部材が作動して
しまうので、第1の連動部材にカギ部を設け、第2の作
動部材にピン部を設けて第2の連動部材を移動した時に
は第1の連動部材が移動するが、第1の連動部材を移動
した時には第2の連動部材が移動せずに室外操作部材が
動かずに下框の室外側面より突出しないようにしてい
る。このために、第1・第2の連動部材にカギ部、ピン
部を設けるので構造が複雑となるし、組立が面倒とな
る。
【0004】また、室外操作部材を操作すると直ちに第
2の連動部材が移動するためにその室外操作部材の操作
力は操作初期から大きく、しかも室外操作部材は下框の
室外側面と面一となっているから、その室外操作部材の
下から指を入れて室外操作部材を操作することになり、
その下框と下枠との間に指が入る程度の大きな隙間を形
成する必要があり、雨水が浸入し易いばかりか外観の見
栄えが悪くなる。
【0005】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした開閉障子の錠装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】開閉障子1の框内に、そ
の長手方向に沿って移動自在に設けた連動部材6と、開
閉障子1に取付けられて連動部材6を往復移動する室内
操作部材5と、窓枠2側に設けた錠受具9と、前記連動
部材6に取付けられその往移動によって前記錠受具9に
係合し、かつ復移動によって錠受具9と離脱する錠杆8
と、前記開閉障子1の框に面外方向に回動自在に取付け
た作動アーム17と、前記開閉障子1の框に、框の室外
側面とほぼ平行に框内に収納した第1の姿勢と框の室外
側面よりも室外側に突出した第2の姿勢とに亘って長手
方向中間部を中心として面外方向に回動自在に取付けた
室外操作部材18と、この室外操作部材18の長手方向
一端部に前記作動アーム17と対向して設けたカム部2
4を備え、前記連動部材6と前記作動アーム17を、連
動部材6の往復移動によって作動アーム17が回動し、
かつ作動アーム17の回動によって連動部材6が往復移
動するように連結し、前記室外操作部材18に設けたカ
ム部24と前記作動アーム17の位置関係を、室外操作
部材18が第1の姿勢の時にはカム部24が作動アーム
17と離隔して作動アーム17が回動可能で、室外操作
部材18が第2の姿勢の時にはカム部24が作動アーム
17と当接して室外操作部材18の回動によって作動ア
ーム17が回動して連動部材6が復移動するようにした
ことを特徴とする開閉障子の錠装置。
【0007】
【作 用】室内操作部材5を操作して施錠、解錠する
時には室外操作部材18と関係なく作動アーム17が回
動して室外操作部材が回動することがなく、連動部材6
間に特殊な部材を取付ける必要がなく構造簡単で、連動
部材6の取付けが容易となるし、室外操作部材18はカ
ム部24を作動アーム17に当接するまでは軽い力で回
動できるから、その室外操作部材18の長手方向一端部
を押して回動することで長手方向他端部を框の室外側面
より突出させ、その部分に指を掛けて強い力で回動する
ことで作動アーム17を回動して連動部材6を移動させ
て解錠でき、室外操作部材18を取付けた框と窓枠2の
枠との間の隙間を小さくして雨水浸入を低減できると共
に、外観を見栄え良くできる。
【0008】
【実 施 例】図1に示すように開閉障子1は窓枠2に
ヒンジ3で室外側に回動自在に建込まれて外開き窓とな
り、その開閉障子1の縦框4にハンドル等の室内操作部
材5が取付けられ、この室内操作部材5を操作すること
で連動部材6が縦框4に沿って移動するようにしてあ
り、その連動部材6は縦部6aと横部6bより成って下
框7まで連続している。
【0009】前記連動部材6の縦部6aには錠杆8が取
付けられ、この錠杆8が係脱する錠受具9が窓枠2の縦
枠10に取付けられており、前記室内操作部材5を操作
して連動部材6を移動すると錠杆8が錠受具9に係脱し
て開閉障子の錠装置を構成している。
【0010】図2と図3と図4に示すように、前記下框
7は室外側縦板11と室外側横板12と室内側中空部1
3を有し、その室内側中空部13の下面に連動部材6の
横部6bが長手方向に移動自在に支承され、前記室外側
横板11の室外側横板12より下端部分には切欠部14
が形成されており、この切欠部14において室外側横板
12の下面に基板15がビス16で取付けられ、この基
板15の一端薄肉部15a上面と室外側横板12下面と
の間に板状の作動アーム17が配設され、かつ基板15
の下面には室外操作部材18が配設され、この室外操作
部材18と作動アーム17は縦軸19で基板15に面外
方向に回動自在に支承され、その作動アーム17の揺動
端部に形成した切欠凹部20が前記連動部材6の横部6
bに設けたピン21に係合している。
【0011】前記室外操作部材18は図5に示すように
横板22と縦板23でL字状となり、かつ長手方向一端
部には前記作動アーム17と対向するカム部24が一体
形成されており、その横板22が基板15の下面に接
し、その縦板23によって基板15、作動アーム17を
覆って室外側より見えないようにしてあり、その縦板2
3の室外側面23aは室外側縦板11と面一となり、か
つ長手方向一端部寄りに(押)の文字が符してある。
【0012】前記室内操作部材5を操作して錠杆8を錠
受具9に係止した施錠状態の時には作動アーム17は図
4で示す実線位置となって室外操作部材18のカム部2
4と遠く離れ、同様に錠杆8を錠受具9より離脱した解
錠状態の時には作動アーム17は図4で示す仮想線位置
となって室外操作部材18のカム部24と接近する。
【0013】このようであるから、室内操作部材5を操
作して連動部材6を移動して施錠、解錠する時にはピン
21によって作動アーム17が自由に揺動して室外操作
部材18と干渉することがない。
【0014】また、施錠状態の時には作動アーム17が
図4で仮想線で示す位置となってカム部24と接近し、
この状態で室外操作部材18の長手方向一端寄りを押す
ことで図4に1点鎖線で示すようにカム部24が作動ア
ーム17に当接するまで揺動し、これによって室外操作
部材18の長手方向他端部が切欠部14より室外側に突
出する。この状態で室外操作部材18に指を掛けて揺動
することでカム部24によって作動アーム17が図4の
実線位置に揺動してピン21を介して連動部材6が移動
して錠杆8が錠受具9より離脱する。このように室外操
作部材18の下から指を掛ける必要がないから図3に示
すように下框7と窓枠2の下框25との間の隙間を小さ
くできる。
【0015】図2と図4において、基板15の穴26に
はボール27が設けられ、このボール27はスプリング
28で押し下げられて室外操作部材18の横板22上面
に接触し、これによって室外操作部材18ががたつくこ
とがないようにしてある。なお、室内操作部材5を下
框、上框に取付け、室外操作部材18を縦框に取付けて
も良い。
【0016】
【考案の効果】室内操作部材5を操作して施錠、解錠す
る時には室外操作部材18と関係なく作動アーム17が
回動して室外操作部材が回動することがなく、連動部材
6間に特殊な部材を取付ける必要がなく構造簡単で、連
動部材6の取付けが容易となる。また、室外操作部材1
8はカム部24を作動アーム17に当接するまでは軽い
力で回動できるから、その室外操作部材18の長手方向
一端部を押して回動することで長手方向他端部を框の室
外側面より突出させ、その部分に指を掛けて強い力で回
動することで作動アーム17を回動して連動部材6を移
動させて解錠でき、室外操作部材18を取付けた框と窓
枠2の枠との間の隙間を小さくして雨水浸入を低減でき
ると共に、外観を見栄え良くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体概略説明図である。
【図2】室外操作部材の取付部の正面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2の平面図である。
【図5】室外操作部材取付部の斜視図である。
【符号の説明】
1…開閉障子、2…窓枠、4…縦框、5…室内操作部
材、6…連動部材、7…下框、8…錠杆、9…錠受具、
10…縦枠、14…切欠部、15…基板、17…作動ア
ーム、18…室外操作部材、20…切欠凹部、21…ピ
ン、24…カム部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉障子1の框内に、その長手方向に沿
    って移動自在に設けた連動部材6と、開閉障子1に取付
    けられて連動部材6を往復移動する室内操作部材5と、
    窓枠2側に設けた錠受具9と、前記連動部材6に取付け
    られその往移動によって前記錠受具9に係合し、かつ復
    移動によって錠受具9と離脱する錠杆8と、前記開閉障
    子1の框に面外方向に回動自在に取付けた作動アーム1
    7と、前記開閉障子1の框に、框の室外側面とほぼ平行
    に框内に収納した第1の姿勢と框の室外側面よりも室外
    側に突出した第2の姿勢とに亘って長手方向中間部を中
    心として面外方向に回動自在に取付けた室外操作部材1
    8と、この室外操作部材18の長手方向一端部に前記作
    動アーム17と対向して設けたカム部24を備え、 前
    記連動部材6と前記作動アーム17を、連動部材6の往
    復移動によって作動アーム17が回動し、かつ作動アー
    ム17の回動によって連動部材6が往復移動するように
    連結し、 前記室外操作部材18に設けたカム部24と前記作動ア
    ーム17の位置関係を、室外操作部材18が第1の姿勢
    の時にはカム部24が作動アーム17と離隔して作動ア
    ーム17が回動可能で、室外操作部材18が第2の姿勢
    の時にはカム部24が作動アーム17と当接して室外操
    作部材18の回動によって作動アーム17が回動して連
    動部材6が復移動するようにしたことを特徴とする開閉
    障子の錠装置。
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