JP2011220663A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯蔵室内の冷気が加温されることを防ぎ、省エネルギーを実現した冷蔵庫を提供すること。
【解決手段】箱本体101内を冷気が供給される複数の貯蔵室に分ける仕切体122を用い、各々の貯蔵室の前面に開閉可能な扉119を備え、扉119に仕切体122の扉側前面に構成される金属製の当接部材123に密着するガスケット121を備え、当接部材123を加熱する構成を備えるとともに、貯蔵室内の冷気と当接部材123との熱交換を抑制する抑制部124を設けている。
【選択図】図3A

Description

本発明は省エネ効果の高い冷蔵庫の構造に関するものである。
図18は従来の冷蔵庫の冷凍室の基本構造の断面図である。
図18に示すように、扉11の内面の端部には全周にわたりガスケット12が設けられており、ガスケット12の受け面を形成する仕切体13前面に構成されている金属製の当接部材14とガスケット12を密着させて冷気が外部に漏れるのを防止している。
本体の背部に設置した冷却器15で生成した冷気をファン16によって冷凍室25の背面の吐出口17から庫内に吹き出し、収納されている食品類を冷却するように構成されている。
そして、食品類を冷却した冷気は、矢印に示すように、収納ケース18、19の前方上部に至り、扉11の内壁と収納ケース18、19の前面との空間、さらに収納ケース19の底面と貯蔵室底壁との空間を通ってリターンダクト21から冷却器15に戻る循環をおこなっている。
また、収納ケース18の前方上部に至った冷気によって冷凍室25と上部貯蔵室22との仕切体13前面が冷却され、内外の温度差により仕切体13前面に結露することを防止するために、放熱パイプ23を配設している。この放熱パイプ23は冷凍サイクル(図示せず)における高温冷媒パイプを利用しており、その熱によって仕切体13前面を高温に加温していることから、結露を防止する反面、冷凍室12の前部上方空気を加熱してしまい冷却効率を低下させていた。
これを防止するために、仕切体13近傍の収納ケース18の上方空間部分に二点鎖線で示すシール部材24を設け、ガスケット12側への冷気流れを遮蔽する機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−96584号公報
しかしながら、上記従来の構成では、貯蔵室内の冷気が加熱された金属製の当接部材と熱交換して加温されてしまうのを防止するために仕切体にシール部材を設けて収納ケースと当接して金属製の当接部材への冷気流れを遮蔽しているが、シール部材の経年劣化などによりシール性が悪化した場合には冷気を遮蔽できなくなり、高温の金属製の当接部材と熱交換して冷気を加温させてしまい、冷却効率が低下するという問題があった。さらに、シール部材の追加によるコストや組立工数が増加してしまうという問題があった。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、断熱性能を有する箱本体と、温度帯の異なる貯蔵室を形成するように前記箱本体を上下に仕切る仕切体と、前記仕切体で区画された貯蔵室の開口部をそれぞれ開閉可能とする扉と、少なくとも一方の前記貯蔵室
内への熱侵入を抑制する仕切体の構造によって形成される抑制部とを備えることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫は、箱本体を上下に仕切る仕切体の構造により形成される抑制部により、外部からの熱侵入や、貯蔵室間の熱交換を抑制し、冷却効率を向上させ、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷凍室断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部拡大断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部拡大断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の仕切体拡大図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の仕切体分解図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面詳細図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の仕切体分解図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の上仕切板詳細図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の下仕切板詳細図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の要部拡大断面図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の要部拡大断面図 本発明の実施の形態4における冷蔵庫の断面拡大図 本発明の実施の形態4における冷蔵庫の斜視図 本発明の実施の形態5における冷蔵庫の断面拡大図 本発明の実施の形態6における冷蔵庫の要部拡大断面図 本発明の実施の形態6における冷蔵庫の要部分解図 本発明の実施の形態7における冷蔵庫の要部拡大断面図 従来の冷蔵庫の冷凍室断面図
第1の発明は、断熱性能を有する箱本体と、温度帯の異なる貯蔵室を形成するように前記箱本体を上下に仕切る仕切体と、前記仕切体で区画された貯蔵室の開口部をそれぞれ開閉可能とする扉と、少なくとも一方の前記貯蔵室内への熱侵入を抑制する仕切体の構造によって形成される抑制部とを備えることを特徴としている。
これにより、庫外からの熱侵入や、異なる温度帯の貯蔵室間の熱交換を、抑制することができ、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供することができる。
第2の発明は、前記当接部材と前記扉の間に配置され、前記貯蔵室の密閉性を向上させるガスケットと、前記仕切体の扉側前面に配置され前記ガスケットと当接する金属製の当接部材とを備え、前記抑制部は、前記当接部材の上方、および、下方の少なくとも一方に配置されるものである。
これにより、外気と接触する前記金属製の当接部材から、庫内への熱侵入を抑制することができ、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供することができる。
第3の発明は、前記抑制部の庫外側の形状は長方形である。
これにより、空間を構成する仕切体の前面部が周辺構造に対して目立つことによる扉開時の全体の外観品位の劣化の抑制を行うことができる。
第4の発明は、前記仕切体は、上仕切板と下仕切板と、前記上仕切板と下仕切板とを上下方向に固定する上下勘合部とを備えるものである。
これにより、空間を構成する部材の組立て後における上下の勘合を確保することができ、断熱性能の確保、および外観品位の向上を図ることができる。
第5の発明は、前記仕切体は、上仕切板と下仕切板と、前記上仕切板と下仕切板とを前後方向に固定する前後勘合部とを備えるものである。
これにより、空間を構成する部材の組立て後における前後の勘合を確保することができ、断熱性能の確保、および外観品位の向上を図ることができる。
第6の発明は、前記抑制部は、充填により内部に発泡断熱材を備えるものである。
これにより、省エネ効果の高い抑制部を持った冷蔵庫を提供することができる。
第7の発明は、前記仕切体は、内方の空間と外方とを連通する空気孔を備えるものである。
これにより、前記空間に流入される発泡断熱材の流動性が確保されるため、空間内全体に確実に発泡断熱材を充填することができ、省エネ効果の高い冷蔵庫の量産対応を、安定して行うことを可能とし、製品ごとのバラツキを抑制することができる。
第8の発明は、前記仕切体は、前記空気孔の周辺に余剰発泡断熱材を収納する断熱材収納空間を備えるものである。
これにより、外観から見え難い場所へ積極的に溢れ出た発泡断熱材を流し込むことにより、外観側や貯蔵室内に発泡断熱材が漏れ出すことによる外観品位の劣化を抑制することができる。
第9の発明は、前記抑制部は、前記仕切体と前記箱本体との接合部に閉鎖空間を形成するものである。
これにより、異なる温度帯の貯蔵室の間に気体が対流しない空間が形成され、仕切体と箱本体との隙間を流れる空気が障害となり、貯蔵室相互の熱侵入を抑制することができる。
第10の発明は、前記仕切体と箱本体とが接触する面に前記仕切体の内方空間と箱本体の内方空間とを連通する内箱孔と、箱本体の内方に発泡断熱材を充填する際に、前記内箱孔介して前記仕切体の内方に充填される発泡断熱材とを備えるものである。
これにより、内箱から流入した発泡断熱材が隙間を流れる空気の障害となり、さらに断熱効果を向上させるため、熱侵入の抑制を図ることができる。
第11の発明は、前記抑制部は、前記箱本体の内面と当接し空間を形成する板状のリブであって、仕切体の周縁部から突出するリブにより閉鎖空間を形成するものである。
これにより、空間を容易に構成することが可能となり、さらには複雑な形状に構成することができるため、様々な形状によって熱侵入の抑制を図ることができる。
第12の発明は、前記抑制部は、仕切体の内側に閉鎖空間を形成するものである。
これにより、箱本体の内面形状では構成できない部分に閉鎖空間を構成することができるため、熱侵入の抑制を向上させることができる。
第13の発明は、前記抑制部は、閉鎖空間を複数形成するものである。
これにより、隙間を流れる空気に対して、障害による抵抗が大きくなり、熱侵入を抑制する効果を向上させることができる。
第14の発明は、前記抑制部は、内箱の一部に仕切体側に突起した凸形状を設けてものである。
これにより、仕切体と内箱の隙を部分的に塞ぐことができるため、隙間を流れる空気の移動を妨げることができるため、貯蔵室相互の熱侵入抑制効果を向上させることができる。
第15の発明は、前記抑制部は、前記仕切体とは別部材からなる取付式抑制部を前記仕切体に取り付けることにより形成されるものである。
これにより、冷蔵庫の複数の機種に取り付ける場合でも、必要な機種にのみ後から取り付けることができ、汎用性が高く、広範囲に利用することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する場合がある。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図であり、図2は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷凍室の縦断面図であり、図3Aおよび図3Bは、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部を拡大して示す縦断面図であり、図4は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の仕切体を示す斜示図であり、図5は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の仕切体を分解して示す斜示図であり、図6は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面詳細図であり、図7は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の仕切体を分解して示す斜示図であり、図8は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の上仕切板の詳細を示す斜示図であり、図9は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の下仕切板の詳細を示す斜示図である。
図1に示すように、冷蔵庫100の箱本体101は、主に鋼板を用いた外箱102とABSなどの樹脂で成型された内箱103とで構成され、外箱102と内箱103との間には例えば硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材が充填されている。冷蔵庫100は、主として箱本体101により周囲と断熱されている。箱本体101は、複数の貯蔵室に区分されている。箱本体101の最上部には貯蔵室としての冷蔵室104、その冷蔵室104の下部に貯蔵室としての野菜室105、そして最下部に貯蔵室としての冷凍室106が配置されている。
各貯蔵室の前面開口部は、扉117、扉118、扉119によって開閉可能に閉塞されている。
冷蔵室104は、冷蔵保存のために凍らない温度を下限に設定されており、通常1℃〜5℃の範囲で設定される。野菜室105は、冷蔵室104と同等もしくは若干高い温度に設定されており、通常2℃〜7℃の範囲で設定される。冷凍室106は、冷凍保存のために冷凍温度帯に設定されており、通常−22℃〜−15℃の範囲で設定される。なお、冷凍室106は、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。また、野菜室105は、冷凍室に温度帯を切り替えることも可能であり、−18℃まで設定されるが、これ以降本説明においては野菜室として説明を行う。
箱本体101の最下部の冷凍室106後方領域には機械室107が設けられている。機械室107には、圧縮機108、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。
図2に示すように、冷凍室106の背面には冷気を生成する冷却室109が設けられている。冷凍室106と冷却室109との間には、断熱性を有する奥面仕切壁110が設けられている。奥面仕切壁110は、各室への冷気の搬送風路を形成し、各室と断熱区画するためのものである。冷却室109内には、冷却器111が配設されている。冷却器111の上部空間には強制対流方式により冷却器111で冷却した冷気を冷蔵室104、野菜室105、冷凍室106に送風する冷却ファン112が配置されている。冷却器111の下部空間には冷却時に冷却器111やその周辺に付着する霜や氷を除霜するためのガラス管製のラジアントヒータ113が設けられている。さらにラジアントヒータ113の下部には除霜時に生じる除霜水を受けとめ庫外に排水するための排水受け皿114が設けられ、その下流側の庫外に蒸発皿116が設けられている。
奥面仕切壁110には冷却器111で生成された冷気を冷却ファン112によって冷凍室106へと導くために吐出口115と、冷凍室106内を循環した冷気を冷却器111へ戻すための吸込口117とが設けられている。
また、冷凍室106内には食品類を貯蔵する収納ケース126が配置されている。収納ケース126は、引き出しと共に引き出されるものとなっている。
図3Aに示すように、扉119の内面の端部には全周にわたりガスケット121が設けられている(冷蔵室104、野菜室105においても同様)。ガスケット121は、仕切体122の前面に設けられた金属製の当接部材123と密着することにより冷凍室106や野菜室105内方の冷気が外部に漏れるのを防止している。ここで、仕切体122は、野菜室105と冷凍室106とを上下に区切る部材である樹脂で形成されている。
さらに、仕切体122は、当接部材123の近傍(本実施の形態の場合、下方)に抑制部124を形成している。抑制部124は、当接部材123が野菜室105や冷凍室106の内方空間と直接接触させないための仕切体122の部分であり、熱伝導により野菜室105や冷凍室106の温度が上昇することを抑制している。このように熱侵入を抑制する抑制部の中で、抑制部124は物体すなわち固体同士が当接することによって発生する熱伝導を抑制する熱伝導抑制部である。
また、仕切体122の当接部材123の背面と接触する部分には放熱パイプ131が配設されている。放熱パイプ131は、仕切体122の前方部分、すなわち、当接部材123が結露することを防止するため管体であり、放熱パイプ131は、冷凍サイクル(図示せず)における高温冷媒が内方を流通するものとなっている。従って、高温冷媒との熱交換によって当接部材123を加温し結露の発生を抑止している。
図4、図5に示すように、抑制部124は、当接部材123の下方であって仕切体12
2の幅方向全体にわたって設けられている。また、抑制部124の幅方向の両端部には開口部128が設けられている。開口部128は幅方向外向きに突出した突起形状となっており、内箱103の両側壁に対応する部分に設けられた挿入穴127に差し込まれるものとなっている。以上の様に開口部128を箱本体101に挿入することにより、仕切体122の前部が箱本体101に固定される。
図6に示すように、当接部材123の裏面に配設された放熱パイプ131の庫内側には断熱部材134が配置されている。断熱部材134は、放熱パイプ131から仕切体122を介して庫内へ熱が侵入することを抑制している。さらに、当接部材123の下部に設けられた抑制部124に発泡断熱材130が充填されている。これにより、抑制部124の断熱効率を向上させ当接部材123から直接庫内へ熱が侵入することを抑制している。
また、仕切体122は、抑制部124内方と外方とを連通する空気孔132を開口部128以外に備えることにより、仕切体122の側面の開口部128を介して充填される発泡断熱材130の流動性を向上させ、抑制部124内全体に確実に発泡断熱材130を充填させ、断熱性を確保することができる。空気孔132は、抑制部124から冷蔵庫100の奥側に向かって設けられており、仕切体122はさらに、空気孔132の奥側に発泡断熱材収納空間133を備えたことにより、外観側や貯蔵室内側へ発泡断熱材130が溢れ出すことを抑制している。
図7に示すように、仕切体122は、上仕切板135と下仕切板136とを備え、上仕切板135と下仕切板136とを上下に組み合わせることにより形成される。また、抑制部124も上仕切板135と下仕切板136によって構成される。仕切体122は、上仕切板135と下仕切板136の間に断熱部材137を挟み配設することで、上下の異なる温度帯である貯蔵室の熱交換を抑制している。
図8、図9に示すように、上仕切板135は凸部140を備え、下仕切板136に備えた凹部142と勘合させることで、上下仕切板の前後方向の位置規制が行われている。凸部140と凹部142との嵌合により、外観品位の確保及び発泡断熱材の流出抑制が図られている。また、上仕切板135に設けられた爪部141と、下仕切板136に設けた凹部143と勘合させることで、上下仕切板の上下方向の位置規制が行われ、外観品位の確保及び発泡断熱材の流出抑制を図っている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、冷凍室106内の冷気の流れについて説明する。冷却器111により冷却された冷気は、モータの回転に伴い回転する冷却ファン112により強制的に吐出口115から冷凍室106内の上段、中段、下段へとそれぞれ吹き出される。吹き出された冷気は、収納ケース126に吹きつけられて収納されている食品類を冷却する。食品類を冷却した冷気は、矢印に示すように、収納ケース126と内箱底壁との空隙を通って吸込口117より吸い込まれて、冷却器111に戻ってくる風路構成になっている。
上記のように、冷気は冷凍室106内を循環する際に、壁面など比較的高温の部分と熱交換を行うことで加温される。放熱パイプ131によって加温された当接部材123は冷気に対して高温であるが、当接部材123の下部に抑制部124を設けていることにより、当接部材123と冷気とが直接接することが回避されている。これによって、冷気の加温が抑制でき、冷却効率を向上させ、その結果消費電力量を低減することができる。
また、冷気の加温を抑制できることにより、冷気が低い温度のまま循環するため冷凍室106内全体の温度分布を均一に保つことができる。
また、当接部材123の下部に抑制部124を設けたことで、ガスケット121と冷気との接触を低減することができ、ガスケット121を介した熱交換を抑制することができる。さらに、ガスケット121は、当接部材123に接触するため比較的高温となるが冷気との接触が抑制されているため、熱交換抑制効果をさらに向上させることができる。この効果を発揮するには、当接部材123と仕切体前面部122aの前後方向の段差は5mm以下であることが望ましい。前記段差が大きくなると、ガスケット121の柔軟性では、ガスケット121と仕切体前面部122a間の隙を塞ぐことが困難となり、熱交換抑制効果が減少する。
上記の効果により、当接部材123と冷気が熱交換することで当接部材123が冷却され、内外の急激な温度差により当接部材123の庫外と接する面に結露することを防止することもできる。
また、当接部材123の下部に設けられ抑制部124に断熱効率の高い発泡断熱材130を充填することで、放熱パイプから冷気と接する面への熱交換をさらに抑制することができる。
仕切体122は上仕切板135と下仕切板136と、その上下仕切体の間に断熱部材137を挟み組立てることで構成する。
仕切体122は、抑制部124部の両側面部に周縁部が凸形状をした開口部128を備えており、この凸形状をした開口部128を内箱103に設けられた挿入穴127に差込み固定される。凸形状した開口部128を仕切体122が備えることにより、内箱103から外箱102方向へ開口部128を突き出すことができるため、抑制部124の内方に発泡断熱材130を充填しやすくなる。このため、抑制部124内の発泡断熱材130の充填性を向上させることができる。また、凸形状した開口部128と挿入穴127の隙は1mm以下とすることで、開口部128から流入される発泡断熱材130が冷蔵庫の貯蔵室内に漏れ出し、庫内の品位を損ねることを抑制する。この凸形状をした開口部128を挿入穴127に固定することよって、仕切体122と内箱103との前後の位置関係が決まるため、仕切体122の前後位置規制を行うこともできる。
抑制部124の両端の開口部128から注入される発泡断熱材130は、密閉空間では流動し難いという特性があるため、抑制部124の中央に空間内の空気を逃がすための空気孔132を備えることで、抑制部124内に発泡断熱材130を確実に充填することが可能となる。
本実施の形態では、空気孔132を中央一ヶ所としたが、発泡断熱材130の流動状態によって中央以外の場所や、複数箇所に設けてもよい。抑制部124に充填される発泡断熱材130は、抑制部124内に存在する隙間から外部へ漏れ出そうとするため、空気孔132からも漏れ出す可能性が高い。そこで空気孔の貯蔵室側に、漏れ出した発泡断熱材130を収納できる発泡断熱材収納空間133を備えることで、抑制部124の体積以上に流入してきた発泡断熱材130を積極的に発泡断熱材収納空間133に流入させることで、発泡断熱材130が外観側や貯蔵室側に漏れ出して外観品位を劣化させることを抑制する。
また、外箱102と内箱103との間に発泡断熱材130を充填する工程において抑制部124にも充填することで、工数削減や部品点数削減を行うことをできる。
また、抑制部124を構成する上仕切板135と下仕切板136に、それぞれを勘合さ
せるために上仕切板135には凸部140と爪部141を、下仕切板には凹部142、143を設けた。これは、本仕様においては部品点数を増やさず、材料使用量を最小限に抑制するために、抑制部124を上仕切板135と下仕切板136のみで構成したことにより、上下仕切板の組立て時に抑制部124内に発生する部品間の隙を抑制するためのものである。
上仕切板に設けた凸部140と下仕切板に設けた凹部142を勘合させることで、抑制部124内に発泡断熱材130を充填した際の発泡圧によって上下仕切板が押し出され、それにより2部品間に隙が発生することを抑制すると共に、外観側の仕切体前面部122aが変形し金属製の当接部材123より前側に押し出されることを抑制し、変形により外観品位を損ねることを抑制する。さらに、上仕切板に設けた爪部141と下仕切板に設けた凹部143を勘合させることで、前述と同様に抑制部124を構成する上下仕切板の部品間に隙が発生することを抑制し、下方へ発泡圧により変形することを抑制している。
さらに、抑制部124を構成する上下仕切板の発泡圧による変形において、部品による強度向上を図ると共に、発泡冶具によって抑制部124構成する仕切体122を前方から押さえ、さらに可動冶具によって下方からも押さえる。これにより、発泡圧が及ぼす発泡断熱材130が外観側へ漏れ出すことや抑制部124を構成する仕切体122が変形することを抑制し、外観品位を確保することができる。
本発明における抑制部124を構成する仕切体122の外観側である仕切体前面部122aの外観形状を長方形とすることにより、当接部材123や内箱103等の周辺部品との一体感を持たせた。これは扉119を開けた状態において、仕切体周辺が露出された際に、外観品位を損ねることなく、また、扉を閉じた後の熱交換抑制効果を発揮するためである。なお、仕切体前面部122aの外観計上は、長方形が最も美しく見えると考えたが、周辺部品の形状等により湾曲形状等の長方形以外の形状が全体として一体感を持ち、見栄えが良くなるのであれば、他の形状で構成することも考え得る。
また、仕切体122内の上下仕切板で断熱部材137を挟んで組立てるとしたが、断熱部材137の代わりに発泡断熱材を充填することにより断熱効果を得ることも構わない。
以上のように、本実施の形態に係る冷蔵庫100は、仕切体122を用いて箱本体101の内方を冷気が供給される複数の貯蔵室に上下に分けている。各々の貯蔵室の前面に開閉可能な扉を備えている。扉に仕切体122の扉側前面に構成される金属製の当接部材123に密着するガスケット121を備えている。
当該冷蔵庫100において、当接部材123およびガスケット121を加熱する構成を備えるとともに、貯蔵室内の冷気と当接部材123との熱交換を抑制する抑制部124を設けている。抑制部124により、当接部材123と貯蔵室との間に断熱材を配置することができるため、放熱パイプ131により高温となった当接部材123と冷気とが接する面への熱移動が、熱伝導率の低い断熱材を介するため低減され、冷気と接する面の温度上昇を防止することができ、熱交換を抑制することができる。これによって、冷気の加温が抑制でき、冷却効率を向上させ、その結果消費電力量を低減することができる。
なお、抑制部124は、図3Aに示すように、当接部材123の上方、および、下方のいずれか一方に配置されるばかりでなく、図3Bに示すように、当接部材123の上方、および、下方に配置してもかまわない。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の要部拡大断面図である。
なお、実施の形態1と同様の構成または同様の技術思想が適用できる部分については、説明を省略するが、実施の形態1の構成に本実施の形態を組み合わせて実施することで不具合がない限り組み合わせて適用することが可能である。
図10で示すように、扉119の内面の周縁部には全周にわたりガスケット121が設けられている(冷蔵室104、野菜室105においても同様)。仕切体122は、樹脂で構成されており、野菜室105と冷凍室106とを上下に区切る部材である。また仕切体122の前面に金属製の当接部材123が設けられており、当接部材123とガスケット121とが密着することにより貯蔵室を密閉している。
また、当接部材123の背部には放熱パイプ131が配設されている。
さらに、当接部材123の下方には仕切体122によって構成された抑制部124が仕切体122によって形成されている。本実施の形態の場合、抑制部124の奥側は開放状態となっており、抑制部124の内部空間と仕切体122の内部空間とは繋がっている。そして、この一体となった2つの内部空間内に断熱部材137が組み込まれ固定されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作・作用を説明する。なお、実施の形態1と同様である動作・作用についての説明は省略する。
仕切体122内に配置される断熱部材137を当接部材123の下部に設けられた抑制部124の内部空間まで一体としたことにより、部品点数の削減や工数の削減を行うことができる。また、抑制部124と仕切体122との境界がなくなり、隙の発生が抑制されるため、上下の異なる温度帯の貯蔵室の熱交換を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、断熱部材137を組み込むものとしたが、断熱部材137の代わりに発泡断熱材を抑制部124を含む仕切体122の内部空間に充填しても構わない。このとき、内箱103に設けられた穴から仕切体122に設けられた穴(図示せず)を通じて、内部の空間に発泡断熱材が充填される。
以上のように、本実施の形態においては、実施の形態1における作用効果にくわえ、抑制部124の内部空間と仕切体122の内部空間とを一体化し、一体となった内部空間に断熱部材137を組み込み、または、発泡断熱材を充填することにより、部品点数の削減と工数の削減を行うことができ、また、断熱部品の一体化により部品間に発生する隙を低減することができるので、上下貯蔵室の熱交換を抑制することができ、消費電力量を低減することができる。
(実施の形態3)
図11は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の要部拡大断面図である。
なお、実施の形態1または2と同様の構成または同様の技術思想が適用できる部分については、説明を省略するが、上記実施の形態の構成に本実施の形態を組み合わせて実施することで不具合がない限り組み合わせて適用することが可能である。
図11で示すように、冷蔵庫100は、扉119の内面の端部には全周にわたりガスケット121を備えている(冷蔵室104、野菜室105においても同様)。冷蔵庫100は、野菜室105と冷凍室106とを区切る断熱仕切体部150を備えている。断熱仕切体部150は、内箱103と一体に形成されている。断熱仕切体部150と扉119との
間には温度帯の異なる貯蔵室を形成する、すなわち、異なる温度帯の貯蔵室間の冷気の直接的な流通を阻止する仕切体122が設けられている。仕切体122は、前面に金属製の当接部材123が密着状態で設けられている。
また、当接部材123の背面には貯蔵室外側面に結露することを防止するための放熱パイプ131が配設されている。この放熱パイプ131は冷凍サイクル(図示せず)における高温冷媒パイプを利用しており、その熱によって当接部材123を高温に加温している。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作・作用を説明する。なお、実施の形態1または2と同様である動作・作用についての説明は省略する。
異なる温度帯の貯蔵室を主として仕切る部材を、内箱103で形成し、内部に発泡断熱材を充填した断熱仕切体部150で構成することにより、箱本体101と断熱仕切体部150には境界なく発泡断熱材を充填することができる。このため、断熱効果に優れており、特に、断熱仕切体部150で仕切る貯蔵室の温度帯が大幅に異なる場合に適している。また、真空成型にて形成された内箱103と一体に断熱仕切体部150が形成されるため、材料使用量の抑制を行うことができる。
また、貯蔵室手前部のみを仕切体122で構成することにより、箱本体101の発泡後に抑制部124と共に、放熱パイプ131を背面に備えた当接部材123の取り付けが可能となることで、組立て作業性の向上を行うことができる。
貯蔵室手前部のみに構成された仕切体122は、断熱仕切体部150とビス等により固定される。このとき、部品間に隙が発生する場合もあり、シール部材を仕切体122と断熱仕切体部150との間に取り付けることにより、その隙から冷気が循環することを抑制することができる。
以上のように、本実施の形態においては、仕切体122と断熱仕切体部150を用いて、異なる温度体の貯蔵室を仕切ることにより、貯蔵室内の冷気と当接部材123との熱交換を抑制する効果と、断熱仕切体部150の高い断熱効果の両方の効果を得られることにより、消費電力量を低減することができる。
なお、上記実施の形態1〜実施の形態3において、抑制部124は、当接部材123の下方に配置されているが、抑制部124は、当接部材123の上方に配置してもかまわない、また、当接部材123の上方および下方の両方に抑制部124を設けてもかまわない。
(実施の形態4)
図12は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の断面拡大図であり、図13は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の斜視図である。
なお、実施の形態1から3と同様の構成または同様の技術思想が適用できる部分については、説明を省略するが、上記実施の形態の構成に本実施の形態を組み合わせて実施することで不具合がない限り組み合わせて適用することが可能である。
図12、図13で示すように、仕切体122は、上仕切板135と下仕切板136とを備え、さらに断熱部材137を備えている。
上仕切板135は、内箱103との取付け部に平作間である第一の抑制部160と第二
の抑制部161とを形成するためのリブ162を備えている。第一の抑制部160は、仕切体122の両側面と背面に設けられている。第二の抑制部161は、リブ162によって第一の抑制部160とは異なる閉鎖空間として存在している。第三の抑制部163は、内箱103の凹形状の部分と仕切体122とにより形成さる閉鎖空間を形成している。第二の抑制部161、第三の抑制部163は、第一の抑制部160と同様に仕切体122の両側面と背面に設けられている。
仕切体122の内方と箱本体101の内方とは、仕切体122と内箱103とが接触する面に対応する内箱103に設けられた内箱孔164により連通しており、箱本体101の内方に発泡断熱材を充填する際に、内箱孔164を介して仕切体122の内方に発泡断熱材が流入し充填される。この内箱孔164は仕切体122に対して、両側面および背面に複数設けている。連通空間165は、仕切体122と内箱103との接合部の側面もしくは背面側に位置する内箱103に穴を開けた空間である。
また、第一の抑制部160、第二の抑制部161、第三の抑制部163は、下仕切板136の内箱103の間にも上仕切板135と同様に設けられており、熱侵入を抑制する抑制部の中でも気体の移動によって発生する熱伝達を主に抑制する熱伝達抑制部である。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作・作用を説明する。なお、実施の形態1から3と同様である動作・作用についての説明は省略する。
異なる温度帯で存在する上下の貯蔵室を仕切体122によって断熱状態で仕切り、それぞれの貯蔵室内方の温度の安定を図っている。しかし、仕切体122と内箱103との間である取付部には部品同士のわずかな隙が発生する。この隙を通って、上下の貯蔵室の間で冷気が漏れることにより、仕切体122の断熱効果を発揮することが困難となる。また、場合によっては、冷気漏れによる着霜が発生する等の品質問題となる可能性もある。
本発明では、仕切体122の取付け部と内箱103間に空気の対流がない空間である第一の抑制部160を設けることにより、仕切体122と内箱103との間に発生する隙を上下に通る冷気を抑制すると共に、熱伝達の抑制も図ることが可能となる。また、第一の抑制部160とは別の第二の抑制部161を第一の抑制部160よりも外箱102側に配置することにより、冷気の流通を抑止する複数の空間を備えることができ熱伝達抑制効果を向上させることができる。第一の抑制部160や第二の抑制部161は上仕切板135のリブ162によって構成される。
さらに、第三の抑制部163は内箱103の凹み形状により、仕切体122と内箱103の間に空間を形成し、さらに熱伝達の抑制を図ることができる。このように本実施の形態では、仕切体122の上側および下側には第一の抑制部160および第二の抑制部とそれぞれ二重構造で備え、さらに背面側に第三の抑制部163を背面側に備えていることで、一方の貯蔵室側だけで三重構造の抑制部を備えていることで熱伝達を確実に抑制している。
仕切体122と内箱103間との接合部の側面と背面側に位置する内箱103に内箱孔164を開けた連通空間165は、内箱孔164より発泡断熱材130を充填することにより、密閉性の向上を図れるため省エネ効果を向上させることができる。
(実施の形態5)
図14は、本発明の実施の形態5における冷蔵庫の断面拡大図である。
なお、実施の形態1から4と同様の構成または同様の技術思想が適用できる部分につい
ては、説明を省略するが、上記実施の形態の構成に本実施の形態を組み合わせて実施することで不具合がない限り組み合わせて適用することが可能である。
図14で示すように、仕切体122は、上仕切板135と下仕切板136との間の断熱部材137によって構成されている。上仕切板135は、内箱103との取付け部に熱伝達抑制部である第二の抑制部161を備えている。第二の抑制部161は上仕切板135と内箱103との間に構成されている。仕切体122と内箱103との取付け部分の内箱103に内箱凸部166を設けており、上仕切板135との隙を部分的に小さくしている。また、上仕切板135の貯蔵室内側には熱伝達抑制部と熱伝導抑制部の両方の機能を有する第四の抑制部167が形成されている。内箱凸部166は、仕切体122の両側面と背面に設けられており、第五の抑制部168と第六の抑制部169とを凸部166で分割している。また、第四の抑制部167は仕切体の構造のみで略密閉されており、内箱103と面接触している接触部167aを有している。
また、第二の抑制部161や、第四の抑制部167、第五の抑制部168、第六の抑制部169、内箱凸部は、下仕切板136の内箱103の間にも上仕切板135と同様に設けられている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作・作用を説明する。なお、実施の形態1から4と同様である動作・作用についての説明は省略する。
仕切体122の取付け部と内箱103間に空気の対流がない空間である密閉第二の抑制部161を設けることにより、隙を通る冷気を抑制すると共に、熱伝達の抑制を図ることができる。この取り付け部に内箱103に形成された凸形状を仕切体の両側面と背面に設けることにより、取付け部の隙を詰めることができ冷気の流動を遮ることができる。第四の抑制部167は上仕切板135によって形成されており、この第四の抑制部167は、仕切体122と内箱103の接触部によって構成された第二の抑制部161とは完全に別空間であり、貯蔵室内とは完全に遮断されているため、空気の対流がない空間であり、熱伝達の抑制効果を向上させることができる。
また、第四の抑制部167は、内箱103と面接触している接触部167aを有していて貯蔵室側にそなえられているので、例えば内箱103のウレタン発泡を伴う内箱成型形状のバラツキによって前後方向または左右方向にずれた場合であっても、内部空間は空気の対流がないので冷気の移動を抑制することができ、また上下方向にずれた場合であっても第四の抑制部167の内部への冷気侵入がないため、熱伝達を抑制することができる。
また、第五の抑制部168、第六の抑制部169は内箱の凸部166で分割されていることで、ウレタン発泡を伴う内箱成型形状時の発泡圧力によって凸部166が仕切体122に押圧されて形成されるので、より第五の抑制部168と第六の抑制部169の密閉性を高めることができ、熱伝達を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、第四の抑制部167の内部は、閉鎖空間であり、空洞としているが、内部に断熱材を入れても良く、その場合には、さらに第四の抑制部167の断熱性が上がるので、熱伝導抑制部としての機能が向上することは言うまでもない。
(実施の形態6)
図15は、本発明の実施の形態6における冷蔵庫の要部拡大断面図であり、図16は、本発明の実施の形態6における冷蔵庫の要部分解図である。
なお、実施の形態1から5と同様の構成または同様の技術思想が適用できる部分につい
ては、説明を省略するが、上記実施の形態の構成に本実施の形態を組み合わせて実施することで不具合がない限り組み合わせて適用することが可能である。
図15で示すように、扉119の内面の端部には全周にわたりガスケット121が設けられている。ガスケット121は、冷蔵室104と野菜室105とを区切る仕切体122の前面に設けられた当接部材123と密着するものとなっている。
また、当接部材123には貯蔵室外側面に結露することを防止するために、放熱パイプ131が配設されている。この放熱パイプ131は冷凍サイクル(図示せず)における高温冷媒パイプを利用しており、その熱によって当接部材123を高温に加温している。
さらに、当接部材123の下部に設けた抑制部124は、仕切体122とは別部材である取付式抑制部170によって構成されている。抑制部124は、箱本体101への発泡断熱材の充填後に取付式抑制部170がビスや爪勘合によって仕切体122に固着されることにより形成される。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作・作用を説明する。なお、実施の形態1と同様である動作・作用についての説明は省略する。
当接部材123の下部に設けた抑制部124は、仕切体122とは別部材である取付式抑制部170によって構成されたことにより、外形や庫内レイアウトが同様であるが温度帯や価格は異なる複数の機種に対して、本部材の有無による熱伝導抑制構造の有無選択を容易に行うことができ、同一の筐体で多様なニーズに対応することができ、また発泡冶具の兼用化による発泡冶具数の削減を行うことができる。
また、取付式抑制部170によって構成された抑制部124内に粘着固定により装着された断熱部材171を備えることにより、当接部材123からの熱侵入抑制効果をさらに向上させることができる。
本実施の形態における野菜室105は、温度設定を変えることによりマイナス温度まで下降させることができるため、取付式抑制部170は仕切体122を挟んだ上下の貯蔵室に対して、温度の低い側である野菜室105側に装着することによって、熱侵入抑制をより効果的に行うことができる。また、仕切体122の下部に取付式抑制部170を固着することにより、取付式抑制部170を取り外した場合に見えるビス穴や爪形状等を、目線からは見え難い仕切体122の下面側に存在させることができ、取付式抑制部170を装備しない機種の外観品位を確保することもできる。
よって、冷蔵庫の複数の機種に取り付ける場合でも、必要な機種にのみ後から取り付けることができ、汎用性が高く、広範囲に利用することが可能である。
(実施の形態7)
図17は、本発明の実施の形態7における冷蔵庫の要部拡大断面図である。
なお、実施の形態1から6と同様の構成または同様の技術思想が適用できる部分については、説明を省略するが、上記実施の形態の構成に本実施の形態を組み合わせて実施することで不具合がない限り組み合わせて適用することが可能である。
図に示すように、実施の形態6同様に、抑制部124は、当接部材123の下側に仕切体122とは別部材である下部取付式抑制部170aによって構成されており、さらに、当接部材123の上側に仕切体122とは別部材である上部取付式抑制部170bによっ
て構成されている。それぞれの取付式抑制部170a、170bは箱本体101への発泡断熱材の充填後にビスや爪勘合によって仕切体122に固着される。また、上下の取付式抑制部170a、170bに断熱部材171aと断熱部材171bとをそれぞれに装着してもよい。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作・作用を説明する。なお、実施の形態6と同様である動作・作用についての説明は省略する。
取付式抑制部を当接部材123に上下両側に備えたことにより、上下どちらか片側のみの場合に比べ、当接部材123からの熱侵入抑制効果をより向上されることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、家庭用又は業務用冷蔵庫もしくは野菜専用庫に対しても適用できる。
100 冷蔵庫
101 箱本体
117,118,119 扉
121 ガスケット
122 仕切体
123 当接部材
124 抑制部
126 収納ケース
130 発泡断熱材
132 空気孔
133 発泡断熱材収納空間
135 上仕切板
136 下仕切板
150 断熱仕切体部
160 第一の抑制部(抑制部)
161 第二の抑制部(抑制部)
163 第三の抑制部(抑制部)
167 第四の抑制部(抑制部)
168 第五の抑制部(抑制部)
169 第六の抑制部(抑制部)
170 取付式抑制部(抑制部)

Claims (15)

  1. 断熱性能を有する箱本体と、
    温度帯の異なる貯蔵室を形成するように前記箱本体を上下に仕切る仕切体と、
    前記仕切体で区画された貯蔵室の開口部をそれぞれ開閉可能とする扉と、
    少なくとも一方の前記貯蔵室内への熱侵入を抑制する仕切体の構造によって形成される抑制部と
    を備えた冷蔵庫。
  2. 前記仕切体の前面側に構成される金属性の当接部材と前記扉の間に配置され、前記貯蔵室の密閉性を向上させるガスケットと、前記仕切体の扉側前面に配置され前記ガスケットと当接する金属製の当接部材とを備え、
    前記抑制部は、前記当接部材の上方、および、下方の少なくとも一方に配置される請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記抑制部の庫外側の形状は長方形である
    請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記仕切体は、上仕切板と下仕切板と、前記上仕切板と下仕切板とを上下方向に固定する上下勘合部とを備える請求項2または3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記仕切体は、上仕切板と下仕切板と、前記上仕切板と下仕切板とを前後方向に固定する前後勘合部とを備える請求項2から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記抑制部は、充填により内部に発泡断熱材を備える請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記仕切体は、内方の空間と外方とを連通する空気孔を備える請求項2から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記仕切体は、前記空気孔の周辺に余剰発泡断熱材を収納する断熱材収納空間を備える請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記抑制部は、前記仕切体と前記箱本体との接合部に閉鎖空間を形成する請求項1に記載の冷蔵庫。
  10. 前記抑制部は、前記箱本体の内面と当接し空間を形成する板状のリブであって、仕切体の周縁部から突出するリブにより形成される請求項9に記載の冷蔵庫。
  11. さらに、前記仕切体と箱本体とが接触する面に前記仕切体の内方空間と箱本体の内方空間とを連通する内箱孔と、箱本体の内方に発泡断熱材を充填する際に、前記内箱孔を介して前記仕切体の内方に充填される発泡断熱材とを備える請求項9または10に記載の冷蔵庫。
  12. 前記抑制部は、閉鎖空間を複数形成する請求項9から11のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  13. 前記抑制部は、仕切体の内側に閉鎖空間を形成する請求項9から12のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  14. 前記抑制部は、内箱の一部に仕切体側に突起した凸形状を設けた請求項9から13のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  15. 前記抑制部は、前記仕切体とは別部材からなる取付式抑制部を前記仕切体に取り付けることにより形成される請求項1から14のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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