JPH02229380A

JPH02229380A - 窓錠

Info

Publication number: JPH02229380A
Application number: JP2008066A
Authority: JP
Inventors: Douglas A Nolte; ダグラス　エイ　ノルト; Peter E Braun; ピーター　イー　ブローン
Original assignee: Truth Inc
Current assignee: Truth Inc
Priority date: 1989-01-17
Filing date: 1990-01-17
Publication date: 1990-09-12
Also published as: AU7942391A; GB8916091D0; AU635462B2; AU611044B2; GB2227051B; FR2641815A1; ES2020385A6; GB2261911B; GB2261912B; AU2059392A; DE3924933A1; CA1338422C; LU87614A1; GB9300692D0; GB9300691D0; AU3816689A; KR950010990B1; NL8902159A; KR900011954A; GB2227051A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発廚の分野）本発明は窓錠に関し、特に窓サッシと窓枠の多点連続施
錠をもたらす窓錠に関する。更に、かかる窓錠は、施錠
点の各々に改良施錠をもたらす。

（発明の背景）摺動窓、上げ下げ窓、或いは回動窓のいずれかである一
般使用の可動窓はサッシを有し、回動タイプの窓には突
き出し窓と開き窓が含まれる。可動窓を施錠するための
多くの異なる形態の窓錠を入手できる。

ここに開示する発明の譲受人はかかる可動窓用の窓錠を
市販する。多くの場合、窓は、多点施錠を有するのが好
ましい寸法のもの、或いは構造材料のものである。多点
施錠を達成するために個々の窓錠を窓に間隔を隔てた箇
所で取付けることが知られている。典型的には各窓錠は
独立して作動する。しかしながら、一対の窓錠の可動機
構は、本発明の譲受人が所有するバンクロンベンバーグ
の米国特許第４０９５８２９号に示すように、単一ハン
ドルで同時移動できるように互いに連結されている。

多点施錠はペンスチョッテンの米国特許第２１１４６４
５号に示されている。かかる特許には、単一ハンドルで
作動する、商業的に入手できる多点窓錠構造が開示され
ている。

前述の先行技術は、ラック窓やワープ窓に適応する遅動
施錠を提供するための連続施錠の多点施錠構造を提供す
る構造を開示しないし、かかる構造はビニル窓で遭遇す
るような窓構造の可撓性に対抗するように構成された窓
錠も有しない。

（発明の概要）本発明の主要な特徴は、窓サッシを窓フレームに施錠す
るための改良施錠機能を有する窓錠、特に、窓サッシを
窓枠に間隔を隔てた箇所で、ラック窓やワープ窓を収容
するために、一方の施錠構造の他方の施錠構造に対する
遅動施錠で施錠するための多点施錠を提供するように構
成された窓錠を提供することにあり、かかる構造はビニ
ル窓のような撓みを持つ窓の施錠で起こる他の考慮もな
されている。

本発明の追加の特徴は、所望数の施錠箇所を得るために
、簡単で選択性のある構成部品の組立体を提供する上で
の窓錠の融通性と、窓施錠機構が作動ハンドル以外によ
ってはかかる機構に加えられるいかなる力によっても移
動しない保証と、窓錠を光密、水密及び気密にするため
の、窓錠ハウジングの窓枠に対するシールと、ハンドル
により作動する作動機構の構造にあり、これによって、
ハン下ルは２つの制限位置を有し、かかる２つの制限位
置のうちの一方の制限位置ではハンドルが窓枠に接近し
て窓の施錠状態を確立し、窓を解錠する他方の制限位置
に行くときには、ハンドルは窓を解錠したときにハウジ
ングのハンドルの外方突出を制限する１８０°に及ぶ円
弧を進む。

本発明の目的は、新規な改良窓錠を提供することにある
。

本発明の別の目的は、新規な改良多点窓錠、特に、ビニ
ル窓用の窓錠を提供することにある。

本発明のもう１つの目的は、カム部材を有するスライダ
ーと、斜面付キーパーと、窓の施錠状態、或いは解錠状
態のいずれかを確定する上で、カム部材を斜面付キーパ
ーと共働させるためにスライダーをその長手方向に延び
る通路内で移動させる手段とを有する、窓枠と可動窓サ
ッシを持つ窓用の窓錠において、少な《とも２つの前記
斜面付キーパーと少な《とも２つの前記カム部材の利用
による窓サッシと窓枠との多点施錠からなり、前記各斜
面付キーパーが、傾斜面部分とほぼ平らな部分を有し、
前記スライダーが、カム部材を前記斜面付キーパーの前
記ランプ部分に沿って前記斜面付キーパーのほぼ平らな
部分へ移動させるのに必要な移動の長さよりも長い、通
路に沿った移動の長さを有し、これによって、一方のカ
ム部材及びこれと関連する斜面付キーパーの、他方のカ
ム部材及び斜面付キーパーに対する遅動施錠は、前記斜
面付キーパーを前記カム部材間の距離よりも離れた距離
に有するスライダーによって達成され、斜面付キーパー
の平らな部分は前記距離の差よりも長い長さを有するこ
とを特徴とする窓錠を提供することにある。

本発明の更に別の目的は、カム部材を有するスライダー
と、斜面付キーパーと、窓の施錠状態、或いは解錠状態
のいずれかを確定する上で、カム部材を斜面付キーパー
と共働させるためにスライダーをその長手方向に延びる
通路内で移動させる手段とを有する、窓枠と可動窓サッ
シを持つ窓用の窓錠において、ハウジングと、前記ハウ
ジングに回転自在に取付けられ、２つの制限位置間で移
動でき、しかも前記スライダーを前記通路に沿って移動
させるように作動するハンドルとを有し、前記スライダ
ーとハンドルが、重力、或いは他の外力が前記ハンドル
を移動させることなく前記スライダーを前記通路に沿っ
て移動させないようにするための共働手段を有すること
を特徴とする窓錠を提供することにある。

本発明の更に別の目的は、カム部材を有するスライダー
と、斜面付キーパーと、窓の施錠状態、或いは解錠状態
のいずれかを確定する上で、カム部材を斜面付キーパー
と共働させるためにスライダーをその長手方向に延びる
通路内で移動させる手段とを有する、窓枠と可動窓サッ
シを持つ窓用の窓錠において、高荷重のため起こるよう
な窓枠と窓サッシの撓みの結果、前記通路と垂直な方向
の分離移動に抵抗するため、各々が傾斜をつけられた前
記カム部材と斜面付キーパーを有することを特徴とする
窓錠を提供することにある。

（実施例）窓錠が、窓と関連して第１図に示されており、部屋から
見ることができる窓錠の部品はハウジング１０と把手ｌ
２だけである。

窓は、全体を１４で示す窓枠を有し、この窓枠ｌ４には
、観音開き窓の、全体を１６で示す窓サッシが回動自在
に取付けられている。ヒンジによるかかる窓の取付け、
及び窓サッシを閉位置と全開位置との間を、或いはそれ
らの間の所望位置に移動させるための、全体を１８で示
す窓操作具の使用は、従来技術において良く知られてい
る。

たやすくわかるように、この窓錠は、窓サッシが、観音
開き窓の垂直軸ではなくほぼ水平軸を中心に回動ずる日
よけタイプの窓にも使用することできる。窓錠に具体化
された概念は、上げ下げ窓のような他のタイプの可動窓
についても利用することができる。

この窓錠は、特にビニル窓に有用であり、ビニル窓の実
施例を第４図及び第５図に概略的に示す。

窓枠ｌ４は、相互連結壁によって適当に一体的に相互連
結された垂直壁断面２０、２２を有し、一対の相互連結
された垂直壁２４、２６がこの垂直壁部分２０、２２に
対して直角に延び、壁２６が窓枠の部屋に面した面を構
成する。

窓サッシ１６は、垂直外壁２８と、一体に関連した壁と
を有し、この一体に関連した壁は、当該壁に対して垂直
に延びる壁３０を有し、該壁３０は、窓を閉めたときに
垂直枠壁２４に隣接することができる垂直フェイスパネ
ル３２を取付ける壁のうちの１つを構成する。窓サッシ
１６は更に、気密シールを確実にする適当なウエザース
トリップ３４を有する。

窓錠はスライダー４０を有し、このスライダー４０はそ
の長手方向に延びる通路内で移動でき、該スライダー４
０にはローラ４２の形態のカム部材が取付けられている
。スライダー４０は、これをブラケット４４の平らな部
分に取りつけることによって前記通路内で移動すること
ができ、このブラケット４４には、一対の肩付き案内リ
ベット４６、４８が取付けられており、リベット４６、
４８は夫々、夫々のスライダースロット５０、５２を貫
通し、スライダーが第２図に示す窓解錠位置から第３図
に示す窓施錠位置まで移動できるようにする。

ブラケット４４は、その平面部分に対して直角に一対の
ブラケットフランジ５４、５６を有し、かかるブラケッ
トフランジは、ノ１ウジングｌＯから内方に延びる一対
の整合ボス６２、６４に螺合する一対の留め具５８、６
０を夫々受入れ、窓枠の壁２４、２６に形成されたスロ
ットに嵌まる。

ハウジング１０の内側面は、窓枠の開１２）の境界面を
越えて延びて垂直な枠壁２６の内側部屋面に衝合する。

留め具５８、６０は、ブラケツ．トフランジ５４、５６
を枠壁２４の内側面に押し当てて、またハウジングｌＯ
の境界面を壁２６に押し当てて引張り、窓枠を壁２４、
２６間に保持することができる。壁２６に当接するハウ
ジングの境界面部分は連続０リング溝を有し、６６、　
６８でボすＯリング溝の部分が０リングを受入れてハウ
ジング．と窓枠との間に光密、水密及び気声シールを行
う。

ハウジングｌＯには、２つの制限位置間を移動すること
ができるハンドルｌ２が回転自在に取付けられている。

これらの制限位置のうちの一方は、第３図に示す窓施錠
位置であり、この位置では、ハンドルｌ２は下向きに枠
壁２６とほぼ平行に延びる。ハンドルは、第２図でわか
るように、窓解錠位置である他方の制限位置に移動する
ことができる。ハンドルのこの移動は、ほぼ１８０°の
円弧に亘り、これによって、ハンドルは、第２図でわか
るように、ハウジングｌＯをわずかに越えて延び、かく
して、窓が開いているときには、室内に突出しない。

スライダー４０とハンドルｌ２は、共働手段を有し、ハ
ンドルの回転により、スライダーをその長手方向の通路
に沿って真っ直ぐ移動させる。この共働手段はハンドル
にその回転軸線でスプライン連結された駆動リンク７０
からなり、このリンク７０はスライダーの二叉部分と共
働するピン７２を有する。この二叉部分は、間に端が開
口したスロットを持つ一対の叉７４、７６を有する。

窓錠が施錠状態にあり、ハンドル１２を第３図に示す位
置にあるときには、ハンドルを第２図に示す位置まで反
時計方向に回転させることができ、この回転の間、ピン
７２は叉７６に係合しながら逐次スロットの内方及び外
方に移動し、第２図及び第３図でわかるようにスライダ
ー４０を下方に移動させる。ハンドルｌ２の第３図の位
置に戻す際には、ハンドルｌ２が時計方向に回転し、ピ
ン７２がスロットの内方及び外方に逐次移動し、叉７４
の縁と共働して、第２図及び第３図でわかるようにスラ
イダーを持ち上げる。

スライダーの二叉部分の叉７４、７６の端には、駆動リ
ンク７０をハンドルのいずれの制限位置でもトグル位置
に移動させることができるように傾斜が付けられている
。これを第６図及び第７図に概略的に示す。ハンドル１
２が第２図の窓解錠位置まで移動するときには、駆動ピ
ン７２は、第６図でわかるように、反時計方向に移動し
、トグル位置への下方円弧が叉７６の傾斜端８２によっ
て可能になる。ピン７２がトグル位置に到達し、上向き
矢印で示すように、スライダー４０に上向きの力が及ぼ
されると、叉７６の傾斜端８２は、ピン７２に係合し、
ピンを右の方へ移動させる傾向がある。この遅動は、ハ
ウジングとハンドルとの間の共働作用によって止められ
る。

この共働作用は、第８図及び第９図に示す構成によって
得られる。第８図は、ハンドルｌ２のステム８５（第９
図）を受入れる開口部８４を有するハウジングｌＯの側
壁８３を示す。ハウジングには、ハンドルの弧状リブ８
７と共働することによってハンドル１２の回転制限位置
を決定する一対の衝合部８６ａ，８６ｂが形成されてい
る。リブ８７は、制限しているものではないが、ほぼ１
０４°の円弧を有し、衝合部８６ａ，８６ｂはほぼ２５
０°の角度距離間隔を隔てられ、これによって、ハンド
ルはほぼ１５０°の円弧に亘って回転することができる
。

ハンドルが窓施錠位置にあるときに同様なトグル位置が
達成される。第７図でわかるように、下向き矢印で示す
ようにスライダー４０に加わる下向きの力により、叉７
４の傾斜端８８を駆動ピン７２に係合させて、駆動リン
ク７０を矢印で示すように時計方向に押圧するが、これ
はハンドルｌ２とハウジング１０との共働作用によって
阻止される。ハンドルの遅動以外の外力によってはスラ
イダー４０を移動させることはできない。

スライダー４０に設けられた、上述したカム部材、すな
わちローラ４２は、適当な手段によって窓サッシの垂直
壁３０に取付けられた斜面付キーパー１００と共働する
。斜面付キーパーは、傾斜面部分１０２とほぼ平らな部
分１０４とを有する。

窓サッシを完全に閉じてない場合の斜面付キーパーｌ０
０をローラ４２に関連して第２図に示す。

ハンドルｌ２を第３図に示す施錠位置に向けて時計方向
に廻すと、スライダー４０は、上方に移動し、ローラ４
２は、傾斜面部分１０２に係合し、これに沿って転勤し
、ローラ４２が斜面付キーパー１００のほぼ平らな部分
１０４に移動したときに、窓サッシを全閑に引っ張り、
そして保持する。

斜面付キーパー１００は、図示したように、中実部材で
あるのが良く、また金属板で成形されるのが良い。

多点施錠を達成するため、斜面付キーパー１００と同じ
構造を有する第２斜面付キーパー１１０が窓サッシに斜
面付キーパー１００から一定の距離に取付けられる。ロ
ーラ１１２の形態の第２カム部材が第２斜面付キーパー
１１０と共働する。このローラ１１２は連結バー１１４
に回転自在に取付けられ、連結バー１１４はスライダー
４０と一緒に長手方向に移動することができるように′
スライダー４０の端に連結されている。連結バーの上端
は、留め具　１１８によって枠壁２ｏに固定された連結
バーガイド１１６内を移動できる。

施錠点位置の融通性は、連結バー１１４をスライダー４
０と関連させる仕方で達成される。

連結バー１１４は、その下端に、連結バーの長手方向に
延びるスロット１２０を有する。連結バーリベット１２
２が、スライダー４０の片寄り上端に固定され、スライ
ダーから少し離れたところに一対の整合耳を有する。連
結バー１１４をスライダーに対して所定角度にすると、
スロット１２０を連結バーリベットの整合耳と整合させ
ることができ、次いで連結バーを耳を通して移動させ、
その後、これを整合位置まで回転させると、整合耳が連
結バー１１４をスライダーに係止する。

スライダー４０の下端にも連結バーリベット１２４があ
る。かくして、連結バー１１４は、スライダー４０から
下方に延びても良い。２つの連結バーを用いても良い。

連結バーに関して追加のローラ（及び追加斜面付キーパ
ー）の使用によって、また種々の長さの連結バーの使用
によって更なる変更を行うことができる。

多点施錠は、スライダーが、ローラを斜面付キーパーの
傾斜面部分１０２に沿って、そのほぼ平らな部分１０４
へ移動させるのに必要な移動の長さよりも長い、通路に
沿った移動の長さを有し、且つ、ローラ間の距離よりも
離れた距離に斜面付キーパーを有することによって、ロ
ーラ４２と斜面付キーパー１００に対するローラ１１２
と斜面付キーパー１１０の遅動施錠で達成する。斜面付
キーパーのほぼ平らな部分は、前記距離の差よりも長い
長さを有し、他方のローラが傾斜面部分にある間、一方
のローラのドウエル（ｄｗｅｌｌ）をなす。

可撓性のためビニル窓に特に有用性を持゛つ特徴は、第
４図及び第５図でわかるように、スライダー４０の通路
と垂直な方向のローラと斜面付キーパーの分離に抵抗す
るように、ローラ４２、１１２と斜面付キーパーのほぼ
平らな部分１０４との傾斜にある。特に第４図を参照す
ると、斜面付キーパーとローラの分離を引き起こすよう
な窓サッシの左に向かって移動する傾向はこれらの傾斜
関係によって抵抗される。

多数の施錠箇所での連続施錠作用は、窓の全閉を達成す
るのに一回に必要とされる最大量の力を制限する上で利
点を有する。

前述の記載から、極端な融通性を持った、多点施錠をも
たらす窓錠を提供することが明らかであろう。

細長いドウェルを備えた細長いほぼ平らな部分を有する
斜面付キーパーの構造では、斜面付キーパーを所望の関
係で位置決めして種々の施錠点で所望の順序の施錠を達
成することができる点で融通性が増す。複数の連結バー
に異なる数のローラを持った異なる長さを与え、連結バ
ーとスライダーとの間にいかなる取付けねじの使用も必
要としない簡単な回転連結で所望の連結バーをその頂部
、或いは底部のいずれかでスライダーと、簡単に関連さ
せることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、開放位置で示す、第２図乃至第７図の窓錠構
造を有する窓の部分斜視図であり、第２図は、窓サッシ
及び窓枠と関連することなしに窓錠を解錠位置で示す窓
錠金物の側面図であって、部品を取外して示す第３図の
図とほぼ同様な図であり、第３図は、第４図のほぼ３−３線における、窓を窓施錠
位置で示す第２図と同様な図であり、第４図は、第３図
のほぼ４−４線における、構造を窓枠及び窓サッシと関
連して示す断面図であり、第５図は、第３図のほぼ５−５線における、第４図と同
様な図であり、第６図は、第ｌトグル位置を示す、第２図に示すように
置かれた、構造の一部の部分概略図であり、第７図は、第３図に示す窓施錠位置の構造における第２
トグル位置を示す、第６図と同様な図であり、第８図は、ハウジングの部分立面図であり、第９図は、
ハンドルの立面図である。゛ｌ４・・・窓枠１６・・・窓サッシ４０・・拳スライダー４２●●●ローラ１００・・・斜面付キーパー１０２・・・傾斜面部分１０４・・・ほぼ平らな部分

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カム部材を有するスライダーと、斜面付キーパー
と、窓の施錠状態、或いは解錠状態のいずれかを確定す
る上で、カム部材を斜面付キーパーと共働させるために
スライダーをその長手方向に延びる通路内で移動させる
手段とを有する、窓枠と可動窓サッシを持つ窓用の窓錠
において、少なくとも２つの前記斜面付キーパーと少な
くとも２つの前記カム部材の利用による窓サッシと窓枠
との多点施錠からなり、前記各斜面付キーパーが、傾斜
面部分とほぼ平らな部分を有し、前記スライダーが、カ
ム部材を前記斜面付キーパーの前記ランプ部分に沿って
前記斜面付キーパーのほぼ平らな部分へ移動させるのに
必要な移動の長さよりも長い、通路に沿った移動の長さ
を有し、これによって、一方のカム部材及びこれと関連
する斜面付キーパーの、他方のカム部材及び斜面付キー
パーに対する遅動施錠は、前記斜面付キーパーを前記カ
ム部材間の距離よりも離れた距離に有するスライダーに
よって達成され、斜面付キーパーの平らな部分は前記距
離の差よりも長い長さを有することを特徴とする窓錠。
（２）前記カム部材と斜面付キーパーに、前記スライダ
ー通路と垂直な方向の分離に抵抗するため傾斜が付けら
れている、請求項（１）の窓錠。
（３）前記カム部材がローラである、請求項（１）の窓
錠。
（４）前記カム部材のうちの１つが取付けられた連結バ
ーと、連結バーをスライダーの端に連結するための手段
と、連結バーを前記スライダーから離れた位置に案内す
るための連結バーガイドとを有する、請求項（１）の窓
錠。
（５）連結バーをスライダーの端に連結するための手段
が、連結バーに設けられたスロットと、スライダーに非
回転自在に固定され、スライダー通路に対して横方向に
延びる一対の整合耳をスライダーから少し離れたところ
に有する連結バーリベットとから成り、これによって、
連結バーをスライダーに対して所定角度に位置決めし、
スロットを耳と整合させてスロットを耳通して通過させ
た後、スライダーとの整合に対する連結バーの回転によ
りスライダーと連結バーを互いに係止する、請求項（４
）の窓錠。
（６）前記スライダーの各端に夫々が位置決めされた一
対の前記連結バーリベットがあり、これによって、単一
の連結バーをスライダーの一端に取付け、或いは一対の
連結バーをスライダーの両端から延ばすことができる、
請求項（５）の窓錠。
（７）前記カム部材がローラであり、ローラと斜面付キ
ーパーが係合傾斜面を有する、請求項（１）の窓錠。
（８）ハウジングと、前記ハウジングに回転自在に取付
けられ、２つの制限位置間で移動でき、しかも前記スラ
イダーを前記通路に沿って移動させるように作動するハ
ンドルとを有し、前記スライダーとハンドルは、重力、
或いは他の外力が前記ハンドルを移動させることなく前
記スライダーを前記通路に沿って移動させないようにす
るための共働手段を有する、請求項（１）の窓錠。
（９）前記共働手段が、スロットによって間隔を隔てら
れた一対の叉を備えた前記スライダーの二叉部分と、ハ
ンドルで作動され、前記スロットに沿って円弧をなして
移動できるピンを有する回動駆動リンクとから成り、前
記各叉が、駆動リンクを、叉の傾斜付き自由端と前記ピ
ンとの間の係合によってスライダーに加わる外力に反抗
し、前記ピンとハンドルが制限位置にあるトグル位置に
位置決めするため、前記スライダーの移動なしに円弧を
なすピンの移動を可能にする傾斜の付いた自由端を有す
る、請求項（８）の窓錠。
（１０）前記ハンドルは、窓を施錠したとき前記スライ
ダー通路とほぼ平行に延びる一方の制限位置を有し、ハ
ンドルが窓を解錠するために他方の制限位置まで円弧を
進み、前記円弧は窓を開けたときの室内へのハンドル突
出を制限するため１８０°に及ぶ、請求項（９）の窓錠
。
（１１）窓枠に取付けられ、窓枠の開口内に位置決めさ
れた整合ボスを有するハウジングと、窓枠内に位置決め
されたブラケットと、窓枠の一部をブラケットとハウジ
ングボスとの間に捕らえてかかるブラケットとハウジン
グボスを互いに連結する手段と、ブラケットとスライダ
ーにあり、スライダーを前記通路に沿って移動可能に取
付けらる共働手段と、窓枠の開口を取り囲むように形作
られ、ハウジングを窓枠に対してシールするようＯリン
グを受入れる前記ハウジングのＯリング溝とを有する、
請求項（１）の窓錠。
（１２）カム部材を有するスライダーと、斜面付キーパ
ーと、窓の施錠状態、或いは解錠状態のいずれかを確定
する上で、カム部材を斜面付キーパーと共働させるため
にスライダーをその長手方向に延びる通路内で移動させ
る手段とを有する、窓枠と可動窓サッシを持つ窓用の窓
錠において、ハウジングと、前記ハウジングに回転自在
に取付けられ、２つの制限位置間で移動でき、しかも前
記スライダーを前記通路に沿って移動させるように作動
するハンドルとを有し、前記スライダーとハンドルが、
重力、或いは他の外力が前記ハンドルを移動させること
なく前記スライダーを前記通路に沿って移動させないよ
うにするための共働手段を有することを特徴とする窓錠
。
（１３）前記共働手段が、スロットによって間隔を隔て
られた一対の叉を備えた前記スライダーの二叉部分と、
ハンドルで作動され、前記スロットに沿って円弧をなし
て移動できるピンを有する回動駆動リンクとから成り、
前記各叉が、駆動リンクを、傾斜付き自由端と前記ピン
との間の係合によってスライダーに加わる外力に反抗し
、前記ピンとハンドルが制限位置にあるトグル位置に位
置決めするため、前記スライダーの移動なしに円弧をな
すピンの移動を可能にする傾斜の付いた自由端を有する
、請求項（１２）の窓錠。
（１４）前記ハンドルは、窓を施錠したとき前記スライ
ダー通路とほぼ平行に延びる一方の制限位置を有し、ハ
ンドルが窓を解錠するために他方の制限位置まで円弧を
進み、前記円弧は窓を開けたときの室内へのハンドル突
出を制限するため１８０°に及ぶ、請求項（１２）の窓
錠。
（１５）カム部材を有するスライダーと、斜面付キーパ
ーと、窓の施錠状態、或いは解錠状態のいずれかを確定
する上で、カム部材を斜面付キーパーと共働させるため
にスライダーをその長手方向に延びる通路内で移動させ
る手段とを有する、窓枠と可動窓サッシを持つ窓用の窓
錠において、高荷重のため起こるような窓枠と窓サッシ
の撓みの結果、前記通路と垂直な方向の分離移動に抵抗
するため、各々が傾斜をつけられた前記カム部材と斜面
付キーパーを有することを特徴とする窓錠。
（１６）前記カム部材がローラである、請求項（１５）
の窓錠。
（１７）複数の前記斜面付キーパーと、スライダーに連
結され、該スライダーと一緒に前記通路に沿って移動す
ることができる連結バーと、前記連結バーに設けられ、
斜面付キーパーと共働するローラとを有し、前記各斜面
付キーパーが窓サッシ引っ込め用の傾斜面部分と、前記
通路と平行関係に延びるほぼ平らな部分とを有し、これ
によって、前記ローラのうちの一方が前記斜面付キーパ
ーのうちの一方のほぼ平らな部分に沿って移動するとき
、ローラのうちの他方が前記斜面付キーパーのうちの他
方の傾斜面部分に沿って移動し、斜面付キーパーの前記
傾斜面部分とほぼ平らな部分の各々が前記傾斜を有し、
前記スライダーと連結バーが、ローラを斜面付キーパー
の傾斜面部分に沿って、斜面付キーパーのほぼ平らな部
分へ移動させるのに必要とされる移動よりも実質的に長
い前記通路に沿った移動を有する、請求項（１６）の窓
錠。