JP5239713B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP5239713B2
JP5239713B2 JP2008258169A JP2008258169A JP5239713B2 JP 5239713 B2 JP5239713 B2 JP 5239713B2 JP 2008258169 A JP2008258169 A JP 2008258169A JP 2008258169 A JP2008258169 A JP 2008258169A JP 5239713 B2 JP5239713 B2 JP 5239713B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
door
refrigerator
opening
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008258169A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010091124A (ja
Inventor
幸人 綿引
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008258169A priority Critical patent/JP5239713B2/ja
Publication of JP2010091124A publication Critical patent/JP2010091124A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5239713B2 publication Critical patent/JP5239713B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

本発明は、扉の裏面側周縁に磁石を内蔵したマグネットガスケットを取り付けた冷蔵庫に関するものである。
従来、冷蔵庫裏面に取着され冷蔵庫本体の前面開口部周縁の冷気シールを行うマグネットガスケット51は、広く一般に実施されている構造である図4に示すように、軟質合成樹脂材によって形成するとともに、冷蔵庫本体を形成する薄鋼板製の外箱52の前面開口面に吸着する磁石67を内蔵したマグネット保持部63と、扉内側64の周縁に形成したガスケット保持凹溝64aに嵌着されるくさび形の取り付け部65とこれらマグネット保持部63と取付部65とを伸縮自在に連結する薄肉の袋状部66とからなる断面を有して構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
上記ガスケット51は、押出成型によって、上記断面形状を長尺のひも状に形成するとともに、扉59の裏側周縁に取着すべく、各端面を45度の傾斜角度で切断して4辺を設け、この端縁同士を突き合わせて溶着接合することで、コーナーを直角とした枠状に形成し、扉内側64の保持凹溝64a嵌着して取り付けるようにしており、このガスケット51を扉周縁に取り付けた際には、取付部65と外箱面に吸着するマグネット保持部63に対して、薄肉の袋状部66が扉59の開閉に合わせて伸縮し、冷蔵庫本体の前面開口部に対する扉面の密着状態を保持するものである。
特開2005−188840号公報
しかしながら、上記従来の構成は、軟質合成樹脂の多くは、軟質塩化ビニルで、一体でマグネットガスケットが構成されているため、経時変化により、軟質塩化ビニルに含まれる可塑剤が少しずつ析出し、扉の開閉を重ねると袋状のマグネット保持部の外箱の前面開口面側が破れる課題を有していた。
また、流出した可塑剤が、冷蔵庫本体開口部の塗装鉄板部にこびりつき、粘着性をもっているため、冷蔵庫の扉を開けることができなくなる課題も有していた。
そのため、低温では気化しにくい高価な可塑剤を使用することにより、塩化ビニルから析出する可塑剤の量を減らしても、使用量がゼロではないため、完全に析出を抑えることができない課題をも有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、マグネット保持部の破れや粘着性を防止することによって、扉側と冷蔵庫本体の開口部周縁との密閉シール性を向上し、開扉力
を低減し、冷気漏れもなく省エネ効果を有する冷蔵庫を提供することを目的としたものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の開口部周縁に吸着する長尺のひも状磁石を保持した硬質合成樹脂からなるマグネット保持部と、軟質合成樹脂により形成された扉側への取付部と伸縮自在に連結する薄肉の袋状部とを一体に成形したものとを接合したマグネットガスケットを本体開口部の閉塞する扉裏面に取着し、前記マグネットガスケットは前記マグネット保持部から爪を左右に出して、前記袋状部にアンカー部を設け嵌合保持構造等により接合したことを特徴とする。
これによって、軟質塩化ビニルに含まれる可塑剤の析出を防止するため、可塑剤を使用していない硬質塩化ビニルやスチロール系の樹脂に置き換えることにより、扉の開閉を重ねる場合に袋状のマグネット保持部の外箱の前面開口面側が破れることもなく、冷蔵庫本体開口部の塗装鉄板部にこびりつき、粘着性をもっているため、冷蔵庫の扉を開けることができなくなることも無くスムーズに扉開閉することが出来ることとなる。
本発明による冷蔵庫本体の開口部周縁に吸着する長尺のひも状磁石を保持した硬質合成樹脂からなるマグネット保持部と、軟質合成樹脂により形成された扉側への取付部と伸縮自在に連結する薄肉の袋状部とを一体に成形したものとを接合したマグネットガスケットを本体開口部の閉塞する扉裏面に取着し、前記マグネットガスケットは前記マグネット保持部から爪を左右に出して、前記袋状部にアンカー部を設け嵌合保持構造等により接合したことを特徴とするため、冷蔵庫本体の開口部が長期に亘り品質が安定しマグネット保持部が破れることもなく、冷蔵庫庫内を密閉シールすることができる。
同時に、軟質合成樹脂により形成された扉側への取り付け部は、伸縮自在に連結する薄肉の袋状部のクッション性により、扉閉扉時に、冷蔵庫本体からの反発を防止し、密閉シールを行うことができるため、冷気が洩れもなく、完全なシールができ、電気代のロスも解消されて、実質上消費電力量の削減に繋がる省エネ効果も発揮することができる。
請求項1に記載の説明は、冷蔵庫本体の開口部周縁に吸着する長尺のひも状磁石を保持した硬質合成樹脂からなるマグネット保持部と、軟質合成樹脂により形成された扉側への取付部と伸縮自在に連結する薄肉の袋状部とを一体に成形したものとを接合したマグネットガスケットを本体開口部の閉塞する扉裏面に取着し、前記マグネットガスケットは前記マグネット保持部から爪を左右に出して、前記袋状部にアンカー部を設け嵌合保持構造等により接合したことを特徴とすることにより、軟質塩化ビニルに含まれる可塑剤の析出を防止するため、可塑剤を使用していない硬質塩化ビニルやスチロール系の樹脂に置き換えることにより、扉の開閉を重ねる場合に袋状のマグネット保持部の外箱の前面開口面側が破れることもなく、冷蔵庫本体開口部の塗装鉄板部にこびりつき、粘着性をもっているため、冷蔵庫の扉を開けることができなくなることも無くスムーズに扉開閉することが出来ることとなり、冷蔵庫庫内を密閉シールすることができる。
同時に、軟質合成樹脂により形成された扉側への取り付け部は、伸縮自在に連結する薄肉の袋状部のクッション性により、扉閉扉時に、冷蔵庫本体からの反発を防止し、密閉シールを行うことができるため、冷気が洩れもなく、完全なシールができ、電気代のロスも解消されて、実質上消費電力量の削減に繋がる省エネ効果も発揮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成について同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における図1に示す冷蔵庫本体1は、外箱2と断熱材3を介して設けた内箱4によって、内部に貯蔵空間を形成しており、貯蔵空間の前面開口部5をいくつかの断熱された仕切り壁6で区分することで,庫内に複数の独立空間を形成し、それぞれを冷蔵室7や野菜室8、冷凍室9などの食品の貯蔵温度に適した所定の温度帯に冷却制御している。
各貯蔵室の開口部には、それぞれ冷蔵室扉10ヤ野菜室扉11などの開閉扉を設けており、各扉中、冷蔵庫扉10は、前面開口部の右側の上下に取り付けたヒンジにその右側を枢支することで回転自在に設けられているが、野菜室8他の貯蔵室扉は、引き出し式に形成されている。
そして、前記各扉の裏面周縁には、図2に冷蔵庫要部の横断面を示すように、マグネットガスケット12が取り付けられており、冷蔵庫本体1を形成する外箱2の前面開口部周縁に形成した外箱鍔部2aと内箱4の前面開口部周縁に形成した内箱鍔部4aとをラップさせて断熱材3の漏れをシールする構成で、冷蔵室扉10の裏面側周縁との間隙を密閉シールして冷蔵室7内と外部との熱的に遮断し、本体壁面内外箱に充填した断熱材3と併せて熱漏洩を防止し、貯蔵室内を所定温度に制御保持している。
冷蔵室7の開口部におけるマグネットガスケット12部の構成は、上記いずれの貯蔵室扉においても基本的には、同一であるが、単体としての断面図は図3に示すように、マグネットガスケット12は、磁石17を保持する硬質合成樹脂からなるマグネット保持部13、と扉内板14側への軟質合成樹脂からなる取り付け部15、およびこれらを伸縮自在に連結する軟質合成樹脂からなる薄肉の袋状部16の断面形状を有し、長尺のひも状に、押し出し成形されたものを45度の傾斜角をもって切断し、その端面を突き合わせて、加熱溶着加工することにより、冷蔵室扉10の裏面周縁に沿った枠上に形成されたものである。
かかる構成によれば、磁石17を保持するマグネット保持部13を軟質合成樹脂から硬質塩化ビニルやスチロール系の硬質合成樹脂に置き換えることにより、樹脂を軟化させる可塑剤を含まないため、流出した可塑剤が、冷蔵庫本体開口部の塗装鉄板部にこびりつき、粘着性をもっているため、冷蔵庫の扉を開けることができなることもなく、冷蔵庫本体の開口部が長期に亘り品質が安定しマグネット保持部が破れることもないため冷蔵庫庫内を密閉シールすることができる。
このことにより、軟質合成樹脂により形成された扉側への取り付け部は、伸縮自在に連結する薄肉の袋状部のクッション性により、扉閉扉時に、冷蔵庫本体からの反発を防止し、密閉シールを行うことができるため、冷気洩れもなく、完全なシールができ、電気代のロスも解消されて、実質上消費電力量の削減に繋がる省エネ効果も発揮することができる。
(実施の形態2)
図3は、図2におけるガスケットの単体構成を示す断面図である。この図3に示すように、前記マグネット保持部13は、材質は、硬質合成樹脂であり、扉裏面を構成する扉内板14側への取付部15、及びこれらを伸縮自在に連結する薄肉部の袋状部16は、軟質合成樹脂であり、これら別々に成形されたものを接着や溶着により接合部18にて接合して構成されたものであり、部品作成上、簡易な金型を使って製作することが可能となり、金型費を掛けずに安価に製作することが出来て品質の安定した製品を提供することが出来る。
なお、実施の形態において、別々に成形されたものを接着や溶着により接合して構成されたものとしたが、マグネット保持部から爪を左右に出して、軟質袋状部にアンカー部を設け嵌合保持構造等により接合してもよい。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、例えば、家庭用又は業務用冷蔵庫やシール性の必要な家具・システムキッチン収納庫のマグネットガスケットに応用できるものである。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の全体を示す斜視図 本発明の実施の形態1を示す扉ガスケット部の拡大断面図 本発明の実施の形態2の図2におけるガスケットの単体構成を示す断面図 従来例の扉ガスケット部の拡大断面図
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 外箱
2a 外箱鍔部
3 断熱材
4 内箱
4a 内箱鍔部
5 開口部
12 マグネットガスケット
13 マグネット保持部
14 扉内板
15 取付部
16 袋状部
17 磁石

Claims (1)

  1. 冷蔵庫本体の開口部周縁に吸着する長尺のひも状磁石を保持した硬質合成樹脂からなるマグネット保持部と、軟質合成樹脂により形成された扉側への取付部と伸縮自在に連結する薄肉の袋状部とを一体に成形したものとを接合したマグネットガスケットを本体開口部の閉塞する扉裏面に取着し、前記マグネットガスケットは前記マグネット保持部から爪を左右に出して、前記袋状部にアンカー部を設け嵌合保持構造等により接合したことを特徴とする冷蔵庫。
JP2008258169A 2008-10-03 2008-10-03 冷蔵庫 Expired - Fee Related JP5239713B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008258169A JP5239713B2 (ja) 2008-10-03 2008-10-03 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008258169A JP5239713B2 (ja) 2008-10-03 2008-10-03 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010091124A JP2010091124A (ja) 2010-04-22
JP5239713B2 true JP5239713B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=42254031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008258169A Expired - Fee Related JP5239713B2 (ja) 2008-10-03 2008-10-03 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5239713B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063771U (ja) * 1983-10-04 1985-05-04 シャープ株式会社 断熱扉
JPS61122477A (ja) * 1984-11-19 1986-06-10 株式会社日立製作所 冷蔵庫
JPH0564686U (ja) * 1992-02-04 1993-08-27 昭和アルミニウム株式会社 冷蔵庫等のスライド扉用パッキン
JP2724798B2 (ja) * 1993-04-28 1998-03-09 ホシザキ電機株式会社 断熱扉及びその製造方法
JP4014437B2 (ja) * 2002-04-23 2007-11-28 永大化工株式会社 冷蔵庫用ガスケット及びその製造方法
JP2004028478A (ja) * 2002-06-27 2004-01-29 Hitachi Home & Life Solutions Inc 冷却装置
JP4009944B2 (ja) * 2002-09-17 2007-11-21 トキワケミカル工業株式会社 冷蔵庫用ガスケット
JP3869808B2 (ja) * 2003-02-14 2007-01-17 三洋電機株式会社 貯蔵庫のシール装置
JP2005188840A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Toshiba Corp 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010091124A (ja) 2010-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102267891B1 (ko) 냉장고
WO2018181439A1 (ja) 冷蔵庫
KR100439325B1 (ko) 냉장고 문의 마그네트 가스킷 구조체
JP5239713B2 (ja) 冷蔵庫
JP2011069537A (ja) 冷蔵庫扉装置
JP2005188840A (ja) 冷蔵庫
JP2018128207A (ja) 冷蔵庫
JP5871744B2 (ja) 冷蔵庫の扉およびこの扉を備えた冷蔵庫
JP5817618B2 (ja) 冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫
JP2005207689A (ja) 冷蔵庫
JP2004162988A (ja) 冷蔵庫
JP6532364B2 (ja) ショーケース用扉
KR20120136138A (ko) 냉장고용 도어의 개스킷
JP2019120438A (ja) 冷蔵庫
JP2011179765A (ja) 冷蔵庫
JP2003021455A (ja) 冷蔵庫
CN207961511U (zh) 用于门的密封组件及具有其的家用电器
JP2008175467A (ja) 冷蔵庫
JP3869806B2 (ja) 貯蔵庫の扉装置
JP2001280823A (ja) 冷蔵庫
JP2013190133A (ja) 冷蔵庫
JP2010133576A (ja) 冷蔵庫
JP2022166699A (ja) 冷蔵庫
KR100786254B1 (ko) 도어 밀폐용 가스켓 구조
JP7079063B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110314

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20110413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120928

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5239713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees