JP3257324B2 - 冷蔵庫の内箱装置 - Google Patents
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Description
り構成されて内部が少なくとも3分割された冷蔵庫の内
箱装置に関する。
7744号公報に示された冷蔵庫の内箱装置に類似した
従来の冷蔵庫の内箱装置を示す図で、図8は分解して示
す斜視図、図9は図8の縦断側面図である。図におい
て、(1) は一枚の合成樹脂板が真空成形法により成形さ
れてなる内箱、(2) は内箱(1) の外面を覆って設けられ
た外箱、(3) は内箱(1) と外箱(2) との間に充填された
ポリウレタンフォームである。
凹設されて互いに上下に離れて配置された嵌合溝、(5)
は両側の縁部が嵌合溝(4) に嵌合されて内箱(1) 内に装
着された仕切壁である。(6) は内箱(1) 内の上面と仕切
壁(5) の間に形成された冷蔵室、(7) は仕切壁(5) の相
互間に形成された冷凍室、(8) は内箱(1) 内の下面と仕
切壁(5) の間に形成された野菜室である。
成され、嵌合溝(4) を介して仕切壁(5) が装着された内
箱(1) が外箱(2) に嵌合される。そして、内箱(1) と外
箱(2) との間にポリウレタンフォーム(3) が注入されて
発泡する。このようにして、ポリウレタンフォーム(3)
による断熱性を有する冷蔵庫の箱体が製作される。
蔵庫の内箱装置を示す図で、図10は縦断側面図、図1
1は図10の内箱を成形するときの素材板の展開状況を
説明する図である。図において、図8及び図9と同符号
は相当部分を示し、(5) は仕切壁で、内箱(1) を製作す
る素材である合成樹脂板(9) が真空成形法によって内箱
(1) と一体に成形されている。(10)は仕切壁(3) 内に挿
入されて固定された発泡成形断熱材である。(11)は内箱
(1) を成形する真空成形用雌型で、仕切壁(5)を形成す
る凸部(12)が互いに離れて設けられている。
の内箱装置は、真空成形用雌型(11)を使用して真空成形
を行うことにより内箱(1) と仕切壁(5) が一体に成形さ
れる。そして、後側から仕切壁(5) 内に発泡成形断熱材
(10)が嵌合されて固定され、ポリウレタンフォーム(3)
による断熱性を有する冷蔵庫の箱体が製作される。
蔵庫の内箱装置において、図8及び図9の構成では内箱
(1) と仕切壁(5) の両者の製作誤差やポリウレタンフォ
ーム(3) の発泡時の変形等により、上記両者の対向部相
互間に隙間が生じる。この隙間は仕切壁(5) によって区
分された冷蔵室(6) 、冷凍室(7) 、野菜室(8) の各室相
互間の気密性を損ない冷気漏れが発生する。
部の隙間から流出して清潔性が損なわれる。さらに、貯
蔵室の温度設定によっては上記両者の対向部の隙間に流
れ込んだ水等が凍結して体積膨張を起こす。これによっ
て、内箱(1) と仕切壁(5) が変形したり損傷したりする
という問題点があった。
従来の冷蔵庫の内箱装置では、内箱(1) と仕切壁(5) の
両者間の隙間による不具合の発生が解消される。しか
し、2つの仕切壁(5) と内箱(1) を一体に成形するた
め、図11に示す合成樹脂板(9)の展開率、すなわち展
開寸法a/合成樹脂板(9) 元寸法bの比が大きくなる。
このため、成形時に破れや薄肉部が生じ易くなる。
めには、真空成形加工が真空成形用雌型(11)に限られる
ので、真空成形用雌型(11)の各部形状を滑らかにして成
形性を改善する必要がある。また、合成樹脂板(9) の厚
さを増して薄肉部の発生を防ぐことが必要になる。これ
らの要因のために、内箱(1) の形状が成形加工性に拘束
されて造形の自由度が制約される。また、合成樹脂板
(9) が厚くなることにより、重量の増大、材料費の上
昇、成形加工の長時間化を生じるという不具合がある。
になされたものであり、内箱と仕切壁の間の隙間に起因
する不具合が発生せず、容易に製作できる冷蔵庫の内箱
装置を得ることを目的とする。
内箱装置においては、内箱が仕切体によって冷凍室及び
冷蔵室を含む用途の異なる三室以上の小室に区分された
冷蔵庫の内箱装置において、一枚の合成樹脂板が真空成
形法によって成形されてなる上記内箱と、この内箱の成
形時に上記合成樹脂板によって成形されて上記内箱と一
体に構成され、上記仕切体の少なくとも一つを形成した
第1仕切体と、発泡成形断熱材が内蔵され、上記第1仕
切体から離れた位置に配置されて上記内箱内を区分し、
上記内箱の成形時の真空圧により外周面が上記内箱の両
側面あるいは後面に抱持され、その内箱の収縮によって
嵌合溝に抱持状態で嵌合されて密着し上記仕切体の他の
少なくとも一つを形成した第2仕切体とを備え、上記第
2仕切体に冷却風路を設け、かつ上記第2仕切体の下部
に冷凍室を備える。
では、内箱と一体に形成される第1仕切体の数が少ない
ために内箱の成形加工性が向上する。また、第2仕切体
が別体によって製作され、真空成形時の真空圧により吸
着、抱持され、更にその収縮によって内箱に密着する。
1は縦断側面図、図2は図1の冷蔵庫の内箱装置の真空
成形による製作状況を説明する図、図3は図1の冷蔵庫
の内箱装置の真空成形による他の製作状況を説明する図
である。図において、(1) は一枚の合成樹脂板(9) が真
空成形法により成形されてなる内箱、(2) は内箱(1) の
外面を覆って設けられた外箱、(3) は内箱(1) と外箱
(2) との間に充填されたポリウレタンフォームである。
素材である合成樹脂板(9) が真空成形法によって内箱
(1) と一体に成形され内箱内を区分する。(14)は内箱
(1) 内の両側面及び後面に連続して凹設された嵌合溝、
(15)は第1仕切体(13)とは離れて内箱(1) 内を区分して
配置された第2仕切体で、真空成形時にその真空圧によ
り外周面が合成樹脂板(9) に吸着、抱持され、更にその
収縮によって内箱(1) に密着して固定されている。な
お、第2仕切体(15)は合成樹脂の射出成形品に発泡成形
断熱材を挿入して構成されている。
の間に形成された冷蔵室、(7) は第2仕切体(15)と第1
仕切体(13)の間に形成された冷凍室、(8) は内箱(1) 内
の下面と第1仕切体(13)の間に形成された野菜室であ
る。(10)は第1仕切体(13)内に後側の開口部から挿入さ
れて固定された発泡成形断熱材、(16)は内箱(1) を成形
する真空成形用雄型で、第2仕切体(15)を挿入する切欠
部(17)及び第1仕切体(13)を成形するための凹部(18)が
設けられている。
は、真空成形用雄型(16)の切欠部(17)に図3に示すよう
に第2仕切体(15)が挿入される。次いで、第2仕切体(1
5)が挿入された真空成形用雄型(16)に対面して図3に示
すように合成樹脂板(9) が配置される。この状態で周知
の真空成形加工により100°C〜160°Cに加熱し
て合成樹脂板(9) を軟化させ、軟化した状態で真空成形
が行われる。
め設けられた多数の真空穴(図示しない)から真空圧に
より合成樹脂板(9) が吸引され、真空成形用雄型(16)の
表面形状に沿って成形される。このときに第2仕切体(1
5)が合成樹脂板(9) の真空圧による吸引成形に伴って合
成樹脂板(9) に吸着されて固定される。
固定されると共に、第1仕切体(13)を成形する凹部(18)
に、凹部(18)の形状に沿って合成樹脂板(9) が吸引され
る。このようにして、第1仕切体(13)が成形され、この
状態で真空成形加工の工程において冷却され、合成樹脂
板(9) が収縮硬化して内箱(1) が成形される。次いで、
真空成形用雄型(16)から内箱(1) が離型される。これに
よって、第1仕切体(13)及び第2仕切体(15)が設けられ
た内箱(1) が製作される。
真空成形時の真空圧により外周面が合成樹脂板(9) に吸
着、抱持され、更にその収縮によって嵌合溝(14)に把持
状態に嵌合されて内箱(1) に密着して固定される。そし
て、第1仕切体(13)内に後側の開口部から発泡成形断熱
材(10)が挿入されて固定される。また、第1仕切体(13)
及び第2仕切体(15)が設けられた内箱(1) が外箱(2) に
嵌合されて、内箱(1)と外箱(2) との間にポリウレタン
フォーム(3) が注入されて発泡する。このようにして、
ポリウレタンフォーム(3) による断熱性を有する冷蔵庫
の箱体が製作される。
床面を形成するため、食材が直接置かれたり、その下に
冷却風路(図示しない)が設けられたりし、さらに冷蔵
室(6)の床面、即ち第2仕切体(15)の奥側に冷却風路を
制御する機器が装備される。また、第2仕切体(15)下側
には冷凍室(7)の自動製氷機が装備される。このような
機器類の装備について、第2仕切体(15)が射出成形品で
あるので、上記機器類を容易に装備することができる。
されて内箱(1) に密着して強固に固定され、第1仕切体
(13)は内箱(1) と一体に成形される。このため、第1仕
切体(13)と内箱(1) の間及び第2仕切体(15)と内箱(1)
の間に隙間が生じることはない。したがって、これらの
隙間があることによって冷蔵室(6) 、冷凍室(7) 、野菜
室(8) の各室相互間の気密性が損なわれて冷気漏れが発
生する不具合を防止することができる。
(1) の間に隙間から流出して清潔性が損なわれることが
ない。さらに、貯蔵室の温度設定によっては仕切体と内
箱(1)の間の隙間に流れ込んだ水等が凍結して体積膨張
を起こし、内箱(1) と仕切壁(5) が変形したり損傷した
りする不具合の発生を未然に防止することができる。
が設けられた内箱(1) が真空成形用雄型(16)によって製
作される。このため、予め射出成形等によって製作され
て所要の形状、色彩及び光沢等を有する第2仕切体(15)
を内箱(1) の成形時に装着することができる。したがっ
て、美観を呈する製品価値の高い冷蔵庫の内箱装置を容
易に製作することができる。
って製作されるので、成形時の破れや薄肉部発生が少な
くなる。このため、真空成形用雌型による真空成形加工
のように、真空成形用雌型の各部形状を滑らかにして成
形性を改善する煩雑な手数を解消することができる。ま
た、合成樹脂板(9) の厚さを増して薄肉部の発生を防ぐ
必要がない。したがって、内箱(1) の形状が成形加工性
に拘束されて内箱(1)の造形の自由度が制約されたり、
合成樹脂板(9) が厚くなることによって重量の増大、材
料費の上昇、成形加工の長時間化を生じたりする不具合
を解消することができる。
(1) に第1仕切体(13)及び第2仕切体(15)が設けられた
ものとしたが、第1仕切体(13)及び第2仕切体(15)のい
ずれかが複数、又は第1仕切体(13)及び第2仕切体(15)
がそれぞれ複数設けられた内箱(1)であっても、図1〜
図3の実施の形態と同様な作用が得られることは明白で
ある。
仕切体(15)が、内箱(1) 内の下部に第1仕切体(13)がそ
れぞれ設けられた構成を説明した。しかし、内箱(1) 内
の下部の仕切体に各種の機能を装備したり、各種部品を
装備したりすることが必要な場合で、内箱(1) 内の上部
の仕切体が簡易な構造で済むときには、内箱(1) 内の上
部に第1仕切体(13)を、内箱(1) 内の下部に第2仕切体
(15)をそれぞれ設ける。
においても、第1仕切体(13)及び第2仕切体(15)が設け
られた内箱(1) が図1〜図3の実施の形態と同様に製作
される。したがって、詳細な説明を省略するが図1〜図
3の実施の形態と同様な作用が得られることは明白であ
る。
箱(1) が製作される場合を説明した。真空成形加工とは
真空成形用雄型(16)側から真空引きを行い、合成樹脂板
(9) を成形する加工方法である。しかし、合成樹脂板
(9) 外側から真空成形用雄型(16)に向かって圧力を加え
る圧空成形法を真空成形加工と併用することにより、合
成樹脂板(9) が真空成形用雄型(16)に正確に密着する。
装置においても、第1仕切体(13)及び第2仕切体(15)が
設けられた内箱(1) が図1〜図3の実施の形態と同様に
製作される。したがって、詳細な説明を省略するが図1
〜図3の実施の形態と同様な作用が得られることは明白
である。また、圧空成形法を真空成形加工と併用するこ
とにより、真空成形用雄型(16)の各部形状を合成樹脂板
(9) に高精度に転写することができ、一層高精度で美観
を呈する内箱(1) を製作することができる。
ある。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示
し、(13)は内箱(1) の開口部側の縁部が薄く形成されて
なる係止部(19)が設けられた第1仕切体、(20)は係止部
(19)に嵌着された補助仕切片である。
においても、第1仕切体(13)及び第2仕切体(15)が設け
られた内箱(1) が図1〜図3の実施の形態と同様に製作
される。したがって、詳細な説明を省略するが図4の実
施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作
用が得られることは明白である。
切体(13)に内箱(1) の開口部側の縁部よりも後退した位
置に係止部(19)が設けられる。そして、補助仕切片(20)
が係止部(19)に嵌着されて補助仕切片(20)の前縁が内箱
(1) の開口部縁部に配置される。これによって、第1仕
切体(13)の内箱(1) 内後面からの突出寸法が減少するの
で、真空成形加工が容易にでき、寸法精度が良く美観を
呈する内箱(1) を得ることができる。
仕切片(20)は、相互に充分な接合面を設けることができ
る。このため、冷気漏れ、水滴漏れを有効に防止でき、
また補助仕切片(20)に射出成形品を使用することによ
り、美観が良く、各種の機能を有する構造体とすること
も可能である。
ある。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示
し、(21)は前述の第2仕切体(15)と同様に構成されて、
図5に示すように上下方向に互いに離れて配置されて、
内箱(1) に装着された仕切体である。
においても、前述の第2仕切体(15)と同様に構成された
2つの仕切体(21)が設けられた内箱(1) が、図1〜図3
の実施の形態と同様に製作される。したがって、詳細な
説明を省略するが図5の実施の形態においても図1〜図
3の実施の形態と同様な作用が得られることは明白であ
る。
(21)が第2仕切体(15)と同様に構成されるので、内箱
(1) に内箱(1) 内後面からの突出部が無くなる。このた
め、真空成形加工が容易にできて、寸法精度が良く美観
を呈する内箱(1) を得ることができる。
で、図6は縦断側面図、図7は図6の内箱の背面側の斜
視図である。図において、図1〜図3と同符号は相当部
分を示し、(22)は図6に示すように第2仕切体(15)の上
面に一端が開口し他端は第2仕切体(15)の内箱(1) 後側
の端面に開口した通気孔、(23)は冷気ダクトで、上端が
通気孔(22)に連通し、下端が野菜室(8) に連通して冷蔵
室(6) と野菜室(8) を結ぶ通気路を構成する。
においても、第1仕切体(13)及び第2仕切体(15)が設け
られた内箱(1) が図1〜図3の実施の形態と同様に製作
される。したがって、詳細な説明を省略するが図6及び
図7の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と
同様な作用が得られることは明白である。
て、通気孔(22)は内箱(1) の成形時に合成樹脂板(9) に
よって覆われる。このため、通気孔(22)を覆った合成樹
脂板(9) が適宜な切断機(図示しない)により切除され
る。このときに、通気孔(22)が円形であれば回転切断機
(図示しない)により簡易な操作によって正確に切除す
ることができる。
(9) が切除された状態において通気孔(22)の縁部材は、
射出成形等により高精度に製作されているため冷気ダク
ト(23)と確実に密着状態に接続することができる。した
がって、ポリウレタンフォーム(3) の注入発泡時にポリ
ウレタンフォーム(3) が漏れることがない。このため、
冷気ダクト(23)による冷蔵室(6) と野菜室(8) を結ぶ正
常な通気路を構成することができる。
仕切体(15)の内箱(1)後側の端面に内箱(1) 内後面と直
交する方向に設ける。上記のように構成された冷蔵庫の
内箱装置においても、第1仕切体(13)及び第2仕切体(1
5)が設けられた内箱(1) が図1〜図3の実施の形態と同
様に製作される。したがって、詳細な説明を省略するが
図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られることは
明白である。
て、通気孔(22)が第2仕切体(15)の内箱(1) 後側の端面
に内箱(1) 内後面と直交する方向に設けられている。こ
れによって、回転切断機により通気孔(22)を覆った合成
樹脂板(9) を切除する作業が容易にでき、冷気ダクト(2
3)との接続も容易、かつ確実に行うことができる。
仕切体によって冷凍室及び冷蔵室を含む用途の異なる三
室以上の小室に区分された冷蔵庫の内箱装置において、
一枚の合成樹脂板が真空成形法によって成形されてなる
上記内箱と、この内箱の成形時に上記合成樹脂板によっ
て成形されて上記内箱と一体に構成され、上記仕切体の
少なくとも一つを形成した第1仕切体と、発泡成形断熱
材が内蔵され、上記第1仕切体から離れた位置に配置さ
れて上記内箱内を区分し、上記内箱の成形時の真空圧に
より外周面が上記内箱の両側面あるいは後面に抱持さ
れ、その内箱の収縮によって嵌合溝に抱持状態で嵌合さ
れて密着し上記仕切体の他の少なくとも一つを形成した
第2仕切体とを備え、上記第2仕切体に冷却風路を設
け、かつ上記第2仕切体の下部に冷凍室を備えたもので
ある。
1仕切体の数が少ないために内箱の成形加工性が向上す
る。また、第2仕切体が別体によって製作され真空成形
時にその真空圧により外周面が合成樹脂板に吸着、抱持
され、更にその内箱に密着する。そして、第1仕切体及
び第2仕切体が設けられた内箱が成形加工によって製作
される。したがって、形状の自由度の制約が少なく美観
を呈する製品価値の高い冷蔵庫の内箱装置の製作を容易
化する効果がある。また、第2仕切体が射出成形品であ
るので、内箱に形成された冷却風路、この冷却風路を制
御する機器または自動製氷機を容易に装備でき生産性が
向上する効果がある。
図。
製作状況を説明する図。
他の製作状況を説明する図。
図。
面図。
開状況を説明する図。
14 嵌合溝、 15第2仕切体、 16 真空成形用
雄型、 17 切欠部、 19 係止部、 20 補助
仕切片、 21 仕切体、 22 通気孔、 23 冷
気ダクト。
Claims (1)
- 【請求項1】 内箱が仕切体によって冷凍室及び冷蔵室
を含む用途の異なる三室以上の小室に区分された冷蔵庫
の内箱装置において、 一枚の合成樹脂板が真空成形法によって成形されてなる
上記内箱と、 この内箱の成形時に上記合成樹脂板によって成形されて
上記内箱と一体に構成され、上記仕切体の少なくとも一
つを形成した第1仕切体と、 発泡成形断熱材が内蔵され、上記第1仕切体から離れた
位置に配置されて上記内箱内を区分し、上記内箱の成形
時の真空圧により外周面が上記内箱の両側面あるいは後
面に抱持され、その内箱の収縮によって嵌合溝に抱持状
態で嵌合されて密着し上記仕切体の他の少なくとも一つ
を形成した第2仕切体とを備え、上記第2仕切体に冷却
風路を設け、かつ上記第2仕切体の下部に冷凍室を備え
たことを特徴とする冷蔵庫の内箱装置。
Priority Applications (1)
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JP03198695A JP3257324B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 冷蔵庫の内箱装置 |
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JP03198695A JP3257324B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 冷蔵庫の内箱装置 |
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JPH08226752A JPH08226752A (ja) | 1996-09-03 |
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JP03198695A Expired - Fee Related JP3257324B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 冷蔵庫の内箱装置 |
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-
1995
- 1995-02-21 JP JP03198695A patent/JP3257324B2/ja not_active Expired - Fee Related
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