JP2931869B2 - 粒状農薬水和剤 - Google Patents

粒状農薬水和剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水中崩壊性、分散性が良
好な粒状農薬水和剤(以下「DF剤」と称する)に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水で希釈して散布する高濃度
農薬製剤として、乳剤、フロアブル剤、水和剤等があ
る。しかしそれらの剤型には問題点がある。例えば乳剤
は多量の有機溶媒を担体とするため、引火性、(臭気)
毒性、刺激性などの安全性の問題、フロアブル剤は長期
保存後の分散粒子凝集、沈降などの問題があり、また、
水和剤については微粉末状の製剤であるため、製造時お
よび薬液調製時の微粉末の飛散や、薬剤計量のはんざつ
さが問題となっている。そこで、これらの問題を解すべ
く、水和剤を造粒して粒状化する試みがなされている。
【0003】しかし、従来のDF剤は農薬活性成分と無
機質担体あるいは有機質担体および若干の界面活性剤と
粘結剤とからなっており、水中に投入したときの粒の崩
壊性が悪かったり、崩壊後の粒子の分散性が悪いなどの
製剤物理性に問題がある。これらの問題点を解消すべく
多くの研究がなされている。例えば農薬活性成分にアニ
オン界面活性剤およびベントナイトを添加し造粒したも
の(特開昭62−263101号)、微粒子化殺生剤に
特定の分散剤を配合し、特定の平均粒径と嵩密度を有す
るもの(特開昭62−212303号)、常温で固体の
農薬有効成分と分散剤、湿潤剤、体積中位径が特定値以
上のカオリン系クレーを担体とするもの(特開平3−2
64502号)、ポリエチレングリコール、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル等の水溶性結合物を用い、農
業用生理活性物質、界面活性剤、担体からなるもの(特
開平4−273801号)、農薬活性成分および珪藻土
からなり、好ましくは界面活性剤を含有するもの(特開
平6−128102号)等がある。
【0004】また、焼成パーライト、シラスバルーンな
どのガラス質多孔質体の浮遊性、薬剤の吸着−放出性を
利用した製剤に関する発明も多く提案されている。黒曜
石または松脂岩を原石とする焼成パーライトの内部空孔
中に肥料または農薬を複合させ、肥料、農薬の溶出をコ
ントロールしたもの(特開昭61−36187号)、農
薬主剤とパーライトなどの担体および特定の化合物を配
合した水浮遊性の固状農薬製剤(特開平1−25702
号)、農薬活性成分に平均粒子径250μm以下の無機
浮遊性物質および高沸点溶剤を含有する粒子径600μ
m以下の固状水面浮遊性農薬製剤(特開平5−7820
4号)、農薬活性成分と平均粒子径250μm以下のガ
ラス質気泡体および水溶性高分子からなる固体成型した
水面浮遊性農薬製剤(特開平5−58804号)が提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらのDF製
剤も、なお、DF剤を水中に投入したとき、容易には
粒子が崩壊しない、崩壊後の分散性についても十分で
はないなどの問題点があり、また焼成パーライト等の気
泡体を用いた薬剤にあっても水面浮遊性の点ではみるべ
き効果もあるも、やはり同様な欠点があった。したがっ
て、このような欠点のないDF剤の開発が望まれている
のが実情である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
問題を解決すべく鋭意研究した。その結果、製剤組成中
に農薬活性成分およびガラス質気泡体を粉砕して得られ
た平均粒子径5〜100μmのガラス質粉末を含有する
DF剤が、従来のDF剤に比べ予想外に水中崩壊性、分
散性が良好になり、前記した課題を解決しうることを見
い出し、本発明を完成させた。
【0007】すなわち、本発明は農薬活性成分および天
然ガラス質気泡体を粉砕して得られた平均粒子径5〜1
00μmの粉末を含有する粒状農薬水和剤に関する。さ
らに本発明は農薬活性成分、天然ガラス質気泡体を粉砕
して得られた平均粒子径5〜100μmの粉末および粘
結剤として糖類を含有する粒状農薬水和剤に関する。前
述したとおり、天然ガラス質気泡体を利用した農薬製剤
は知られているが、これらは主に天然ガラス質の気泡体
が多孔質性であって、水田の水面に散布した際の浮遊性
がよいことを利用したものである。したがって、その特
性は逆に製剤を水中に投入した際に容易に崩壊しないあ
るいは崩壊後の分散性が劣る等の欠点を招く原因ともな
っている。
【0008】これに対して、本発明では天然ガラス質気
泡体を5〜100μm、特に10〜30μm平均粒子径
を有するような微細粒子状に粉砕することにより、個々
の粒子が不規則な形状の細片となって造粒時の粒子の密
度を低く保ち崩壊性および分散性の良好な農薬製剤を提
供することに成功した。したがって、本発明において
は、天然ガラス質気泡体を粉砕して平均粒径が5〜10
0μm、特に10〜30μmの粉末とすることが重要で
ある。さらに水和剤には前記のような固有の問題がある
ので、本発明の製剤は造粒する。粒径は水和剤の形で使
用する従来の製剤と同程度、具体的には0.1〜10mm
の範囲とするが便利である。本発明DF剤で用いられる
農薬活性成分は、殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植物成長調
整剤など一般に農薬として使用されるものであればよ
く、また、これらの一種または二種以上を併用してもよ
い。このような農薬活性成分としては例えば次のような
ものがあげられる。
【0009】殺虫剤 CYAP、MPP、MEP、ECP、ピリミホスメチ
ル、エトリムホス、ダイアジノン、キナルホス、イソキ
サチオン、ピリダフェンチオン、フロルピリホスメチ
ル、クロルピリホス、ESP、バミドチオン、プロフェ
ノホス、マラソン、PAP、ジメトエート、ホルモチオ
ン、チオメトン、エチルチオメトン、ホサロン、PM
P、DMTP、プロチオホス、スルプロホス、ピラクロ
ホス、DDVP、モノクロトホス、BRP、CVMP、
ジメチルビンホス、CVP、プロパホス、アセフェー
ト、イソフェンホス、サリチオン、DEP、EPN、エ
チオン、NAC、MTMC、MIPC、BPMC、PH
C、MPMC、XMC、エチオフェンカルブ、ベンダイ
オカルブ、ピリミカーブ、カルボスルファン、ベンフラ
カルブ、メソミル、チオジカルブ、アラニカルブ、アレ
スリン、レスメトリン、ペルメトリン、シペルメトリ
ン、シハロトリン、シフルトリン、フェンプロパトリ
ン、トラロメトリン、シクロプロトリン、フェンバレレ
ート、フルシトリネート、フルバリネート、エトフェン
プロックス、カルタップ、チオシクラム、ベンスルタッ
プ、ジフルベンズロン、テフルベンズロン、クロルフル
アズロン、ブフロフェジン、フェノキシカルブ、除中
菊、デリス、硫酸ニコチン、マシン油、なたね油、CP
CBS、ケルセン、クロルベンジレート、フェニソブロ
モレート、テトラジホン、BPPS、キノキサリン、ア
ミトラズ、ベンゾメート、フェノチオカルブ、ヘキシチ
アゾクス、酸化フェンブタスズ、ジエノクロル、フェン
ピロキシメート、フルアジナム、ピリダベン、クロフェ
ンテジン、DPC、ポリナフチン複合体、ミルベメクチ
ン、DCIP、ダゾメット、ベンゾエピン、メタアルデ
ヒド、DCV、BTなど。
【0010】殺菌剤 無機銅、有機銅、ノニルフェノールスルホン酸銅、DB
EDC、テレフタル酸銅、無機硫黄、ジネブ、マンネ
ブ、マンゼブ、アンバム、ポリカーバメイト、有機ニッ
ケル、プロピネブ、ジラム、チウラム、チアジアジン、
キャプタン、スルフェン酸系、TPN、フサライド、I
BP、EDDP、トルクロホスメチル、ピラゾホス、ホ
セチル、チオファネートメチル、ベノミル、カルベンダ
ゾール、チアベンダゾール、ジエトフェンカルブ、フサ
ライド、イプロジオン、ビンクロゾリン、プロシミド
ン、フルオルイミド、オキシカルボキシン、メプロニ
ル、フルトラニル、テクロフタラム、トリクラミド、ペ
ンシクロン、メタラキシル、オキサジキシル、トリアジ
メホン、ビテルタノール、ミクロブタニル、ヘキサコナ
ゾール、プロピコナゾール、トリフルミゾール、プロク
ロラズ、ペフラゾエート、フェナリモル、ピリフェノッ
クス、トリホリン、ブラストサイジンS、カスガマイシ
ン、ポリオキシン、バリダマイシン、ストレプトマイシ
ン、オキシテトラサイクリン、ミルディオマイシン、P
CNB、ヒドロキシイソキサゾール、エクロメゾール、
クロロネブ、メタスルホカルブ、メチルイソチオシアネ
ート、有機ひ素、硫酸亜鉛、ジチアノン、ベンゾチアゾ
ール、キノキサリン系、CNA、ジメチリモール、ジク
ロメジン、トリアジン、フェリムゾン、フルアジナム、
プロベナゾール、イソプロチオラン、トリシクラゾー
ル、ピロキロン、オキソリニック酸、イミノクダジン酢
酸塩、アルギン酸、対抗菌、シイタケ菌糸体抽出物、こ
うじ菌産生物、アグロバクテリウムラジオバクター、4
−クロロベンジル−N−(2,4−ジクロロフェニル)
−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)チ
オアセトイミダート(イミベンコナゾール)など。
【0011】除草剤 2・4PA、MCP、MCPB、MCPP、トリクロピ
ル、フェノチオール、クロメプロップ、ナプロアニリ
ド、フェノキサプロップエチル、フルアジホップ、キザ
ロホップエチル、CNP、クロメトキシニル、ビフェノ
ックス、MCC、IPC、フェンメディファム、MBP
MC、ベンチオカーブ、オルソベンカーブ、エスプロカ
ルブ、モリネート、ジメピペレート、ピリブチカルブ、
DCPA、アラクロール、ブタクロール、プレチラクロ
ール、メトラクロール、ブロモブチド、メフェナセッ
ト、ナプロパミド、ジフェナミド、プロピサミド、アシ
ュラム、DCMU、リニュロン、シデュロン、ダイムロ
ン、メチルダイムロン、カルブチレート、イソウロン、
チアザフルロン、エチジムロン、テブチウロン、ベンス
ルフロンメチル、ピラゾスルフロンエチル、フラザスル
フロン、CAT、アトラジン、シメトリン、アメトリ
ン、プロメトリン、ジメタメトリン、シアナジン、ヘキ
サジノン、メトリブジン、ターバシル、ブロマシル、レ
ナシル、PAC、ベンタゾン、オキサジアゾン、ピラゾ
レート、ピラゾキシフェン、ベンゾフェナップ、ジクワ
ット、トリフルラリン、ベスロジン、プロジアミン、ペ
ンディメタリン、MDBA、イマザピル、イマザキンア
ンモニウム塩、ジチオピル、TCTP、TCA、DP
A、テトラピオン、ピペロホス、アミプロホスメチル、
ブタミホス、SAP、ホサミンアンモニウム、グリホサ
ート、ビアラホス、グルホシネート、アイオキシニル、
DBN、DCBN、アロキシジム、セトキシジム、AC
N、クロルフタリム、マレイン酸ヒドラジド、DSM
A、塩素酸塩、シアン酸塩など。
【0012】植物成長調整剤 エテホン、インドール酪酸、エチクロゼート、クロキシ
ホナック、ジクロルプロップ、1−ナフチルアセトアミ
ド、4−CPA、ベンジルアミノプリン、ホルクロルフ
ェニュロン、コリン、ジベレリンなど。なお、これらの
農薬活性成分名は「農薬ハンドブック1992年版」
(社団法人日本植物防疫協会発行)に記載の一般名であ
る。
【0013】本発明のガラス質気泡体粉末は黒曜石、真
珠岩、松脂岩などの天然ガラス質およびシラス由来のも
のであるが、真珠岩、シラス由来のものがよい。これら
のガラス質気泡体粉末は天然ガラス質物質を通常の方法
で加熱して発泡させた焼成パーライトおよびシラスバル
ーンを用いるか、市販品を用い、これを通常の粉砕機で
平均粒子径100μmに粉砕したものである。ガラス質
気泡体粉末の平均粒子径が100μmを超える粒径にな
ると、造粒後の粒の硬度が弱くなり、粉化しやすくなっ
たり、水中での崩壊性、分散性も悪くなるほどの問題が
あり、また平均粒子径が5μm未満では造粒手段とも関
係するが一般的に造粒後の粒の硬度は強くなるが、水中
での崩壊性が悪くなる。したがって平均粒径は100μ
m以下、好ましくは5〜80μm、さらに好ましくは1
0〜30μmとすべきである。
【0014】このようなガラス質気泡体粉末は一種また
は二種以上を併用しても何ら問題はなく、製剤中に2重
量%以上、好ましくは5〜80重量%添加するのが望ま
しい。本発明では、必要に応じて一般に用いられる界面
活性剤、粘結剤、防腐防黴剤、農薬活性成分の安定化
剤、無機担体および有機担体などの増量剤を用いること
ができる。そして、農薬活性成分の添加量は特に制限さ
れないが、一般的には製剤全量の0.01〜90重量%
である。使用できる界面活性剤は、非イオン界面活性
剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界
面活性剤などがあり、非イオン界面活性剤の例として
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレ
ンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルエステル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキレ
ート、ポリオキシエチレンフェニルエーテルポリマー、
ポリオキシエチレンアルキレンアリールフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキレングリコール、ポリオ
キシエチレン、ポリオキシプロピレンブロックポリマー
などがあり、陰イオン界面活性剤の例としては、リグニ
ンスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジア
ルキルスルホサクシネート、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリールエーテルサルフェート、アルキルナフタレン
スルホン酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエ
ーテルサルフェートなどがある。陽イオン界面活性剤お
よび両性界面活性剤としては、アルキルアミン塩、第四
級アンモニウム塩アルキルベタイン、アミンオキサイド
などがある。添加量は効果、経済性より製剤中に0.1
〜30重量%が望ましい。
【0015】本発明において製剤の硬度が望まれる場合
には粘結剤が使用される。粘結剤は慣用されているいか
なるものでもよく、例えば天然物由来のものとしてはセ
ルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、デンプン、カルボキシメチルデンプン、プ
ルラン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸アンモニウ
ム、デキストラン、マンナン、ペクチン、トラガントガ
ム、マンニット、ソルビトール、アルギン酸プロピレン
グリコールエステル、グアーガム、ローカストビーンガ
ム、アラビアゴムあるいはキサンタンガム等の糖質系の
ものやゼラチン、カゼイン等の蛋白質系のものがあり、
合成物質のものとしてはポリビニルアルコール、ポリエ
チレンオキサイド、ポリエチレングリコール、エチレン
・プロピレンブロックポリマー、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、ポリビニルピロリドンなどが挙げられる。
【0016】また本発明においては、デンプンの加水分
解によって得られるデキストリンあるいは各種転化糖や
異性化糖、具体的にはグルコース、フラクトース、マル
トース、シュークロース、さらにはラクトースの如き単
糖類、二糖類、寡糖類の糖類が使用できる。このような
糖類は製剤粒子の硬度を高める作用を有するにもかかわ
らず、意外にも水中崩壊性を損ずることがないという利
点を有する。そして、粘結剤の種類および使用量は本発
明の製剤の所望の崩壊性を考慮して決定されるべきであ
るが、使用量は、効果、経済性より製剤中に0.1〜4
0重量%が望ましい。
【0017】また使用できる防腐防黴剤としては、ソル
ビン酸、ソルビン酸カリウム、パラクロロ−メタキシレ
ノール、パラオキシ安息香酸ブチルなどが挙げられ、農
薬活性成分安定化剤として酸化防止剤、紫外線防止剤、
結晶析出防止剤などを必要に応じて添加してもよい。本
発明に使用する可能な無機担体の例には、クレー、ベン
トナイト、タルク、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、
ジークライト、セリサイト、酸性白土、珪石、ケイソウ
土、軽石、ゼオライト、バーミキュライト、ホワイトカ
ーボンなどがあり、有機担体の例には鋸屑、藁、パル
プ、モミガラなどがある。
【0018】本発明の農薬粒状水和剤は、以下説明する
方法によって容易に調製できる。農薬活性成分をガラス
質気泡体を粉砕して得られた平均粒子径100μm以下
のガラス質粉末と、必要があれば界面活性剤、粘結剤、
無機あるいは有機担体、防腐防黴剤、農薬活性成分安定
化剤などを混合し、加水混練して押し出し造粒機を用い
て造粒後、乾燥、整粒する。取扱上の便宜、製剤の崩壊
性を考慮して、一般的には粒径は0.1〜10mmの範
囲で適宜調整するのがよい。また、粉体混合物に加水し
ながら転動造粒機にて造粒し乾燥、整粒してもよい。更
に粉体混合物を水に分散させ噴霧造粒機により製造して
もよいし、粉体混合物を流動させながら、粘結剤、水溶
液あるいは有効成分などをスプレーして造粒する流動層
造粒機によって製造しても何ら問題ない。
【0019】作用 本発明において、農薬活性成分は農作物の病害虫防除活
性、除草活性を示し、ガラス質粉末は水中での粒状水和
剤の崩壊および分散性を良好にする作用を有する。
【0020】
【実施例】次に実施例および比較例を示して本発明をさ
らに具体的に説明する(各実施例、比較例に示したNo.
は表中のNo.に相当する)。なお、平均粒径はコールタ
ーカウンター(Coulter Electronics Inc.製)粒度分布
測定機で測定し、粒子の体積中粒径として求めたもので
ある。また部とあるのはすべて重量部を意味する。
【0021】実施例1〜4 カスガマイシン1.4部、フサライド20部をリグニン
スルホン酸ナトリウム10部、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル1部、真珠岩由来のパーライト(昭
和化学(株)の商品名「トプコパーライト」)の表1記載
の平均粒子径および量のガラス質粉末、珪石クレー2
7.6部をハンマーミル(不二パウダル株式会社製)で
混合後、この混合物100部に対し水17部を添加し、
双腕ニーダー(不二パウダル株式会社製)で混練混合す
る。次に0.6mm径のスクリーンを付けた押し出し造粒
機(日本薬業株式会社製)で造粒し、更に流動層乾燥機
(不二パウダル株式会社製で乾燥後篩別し、粒径0.35
〜1.0mmのDF剤を得た。
【0022】実施例5〜6 MEP40部、ホワイトカーボン30部、ポリオキシエ
チレンスチリルフェニルエーテル5部、ポリビニルアル
コール0.5部、真珠岩由来のパーライト(昭和化学
(株)の商品名「トプコパーライト」)の表1に記載した
量のガラス質粉末(平均粒子径14μm)をハンマーミ
ルで混合し、この混合物100部に対して水10部を添
加し双腕ニーダーで混練混合する。次に0.6mm径のス
クリーンを付けた押し出し造粒機で造粒し、流動層乾燥
機で乾燥後篩別し粒径0.35〜1.0mmのDF剤を得
た。
【0023】実施例7〜9 アセフェート50部、ポリビニルアルコール0.5部、
真珠岩由来のパーライト(昭和化学(株)の商品名「トプ
コパーライト」)の表1に記載した平均粒子径および量
のガラス質粉末をハンマーミルで混合し、この混合物1
00部に対し水12部を添加し双腕ニーダーで混練混合
する。次に0.6mm径のスクリーンを付けた押し出し造
粒機で造粒し、流動層乾燥機で乾燥後篩別して粒径0.
35〜1.0mmのDF剤を得た。
【0024】実施例10〜12 フサライド20部、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル0.5部、アルキルナフタレンスルホン酸ナト
リウム2部、ポリアクリル酸ナトリウム0.1部、シラ
スバルーン(イヂチ化成(株)の商品名「ウィンライ
ト」)の表1に記載した平均粒子径および量のガラス質
粉末をハンマーミルで混合し、この混合物100部に対
し水15部を添加し双腕ニーダーで混練混合する。次に
0.6mm径のスクリーンを付けた押し出し造粒機で造粒
し、流動層乾燥機で乾燥後篩別して粒径0.35〜1.0
mmのDF剤を得た。
【0025】実施例13〜15 NAC 80部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル0.5部、リグニンスルホン酸ナトリウム14.5
部、シラスバルーン(イヂチ化成(株)の商品名「ウィン
ライト」)の表1に記載した平均粒子径14μmのガラ
ス質粉末5部をハンマーミルで混合し、この混合物10
0部に対して水6部を添加し、双腕ニーダーで混練混合
する。次に0.6mm径のスクリーンを付けた押し出し造
粒機で造粒し、流動層乾燥機で乾燥後篩別して粒径0.
35〜1.0mmのDF剤を得た。
【0026】実施例16〜18 イミベンコナゾール30部、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル1部、リグニンスルホン酸ナトリウム
5部、ポリビニルアルコール0.1部、表1記載の平均
粒子径および量のガラス質粉末、ロウ石クレー33.9
部をハンマーミルで混合し、この混合物100部に対し
て水10部を添加し、双腕ニーダーで混練混合する。次
に0.6mm径のスクリーンを付けた押し出し造粒機で造
粒し、流動層乾燥機で乾燥後篩別して粒径0.35〜1.
0mmのDF剤を得た。
【0027】比較例19〜21は実施例1に、比較例2
2は実施例5に、比較例23〜24は実施例7に、比較
例25〜26は実施例10に、比較例27は実施例13
に、比較例28は実施例16に準じて、ガラス質粉末の
平均粒子径および量を表1に記載のとおりそれぞれ調製
した。
【0028】表1中に示した水中分散性および崩壊性は
次の試験および評価による。 試験1.水中分散性試験 100ml容量の有栓シリンダーに、20℃の3°硬水9
9.9mlを入れ、DF剤0.1gを投入する。この時、水
中での粒の崩壊の仕方について観察し、次の3段階に分
けて評価した。 (評価基準) A:投入直後から崩壊がはじまり、シリンダー底部に到
達するまでに最初の粒径30%以下まで崩壊する。 B:粒がシリンダーの底部に到達するまでに最初の粒径
の30〜70%まで崩壊する。 C:粒は、最初の粒径の70%以上の大きさのままシリ
ンダー底部の到達する。
【0029】試験2.崩壊性試験法 100ml容量の有栓シリンダーに20℃の3°硬水9
9.9mlを入れ、DF剤0.1gを投入し、シリンダー底
部に到達してから1分後にシリンダーを転倒し、すべて
の粒が崩壊するまでの転倒回数を計測した。
【0030】
【表1】
【0031】前記のとおり、増粘剤として糖類は予期に
反して製剤の硬度を高めることができる。そこでそれに
ついて実施例によって具体的に説明する。なお硬度試験
方法は次のとおりである。試料を標準篩350μmで粉
塵を除き、この100gを磁製玉(35g)3個の入っ
た内径10cm内深10cmの磁製ポットに入れ、1分間1
00回転の速さで10分間回転する。その後標準篩35
0μmで篩通過量を測り、崩壊率(%)を求め硬度とす
る。
【0032】
【数1】 その結果を表2に示す。
【0033】実施例19〜24 XMC 50部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル1部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム3
部と表2記載の平均粒子径および量のガラス質粉末パー
ライト(昭和化学(株)の商品名「トプコパーライト」)
および糖類をハンマーミル(不二パウダル株式会社製)
で混合後、この混合物100部に対して水17部を添加
し双腕ニーダー(不二パウダル株式会社製)で混練混合
する。次に0.6mm径のスクリーンを付けた押し出し造
粒機(日本薬業株式会社製)で造粒し、更に流動層乾燥
機(不二パウダル株式会社製)で乾燥後、篩別し粒径
0.35〜1.0mmのDF剤を得た。
【0034】実施例25〜27 マラソン25部、ホワイトカーボン20部、ポリオキシ
エチレンスチリルフェニルエーテル5部、アルキルナフ
タレンスルホン酸ナトリウム3部と表2記載の平均粒子
径、量のガラス質粉末パーライト(昭和化学(株)の商品
名「トプコパーライト」)および糖類とクレー32部を
ハンマーミルで混合し、この混合物100部に対して水
12部を添加し双腕ニーダーで混練混合する。次に0.
6mm径のスクリーンを付けた押し出し造粒機で造粒し、
流動層乾燥機で乾燥後篩別して粒径0.35〜1.0mmの
DF剤を得た。
【0035】実施例28〜30 カスガマイシン1.37部、フサライド15部、エトフ
ェンプロックス10部、ホワイトカーボン10部、ポリ
オキシエチレンノニルフェニルエーテル4部、リグニン
スルホン酸ナトリウム10部と表2に記載した平均粒子
径および量のシラスバルーン(イヂチ化成(株)の商品名
「ウィンライト」)のガラス質粉末と表2に記載した糖
および量と珪石9.53部をハンマーミルで混合後、こ
の混合物100部に対して水14部を添加し双腕ニーダ
ーで混練混合後、0.6mmのスクリーンを付けた押し出
し造粒機で造粒し、乾燥、篩別し粒径0.35〜1.0mm
のDF剤を得た。
【0036】実施例31〜34 カスガマイシン5.7部、塩基性塩化銅75.6部(銅と
して45部)、β−ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮
合物ナトリウム塩6部、表2に記載した平均粒径および
量の真珠岩由来のパーライト(昭和化学(株)の商品名
「トプコパーライト」)のガラス質粉末(平均粒子径1
0.20μm)と表2に記載した量および種類の糖とを
ハンマーミルで混合後、この混合物100部に対して水
8部を添加し、双腕ニーダーで混練混合する。次に0.
6mmのスクリーンを付けた押し出し造粒機で造粒し、更
に流動層乾燥機で乾燥後、篩別して粒径0.35〜1.0
mmのDF剤を得た。
【0037】実施例35〜38 メソミル45部、リグニンスルホン酸ナトリウム10
部、表2に記載した平均粒径および量のシラス由来のバ
ルーン(イヂチ化成(株)の商品名「ウィンライト」)の
ガラス質粉末(平均粒子径20.25μm)および糖と
をハンマーミルで混合後、この混合物100部に対して
水11部を添加し、双腕ニーダーにて混練混合する。次
に0.6mmのスクリーンを付けた押し出し造粒機で造粒
し、流動層乾燥機で乾燥後、篩別して粒径0.35〜1.
0mmのDF剤を得た。
【0038】実施例39〜41 イミベンコナゾール30部、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル1部、ナフタレンスルホン酸ホルマリ
ン縮合物5部、プルラン8部、表2に記載した平均粒子
径および量のガラス質粉末、ロウ石クレー26部をハン
マーミルで混合し、この混合物100部に対して水12
部を添加し、双腕ニーダーで混練混合する。次に0.6m
mスクリーンを付けた押し出し造粒機で造粒し、流動層
乾燥機で乾燥後、篩別して粒径0.35〜1.0mmのDF
剤を得た。
【0039】比較例42〜44は実施例19に、比較例
45〜47は実施例25に、比較例48〜50は実施例
28に、比較例51は実施例35に、比較例52〜53
は実施例39に準じて、ガラス質粉末の平均粒子径、量
および糖類の量を表2に記載のとおりにしてそれぞれ調
製した。
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−40805(JP,A) 特開 平3−163006(JP,A) 特開 平8−99804(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 25/14 CA(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農薬活性成分および天然ガラス質気泡体
    を粉砕して得られた不規則な形状の細片からなる平均粒
    子径が5〜100μmのガラス質粉末を2重量%以上含
    有することを特徴とする粒状農薬水和剤。
  2. 【請求項2】 天然ガラス質粉末の平均粒子径が、5〜
    80μmである請求項1記載の粒状農薬水和剤。
  3. 【請求項3】 天然ガラス質粉末が焼成パーライトまた
    はシラスバルーンの粉末であって、平均粒子径が10〜
    30μmである請求項1記載の粒状農薬水和剤。
  4. 【請求項4】 粒状農薬水和剤の粒径が0.1〜10m
    mである請求項1記載の粒状農薬水和剤。
  5. 【請求項5】 農薬活性成分、天然ガラス質気泡体を粉
    砕して得られた不規則な形状の細片からなる平均粒子径
    が5〜100μmのガラス質粉末を2重量%以上、およ
    び粘結剤を含有する粒状農薬水和剤。
  6. 【請求項6】 粘結剤が糖類である請求項5記載の粒状
    農薬水和剤。
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