JPH0340191B2 - - Google Patents
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- JPH0340191B2 JPH0340191B2 JP57026903A JP2690382A JPH0340191B2 JP H0340191 B2 JPH0340191 B2 JP H0340191B2 JP 57026903 A JP57026903 A JP 57026903A JP 2690382 A JP2690382 A JP 2690382A JP H0340191 B2 JPH0340191 B2 JP H0340191B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- locking
- side plate
- attached
- locking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000009432 framing Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B63/00—Locks or fastenings with special structural characteristics
- E05B63/18—Locks or fastenings with special structural characteristics with arrangements independent of the locking mechanism for retaining the bolt or latch in the retracted position
- E05B63/20—Locks or fastenings with special structural characteristics with arrangements independent of the locking mechanism for retaining the bolt or latch in the retracted position released automatically when the wing is closed
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05C—BOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
- E05C9/00—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
- E05C9/02—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with one sliding bar for fastening when moved in one direction and unfastening when moved in opposite direction; with two sliding bars moved in the same direction when fastening or unfastening
- E05C9/026—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with one sliding bar for fastening when moved in one direction and unfastening when moved in opposite direction; with two sliding bars moved in the same direction when fastening or unfastening comprising key-operated locks, e.g. a lock cylinder to drive auxiliary deadbolts or latch bolts
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、錠止め機構を備えた少なくとも1つ
の鎖錠桿と錠の側板に取付けたロツク部材とを基
本的に具備して成り、このロツク部材は鎖錠桿が
解錠状態に保持される位置に向つて弾力的に付勢
されており、このロツク部材は、枠組に取付けら
れ建具の開閉方向に作用するロツク解除部材と協
働して、ロツク部材をロツク解除すると共に建具
を閉じた時には鎖錠桿を錠止位置に復帰させ得る
ようになつた、扉、窓等のような建具用クレモン
錠に関する。
の鎖錠桿と錠の側板に取付けたロツク部材とを基
本的に具備して成り、このロツク部材は鎖錠桿が
解錠状態に保持される位置に向つて弾力的に付勢
されており、このロツク部材は、枠組に取付けら
れ建具の開閉方向に作用するロツク解除部材と協
働して、ロツク部材をロツク解除すると共に建具
を閉じた時には鎖錠桿を錠止位置に復帰させ得る
ようになつた、扉、窓等のような建具用クレモン
錠に関する。
建具の開閉方向に作用するロツク部材により鎖
錠桿が解除位置に維持され、ロツク部材のロツク
解除がなされるような錠止装置は米国特許
1387643号から知られている。しかしながら、建
具のへりにある機構によつて鎖錠桿を錠止位置に
することはできない。従つてこの鎖錠のロツクを
解除するため、建具の枠組に設けられた受け金具
によつてロツク部材が作動され得るようにするに
は、建具の外側面に補足的加工を施す必要があ
る。
錠桿が解除位置に維持され、ロツク部材のロツク
解除がなされるような錠止装置は米国特許
1387643号から知られている。しかしながら、建
具のへりにある機構によつて鎖錠桿を錠止位置に
することはできない。従つてこの鎖錠のロツクを
解除するため、建具の枠組に設けられた受け金具
によつてロツク部材が作動され得るようにするに
は、建具の外側面に補足的加工を施す必要があ
る。
また、建具の枠組取付用切り込み内に、即ち建
具面と枠組面との間に設けたボルト受け金具と協
働する摺動式のロツク部材を有する装置はフラン
ス特許明細書2469534号から公知である。このロ
ツク部材はクレモン錠の側板に取り付けた案内路
内を摺動する。しかしながら、この装置は塗料や
塵埃の侵入により機能を果さなくなることがあ
る。
具面と枠組面との間に設けたボルト受け金具と協
働する摺動式のロツク部材を有する装置はフラン
ス特許明細書2469534号から公知である。このロ
ツク部材はクレモン錠の側板に取り付けた案内路
内を摺動する。しかしながら、この装置は塗料や
塵埃の侵入により機能を果さなくなることがあ
る。
またクレモン錠は複雑な構成を有するものなの
で、互換性の見地より、建具と建具枠組間に左右
両勝手に転換可能に取付け得ることが要求される
が、上述した従来技術はいずれもこの問題を解決
していない。
で、互換性の見地より、建具と建具枠組間に左右
両勝手に転換可能に取付け得ることが要求される
が、上述した従来技術はいずれもこの問題を解決
していない。
本発明は従来技術の上記問題点を解決すること
を目的とするものである。このため、本発明は、
錠止め機構を備えた少なくとも1つの鎖錠桿と側
板に取付けたロツク部材とを基本的に具備して成
り、前記ロツク部材は鎖錠桿が解錠状態に保持さ
れる位置に向つて弾力的に付勢されており、また
前記ロツク部材は内側突起と外側突起から成り、
かつ側板に略平行なレバーの自由端に配置されて
おり、前記レバーは側板の内側面および外側面の
前後に設けた互いに平行な2つの翼部から成り、
かつレバーの他端において側板の外側面に垂直に
設けた軸を中心として枢動可能に形成され、前記
ロツク部材が、建具枠組に取付けてあり建具の開
閉方向に作用するロツク解除部材と協働して、ロ
ツク部材をロツク解除すると共に建具を閉じた時
には鎖錠桿を錠止位置に復帰させるようになつて
いるクレモン錠において、上記クレモン錠を建具
に左右両勝手に転換可能に取付け得るように、ロ
ツク部材は側板の長手方向中心線に関して対称的
に形成され、 建具枠組に取付けた上記ロツク解除部材は、固
定底板を有さないボルト受け金具で構成され、該
ボルト受け金具には可動底板を設け、該可動底板
は任意の固定手段によりボルト受け金具のいずれ
かの表面に必要に応じて固着されるものである。
を目的とするものである。このため、本発明は、
錠止め機構を備えた少なくとも1つの鎖錠桿と側
板に取付けたロツク部材とを基本的に具備して成
り、前記ロツク部材は鎖錠桿が解錠状態に保持さ
れる位置に向つて弾力的に付勢されており、また
前記ロツク部材は内側突起と外側突起から成り、
かつ側板に略平行なレバーの自由端に配置されて
おり、前記レバーは側板の内側面および外側面の
前後に設けた互いに平行な2つの翼部から成り、
かつレバーの他端において側板の外側面に垂直に
設けた軸を中心として枢動可能に形成され、前記
ロツク部材が、建具枠組に取付けてあり建具の開
閉方向に作用するロツク解除部材と協働して、ロ
ツク部材をロツク解除すると共に建具を閉じた時
には鎖錠桿を錠止位置に復帰させるようになつて
いるクレモン錠において、上記クレモン錠を建具
に左右両勝手に転換可能に取付け得るように、ロ
ツク部材は側板の長手方向中心線に関して対称的
に形成され、 建具枠組に取付けた上記ロツク解除部材は、固
定底板を有さないボルト受け金具で構成され、該
ボルト受け金具には可動底板を設け、該可動底板
は任意の固定手段によりボルト受け金具のいずれ
かの表面に必要に応じて固着されるものである。
本発明の一態様にあつては、側板には略水平な
スロツトを設けて、ロツク部材が少なくとも1つ
の鎖錠桿と協働しかつ枠組に取付けたロツク解除
部材と協働しながら該スロツトを通過しかつ往復
し得るようにする。
スロツトを設けて、ロツク部材が少なくとも1つ
の鎖錠桿と協働しかつ枠組に取付けたロツク解除
部材と協働しながら該スロツトを通過しかつ往復
し得るようにする。
本発明の好ましい実施態様においては、側板の
強度を低下させるおそれのあるスロツトを設ける
代りに、レバーは側板の内側面および外側面に
夫々配置した互いに平行な2つの翼部により構成
し、これらの翼部の自由端に内側突起と外側突起
とから成るロツク部材を設ける。
強度を低下させるおそれのあるスロツトを設ける
代りに、レバーは側板の内側面および外側面に
夫々配置した互いに平行な2つの翼部により構成
し、これらの翼部の自由端に内側突起と外側突起
とから成るロツク部材を設ける。
次に、添付図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は本発明のクレモン錠の一部切欠き正面
図を示すもので、このクレモン錠は枠組(窓枠又
は扉枠)に取付けたボルト受け金具から成るロツ
ク解除部材に面している。
図を示すもので、このクレモン錠は枠組(窓枠又
は扉枠)に取付けたボルト受け金具から成るロツ
ク解除部材に面している。
クレモン錠1は箱体2を有し、この箱体は空締
めボルト3ならびに鎖錠桿4,5を作動させるた
めの作動機構を収蔵している。鎖錠桿4,5は従
来の錠には設けられていない錠止め機構を備えて
おり、ハンドル(図示せず)により操作する四角
穴付き部材6を介して作動せられる。空締めボル
ト3は四角穴付き部材6の指7により作動される
もので、軸9の廻りに巻回したばね8の作用によ
り弾力的に付勢されている。このばね8の一方の
翼部10は空締めボルト3の踵部11に当接して
いる。
めボルト3ならびに鎖錠桿4,5を作動させるた
めの作動機構を収蔵している。鎖錠桿4,5は従
来の錠には設けられていない錠止め機構を備えて
おり、ハンドル(図示せず)により操作する四角
穴付き部材6を介して作動せられる。空締めボル
ト3は四角穴付き部材6の指7により作動される
もので、軸9の廻りに巻回したばね8の作用によ
り弾力的に付勢されている。このばね8の一方の
翼部10は空締めボルト3の踵部11に当接して
いる。
2本の鎖錠桿4,5は錠の側板12の後方で摺
動し得るようになつていて、これらもやはり弾性
的に復帰されるようになつている。したがつて、
鎖錠桿4,5を解錠位置に保持するためにはロツ
ク部材13を設けなければならない。
動し得るようになつていて、これらもやはり弾性
的に復帰されるようになつている。したがつて、
鎖錠桿4,5を解錠位置に保持するためにはロツ
ク部材13を設けなければならない。
このロツク部材13は側板12に略平行なレバ
ー15の自由端14に配置してある。レバー15
は枢軸16を中心に回動し得るようになつてい
る。枢軸16はレバー15の他端17を貫通して
いると共に側板12に設けた穴18内に直角に収
蔵されている。
ー15の自由端14に配置してある。レバー15
は枢軸16を中心に回動し得るようになつてい
る。枢軸16はレバー15の他端17を貫通して
いると共に側板12に設けた穴18内に直角に収
蔵されている。
ロツク部材13はレバー15の内側面19およ
び外側面20から突出している。ロツク部材13
の内側突起21は2本の鎖錠桿4,5を互いに連
結する連結桿23に設けた切り欠き22に係合す
る。この切り欠き22は連結桿23を厚さ方向に
横切つていると共に、この切り欠きの両側は固定
部材26により連結桿23の両外側面25に押し
付けられた二つの弾性板24により閉鎖されてい
る。固定部材26はこの弾性板24の一端27に
設けてあり、その他端28は自由端となつていて
自らの弾性により連結桿23の外側面25から離
れることができる。
び外側面20から突出している。ロツク部材13
の内側突起21は2本の鎖錠桿4,5を互いに連
結する連結桿23に設けた切り欠き22に係合す
る。この切り欠き22は連結桿23を厚さ方向に
横切つていると共に、この切り欠きの両側は固定
部材26により連結桿23の両外側面25に押し
付けられた二つの弾性板24により閉鎖されてい
る。固定部材26はこの弾性板24の一端27に
設けてあり、その他端28は自由端となつていて
自らの弾性により連結桿23の外側面25から離
れることができる。
錠止状態においては、ロツク部材13の内側突
起21は連結桿23の外側面25と弾性板24と
の間に在る。錠止状態から解錠状態に移る際に
は、連結桿23はロツク部材13の内側突起21
が切り欠き22に面する位置に来、かつ、弾性板
24が内側突起21を切り欠き22内に押し込む
まで摺動する。
起21は連結桿23の外側面25と弾性板24と
の間に在る。錠止状態から解錠状態に移る際に
は、連結桿23はロツク部材13の内側突起21
が切り欠き22に面する位置に来、かつ、弾性板
24が内側突起21を切り欠き22内に押し込む
まで摺動する。
切り欠き22の上面29と内側突起21の上面
30との間の摩擦を減少させるため、上面30は
傾斜面31とする。こうすれば、切り欠き22の
上面29と内側突起21の上面30との間の接触
は、面ではなく、連結桿23の外側面25に垂直
な母線32となる。
30との間の摩擦を減少させるため、上面30は
傾斜面31とする。こうすれば、切り欠き22の
上面29と内側突起21の上面30との間の接触
は、面ではなく、連結桿23の外側面25に垂直
な母線32となる。
連結桿23の切り欠き22からロツク部材13
の内側突起21を外すためには、ロツク部材13
の外側突起33を、枠組に取付けたロツク解除手
段、すなわちボルト受け金具35に設けた切欠き
34の底板40と協働させる。なお、第2図には
ボルト受け金具35がその側面図で示されてい
る。建具(窓・扉)を閉める時には、ボルト受け
金具35の後面にある底板40によつてロツク部
材13を持ち上げてレバー15を枢軸16の廻り
に回動させると共に、ロツク部材13の内側突起
21は切り欠き22の外側(第1図の紙面に垂直
方向上方)に押出され、その結果、ばねはゆる
み、2本の鎖錠桿4,5は錠止位置に復帰する。
の内側突起21を外すためには、ロツク部材13
の外側突起33を、枠組に取付けたロツク解除手
段、すなわちボルト受け金具35に設けた切欠き
34の底板40と協働させる。なお、第2図には
ボルト受け金具35がその側面図で示されてい
る。建具(窓・扉)を閉める時には、ボルト受け
金具35の後面にある底板40によつてロツク部
材13を持ち上げてレバー15を枢軸16の廻り
に回動させると共に、ロツク部材13の内側突起
21は切り欠き22の外側(第1図の紙面に垂直
方向上方)に押出され、その結果、ばねはゆる
み、2本の鎖錠桿4,5は錠止位置に復帰する。
ロツク部材13の回転を可能にするため、本発
明の一態様においては、側板12には略水平なス
ロツト(図示せず)を設けて、このスロツト内で
ロツク部材13が移動し得るようになす。
明の一態様においては、側板12には略水平なス
ロツト(図示せず)を設けて、このスロツト内で
ロツク部材13が移動し得るようになす。
しかし、側板12の強度が低下するのを回避す
るためには、スロツトを設けるのに替えてレバー
15には本発明の他の態様に従い特別の形状を与
えることができる。すなわち、レバー15は側板
12の内側面38と外側面39に面して配置した
互いに平行な2つの翼部36,37から構成す
る。これらの翼部36,37は枢軸16に締まり
嵌めてあつて、いずれか一方の翼部が回転すれば
他方の翼部が同じ方向に回転し得るようになつて
いる。枢軸16は穴18内で自由に回転できる。
るためには、スロツトを設けるのに替えてレバー
15には本発明の他の態様に従い特別の形状を与
えることができる。すなわち、レバー15は側板
12の内側面38と外側面39に面して配置した
互いに平行な2つの翼部36,37から構成す
る。これらの翼部36,37は枢軸16に締まり
嵌めてあつて、いずれか一方の翼部が回転すれば
他方の翼部が同じ方向に回転し得るようになつて
いる。枢軸16は穴18内で自由に回転できる。
通常、ボルト受け金具35は枠組に挿入されて
いる。この場合底板は枠組部分に形成されてい
て、即ち固定部材であつて、ロツク部材13の外
側突起33と協働してロツク部材を枢軸16を中
心にして回動させる。
いる。この場合底板は枠組部分に形成されてい
て、即ち固定部材であつて、ロツク部材13の外
側突起33と協働してロツク部材を枢軸16を中
心にして回動させる。
しかし、クレモン錠を建具に対して(扉の右側
にも左側にも用いることができる)右左両勝手に
転換可能に取付けるためには、ロツク部材13を
側板12の長手方向中心線に対して対称形に形成
し、他方ボルト受け金具35には固定(一体形
成)の底板を設けない。その代りに、ボルト受け
金具35の切り欠き34の(第1図の紙面に垂直
方向の)底部に取付位置の変更可能な可動底板4
0(点線で示す)を設ける。可動底板40は第1
図の紙面に垂直方向において前方側にも取付ける
ことができる。図は左勝手のクレモン錠を示し、
付け替え可能な底板40は受け金具35の後面に
配設されている。右勝手のクレモン錠にするには
ロツク部材及び鎖錠桿等の部材を建具の右側に取
付け、図示の受け金具35の前面に底板40を付
け替えた後にこれを右側の建具組枠に取り付けれ
ばよい。このようにすることによつて右側に取付
けた受け金具35では、底板40は第1図の紙面
に垂直方向で後面側になる。
にも左側にも用いることができる)右左両勝手に
転換可能に取付けるためには、ロツク部材13を
側板12の長手方向中心線に対して対称形に形成
し、他方ボルト受け金具35には固定(一体形
成)の底板を設けない。その代りに、ボルト受け
金具35の切り欠き34の(第1図の紙面に垂直
方向の)底部に取付位置の変更可能な可動底板4
0(点線で示す)を設ける。可動底板40は第1
図の紙面に垂直方向において前方側にも取付ける
ことができる。図は左勝手のクレモン錠を示し、
付け替え可能な底板40は受け金具35の後面に
配設されている。右勝手のクレモン錠にするには
ロツク部材及び鎖錠桿等の部材を建具の右側に取
付け、図示の受け金具35の前面に底板40を付
け替えた後にこれを右側の建具組枠に取り付けれ
ばよい。このようにすることによつて右側に取付
けた受け金具35では、底板40は第1図の紙面
に垂直方向で後面側になる。
このように形成すると、同一のボルト受け金具
35と軸対称のロツク部材13を使用して右左両
勝手に転換可能なクレモン錠を提供することがで
きる。
35と軸対称のロツク部材13を使用して右左両
勝手に転換可能なクレモン錠を提供することがで
きる。
この可動底板40はボルト受け金具35のいず
れかの表面41に任意の固定手段により固定する
ことができる。
れかの表面41に任意の固定手段により固定する
ことができる。
他の態様としては、ロツク部材13の内側突起
21は側板12の内側面38に垂直な軸線42を
中心として回動する円錐截頭形ローラにより構成
することもできる。
21は側板12の内側面38に垂直な軸線42を
中心として回動する円錐截頭形ローラにより構成
することもできる。
本発明のクレモン錠の効果は下記の通りであ
る。
る。
扉を開くと、ロツク部材13は側板12の外側
面39に垂直な枢軸16を中心として回動する。
このロツク部材13の回動角は、扉前へりと枠組
間の〓間とは無関係である。従つて従来の錠のよ
うに、ロツク部材の枠が扉の外へり又は外面に対
して張出している指状突起物を備えていて、鎖錠
桿をロツク解除するために、この指状突起物に圧
力をかける必要のあるものと異なり、製造許容誤
差や建具と枠組間の〓間を考慮する必要がない。
面39に垂直な枢軸16を中心として回動する。
このロツク部材13の回動角は、扉前へりと枠組
間の〓間とは無関係である。従つて従来の錠のよ
うに、ロツク部材の枠が扉の外へり又は外面に対
して張出している指状突起物を備えていて、鎖錠
桿をロツク解除するために、この指状突起物に圧
力をかける必要のあるものと異なり、製造許容誤
差や建具と枠組間の〓間を考慮する必要がない。
又通常扉の内外面には塗装が施されているが、
扉の前へりは、これに側板が挿入されるため塗装
されていない。このため外面から突出した指状突
起物を有する従来の錠では塗料による汚損の影響
を受けるが本発明ではその懸念がない。
扉の前へりは、これに側板が挿入されるため塗装
されていない。このため外面から突出した指状突
起物を有する従来の錠では塗料による汚損の影響
を受けるが本発明ではその懸念がない。
従つてクレモン錠の作動を最良の状態に維持す
ることができる。
ることができる。
さらに本発明のクレモン錠は左右両勝手に転換
が可能である。
が可能である。
(i) 上述したようにロツク部材13は側板12の
外側面に垂直な軸16に枢動自在に取付けられ
ていて、軸16を中心としてどちらの方向(即
ち扉の表方向及び扉の裏方向の両方向)にも回
転可能である。従つて右左両勝手に使用する場
合にもロツク部材13を取り替え又は改造する
必要がなく、右左両勝手に転換可能の機能を有
する。
外側面に垂直な軸16に枢動自在に取付けられ
ていて、軸16を中心としてどちらの方向(即
ち扉の表方向及び扉の裏方向の両方向)にも回
転可能である。従つて右左両勝手に使用する場
合にもロツク部材13を取り替え又は改造する
必要がなく、右左両勝手に転換可能の機能を有
する。
(ii) またボルト受け金具35の切欠き34は第1
図の紙面に切り通しの構造であつて、受け金具
35と別体の底板40を受け金具35の(第1
図の紙面に垂直方向の)前面又は後面に付け替
えることができる。受け金具35の長手方向に
配列された3個のビス孔のうち中部及び下部の
2個はこのようにして付け替えた底板40を枠
組に対して受け金具35と共締めするのに使用
するものである。従つて受け金具35も右左両
勝手に転換可能の機能を有する。
図の紙面に切り通しの構造であつて、受け金具
35と別体の底板40を受け金具35の(第1
図の紙面に垂直方向の)前面又は後面に付け替
えることができる。受け金具35の長手方向に
配列された3個のビス孔のうち中部及び下部の
2個はこのようにして付け替えた底板40を枠
組に対して受け金具35と共締めするのに使用
するものである。従つて受け金具35も右左両
勝手に転換可能の機能を有する。
第1図は本発明のクレモン錠の一部切り欠き正
面図、第2図は同上クレモン錠におけるロツク解
除部材の側面図である。 1……クレモン錠、2……箱体、3……空締め
ボルト、4,5……鎖錠桿、12……錠の側板、
13……ロツク部材、14……自由端、15……
レバー、16……軸、17……他端、21……内
側突起、23……連結桿、33……外側突起、3
5……ロツク解除部材(ボルト受け金具)、39
……外側面、40……可動底板、41……表面。
面図、第2図は同上クレモン錠におけるロツク解
除部材の側面図である。 1……クレモン錠、2……箱体、3……空締め
ボルト、4,5……鎖錠桿、12……錠の側板、
13……ロツク部材、14……自由端、15……
レバー、16……軸、17……他端、21……内
側突起、23……連結桿、33……外側突起、3
5……ロツク解除部材(ボルト受け金具)、39
……外側面、40……可動底板、41……表面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 錠止め機構を備えた少なくとも1つの鎖錠桿
4,5と側板12に取付けたロツク部材13とを
基本的に具備して成り、前記ロツク部材13は鎖
錠桿4,5が解錠状態に保持される位置に向つて
弾力的に付勢されており、また前記ロツク部材1
3は内側突起21と外側突起33から成り、かつ
側板12に略平行なレバー15の自由端14に配
置されており、前記レバー15は側板12の内側
面38および外側面39の前後に設けた互いに平
行な2つの翼部36,37から成り、かつレバー
の他端17において側板12の外側面39に垂直
に設けた軸16を中心として枢動可能に形成さ
れ、前記ロツク部材13が、建具枠組に取付けて
あり建具の開閉方向に作用するロツク解除部材3
5と協働して、ロツク部材13をロツク解除する
と共に建具を閉じた時には鎖錠桿4,5を錠止位
置に復帰させるようになつているクレモン錠にお
いて、 上記クレモン錠1を建具に左右両勝手に転換可
能に取付け得るように、ロツク部材13は側板1
2の長手方向中心線に関して対称的に形成され、 建具枠組に取付けた上記ロツク解除部材35
は、固定底板を有さないボルト受け金具35で構
成され、該ボルト受け金具には可動底板40を設
け、該可動底板は任意の固定手段によりボルト受
け金具35のいずれかの表面41に必要に応じて
固着されることを特徴とするクレモン錠。 2 側板12には略水平なスロツトが設けてあ
り、ロツク部材13が少なくとも1つの鎖錠桿
4,5ならびに建具枠組のロツク解除部材35と
協働しながら該スロツトを通つて往復し得るよう
になつている特許請求の範囲第1項記載のクレモ
ン錠。 3 ロツク部材13の内側突起21の上面30は
傾斜面31を呈していて、2本の鎖錠桿4,5を
互いに連結する連結桿23に設けた切り欠き22
の上面29を、内側突起21の前記傾斜面31に
沿つて鉤掛けし得るようになつていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載のクレモン
錠。 4 ロツク部材13の内側突起21は側板12の
内側面38に垂直な枢軸42廻りに枢動可能な円
錐截頭形ローラから成る特許請求の範囲第1項に
記載のクレモン錠。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8104258A FR2500874A1 (fr) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | Cremone, en particulier cremone-serrure pour porte, porte-fenetre ou analogue |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57155479A JPS57155479A (en) | 1982-09-25 |
JPH0340191B2 true JPH0340191B2 (ja) | 1991-06-18 |
Family
ID=9255834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57026903A Granted JPS57155479A (en) | 1981-03-02 | 1982-02-23 | Kuremon lock |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS57155479A (ja) |
AT (1) | ATE14470T1 (ja) |
CA (1) | CA1183184A (ja) |
DE (1) | DE3264806D1 (ja) |
ES (1) | ES271963Y (ja) |
FR (1) | FR2500874A1 (ja) |
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FR2683847B1 (fr) * | 1991-11-15 | 1994-03-18 | Ferco Internal Usine Ferrures Ba | Ferrure de verrouillage pour porte, fenetre ou analogue comportant des organes de verrouillage a rappel elastique en position verrouillee. |
FR2744478B1 (fr) * | 1996-02-07 | 1998-04-17 | Jpm Chauvat Sa | Cremone-serrure automatique |
FR2773579B1 (fr) * | 1998-01-09 | 2000-09-15 | Ferco Int Usine Ferrures | Ferrure de verrouillage pour porte, porte-fenetre ou analogue munie d'un pene demi-tour a rappel elastique en position de verrouillage |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS53119199A (en) * | 1977-03-25 | 1978-10-18 | Howa Mach Ltd | Cremorne-device for hinged door |
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FR2469534A1 (fr) * | 1979-11-14 | 1981-05-22 | Ferco Int Usine Ferrures | Cremone, en particulier cremone-serrure pour porte, porte-fenetre ou analogue |
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- 1981-03-02 FR FR8104258A patent/FR2500874A1/fr active Granted
-
1982
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- 1982-01-28 AT AT82440002T patent/ATE14470T1/de not_active IP Right Cessation
- 1982-02-18 CA CA000396580A patent/CA1183184A/fr not_active Expired
- 1982-02-23 JP JP57026903A patent/JPS57155479A/ja active Granted
- 1982-03-01 ES ES1982271963U patent/ES271963Y/es not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53119199A (en) * | 1977-03-25 | 1978-10-18 | Howa Mach Ltd | Cremorne-device for hinged door |
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