JP2004162988A - 冷蔵庫 - Google Patents

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郁夫 石橋
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Abstract

【課題】内箱や外箱の成形、および断熱材の発泡充填時の発泡圧力によって、前面開口部における内外箱結合部の形状が変形し、ばらついても、冷蔵庫本体開口部と扉との間を、簡単な構造で、二重の熱遮断シールができるマグネットガスケットを扉裏面に取着した冷蔵庫を提供する。
【解決手段】軟質樹脂により形成され、冷蔵庫本体の開口部周縁に吸着する磁石を収納したマグネット保持部13と、扉9側への取付部15と、マグネット保持部と取付部とを伸縮自在に連結する薄肉の袋状部16とを有し、前記マグネット保持部から本体幅方向の庫内6側に離間して、袋状部の一部より庫内奥行き方向で且つ本体側壁側に指向する当接片を突出させたマグネットガスケットを扉裏面に取着したことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉の裏面側周縁に磁石を内蔵したマグネットガスケットを取り付けた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷蔵庫扉裏面に取着され冷蔵庫本体の前面開口部周縁の冷気シールをおこなうマグネットガスケット(51)は、図9に示すように、軟質合成樹脂材によって形成するとともに、冷蔵庫本体を形成する薄鋼板製の外箱(52)の前面開口面に吸着する磁石(67)を内蔵したマグネット保持部(63)と、扉内側(64)の周縁に形成したガスケット保持凹溝(64a)に嵌着される楔状の取付部(65)と、これらマグネット保持部(63)と取付部(65)とを伸縮自在に連結する薄肉の袋状部(66)とからなる断面を有して構成されていた。
【0003】
上記ガスケット(51)は、押出成形によって上記断面形状体を長尺の紐状に形成するとともに、扉(59)の周縁に取着すべく、各端面を45度の傾斜角度で切断して4辺を設け、この端縁同士を突き合わせて溶着接合することでコーナーを直角とした枠状に形成し、扉(59)の裏側周縁に取り付けるようにしている。
【0004】
このガスケット(51)を扉周縁に取り付けた際には、取付部(65)と外箱面に吸着するマグネット保持部(63)に対して、薄肉の袋状部(66)が扉の開閉に合わせて伸縮し、冷蔵庫本体の前面開口部に対する扉面の密着状態を保持するものである。
【0005】
そして、ガスケット(51)が当接する外箱の鍔部(52a)の裏面側には、冷凍サイクルにおける凝縮器の一部である高温の冷媒パイプ(62)が配設されている。これは鍔部(52a)の一部が庫内(56)側に露出しており、貯蔵室内の冷却により薄鋼板製の外箱の鍔部が冷やされて結露することを防止するためであるが、熱伝導により加熱された外箱鍔部の温度により、貯蔵室(56)内の温度が上昇するという弊害を生じる。
【0006】
これに対し、前記構造に加えて、マグネット保持部(63)に接続されている袋状部(66)を庫内側に膨出させ、閉扉の際は、膨出させた袋状部(66)の面を外箱の鍔部(52a)に係合した内箱(54)の鍔部(54a)に当接させることで、本体の前面開口部の外箱と内箱の係合鍔部を広く覆い、庫内外間に二重の空気室を形成してシールをおこなうようにしたものがあった。
【0007】
また、図12に示すように、マグネット保持部(63)の庫内側の袋状部(66)からひれ片(68)を突出させ、このひれ片(68)の先端を内箱(54)の開口部近傍(54a)に当接させてシールするものがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、外箱と内箱との係合鍔部(52a)(54a)は、薄鋼板製の外箱のロール成形のばらつきや樹脂製内箱の真空成形時の寸法ばらつき、さらには、内外箱間の間隙に現場発泡方式で発泡充填される断熱材(53)の発泡工程における発泡治具との間隙のばらつきの影響を受け易く、図10に示すように、内箱の鍔部(54a)が庫内奥方向に変形して外箱の鍔部(52a)との間に段差を生じたり、逆に、図11のように、外箱鍔部(52a)の扉(59)側まで変形して突出することがあった。
【0009】
そして、図10に示す変形の場合、ガスケットのマグネット保持部の側部に接続されている袋状部(66)は、薄肉に形成されているが、内箱の変形に追随して段部Aを覆うだけの柔軟性がなく、内箱鍔部(54a)との間に隙を発生させることになるため、シール作用の劣化により熱遮断効果が低下する。
【0010】
また、図11のように、内箱の鍔部(54a)が変形して外箱鍔部(52a)の前方まで突出した場合は、突出部Bによって袋状部(66)が押圧される結果、前記と同様に、変形に追随するだけの柔軟性がないため、袋状部(66)への押圧でマグネット保持部(67)が外箱の鍔部(52a)から離間し、延いては吸着力の低下によって扉(59)と本体(1)との間に隙を生じて断熱効果が劣化したり、開扉してしまったりする不具合が発生する問題がある。
【0011】
また、袋状部からひれ片(68)を設けた構成は、ひれ片に柔軟性があるため、よく変形に追随しシールできるものであるが、内箱と外箱との断熱厚さが薄くなったような場合は庫内側に離間して設けたひれ片(68)が内箱面(54)に当接しなくなり、二重シールができなくなる。すなわち冷凍室と冷蔵室のように、断熱厚みに差がある構成では、同一断面形状のガスケットが使用できず、別個の押出成形型が必要となり、標準化できないとともにコストアップの要因となるものである。
【0012】
本発明は、上記点を考慮してなされたもので、内箱や外箱の成形、および断熱材の発泡充填時の発泡圧力によって、前面開口部における内外箱結合部の形状が変形し、ばらついても、冷蔵庫本体開口部と扉との間を、簡単な構造で、二重の熱遮断シールができるマグネットガスケットを扉裏面に取着した冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明による冷蔵庫は、軟質樹脂により形成され、冷蔵庫本体の開口部周縁に吸着する磁石を収納したマグネット保持部と、扉側への取付部と、前記マグネット保持部と取付部とを伸縮自在に連結する薄肉の袋状部とを有し、前記マグネット保持部から本体幅方向の庫内側に離間して、前記袋状部の一部より庫内奥行き方向で且つ本体側壁側に指向する当接片を突出させたマグネットガスケットを扉裏面に取着したことを特徴とするものであり、この構成により、ガスケットが吸着する本体開口部における内外箱形状にかかわらず、袋状部の当接片が内箱に当接することになり、簡単な構造で冷蔵庫本体開口部と扉との間で確実な熱遮断シールができる。
【0014】
請求項2記載の発明は、マグネットガスケットの当接片は、その先端をマグネット保持部より庫内奥方側の位置まで延出させたことを特徴とするものであり、当接片をより確実に内箱に接触させることができる。
【0015】
請求項3記載の発明は、マグネットガスケットの当接片をひれ状体で形成したことを特徴とし、請求項4記載の発明は、当接片を袋状部から延出する舌状部で形成したことを特徴とするものであり、当接片を柔軟性よく内箱形状に追随させてこれに密着することができ、確実に二重シールをおこなうことができる。
【0016】
請求項5記載の発明は、ガスケットのマグネット保持部を冷蔵庫本体の開口部周縁における防露パイプを配設した鋼板部分の鍔部に吸着させ、当接片を前記鍔部に係合する庫内側の合成樹脂製内箱に当接させたことを特徴とするものであり、庫内側の内箱に当接する当接片により、外箱鍔部が庫内側に露出することなく断熱空間で覆われるため、防露パイプ熱の庫内への流入が大幅に抑制されて庫内温度の上昇を防ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の1実施形態について説明する。図1に示す冷蔵庫本体(1)は、外箱(2)と断熱層(3)を介して設けた内箱(4)によって、内部に貯蔵空間を形成しており、貯蔵空間の前面開口部をいくつかの断熱された仕切壁(5)で区分することで、庫内に複数の独立空間を形成し、それぞれを冷蔵室(6)や野菜室(7)、冷凍室(8)など食品の貯蔵温度に適した所定の温度帯に冷却制御している。
【0018】
各貯蔵室の開口部には、それぞれ冷蔵室扉(9)や野菜室扉(10)などの開閉扉を設けており、各扉中、冷蔵室扉(9)は、前面開口部の一側の上下に取り付けたヒンジにその一側を枢支することで回動自在に設けられているが、野菜室(7)他の貯蔵室扉は、引出し式に形成されている。
【0019】
そして、前記各扉の裏面周縁には、図2に詳細断面を示すマグネットガスケット(11)が取り付けられており、冷蔵庫本体(1)を形成する外箱(2)の前面開口部周縁に形成した鍔部(2a)と扉(9)の裏面側周縁との間隙を密閉シールして貯蔵室内(6)と外部とを熱的に遮断し、本体壁面の内外箱間に充填した断熱材(3)と併せて熱漏洩を防止し、貯蔵室(6)内を所定温度に制御保持している。
【0020】
前記マグネットガスケット(11)が当接する外箱の鍔部(2a)の裏面側には、庫内(6)側にその一部が露出している鍔部が貯蔵室内の冷却により冷やされて結露することを防止する加熱源として、冷凍サイクルにおける凝縮器の一部である高温の冷媒パイプ(12)が配設されている。この防露パイプ(12)は、各貯蔵室間を区分する仕切壁(5)の前面にも配設されており、高温冷媒の放熱をおこなうとともに露付きを防止している。
【0021】
冷蔵室(6)の開口部におけるマグネットガスケット(11)部の構成は、上記いずれの貯蔵室扉においても基本的に同一であり、図3に示すように、マグネットガスケット(11)は、マグネット保持部(13)、扉内板(14)側への取付部(15)、およびこれらを伸縮自在に連結する薄肉の袋状部(16)からなる断面形状を有し、軟質合成樹脂によって長尺の紐状に押出成形されたものを、45度の傾斜角をもって切断し、その端面を突き合わせて加熱溶着加工することにより、扉の裏面周縁に沿った枠状に形成したものである。
【0022】
前記マグネット保持部(13)には、軟質ゴムと磁性体粉末とを混合形成した軟質磁石体(17)を挿入配設しており、これが薄鋼板製の外箱(2)の前面開口を形成する鍔部(2a)に吸着して冷蔵庫内外を気密にシールし熱遮断している。取付部(15)は、厚肉の基部から下方に突出した楔状のアンカー形状をしており、扉の内板(14)の4周縁にアンダーカット形成した取付凹溝(14a)に嵌入することでガスケット(11)を抜け止め保持している。
【0023】
なお、ガスケットの取付部については、前記のように扉内板への嵌入構成に限らず、接着やネジ固定方式でもよく、さらには、扉側部品と軟質樹脂によるガスケットとを一体成形した構成にでもよい。
【0024】
袋状部(16)は、前記マグネット保持部(13)と取付部(15)とをそれぞれの両側から0.3〜0.4mm厚の薄肉材で連結して袋状に形成したものであり、この袋状部(16)によってガスケット(11)を扉(9)の開閉方向である図2における上下方向に伸縮可能とし、開扉時におけるマグネット保持部(13)の吸着力を吸収して開扉力を緩和し、閉扉時におけるマグネットの外箱鍔部(2a)への飛び付き代と閉扉力の緩衝作用を有しているものである。
【0025】
また、マグネット保持部(13)から本体幅方向の庫内側に離間した位置には、庫内(6)側における前記袋状部(16)の庫内側の端部より、先端を庫内の奥行き方向で且つ外方である本体側壁側に斜めに指向する当接ひれ片(18)を突出させている。
【0026】
このガスケットの構成により、扉の内板の取付凹溝(14a)に取付部(15)を嵌入固定した際には、マグネット保持部(13)は外箱の鍔部(2a)に吸着するとともに、これより庫内側に離間して配置している当接ひれ片(18)は、内箱(4)の開口部近傍に当接することになり、マグネット保持部(13)より庫内側に露出している外箱鍔部(2a)の一部は、袋状部(16)と当接ひれ部(18)との間の空間に位置することになって、防露パイプ(12)からの熱伝導による熱量の影響を庫内に及ぼすことがない。また、外箱の鍔部(2a)も庫内の冷却空気の影響を受けずに強く冷却されないため、防露パイプ(12)による熱伝導温度が比較的低くても結露するおそれはない。
【0027】
しかして、外箱のロール成形のばらつきや内箱の真空成形時の寸法ばらつき、さらには断熱材の充填時の発泡圧力によって、内箱の鍔部(4a)が庫内奥方向に変形して外箱の鍔部(2a)との間に段差を生じた場合は、図4に示すように、突出ひれ片(18)は庫内の奥行き方向で且つ本体外側壁側に指向して突出しているため、その先端は庫内(6)側に凹んで変形している内箱(4)の開口縁部(4a)の形状に追随してこれに当接することになり、庫内側の外箱の鍔部(2b)を庫内冷気から確実に遮断するとともに、当接ひれ片(18)によって、マグネット保持部(13)と庫内空間(6)との間に第2のシール空間を形成して庫内外を二重にシールすることができる。
【0028】
外箱鍔部(2a)の扉側まで変形して突出したときは、図5に示す形態となり、当接ひれ片(18)は、その柔軟性により、突出した内箱開口縁部(4a)にもよく追随して当接し、確実にシールすることができるものである。
【0029】
また、冷蔵室(6)に比し断熱厚の大きい冷凍室(8)に対しても、上記当接ひれ片(18)は、冷蔵室の場合より庫内側に位置する内箱の開口部近傍(4a)を覆って当接するため、内箱との間に隙間が発生してシールが不完全になるようなことがなく、同一の押出成形型装置を使用できることからガスケットの製造コストを低減することができる。
【0030】
なお、上記実施例においては、冷蔵庫本体の前面開口部における外箱(2)と内箱(4)との係合鍔部に対向する扉(9)裏面のマグネットガスケット構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各貯蔵室間を区分する仕切壁(5)におけるマグネットガスケット構成にも適用できるものである。
【0031】
すなわち、図6に示すように、貯蔵室(6)の前面開口を形成する鋼板からなる仕切前板(20)と、これに係合して庫内に延びる合成樹脂製の仕切枠(21)に対して、前記同様、扉の裏面に固着したガスケット(11)のマグネット保持部(13)を仕切前板(20)に吸着させるとともに、仕切前板(20)と仕切枠(21)間に多少の位置ずれが生じていても、当接ひれ片(18)は、その柔軟性により先端を仕切枠(21)に当接させることができ、庫内側に露出している仕切前板(20)の一部を当接ひれ片(18)で庫内冷気から遮断し、庫内外を二重にシールすることができる
また、当接ひれ片は、上記形状に限らず、図7に示すように、マグネット保持部(13)から庫内側に離間した前記実施例と同様の袋状部(16)の庫内側の端部から、庫内の奥行き方向で且つ本体外側に指向させるとともに、その先端を逆方向へ屈曲させてマグネット保持部(13)より庫内奥方側の位置まで延出させた当接片(22)としてもよく、この場合は、当接片(22)をより確実に内箱に接触させることができる。
【0032】
そしてまた、図8に示すように、当接片(23)を、ガスケットの袋状部(16)の一部から一体に舌状に延出させて内外箱の接合部を覆うようにしてもよく、当接片(23)は舌状であることから、柔軟性よく内箱形状に追随させてこれに密着することができ、確実に二重シールをおこなうことができる。
【0033】
このガスケットの構成により、扉の内板(14)の取付凹溝(14a)に取付部(15)を嵌入固定した際には、マグネット保持部(13)は外箱の鍔部(2a)に吸着するとともに、これより庫内側に離間して配置している当接ひれ片(18)(22)(23)は、内箱や外箱の開口部近傍の係合部が寸法ばらつきなどで多少変形しても、内箱(4)の開口部近傍に当接することになり、マグネット保持部(14a)より庫内側に露出している外箱鍔部の一部(2b)は、袋状部(16)と当接ひれ部(18)(22)(23)との間の空間部に位置することになって、防露パイプ()からの熱伝導による熱量の影響を庫内に及ぼすことがない。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるマグネットガスケットを取着した冷蔵庫によれば、ガスケットが吸着する本体開口部における内外箱形状にかかわらず、ガスケットの袋状部の当接片が内箱に当接することになり、簡単な構造で冷蔵庫本体開口部と扉との間で確実な熱遮断シールができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における冷蔵庫の全体を示す斜視図である。
【図2】本発明の1実施形態を示す扉ガスケット部の拡大断面図である。
【図3】図2におけるガスケットの単体構成を示す断面図である。
【図4】内箱が庫内側へ凹変形した時の図2と同一部分の断面図である。
【図5】内箱が扉側へ凸変形した時の図2と同一部分の断面図である。
【図6】本発明のガスケットを仕切部に設けた状態を示す断面図である。
【図7】本発明のガスケットの他の実施例を示す断面図である。
【図8】本発明のガスケットのさらに他の実施例を示す断面図である。
【図9】従来の扉ガスケット部を示す図2と同一部分の断面図である。
【図10】従来の図4と同一部分を示す断面図である。
【図11】従来の図5と同一部分を示す断面図である。
【図12】袋状部にひれ片を設けた従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体 2…外箱 2a…外箱鍔部
2b…庫内側の鍔部 3…断熱層 4…内箱
4a…内箱鍔部 5…仕切壁 6…貯蔵室
9…扉 11…マグネットガスケット 12…露付き防止パイプ
13…マグネット保持部 14…扉内板 14a…取り付け凹溝
15…取付部 16…袋状部 17…磁石
18、22、23…当接ひれ片 20…仕切前板
21…仕切枠

Claims (5)

  1. 軟質樹脂により形成され、冷蔵庫本体の開口部周縁に吸着する磁石を収納したマグネット保持部と、扉側への取付部と、前記マグネット保持部と取付部とを伸縮自在に連結する薄肉の袋状部とを有し、前記マグネット保持部から本体幅方向の庫内側に離間して、前記袋状部の一部より庫内奥行き方向で且つ本体側壁側に指向する当接片を突出させたマグネットガスケットを扉裏面に取着したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. マグネットガスケットの当接片は、その先端をマグネット保持部より庫内奥方側の位置まで延出させたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. マグネットガスケットの当接片をひれ状体で形成したことを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. マグネットガスケットの当接片を袋状部から延出する舌状部で形成したことを特徴とする請求項1また2記載の冷蔵庫。
  5. ガスケットのマグネット保持部を冷蔵庫本体の開口部周縁における防露パイプを配設した鋼板部分の鍔部に吸着させ、当接片を前記鍔部に係合する庫内側の合成樹脂製内箱に当接させたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷蔵庫。
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