JP2001280823A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2001280823A
JP2001280823A JP2000098377A JP2000098377A JP2001280823A JP 2001280823 A JP2001280823 A JP 2001280823A JP 2000098377 A JP2000098377 A JP 2000098377A JP 2000098377 A JP2000098377 A JP 2000098377A JP 2001280823 A JP2001280823 A JP 2001280823A
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JP
Japan
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partition wall
door
packing
refrigerator
opening
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JP2000098377A
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Yoshihide Sato
義英 佐藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール性の高いパッキンを備えた冷蔵庫を提
供する。 【解決手段】 外箱22および内箱23間に断熱材24
を充填してなる冷蔵庫21の本体2と、本体2を上下に
仕切る仕切壁15と、この仕切壁15によって区画形成
される貯蔵室14と、この貯蔵室14の前面開口部3を
開閉する開閉扉1Bと、前記前面開口部3に当接して全
周をシールする扉パッキン4とを備えた冷蔵庫21にお
いて、前記仕切壁15前部にこの仕切壁の上下に延在
し、前記開閉扉1Bの閉時に、前記扉パッキン4と当接
する仕切壁パッキン26を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷蔵庫に関し、
特に開閉扉の閉時に冷蔵庫本体の開口部をシールするパ
ッキンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、外箱および内箱間に断熱材を充
填してなる冷蔵庫本体を上下に仕切る仕切壁によって形
成される貯蔵室は、開閉扉の周囲全周に設けられた扉パ
ッキン等の気密手段によりシールされ、冷気が直接外へ
漏れるのを防いでいる。
【0003】図5は扉パッキンとこの扉パッキンが当接
する前面開口部3とを示す要部断面図である。開閉扉1
の周囲全周には、冷蔵庫本体の前面開口部3と当接し合
う扉パッキン4が設けられ、この扉パッキン4はチュー
ブ状の複数の空洞部5、5・・を有し、これら空洞部5
の1つにはマグネットの内蔵されたマグネット部Mが設
けられている。このマグネット部Mと当接する前面開口
部3には鉄板材7が設けられている。
【0004】したがって、開閉扉1を閉めると、扉パッ
キン4内部のマグネット部Mが前面開口部3の鉄板材7
と吸着し、開閉扉1が前面開口部3と密着し合う状態で
保持されると共に、扉パッキン4を介して庫内の気密状
態が確保されるようになっている。
【0005】さらに、この扉パッキン4には、庫内と庫
外のシールをより確実にするために、マグネット部Mの
側面に沿ってチューブ状の空洞部5とともにヒレ13を
有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、扉パッキン4
のマグネット部Mの側面に、チューブ状の空洞部5やヒ
レ13を有しているものの、扉パッキン4と前面開口部
3の当接面においては、庫内ファンの冷気が直接当た
り、庫外への冷気流出の原因になっていた。図6は貯蔵
室内の冷気の流れの一例を示す説明図である。図6にお
いて、貯蔵室14の前面開口部3には、開閉扉1が設置
され、貯蔵室14内には上面開口の貯蔵容器16が配設
されている。貯蔵室14内の後方上部から吐出された冷
気(実線矢印)が、循環して開閉扉1と上下の仕切壁1
5との当接面に直接当たっており、冷気が庫外に逃げ易
くなっている。
【0007】また、当接面の前面開口部3には鉄板材7
(金属板33)が設けてあるので、庫外の熱を、冷蔵庫
21内部へ導く伝導手段として機能する要因となってい
た。
【0008】そこで、本発明は上述のような従来の問題
点を解消したものであり、シール性の高いパッキンを備
えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、外箱および内箱間に断熱材を充
填してなる冷蔵庫本体と、本体を上下に仕切る仕切壁
と、この仕切壁によって区画形成される貯蔵室と、この
貯蔵室の前面開口部を開閉する開閉扉と、前記前面開口
部に当接して全周をシールする扉パッキンとを備えた冷
蔵庫において、前記仕切壁前部にこの仕切壁の上下に延
在し、前記開閉扉の閉時に、前記扉パッキンと当接する
仕切壁パッキンを設けたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の冷蔵
庫において、前記仕切壁パッキンには空洞を有する中空
部を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の冷蔵庫において、前記仕切壁の上下の一方の開閉扉
が引き出し扉であり、他方の開閉扉が片開き式扉であ
り、前記仕切壁前部には引き出し扉に対向する仕切壁に
延在し、前記引出し扉の閉時に、前記引出し扉の扉パッ
キンと当接する仕切壁パッキンを設けたことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、本発明によ
る実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の
一部を切り欠いて示した斜視図である。本発明の冷蔵庫
21は、外箱22と内箱23と両箱間に充填された発泡
ポリウレタン等の断熱材24とから構成され、前方に開
口した断熱箱体から構成されている。
【0014】図2は本発明の一実施形態に係る、図1の
A−A線の断面図である。図2において、15は冷蔵庫
本体2の仕切壁、1A、1Bは冷蔵庫本体21の前面開
放口を開閉する開閉扉をそれぞれに示しており、開閉扉
1A、1Bは引出し式の扉であり、開閉自在に密閉され
ている。
【0015】仕切壁15は、前面と上面と下面とが熱伝
導率の低い合成樹脂材によって庫内の内装面を形成する
よう一体に連続成形され、内部には発泡ポリウレタン等
の断熱材24が充填されている。仕切壁15の前面上部
と下部には板状の突出部25が形成され、これら上下の
突出部25には同一形状の仕切壁パッキン26が装着さ
れ、さらに、これら上下の仕切壁パッキン26にコ字状
の金属板33が取り付けられている。
【0016】図3は仕切壁パッキンを示す要部断面図で
ある。仕切壁15の前面下部と開閉扉1の扉パッキン4
とが当接した状態を示している。以下、仕切壁15の前
面下部について説明し、仕切壁15の前面上部について
は、前面下部と対称の形状のため説明は省略する。
【0017】仕切壁パッキン26は、縁部31A、32
Bを有するU字状の壁取付溝部27と、この壁取付溝部
27の縁部31Aを共用し壁取付溝部27の開口と反対
方向に開口するU字状の金属板取付溝部28と、他方の
縁部31Bに沿ってゴムまたは合成樹脂等の弾性変形可
能な材質により空洞の形成された中空部32とから構成
されており、壁取付溝部27の溝が仕切壁15の突出部
25に装着固定され、金属板取付溝部28の溝に前記コ
字状の金属板33の一端が挿入され取り付けられてい
る。
【0018】扉パッキン4は取付フック34と、ゴムま
たは合成樹脂等の弾性変形可能な材質により空洞の形成
された、複数の空洞部5および複数のヒレ13を有し、
空洞部の1つには空洞内部にマグネットを内蔵するマグ
ネット部Mを設けている。扉パッキン4は開閉扉1に形
成された取付孔35に取付フック34を挿入して扉1に
固定されている。
【0019】このように、構成された冷蔵庫21の貯蔵
室14において、開閉扉1を閉めることで、開閉扉1の
全周に取り付けられた扉パッキン4が貯蔵室14の前面
開口部3に当接して開閉扉1と貯蔵室14とをシール
し、特に、仕切壁15の前面においては、扉パッキン4
のマグネット部Mと、仕切壁15の前面の金属板33と
が吸着して当接し、さらに、扉パッキン4の空洞部5
と、仕切壁パッキン26の中空部32とが当接して開閉
扉1と仕切壁15との隙間をより気密にシールしてい
る。
【0020】また、仕切壁15に仕切壁パッキン26を
設けたことで、庫内を循環する冷気が仕切壁パッキン2
6の中空部32に当たり、仕切壁15の前面に直接当た
るのを防いでいるので、外部に冷気が漏れ難くなってい
る。また、仕切壁15に仕切壁パッキン26を設けたこ
とで、この仕切壁パッキン26の中空部32と扉パッキ
ン4の空洞部5とが当接し、仕切壁15の金属板33か
ら伝導される庫外の熱を進入し難くしている。
【0021】仕切壁15に仕切壁パッキン26を設けた
ことで、開閉扉1と仕切壁15の前面開口部とのシール
性が良くなるとともに、庫外の熱が冷蔵庫21内に伝導
される量が極めて小さくなり効率のよい冷却状態が得ら
れる。
【0022】本実施形態では仕切壁15の前面に形成さ
れた突出部25に予め仕切壁パッキン26を装着するこ
とによって、組立作業の簡素化を図り、組立作業の効率
の向上を図っている。
【0023】(実施形態2)図4は別の実施形態に係る
仕切壁前部付近を示した断面図である。図4において、
仕切壁15の上部には回転式の開閉扉10A、下部に引
出し式の開閉扉10Bが設けられており、仕切壁パッキ
ン26が仕切壁15の下部のみに取り付けられている。
これは、扉開閉時に目立ち易い回転式の開閉扉10Aに
は設けず、目立ち難い引出し扉10Bのみに仕切壁パッ
キン26を設けたものである。
【0024】また、仕切壁15の下部端面にパッキン取
付溝36を形成し、このパッキン取付溝36に仕切壁パ
ッキン26を装着している。こうすることで、冷蔵庫2
1組立後に、仕切壁パッキン26の取付が可能となり、
組立作業を容易にすることができる。
【0025】また、冷蔵庫の機種によっては、仕切壁1
5の上下の端面にそれぞれパッキン取付溝36を形成し
ておき、仕切壁パッキン26を取り付けるかどうかの選
択をすることもできる。
【0026】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、前記仕切壁前部にこの仕切壁の上下に延在し、前記
開閉扉の閉時に、前記扉パッキンと当接する仕切壁パッ
キンを設けたことによって、庫内を流れる冷気が仕切壁
前面に直接接触するのを防いでくれるので、庫外への冷
気の漏れを少なくするとともに、仕切壁前面からの熱伝
導を抑えて省エネ化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の一部を切り
欠いて示した斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る要部を示した図1の
A−A線の断面図である。
【図3】本発明の仕切壁パッキンの要部断面図である。
【図4】本発明の別の実施形態に係る仕切壁前部付近を
示した断面図である。
【図5】従来の扉パッキンの要部断面図である。
【図6】従来の貯蔵室内の冷気の流れを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1A、1B 開閉扉 2 冷蔵庫本体 3 前面開口部 4 扉パッキン 5 空洞部 7 鉄板材 10A、10B 開閉扉 13 ヒレ 15 仕切壁 16 貯蔵容器 21 冷蔵庫 22 外箱 23 内箱 24 断熱材 25 突出部 26 仕切壁パッキン 27 壁取付溝部 28 金属板取付溝部 31 板部 32 中空部 33 金属板 34 取付フック 36 パッキン取付溝 M マグネット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱および内箱間に断熱材を充填してな
    る冷蔵庫本体と、本体を上下に仕切る仕切壁と、この仕
    切壁によって区画形成される貯蔵室と、この貯蔵室の前
    面開口部を開閉する開閉扉と、前記前面開口部に当接し
    て全周をシールする扉パッキンとを備えた冷蔵庫におい
    て、 前記仕切壁前部にこの仕切壁の上下に延在し、前記開閉
    扉の閉時に、前記扉パッキンと当接する仕切壁パッキン
    を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記仕切壁パッキンには空洞を有する中
    空部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵
    庫。
  3. 【請求項3】 前記仕切壁の上下の一方の開閉扉が引き
    出し扉であり、他方の開閉扉が片開き式扉であり、前記
    仕切壁前部には引き出し扉に対向する仕切壁に延在し、
    前記引出し扉の閉時に、前記引出し扉の扉パッキンと当
    接する仕切壁パッキンを設けたことを特徴とする請求項
    1または2に記載の冷蔵庫。
JP2000098377A 2000-03-31 2000-03-31 冷蔵庫 Pending JP2001280823A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013117331A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2014238212A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 パナソニック株式会社 冷蔵庫
JP2018004249A (ja) * 2017-10-13 2018-01-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガスケット
JP2018066537A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
JP7458841B2 (ja) 2020-03-18 2024-04-01 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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