JP2007162257A - 扉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】分割された断熱扉の突合せ部における断熱性能を向上する扉装置を提供する。
【解決手段】上下二分割構造になる断熱内扉101,102の上部断熱内扉101の下端面または下部断熱内扉102の上端面の少なくともどちらか一方にガスケット103,104を装着して、扉間の隙間を閉塞し、上部断熱内扉101の下端面と下部断熱内扉102の上端面は前後方向で重なるように端面を形成し、断熱内扉の端面まで断熱材101a,102aが充填されていることにより、断熱壁に空洞部がなくなり突合せ部における断熱性能とシール性を向上することができる。
【選択図】図1
【解決手段】上下二分割構造になる断熱内扉101,102の上部断熱内扉101の下端面または下部断熱内扉102の上端面の少なくともどちらか一方にガスケット103,104を装着して、扉間の隙間を閉塞し、上部断熱内扉101の下端面と下部断熱内扉102の上端面は前後方向で重なるように端面を形成し、断熱内扉の端面まで断熱材101a,102aが充填されていることにより、断熱壁に空洞部がなくなり突合せ部における断熱性能とシール性を向上することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、二つの断熱扉を備えた扉装置の扉同士の密閉構造に関するものである。
従来より、隣接する二つの断熱扉を有して、この二つの断熱扉間を扉閉時にシールすることが要求される扉装置がある(例えば、特許文献1参照)。
この扉装置の一例として、自動販売機の商品収納庫を開閉するための断熱扉に関するものがある。
具体的には、この種の自動販売機の庫内前面に配した上下分割構造になる断熱扉で、庫内外の熱伝導を回避するものとして断熱材を上下に配置させ、上下断熱材の隙間をシールする特許文献1のものがある。
図2は特許文献1に記載された従来の自動販売機を示すものである。図3(a)は従来の扉装置の密閉前を示す図である。図3(b)は従来の扉装置の密閉後を示す図である。
図2に示すように1は断熱筺体としてなる本体ケース、2は外扉、3は本体ケース1の庫内に収設したサーペンタイン式の商品収納ラック、4は商品搬出シュータであり、本体ケース1の庫内前面には上下二分割構造の断熱扉5を備えている。なお、図示されていないが、本体ケース1の庫内底部には商品保冷用の冷却器、および加熱用ヒータ、および庫内ファンを備えている。
以上のように構成された自動販売機の上下分割構造になる断熱扉について、以下その動作を説明する。
図3(a),(b)に示すように、まず、断熱扉5は、商品収納ラック3の上部前面に開口している商品投入口3aを覆う上部分割扉5aと、下部領域を覆う下部分割扉5bからなり、上部分割扉5aは外扉2と一緒に開閉するよう外扉2の裏面に取り付けられている。なお、5cは上部分割扉5aを外扉2に係止する掛け金である。かかる構成で、商品収納ラック3に収納した商品を庫内に備えた冷却器で保冷する、ないしは加熱ヒータで加熱してコールド商品、ないしはホット商品として販売することは周知の通りである。また、商品収納ラック3に商品を補給する場合には、外扉2と一緒に断熱扉5の上部分割扉5aを開き、下部分割扉5bは閉じたまま(庫内への外気熱の侵入をできるだけ抑えるために下部分割扉を閉じておく)で商品投入口3aに商品を投入する。
また、断熱扉5を閉じた状態で本体ケース1との間をシールして庫内への外気侵入を防ぐために、上部分割扉5aの裏面側周縁には帯状のガスケット6が敷設されており、さらに上部分割扉5aと下部分割扉5bとの隙間を塞ぐように、ガスケット6とは別に上部分割扉5aの下端面、および下部分割扉5bの上端面にガスケット7、8を装着している。
この分割扉相互間をシールするガスケット7,8は扉裏面側のガスケット6と同様に軟質な樹脂、ゴムなどで作られた中空の帯条体であり、そのシール端面を斜めカットしてそのシール端面同士を前後に突き合わせるようにした断面三角形の中空状のガスケットを装着するとともに、いずれか一方のガスケットのシール端面に相手側のガスケットに向けて突き出す前後複数条のヒレ部を設け、分割扉を閉じた状態で前記ヒレ部を相手側ガスケットのシール端面に密着させて分割扉相互間の隙間をシールしている。
特開平10−334328号公報
しかしながら、上記従来の構成では断熱扉5のガスケット7,8は斜めカットされた中空の帯条体同士を突き合わせて上部分割扉5aと下部分割扉5bとの間の隙間を断熱しているので、突き合わせ部において中空部が発生し、このために庫内外の断熱性能が悪化するほか、特に庫内を保冷している場合にはガスケット部分の表面に結露が発生し易いという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、簡素な構成で、二つの断熱扉間のシール性と断熱性を両立できる扉装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の扉装置は、端辺に傾斜面を形成して前記傾斜面にまで断熱材を充填した隣接する二つの断熱扉を有し、前記二つの断熱扉の閉時に、前記傾斜面同士がシール材を介して前後方向で重なるように接合され前記二つの扉間を密閉するものである。
これにより、簡素な構成で冷却された領域の内外を遮断する断熱扉の突き合わせ部における断熱性能が向上し、この結果、熱伝導が削減されるので、内部側保冷及び保温状態の向上、外部側シール部の結露防止ができる。
本発明の扉装置は、簡素な構成で内部側保冷及び保温状態の向上、外部側シール部の結露防止ができる。
請求項1に記載の発明は、端辺に傾斜面を形成して前記傾斜面にまで断熱材を充填した隣接する二つの断熱扉を有し、前記二つの断熱扉の閉時に、前記傾斜面同士がシール材を介して前後方向で重なるように接合され前記二つの扉間を密閉するものであり、簡素な構成で冷却された領域の内外を遮断する断熱扉の突き合わせ部における断熱性能が向上し、この結果、熱伝導が削減されるので、内部側保冷及び保温状態の向上、外部側シール部の結露防止ができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、シール材を一方の断熱扉の傾斜面にのみ設けたものであり、突き合わせ部が断熱構造となるため一方の側のシール材で安価に断熱扉の接合構造が実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1(a)は、本発明の実施の形態1における扉装置の密閉前を示す図である。図1(b)は同実施の形態における扉装置の密閉後を示す図である。
図1(a)は、本発明の実施の形態1における扉装置の密閉前を示す図である。図1(b)は同実施の形態における扉装置の密閉後を示す図である。
図1(a),(b)において、分割された断熱材101aを装填した上部断熱内扉101の下端面、断熱材102aを装填した下部断熱内扉102の上端面は図示のようにシール端面を斜めカットして前後に突き合わせるようにした断面形状となっている。下部断熱内扉102の上端斜面にはガスケット硬質材103が装着されており、ガスケット硬質材103の斜面部にガスケット軟質材のパッキン部104が一体成形されている。上部断熱内扉の下端斜面には軟質フォームまたは保護テープ105を貼り付けているが、シール材としてのガスケットは特に必要がない。
ガスケト硬質材103は固定ネジ106で固定されており、断熱扉密閉時、ガスケット硬質材103は下部断熱内扉102の斜面に沿って下方向に移動し密閉される。
以上のように構成された自動販売機の断熱扉について、以下その動作を説明する。
まず、上部断熱内扉101を図1(a)で示す開放位置から閉じると、図1(b)で表す分割扉の閉状態では、上部側の斜面が下部側のガスケット硬質材103に付き合わされるとともに、ガスケット軟質材のパッキン部104が上部断熱内扉101の斜面に重なり合い、同時にガスケット硬質材103が上部断熱内扉101側の腰折れ部で弾性変形し、上下の断熱扉相互間の隙間をシールする。
以上のように、本実施の形態においては、分割された上部断熱内扉101の下端と下部断熱内扉102の上端を斜めカットし各斜面を突き合わせることにより、突合せ部に空洞部が消滅し、断熱性の向上を図ることができる。
また、本実施の形態ではガスケット硬質材103の斜面部にガスケット軟質材のパッキン部104が一体成形されていることにより、断熱扉密閉時、ガスケット軟質材のパッキン部104が適度にガスケット硬質材103の斜面と圧縮されることになり、上部断熱内扉と下部断熱内扉との間に組立誤差による相対的なずれがあっても、このずれを補償して上下断熱材同士を密着させることができる。
また、本実施の形態では断熱扉密閉時、ガスケット硬質材103の斜面部が上部断熱内扉101の斜面に対し下方向に移動してクッション性を持たせることにより、ガスケット軟質材のパッキン部104が経年劣化してもシール性を保持することができる。
また、本実施の形態ではガスケット硬質材103の腰折れ側端部と上部断熱内扉101の前面側のみを固定ネジ106で締結することにより簡単な構造でガスケットにクッション性を持たせることができる。
なお、シール材としてのガスケット質材103等はどちらか一方の断熱内扉(本実施の形態では下部断熱内扉102)にのみ装着されており、簡素で安価に構成できるものである。
以上のように本発明にかかる扉装置は、突き合せ部における断熱性能とシール性を向上でき、冷蔵庫、自動販売機等の冷却機器における断熱扉に適用できる。
101 上部断熱内扉
102 下部断熱内扉
101a,102a 断熱材
103 ガスケット硬質材(硬質材の基部)
104 ガスケット軟質材のパッキン部(軟質材のパッキン部)
102 下部断熱内扉
101a,102a 断熱材
103 ガスケット硬質材(硬質材の基部)
104 ガスケット軟質材のパッキン部(軟質材のパッキン部)
Claims (2)
- 端辺に傾斜面を形成して前記傾斜面にまで断熱材を充填した隣接する二つの断熱扉を有し、前記二つの断熱扉の閉時に、前記傾斜面同志がシール材を介して前後方向で重なるように接合され前記二つの扉間を密閉する扉装置。
- シール材を一方の断熱扉の傾斜面にのみ設けた請求項1に記載の扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005357407A JP2007162257A (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005357407A JP2007162257A (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 扉装置 |
Publications (1)
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JP2007162257A true JP2007162257A (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=38245487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005357407A Pending JP2007162257A (ja) | 2005-12-12 | 2005-12-12 | 扉装置 |
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JP (1) | JP2007162257A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020034886A1 (zh) * | 2018-08-14 | 2020-02-20 | 威海新北洋数码科技有限公司 | 闸门装置及自动售货机 |
CN114776198A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-22 | 湖南兴元科技股份有限公司 | 一种车载售货机 |
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2005
- 2005-12-12 JP JP2005357407A patent/JP2007162257A/ja active Pending
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CN114776198A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-22 | 湖南兴元科技股份有限公司 | 一种车载售货机 |
CN114776198B (zh) * | 2022-04-27 | 2024-04-05 | 湖南兴元科技股份有限公司 | 一种车载售货机 |
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