JP2020133935A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2020133935A
JP2020133935A JP2019024223A JP2019024223A JP2020133935A JP 2020133935 A JP2020133935 A JP 2020133935A JP 2019024223 A JP2019024223 A JP 2019024223A JP 2019024223 A JP2019024223 A JP 2019024223A JP 2020133935 A JP2020133935 A JP 2020133935A
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弘之 藤原
Hiroyuki Fujiwara
弘之 藤原
達也 秋山
Tatsuya Akiyama
達也 秋山
前田 光裕
Mitsuhiro Maeda
光裕 前田
亘秀 高畑
Nobuhide Takahata
亘秀 高畑
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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【課題】容易かつ確実に封止部材を断熱扉に取り付けることができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】開口部が設けられた貯蔵庫2と、開口部に設けられた断熱扉4とを備え、断熱扉4には、開口部を封止する側面封止部材40が設けられ、側面封止部材40は、側面封止部材40から突出する側面取付部48が断熱扉4に設けられた取付部材30に着脱自在に取り付けられており、側面取付部48の背面には、凹部49が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
従来、貯蔵庫と、断熱扉とを備えた冷蔵庫が知られている。このような冷蔵庫の断熱扉には、貯蔵庫を封止するパッキンやガスケットといった封止部材が設けられている。この封止部材には、密閉性を向上させるために中空に形成され、さらに、外部に突出する矢尻形状の取付部が設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような封止部材は、例えば、清掃作業時において取り外され、当該清掃作業の終了後に再度装着される。この装着時において、封止部材は、取付部の反対側から押圧され、取付部が断熱扉に設けられた溝にはめ込まれることによって、当該断熱扉に取り付けられる。
特開2000−130920号公報
しかしながら、中空に形成された封止部材が取り付けられるときにおいては、当該封止部材の内部の空間を挟んで反対側に位置する箇所が押圧される。このため、取付部に対応していない箇所が押圧される場合がある。この場合、取付部が溝部に十分に固定されず、脱落してしまう恐れがあった。
本発明は、容易かつ確実に封止部材を断熱扉に取り付けることができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は、開口部が設けられた貯蔵庫と、前記開口部に設けられた断熱扉とを備え、前記断熱扉には、前記開口部を封止する封止部材が設けられ、前記封止部材は、前記封止部材から突出する取付部が前記断熱扉に着脱自在に取り付けられており、前記取付部の背面には、凹部が設けられていることを特徴とする冷蔵庫を提供する。
本発明は、上記冷蔵庫において、前記開口部には、一対の前記断熱扉が設けられ、一対の前記断熱扉は、観音開き式扉であり、前記各断熱扉の互いに対向している側面には、いずれも取付部材と、前記各断熱扉が閉じられたときに互いに密着することで前記貯蔵庫を封止する前記封止部材とが設けられ、前記封止部材は、前記取付部材に設けられた溝に前記取付部がはめ込まれることで前記各断熱扉に取り付けられていることを特徴とする。
本発明は、上記冷蔵庫において、前記封止部材は、中空に形成されており、前記凹部は、前記封止部材の内側面に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、容易かつ確実に封止部材を断熱扉に取り付けることができる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の正面図 断熱扉の斜視図 図1のIII−III断面図 断熱扉と、取付部材と、封止部材とを示した分解斜視図 図4のV−V断面図 封止部材を示す斜視図 図6のVII−VII断面図
第1の発明は、開口部が設けられた貯蔵庫と、開口部に設けられた断熱扉とを備え、断熱扉には、開口部を封止する封止部材が設けられ、封止部材は、封止部材から突出する取付部が断熱扉に着脱自在に取り付けられており、取付部の背面には、凹部が設けられていることを特徴とする冷蔵庫である。
これによれば、ユーザは、凹部に触れることで封止部材の取付部の背面を知覚する。
このため、ユーザは、封止部材の取付部を背面から押圧することができる。
第2の発明は、開口部には、一対の断熱扉が設けられ、一対の断熱扉は、観音開き式扉であり、各断熱扉の互いに対向している側面には、いずれも取付部材と、各断熱扉が閉じられたときに互いに密着することで貯蔵庫を封止する封止部材とが設けられ、封止部材は、取付部材に設けられた溝に取付部がはめ込まれることで各断熱扉に取り付けられていることを特徴とする冷蔵庫である。
これによれば、ユーザは、凹部に触れることで封止部材の取付部の背面を知覚して、封止部材を背面から押圧する。
このため、溝に取付部を確実に挿入することができ、容易かつ確実に封止部材を断熱扉の側面に取り付けることができる。
第3の発明は、封止部材は、中空に形成されており、凹部は、封止部材の内側面に設けられていることを特徴とする冷蔵庫である。
これによれば、凹部の内部には、埃や塵が溜まることが抑制される。
このため、経年によって、凹部が埋没することを抑制できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の正面図である。
冷蔵庫1は、図1に示すように、縦型の業務用冷蔵庫であり、当該冷蔵庫1は、貯蔵庫2と、複数の断熱扉4と、機械室6とを備えている。
貯蔵庫2は、断熱壁を備えた箱体であり、当該貯蔵庫2は、内部に貯蔵室が設けられ、前面が開口している。また、この貯蔵室内の中央部には、仕切板が設けられており、貯蔵室内は、当該仕切板によって、上下に仕切られている。
複数の断熱扉4は、貯蔵庫2の開口を閉塞する矩形状の扉部材である。本実施形態の冷蔵庫1は、左右方向に配置された一対の断熱扉4を1組として、上下に2組が設けられており、これらの断熱扉4は、互いに一方の側面を隣接させて配置されている。また、各断熱扉4の上面及び下面には、各断熱扉4の他方の側面側に位置する箇所にヒンジ8が設けられている。各一対の断熱扉4は、これらのヒンジ8によって、冷蔵庫1の左右方向に開閉可能となっている。すなわち、各一対の断熱扉4は、観音開き扉となっている。
また、各断熱扉4の前面には、いずれも左右方向において互いに隣接する側面側にハンドル10が設けられている。
機械室6は、貯蔵庫2の上方に配置されている。当該機械室6の内部には、圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器等の冷凍サイクルを構成する装置が収められており、これらが駆動することによって、貯蔵室の内部に冷気が送り込まれる。
次いで断熱扉4について詳述する。
図2は、断熱扉4の斜視図である。なお、図2は、断熱扉4の背面側から視た図となっている。また、図3は、図1のIII−III断面図である。
断熱扉4は、図2に示すように、所定の厚さを有した平板状の部材であり、当該断熱扉4の前面と、両側面と、上面と、下面と、背面の外縁とは、いずれもステンレス鋼板等の金属によって一体に形成された扉外装板12によって構成されている。また、断熱扉4の背面中央部は、硬質樹脂で形成された扉内装板14によって構成されている。この扉内装板14は、断熱扉4の背面の外縁よりも、貯蔵室の内部側に突出している。
これらの扉外装板12、及び扉内装板14によって囲まれた空間には、図3に示すように、発泡スチロールや硬質ウレタンフォーム等の断熱材16が充填されている。
なお、扉外装板12は、金属に限らずABS樹脂等の硬質樹脂で形成されていてもよい。
断熱扉4の背面側の外縁には、全周に亘って外縁取付溝18が設けられている。この外縁取付溝18の幅寸法は、幅方向における断面視で、開口箇所付近が狭く、断熱扉4の前面側に位置する箇所が広く形成されている。すなわち、外縁取付溝18は、所謂蟻溝状に形成されている。この外縁取付溝18には、複数の外縁封止部材20が取り付けられている。
複数の外縁封止部材20は、ゴムや軟質ポリ塩化ビニル等の軟質樹脂で形成された、パッキンやガスケットといわれる封止部材である。これらの外縁封止部材20は、断熱扉4の外縁の各辺に対応するように、いずれも線状に成形されている。各外縁封止部材20の前面は、当該外縁封止部材20の全体に亘って滑らかに成形されており、また、各外縁封止部材20の背面には、当該外縁封止部材20の全周に亘って外縁取付部22が設けられている。この外縁取付部22は、幅方向における断面視で、矢尻形状に成形されており、当該外縁取付部22の両側面には、いずれも返し部22Aが設けられている。
この外縁取付部22が外縁取付溝18に挿入されることによって、外縁封止部材20が扉外装板12に取り付けられる。このとき、返し部22Aは、幅方向に広がり、外縁取付溝18の開口箇所に係合する。これによって、返し部22Aが抜け止めとして作用し、外縁封止部材20が断熱扉4に確実に固定される。
また、各外縁封止部材20は、内部に空間を有した中空状に形成されている。この空間内には、各外縁封止部材20の前面側の全周に亘って、断面矩形状の外縁マグネット収容部24が設けられている。さらに、この外縁マグネット収容部24には、4本の棒状の外縁マグネット50が収容されている。各外縁マグネット50は、断熱扉4の背面の各辺と同程度の長さを有しており、これらが各辺に沿って各外縁マグネット収容部24に挿通されている。
また、他方の断熱扉4に隣接する側面側に配置された外縁封止部材20には、第1外縁ひれ部26と第2外縁ひれ部28とが設けられている。
第1外縁ひれ部26は、外縁封止部材20の側面から他方の断熱扉4の側面に向かって突出し、後述する取付部材30に当接している。また、第2外縁ひれ部28は、外縁封止部材20の背面から断熱扉4の背面側の外縁に向かって突出し、当該外縁に当接している。
なお、外縁封止部材20は、上述した線状に限らず、一体に成型された矩形の枠体であってもよい。
次いで、断熱扉4の側面の構成について説明する。
図4は、断熱扉4と、取付部材30と、側面封止部材40とを示した分解斜視図であり、図5は、図4のV−V断面図である。
以下、観音開き扉の内、一方の断熱扉4の側面について説明するが、他方の断熱扉4についても同様の構成となっている。
図3に示すように、各断熱扉4の他方の断熱扉4に隣接する側の側面には、取付部材30を介して側面封止部材40が設けられている。
取付部材30は、硬質の樹脂から形成されている。この取付部材30は、図3に示すように、断熱扉4の側面と同程度の長さを備えたレール状の部材であり、当該取付部材30は、上下方向が断熱扉4の上下方向に沿うように取り付けられている。また、この取付部材30の幅寸法は、断熱扉4の側面の幅寸法と同程度に形成されており、当該取付部材30は、底面32において、数個所をねじ止めされることによって、断熱扉4の側面に固定されている。このため、断熱扉4の側面、及び取付部材30の底面32には、いずれも複数のねじ孔13、33が設けられている。
図5に示すように、取付部材30は、断面が略M字状に成形されており、当該取付部材30の断熱扉4の前面側に位置する端部34は、図3に示すように、断熱扉4の側面に当接し、他方の端部36は、外縁封止部材20の側面に当接している。
また、取付部材30には、当該取付部材30の上下方向全体に亘って、一対の突出部38が設けられている。各突出部38は、他方の断熱扉4の側面に向かっていずれも突出して形成されており、これらの突出部38は、底面32を挟んだ箇所に配置されている。これらの突出部38には、いずれも側面取付溝39が設けられている。
各側面取付溝39は、取付部材30の上下方向全体に亘って設けられており、また、これらの側面取付溝39の幅寸法は、幅方向における断面視で、開口箇所付近が狭く、断熱扉4の側面側に位置する箇所が広く形成されている。すなわち、側面取付溝39は、所謂蟻溝状に形成されている。これらの側面取付溝39には、後述する側面封止部材40に設けられた側面取付部48が挿入される。
次いで、側面封止部材40について説明する。
図6は、側面封止部材40を示す斜視図であり、図7は、図6のVII−VII断面図である。
側面封止部材40は、ゴムや軟質ポリ塩化ビニル等の軟質樹脂で形成された、パッキンやガスケットといわれる封止部材である。当該側面封止部材40は、図6に示すように、取付部材30と同程度の長さを備え、所定の幅を備えている。この側面封止部材40は、上下方向が断熱扉4の上下方向に沿うように、取付部材30に取り付けられている。
この側面封止部材40は、図7に示すように、断面がL字状に成形され、当該L字形状の角部に相当する箇所には、断面が矩形の空間となるように区切られた側面マグネット収容部41が設けられている。
以下、側面マグネット収容部41の他方の断熱扉4側に位置する側面を封止面45とし、側面マグネット収容部41の断熱扉4の側面側に位置する側面を接続面47とする。
側面マグネット収容部41には、棒状の側面マグネット52が挿通されている。
また、側面マグネット52が収容された側面マグネット収容部41の両端は、抜け止め部材53によって閉塞される。抜け止め部材53は、断面がL字状になるように折り曲げられて形成された板状部材である。この抜け止め部材53は、一方の端部である差し込み部53Aが側面マグネット収容部41の上下方向の各端部に差し込まれることによって側面封止部材40に装着され、側面マグネット52の脱落を防いでいる。
側面マグネット収容部41の貯蔵庫2側には、第1シール部42が設けられている。この第1シール部42は、外縁封止部材20側に延びており、当該第1シール部42の先端には、第2シール部43が設けられている。この第2シール部43は、貯蔵庫2側に突出した後、他方の断熱扉4側に屈曲して延びている。すなわち、第1シール部42と、第2シール部43は、図3に示すように、断面がコ字状となるように形成されている。
また、第2シール部43の先端部43Aは、側面マグネット収容部41の他方の断熱扉4側に位置する面と同程度の位置まで延びている。
この第2シール部43の上下方向における長さは、側面封止部材40の上下方向における長さよりも短く、扉内装板14の上下方向における長さと同程度の長さとなっている。
また、第1シール部42の外縁封止部材20には、ひれ部44が設けられている。このひれ部44は、外縁封止部材20側に延び、その先端が当該外縁封止部材20の前面に当接されている。
側面マグネット収容部41の断熱扉4の前面側に位置する箇所には、筒状部46が設けられている。この筒状部46は、中空に形成された扁平な筒状であり、当該筒状部46の幅方向は、側面マグネット収容部41から、断熱扉4の前面側に向かって延びている。
また、筒状部46は、封止面45の断熱扉4の前面側と、接続面47の中央とを接続することで形成されており、筒状部46の内部には、当該筒状部46によって囲まれた空間Rが形成されている。以下、筒状部46の断熱扉4の側面側における側面を筒状部側面46Aとし、当該筒状部側面46Aに対向する側面を筒状部側面46Bとする。
この筒状部46が設けられることによって、側面封止部材40の可撓性が向上し、各断熱扉4が閉止されたときには、各断熱扉4の側面間における密閉性が向上する。
筒状部側面46Aの外表面には、側面封止部材40の上下方向全体に亘って、所定の間隔を空けて一対の側面取付部48が設けられている。各側面取付部48は、断熱扉4の側面に向かって突出しており、これらの側面取付部48は、幅方向における断面視で、矢尻形状に成形されている。また、各側面取付部48の両側面には、いずれも返し部48Aが設けられている。各側面取付部48は、上述の通り、側面取付溝39に挿入される。
また、筒状部側面46Aの内表面(内側面)には、側面封止部材40の上下方向全体に亘って、所定の間隔を空けて一対の凹部49が設けられている。これらの凹部49は、溝状に形成されており、各凹部49は、いずれも一対の側面取付部48に対応する箇所に設けられている、すなわち、各凹部49は、各側面取付部48の背面(裏面)に位置する箇所に設けられている。これらの凹部49が設けられることによって、筒状部46の厚さ寸法は、全周に亘って略同一となっている。
取付部材30と、側面封止部材40との上下方向における両端は、いずれもキャップ60によって閉塞されている。各キャップ60は、図4に示すように、取付部材30と、側面封止部材40との上下方向における両端を覆う平板部62と、当該平板部62の裏面から取付部材30に向かって突出して形成された当接部64とを備えている。
各キャップ60の当接部64の先端は、取付部材30の上下方向における端部にそれぞれが当接している。また、各当接部64の側面封止部材40側の面には、一対のキャップ取付溝66が設けられている。各キャップ取付溝66は、幅方向における断面視で、取付部材30が備える一対の側面取付溝39と略同一形状に形成されており、これらのキャップ取付溝66は、いずれも各側面取付溝39に連続している。そして、これらのキャップ取付溝66には、いずれも側面取付部48が挿入されている。
さらに、各キャップ60は、当接部64において、ねじ止めされることによって、断熱扉4の側面に固定されている。このため、断熱扉4の側面、及び各キャップ60の当接部64には、いずれもねじ孔15、68が設けられている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、側面封止部材40を取付部材30に取り付ける手順について説明する。
ユーザは、側面封止部材40の筒状部側面46Aを取付部材30に対向させ、一対の側面取付部48の先端と、側面取付溝39の開口箇所とを当接させる。そして、筒状部側面46Bを介して、各側面取付部48を背面から所定以上の圧力で押圧する。すなわち、ユーザは、筒状部46を介して各側面取付部48を押圧する。
このとき、筒状部46、及び空間Rがつぶれ、これによって、筒状部側面46A、46Bを介して各側面取付部48が押圧される。そして、各側面取付溝39に各側面取付部48のそれぞれが挿入されることによって、側面封止部材40は、取付部材30に取り付けられる。このとき、返し部48Aが幅方向に広がり、側面取付溝39の開口箇所に係合する。これによって、返し部48Aが抜け止めとして作用し、側面封止部材40が取付部材30を介して断熱扉4に確実に固定される。
また、メンテナンス作業を行う場合等において、側面封止部材40に所定以上の引張力を作用させることで、当該側面封止部材40を取付部材30から取り外すことができる。
これによって、側面封止部材40は、取付部材30に、固定部材や工具等を用いずに固定される。すなわち、側面封止部材40は、断熱扉4に着脱自在に取り付けられる。
このため、冷蔵庫1の部品点数を削減することができると共に、当該冷蔵庫1の製造、及びメンテナンス作業を容易に行うことが可能となっている。
また、上述の通り、筒状部側面46Aの内表面には、各側面取付部48の背面に相当する箇所に、いずれも凹部49が設けられている。ユーザが筒状部46を介して各側面取付部48を押圧すると、筒状部46、及び空間Rがつぶれ、筒状部側面46Bを介して各凹部49に触れることができる。
これによって、ユーザは、側面封止部材40の背面を知覚することができ、側面封止部材40を背面から押圧することができる。
このため、各側面取付溝39に各側面取付部48をそれぞれ確実に挿入することができ、容易かつ確実に側面封止部材40を断熱扉4の側面に取り付けることができる。
また、各凹部49は、いずれも筒状部側面46Aの内表面に設けられており、さらに、当該筒状部46の両端は、キャップ60によって閉塞されている。これによって、各凹部49の内部には、埃や塵が溜まることが抑制され、経年によって、各凹部49が埋没することを抑制することができる。このため、ユーザは、筒状部側面46Bを介して、常に各凹部49の溝形状を知覚することができる。
冷蔵庫1の一対の断熱扉4が閉止されると、外縁マグネット50が貯蔵庫2に磁力で引き付けられ、外縁封止部材20の内、断熱扉4のヒンジ8側の側面と、断熱扉4の上面及び下面に沿った箇所が貯蔵庫2に密着する。
また、各断熱扉4の側面封止部材40のそれぞれが備える側面マグネット52同士は、磁力によって、互いに引き付けられる。これによって、各筒状部46が変形し、各側面マグネット収容部41が互いに接近する。そして、各封止面45互いに密着することで、各断熱扉4の側面間が封止される。
また、各封止面45同士が密着すると、各第2シール部43の先端部43A同士が当接する。これによって、各第1シール部42と各第2シール部43とによって囲まれた空間S1が形成される。この空間S1内の空気が断熱空気層として作用し、側面封止部材40同士の隙間から貯蔵室の内部に熱が侵入することを抑制すると共に、貯蔵室の内部の冷気が漏出することが抑えられる。
さらに、各断熱扉4の側面には、取付部材30と、筒状部46と、第1シール部42と、ひれ部44と、外縁封止部材20とで囲まれた空間S2が形成されている。
加えて、取付部材30と、第1外縁ひれ部26と、第2外縁ひれ部28と、外縁封止部材20とで囲まれた空間S3もまた形成されている。これらの空間S2、S3内の空気もまた、断熱空気層として作用する。
これらの断熱空気層によって、断熱扉4の側面と、取付部材30との間から貯蔵室の内部に熱が侵入することを抑制すると共に、貯蔵室の内部から冷気が漏出することが抑えられる。
上述した実施形態によれば、次のような効果を奏する。
本実施形態の冷蔵庫1は、開口部が設けられた貯蔵庫2と、開口部に設けられた一対の断熱扉4とを備えている。これらの断熱扉4は、観音開き式扉であり、各断熱扉4の互いに対向している側面には、いずれも取付部材30と、側面封止部材40とが設けられている。各側面封止部材40には、いずれも一対の側面取付部48が設けられており、各側面封止部材40は、各取付部材30の側面取付溝39に各側面取付部48のそれぞれがはめ込まれることによって、各断熱扉4に取り付けられている。そして、各側面取付部48の背面には、いずれも凹部49が設けられている構成とした。
これによって、ユーザは、側面封止部材40の背面を知覚することができ、側面封止部材40を背面から押圧することができる。このため、各側面取付溝39に各側面取付部48をそれぞれ確実に挿入することができ、容易かつ確実に側面封止部材40を断熱扉4の側面に取り付けることができる。
また、本実施形態によれば、側面封止部材40は、中空に形成された筒状部46を備えており各凹部49は、筒状部46の内側面に設けられている構成とした。これによって各凹部49の内部には、埃や塵が溜まることが抑制され、経年によって、各凹部49が埋没することを抑制することができる。
上述した実施形態は、本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、外縁封止部材20を所定の幅を有した形状に成形し、当該外縁封止部材20の外縁取付部22の背面に、凹部49のような溝を設けてもよい。
また例えば、上述した実施形態では、冷蔵庫1を4ドア式の縦型冷蔵庫としたが、これに限らず、アンダーカウンター型の業務用冷蔵庫や、仕切り板などで仕切られることで形成された複数の貯蔵室を備えた家庭用冷蔵庫といった冷蔵庫に適用してもよい。
1 冷蔵庫
2 貯蔵庫
4 断熱扉
6 機械室
8 ヒンジ
10 ハンドル
12 扉外装板
14 扉内装板
16 断熱材
18 外縁取付溝
20 外縁封止部材(封止部材)
22 外縁取付部(取付部)
22A 返し部
24 外縁マグネット収容部
26 第1外縁ひれ部
28 第2外縁ひれ部
30 取付部材
32 底面
34、36 端部
38 突出部
39 側面取付溝(溝)
40 側面封止部材(封止部材)
41 側面マグネット収容部
42 第1シール部
43 第2シール部
43A 先端部
44 ひれ部
45 封止面
46 筒状部
46A、46B 筒状部側面
47 接続面
48 側面取付部(取付部)
48A 返し部
49 凹部
60 キャップ
62 平板部
S1、S2、S3、R 空間

Claims (3)

  1. 開口部が設けられた貯蔵庫と、前記開口部に設けられた断熱扉とを備え、
    前記断熱扉には、前記開口部を封止する封止部材が設けられ、
    前記封止部材は、前記封止部材から突出する取付部が前記断熱扉に着脱自在に取り付けられており、
    前記取付部の背面には、凹部が設けられている
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記開口部には、一対の前記断熱扉が設けられ、
    一対の前記断熱扉は、観音開き式扉であり、
    前記各断熱扉の互いに対向している側面には、いずれも取付部材と、
    前記各断熱扉が閉じられたときに互いに密着することで前記貯蔵庫を封止する前記封止部材とが設けられ、
    前記封止部材は、前記取付部材に設けられた溝に前記取付部がはめ込まれることで前記各断熱扉に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記封止部材は、中空に形成されており、
    前記凹部は、前記封止部材の内側面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
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