JP3257952B2 - 貯蔵安定性の向上した農薬粒剤およびその製法 - Google Patents

貯蔵安定性の向上した農薬粒剤およびその製法

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JP3257952B2
JP3257952B2 JP15630696A JP15630696A JP3257952B2 JP 3257952 B2 JP3257952 B2 JP 3257952B2 JP 15630696 A JP15630696 A JP 15630696A JP 15630696 A JP15630696 A JP 15630696A JP 3257952 B2 JP3257952 B2 JP 3257952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる種類の農薬
活性成分を2種あるいはそれ以上含有してなる農薬混合
粒剤において、貯蔵時の農薬活性成分の経時的な分解を
防止して安定性を向上させた農薬粒剤と、その製法を提
供することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より農薬活性成分の安定化をはかる
には、主として農薬活性成分ごとに安定化剤、補助剤、
増量剤の種類や添加量などを色々変えるなどして検討さ
れてきた。特に異なる2種またはそれ以上の農薬活性成
分を含む混合製剤では、含有するすべての農薬活性成分
が同時に安定化することが必要であり、なおかつそれら
の持つ農薬としての活性を十分に発揮するものでなくて
はならない。
【0003】そのため、このような要件を満たした混合
製剤を得るには、従来は、農薬活性成分が異なるつど、
それぞれ農薬活性成分ごとに安定化剤、補助剤、増量剤
など色々な分野で検討する必要であったが、どのような
農薬活性成分でも、単剤を使用したときと同程度の安定
性を確保できるとは限らなかった。
【0004】また、このような2種の農薬活性成分の混
合製剤の安定化をはかるための方法として、次の方法が
提案されている。
【0005】(1)特開平6−145004号公報 単剤または複合剤(混合剤)を樹脂と混合し、被覆し多
層構造としてなる農薬。
【0006】(2)特開平6−298604号公報 農薬活性成分、炭酸塩および固体酸を含む発泡性農薬錠
剤において、該錠剤が2層以上の構造を有し、各層が異
なる農薬活性成分を含有することを特徴とする農薬錠
剤。
【0007】(3)特開昭59−170002号公報 少なくとも一方が固形の互いに配合忌避の成分組み合わ
せにおいて、固形成分を常温で固状の水溶性ワックスで
溶融被覆した固形製剤。
【0008】(4)特開昭49−1731号公報 農薬活性成分を含有する粒状物の表面を、他の農薬活性
成分を含有するろう状物質で被覆、または当該粒状物の
表面をろう状物質で被覆後他の農薬活性成分を該ろう状
物質に担持させた粒状農薬。
【0009】(5)特公昭45−12880号公報 吸液性に富む農薬成分含有核形成用粉末に農薬成分を含
有する液状物質を混合吸着させて粉末状の農薬成分含有
核をつくり、該農薬成分含有核に吸液性に富む保護層形
成用粉末を混合し該農薬成分含有核の周辺に付着させた
農薬成分含有核と、他の農薬成分を含有する粉末状物質
を混合後造粒することを特徴とする複合農薬粒剤の製造
方法。
【0010】しかしながら、これらの方法も一長一短が
ある。したがって、方法が簡単であり、より多くの農薬
活性成分に適用しうる混合製剤の技術の開発が望まれて
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、混合すると
いずれか一方が、もしくは両方ともが経時的に分解する
ような農薬活性成分を含む農薬混合粒剤であって、その
製造直後より長期間にわたり農薬活性成分の貯蔵安定性
のよい農薬粒剤の開発を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決すべく鋭意研究した。その結果、1種または
2種以上の農薬活性成分と結合剤および固体担体とから
なる粒子を内核(粒剤の内側の中心部の農薬核となる部
分の意味に用いる)とし、その表面に内核に含まれる農
薬活性成分とは異なる農薬活性成分と結合剤および固体
担体(内核と同一または相異なってもよい)とからなる
粒子を外郭(外層、外側の表面等の意味で用いる)とし
て付着させて粒剤とすることにより、単純に混合して粒
剤とすると互いに分解を受ける、異なる2種またはそれ
以上の農薬活性成分を含む場合であっても、長期間にわ
たる貯蔵でもほとんど分解せず安定に存在することが分
かった。
【0013】このような本発明をさらに研究したとこ
ろ、内核粒子をあらかじめフィルム形成物質で被覆した
後に外部粒子を付着させて粒剤とすることにより、より
一層の経時的安定化をはかることができることが分かっ
た。
【0014】すなわち、1種または2種以上の農薬活性
成分と結合剤および固体担体からなる内核粒子を製造
し、この表面をポリビニルアルコールなどのフィルム形
成物質で被覆したのち、その表面に上記したと同様な外
核粒子を付着させて粒剤とすることにより、このような
フィルム形成物質で被覆していない場合に比べて、より
一層の貯蔵中の安定化がはかれることが分かった。
【0015】本発明は、このような知見によりなされた
ものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の農薬粒剤の特徴は、互い
の活性成分の安定性に悪影響を及ぼしあう2種またはそ
れ以上の農薬活性成分を含む農薬粒剤であって、それぞ
れの農薬活性成分を内核と外郭に隔離して含有し、直接
的な接触を少なくして粒剤としたものである。
【0017】また、農薬活性成分の隔離をより確実に行
う必要がある場合は、内核粒子の表面に水溶性高分子、
或いは樹脂類などを被覆(コーティング)してから、そ
の表面に外郭粒子を付着させて粒剤としたものである。
【0018】本発明でいう農薬粒剤とは、粒径、形状は
特に限定されるものではなく、農薬製剤の分野で一般的
に粒剤といわれるもののほか、微粒剤、丸薬、錠剤など
のいかなるものでもよい。
【0019】次に、本発明に係る農薬粒剤の調製方法を
詳しく説明するが、本発明の農薬粒剤の調製方法は特定
の方法には限定されず、農薬粒剤を調製する従来より知
られた、転動造粒方法、押し出し造粒方法などで調製で
きる。
【0020】(1)転動造粒方法:例えば次の工程〜
から成る方法によって調製できる。
【0021】工程:内核となる粒子を調製するには、
農薬活性成分および固体坦体ならびに必要ならば界面活
性剤などの他の補助剤を一緒に転動造粒機に入れ、転動
混合して粉末状原料を得る。
【0022】工程:この粉末状原料に適当量の水に溶
解した結合剤を加えて行き、転動造粒機にて目標の粒度
分布をもつ粒子を得るように転動造粒を行い、粒状物を
得る。
【0023】工程:この粒状物を乾燥させ、必要なら
ばこの粒状物の表面にフィルム形成物質をスプレーし
て、乾燥させ、内核粒とする。
【0024】工程:外郭の原料は、農薬活性成分、結
合剤および固体坦体ならびに必要ならば界面活性剤など
の他の補助剤を一緒にハンマーミルで混合し、粉末状原
料を得る。
【0025】工程:工程で準備した外郭の粉末状原
料を、内核粒の入っている転動造粒機の中に入れ、適当
量の水に溶解した結合剤を加えて行き、転動造粒機で目
標の粒度分布をもつ粒子となるようにさらに転動造粒を
行い、粒剤を得る。
【0026】工程:この粒剤を乾燥させ、本発明の貯
蔵安定性の改良された農薬固形粒剤とする。
【0027】(2)混練押し出し造粒方法:例えば次の
工程〜から成る方法によって調製できる。
【0028】工程:内核となる粒子を調製するには、
農薬活性成分、結合剤および固体坦体ならびに必要なら
ば界面活性剤などの他の補助剤を一緒にハンマーミルで
混合し、粉末状の原料を得る。
【0029】工程:この粉末状原料に、フィルム形成
物質と適当量の水を加えて行き、双腕ニーダーにてよく
混練後、φ0.4mmのバスケット型押し出し造粒機に
て造粒後、整粒し乾燥させ、粒状物を得る。
【0030】工程:外郭の原料は、農薬活性成分、結
合剤及び固体状坦体ならびに必要ならば界面活性剤など
の他の補助剤を一緒にハンマーミルで混合し、粉末状原
料を得る。
【0031】工程:工程で準備した粉末状原料を双
腕ニーダーに入れ、適当量の水を加えて行き、双腕ニー
ダーにてよく混練後、工程で準備した粒状物を加え、
さらによく混練後、φ1.0mmのバスケット型押し出
し造粒機にて造粒後、整粒し、粒剤を得る。
【0032】工程:この粒剤を乾燥させ、篩別後、本
発明の貯蔵安定性の改良された農薬粒剤とする。
【0033】本発明の農薬粒剤は、内核および外郭にそ
れぞれ異なる農薬活性成分を含有させてなるが、内核ま
たは外郭の中には、同種または異種のものであって互い
に悪影響を与えない農薬活性成分なら2種以上混在して
もさしつかえない。本発明で「1種または2種以上の農
薬活性成分」の「2種以上」とは、このことを意味す
る。
【0034】本発明に使用できる農薬活性成分として
は、たとえば次のものが挙げられる。
【0035】殺菌剤としての例 塩基性硫酸銅、塩基性塩化銅、水酸化第二銅、オキシン
銅、ノニルフェノールスルホン銅、DBEDC、テレフ
タル酸銅、ジネブ、マンネブ、マンゼブ、アンバム、ポ
リカーバメート、有機ニッケル、プロピネブ、ジラム、
チウラム、チアジアジン、キャプタン、TPN、フサラ
イド、IBP、EDDP、トルクロホスメチル、ピラゾ
ホス、ホセチル、チオファネートメチル、ベノミル、カ
ルベンダゾール、チアベンダゾール、イプロジオン、ピ
ンクロゾリン、プロシミドン、フルオルイミド、オキシ
カルボキシン、メプロニル、フルトラニル、テクロフタ
ラム、ペンシクロン、メタラキシル、オキサジキシル、
トリアジメホン、ビテルタノール、ミクロブタニル、ヘ
キサコナゾール、プロピコナゾール、ジフェノコナゾー
ル、イプコナゾール、イミベンコナゾール、トリフルミ
ゾール、プロクロラズ、ペフラゾエート、フェナルリモ
ル、ピリフェノックス、トリホリン、有機ひ素、ジチア
ノン、DPC、ジメチリモール、フルスルファミド、ベ
ンチアゾール、ジクロメジン、トリアジン、フェリムゾ
ン、フルアジナム、ジエトフェンカルブ、プロベナゾー
ル、メソプロチオラン、トリシクラゾール、ピロキロ
ン、オキソリニック酸、イミノクタジン酢酸塩、プロパ
モカルブ塩酸塩、ブラストサイジンS、カスガマイシ
ン、ポリオキシン、バリダマイシンA、ストレプトマイ
シン、オキシテトラサイクリン、ミルディオマイシン、
PCNB、ヒドロキシイソキサゾール、エクロメゾー
ル、ダゾメット、クロロネブ、メタスルホカルブ、な
ど。
【0036】殺虫剤としての例 CYP、MPP、MEP、ECP、ピリミホスメチル、
ダイアジノン、キナルホス、イソキサチオン、ピリダフ
ェンチオン、クロルピリホスメチル、クロルピリホス、
ESP、バミドチオン、マラソン、PAP、ジメトエー
ト、ホルモチオン、チオメトン、エチルチオメトン、ホ
サロン、PMP、DMTP、プロチオホス、スルプロホ
ス、プロフェノホス、ピラクロホス、DDVP、モノク
ロトホス、BRP、CVMP、ジメチルビンホス、CV
P、プロパホス、アセフェート、イソフェンホス、DE
P、EPN、エチオン、NAC、MTMC、MIPC、
BPMC、PHC、XMC、エチオフェンカルブ、ベン
ダイオカルブ、ピリミカーブ、カルボスルファン、ベン
フラカルブ、メソミル、オキサミル、チオジカルブ、ア
ラニカルブ、アレスリン、レスメトリン、テフルトリ
ン、ビフェントリン、ペルメトリン、シペルメトリン、
シハロトリン、シフルトリン、フェンプロパトリン、ト
ラロメトリン、シクロプロトリン、フェンバレレート、
フルシトリネート、フルバリネート、エトフェンプロッ
クス、カルタップ、チオシクラム、ベンスルタップ、ジ
フルベンズロン、テフルベンズロン、クロルフルアズロ
ン、フルフェノクスロン、テブフェノジド、ブプロフェ
ジン、フェノキシカルブ、ベンゾエピン、イミダクロプ
リド、メタアルデヒド、ピレトリン、デリス、CPCB
S、ケルセン、フェニソブロモレート、テトラジホン、
BPPS、キノメチオネート、アミトラズ、ベンゾメー
ト、フェノチオカルブ、ヘキシチアゾクス、酸化フェン
ブタスズ、ジエノクロル、フェンピロキシメート、デブ
フェンピラド、フルアジナム、ピリダベン、クロフェン
テジン、ポリナクチン複合体、ミルベメクチン、DCI
P、メチルチオシアネート、エトプロホス、メスルフォ
ンフェス、ホスチアゼート、酒石酸モランテル、塩酸レ
バミゾール、など。
【0037】除草剤としての例 2,4−PA、MCP、MCPB、MCPP、トリクロ
ピル、フェノチオール、クロメプロップ、ナプロアニリ
ド、フェノキサプロップエチル、フルアジホップ、キザ
ロホップエチル、CNP、クロメトキシニル、ビフェノ
ックス、IPC、フェンメディファム、MBPMC、ベ
ンチオカーブ、オルソベンカーブ、エスプロカルブ、モ
リネート、ジメピペレート、ピリブチカルブ、DCP
A、アラクロール、ブタクロール、プレチラクロール、
メトラクロール、テニルクロール、ブロモブチド、メフ
ェナセット、ナプロパミド、ジフェナミド、プロピザミ
ド、イソキサベン、アシュラム、DCMU、リニュロ
ン、シデュロン、ダイムロン、メチルダイムロン、カル
ブチレート、イソウロン、チアザフルロン、エチジムロ
ン、テブチウロン、ベンスルフロンメチル、ピラゾスル
フロンエチル、フラザスルフロン、チフェンスルフロン
メチル、イマゾスルフロン、メトスルフロンメチル、C
AT、アトラジン、シメトリン、アメトリン、プロメト
リン、ジメタメトリン、シアナジン、ヘキサジノン、メ
トリブジン、ターバシル、ブロマシル、レナシル、PA
C、ベンタゾン、ダゾメット、ピリデート、オキサジア
ゾン、ピラゾレート、ピラゾキシフェン、ベンゾフェナ
ップ、パラコート、ジクワット、トリフルラリン、ベス
ロジン、プロジアミン、ペンディメタリン、MDBA、
ピクロラム、イマザピル、イマザキンアンモニウム塩、
ジチオピル、TCTP、DPA、テトラピオン、ピペロ
ホス、アミプロホスメチル、ブタミホス、SAP、グリ
ホサート、グリホサートアンモニウム塩、グリホサート
トリメシウム塩、グリホサートナトリウム塩、ビアラホ
ス、グリホシネート、アイオキシニル、DBN、DCB
N、アロキシジム、セトキシジム、ACN、クロルフタ
リム、シンメチリン、ベンフレセート、塩素酸塩、シア
ン酸塩、など。
【0038】これらの農薬活性成分の製剤中への添加量
は、特に限定されるものではないが、一般的には全量の
0.1〜50%(重量%)であり、農薬活性成分の種類
により、10アール当たりの必要処理量となるように添
加すればよい。
【0039】なお、これらの農薬活性成分名は、「農薬
ハンドブック 1994年版(社団法人 日本植物防疫
協会発行)」に記載の一般名である。
【0040】本発明に使用されるフィルム形成物質とし
ては、例えば、ポリビニルアルコール、澱粉、酸化澱
粉、エーテル化澱粉、デキストリン、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース、アルギン酸ナトリウムなどが、そしてアクリル
系、酢酸ビニル系、塩化ビニル系、エポキシ系などの樹
脂類としては、酢酸ビニルエマルジョン、酢酸ビニル−
エチレン共重合体エマルジョン、酢酸ビニル−エチレン
−アクリル共重合体エマルジョン、酢酸ビニル−エチレ
ン−塩化ビニル共重合体エマルジョン、エチレン−塩化
ビニル共重合体エマルジョン、などが挙げられ、これら
は1種またはそれ以上を併用できる。
【0041】本発明に配合される界面活性剤としては、
農薬粒剤に通常使用される非イオン性界面活性剤、陰イ
オン性界面活性剤、陽イオン界面活性剤および両性界面
活性剤などが挙げられる。このような例を示せば次のも
のが挙げられる。
【0042】非イオン界面活性剤の例 アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ルエーテル、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキ
シエチレンソルビタンアルキレート、ポリオキシエチレ
ンフェニルエーテルポリマー、ポリオキシエチレンアリ
ールフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキレン
グリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
ブロックポリマー、など。
【0043】陰イオン界面活性剤の例 リグニンスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、ジアルキルスルホサクシネート、ポリオキシエチレ
ンアルキルアリールエーテルサルフェート、アルキルナ
フタレンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフ
ェニルエーテルサルフェート、など。
【0044】陽イオン界面活性剤および両性界面活性剤
の例 アルキルアミン塩、第四級アンモニウム塩アルキルベタ
イン、アミンオキサイド、など。
【0045】本発明では、これらの界面活性剤の1種ま
たはそれ以上を併用できる。
【0046】本発明に配合される結合剤、固体担体は特
に限定されず、次のものが挙げられる。
【0047】例えば結合剤としては、ポリビニルアルコ
ール、澱粉、デキストリン、カルボキシメチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、リ
グニンスルフォン酸ナトリウム、リグニンスルフォン酸
カルシウムなどが挙げられ、1種またはそれ以上を併用
できる。
【0048】また、固体坦体としては、クレー、珪石、
タルク、ベントナイト、炭酸カルシウム、軽石、ケイソ
ウ土、バーミキュライト、パーライト、アタパルジャイ
トおよび非晶質含水珪酸などが挙げられ、、通常農薬粉
剤や粒剤に利用される、いわゆる増量剤や担体が1種ま
たはそれ以上を併用できる。
【0049】また、本発明の農薬粒剤は、本発明の目的
と効果を損なわない範囲内で、各種の添加剤(物理性改
良剤、など)を用いて粒剤となすこともできる。
【0050】
【本発明の実施の形態】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0051】なお、以下に「部」とあるのはすべて重量
部を意味する。
【0052】実施例1 ラウリル硫酸ナトリウム 0.2部、ホワイトカーボン
5.0部およびタルク 82.8部を一緒に転動造粒
機[奈良式LMA−10型、(株)奈良機械製作所製;
以下の実施例、比較例でも同じものを使用。]に入れ、
転動混合しながらブタクロール原体 9.0部をスプレ
ーして粉末状原料を得る。この粉末状原料に、16部の
水に溶解したポリビニルアルコール 3.0部を加えて
行き、転動造粒機にて粒径φ0.5〜1.0mmの粒度
分布をもつ粒子を得るように転動造粒を行って粒状物を
得、乾燥させて活性成分としてブタクロールを 9.0
%含む内核粒子100部を得た。
【0053】外郭の原料粉末は、フェノチオール原体
4.2部をホワイトカーボン 3.0部に吸着させて、
これとラウリル硫酸ナトリウム 0.2部、リグニンス
ルホン酸塩 3.0部、ベントナイト 30.0部お
よびタルク 59.6部とを一緒にハンマーミルで混合
し、活性成分としてフェノチオールを 4.2%含む粉
末状原料100部を得る。この粉末状原料 50部を、
内核粒子が 50部入っている転動造粒機の中に入れ、
これに 11部の水を加えて行き、転動造粒機にて粒径
φ0.8 〜 1.5mm の粒度分布をもつ粒子を得
るように転動造粒を行い、外郭50部を内核粒子50部
にコーティングした粒状物を得、乾燥させて、活性成分
としてフェノチオール 2.1%とブタクロール 4.
5%を含む除草混合粒剤100部を得た。
【0054】実施例2 ラウリル硫酸ナトリウム 0.2部、ホワイトカーボン
5.0部およびタルク 81.8部を一緒に転動造
粒機に入れ、転動混合しながらブタクロール原体 9.
0部をスプレーして粉末状原料を得る。この粉末状原料
に、16部の水に溶解したポリビニルアルコール 3.
0部を加えて行き、転動造粒機にて粒径φ0.5〜1.
0mmの粒度分布をもつ粒子を得るように転動造粒を行
って粒状物を得、乾燥させる。そして、酢酸ビニル−エ
チレン共重合体エマルジョンを有効成分量で 1.0部
スプレーして乾燥することにより、活性成分としてブタ
クロールを 9.0%含む内核粒子100部を得た。
【0055】外郭の原料粉末は、フェノチオール原体
4.2部をホワイトカーボン 3.0部に吸着させて、
これにラウリル硫酸ナトリウム 0.2部、リグニンス
ルホン酸塩 3.0部、ベントナイト 30.0部およ
びタルク 59.6部とを一緒にハンマーミルで混合
し、活性成分としてフェノチオールを 4.2%含む粉
末状原料100部を得る。この粉末状原料 50部を、
内核粒子が 50部入っている転動造粒機の中に入れ、
これに 11部の水を加えて行き、転動造粒機にて粒径
φ0.8 〜 1.5mm の粒度分布をもつ粒子を得
るように転動造粒を行い、外郭50部を内核粒子50部
にコーティングした粒状物を得、乾燥させて、活性成分
としてフェノチオール 2.1%とブタクロール 4.
5%を含む除草混合粒剤100部を得た。
【0056】実施例3 ホワイトカーボン 8.0部およびクレー 83.0部
を一緒に転動造粒機に入れ、転動混合しながらダイアジ
ノン原体 6.0部をスプレーして粉末状原料を得る。
この粉末状原料に、15部の水に溶解したポリビニルア
ルコール 3.0部を加えて行き、転動造粒機にて粒径
φ0.5〜1.0mmの粒度分布をもつ粒子を得るよう
に転動造粒を行い、粒状物を得、乾燥させて活性成分と
してダイアジノン 6.0%を含む内核粒子100部を
得た。
【0057】外郭の原料粉末は、アセフェート原末 1
0.0部、ラウリル硫酸ナトリウム0.2部、リグニン
スルホン酸塩 3.0部、ポリビニルアルコール 3.
0部およびクレー 83.8部を一緒にハンマーミルで
混合し、活性成分としてアセフェート 10.0%を含
む粉末状原料100部を得る。この粉末状原料50部
を、内核粒子が50部入っている転動造粒機の中に入
れ、これに 11部の水を加えて行き、転動造粒機にて
粒径φ0.8〜1.5mm の粒度分布をもつ粒子を得
るように転動造粒を行い、外郭 50部を内核粒子50
部にコーティングした粒状物を得、乾燥させて活性成分
としてアセフェート 5.0%とダイアジノン 3.0
%を含む農薬混合粒剤100部を得た。
【0058】実施例4 ホワイトカーボン 8.0部およびクレー 82.0部
を一緒に転動造粒機に入れ、転動混合しながらダイアジ
ノン原体 6.0部をスプレーして粉末状原料を得る。
この粉末状原料に、15部の水に溶解したポリビニルア
ルコール 3.0部を加えて行き、転動造粒機にて粒径
φ0.5〜1.0mmの粒度分布をもつ粒子を得るよう
に転動造粒を行い、粒状物を得、乾燥させる。そして、
酢酸ビニルエマルジョンを有効成分量で 1.0部スプ
レーして、乾燥することにより、活性成分としてダイア
ジノン 6.0%を含む内核粒子100部を得た。
【0059】外郭の原料粉末は、アセフェート原末 1
0.0部、ラウリル硫酸ナトリウム0.2部、リグニン
スルホン酸塩 3.0部、ポリビニルアルコール 3.
0部およびクレー 83.8部を一緒にハンマーミルで
混合し、活性成分としてアセフェート 10.0%を含
む粉末状原料100部を得る。この粉末状原料50部
を、内核粒子が50部入っている転動造粒機の中に入
れ、これに 11部の水を加えて行き、転動造粒機にて
粒径φ0.8〜1.5mm の粒度分布をもつ粒子を得
るように転動造粒を行い、外郭 50部を内核粒子50
部にコーティングした粒状物を得、乾燥させて活性成分
としてアセフェート 5.0%とダイアジノン 3.0
%を含む殺虫混合粒剤100部を得た。
【0060】実施例5 アセフェート原末 20.0部、ラウリル硫酸ナトリウ
ム 0.2部、リグニンスルホン酸塩 5.0部、ポリ
ビニルアルコール 5.0部およびクレー 69.8部
を一緒にハンマーミルで混合し、活性成分としてアセフ
ェート 20.0%を含む粉末状原料100部を得た。
この粉末状原料を双腕ニーダーに入れ、これに13部の
水を加えて双腕ニーダーにてよく混練後、φ0.5mm
のバスケット型押し出し造粒機にて造粒し、整粒後乾燥
させ、活性成分としてアセフェート 20.0%を含む
の内核粒子100部を得た。
【0061】外郭の原料粉末は、ダイアジノン原体
4.0部をホワイトカーボン 6.0部に吸着させて、
カルボキシメチルセルロース 5.0部およびクレー
85.0部と一緒にハンマーミルで混合し、活性成分と
してダイアジノン 4.0%を含む粉末状原料100
部を得る。この粉末状原料75部を双腕ニーダーに入
れ、これに17部の水を加えて行き、よく混練する。そ
して、これに上記で得た内核粒子25部を加え、合計1
00部としてさらによく混練後、φ1.0mmのバスケ
ット型押し出し造粒機にて造粒する。整粒し、乾燥し
て、篩別後、活性成分としてアセフェートを 5.0%
とダイアジノン 3.0%を含む殺虫混合粒剤100部
を得た。
【0062】比較例1〜2 実施例1で調製するとき、それぞれ別々に得た内核粒子
と外郭粒子を、それぞれ単独で転動造粒機にて粒径φ
0.8〜1.5mmの粒度分布をもつ粒子を得るように
転動造粒を行い、乾燥させて活性成分としてフェノチオ
ール 4.2%を含む除草粒剤(比較例1)とブタクロ
ール 9.0%を含む除草粒剤(比較例2)を得た。
【0063】比較例3 実施例1で調製するとき、それぞれ別々に得た内核粒子
と外郭粒子を単純に混合し、これを転動造粒機にて粒径
φ0.8〜1.5mm の粒度分布をもつ粒子を得るよ
うに転動造粒を行い、乾燥させて、活性成分としてフェ
ノチオール 2.1%とブタクロール 4.5%を含む
除草混合粒剤を得た。
【0064】比較例4〜5 実施例3で調製するとき、それぞれ別々に得た内核粒子
と外郭粒子を、それぞれ単独で転動造粒機にて粒径φ
0.8〜1.5mm の粒度分布をもつ粒子を得るよう
に転動造粒を行い、乾燥させて、活性成分としてアセフ
ェート 10.0%を含む殺虫粒剤(比較例4)とダイ
アジノン 6.0%を含む殺虫粒剤(比較例5)を得
た。
【0065】比較例5 実施例1で調製するとき、それぞれ別々に得た内核粒子
と外郭粒子を単純に混合し、これを転動造粒機にて粒径
φ0.8〜1.5mm の粒度分布をもつ粒子を得るよ
うに転動造粒を行い、乾燥させて、活性成分としてアセ
フェート 5.0%とダイアジノン 3.0%を含む殺
虫混合粒剤を得た。
【0066】試験例1 農薬活性成分の経時的安定性試
験 実施例1〜5に準じて調製した農薬粒剤を、40℃にて
加温虐待し、30日後、60日後、90日後に粒剤中の
農薬活性成分の量(g)を分析し、初期含量(g)に基
づく残存率(%)を算出した。
【0067】また、比較のため、前記の比較例1〜6で
準じて調製した農薬粒剤を、同様に加温虐待し、それぞ
れに含まれる農薬活性成分の量(g)を測定し、残存率
(%)を求め、比較例1〜6とした。
【0068】得られた試験結果を表1,2に示す。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【発明の効果】本発明の農薬粒剤は、次のような効果を
有する。 農薬活性成分の長期保存安定性が、大幅に向上する。 農薬活性成分の安定性が悪く、混合剤を調製できなか
った農薬混合粒剤の開発ができるようになる。 本発明の粒剤の製造方法、散布方法は従来技術をその
まま利用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI //(A01N 37/38 (A01N 37/38 37:36) 37:36) (56)参考文献 特開 平9−110605(JP,A) 特開 平9−118601(JP,A) 特開 昭49−1731(JP,A) 特開 平6−145004(JP,A) 特公 昭45−12880(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 25/12 A01N 25/08 A01N 25/22 A01N 25/26 A01N 37/38 A01N 37/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1種または2種以上の農薬活性成分、結合
    剤および固体担体とからなる粒子を内核とし、その表面
    に固体担体と内核に含まれる農薬活性成分とは異なる農
    薬活性成分とからなる粒子を外郭として付着させてなる
    ことを特徴とする、貯蔵安定性の向上した農薬粒剤。
  2. 【請求項2】1種または2種以上の農薬活性成分、結合
    剤および固体担体とからなる粒子状の内核を製造し、そ
    の表面に固体担体と内核に含まれる農薬活性成分とは異
    なる農薬活性成分とからなる粒子を外郭として付着させ
    ることを特徴とする、貯蔵安定性の向上した農薬粒剤の
    製法。
  3. 【請求項3】1種または2種以上の農薬活性成分、結合
    剤および固体担体とからなる粒子を内核とし、これをフ
    ィルム形成物質で被覆し、その表面に固体担体と内核に
    含まれる農薬活性成分とは異なる農薬活性成分とからな
    る粒子を外郭として付着させてなることを特徴とする、
    貯蔵安定性の向上した農薬粒剤。
  4. 【請求項4】1種または2種以上の農薬活性成分、結合
    剤および固体担体とからなる粒子状の内核を製造し、こ
    れにフィルム形成物質を被覆し、その表面に固体担体と
    内核に含まれる農薬活性成分とは異なる農薬活性成分と
    からなる粒子を外郭として付着させることを特徴とす
    る、貯蔵安定性の向上した農薬粒剤の製法。
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