JP6103218B2 - 農業用粒状組成物 - Google Patents
農業用粒状組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6103218B2 JP6103218B2 JP2013118888A JP2013118888A JP6103218B2 JP 6103218 B2 JP6103218 B2 JP 6103218B2 JP 2013118888 A JP2013118888 A JP 2013118888A JP 2013118888 A JP2013118888 A JP 2013118888A JP 6103218 B2 JP6103218 B2 JP 6103218B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- parts
- trade name
- seconds
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Toxicology (AREA)
Description
即ち、本発明は、以下の〔1〕〜〔7〕記載の農業用水面施用粒状組成物を水溶性フィルムで包装した包装体(本発明包装体と称する。)に関するものである。
%以上である上記〔1〕記載の包装体。
トトリオース等の三糖類、マルトテトラオース等の四糖類が挙げられる。
(A-1)ポリエチレングリコール型界面活性剤:例えば、ポリオキシエチレンアルキル(C8〜18)エーテル、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加物、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C8〜12)フェニルエーテルのホルマリン縮合物、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマー、アルキル(C8〜18)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、アルキル(C8〜12)フェニルポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、ポリオキシエチレンビスフェニルエーテル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(C8〜18)モノエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(C8〜18)ジエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸(C8〜18)エステル、グリセロール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、硬化ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、アルキル(C8〜18)アミンエチレンオキサイド付加物および脂肪酸(C8〜18)アミドエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
(B-1)カルボン酸型界面活性剤:例えば、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリマレイン酸、ポリ無水マレイン酸、マレイン酸または無水マレイン酸とオレフィン(例えばイソブチレンおよびジイソブチレン等)との共重合物、アクリル酸とイタコン酸の共重合物、メタアクリル酸とイタコン酸の共重合物、マレイン酸または無水マレイン酸とスチレンの共重合物、アクリル酸とメタアクリル酸の共重合物、アクリル酸とアクリル酸メチルエステルとの共重合物、アクリル酸と酢酸ビニルとの共重合物、アクリル酸とマレイン酸または無水マレイン酸の共重合物、N−メチル−脂肪酸(C8〜18)サルコシネート、樹脂酸および脂肪酸(C8〜18)等のカルボン酸、並びにそれらカルボン酸の塩が挙げられる。
例えば、アルキルアミン、アルキル4級アンモニウム塩、アルキルアミンのエチレンオキサイド付加物およびアルキル4級アンモニウム塩のエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
例えば、ベタイン型界面活性剤およびアミノ酸型界面活性剤等が挙げられる。
例えば、シリコーン系界面活性剤およびフッ素系界面活性剤等が挙げられる。
〔実施例1〕
メタゾスルフロン原体(除草活性成分、純度95.5%、固体)の粉砕品3.49部、ソーダ石灰硼珪酸ガラス質微小中空体(商品名:グラスバブルズS38、住友3M製)20.0部、ベントナイト(商品名:穂高ベントナイト、豊順工業製)25.0部、アリールスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(商品名:デモールSNB、花王製)9.0部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名:セロゲン7A-N、第一工業製薬製)5.0部、塩化カリウム6.3部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム(商品名:ニューカルゲンEX-70、竹本油脂製)3.0部、マンニトール5.0部(試薬、純正化学製)、珪藻土(商品名:ラヂオライト#200)23.3部を混合した。ここに水32部を加えて混練した。次いで口径1.5mmのスクリーンを装着した押出式造粒機を用いて造粒した。流動層乾燥機を用いて乾燥した。乾燥物から1000μm篩及び2000μm篩により、微粉と塊を篩い分け、本発明組成物100部を得た。
実施例1においてマンニトール5.0部からソルビトール5.0部(試薬、純正化学製)へ変更した以外は同様にして、本発明組成物100部を得た。
実施例1においてマンニトール5.0部からキシリトール5.0部(試薬、純正化学製)へ変更した以外は同様にして、本発明組成物100部を得た。
実施例1においてマンニトール5.0部からマルチトール5.0部(試薬、東京化成製)へ変更した以外は同様にして、本発明組成物100部を得た。
実施例1のマンニトール5.0部を0部として除き、珪藻土を23.3部から28.3部に増量した以外は同様にして、組成物100部を得た。
実施例1〜4で得られた本発明組成物30gをポリビニルアルコール製水溶性フィルム(商品名:VF−HP#4000、クラレ製)に入れ本発明包装体を得た。同様に比較例1で得られた組成物から包装体を得た。直径48cmの円形水槽に水深4cmになるように水をはり、そこに包装体を投入した。該包装体が破袋し、本発明組成物が浮遊拡散を開始する時間を破袋時間として測定した。破袋後に包装体全体が溶解消失し、粒状組成物が円形水槽一面に広がった時間を拡散終了時間として測定した。
――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
――――――――――――――――――――――
実施例1 15秒 2分15秒
実施例2 15秒 2分 0秒
実施例3 15秒 2分10秒
実施例4 14秒 2分20秒
比較例1 16秒 1分45秒
――――――――――――――――――――――
〔苛酷試験後の浮遊拡散性測定〕
実施例1〜4で得られた本発明組成物30gをポリビニルアルコール製水溶性フィルム(商品名:VF−HP#4000、クラレ製)に入れ本発明包装体を得た。同様に比較例1で得られた組成物から包装体を得た。該包装体をさらにアルミ袋(日本マタイ製)に包装し、54℃の恒温槽で14日間保存した。直径48cmの円形水槽に水深4cmになるように水をはり、そこにアルミ袋から取り出した包装体を投入した。該包装体が破袋し、本発明組成物が浮遊拡散を開始する時間を破袋時間として測定した。破袋後に包装体全体が溶解消失し、粒状組成物が水槽一面に広がった時間を拡散終了時間として測定した。
結果を第2表に示す。
―――――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
―――――――――――――――――――――――――
実施例1 43秒 4分55秒
実施例2 44秒 4分40秒
実施例3 53秒 5分19秒
実施例4 1分15秒 6分10秒
比較例1 2分19秒 10分以上
―――――――――――――――――――――――――
[粒中水分の測定]
実施例1〜4で得られた本発明組成物及び比較例1で得られた組成物について、粒中水分を測定した。カールフィッシャー水分計(京都電子工業(株)製)を使用した。各組成物の約100mgを測定試料量として、水分気化温度120℃の条件において測定した。カールフィシャー試薬は、ハイドラナール・クーロマットAG (シグマアルドリッチ製)及びハイドラナール・クーロマットCG(シグマアルドリッチ製)を用いた。
――――――――――――――
粒中水分
――――――――――――――
実施例1 3.9%
実施例2 4.2%
実施例3 4.8%
実施例4 4.2%
比較例1 4.5%
――――――――――――――
〔実施例6〕
ピラゾスルフロンエチル原体(除草活性成分、純度99.0%、固体)の粉砕品1.01部、ソーダ石灰硼珪酸ガラス質微小中空体(商品名:グラスバブルズS38、住友3M製)20.0部、アリールスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(商品名:デモールSNB、花王製)9.0部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名:セロゲン7A−N、第一工業製薬製)5.0部、塩化カリウム6.3部、カルシウムシリケイト(商品名:マイクロセルE、セライトコーポレーション製)11.0部、マンニトール5.0部(試薬、純正化学製)、ベントナイト(商品名:穂高ベントナイト、豊順工業製)13.4部を混合した。ここにブタクロール原体(除草活性成分、純度95.0%、液体)26.32部を加えて混合した。さらにアセチレングリコール(商品名:サーフィノールSE−F、日信化学工業株式会社)3.0部と水20部の混合物を加えて混練した。次いで口径1.5mmのスクリーンを装着した押出式造粒機を用いて造粒した。流動層乾燥機を用いて乾燥した。乾燥物から1000μm篩及び2000μm篩により、微粉と塊を篩
い分け、本発明組成物100部を得た。
〔実施例7〕
ハロスルフロンメチル原体(除草活性成分、純度97.0%、固体)の粉砕品2.40部、ソーダ石灰硼珪酸ガラス質微小中空体(商品名:グラスバブルズS38、住友3M製)20.0部、アリールスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(商品名:デモールSNB、花王製)9.0部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名:セロゲン7A-N、第一工業製薬製)5.0部、塩化カリウム6.3部、カルシウムシリケイト(商品名:マイクロセルE、セライトコーポレーション製)11.0部、マンニトール5.0部(試薬、純正化学製)、ベントナイト(商品名:穂高ベントナイト、豊順工業製)12.0部を混合した。ここにブタクロール原体(除草活性成分、純度95.0%、液体)26.32部を加えて混合した。さらにアセチレングリコール(商品名:サーフィノールSE-F、日信化学工業株式会社)3.0部と水20部の混合物を加えて混練した。次いで口径1.5mmのスクリーンを装着した押出式造粒機を用いて造粒した。流動層乾燥機を用いて乾燥した。乾燥物から1000μm篩及び2000μm篩により、微粉と塊を篩い分け、本発明組成物100部を得た。
〔比較例2〕
実施例2のマンニトール5.0部を0部として除き、ベントナイトを13.4部から18.4部に増量した以外は同様にして、組成物100部を得た。
実施例3のマンニトール5.0部を0部として除き、ベントナイトを12.0部から17.0部に増量した以外は同様にして、組成物100部を得た。
実施例6、7の本発明組成物、および比較例2、3で得られた組成物について、初期浮遊拡散性を実施例1〜4と同様に測定した。
――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
――――――――――――――――――――――
実施例6 17秒 1分20秒
実施例7 14秒 1分15秒
比較例2 12秒 1分50秒
比較例3 11秒 1分55秒
――――――――――――――――――――――
〔苛酷試験後の浮遊拡散性測定〕
実施例6、7で得られた本発明組成物、および比較例2、3で得られた組成物について、苛酷試験後浮遊拡散性を実施例1〜4と同様に測定した。
結果を第5表に示す。
――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
――――――――――――――――――――――
実施例6 49秒 4分15秒
実施例7 38秒 5分40秒
比較例2 3分12秒 10分以上
比較例3 4分10秒 10分以上
――――――――――――――――――――――
[粒中水分の測定]
実施例6、7で得られた本発明組成物、および比較例2、3で得られた組成物について、粒中水分を実施例1〜4と同様に測定した。
――――――――――――――
粒中水分
――――――――――――――
実施例6 3.8%
実施例7 3.0%
比較例2 4.4%
比較例3 3.3%
――――――――――――――
〔実施例8〕
メタゾスルフロン原体(除草活性成分、純度95.5%、固体)の粉砕品3.49部、ソーダ石灰硼珪酸ガラス質微小中空体(商品名:グラスバブルズVS5500、住友3M製)18.0部、アリールスルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩(商品名:デモールSNB、花王製)9.0部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名:セロゲン7A-N、第一工業製薬製)5.0部、塩化カリウム5.0部、カルシウムシリケイト(商品名:マイクロセルE、セライトコーポレーション製)11.0部、マンニトール5.0部(試薬、純正化学製)、ベントナイト(商品名:穂高ベントナイト、豊順工業製)12.4部を混合した。ここにブタクロール原体(除草活性成分、純度94.3%、液体)26.51部にジメタメトリン(除草活性成分、純度99.7%、固体)2.01部を60℃で加熱溶解した溶液を混合した。さらにジオクチルスルホコハク酸ナトリウム(商品名:エアロールCT1L、東邦化学)3.0部と水26.0部の混合物を加えて混練した。次いで口径1.5mmのスクリーンを装着した押出式造粒機を用いて造粒した。流動層乾燥機を用いて乾燥した。乾燥物から1000μm篩及び2000μm篩により、微粉と塊を篩い分け、本発明組成物100部を得た。
〔比較例4〕
実施例8のマンニトール5.0部を0部として除き、ベントナイトを12.4部から17.4部に増量した以外は同様にして、組成物100部を得た。
実施例8で得られた本発明組成物、および比較例4で得られた組成物について、初期浮遊拡散性を実施例1〜4と同様に測定した。
――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
――――――――――――――――――――――
実施例8 11秒 2分35秒
比較例4 11秒 2分40秒
――――――――――――――――――――――
〔苛酷試験後の浮遊拡散性測定〕
実施例8で得られた本発明組成物、および比較例4で得られた組成物について、苛酷後浮遊拡散性を実施例1〜4と同様に測定した。
結果を第8表に示す。
――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
――――――――――――――――――――――
実施例8 48秒 6分30秒
比較例4 3分34秒 10分以上
――――――――――――――――――――――
[粒中水分の測定]
実施例8で得られた本発明組成物、および比較例4で得られた組成物について、粒中水分を実施例1〜4と同様に測定した。
――――――――――――――
粒中水分
――――――――――――――
実施例8 7.0%
比較例4 7.2%
――――――――――――――
[ガラス質微小中空体中のアルカリ分測定]
ICP発光法によって測定した。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
Na2O CaO 総計
―――――――――――――――――――――――――――――――――
グラスバブルズS38 6.0% 12.0% 18.0%
Sphericel34P30 9.5% 6.3% 15.8%
―――――――――――――――――――――――――――――――――
〔実施例9〕
実施例1の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、実施例1より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
〔実施例10〕
実施例2の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、実施例2より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
〔実施例11〕
実施例3の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、実施例3より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
〔実施例12〕
実施例4の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、実施例4より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
〔比較例5〕
比較例1の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、比較例1より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
実施例9〜12および比較例5で得られた組成物について、初期浮遊拡散性を実施例1〜4と同様に測定した。
――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
――――――――――――――――――――――
実施例9 13秒 2分32秒
実施例10 14秒 1分55秒
実施例11 14秒 2分53秒
実施例12 12秒 2分10秒
比較例5 14秒 2分34秒
――――――――――――――――――――――
〔苛酷試験後の浮遊拡散性測定〕
実施例9〜12および比較例5で得られた組成物について、苛酷後浮遊拡散性を実施例1〜4と同様に測定した。
結果を第12表に示す。
――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
――――――――――――――――――――――
実施例9 12秒 3分20秒
実施例10 13秒 2分30秒
実施例11 12秒 2分55秒
実施例12 14秒 4分55秒
比較例5 34秒 2分30秒
――――――――――――――――――――――
[粒中水分の測定]
実施例9〜12および比較例5で得られた組成物について、粒中水分を実施例1〜4と
同様に測定した。
――――――――――――――
粒中水分
――――――――――――――
実施例9 0.9%
実施例10 1.1%
実施例11 0.9%
実施例12 1.7%
比較例5 1.7%
――――――――――――――
〔実施例14〕
実施例6の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、実施例6より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
〔実施例15〕
実施例7の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、実施例7より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
〔比較例6〕
比較例2の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、比較例2より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
〔比較例7〕
比較例3の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、比較例3より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
実施例14〜15および比較例6〜7で得られた組成物について、初期浮遊拡散性を実施例1〜4と同様に測定した。
――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
――――――――――――――――――――――
実施例14 13秒 1分38秒
実施例15 20秒 1分36秒
比較例6 23秒 2分47秒
比較例7 14秒 1分47秒
――――――――――――――――――――――
〔苛酷試験後の浮遊拡散性測定〕
実施例14、15および比較例6、7で得られた組成物について、苛酷後浮遊拡散性を
実施例1〜4と同様に測定した。
結果を第15表に示す。
――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
――――――――――――――――――――――
実施例14 16秒 1分50秒
実施例15 18秒 2分00秒
比較例6 54秒 2分50秒
比較例7 50秒 2分50秒
――――――――――――――――――――――
[粒中水分の測定]
実施例14、15および比較例6、7で得られた組成物について、粒中水分を実施例1〜4と同様に測定した。
――――――――――――――
粒中水分
――――――――――――――
実施例14 2.4%
実施例15 2.0%
比較例6 1.7%
比較例7 1.9%
――――――――――――――
〔実施例16〕
実施例8の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、実施例8より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
〔比較例8〕
比較例4の乾燥工程における送風温度を高温にした以外は同様に製造し、比較例4より粒中水分の少ない組成物100部を得た。
実施例16および比較例8で得られた組成物について、初期浮遊拡散性を実施例1〜4と同様に測定した。
―――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
―――――――――――――――――――――――
実施例16 15秒 1分30秒
比較例8 23秒 2分55秒
―――――――――――――――――――――――
〔苛酷試験後の浮遊拡散性測定〕
実施例16および比較例8で得られた組成物について、苛酷後浮遊拡散性を実施例1〜4と同様に測定した。
結果を第18表に示す。
――――――――――――――――――――――
破袋時間 拡散終了時間
――――――――――――――――――――――
実施例16 16秒 2分00秒
比較例8 29秒 3分53秒
――――――――――――――――――――――
[粒中水分の測定]
実施例16および比較例8で得られた組成物について、粒中水分を実施例1〜4と同様に測定した。
――――――――――――――
粒中水分
――――――――――――――
実施例16 1.9%
比較例8 1.1%
――――――――――――――
〔参考例〕
メタゾスルフロン原体(除草活性成分、純度95.2%、固体)の粉砕品3.47部、ニトリル系プラスチックバルーン(商品名:マツモトマイクロスフィアーF-65E、松本油脂製薬(株)製、揮発水分89%)20.0部、ベントナイト(商品名:穂高ベントナイト、豊順工業製)20.0部、リグニンスルホン酸ナトリウム(商品名:パールレックスNP、日本製紙ケミカル(株)製)7.0部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名:セロゲン7A-N、第一工業製薬製)3.0部、塩化カリウム(商品名:塩化カルシウム、米山化学製)5.0部、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム(商品名:ニューカルゲンEX-70、竹本油脂製)6.0部、トリポリリン酸ナトリウム(商品名:トリポリリン酸ソーダ、セントラル硝子(株)製)3.0部、グルカン(商品名:赤玉デキストリンND−S、日澱化學(株)製)4.0部、カルシウムシリケイト(商品名:マイクロセルE、セライトコーポレーション製)0.5部、珪藻土(商品名:ラヂオライト#200)45.83部を混合した。ここに水40部を加えて混練した。次いで口径1.5mmのスクリーンを装着した押出式造粒機を用いて造粒した。流動層乾燥機を用いて乾燥した。乾燥物から1000μm篩及び2000μm篩により、微粉と塊を篩い分け、組成物100部を得た。
Claims (7)
- 農薬活性成分、ガラス質微小中空体および、マンニトール、ソルビトール、キシリトールまたはマルチトールを含有し、クエン酸を含有しない農業用粒状組成物を水溶性フィルムで包装した包装体。
- ガラス質微小中空体に含まれるNa2OとCaOの含有率の和が、5.0重量%以上で
ある請求項1記載の包装体。 - ガラス質微小中空体が、ソーダ石灰硼珪酸ガラス質微小中空体または硼珪酸ガラス質微小中空体である請求項1または2記載の包装体。
- アスコルビン酸、エリソルビン酸、酢酸、ソルビン酸、コハク酸、フマル酸、オレイン酸、酒石酸、リンゴ酸、安息香酸、塩酸、燐酸、硫酸、亜硫酸および重亜硫酸を含有しない請求項1ないし3から選ばれるいずれか1項記載の包装体。
- 農業用粒状組成物の含有水分量が、該粒状組成物100重量部あたり3.0重量部以上である請求項1ないし4から選ばれるいずれか1項記載の包装体。
- 水田の水面に施用する請求項1ないし5から選ばれるいずれか1項記載の包装体。
- 水溶性フィルムの素材がポリビニルアルコールである請求項1ないし6から選ばれるいずれか1項記載の包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013118888A JP6103218B2 (ja) | 2013-04-05 | 2013-06-05 | 農業用粒状組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013079177 | 2013-04-05 | ||
JP2013079177 | 2013-04-05 | ||
JP2013118888A JP6103218B2 (ja) | 2013-04-05 | 2013-06-05 | 農業用粒状組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014210760A JP2014210760A (ja) | 2014-11-13 |
JP6103218B2 true JP6103218B2 (ja) | 2017-03-29 |
Family
ID=51930804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013118888A Active JP6103218B2 (ja) | 2013-04-05 | 2013-06-05 | 農業用粒状組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6103218B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020050588A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-04-02 | 日産化学株式会社 | 農業用水面施用粒状組成物 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2931869B2 (ja) * | 1994-11-17 | 1999-08-09 | 北興化学工業株式会社 | 粒状農薬水和剤 |
JPH09301801A (ja) * | 1996-05-16 | 1997-11-25 | Hokko Chem Ind Co Ltd | 農薬粒状水和剤 |
JP4646390B2 (ja) * | 2000-12-05 | 2011-03-09 | 協和発酵バイオ株式会社 | ホルクロルフェニュロン水溶性粒剤 |
JP2008074836A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-04-03 | Nissan Chem Ind Ltd | 農業用水面施用粒状組成物 |
TWI407905B (zh) * | 2008-08-26 | 2013-09-11 | Nippon Soda Co | 水分散性粒劑 |
KR20140017518A (ko) * | 2010-12-06 | 2014-02-11 | 신젠타 파티서페이션즈 아게 | 수면 부유 확산성 농약 정제 제형 |
JP2012158566A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Nissan Chem Ind Ltd | 安定化される農薬固型製剤 |
JP6146944B2 (ja) * | 2011-08-05 | 2017-06-14 | 日産化学工業株式会社 | 農業用水面施用粒状組成物 |
-
2013
- 2013-06-05 JP JP2013118888A patent/JP6103218B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014210760A (ja) | 2014-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010083869A (ja) | 水田水口施用農薬包装袋 | |
JP2010013389A (ja) | 水中溶出性が促進される農薬組成物 | |
JP5339055B2 (ja) | 水性懸濁状農薬組成物 | |
JP5387813B2 (ja) | 農薬包装袋 | |
JP2008074836A (ja) | 農業用水面施用粒状組成物 | |
JP6677159B2 (ja) | 固形農薬組成物 | |
JP2012158566A (ja) | 安定化される農薬固型製剤 | |
JP6146944B2 (ja) | 農業用水面施用粒状組成物 | |
JP2012051871A (ja) | 水性懸濁状農薬組成物 | |
JP6103218B2 (ja) | 農業用粒状組成物 | |
JP2012153643A (ja) | 農薬固型製剤 | |
JP2015010045A (ja) | 農薬粒状組成物 | |
JP5704297B2 (ja) | 水面拡散性および水中分散性が向上する水性懸濁状農薬組成物 | |
JPWO2013088942A1 (ja) | 農薬粒状組成物 | |
JP5935976B2 (ja) | 安定化される農薬固型製剤 | |
JP5954522B2 (ja) | 水中への溶出が促進される固形農薬組成物 | |
JP2011016741A (ja) | 保存安定性の改善される水性懸濁状農薬組成物 | |
JP4102978B2 (ja) | 農業用粒状水和剤 | |
JP2017137277A (ja) | 農薬固型製剤 | |
JP2018012709A (ja) | 水中への溶出が促進される固形農薬組成物 | |
JP2011144149A (ja) | 水性懸濁状農薬組成物 | |
JP5360349B2 (ja) | 安定化される水性懸濁状農薬組成物 | |
KR101869451B1 (ko) | 수면부상형 입제 및 이의 제조 방법 | |
JP2016135793A (ja) | 水中への溶出が促進される固形農薬組成物 | |
JP4102977B2 (ja) | 粒状水和剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160526 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161116 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170113 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20170113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170214 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6103218 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |