JP2011179765A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Junichi Fukuoka
純一 福岡
Tomoyasu Saeki
友康 佐伯
Minoru Tenmyo
稔 天明
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Toshiba Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】貯蔵室の底壁にシール部を設けることなく、貯蔵室の開口部周縁からの熱の浸入を抑制することができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】回転扉7は冷蔵室3の前面開口部を開閉する。回転扉7の背面部に取り付けられた収納ポケット13の外底面に突起部13bを設けた。この突起部13bは、冷蔵室3の底面側に近接して突出されており、回転扉7側からの侵入熱が、冷蔵室3内側に伝達されるのを抑制する位置に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部から貯蔵室への熱の浸入を抑制し冷却効率を改善するようにした冷蔵庫に関する。
近年、冷蔵庫の消費電力量の低減を図るため、冷却制御の改善だけでなく冷蔵庫本体の断熱構造についても種々の技術施策が検討実施されている。その中でも、貯蔵室への熱の浸入を抑制することは、冷蔵庫の冷却効率の改善に大きく貢献する。例えば、この貯蔵室の扉側の開口部周縁から熱が浸入し易く、これを抑制することは、冷蔵庫全体の冷却効率を向上する上で重要である。
そこで、貯蔵室の底壁に、上方に突出する可撓性のシール部を設け、扉が閉じると、この扉に取り付けられている貯蔵容器の下端や底面が該シール部に接して摺動し、閉扉時には、前記貯蔵容器の下面側にあって、前記扉側の空間と前記貯蔵室の奥部側の空間とを前記シール部により隔絶し、前記貯蔵室の開口部周縁から熱の浸入を抑制可能とするものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−183073号公報
しかし、上述の構成では、貯蔵室の底壁に、上方に突出するシール部が一体的に設けられているため、貯蔵室底部のゴミ等を清掃する場合に、シール部が邪魔になり清掃がしにくいという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、貯蔵室の底壁にシール部を設けることなく、貯蔵室の扉側である開口部周縁からの熱の浸入を抑制することができ、冷却効率を改善できる冷蔵庫を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明に係る冷蔵庫は、冷気の供給を受けて冷却される貯蔵室と、前記貯蔵室の前面開口部を開閉する扉と、前記扉に取り付けられ前記扉の開閉とともに出し入れされる貯蔵容器と、前記扉背面部と前記貯蔵室の前面開口部周縁との間をシールするガスケットと、前記貯蔵容器の外底部から貯蔵室の底面側に近接して突出された突起部と、を設け、前記突起部は、前記貯蔵容器の下面側にあって、前記扉側からの浸入熱を前記貯蔵室内側に伝達するのを抑制する位置に設けたことを特徴とする(請求項1の発明)。
上記構成によれば、突起部を、貯蔵容器の下面側にあって、扉側からの浸入熱を貯蔵室内側に伝達するのを抑制する位置に設けた。このため、侵入熱を抑制でき冷蔵庫の冷却効率を改善することができる。また、扉の開閉と連動する貯蔵容器の外底部に突起部を設けたため、この突起部が貯蔵室底部の清掃の邪魔になることはない。
本発明の一実施例に係る冷蔵庫の図2中に示すX部分の拡大断面図 冷蔵庫全体の外観側面図 収納ポケットの全体斜視図 野菜室を縦断して示す拡大側面図
以下、本発明の一実施例について図1から図4を参照して説明する。
図2に示すように、冷蔵庫本体1の断熱箱体2は、薄鋼板製の外箱2aとプラスチック製の内箱2bとの間に発泡断熱材2cを充填して形成されている。この冷蔵庫本体1の内部には、例えば、上方から冷蔵室3、冷凍室4、そして製氷室5と小冷凍室(図示せず)とを左右に併設し、最下部に野菜室6を配設している。このうち、冷蔵室3及び野菜室6は、冷蔵温度帯の貯蔵室を構成し、冷凍室4、製氷室5及び前記小冷凍室は、冷凍温度帯の貯蔵室を構成するものである。これら冷蔵室3や冷凍室4などは、それぞれ適正な温度に制御されている。
冷蔵室3の前面開口部3aは、横開きタイプの回転扉(扉)7によって開閉される。回転扉7の背面部周縁にはガスケット8が設けられている。回転扉7の閉扉時には、ガスケット8は、回転扉7の背面部と冷蔵室3の前面開口部3a周縁との間を気密にシールする。回転扉7は、上側ヒンジ9及び下側ヒンジ10にて右端部が軸支され、冷蔵庫本体1に回動可能に取り付けられている。回転扉7の背面部には、冷蔵室3内に収容される上から順に上段ドアポケット11、下段ドアポケット12、及び収納ポケット(貯蔵容器)13が取り付けられており、回転扉7の開閉とともに出し入れされる。
以下に図1を用いて、図2中のX部分の具体構成について説明する。
回転扉7は、外枠を構成するサッシ22、前面側を構成する外板23及び背面側を構成する内板24を備え、内板24は、冷蔵室3の内部を臨む。外板23と内板24との間には発泡断熱材25が充填されている。内板24の周縁部には、取付凹溝26が設けられ、この取付凹溝26にガスケット8が装着される。ガスケット8はマグネット部8aを有している。回転扉7の閉扉時には、マグネット部8aが、冷蔵室3の前面開口部3a周縁の外箱2aの開口部前面に吸着することで、回転扉7の背面部と冷蔵室3の前面開口部3a周縁との間を気密にシールする。
冷蔵室3と冷凍室4とを仕切る仕切壁28は、冷蔵室3の底部を形成する。仕切壁28に充填されている発泡断熱材2c、2dは内箱2bの一部をなす仕切部材28aにより前後に仕切られている。仕切壁28の前端部に充填されている発泡断熱材2d内部には、冷蔵室3の前面開口部3aに対してガスケット8の吸着部より離れた位置に、防露パイプ29が仕切壁28を幅方向に横断するように配設されている。防露パイプ29は外箱2aに熱伝導することで、冷蔵室3の前面開口部3a周縁が結露するのを防止している。
回転扉7の内板24には、取付凹溝26の内側周縁にあって、枠状のビード部27が冷蔵室3内に向かって突出形成されている。収納ポケット本体13aはプラスチック製で、同じくプラスチック製のビード部27の内側に着脱可能に嵌合保持され(図示せず)、その底面をビード部底面27aに支持されることにより、回転扉7の背面部に収納ポケット13が設けられる。収納ポケット本体13aは、背面と上面とが開口された矩形箱状をなす(図3参照)。収納ポケット13の外底部外周には、冷蔵室3の底面側に近接して突出された突起部13bが一体に設けられている。
この結果、収納ポケット13の突起部13bの大部分、少なくとも奥側の部位は、防露パイプ29より冷蔵室3の奥側に位置している。また、同様に突起部13bの奥側部位は、発泡断熱材2dより奥側で、且つ発泡断熱材2c、2dの仕切部材28aより奥側に位置した配置構成となる。
一方、図4に示すように野菜室6の前面開口部6aは、前後方向に出し入れ可能な引き出し扉(扉)14によって開閉される。引き出し扉14の背面部周縁には前記ガスケット8と同形態のガスケット15が設けられている。引き出し扉14の閉扉時には、ガスケット15は、引き出し扉14の背面部と野菜室6の前面開口部6a周縁との間を気密にシールする。野菜室6内側の左右両側部には前後方向に延びるスライドレール16が取り付けられており、引き出し扉14の背面部には、スライドレール16の前端部と野菜ケース(貯蔵容器)17とが連結されている。野菜ケース17は、プラスチック製で上面が開放された矩形箱状であり、スライドレール16に支持され、引き出し扉14の前後方向の移動とともに野菜ケース17は出し入れされる。
図4に示すように、野菜ケース17の下面にあって、引き出し扉14側の空間と野菜室6の奥側の空間とを遮断するように、野菜室6の底面側に近接して突出された突起部17aが、野菜ケース17と一体に設けられている。野菜室6の底壁6bの前端部の発泡断熱材2c内部には、野菜室6の前面開口部6aに対してガスケット15の吸着部より離れた位置に、防露パイプ30が底壁6bを幅方向に横断するように配設されている。防露パイプ30は、前記防露パイプ29と同形態をなし、外箱2aに熱伝導することで、野菜室6の前面開口部6a周縁が結露するのを防止している。
図2に開示した冷凍室4、製氷室5の前面開口部4a、5aも、野菜室6の前面開口部6aと同様に、前後方向に出し入れ可能な引き出し扉18、19によって開閉され、これら引き出し扉18、19の背面部周縁にはガスケット20、21が設けられている。引き出し扉18、19の閉扉時には、ガスケット20、21は、引き出し扉18、19の背面部と冷凍室4、製氷室5の前面開口部4a、5a周縁との間を気密にシールする。
次に、上記構成の作用効果について説明する。
図1中、矢印A、Bに示すように、冷蔵庫本体1の外部からの熱(外気温度)が、回転扉7の外板23、サッシ22、内板24を伝達して冷蔵室3に浸入した場合、この浸入熱は、収納ポケット13の突起部13bにより遮断され、冷蔵室3の奥側への熱伝達が抑制される。また、突起部13bの奥側部位は、防露パイプ29、発泡断熱材2d及び仕切部材28aより冷蔵室3の奥側に位置している。このため、仕切壁28の前面部も外気にさらされているとともに、防露パイプ29が発する熱も加えて、矢印C、Dに示すように、外箱2a、内箱2bを伝達して冷蔵室3に浸入した場合も、この浸入熱は、突起部13bに遮断され、冷蔵室3の奥側への熱伝達が抑制される。
一方、冷蔵室3内の冷熱は、収納ポケット13の突起部13bにより遮断され、この冷熱の前面開口部3aから外部への漏洩が抑制される。
図4中、矢印E、Fに示すように、冷蔵庫本体1の外部からの熱が、引き出し扉14を伝達して野菜室6に浸入した場合、この浸入熱は、野菜ケース17の突起部17aにより遮断され、野菜室6の内側への熱伝達が抑制される。さらに、防露パイプ30が発する熱が、矢印Gに示すように、外箱2a、内箱2bを伝達して野菜室6に浸入した場合も、この浸入熱は、野菜ケース17の突起部17aに遮断され、野菜室6の内側への熱伝達が抑制される。
なお、防露パイプ30が底壁6bの前面部に配設されていない構成の冷蔵庫であっても、冷蔵庫本体1の外部からの熱(外気温度)が、矢印Gに示すように、外箱2a、内箱2bを伝達して野菜室6に浸入する場合も想定され、この浸入熱も、野菜ケース17の突起部17aに遮断され、野菜室6の奥側への熱伝達が抑制される。
一方、野菜室6内の冷熱は、野菜ケース17の突起部17aにより遮断され、この冷熱の前面開口部6aから外部への漏洩が抑制される。
上述のように、収納ポケット13、野菜ケース17にそれぞれ突起部13b、17aを設けることにより、冷蔵室3、野菜室6への浸入熱を抑制することができ、冷蔵庫の熱効率を改善することができる。
また、プラスチック製の収納ポケット13、野菜ケース17に、突起部13b、17aを一体に形成することは容易で、製造コストの面で有利である。但し、突起部13b、17aは、収納ポケット13、野菜ケース17とは別部材にして、弾性材料で形成してもよい。この場合、突起部13b、17aが、仮に冷蔵室3、野菜室6の底面に擦れるようなことがあっても、不快音やひび割れ等破損の虞がない。
さらに、突起部13b、17aを、冷蔵室3、野菜室6の底面ではなく、収納ポケット13、野菜ケース17に設けたため、突起部13b、17aが、冷蔵室3、野菜室6の底面清掃の邪魔になることがない。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本願発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できる。
例えば、冷蔵庫本体1の貯蔵室を構成する冷蔵室3、冷凍室4、製氷室5、前記小冷凍室、及び野菜室6の位置や配置、ならびに貯蔵室の数などは、上述した実施例に限るものではなく、任意に変更することができる。
また、本発明の適用は一般家庭用の冷蔵庫に限定されず、業務用の冷蔵庫若しくは冷凍庫にも適用可能である。
図面中、3は冷蔵室(貯蔵室)、3aは前面開口部、6は野菜室(貯蔵室)、6aは前面開口部、7は回転扉(扉)、8、15はガスケット、13は収納ポケット(貯蔵容器)、13b、17aは突起部、14は引き出し扉(扉)、17は野菜ケース(貯蔵容器)を示す。

Claims (5)

  1. 冷気の供給を受けて冷却される貯蔵室と、
    前記貯蔵室の前面開口部を開閉する扉と、
    前記扉に取り付けられ前記扉の開閉とともに出し入れされる貯蔵容器と、
    前記扉背面部と前記貯蔵室の前面開口部周縁との間をシールするガスケットと、
    前記貯蔵容器の外底部から貯蔵室の底面側に近接して突出された突起部と、を設け、
    前記突起部は、前記貯蔵容器の下面側にあって、前記扉側からの浸入熱を前記貯蔵室内側に伝達するのを抑制する位置に設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 扉は横開きタイプの回転扉であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 扉は前後方向に出し入れ可能な引き出し扉であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 突起部は、貯蔵容器の外底部外周に沿って設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  5. 突起部は、貯蔵容器とは別部材の弾性材料にて形成したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013245859A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2020112309A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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