JP2013117331A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯蔵室内の冷気が加熱された金属受け部材と熱交換して加温されてしまうのを防止するためのシール部材を備えた冷蔵庫において、シール部材の経年劣化などによりシール性が悪化した場合には冷気を遮蔽できなくなり、高温の金属受け部材と熱交換して冷気を加温させてしまい、冷却効率が低下するという課題を有していた。
【解決手段】本発明の冷蔵庫は、断熱箱体内を冷気が供給される複数の貯蔵室に分け仕切壁を用い、各々の貯蔵室の前面に開閉可能な扉を備え、扉に仕切壁の扉側前面に構成される金属受け部材123に密着する扉ガスケット124を備え、貯蔵室内に収納ケースを備えた冷蔵庫において、金属受け部材123を加熱する構成を備えるとともに、貯蔵室内の冷気と金属受け部材123との熱交換を抑制する熱交換抑制空間140を設けている。
【選択図】図4

Description

本発明は省エネ効果の高い冷蔵庫の構造に関するものである。
図11は従来の冷蔵庫の冷凍室の基本構造の断面図である。
図11に示すように、扉11の内面の端部には全周にわたり扉ガスケット12が設けられており、扉ガスケット12の受け面を形成する仕切壁13前面に構成されている金属受け部材14と扉ガスケット12を密着させて冷気が外部に漏れるのを防止している。
本体の背部に設置した冷却器15で生成した冷気をファン16によって冷凍室25の背面の吐出口17から庫内に吹き出し、収納されている食品類を冷却するように構成されている。
そして、食品類を冷却した冷気は、矢印に示すように、収納ケース18、19の前方上部に至り、扉11の内壁と収納ケース18、19の前面との空間、さらに収納ケース19の底面と貯蔵室底壁との空間を通ってリターンダクト21から冷却器15に戻る循環をおこなっている。
また、収納ケース18の前方上部に至った冷気によって冷凍室25と上部貯蔵室22との仕切壁13前面が冷却され、内外の温度差により仕切壁13前面に結露することを防止するために、放熱パイプ23を配設している。この放熱パイプ23は冷凍サイクル(図示せず)における高温冷媒パイプを利用しており、その熱によって仕切壁13前面を高温に加温していることから、結露を防止する反面、冷凍室12の前部上方空気を加熱してしまい冷却効率を低下させていた。
これを防止するために、仕切壁13近傍の収納ケース18の上方空間部分に二点鎖線で示すシール部材24を設け、扉ガスケット12側への冷気流れを遮蔽する機構が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−96584号公報
しかしながら、上記従来の構成では、貯蔵室内の冷気が加熱された金属受け部材と熱交換して加温されてしまうのを防止するために仕切壁にシール部材を設けて収納ケースと当接して金属受け部材への冷気流れを遮蔽しているが、シール部材の経年劣化などによりシール性が悪化した場合には冷気を遮蔽できなくなり、高温の金属受け部材と熱交換して冷気を加温させてしまい、冷却効率が低下するという問題があった。さらに、高温の金属受け部材とシール部材によってシールができていない空間との熱交換は行われるという問題があった。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、断熱箱体内を冷気が供給される複数の貯蔵室に分け仕切壁を用い、各々の貯蔵室の前面に開閉可能な扉を備え、扉に仕切
壁の扉側前面に構成される金属受け部材に密着する扉ガスケットを備え、貯蔵室内に収納ケースを備えた冷蔵庫において、金属受け部材を加熱する構成を備えるとともに、貯蔵室内の冷気と金属受け部材との熱交換を抑制する熱交換抑制構造を設けている。
熱交換抑制構造は、金属受け部材と貯蔵室との間に仕切壁とシール部材によって構成された空間を設けるものである。
本発明の冷蔵庫は、外部との熱交換を抑制し、冷却効率を向上させ、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部拡大断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の要部拡大図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の要部拡大詳細図 本発明の実施の形態3におけるシール部材詳細図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の扉閉時の要部材拡大詳細図 本発明の実施の形態4における冷蔵庫の要部拡大断面図 本発明の実施の形態5における冷蔵庫の要部拡大断面図 本発明の実施の形態5におけるシール部材斜視図 従来の冷蔵庫の冷凍室断面図
第1の発明は、内箱と、外箱と、前記内箱および前記外箱の間に充填された断熱材とにより形成された断熱箱体と、前記断熱箱体を温度帯の異なる貯蔵室を上下に仕切る仕切壁と、断熱箱体内を冷気が供給される複数の貯蔵室に分け各々の貯蔵室の前面に開閉可能な扉と、前記仕切壁の扉側前面に構成される金属受け部材に密着する扉ガスケットと、前記仕切壁に取付けられ前記扉と前記仕切壁との間の隙間を部分的に遮蔽するシール部を有したシール部材を備えた冷蔵庫において、前記金属受け部材の上下の少なくとも一方に、扉ガスケットより貯蔵室内側に、仕切壁とシール部材とによって構成された熱交換抑制空間を設けたことにより、外気と接触する前記金属受け部材と貯蔵室内との熱交換を、前記空間によって抑制することができ、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記シール部材は、冷気ガイド部を有したことにより、冷気の流れを誘導し、冷気とシール部材との熱交換を抑制することで、熱交換抑制空間の効果を向上させ、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記冷気ガイド部は、前記熱交換抑制空間の中心より貯蔵室側にシール部材との連結部を有したことにより、金属受け部材周辺部と冷気によって冷却された冷気ガイド部とのシール部材の熱伝導による熱交換を低減することで、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供することができる。
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、前記シール部材のシール部は、一体でシール部独立空間を構成したことにより、金属受け部材周辺部の熱と貯蔵室なとのシール部を介した熱交換を前記空間によって抑制することができ、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供することができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明において、前記シール部材の熱交換抑制
空間は、空間内に断熱部材を備えたことにより、金属受け部材周辺部と貯蔵室内との熱交換を、前記空間内の断熱部材の断熱効果によって抑制することができ、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供することができる。
第6の発明は、第5の発明において、前記断熱部材は前記熱交換抑制空間の前記シール部材の空間側の面に接着固定したことにより、冷蔵庫本体に前記シール部材を取付けるより以前に前記断熱部材を組み立てることができ、作業性向上を図ることができる。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明において、前記熱交換抑制空間の基本構成面は、前記シール部材の取り付け基本面に対して1度以上の角度を持ったことにより、前記シール部材取り付け後の仕切壁との隙の発生を防止することができ、外観品位の確保を行うとともに、熱交換抑制効果を確実に発揮することができる。
第8の発明は、第2から第7のいずれかの発明において、前記冷気ガイド部は、前記熱交換抑制空間の基本構成面に対して1度以上の角度を持ったことにより、冷気ガイド部の自重による垂れ下がりを防止することで実使用時における食品等との接触を抑制することができるとともに、前記熱交換抑制空間の熱交換抑制効果を向上させ、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供することができる。
第9の発明は、第1から第8のいずれかの発明において、前記シール部材は、前記仕切壁とシール部材との嵌合によって固定されたことにより、製品組立て時における部品取付けを容易に行うことができ、作業性向上を図ることができる。
第10の発明は、第1から第9のいずれかの発明において、前記仕切壁は、前記シール部材とで構成する前記熱交換抑制空間内において熱伝導抑制部を設けたことにより、前記仕切壁を介した金属受け部材周辺部と貯蔵室内との熱交換を抑制することができ、消費電力量を低減した冷蔵庫を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図である。図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図である。図3は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部拡大断面図である。
図1、図2において、冷蔵庫100の冷蔵庫本体である断熱箱体101は、主に鋼板を用いた外箱102と、ABSなどの樹脂で成型された内箱103と、外箱102と内箱103との間の空間に発泡充填される硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材とで構成され、周囲と断熱され、複数の貯蔵室に区画されている。最上部に第一の貯蔵室としての冷蔵室104、その冷蔵室104の下部に第四の貯蔵室としての第二の冷凍室105と第五の貯蔵室としての製氷室106が横並びに設けられ、その第二の冷凍室105と製氷室106の下部に第二の貯蔵室としての第一の冷凍室107、そして最下部に第三の貯蔵室としての野菜室108が配置される構成となっている。
冷蔵室104は、回転扉である冷蔵室右扉104aと冷蔵室左扉104bを備え、内部には、冷蔵室棚104cや冷蔵室ケース104dが適切に配設され、貯蔵空間を整理し易く構成している。一方、その他の貯蔵室は引き出し式扉を有し、それぞれ第二の冷凍室第二の冷凍室扉105aには第二の冷凍室ケース105bが、製氷室扉106aには製氷室
ケース106bが、第一の冷凍室扉107aには上段冷凍室ケース107bおよび下段冷凍室ケース107cが、野菜室扉108aには上段野菜室ケース108bおよび下段冷凍室ケース108cが、それぞれ扉に取り付けられたフレームに載置される。
冷蔵室104は冷蔵保存のために凍らない温度である冷蔵温度帯に設定されており、通常1℃から5℃とし、野菜室108は冷蔵室104と同等の冷蔵温度帯もしくは若干高い温度設定の野菜温度帯2℃から7℃としている。第一の冷凍室107は冷凍温度帯に設定されており、冷凍保存のために通常−22℃から−15℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、例えば−30℃や−25℃の低温で設定されることもある。
第二の冷凍室105は、第一の冷凍室107と同等の冷凍温度帯または若干高い温度設定−20℃から−12℃の第一の収納区画である。製氷室106は、冷蔵室104内の貯水タンク(図示せず)から送られた水で室内上部に設けられた自動製氷機(図示せず)で氷を作り、製氷室ケース106bに貯蔵する。
断熱箱体101の天面部は冷蔵庫の背面方向に向かって階段状に凹みを設けた形状であり、この階段状の凹部に機械室101aを形成して、機械室101aに、圧縮機109、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。すなわち、圧縮機109を配設する機械室101aは、冷蔵室104内の最上部の後方領域に食い込んで形成されることになる。
このように、手が届きにくくデッドスペースとなっていた断熱箱体101の最上部の貯蔵室後方領域に機械室101aを設けて圧縮機109を配置することにより、従来の冷蔵庫で、使用者が使いやすい断熱箱体101の最下部にあった機械室のスペースを貯蔵室容量として有効に転化することができ、収納性や使い勝手を大きく改善することができる。
冷凍サイクルは、圧縮機109と凝縮器と減圧器であるキャピラリーと冷却器112とを順に備えた一連の冷媒流路から形成されており、冷媒として炭化水素系冷媒である例えばイソブタンが封入されている。
圧縮機109はピストンがシリンダ内を往復動することで冷媒の圧縮を行う往復動型圧縮機である。断熱箱体101に、三方弁や切替弁を用いる冷凍サイクルの場合は、それらの機能部品が機械室101a内に配設されている場合もある。
また、本実施の形態では冷凍サイクルを構成する減圧器をキャピラリーとしたが、パルスモーターで駆動する冷媒の流量を自由に制御できる電子膨張弁を用いてもよい。
なお、本実施の形態における、以下に述べる発明の要部に関する事項は、従来一般的であった断熱箱体101の最下部の貯蔵室後方領域に機械室を設けて圧縮機109を配置するタイプの冷蔵庫に適用しても構わない。
第一の冷凍室107の背面には冷気を生成する冷却室110が設けられ、第二の冷凍室105および製氷室106、第一の冷凍室107からなる貯蔵室と冷却室110とを区画するために仕切部材111が構成されている。冷却室110内には、冷却器112が配設されており、貯蔵室と熱交換して温められた空気と熱交換し、冷気を生成している。仕切部材111は、貯蔵室側仕切部材111aと冷却室側仕切部材111bとから構成され、冷却室側仕切部材111bは、送風機113を備える。貯蔵室側仕切部材111aと冷却室側仕切部材111bとの間の空間は、送風ダクト111cであり、送風機113により強制的に送り出された冷気を冷蔵室104、第二の冷凍室105、製氷室106、第一の冷凍室107、野菜室108に導く。
また、冷却器112の下部空間には冷却時に冷却器112やその周辺に付着する霜や氷を除霜するためのガラス管製のラジアント加熱手段114が設けられ、さらにその下部には除霜時に生じる除霜水を受けるためのドレンパン115、その最深部から庫外に貫通したドレンチューブ116が構成され、その下流側の庫外に蒸発皿117が構成されている。
冷蔵室104と他貯蔵室とを区画する仕切壁118と貯蔵室側仕切部材111aとの間に上部吐出口120を有し、第二の冷凍室105と製氷室106と第一の冷凍室107へ図中の矢印のように冷気を送る。上記の貯蔵室内に吐出された冷気は、第二の冷凍室ケース105c、製氷室ケース106b、上段冷凍室ケース107bおよび下段冷凍室ケース107cを循環した後、貯蔵室側仕切部材111aの下部に設けられた戻り吸込口125を通り再び冷却器112へ戻り循環される。
また、仕切壁118には、ダンパ121が配設され、ダンパ121を通った冷気は、さらに冷蔵室ダクト122および野菜室ダクト(図示せず)に分流され、それぞれの吐出口から冷蔵室104および野菜室108に送られる。
図3において、第二の冷凍室扉105aの内面の端部には全周にわたり扉ガスケット124が設けられており(冷蔵室104、第二の冷凍室105、製氷室106、第一の冷凍室107、野菜室108においても同様)、冷蔵室104と第二の冷凍室105とを区切る外周を樹脂部で構成している仕切壁118の前面と、仕切壁118の前面に設けた金属受け部材123と密着させて冷気が外部に漏れるのを防止している。
また、金属受け部材123には貯蔵室外側面に結露することを防止するために、放熱パイプ131を配設している。この放熱パイプ131は冷凍サイクル(図示せず)における高温冷媒パイプを利用しており、その熱によって金属受け部材123を高温に加温している。
前記仕切壁118は、上仕切板118aと下仕切板118bをそれぞれ上下に勘合させることで構成している。また、仕切壁118は、断熱部材118cを上仕切板118aと下仕切板118bで挟むように構成をしており、温度帯の異なる貯蔵室間の断熱を行っている。なお、断熱部材118cは外箱102と内箱103との間の空間に発泡充填される硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材を充填するとしても良い。
金属受け部材123の下部に設けた熱交換抑制空間140は、シール部材141と下仕切板118bの面とで構成している。下仕切板118bは、シール部材141で覆われた熱交換抑制空間140内で、構成面の一部に切り欠き穴である熱伝導抑制部118dを備えている。
前記シール部材141のシール部142は、第二の冷凍室第二の冷凍室扉105aの貯蔵室側の一部と接触するように配置されている。
なお、本実施の形態における、以下に述べる発明の要部に関する事項は、いずれの貯蔵室においても回転扉を有し、内箱103に貯蔵ケースが載置される構造を有するタイプの冷蔵庫に適用しても構わない。また、熱交換抑制空間140の構成を仕切壁118の下側面に限るものではなく、仕切壁118の上側面の設置構成としても構わない。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
まず、第一の冷凍室107内の冷気の流れについて説明する。冷却器112により冷却された冷気は、モータの回転に伴い回転する送風機113により強制的に上部吐出口120から第一の冷凍室107内のケースへとそれぞれ吹き出される。吹き出された冷気は、各貯蔵室の収納ケースに吹きつけられて収納されている食品類を冷却する。食品類を冷却した冷気は、矢印に示すように、第二の冷凍室105と仕切壁118との間隙部分、中段では第二の冷凍室ケース105bと上段冷凍室ケース107bの間隙部分をそれぞれ通って合流し、下段冷凍室ケース107cの空隙を通って吸込口125より吸い込まれて、冷却器112に戻ってくる風路構成になっている。
上記のように、冷気は冷凍温度帯内を循環する際に、壁面と熱交換を行うことで加温される。特に上段の冷気において、放熱パイプ131によって加温された金属受け部材123近傍で最も熱交換が行われるが、金属受け部材123の下部にシール部材141と下仕切板118bの面とで構成された熱交換抑制空間140を設けていることにより、放熱パイプから冷気と接する面への熱移動が、空気が循環しない熱交換抑制空間140を介するため低減され、冷気と接する面の温度上昇を防止することができ、熱交換を抑制することができる。これによって、冷気の加温が抑制でき、冷却効率を向上させ、その結果消費電力量を低減することができる。
また、冷気の加温を抑制できることにより、冷気が低い温度のまま循環するため冷凍温度帯内全体の温度分布を均一に保つことができる。
また、金属受け部材123の下部に設けられた熱交換抑制空間140を構成するシール部材141はシール部142を備えており、第二の冷凍室第二の冷凍室扉105aの貯蔵室側の一部と接触するように配置されたことで、扉ガスケット124が第二の冷凍室扉105aの内壁と空気が循環しない空間で囲まれた位置に構成され、庫内外に渡る部材である扉ガスケット124への冷気の流れを低減することができ、熱交換を抑制することができる。
上記の効果により、金属受け部材123と冷気が熱交換することで金属受け部材123が冷却され、内外の急激な温度差により金属受け部材123の庫外と接する面に結露することを防止することもできる。
また、仕切壁118は上仕切板118aと下仕切板118bと、その上下仕切壁の間に断熱部材118cを挟み組立てることで構成する。下仕切板118bは、シール部材141で覆われた熱交換抑制空間140内で、構成面の一部に切り欠き穴である熱伝導抑制部118dを備えたことにより、下仕切板118bの熱伝導によって金属受け部材123の熱が貯蔵室内に侵入することを抑制するとともに、外観から切り欠き穴である熱伝導抑制部118dが見えることによる品位の劣化を防止している。なお、熱伝導抑制部118dを切り欠き穴としたが、部材板厚の薄肉部としてもよい。
以上のように、本実施の形態においては、仕切壁118を用いて断熱箱体101内を冷気が供給される複数の貯蔵室に分け各々の貯蔵室の前面に開閉可能な扉を備え、扉に前記仕切壁118の扉側前面に構成される金属受け部材に密着する扉ガスケットを備え、貯蔵室内の冷気が扉ガスケット124に直接当たり熱交換することを抑制するシール部材を備えた冷蔵庫において、金属受け部材123および扉ガスケット124を加熱する構成を備えるとともに、貯蔵室内の冷気と金属受け部材123との熱交換を抑制する熱交換抑制構造を設け、熱交換抑制構造は、金属受け部材と貯蔵室との間にシール部材141と下仕切板118bの面とで構成された熱交換抑制空間140を設ける構造とすることで、放熱パイプから冷気と接する面を持つシール部材141への熱移動が低減され、冷気と接する面の温度上昇を抑制することができ、熱交換を抑制することができる。これによって、冷気
の加温が抑制でき、冷却効率を向上させ、その結果消費電力量を低減することができる。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の要部拡大図である。
図4において、第二の冷凍室扉105aの内面の端部には全周にわたり扉ガスケット124が設けられており(冷蔵室104、第二の冷凍室105、製氷室106、第一の冷凍室107、野菜室108においても同様)、冷蔵室104と第二の冷凍室105とを区切る外周を樹脂部で構成している仕切壁118の前面と、仕切壁118の前面に設けた金属受け部材123と密着させて冷気が外部に漏れるのを防止している。
また、金属受け部材123には貯蔵室外側面に結露することを防止するために、放熱パイプ131を配設している。この放熱パイプ131は冷凍サイクル(図示せず)における高温冷媒パイプを利用しており、その熱によって金属受け部材123を高温に加温している。
前記仕切壁118は、上仕切板118aと下仕切板118bをそれぞれ上下に勘合させることで構成している。また、仕切壁118は、断熱部材118cを上仕切板118aと下仕切板118bで挟むように構成をしており、温度帯の異なる貯蔵室間の断熱を行っている。
金属受け部材123の下部に設けた熱交換抑制空間140は、シール部材141と下仕切板118bの面とで構成している。下仕切板118bは、シール部材141で覆われた熱交換抑制空間140内で、構成面の一部に切り欠き穴である熱伝導抑制部118dを備えている。
前記シール部材141のシール部142は、第二の冷凍室第二の冷凍室扉105aの貯蔵室側の一部と接触するように配置されている。また、前記シール部142は単独で円形状の空間を構成している。
また、前記シール部材141は冷気ガイド部143を備えている。前記冷気ガイド部143は、熱交換抑制空間140を構成部の貯蔵室側に連結部を設けている。
前記シール部142と前記冷気ガイド部143はそれぞれ異なる連結部を持ち、前記シール部材141と一体で構成されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作・作用を説明する。なお、実施の形態1と同様である動作・作用についての説明は省略する。
冷却器112により冷却され、送風機113により強制的に上部吐出口120から吹き出された冷気は、冷凍温度帯内を循環する際に、放熱パイプ131によって加温された金属受け部材123近傍で最も熱交換が行われる。金属受け部材123の下部に熱交換抑制空間140を設けたことにより、放熱パイプから冷気と接する面への熱移動が、熱交換抑制空間140を介するため低減され、冷気と接する面の温度上昇を防止することができ、熱交換を抑制することができる。これによって、冷気の加温が抑制でき、冷却効率を向上させ、その結果消費電力量を低減することができる。
また、金属受け部材123の下部に設けられた熱交換抑制空間140を構成するシール部材141は、円状のシール部142を備えており、第二の冷凍室第二の冷凍室扉105aの貯蔵室側の一部と接触するように配置されたことで、扉ガスケット124が第二の冷
凍室扉105aの内壁と空気が循環しない空間で囲まれた位置に構成され、庫内外に渡る部材である扉ガスケット124への冷気の流れを低減することができ、熱交換を抑制することができる。
また、冷気ガイド部143は、冷却器112により冷却され送風機113により吹き出された冷気を、シール部材141の熱交換抑制空間140を構成する面に直接冷気が当たり、熱交換抑制空間140の内部の空気温度と冷気が熱交換することを抑制している。さらに冷気ガイド部143は、その先端を貯蔵室側に冷気が向かうよう下向きの形状をしており、シール部142にも冷気が当たり難い形状とすることでシール部142の熱交換抑制効果も高めている。
上記の効果により、金属受け部材123と冷気が熱交換することで、金属受け部材123が冷却され、内外の急激な温度差により金属受け部材123の庫外と接する面に結露することを防止することもできる。
下仕切板118bは、シール部材141で覆われた熱交換抑制空間140内で、構成面の一部に切り欠き穴である熱伝導抑制部118dを備えたことにより、下仕切板118bの熱伝導によって金属受け部材123の熱が貯蔵室内に侵入することを抑制するとともに、外観から切り欠き穴である熱伝導抑制部118dが見えることによる品位の劣化を防止している。
以上のように、本実施の形態においては、仕切壁118を用いて断熱箱体101内を冷気が供給される複数の貯蔵室に分け各々の貯蔵室の前面に開閉可能な扉を備え、扉に前記仕切壁118の扉側前面に構成される金属受け部材に密着する扉ガスケットを備え、貯蔵室内の冷気が扉ガスケット124に直接当たり熱交換することを抑制するシール部材を備えた冷蔵庫において、金属受け部材123および扉ガスケット124を加熱する構成を備えるとともに、貯蔵室内の冷気と金属受け部材123との熱交換を抑制する熱交換抑制構造を設け、熱交換抑制構造は、金属受け部材と貯蔵室との間にシール部材141と下仕切板118bの面とで構成された熱交換抑制空間140を設ける構造とすることで、放熱パイプから冷気と接する面を持つシール部材141への熱移動が低減され、冷気と接する面の温度上昇を防止することができ、熱交換を抑制することができる。これによって、冷気の加温が抑制でき、冷却効率を向上させ、その結果消費電力量を低減することができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3における冷蔵庫の要部拡大詳細図である。図6は本発明の実施の形態3におけるシール部材詳細図である。図7は本発明の実施の形態3における冷蔵庫の扉閉時の要部材拡大詳細図である。
図5、図7において、金属受け部材123には貯蔵室外側面に結露することを防止するために、放熱パイプ131を配設している。この放熱パイプ131の熱によって金属受け部材123を高温に加温している。前記仕切壁118は、上仕切板118aと下仕切板118bをそれぞれ上下に嵌合させることで構成している。また、仕切壁118は、断熱部材118cを上仕切板118aと下仕切板118bで挟むような構成をしており、温度帯の異なる貯蔵室間の断熱を行っている。
金属受け部材123の下部に設けた熱交換抑制空間140は、シール部材141と下仕切板118bの面とで構成している。前記シール部材141は、単独で円形状の空間を構成したシール部142を備え、吐出冷気の進行方向を導く冷気ガイド部143を備えている。前記シール部142は、シール部材141の熱交換抑制空間140の構成部の扉側に連結部を設け、前記冷気ガイド部143は、シール部材141の熱交換抑制空間140の
構成部の貯蔵室側に連結部を設けている。前記シール部142と前記冷気ガイド部143はそれぞれ異なる連結部を持ち、前記シール部材141と一体で構成されている。シール部材141は下仕切板118bの突起部に嵌合によって固定されている。前記熱交換抑制空間140内に断熱部材150を配設している。前記断熱部材150は、ポリエチレン材料などを用いたフォーム材をシール部材141の内側を貼り付け面として接着固定されている。
図6において、前記シール部材141は、熱交換抑制空間140を構成する面とシール部材固定部144または下仕切板118b面との関係において、鋭角に1度以上の角度である隙抑制角度160を設けている。また、熱交換抑制空間140を構成する面と冷気ガイド部143との関係において、鋭角に1度以上の角度である垂れ下がり抑制角度161を設けている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作・作用を説明する。なお、実施の形態1または2と同様である動作・作用についての説明は省略する。
金属受け部材123の下部に設けられた熱交換抑制空間140を構成するシール部材141は、円状のシール部142を備えており、第二の冷凍室第二の冷凍室扉105aの貯蔵室側の一部と接触するように配置されたことで、扉ガスケット124が第二の冷凍室扉105aの内壁と空気が循環しない空間で囲まれた位置に構成され、庫内外に渡る部材である扉ガスケット124への冷気の流れを低減することができ、熱交換を抑制することができる。
また、冷気ガイド部143は、冷却器112により冷却され送風機113により吹き出された冷気を、シール部材141の熱交換抑制空間140を構成する面に直接冷気が当たり、熱交換抑制空間140の内部の空気温度と冷気が熱交換することを抑制している。さらに冷気ガイド部143は、その先端を貯蔵室側に冷気が向かうよう下向きの形状をしており、シール部142にも冷気が当たり難い形状とすることでシール部142の熱交換抑制効果も高めている。
また、熱交換抑制空間140の内部に断熱部材150を配設したことで、熱交換抑制空間140の断熱効果をさらに高めることを可能とする。
前記シール部材141のシール部142と冷気ガイド部143は、扉を開いた状態では離れた位置に存在しているが、扉を閉じた状態ではシール部142が図7で示すように変形し貯蔵室側へ移動する。このシール部142の変形によって、シール部142の一部と冷気ガイド部143の一部とが接触し第2熱交換抑制空間163を構成する。前記第2熱交換抑制空間163は空間内の空気が移動せず吐出冷気が熱交換抑制空間140に与える影響をさらに抑制することができ、熱交換抑制空間140の断熱効果をさらに高めることができる。
前記シール部材141は、熱交換抑制空間140を構成する面とシール部材固定部144または下仕切板118b面との関係において、鋭角に1度以上の角度である隙抑制角度160を設けており、シール部材141を仕切壁118に取り付けを行った状態で、スプリング部162を基点にシール部材141が変形しつつシール部材141が下仕切板118b側に近づこうとする力が発生するため、シール部材141と仕切壁118の間に隙が発生することを防止できる。シール部材141と仕切壁118の間に隙が発生することを防止することにより、外観品位の確保とともに熱交換抑制空間140の熱交換抑制効果を確実に発揮することができる。
また、熱交換抑制空間140を構成する面と冷気ガイド部143との関係において、鋭角に1度以上の角度である垂れ下がり抑制角度161を設けたことにより、自重によって垂れ下がろうとする冷気ガイド部143を予め持ち上げた位置で構成しているため、垂れ下がりによるバラツキを吸収し実使用時における食品等との接触を防止できる。また、第2熱交換抑制空間163の熱交換抑制効果も確実に発揮することができる。
なお、本実施の形態においては、断熱部材150をシール部材141の内側を貼り付け面として接着固定としたが、仕切壁118面を貼り付け面としても構わない。
(実施の形態4)
図8は本発明の実施の形態4における冷蔵庫の要部拡大断面図である。
図8において、金属受け部材123には貯蔵室外側面に結露することを防止するために、放熱パイプ131を配設している。この放熱パイプ131の熱によって金属受け部材123を高温に加温している。前記仕切壁118は、上仕切板118aと下仕切板118bをそれぞれ上下に勘合させることで構成している。また、仕切壁118は、断熱部材118cを上仕切板118aと下仕切板118bで挟むような構成をしており、温度帯の異なる貯蔵室間の断熱を行っている。
金属受け部材123の下部に設けた熱交換抑制空間140は、シール部材141と下仕切板118bの面と扉ガスケット124で構成している。前記シール部材141のシール部142は、第二の冷凍室第二の冷凍室扉105aの貯蔵室側の一部と接触するように配置されている。
前記熱交換抑制空間140内に断熱部材150を配設している。前記断熱部材150は、ポリエチレン材料などを用いたフォーム材をシール部材141の内側を貼り付け面として接着固定されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作・作用を説明する。なお、実施の形態1から3のいずれかと同様である動作・作用についての説明は省略する。
内部に断熱部材150を配設した熱交換抑制空間140は、シール部材141と下仕切板118bの面と扉ガスケット124で構成されており、シール部材141と扉ガスケット124との接触を抑制させたことにより、扉ガスケット124からシール部材141への熱伝導による貯蔵室内への熱侵入を抑制することができ熱交換抑制空間140の断熱効果を高めることを可能とする。
(実施の形態5)
図9は本発明の実施の形態5における冷蔵庫の要部拡大断面図である。図10は本発明の実施の形態5におけるシール部材斜視図である。
図9において、金属受け部材123には貯蔵室外側面に結露することを防止するために、放熱パイプ131を配設している。この放熱パイプ131の熱によって金属受け部材123を高温に加温している。前記仕切壁118は、上仕切板118aと下仕切板118bをそれぞれ上下に勘合させることで構成している。また、仕切壁118は、断熱部材118cを上仕切板118aと下仕切板118bで挟むような構成をしており、温度帯の異なる貯蔵室間の断熱を行っている。
金属受け部材123の下部に設けた熱交換抑制空間140は、シール部材141と下仕切板118bの面とで構成している。前記シール部材141のシール部142は、第二の
冷凍室第二の冷凍室扉105aの貯蔵室側の一部と接触するように配置されている。
前記熱交換抑制空間140内に断熱部材150を配設している。前記断熱部材150は、ポリエチレン材料などを用いたフォーム材をシール部材141の内側を貼り付け面として接着固定されている。
シール部材141の熱交換抑制空間140の構成部に縁切り穴170を設けており、縁切り穴170の穴を断熱部材150によって塞いでいる。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作・作用を説明する。なお、実施の形態1から4のいずれかと同様である動作・作用についての説明は省略する。
金属受け部材123の下部に設けられた熱交換抑制空間140を構成するシール部材141は、シール部142を備えており、第二の冷凍室第二の冷凍室扉105aの貯蔵室側の一部と接触するように配置されたことで、扉ガスケット124が第二の冷凍室扉105aの内壁と空気が循環しない空間で囲まれた位置に構成され、庫内外に渡る部材である扉ガスケット124への冷気の流れを低減することができ、熱交換を抑制することができる。
熱交換抑制空間140の内部に断熱部材150を配設したことで、熱交換抑制空間140の断熱効果を高めることができる。
さらに、シール部材141の熱交換抑制空間140の構成部に縁切り穴170を設けることにより、シール部材141の熱伝導による貯蔵室内への熱伝導を抑制し、また、縁切り穴170の穴を断熱部材150によって塞ぐことにより、縁切り穴170を通じた熱交換抑制空間140内との熱交換を防止することができ、熱交換抑制空間140の断熱効果をさらに高めることを可能とする。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、家庭用又は業務用冷蔵庫もしくは野菜専用庫に対しても適用できる。
100 冷蔵庫
101 断熱箱体
102 外箱
103 内箱
105 第二の冷凍室
105a 第二の冷凍室扉
118 仕切壁
118a 上仕切板
118b 下仕切板
118c 断熱部材
118d 熱伝導抑制部
123 金属受け部材
124 扉ガスケット
140 熱交換抑制空間
141 シール部材
142 シール部
143 冷気ガイド部
144 シール部材固定部
150 断熱部材
160 隙抑制角度
161 垂れ下がり抑制角度
162 スプリング部
163 第2熱交換抑制空間
170 縁切り穴

Claims (10)

  1. 内箱と、外箱と、前記内箱および前記外箱の間に充填された断熱材とにより形成された断熱箱体と、前記断熱箱体を温度帯の異なる貯蔵室を上下に仕切る仕切壁と、断熱箱体内を冷気が供給される複数の貯蔵室に分け各々の貯蔵室の前面に開閉可能な扉と、前記仕切壁の扉側前面に構成される金属受け部材に密着する扉ガスケットと、前記仕切壁に取付けられ前記扉と前記仕切壁との間の隙間を部分的に遮蔽するシール部を有したシール部材を備えた冷蔵庫において、
    前記金属受け部材の上下の少なくとも一方に、扉ガスケットより貯蔵室内側に、仕切壁とシール部材とによって構成された熱交換抑制空間を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記シール部材は、冷気ガイド部を有したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷気ガイド部は、シール部材との連結部を前記熱交換抑制空間の中心より貯蔵室側に有したことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記シール部材のシール部は、一体でシール部独立空間を構成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記シール部材の熱交換抑制空間は、空間内に断熱部材を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記断熱部材は前記熱交換抑制空間の前記シール部材の内側の面に接着固定したことを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記熱交換抑制空間の基本構成面は、前記シール部材の取り付け基本面に対して1度以上の角度を持ったことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記冷気ガイド部は、前記熱交換抑制空間の基本構成面に対して1度以上の角度を持ったことを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記シール部材は、前記仕切壁とシール部材との嵌合によって固定されたことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記仕切壁は、前記シール部材とで構成する前記熱交換抑制空間内において熱伝導抑制部を設けたことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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