JP2000130920A - 貯蔵庫 - Google Patents
貯蔵庫Info
- Publication number
- JP2000130920A JP2000130920A JP10308748A JP30874898A JP2000130920A JP 2000130920 A JP2000130920 A JP 2000130920A JP 10308748 A JP10308748 A JP 10308748A JP 30874898 A JP30874898 A JP 30874898A JP 2000130920 A JP2000130920 A JP 2000130920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- gasket
- mounting portion
- opening
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/08—Parts formed wholly or mainly of plastics materials
- F25D23/082—Strips
- F25D23/087—Sealing strips
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/40—Refrigerating devices characterised by electrical wiring
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 ガスケット２２に柔軟性を持たせ、磁石の磁
力に関係なくシール性を向上できる。 【解決手段】 断熱扉に取り付けるガスケット２２は、
取付部２３、断熱箱体の前面３Ａに接触する磁石２４を
収納した袋状部２５、袋状部２５と取付部２３とを連結
して第１空間を形成する伸縮自在な外側緩衝部２７及び
中央緩衝部２８、並びに取付部２３の内縁近傍から袋状
部２５の内側壁に延び、取付部２３、袋状部２５及び中
央緩衝部２８の間に第２空間を形成する連結片３０とを
有している。外側緩衝部２７及び中央緩衝部２８とは、
取付部２３と袋状部２５との間の袋状部２５側近傍に向
かって肉厚を薄くし、かつ、中央緩衝部２８をＳ字状に
形成する。
力に関係なくシール性を向上できる。 【解決手段】 断熱扉に取り付けるガスケット２２は、
取付部２３、断熱箱体の前面３Ａに接触する磁石２４を
収納した袋状部２５、袋状部２５と取付部２３とを連結
して第１空間を形成する伸縮自在な外側緩衝部２７及び
中央緩衝部２８、並びに取付部２３の内縁近傍から袋状
部２５の内側壁に延び、取付部２３、袋状部２５及び中
央緩衝部２８の間に第２空間を形成する連結片３０とを
有している。外側緩衝部２７及び中央緩衝部２８とは、
取付部２３と袋状部２５との間の袋状部２５側近傍に向
かって肉厚を薄くし、かつ、中央緩衝部２８をＳ字状に
形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、断熱箱体の開口
部と扉との間を密閉するガスケットを有する貯蔵庫に関
する。
部と扉との間を密閉するガスケットを有する貯蔵庫に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来よりこの種貯蔵庫においては、例え
ば実公平３−３８６３５号公報に示されるように、貯蔵
庫本体の開口部を開閉自在に閉塞する扉の周囲にガスケ
ットを取り付け、扉を閉じた際にこのガスケットを本体
の開口部周囲に密着させて開口部を密閉するように構成
している。前記公報に示されたガスケット１００の断面
図を図５に示す。
ば実公平３−３８６３５号公報に示されるように、貯蔵
庫本体の開口部を開閉自在に閉塞する扉の周囲にガスケ
ットを取り付け、扉を閉じた際にこのガスケットを本体
の開口部周囲に密着させて開口部を密閉するように構成
している。前記公報に示されたガスケット１００の断面
図を図５に示す。
【０００３】ガスケット１００は、扉に取り付けられる
取付部１０１と、磁石１０２を収納する袋状部１０３
と、これら袋状部１０３と取付部１０１とを連結して第
１空間１０４を形成する伸縮自在な内外緩衝部１０５、
１０６と、取付部１０１の内縁近傍から袋状部１０３の
内側壁に延び、取付部１０１、袋状部１０３及び内緩衝
部１０５の間に空間１０７を形成する連結片１０８とか
ら構成されている。そして、扉を閉じた際には磁石１０
２の吸着力により袋状部１０３の上面が本体開口部周辺
に密接すると共に、扉を閉じた際、或いは庫内圧力の変
化によって生じる扉と本体との間隔の変動は、内外緩衝
部１０５、１０６が伸縮することによって吸収し、扉と
本体との間を密閉するものである。
取付部１０１と、磁石１０２を収納する袋状部１０３
と、これら袋状部１０３と取付部１０１とを連結して第
１空間１０４を形成する伸縮自在な内外緩衝部１０５、
１０６と、取付部１０１の内縁近傍から袋状部１０３の
内側壁に延び、取付部１０１、袋状部１０３及び内緩衝
部１０５の間に空間１０７を形成する連結片１０８とか
ら構成されている。そして、扉を閉じた際には磁石１０
２の吸着力により袋状部１０３の上面が本体開口部周辺
に密接すると共に、扉を閉じた際、或いは庫内圧力の変
化によって生じる扉と本体との間隔の変動は、内外緩衝
部１０５、１０６が伸縮することによって吸収し、扉と
本体との間を密閉するものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガスケット１００は生産のバラツキで貯蔵庫本体と扉と
の間の隙間が不均等で設定値より大きい場合に磁石１０
２の吸着力でシールをしているが、この磁石の磁力のバ
ラツキや磁力が弱くなった場合にガスケット１００の柔
軟性が大きく影響し、貯蔵庫本体と扉との密閉性が損な
われる問題があった。
ガスケット１００は生産のバラツキで貯蔵庫本体と扉と
の間の隙間が不均等で設定値より大きい場合に磁石１０
２の吸着力でシールをしているが、この磁石の磁力のバ
ラツキや磁力が弱くなった場合にガスケット１００の柔
軟性が大きく影響し、貯蔵庫本体と扉との密閉性が損な
われる問題があった。
【０００５】この発明は上記の問題を解決するもので、
ガスケットに柔軟性を持たせ、磁石の磁力に関係なくシ
ール性を向上できるようにした貯蔵庫を提供することを
目的したものである。
ガスケットに柔軟性を持たせ、磁石の磁力に関係なくシ
ール性を向上できるようにした貯蔵庫を提供することを
目的したものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１は、
開口部を有して内部に貯蔵室を形成する断熱箱体と、こ
の断熱箱体の開口部を閉塞する断熱扉と、この断熱扉の
裏面周辺に取り付けられるガスケットとを備えた貯蔵庫
において、前記ガスケットを取付部と、前記断熱箱体の
開口縁部に接触する磁石を収納した袋状部と、この袋状
部と前記取付部とを連結して空間を形成する伸縮自在な
外側緩衝部と中央緩衝部と、前記取付部の内縁近傍から
袋状部の内側壁に延び、前記取付部、袋状部及び中央緩
衝部の間に空間を形成する連結片とで構成し、前記ガス
ケットの外側緩衝部と中央緩衝部とを前記取付部と前記
袋状部との間の前記袋状部側近傍に向かって肉厚を薄く
し、かつ、前記中央緩衝部をＳ字状に形成し、前記ガス
ケットを収納する袋状部によるシール性を前記ガスケッ
トの両緩衝部の柔軟性によって向上させるようにしてい
る。
開口部を有して内部に貯蔵室を形成する断熱箱体と、こ
の断熱箱体の開口部を閉塞する断熱扉と、この断熱扉の
裏面周辺に取り付けられるガスケットとを備えた貯蔵庫
において、前記ガスケットを取付部と、前記断熱箱体の
開口縁部に接触する磁石を収納した袋状部と、この袋状
部と前記取付部とを連結して空間を形成する伸縮自在な
外側緩衝部と中央緩衝部と、前記取付部の内縁近傍から
袋状部の内側壁に延び、前記取付部、袋状部及び中央緩
衝部の間に空間を形成する連結片とで構成し、前記ガス
ケットの外側緩衝部と中央緩衝部とを前記取付部と前記
袋状部との間の前記袋状部側近傍に向かって肉厚を薄く
し、かつ、前記中央緩衝部をＳ字状に形成し、前記ガス
ケットを収納する袋状部によるシール性を前記ガスケッ
トの両緩衝部の柔軟性によって向上させるようにしてい
る。
【０００７】この発明の請求項２は、開口部を有して内
部に貯蔵室を形成する断熱箱体と、この断熱箱体の開口
部を閉塞する断熱扉と、この断熱扉の裏面周辺に取り付
けられるガスケットとを備えた貯蔵庫において、前記ガ
スケットを装着部とベースとからなる取付部と、前記断
熱箱体の開口縁部に接触する磁石を収納した袋状部と、
この袋状部と前記取付部とを連結して空間を形成する伸
縮自在な外側緩衝部と中央緩衝部と、前記取付部の内縁
近傍から袋状部の内側壁に延び、前記取付部、袋状部及
び中央緩衝部の間に空間を形成する連結片とで構成し、
前記ガスケットの装着部とベースとの連結部の肉厚を薄
くし、かつ、前記外側緩衝部の連結部を前記取付部に下
向きに取り付け、前記取付部の装着部からベースを移動
しやすくしてガスケットの全体を動きやすくしている。
部に貯蔵室を形成する断熱箱体と、この断熱箱体の開口
部を閉塞する断熱扉と、この断熱扉の裏面周辺に取り付
けられるガスケットとを備えた貯蔵庫において、前記ガ
スケットを装着部とベースとからなる取付部と、前記断
熱箱体の開口縁部に接触する磁石を収納した袋状部と、
この袋状部と前記取付部とを連結して空間を形成する伸
縮自在な外側緩衝部と中央緩衝部と、前記取付部の内縁
近傍から袋状部の内側壁に延び、前記取付部、袋状部及
び中央緩衝部の間に空間を形成する連結片とで構成し、
前記ガスケットの装着部とベースとの連結部の肉厚を薄
くし、かつ、前記外側緩衝部の連結部を前記取付部に下
向きに取り付け、前記取付部の装着部からベースを移動
しやすくしてガスケットの全体を動きやすくしている。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面に
基づいて説明する。図１はこの発明の貯蔵庫の扉にガス
ケットを取り付けた状態を示す要部断面図、図２はこの
発明のガスケットの断面図、図３はこの発明の伸張状態
を示すガスケットの断面図、図４はこの発明のガスケッ
トを取り付けるサッシュの断面図である。
基づいて説明する。図１はこの発明の貯蔵庫の扉にガス
ケットを取り付けた状態を示す要部断面図、図２はこの
発明のガスケットの断面図、図３はこの発明の伸張状態
を示すガスケットの断面図、図４はこの発明のガスケッ
トを取り付けるサッシュの断面図である。
【０００９】１は冷蔵庫で、この冷蔵庫は開口部２を有
する断熱箱体３と前記開口部２を閉塞する断熱扉４とで
構成されている。断熱箱体３はステンレス等の金属から
なる外箱５と、同じくステンレス等の金属からなって内
部に冷蔵室６を有する内箱７と、これらの両箱の間の空
間に充填された発泡断熱材８とで形成されている。断熱
扉４はステンレス等の金属からなる外板９と、ＡＢＳ樹
脂等のプラスチックからなる内板１０と、これらの両板
の間の空間に充填された発泡断熱材１１とで形成されて
いる。
する断熱箱体３と前記開口部２を閉塞する断熱扉４とで
構成されている。断熱箱体３はステンレス等の金属から
なる外箱５と、同じくステンレス等の金属からなって内
部に冷蔵室６を有する内箱７と、これらの両箱の間の空
間に充填された発泡断熱材８とで形成されている。断熱
扉４はステンレス等の金属からなる外板９と、ＡＢＳ樹
脂等のプラスチックからなる内板１０と、これらの両板
の間の空間に充填された発泡断熱材１１とで形成されて
いる。
【００１０】１２はプラスチックからなるブレーカで、
このブレーカは冷蔵室６内の開口部２の近傍の外箱５と
内箱７との端部を連接して冷蔵室６内の冷気が内箱７か
ら外箱５へ伝わらないようにしている。１３はプラスチ
ックからなるサッシュで、このサッシュは断熱扉４の裏
面周辺の外板９と内板１０との間に設けられている。
このブレーカは冷蔵室６内の開口部２の近傍の外箱５と
内箱７との端部を連接して冷蔵室６内の冷気が内箱７か
ら外箱５へ伝わらないようにしている。１３はプラスチ
ックからなるサッシュで、このサッシュは断熱扉４の裏
面周辺の外板９と内板１０との間に設けられている。
【００１１】サッシュ１３は外板９の内向きフランジ１
４を受け入れる溝１５を画成し、且つこの溝に挿入され
た内向きフランジ１４を挟着する挟着部１６と、内板１
０の外向きフランジ１７が載る載置部１８と、挟着部１
６の一端から断熱扉４の裏面周辺となる内向きフランジ
１４上に延び、外方向に向く開口１９及びこの開口が間
口となる蟻溝２０を画成する保持部２１とからなってい
る。
４を受け入れる溝１５を画成し、且つこの溝に挿入され
た内向きフランジ１４を挟着する挟着部１６と、内板１
０の外向きフランジ１７が載る載置部１８と、挟着部１
６の一端から断熱扉４の裏面周辺となる内向きフランジ
１４上に延び、外方向に向く開口１９及びこの開口が間
口となる蟻溝２０を画成する保持部２１とからなってい
る。
【００１２】２２はガスケットで、このガスケットはゴ
ム又はプラスチック等の可撓性材料からなって枠状に形
成され、サッシュ１３に取り付けられる取付部２３と、
開口部２の周辺の断熱箱体３の前面３Ａに吸着する磁石
２４を収納した袋状部２５と、この袋状部と取付部との
間を連結して第１空間２６を形成する伸縮自在な外側緩
衝部２７と中央緩衝部２８と、取付部２３の内縁近傍か
ら袋状部２５の内側壁に延び、取付部２３、袋状部２５
及び中央緩衝部２８の間に第２空間２９を形成する連結
片３０とで構成されている。
ム又はプラスチック等の可撓性材料からなって枠状に形
成され、サッシュ１３に取り付けられる取付部２３と、
開口部２の周辺の断熱箱体３の前面３Ａに吸着する磁石
２４を収納した袋状部２５と、この袋状部と取付部との
間を連結して第１空間２６を形成する伸縮自在な外側緩
衝部２７と中央緩衝部２８と、取付部２３の内縁近傍か
ら袋状部２５の内側壁に延び、取付部２３、袋状部２５
及び中央緩衝部２８の間に第２空間２９を形成する連結
片３０とで構成されている。
【００１３】取付部２３は外箱３の開口部２に相対向す
るベース３１と、このベースの外側縁から内向きフラン
ジ１４の方向へ折り曲げられてこの内向きフランジに圧
接する折り曲げ片３２と蟻溝２０内に挿入される先端部
が亀頭状若しくは矢尻状の係合部３３とで形成される装
着部３４とで形成されている。
るベース３１と、このベースの外側縁から内向きフラン
ジ１４の方向へ折り曲げられてこの内向きフランジに圧
接する折り曲げ片３２と蟻溝２０内に挿入される先端部
が亀頭状若しくは矢尻状の係合部３３とで形成される装
着部３４とで形成されている。
【００１４】ガスケット２２の外側緩衝部２７はベース
３１の外側縁と袋状部２５の外側下端とに断熱扉４側に
向かって立ち上げて外側に膨らむように形成されると共
に、袋状部２５近傍側で両側から薄くなるように形成さ
れている。また、ガスケット２２の中央緩衝部２８はベ
ース３１の内側端部と袋状部２５の中央下端とにＳ字状
に形成すると共に、袋状部２５近傍側で両側から薄くな
るように形成されている。更に、外側緩衝部２７と中央
緩衝部２８とは袋状部２５の付け根側を幅広に形成され
ている。
３１の外側縁と袋状部２５の外側下端とに断熱扉４側に
向かって立ち上げて外側に膨らむように形成されると共
に、袋状部２５近傍側で両側から薄くなるように形成さ
れている。また、ガスケット２２の中央緩衝部２８はベ
ース３１の内側端部と袋状部２５の中央下端とにＳ字状
に形成すると共に、袋状部２５近傍側で両側から薄くな
るように形成されている。更に、外側緩衝部２７と中央
緩衝部２８とは袋状部２５の付け根側を幅広に形成され
ている。
【００１５】ガスケット２２の連結片３０には内板１０
に当たって変形する可撓性の第１ヒレ片３５、第２ヒレ
片３６及び傾斜片３７が一体に形成されている。
に当たって変形する可撓性の第１ヒレ片３５、第２ヒレ
片３６及び傾斜片３７が一体に形成されている。
【００１６】ベース３１と折り曲げ片３２との連結部に
は装着部３４に対してベース３１の動きをよくする薄肉
部３８が形成されている。
は装着部３４に対してベース３１の動きをよくする薄肉
部３８が形成されている。
【００１７】このように構成された貯蔵庫において、断
熱扉４が閉じられると、ガスケット２２の袋状部２５が
開口部２の周辺の断熱箱体３の前面３Ａに当接する。そ
して、開口部２の周辺の断熱箱体３の前面３Ａは金属製
であるので、磁石２４の磁力により袋状部２５は前面３
Ａに密着し、冷蔵室６を密閉する。このとき、断熱箱体
３と断熱扉４と組立時の隙間の間隔のバラツキや磁石２
４の磁力の低下等によってガスケット２２の袋状部２５
が断熱箱体３の前面３Ａに接触できないようになったと
しても、ガスケット２２は伸縮自在な外側緩衝部２７と
中央緩衝部２８とにより、袋状部２５がサッシュ１３の
保持部２１に固定された装着部３４から離れて磁石２４
で断熱箱体３の前面３Ａに接触して密閉性を向上させ
る。
熱扉４が閉じられると、ガスケット２２の袋状部２５が
開口部２の周辺の断熱箱体３の前面３Ａに当接する。そ
して、開口部２の周辺の断熱箱体３の前面３Ａは金属製
であるので、磁石２４の磁力により袋状部２５は前面３
Ａに密着し、冷蔵室６を密閉する。このとき、断熱箱体
３と断熱扉４と組立時の隙間の間隔のバラツキや磁石２
４の磁力の低下等によってガスケット２２の袋状部２５
が断熱箱体３の前面３Ａに接触できないようになったと
しても、ガスケット２２は伸縮自在な外側緩衝部２７と
中央緩衝部２８とにより、袋状部２５がサッシュ１３の
保持部２１に固定された装着部３４から離れて磁石２４
で断熱箱体３の前面３Ａに接触して密閉性を向上させ
る。
【００１８】すなわち、ガスケット２２の外側緩衝部２
７は袋状部２５近傍に向かって薄くなるように形成され
ると共に、ベース３１の外側縁との連結部を断熱扉４側
に立ち上げて外側に膨らむように形成することにより、
柔軟性を向上できるようにしている。また、ガスケット
２２の中央緩衝部２８は袋状部２５近傍に向かって薄く
なるように形成されると共に、ベース３１の内側端部と
袋状部２５の中央下端とをＳ字状に連結することによ
り、柔軟性を向上できるようにしている。
７は袋状部２５近傍に向かって薄くなるように形成され
ると共に、ベース３１の外側縁との連結部を断熱扉４側
に立ち上げて外側に膨らむように形成することにより、
柔軟性を向上できるようにしている。また、ガスケット
２２の中央緩衝部２８は袋状部２５近傍に向かって薄く
なるように形成されると共に、ベース３１の内側端部と
袋状部２５の中央下端とをＳ字状に連結することによ
り、柔軟性を向上できるようにしている。
【００１９】外側緩衝部２７と中央緩衝部２８との袋状
部２５の付け根は幅広に形成することにより、柔軟性の
ある外側緩衝部２７と中央緩衝部２８との連結部での片
寄りによって磁石２４の内蔵された袋状部２５が傾くの
を防止でき、この袋状部の直進性を損なわないようにし
ている。
部２５の付け根は幅広に形成することにより、柔軟性の
ある外側緩衝部２７と中央緩衝部２８との連結部での片
寄りによって磁石２４の内蔵された袋状部２５が傾くの
を防止でき、この袋状部の直進性を損なわないようにし
ている。
【００２０】ガスケット２２は外側緩衝部２７と中央緩
衝部２８とに柔軟度を程同じにすることにより、袋状部
２５が傾いて断熱箱体３の前面３Ａとの密着性が損なわ
れて冷蔵室６内の冷気が外部に漏れるのを防止できるよ
うにしている。また、ガスケット２２のベース３１は折
り曲げ片３２との連結部に薄肉部３８を設けることによ
り、サッシュ１３の蟻溝２０内に挿入された係合部３３
によって固定された折り曲げ片３２を支点に回動しやす
くなり、ガスケット２２全体の動きをスムーズに行える
ようにしている。
衝部２８とに柔軟度を程同じにすることにより、袋状部
２５が傾いて断熱箱体３の前面３Ａとの密着性が損なわ
れて冷蔵室６内の冷気が外部に漏れるのを防止できるよ
うにしている。また、ガスケット２２のベース３１は折
り曲げ片３２との連結部に薄肉部３８を設けることによ
り、サッシュ１３の蟻溝２０内に挿入された係合部３３
によって固定された折り曲げ片３２を支点に回動しやす
くなり、ガスケット２２全体の動きをスムーズに行える
ようにしている。
【００２１】尚、上記の説明においては冷蔵室６のガス
ケット２２について行ったが、冷凍室のガスケットでも
同様な効果を有することは言うまでもない。
ケット２２について行ったが、冷凍室のガスケットでも
同様な効果を有することは言うまでもない。
【００２２】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項１によれ
ば、開口部を有して内部に貯蔵室を形成する断熱箱体
と、この断熱箱体の開口部を閉塞する断熱扉と、この断
熱扉の裏面周辺に取り付けられるガスケットとを備えた
貯蔵庫において、前記ガスケットを取付部と、前記断熱
箱体の開口縁部に接触する磁石を収納した袋状部と、こ
の袋状部と前記取付部とを連結して空間を形成する伸縮
自在な外側緩衝部と中央緩衝部と、前記取付部の内縁近
傍から袋状部の内側壁に延び、前記取付部、袋状部及び
中央緩衝部の間に空間を形成する連結片とで構成し、前
記ガスケットの外側緩衝部と中央緩衝部とを前記取付部
と前記袋状部との間の前記袋状部側近傍に向かって肉厚
を薄くし、かつ、前記中央緩衝部をＳ字状に形成したの
で、前記ガスケットを収納する袋状部によるシール性を
前記ガスケットの両緩衝部の柔軟性によって向上させる
ことができる。
ば、開口部を有して内部に貯蔵室を形成する断熱箱体
と、この断熱箱体の開口部を閉塞する断熱扉と、この断
熱扉の裏面周辺に取り付けられるガスケットとを備えた
貯蔵庫において、前記ガスケットを取付部と、前記断熱
箱体の開口縁部に接触する磁石を収納した袋状部と、こ
の袋状部と前記取付部とを連結して空間を形成する伸縮
自在な外側緩衝部と中央緩衝部と、前記取付部の内縁近
傍から袋状部の内側壁に延び、前記取付部、袋状部及び
中央緩衝部の間に空間を形成する連結片とで構成し、前
記ガスケットの外側緩衝部と中央緩衝部とを前記取付部
と前記袋状部との間の前記袋状部側近傍に向かって肉厚
を薄くし、かつ、前記中央緩衝部をＳ字状に形成したの
で、前記ガスケットを収納する袋状部によるシール性を
前記ガスケットの両緩衝部の柔軟性によって向上させる
ことができる。
【００２３】この発明の請求項２は、開口部を有して内
部に貯蔵室を形成する断熱箱体と、この断熱箱体の開口
部を閉塞する断熱扉と、この断熱扉の裏面周辺に取り付
けられるガスケットとを備えた貯蔵庫において、前記ガ
スケットを装着部とベースとからなる取付部と、前記断
熱箱体の開口縁部に接触する磁石を収納した袋状部と、
この袋状部と前記取付部とを連結して空間を形成する伸
縮自在な外側緩衝部と中央緩衝部と、前記取付部の内縁
近傍から袋状部の内側壁に延び、前記取付部、袋状部及
び中央緩衝部の間に空間を形成する連結片とで構成し、
前記ガスケットの装着部とベースとの連結部の肉厚を薄
くし、かつ、前記外側緩衝部の連結部を前記取付部に下
向きに取り付けたので、前記取付部の装着部からベース
を移動しやすくしてガスケットの全体を動きやすくでき
る。
部に貯蔵室を形成する断熱箱体と、この断熱箱体の開口
部を閉塞する断熱扉と、この断熱扉の裏面周辺に取り付
けられるガスケットとを備えた貯蔵庫において、前記ガ
スケットを装着部とベースとからなる取付部と、前記断
熱箱体の開口縁部に接触する磁石を収納した袋状部と、
この袋状部と前記取付部とを連結して空間を形成する伸
縮自在な外側緩衝部と中央緩衝部と、前記取付部の内縁
近傍から袋状部の内側壁に延び、前記取付部、袋状部及
び中央緩衝部の間に空間を形成する連結片とで構成し、
前記ガスケットの装着部とベースとの連結部の肉厚を薄
くし、かつ、前記外側緩衝部の連結部を前記取付部に下
向きに取り付けたので、前記取付部の装着部からベース
を移動しやすくしてガスケットの全体を動きやすくでき
る。
【図１】この発明の貯蔵庫の扉にガスケットを取り付け
た状態を示す要部断面図である。
た状態を示す要部断面図である。
【図２】この発明のガスケットの断面図である。
【図３】この発明の伸張状態を示すガスケットの断面図
である。
である。
【図４】この発明のガスケットを取り付けるサッシュの
断面図である。
断面図である。
【図５】従来のガスケットを示す断面図である。
１ 冷蔵庫 ２ 開口部 ３ 断熱箱体 ４ 断熱扉 ６ 冷蔵室 ２２ ガスケット ２３ 取付部 ２４ 磁石 ２５ 袋状部 ２６ 第１空間 ２７ 外側緩衝部 ２８ 中央緩衝部 ２９ 第２空間 ３０ 連結片 ３１ ベース ３４ 装着部 ３８ 薄肉部
Claims (2)
- 【請求項１】 開口部を有して内部に貯蔵室を形成する
断熱箱体と、この断熱箱体の開口部を閉塞する断熱扉
と、この断熱扉の裏面周辺に取り付けられるガスケット
とを備えた貯蔵庫において、前記ガスケットは取付部
と、前記断熱箱体の開口縁部に接触する磁石を収納した
袋状部と、この袋状部と前記取付部とを連結して空間を
形成する伸縮自在な外側緩衝部と中央緩衝部と、前記取
付部の内縁近傍から袋状部の内側壁に延び、前記取付
部、袋状部及び中央緩衝部の間に空間を形成する連結片
とを有し、前記ガスケットの外側緩衝部と中央緩衝部と
は前記取付部と前記袋状部との間の前記袋状部側近傍に
向かって肉厚を薄くし、かつ、前記中央緩衝部はＳ字状
に形成したことを特徴とする貯蔵庫。 - 【請求項２】 開口部を有して内部に貯蔵室を形成する
断熱箱体と、この断熱箱体の開口部を閉塞する断熱扉
と、この断熱扉の裏面周辺に取り付けられるガスケット
とを備えた貯蔵庫において、前記ガスケットは装着部と
ベースとからなる取付部と、前記断熱箱体の開口縁部に
接触する磁石を収納した袋状部と、この袋状部と前記取
付部とを連結して空間を形成する伸縮自在な外側緩衝部
と中央緩衝部と、前記取付部の内縁近傍から袋状部の内
側壁に延び、前記取付部、袋状部及び中央緩衝部の間に
空間を形成する連結片とを有し、前記ガスケットの装着
部とベースとの連結部の肉厚を薄くし、かつ、前記外側
緩衝部の連結部は前記取付部に下向きに取り付けられて
いることを特徴とする貯蔵庫。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10308748A JP2000130920A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 貯蔵庫 |
| TW089215745U TW497708U (en) | 1998-10-29 | 1999-08-27 | Storage compartment |
| KR1019990036193A KR100561942B1 (ko) | 1998-10-29 | 1999-08-30 | 저장고 |
| CN99123195A CN1116576C (zh) | 1998-10-29 | 1999-10-28 | 储藏库 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10308748A JP2000130920A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 貯蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000130920A true JP2000130920A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=17984825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10308748A Pending JP2000130920A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 貯蔵庫 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000130920A (ja) |
| KR (1) | KR100561942B1 (ja) |
| CN (1) | CN1116576C (ja) |
| TW (1) | TW497708U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011142128A1 (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-17 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2019119483A (ja) * | 2017-12-29 | 2019-07-22 | エーピー システムズ インコーポレイテッド | 扉装置及びグローブボックス |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5957684B2 (ja) * | 2011-12-02 | 2016-07-27 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
| GB201818126D0 (en) * | 2018-11-07 | 2018-12-19 | B Medical Systems Sarl | Freezers and refigerators |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5193310A (en) * | 1991-09-26 | 1993-03-16 | The Standard Products Company | Snap-lock seal retainer |
| JPH05118741A (ja) * | 1991-10-28 | 1993-05-14 | Matsushita Refrig Co Ltd | マグネツトパツキング |
-
1998
- 1998-10-29 JP JP10308748A patent/JP2000130920A/ja active Pending
-
1999
- 1999-08-27 TW TW089215745U patent/TW497708U/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-08-30 KR KR1019990036193A patent/KR100561942B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-10-28 CN CN99123195A patent/CN1116576C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011142128A1 (ja) * | 2010-05-11 | 2011-11-17 | パナソニック株式会社 | 冷蔵庫 |
| CN102782426A (zh) * | 2010-05-11 | 2012-11-14 | 松下电器产业株式会社 | 冷藏库 |
| JP2019119483A (ja) * | 2017-12-29 | 2019-07-22 | エーピー システムズ インコーポレイテッド | 扉装置及びグローブボックス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW497708U (en) | 2002-08-01 |
| KR20000028625A (ko) | 2000-05-25 |
| CN1253270A (zh) | 2000-05-17 |
| KR100561942B1 (ko) | 2006-03-21 |
| CN1116576C (zh) | 2003-07-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4056211A (en) | Support and retention liner gasket | |
| JPH0746019B2 (ja) | 密封ガスケット | |
| US20180073800A1 (en) | Refrigerator | |
| KR20070096056A (ko) | 높은 단열 특성을 가지는 냉장고 캐비닛을 위한 개스킷 | |
| KR20000010717U (ko) | 냉장고의 전면중앙부 구조 | |
| JP2000130920A (ja) | 貯蔵庫 | |
| JP3871500B2 (ja) | 冷蔵庫扉 | |
| KR20040084418A (ko) | 냉장고 | |
| JP2000154968A (ja) | 冷蔵庫 | |
| KR20110011344A (ko) | 냉장고용 가스켓 | |
| JP2013002702A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP3797850B2 (ja) | 冷蔵庫の仕切り構造 | |
| US5876104A (en) | Breaker assembly for refrigerated cabinet | |
| JP3301343B2 (ja) | 冷却貯蔵庫のドアシール構造 | |
| JP2001280833A (ja) | 貯蔵庫 | |
| JP3190638B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
| US20210348827A1 (en) | Refrigerator and beam for refrigerator | |
| JPH06265262A (ja) | ガスケット | |
| JP2003021455A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP2001317863A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP2022166699A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP2017032239A (ja) | 冷蔵庫 | |
| CN215864258U (zh) | 一种商用冷柜门体 | |
| JP2005207689A (ja) | 冷蔵庫 | |
| CN218511256U (zh) | 双门封结构冰箱 |