JP7142224B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
従来、貯蔵庫と、観音開き式扉である一対の断熱扉とを備えた冷蔵庫が知られている。このような冷蔵庫の各断熱扉の側面には、取付部材を介して、これらの断熱扉が閉じられたときに互いに密着するパッキンが設けられている。また、これらのパッキンの上下方向における両端には、各パッキンの両端を閉塞するために、キャップが被せられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-25632号公報
しかしながら、上記のようなキャップの端面は、断熱扉の上面、または下面から突出して設けられている。このため、冷蔵庫の意匠性が低下することがあった。
本発明は、意匠性を向上させることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は、開口部が設けられた貯蔵庫と、前記開口部に設けられた一対の断熱扉を備え、前記一対の断熱扉は、観音開き式扉であり、前記各断熱扉の互いに対向している側面には、いずれも取付ガイド部材と、前記各断熱扉が閉じられたときに互いに密着することで前記貯蔵庫を封止する封止部材と、前記封止部材の取り外しを防止するキャップとが設けられ、前記キャップの上面と、前記各断熱扉の上面または下面とは、略同一の高さとなっており、前記キャップには、下方に向かって突出する一対の差し込み部が設けられ、前記差し込み部は、前記取付ガイド部材と、前記封止部材とで囲まれた空間内に差し込まれ、前記キャップは、前記各断熱扉の前記開口部側の面に固定部材によって固定されていることを特徴とする冷蔵庫を提供する。
本発明は、上記冷蔵庫において、前記封止部材は、前記取付ガイド部材にスライドさせて取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、意匠性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の正面図 断熱扉の斜視図 断熱扉と、取付ガイド部材と、封止部材とを示した分解斜視図 図1のIV-IV断面図 封止部材の一方の端部側を示す斜視図 (A)は、キャップと断熱扉の上面との分解斜視図であり、(B)は、断熱扉の上面の斜視図
第1の発明は、開口部が設けられた貯蔵庫と、開口部に設けられた一対の断熱扉を備え、一対の断熱扉は、観音開き式扉であり、各断熱扉の互いに対向している側面には、いずれも取付ガイド部材と、各断熱扉が閉じられたときに互いに密着することで貯蔵庫を封止する封止部材と、封止部材の取り外しを防止するキャップとが設けられ、キャップの上面と、各断熱扉の上面または下面とは、略同一の高さとなっていることを特徴とする冷蔵庫である。
これによれば、断熱扉の上面に対して、キャップが突出せず、当該断熱扉の上面全体が平坦となる。
このため、冷蔵庫の意匠性を向上させることができる。
第2の発明は、キャップは、各断熱扉の開口部側の面に固定部材によって固定されていることを特徴とする冷蔵庫である。
これによれば、工具等を用いてキャップの取り付け、及び取り外しを行うこととなる。
このため、冷蔵庫の通常の使用時や、メンテナンス作業時において、キャップの脱落を抑制することができる。
第3の発明は、封止部材は、取付ガイド部材にスライドさせて取り付けられていることを特徴とする冷蔵庫である。
これによれば、封止部材は、取付ガイド部材に固定部材や、工具等を用いずに固定される。
このため、冷蔵庫の部品点数を削減することができると共に、製造、及びメンテナンス作業を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の正面図である。
冷蔵庫1は、図1に示すように、アンダーカウンター型の業務用冷蔵庫であり、当該冷蔵庫1は、貯蔵庫2と、複数の断熱扉4と、機械室5と、トップテーブル6とを備えている。
貯蔵庫2は、断熱壁を備えた箱状部材であり、当該貯蔵庫2は、内部に貯蔵室が設けられ、前面が開口している。
複数の断熱扉4は、貯蔵庫2の開口を閉塞する矩形状の扉部材である。本実施形態の冷蔵庫1は、一対の断熱扉4を備えており、これらの断熱扉4は、互いに一方の側面を隣接させて配置されている。また、各断熱扉4の上面及び下面には、各断熱扉4の他方の側面側に位置する箇所にヒンジ8が設けられている。これらのヒンジ8によって、一対の断熱扉4は、冷蔵庫1の左右方向に開閉可能となっている。すなわち、一対の断熱扉4は、観音開き扉となっている。
また、各断熱扉4の前面には、いずれも互いに隣接する側面側にハンドル10が設けられている。
機械室5は、貯蔵庫2の側方に配置されている。当該機械室5の内部には、圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器等の冷凍サイクルを構成する装置が収められており、これらが駆動することによって、貯蔵室の内部に冷気が送り込まれる。
また、貯蔵庫2と、機械室5との上面には、トップテーブル6が取り付けられている。
次いで断熱扉4について詳述する。
図2は、断熱扉4の斜視図である。なお、図2は、断熱扉4の背面側から視た図となっている。
図3は、断熱扉4と、取付ガイド部材24と、封止部材26とを示した分解斜視図であり、図4は、図1のIV-IV断面図である。なお、図3において、軟質材料で形成された側面パッキン28と、ひれ部材32とには、説明の便宜上ドットを付している。
断熱扉4は、図2に示すように、所定の厚さを有した平板状の部材であり、当該断熱扉4の前面と、両側面と、上面と、下面と、背面の外縁とは、いずれもステンレス鋼板等の金属によって一体に形成された扉外装板12によって構成されている。また、断熱扉4の背面中央部は、硬質樹脂で形成された扉内装板14によって構成されている。この扉内装板14は、断熱扉4の背面の外縁よりも、貯蔵室の内部側に突出している。
これらの扉外装板12、及び扉内装板14によって囲まれた空間には、発泡スチロールや硬質ウレタンフォーム等の断熱材16が充填されている。
なお、扉外装板12は、金属に限らずABS樹脂等の硬質樹脂で形成されていてもよい。
断熱扉4の背面側の外縁(外周部分)には、全周に亘って外縁パッキン取付溝18が設けられている。この外縁パッキン取付溝18には、複数の外縁パッキン20が取り付けられている。
複数の外縁パッキン20は、ゴム等の軟質樹脂で形成され、断熱扉4の外縁の各辺に対応するように、それぞれが線状に成形されている。各外縁パッキン20の前面は、当該外縁パッキン20の長手方向全体に亘って滑らかに成形されており、また、各外縁パッキン20の背面には、当該外縁パッキン20の長手方向全体に亘って凸部20Aが突出して設けられている。
この凸部20Aが外縁パッキン取付溝18に挿入されることによって、外縁パッキン20が扉外装板12に取り付けられる。
また、各外縁パッキン20は、内部に空間を有した中空状に形成されている。この空間内の外縁パッキン20の前面側には、長手方向全体に亘って、断面矩形状の外縁マグネット収容部20Bが設けられている。さらに、この外縁マグネット収容部20Bには、4本の棒状の外縁マグネット22が収容されている。各外縁マグネット22は、断熱扉4の背面の各辺と同程度の長さを有しており、これらが各辺に沿って各外縁マグネット収容部20Bに挿通されている。
なお、外縁パッキン20は、線状に限らず、一体に成型された矩形の枠体であってもよい。
次いで、断熱扉4の側面の構成について説明する。
以下、一方の断熱扉4の側面について説明するが、他方の断熱扉4についても同様の構成となっている。
図3に示すように、各断熱扉4の他方の断熱扉4に隣接する側の側面には、取付ガイド部材24を介して封止部材26が設けられている。
取付ガイド部材24は、硬質材料としての硬質樹脂から形成されている。この取付ガイド部材24は、図4に示すように、断熱扉4の側面と同程度の長さを備え、断面がコ字状となるように成形されたレール状の部材であり、当該取付ガイド部材24は、上下方向が断熱扉4の上下方向に沿うように取り付けられている。また、この取付ガイド部材24の幅寸法は、断熱扉4の側面の幅寸法と同程度に形成されており、当該取付ガイド部材24は、底面24Aにおいて、数個所をねじ止めされることによって、断熱扉4の側面に固定されている。このため、断熱扉4の側面、及び取付ガイド部材24の底面24Aには、それぞれ複数のねじ孔12A、24Bが設けられている。
取付ガイド部材24の貯蔵庫2側には、当該取付ガイド部材24の上下方向全体に亘って、筒状のパッキンガイド溝24Cが設けられている。このパッキンガイド溝24Cは、底面24Aから他方の断熱扉4の側面に向かって突出して設けられており、また、当該パッキンガイド溝24Cは、貯蔵庫2側に位置する箇所の一部が開放されている。パッキンガイド溝24Cには、後述する側面パッキン28が備える挿通部28F1が挿通されている。
また、パッキンガイド溝24Cの断熱扉4の前面側には、後述するヒータ36を保持するヒータ保持部24Dが設けられている。このヒータ保持部24Dは、溝状に形成され、他方の断熱扉4の側面側が開放されている。
さらに、ヒータ保持部24Dの断熱扉4の前面側には、保持部係合片24Eが設けられている。この保持部係合片24Eは、断熱扉4の前面側に突出する爪状に形成されている。この保持部係合片24Eには、後述するカバー部材30が備えるカバー部材係合片30Bが係合されている。
取付ガイド部材24の断熱扉4の前面側には、係止部24Fが設けられている。この係止部24Fは、パッキンガイド溝24Cと同様に、底面24Aから他方の断熱扉4の側面に向かって突出して設けられており、当該係止部24Fは、先端が爪状に湾曲している。この係止部24Fは、後述するカバー部材30が備える係止溝30Cに挿通されている。
次いで、封止部材26について説明する。
図5は、封止部材26の一方の端部側を示す斜視図である。なお、図5において、軟質材料で形成された側面パッキン28と、ひれ部材32とには、説明の便宜上ドットを付している。
封止部材26は、図3、及び図5に示すように、側面パッキン28と、カバー部材30と、ひれ部材32とを備え、これらが一体に成形されることで形成されている。この封止部材26は、取付ガイド部材24と同程度の長さを備え、断面がコ字状となるように成形されたレール状の部材であり、当該封止部材26は、上下方向が断熱扉4の上下方向に沿うように取り付けられている。
側面パッキン28は、封止部材26の貯蔵庫2側に位置する箇所を構成しており、当該側面パッキン28は、軟質材料であるゴム等の軟質樹脂で形成されている。この側面パッキン28は、断面がL字状に成形され、当該L字形状の角部に相当する箇所には、断面が矩形の空間となるように区切られた側面マグネット収容部28Aが設けられている。
この側面マグネット収容部28Aには、棒状の側面マグネット34が挿通されている。
また、側面マグネット34が収容された側面マグネット収容部28Aの両端は、抜け止め部材35によって閉塞される。抜け止め部材35は、断面がL字状になるように折り曲げられて形成された板状部材である。この抜け止め部材35は、一方の端部である差し込み部35Aが側面マグネット収容部28Aの上下方向の各端部に差し込まれることによって側面パッキン28に装着され、側面マグネット34の脱落を防いでいる。
側面マグネット収容部28Aの貯蔵庫2側には、第1シール部28Bが設けられている。この第1シール部28Bは、外縁パッキン20側に延びており、当該第1シール部28Bの先端には、第2シール部28Cが設けられている。この第2シール部28Cは、貯蔵庫2側に突出した後、他方の断熱扉4側に屈曲して延びている。すなわち、第1シール部28Bと、第2シール部28Cは、図4に示すように断面がコ字状となるように形成されている。
また、第2シール部28Cの先端部28C1は、側面マグネット収容部28Aの他方の断熱扉4側に位置する面と同程度の位置まで延びている。
この第2シール部28Cの上下方向における長さは、側面パッキン28の上下方向における長さよりも短く、扉内装板14の上下方向における長さと同程度の長さとなっている。
また、第1シール部28Bの外縁パッキン20側には、ひれ部28Dが設けられている。このひれ部28Dは、外縁パッキン20側に延び、その先端が当該外縁パッキン20に当接されている。
側面マグネット収容部28Aの断熱扉4の前面側には、連結部28Eが設けられている。この連結部28Eは、断熱扉4の前面側に延びるひれ状に形成されており、当該連結部28Eの先端は、カバー部材30の底面30Aに結合されている。
側面マグネット収容部28Aの断熱扉4の側面側には、伸長部28Fが設けられている。この伸長部28Fは、側面マグネット収容部28Aの断熱扉4の側面側から、断熱扉4の側面に向かって延びた後、断熱扉4の前面に向かって延びている。すなわち、伸長部28Fは、断面L字状に形成されている。また、伸長部28Fの先端には、断面がT字状に形成された挿通部28F1が設けられている。この挿通部28F1は、上述の通り、パッキンガイド溝24Cに挿通される。
次いで、カバー部材30について説明する。
カバー部材30は、硬質材料としての硬質樹脂から形成されている。このカバー部材30は、断面がコ字状に形成されており、当該カバー部材30の底面30Aの貯蔵庫2側に位置する端部には、上述の通り、側面パッキン28の連結部28Eが結合されている。
また、カバー部材30の底面30Aの貯蔵庫2側に位置する端部には、カバー部材係合片30Bが設けられている。このカバー部材係合片30Bは、断熱扉4の側面に向かって突出しており、当該カバー部材係合片30Bの先端は、爪状に形成されている。上述の通り、カバー部材係合片30Bは、保持部係合片24Eに係合されている。
さらに、カバー部材係合片30Bには、リブ30B1が設けられている。リブ30B1は、貯蔵庫2側に向かって突出しており、当該リブ30B1は、ヒータ36が保持されたヒータ保持部24Dの開放された箇所を閉塞している。
カバー部材30の底面30Aにおいて、断熱扉4の前面側に位置する端部には、係止溝30Cが設けられている。この係止溝30Cは、断熱扉4の側面に向かって突出しており、当該係止溝30Cは、断熱扉4の側面側に位置する箇所が開放されている。係止溝30Cには、上述の通り、係止部24Fが挿通されている。
係止溝30Cの断熱扉4の前面側に位置する先端には、ひれ部材32が一体に設けられている。このひれ部材32は、側面パッキン28と同様に、軟質材料であるゴム等の軟質樹脂で形成されている。また、ひれ部材32は、断熱扉4の側面に向かって延びており、当該ひれ部材32の先端は、断熱扉4の側面に当接されている。
また、取付ガイド部材24と、封止部材26との間には、線状のヒータ36が挟み込まれている。このヒータ36は、封止部材26を加熱して結露や凍結が生じることを抑制するものであり、当該ヒータ36は、断熱扉4の側面の上下方向全体に亘って、ループ状に配置されている。また、ヒータ36は、上述の通り、ヒータ保持部24Dに挟み込まれ、さらに、当該ヒータ保持部24Dの開放箇所がリブ30B1によって閉塞されることで、取付ガイド部材24と、封止部材26との間に固定されている。
次いでキャップ38について説明する。以下、一方のキャップ38について説明するが、他方のキャップ38についても同様の構成となっている。
図6(A)は、キャップ38と断熱扉4の上面との分解斜視図であり、図6(B)は、断熱扉の上面の斜視図である。
取付ガイド部材24と、封止部材26との上下方向における両端は、いずれもキャップ38によって閉塞されている。キャップ38は、図3、及び図6に示すように、上面視でL字状に形成された平板部材であり、当該キャップ38の一方の端部は、断熱扉4の側面の短手方向に沿って延びている。また、キャップ38の他方の端部は、断熱扉4の背面の外縁側に回り込み、当該外縁、及び外縁パッキン20の上面に沿って延びている。
キャップ38の裏面には、下方に向かって突出する一対の差し込み部38Aが設けられている。差し込み部38Aは、取付ガイド部材24と、封止部材26とで囲まれた空間内に差し込まれている。詳述すると、一方の差し込み部38Aが取付ガイド部材24の底面24Aの内側に沿って差し込まれ、他方の差し込み部38Aがカバー部材30の底面30Aの内側に沿って差し込まれている。これによって、取付ガイド部材24と、封止部材26との間に埃や塵が侵入することが抑制されると共に、ヒータ36が覆われ、保護される。
キャップ38の他方の端部側に位置する先端には、ねじ止め孔38Cが設けられている。また、断熱扉4の背面の外縁には、ねじ孔12Bが設けられている。キャップ38は、ねじ止め孔38Cと、ねじ孔12Bとがねじ40によってねじ止めされることによって、断熱扉4に固定される。
このように、ねじ40のような固定部材を用いてキャップ38を固定することによって、冷蔵庫1の通常の使用時や、メンテナンス作業時において、当該キャップ38の脱落を抑制することができる。このため、キャップ38の紛失や、貯蔵室内の商品への混入を抑制することができる。
また、封止部材26が上下方向にスライドすることを抑制し、当該封止部材26が取付ガイド部材24から脱落することを抑制できる。
さらに、キャップ38を断熱扉4の背面の外縁側においてねじ止めすることによって、各断熱扉4が閉止されたときに、ねじ40が冷蔵庫1の正面から目視されない箇所に配置され、当該冷蔵庫1の意匠性を向上させることができる。
また、断熱扉4に取り付けられたキャップ38の上面38Bは、断熱扉4の上面と略同一の高さとなっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、封止部材26を取付ガイド部材24に取り付ける手順について説明する。
まず、ヒータ36がヒータ保持溝24Eに挟み込まれる。次いで、封止部材26の一方の端部を取付ガイド部材24の一方の端部に上下方向にスライドさせながら挿通させることで、封止部材26は、取付ガイド部材24に固定される。
これによって、封止部材26は、取付ガイド部材24に固定部材や、工具等を用いずに固定される。このため、冷蔵庫1の部品点数を削減することができると共に、当該冷蔵庫の製造、及びメンテナンス作業を容易に行うことができる。
冷蔵庫1の一対の断熱扉4が閉止されると、外縁マグネット22が貯蔵庫2に磁力で引き付けられ、外縁パッキン20の内、断熱扉4のヒンジ8側の側面と、断熱扉4の上面及び下面に沿った箇所が貯蔵庫2に密着する。
また、各断熱扉4の封止部材26のそれぞれが備える側面マグネット34同士は、磁力によって、互いに引き付けられる。これによって、各伸長部28F、及び連結部28Eが互いに他方の断熱扉4の側面に向かって伸長する。そして、各側面マグネット収容部28Aの他方の断熱扉4側に位置する収容部側面28A1同士が密着することで、各断熱扉4の側面間が封止される。
また、収容部側面28A1同士が密着すると、各第2シール部28Cの先端部28C1同士が当接する。これによって、各第1シール部28Bと各第2シール部28Cとによって囲まれた空間S1が形成される。この空間S1内の空気が断熱空気層として作用し、側面パッキン28同士の隙間から貯蔵室の内部に熱が侵入することを抑制すると共に、貯蔵室の内部の冷気が漏出することが抑えられる。
さらに、各断熱扉4の側面には、取付ガイド部材24と、伸長部28Fと、第1シール部28Bと、ひれ部28Dと、外縁パッキン20とで囲まれた空間S2が形成されている。この空間S2内の空気もまた、断熱空気層として作用する。
加えて、上述の通り、ひれ部材32は、断熱扉4の側面に当接している。これらの断熱空気層と、ひれ部材32とによって、断熱扉4の側面と、取付ガイド部材24との間から貯蔵室の内部に熱が侵入することを抑制すると共に、貯蔵室の内部から冷気が漏出することが抑えられる。
上述の通り、断熱扉4に取り付けられたキャップ38の上面38Bは、断熱扉4の上面と略同一の高さとなっている。
これによって、断熱扉4の上面に対して、キャップ38が突出せず、当該断熱扉4の上面全体が平坦となる。このため、冷蔵庫1の意匠性を向上させることができる。
上述した実施形態によれば、次のような効果を奏する。
本実施形態の冷蔵庫1は、開口部が設けられた貯蔵庫2と、開口部に設けられた一対の断熱扉4を備えている。これらの断熱扉4は、観音開き式扉であり、各断熱扉4の互いに対向している側面には、いずれも取付ガイド部材24と、封止部材26と、一対のキャップ38とが設けられている。そして、これらのキャップ38の上面38Bと、各断熱扉4の上面または下面とは、略同一の高さとなっている構成とした。
これによって、断熱扉4の上面に対して、キャップ38が突出せず、当該断熱扉4の上面全体が平坦となる。このため、冷蔵庫1の意匠性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、各キャップ38は、各断熱扉4の背面側の外縁に固定部材であるネジによって固定されている構成とした。これによって、冷蔵庫1の通常の使用時や、メンテナンス作業時において、キャップ38の脱落を抑制することができる。また、各断熱扉4が閉止されたときに、ねじ40が冷蔵庫1の正面から目視されない箇所に配置され、当該冷蔵庫1の意匠性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、封止部材26は、取付ガイド部材24にスライドさせて取り付けられている構成とした。これによって、ユーザは、封止部材26を、取付ガイド部材24に固定部材や工具等を用いずに固定することができる。
上述した実施形態は、本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、本実施形態では、冷蔵庫1を2ドア式のアンダーカウンター型冷蔵庫としたが、これに限らず、4ドア式の縦型冷蔵庫といったドア数の異なる冷蔵庫に適用してもよい。
1 冷蔵庫
2 貯蔵庫
4 断熱扉
12 扉外装板
12A、12B、24B ねじ孔
14 扉内装板
20 外縁パッキン
20A 凸部
24 取付ガイド部材
24A 底面
24C パッキンガイド溝
24D ヒータ保持部
24E ヒータ保持溝
24F 係止部
26 封止部材
28 側面パッキン(パッキン)
28A 側面マグネット収容部
28A1 収容部側面
28B 第1シール部
28C 第2シール部
28C1 先端部
28D ひれ部
28E 連結部
28F 伸長部
30 カバー部材
30A 底面
30B1 リブ
30C 係止溝
32 ひれ部材
34 側面マグネット
35 抜け止め部材
35A、38A 差し込み部
36 ヒータ
38 キャップ
38B 上面
38C ねじ止め孔
40 ねじ
S1、S2 空間

Claims (2)

  1. 開口部が設けられた貯蔵庫と、前記開口部に設けられた一対の断熱扉とを備え、
    前記一対の断熱扉は、観音開き式扉であり、
    前記各断熱扉の互いに対向している側面には、いずれも取付ガイド部材と、
    前記各断熱扉が閉じられたときに互いに密着することで前記貯蔵庫を封止する封止部材と、
    前記封止部材の取り外しを防止するキャップとが設けられ、
    前記キャップの上面と、前記各断熱扉の上面または下面とは、略同一の高さとなっており、
    前記キャップには、下方に向かって突出する一対の差し込み部が設けられ、前記差し込み部は、前記取付ガイド部材と、前記封止部材とで囲まれた空間内に差し込まれ、
    前記キャップは、前記各断熱扉の前記開口部側の面に固定部材によって固定されている
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記封止部材は、前記取付ガイド部材にスライドさせて取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
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