JPH10334328A - 自動販売機の断熱扉用ガスケット - Google Patents

自動販売機の断熱扉用ガスケット

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JPH10334328A
JPH10334328A JP14741897A JP14741897A JPH10334328A JP H10334328 A JPH10334328 A JP H10334328A JP 14741897 A JP14741897 A JP 14741897A JP 14741897 A JP14741897 A JP 14741897A JP H10334328 A JPH10334328 A JP H10334328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
door
face
gaskets
vending machine
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14741897A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriya Satou
律哉 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP14741897A priority Critical patent/JPH10334328A/ja
Publication of JPH10334328A publication Critical patent/JPH10334328A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本体ケースの庫内前面に配した上下二分割構造
になる断熱扉に装備したガスケットを対象に、ガスケッ
ト相互間のシール性強化,並びに結露の発生防止が図れ
るように改良する。 【解決手段】本体ケースの庫内前面に配して商品収納ラ
ックの商品投入口部分を覆う上部分割扉5aと、下部領
域を覆う下部分割扉5bからなる上下二分割構造の断熱
扉に対して、上部分割扉の下端面,および下部分割扉の
上端面に、シール端面を斜めカットして前後に突き合わ
せるようにした断面三角形の中空ガスケット7,8を装
着するとともに、ガスケット7のシール端面にはガスケ
ット8に向けて突き出す前後複数条のヒレ部7aを、ガ
スケット8の後端にはガスケット7の背面に密着し合う
ように起立して張り出したクッション性を持たせたリブ
状突起部を設け、ガスケット相互間の密着性を強化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品収納庫に冷
却,ないし加熱手段を装備した本体ケースの庫内前面
に、商品収納ラックの商品投入口部分を覆う上部分割扉
とその下部領域を覆う下部分割扉からなる上下二分割構
造の断熱扉を配した自動販売機に適用する断熱扉用のガ
スケット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、この発明の実施対象となる自動販
売機の構成を図2に示す。図において、1は断熱筐体と
してなる本体ケース、2は外扉、3は本体ケース1の庫
内に収設したサーペンタイン式の商品収納ラック、4は
商品搬出シュータであり、本体ケース1の庫内前面には
上下二分割構造の断熱扉5を備えている。なお、図示さ
れてないが、本体ケース1の庫内底部には商品保冷用の
冷却器,および加熱用ヒータ,および庫内ファンを備え
ている。
【0003】ここで、前記の断熱扉5は、商品収納ラッ
ク3の上部前面に開口している商品投入口3aを覆う上
部分割扉5aと、下部領域を覆う下部分割扉5bからな
り、上部分割扉5aは外扉2と一緒に開閉するよう外扉
2の裏面に取付けられている。なお、5cは上部分割扉
5aを外扉2に係止する掛け金である。かかる構成で、
商品収納ラック3に収納した商品を庫内に備えた冷却器
で保冷する,ないしは加熱ヒータで加熱してコールド商
品,ないしはホット商品として販売することは周知の通
りである。また、商品収納ラック3に商品を補給する場
合には、外扉2と一緒に断熱扉5の上部分割扉5aを開
き、下部分割扉5bは閉じたまま(庫内への外気熱の侵
入をできるだけ抑えるために下部分割扉を閉じておく)
で商品投入口3aに商品を投入する。
【0004】また、断熱扉5を閉じた状態で本体ケース
1と間をシールして庫内への外気侵入を防ぐために、上
部分割扉5a,下部分割扉5bの裏面側周縁には帯状の
ガスケット6が敷設されており、さらに上部分割扉5a
と下部分割扉5bとの隙間を塞ぐように、前記ガスケッ
ト6とは別に上部分割扉5aの下端面,および下部分割
扉5bの上端面にガスケット7,8を装着している。
【0005】この分割扉相互間をシールするガスケット
7,8は、扉裏面側のガスケット6と同様に軟質な樹
脂,ゴムなどで作られた中空の帯条体であり、そのシー
ル端面を斜めカットしてそのシール端面同士を前後に突
き合わせるようにした断面三角形の中空状のガスケット
としてなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した断
熱扉5のガスケット7,8について、従来構造では斜め
カットされた商品端面同士を直接突き合わせて上部分割
扉5aと下部分割扉5bとの間の隙間をシールするよう
にしている。このために、扉の組立誤差などに起因して
上部分割扉5aと下部分割扉5bとの相互間に正規の位
置からかのずれ,傾きなどがあると、分割扉を閉じた状
態でガスケット7のシール面同士が完全に密着し合わ
ず、このために庫内への外気侵入が生じるほか、特に庫
内を保冷しいてる場合にはガスケット部分の表面に結露
が発生し易いといった問題がある。
【0007】この発明は上記の点に鑑みなされたもので
あり、その目的は前記課題を解決し、ガスケット相互間
のシール性強化,並びに結露の発生防止が図れるように
改良した自動販売機の断熱扉用ガスケットを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、本体ケースの庫内前面に配備し
た上下二分割構造の断熱扉について、その上部分割扉の
下端面,およびこれに対向する下部分割扉の上端面に沿
ってシール端面を斜めカットして前後に突き合わせるよ
うにした断面三角形のガスケットを装着するとともに、
いずれか一方のガスケットのシール端面に相手側のガス
ケットに向けて突き出す前後複数条のヒレ部を設け、分
割扉を閉じた状態で前記ヒレ部を相手側ガスケットのシ
ール端面に密着させて分割扉相互間の隙間をシールする
ようにする。(請求項1)また、前記の構成に加えて、
下部分割扉側に装着したガスケットの後端に、分割扉を
閉じた状態で上部分割扉側のガスケットの背面に密着し
合うように起立して張り出したクッション性を持たせた
リブ状突起部を設ける。(請求項2)かかる構成によ
り、上下の分割扉を閉じた状態では、一方のガスケット
から突き出した複数条のヒレ部がそれぞれ相手側ガスケ
ットのシール端面に重なり合い、さらに上部側ガスケッ
トの背面が下部側ガスケットの後端から起立したリブ条
突起部に重なり合う。したがった、上部分割扉と下部分
割扉との間に組立誤差などによる相対的なずれがあって
も、このずれを補償してガスケット同士を密着させるこ
とができる。
【0009】また、ガスケットのシール端面に前後に並
ぶ複数条のヒレ部を設けたことにより、このヒレが隔壁
としてガスケット相互間の空隙内に生じる熱対流(庫内
外の温度差による)を阻害するように機能する。したが
って庫内を保冷している状態でガスケット表面の結露発
生が効果的に抑止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1(a),(b) の実施例に基づいて説明する。なお、実施例
の図中で図2に対応する同一部材には同じ符号が付して
ある。図1(a),(b) において、上部分割扉5aの下端
面,下部分割扉5bの上端面には、図示のようにシール
端面を斜めカットして前後に突き合わせるようにした断
面三角形の中空ガスケット(軟質樹脂,ゴムなどで作ら
れた成形品)7,8が装着されており、ここで、上部分
割扉5aに装着したガスケット7には、そのシール端面
から前後に並んで下方に突き出した4条のヒレ部7aが
ガスケット7と一体成形されている。一方、下部分割扉
扉5bに装着したガスケット8に対しては、その後端部
から上方に向けヘアピン状に張り出してクッション性を
持たせたリブ状突起部8aがガスケット8と一体形成さ
れている。
【0011】そして、上部分割扉5aを図1(a) で示す
開放位置から押んで閉じると、図1(b) で表す分割扉の
閉状態では、上部側のガスケット7が下部側のガスケッ
ト8に突き合わされるととにも、ガスケット7の各ヒレ
部7aがガスケット8のシール端面に重なり合い、同時
にガスケット7の背面がガスケット8の後端から張り出
したリブ状突起部8aに重なり合ってガスケット7,8
相互間の隙間をシールする。
【0012】これにより、ガスケット7と8とが前後5
個所(前後4条のヒレ部7aと後端のリブ状突起部8
a)で密着し合ってシール性を高めるととにも、前後に
並ぶ複数条のヒレ部7aが隔壁となってガスケット相互
間の空隙内に生じる熱対流を阻止してガスケットでの結
露発生を抑制する。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の構成によ
れば、断熱扉の多少の組立誤差分を補償して、断熱扉を
閉じた際に上部分割扉の下端面と下部分割扉の上端面に
装着したガスケット同士を密着させて該部のシール性を
高めることができる。これにより、上下二分割構造の断
熱扉の継ぎ目の隙間を通して庫内への外気侵入,並びに
庫内を保冷運転している状態でガスケットの表面に生じ
る結露の発生が効果的に防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による断熱扉用ガスケットの
構造図であり、(a) は上部分割扉を開いた状態、(b) は
閉じた状態の断面図
【図2】この発明の実施対象となる自動販売機の扉開放
状態の外観図
【符号の説明】
1 本体ケース 2 外扉 3 商品収納ラック 3a 商品投入口 5 断熱扉 5a 上部分割扉 5b 下部分割扉 7,8 ガスケット 7a ヒレ部 8a リブ状突起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品収納ラックおよび冷却,ないし加熱手
    段を搭載した本体ケースの庫内前面に、商品収納ラック
    の商品投入口部分を覆う上部分割扉と下部領域を覆う下
    部分割扉からなる上下二分割構造の断熱扉を配した自動
    販売機において、上部分割扉の下端面,およびこれに対
    向する下部分割扉の上端面に沿って、シール端面を斜め
    カットして前後に突き合わせるようにした断面三角形の
    中空ガスケットを装着するとともに、いずれか一方のガ
    スケットのシール端面に相手側のガスケットに向けて突
    き出す前後複数条のヒレ部を設け、分割扉を閉じた状態
    で前記ヒレ部を相手側ガスケットのシール端面に密着さ
    せて分割扉相互間の隙間をシールするようにしたことを
    特徴とする自動販売機の断熱扉用ガスケット。
  2. 【請求項2】請求項1記載の断熱扉用ガスケットにおい
    て、下部分割扉側のガスケットの後端に、分割扉を閉じ
    た状態で上部分割扉側のガスケットの背面に密着し合う
    ように起立して張り出したクッション性を持たせたリブ
    状突起部を設けたことを特徴とする自動販売機の断熱扉
    用ガスケット。
JP14741897A 1997-06-05 1997-06-05 自動販売機の断熱扉用ガスケット Withdrawn JPH10334328A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007264981A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
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