JP7340932B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫は、扉の上部と下部に設けられた下側支持部と上側支持部に支持された回動式の扉によって、冷蔵庫本体の内部に形成された貯蔵室の前面開口部が閉塞されている。回動式の扉を備える冷蔵庫では、扉の貯蔵室側に収納ポケットを設け、貯蔵室に設けられた棚板と扉との間に生じる空間を貯蔵空間として有効利用している(例えば、下記特許文献1参照)。
しかしながら、このような冷蔵庫では、収納ポケットの収納容積を拡大するため、扉から棚板側へ収納ポケットを突出させると、貯蔵室内での冷気の循環が悪くなり、貯蔵室内への冷気の吹き出し口付近にある貯蔵物が凍結したり、貯蔵室内にある温度センサが貯蔵物より先に冷却され、貯蔵物の冷却が不十分になったりするおそれがある。
特開2012-247153号公報
そこで、貯蔵室側に収納ポケットを備える冷蔵庫において、貯蔵室内における冷気循環の悪化を抑えることを目的とする。
本実施形態の冷蔵庫は、前面に開口部を有する貯蔵室を形成する冷蔵庫本体と、前記貯蔵室の前記開口部を開閉する扉と、前記扉の貯蔵室側に設けられた収納ポケットとを備え、前記収納ポケットは、底部と、前記底部の周縁に設けられた周壁と、前記底部下面に設けられた模様部と、前記底部の前側を貫通し前記収納ポケットの内側から外側へ空気が流通可能なように設けられた貫通孔とを備え、前記模様部は、所定方向に延びる複数の突部を備え、前記貫通孔は、前記模様部に設けられ、前記突部と同じ方向に延びるものである。

本発明の第1実施形態の冷蔵庫の扉を開いた状態を示す斜視図 図1の冷蔵庫の断面図 図2のA-A断面図 右扉の最下段に設けられた収納ポケットの斜視図 左扉の最下段に設けられた収納ポケットの斜視図 図2の要部を拡大して示す図 第1実施形態の変更例を示す収納ポケットの平面図 第2実施形態の冷蔵庫における収納ポケットの斜視図 図8の収納ポケットの断面図 第2実施形態の変更例を示す収納ポケットの平面図 第2実施形態の他の変更例を示す収納ポケットの平面図
(第1実施形態)
以下、第1実施形態の冷蔵庫について図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る冷蔵庫1は、図1及び図2に示すように、前面に開口する断熱箱体からなる冷蔵庫本体(以下、本体ということもある)2を備える。本体2は、鋼板製の外箱と合成樹脂製の内箱との間に形成された断熱空間に真空断熱材や発泡断熱材等の断熱材を有して構成されている。本体2は内箱の内側に複数の貯蔵空間が設けられており、貯蔵空間が断熱仕切壁3によって上下に区画されている。
断熱仕切壁3の上方の空間は、冷蔵温度帯(例えば、1~4℃)に冷却される貯蔵室であり、内部がさらに仕切壁4によって上下に区画されている。仕切壁4の上方には冷蔵室10が設けられ、仕切壁4の下方には野菜室12が設けられている。仕切壁4は、後述する最下段の収納ポケット50,53の前側部分と対向する位置に、仕切壁4の前端部に比べて下方へ凹んだ凹部4aが設けられている。
冷蔵室10の内部は、複数の棚板7によって上下に複数段に区画されている。仕切壁4と最下段の棚板7とで上下に仕切られた空間には、引出式のチルド容器8が設けられている。
断熱仕切壁3の下方の空間は、自動製氷機を備えた製氷室14と第1冷凍室16とが左右に併設され、その下方に仕切板19を介して第2冷凍室18が設けられている。製氷室14、第1冷凍室16及び第2冷凍室18は、いずれも冷凍温度帯(例えば、-17℃以下)に冷却される。
冷蔵室10の前面開口部は、該開口部を幅方向に区分する観音開き式の左扉20及び右扉21により閉塞される。左扉20および右扉21は、冷蔵庫本体の左右両側に設けた上下一対のヒンジ22により回動自在に枢支されている。左扉20および右扉21の背面周縁部には、内部にマグネットを備えたガスケット23が全周縁にわたって取り付けられている。
左扉20の枢支側に対向する反枢支側の背面には、上下方向に沿って延びた回動仕切体70が、左扉20の右端部にある上下一対のヒンジ(不図示)によって回動自在に取り付けられている。回動仕切体70は、左扉20の開閉に連動して回動するように構成されており、図3に示すような左扉20を閉じた状態では、左扉20の右端部から右扉21へ突出する姿勢となって左扉20及び右扉21の背面に設けられたガスケット23に当接して右扉21との間の隙間を閉塞し、図1に示すような左扉20を開いた状態では、左扉20の後方へ突出する姿勢となって左扉20の開閉時に右扉21に接触しない位置へ退避する。
左扉20及び右扉21の扉内側、すなわち貯蔵室側には、合成樹脂を所定形状に成形した複数の収納ポケット50、51,52,53,54,55が設けられている。
詳細には、左扉20の扉内側材20a及び右扉21の扉内側材21aには、幅方向両端部に庫内へ突出する左右一対の突条57,57が設けられている。左扉20に設けられた左右一対の突条57,57の間には、上下に間隔を開けて複数段(本実施形態では、3段)の収納ポケット50、51,52が取り付けられている。また、右扉21に設けられた左右一対の突条57,57の間には、上下に間隔を開けて複数段(本実施形態では、3段)の収納ポケット53、54,55が取り付けられている。
左扉20及び右扉21において最下段に設けられた収納ポケット50、53は、例えば、牛乳パックやペットボトルやビンなど背の高い物品等を収容可能に設けた容器である。収納ポケット50、53の上方に設けられた中段の収納ポケット51、54と、中段の収納ポケット51、54の上方に設けられた上段の収納ポケット52、55は、例えば、缶飲料やビン詰め食品などの小物を収納するトレイ状の容器である。
右扉21の最下段に設けられた収納ポケット53は、収納物を支持する底部53aと、底部53aの周縁部の前側(庫内側)及び左右から上方へ延びる周壁53b、53c、53dとを備える。前側の周壁53bは、左右方向の端部において左側の周壁53c及び右側の周壁53dに連結され、扉開閉時に収納物が落下するのを防止する。
このような収納ポケット53は、左右の周壁53c、53dの後側(庫外側)に設けられた取付部53e,53eが右扉21の突条57,57に取り付けられることで、扉内側材21aとの間に収納物を収容する領域を形成する。収納ポケット53の内部は、左右の周壁53c,53dを繋ぐように設けられた横仕切部53fによって前後に区画されている。
収納ポケット53の底部53aの前側には、底部53aを貫通する貫通孔53iが設けられている。図3及び図4に示す例では、左右方向に沿って細長く延び端部を円弧状に丸めた長丸形状の貫通孔53iが、横仕切部53fの前方に複数個(本実施形態では2個)設けられている。2個の貫通孔53iは、左右方向に間隔を開け、かつ、前後方向に一致するように左右方向に並んで設けられている。
なお、貫通孔53iを設ける位置は、収納ポケット53の底部53aの前後方向中央部より前側であれば特に限定されないが、図2及び図6に示すような閉扉状態において、仕切壁4に設けられた凹部4aと上下に対向する位置に貫通孔53iを設けることが好ましい。また、貫通孔53iは、前側の周壁53bから貫通孔53iまでの前後方向の距離Lが、前側の周壁53bの高さ(底部53aから周壁53bの先端まで突出方向の長さ)Hより小さくなるように、底部53aに設けることが好ましい。
図3及び図4において、符号53jは、収納ポケット53の成形時に金型のキャビティ内に樹脂を注入するためのゲートにより形成されるゲート跡であって、通常、ゲートの開口形状に対応した平面形状をなした僅かな突起として収納ポケット53の表面に現れる。このゲート跡53jは、2個の貫通孔53iの間において、貫通孔53iが延びる方向に貫通孔53iと並んで設けられている。つまり、2個の貫通孔53iが、ゲート跡53jを挟んで収納ポケット53の底部53aに設けられている。
また、図3及び図5に示すように、左扉20の最下段に設けられた収納ポケット50は、上記した右扉21の最下段の収納ポケット53と同様、収納物を支持する底部50aと、底部50aの周縁部の前側(庫内側)及び左右から上方へ延びる周壁50b、50c、50dとを備える。収納ポケット50は、左右の周壁50c、50dの後側(庫外側)に設けられた取付部50e,50eが左扉20の突条57,57に取り付けられることで、扉内側材20aとの間に収納物を収容する領域を形成する。
収納ポケット50の内部は、左右の周壁50c,50dを繋ぐように設けられた横仕切部50fによって前後に区画されるとともに、左右方向中央部より右側の周壁50dに寄った位置において後端から前方へ向けて延設された前後仕切部50gによって左右に区画されている。また、右側の周壁50dと前後仕切部50gとの間は、複数の小仕切50hによって前後に区画されている。
収納ポケット50の底部50aの前側には、底部50aを貫通する貫通孔50iが設けられている。図3及び図5に示す例では、左右方向に沿って細長く延び端部を円弧状に丸めた長丸形状の貫通孔50iが、横仕切部50f及び前後仕切部50gより前方に設けられている。貫通孔50iの長手方向の長さは、ビール等の缶飲料や、牛乳等の紙パック容器や、その他飲料や調味料等のペットボトル等によって貫通孔50iが完全に塞がれることがない大きさに設定することが好ましく、例えば、長手方向の長さを8cm以上(本実施形態では8cm)とすることが好ましい。
なお、貫通孔50iを設ける位置は、収納ポケット50の底部50aの前後方向中央部より前側であれば特に限定されないが、仕切壁4に設けられた凹部4aと上下に対向する位置に貫通孔50iを設けることが好ましい。本実施形態では、図3に示すように貫通孔50iが、右扉21の収納ポケット53に設けられた貫通孔53iと前後方向に一致するように設けられている。つまり、貫通孔50iが貫通孔53iと左右方向において重なるように設けられている。
また、貫通孔50iは、前側の周壁50bから貫通孔50iまでの前後方向の距離が前側の周壁50bの高さより小さくなるように、底部50aに設けることが好ましい。
図3及び図5において、符号50jは、収納ポケット50の成形時に金型のキャビティ内に樹脂を注入するためのゲートにより形成されるゲート跡である。このゲート跡50jは、貫通孔50iが延びる方向(つまり、左右方向)に貫通孔50iと並んで設けられている。
野菜室12の前面開口部は、引出し式の野菜室扉24により閉塞されている。野菜室扉24の庫内側には、貯蔵容器28を保持する左右一対の支持枠が固着され、開扉動作とともに貯蔵容器28が庫外に引き出されるように構成されている。
また、製氷室14、第1冷凍室16、及び第2冷凍室18の開口部は、野菜室12と同様、引き出し式の扉25,26,27により閉塞されている。
冷蔵室10及び野菜室12の後部には、エバカバー29で前後に仕切られた冷蔵冷却器室32が設けられている。冷蔵冷却器室32には、冷蔵冷却器30、冷蔵ファン31等が収納されている。
製氷室14、第1冷凍室16、及び第2冷凍室18の後部には、エバカバー40で前後に仕切られた冷凍冷却器室36と、製氷室14、第1冷凍室16、及び第2冷凍室18と冷凍冷却器室36とを連結するダクト37とが形成されている。冷凍冷却器室36には、冷凍冷却器34、冷凍ファン35等が収納されている。
冷蔵冷却器30及び冷凍冷却器34は、機械室38に収納された圧縮機39や凝縮器(不図示)とともに冷凍サイクルを構成する。冷凍サイクルでは、圧縮機39から吐出された冷媒が不図示の切替弁によって冷蔵冷却器30及び冷凍冷却器34の一方に供給されることで所定温度に冷蔵冷却器30及び冷凍冷却器34が冷却される。
冷蔵冷却器30は、冷蔵冷却器室32の空気を冷却して、例えば、-10~-20℃の冷気を生成する。図1及び図6において冷気の流れを矢印で示すように、冷蔵冷却器室32で生成された冷気は、冷蔵ファン31の回転によって、ダクト33を介して吹出口33aから冷蔵室10に供給され、棚板7に載置された貯蔵品を冷却しながら後方から前方に向かって流れた後、棚板7の前方において下方へ流れる。
棚板7の前方を下方へ流れる冷気は、最下段の収納ポケット50、53の前側の周壁50b,53bとチルド容器8との間に形成された隙間Sや、最下段の収納ポケット50、53の底部50a、53aの前側に設けられた貫通孔50i、53iを通ってチルド容器8の下方へ流れ込み、仕切壁4とチルド容器8との間に形成された空間を後方へ向かって流れる。
そして、冷蔵室10を流れた冷気の一部は、仕切壁4の後部に設けられ、収納ポケット50,53に設けられた貫通孔50i,53iより下方に位置する吸込口5から冷蔵冷却器室32へ戻り、残りの空気は仕切壁4に設けられた連通路6を通って野菜室12の後方上部へ流れ込み、野菜室12内部を冷却した後、吸込口9から冷蔵冷却器室32へ戻る。冷蔵冷却器室32に戻った冷気は、冷蔵冷却器30と熱交換して冷却された後、再びダクト33を介して吹出口33aから冷蔵室10に供給される。
冷凍冷却器34は、冷凍冷却器室36の空気を冷却して、例えば、-20~-30℃の冷気を生成する。生成した冷気は、冷凍ファン35の回転によってダクト37を介して製氷室14、第1冷凍室16及び第2冷凍室18に供給され、これらの貯蔵室14,16,18を冷却する。
本実施形態の冷蔵庫1では、扉20、21の内側に設けられた収納ポケット50,53の底部50a,53aの前側に、冷気を冷蔵室10の外部へ排出する吸込口5より上方に貫通孔50i,53iが設けられているため、収納ポケット50、53の前側の周壁50b,53bとチルド容器8との間に形成された隙間Sに加え、貫通孔50i,53iから冷蔵室10内を冷却した冷気を冷蔵室10の下部へ流すことができる。そのため、上記隙間Sが小さい場合であっても、冷蔵室10内部の空気や貯蔵物との熱交換により温度上昇した冷気の循環が阻害されにくくなり、貯蔵室内への冷気の吹き出し口付近にある貯蔵物が凍結したり、貯蔵室内にある温度センサが貯蔵物より先に冷却され、貯蔵物の冷却が不十分になったりする不具合を抑えることができる。
本実施形態では、横仕切部50f、53fや前後仕切部50gの前方に貫通孔50i、53iが設けられているため、収納ポケット50,53の内部に流れ込んだ冷気が貫通孔50i,53iを通過するのを仕切部50f,53f,50gによって遮られにくくなり、スムーズに冷気を循環させることができる。
本実施形態では、収納ポケット50,53に設けた貫通孔50i,53iが細長く延び端部を円弧状に丸めた長丸形状をなしている。そのため、貫通孔50i,53iの全体が収納ポケット50,53の収納物によって塞がれにくくなり、収納ポケット50,53に収納物が存在する場合であっても冷気の循環経路を確保することができるとともに、貫通孔50i,53iの端部を起点としてクラックなどが発生しにくくなり収納ポケット50,53の強度を確保することができる。
本実施形態では、収納ポケット50、53の成形時に形成されるゲート跡50j,53jが、貫通孔50i、53iが延びる方向に貫通孔50i,53iと並んで設けられているため、金型のキャビティ内に樹脂を注入した時に、貫通孔50i,53iの周囲における樹脂流れがスムーズとなり、貫通孔50i,53iの形成による収納ポケット50、53の強度低下を抑えることができる。特に、収納ポケット53のように複数の貫通孔53i、53iを設ける場合、ゲート跡53jを挟むように貫通孔53i,53iを設けることで、複数の貫通孔53i,53iの間に樹脂が確実に流れるようになり、収納ポケット53の強度低下を抑えつつ複数の貫通孔53i、53iを設けることができる。
また、本実施形態のような冷蔵庫1において、扉20,21に収納ポケットを上下に複数段設ける場合、最下段の収納ポケット50,53は、中段や上段の収納ポケットに比べて大きな物品を収納できるように扉20,21から貯蔵室側への突出量が多くなりやすい。本実施形態では、最下段の収納ポケット50,53に貫通孔50i,53iが設けられているため、冷気の循環を確保しつつ最下段の収納ポケット50,53において収納容量を拡大することができる。
しかも、本実施形態のように仕切壁4に設けられた凹部4aと上下に対向する位置に収納ポケット50,53の貫通孔50i,53iが設けられている場合では、貫通孔50i,53iの下方に十分な空間が形成され、収納ポケット50,53の内部に流れ込んだ冷気が、貫通孔50i,53iを通って収納ポケット50,53の下方へ排出されやすくなり、より一層スムーズに冷気を循環させることができる。
また、収納ポケット50,53の前側の周壁50b、53bから貫通孔50i、53iまでの前後方向の距離が、前側の周壁50b、53bの高さより小さくなるように、貫通孔50i,53iを底部50a,53aに設けることで、使用者から貫通孔50i,53iが見えにくくなり、美観を損ねることなく収納ポケット50,53に貫通孔50i,53iを設けることができる。
(第1実施形態の変更例)
上記した第1実施形態では、最下段の収納ポケット50,53の底部52aの前側に長丸形状の貫通孔50i,53iを設けたが、収納ポケット50,53に設ける貫通孔の形状は特に限定されない。例えば、図7(a)に示すような左右方向に沿って細長く延び端部が角張った細長い矩形状の貫通孔153Aiを設けたり、図7(b)に示すような円形状の貫通孔153Biを並べて設けたり、図7(c)に示すような矩形状の正方形状の貫通孔153Ciを格子状に並べて設けたり、特に図示しないが、円形状や矩形状の貫通孔を千鳥状に並べて設けてもよい。
このような各種貫通孔153Ai、153Bi、153Ciを設けた収納ポケット153A、153B、153Cであっても上記した第1実施形態と同様の作用効果が奏される。
また、図7(a)に示すような細長い矩形状の貫通孔153Aiを設ける場合では、端部を円弧状に丸めた長丸形状の貫通孔に比べ、端部において開口面積を大きくすることができ、冷蔵室10内の冷気が貫通孔153Aiを通過しやすくなり、冷蔵室10内の冷気をスムーズに循環させることができる。
また、図7(b)及び図7(c)に示すような貫通孔153Bi、153Ciを多数個設ける場合では、収納ポケットの強度を確保しながら開口面積を拡大することができたり、収納ポケットの底部の形状に合わせて貫通孔を配置することができ、所望箇所に貫通孔を配置させやすくなる。
(第2実施形態)
第2実施形態について、主に図8及び図9を参照しながら、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。なお、第1実施形態と同一の構成のものについては、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態では、最下段の収納ポケット253の底部53aの外側(下側)に複数の模様要素から構成された模様部253aが設けられている。模様部253aは、模様要素として左右方向に沿って延びる断面略三角形状の突条を備え、この突条を前後方向に複数個並べてなる波形の模様が付されている。そして、収納ポケット253は、模様部253aが設けられた箇所に貫通孔53iが設けられている。
このように模様部253aに貫通孔53iを設けることで、模様部253aに付された模様によって貫通孔53iが目立ちにくくなるため、美観を損ねることなく収納ポケット253に貫通孔53iを設けることができる。
なお、模様部253aに貫通孔53iを設けるにあたって、貫通孔53iは、模様部253aを構成する突条(模様要素)と同じ方向に沿って設けることが好ましい。例えば、図8に示す例では、左右方向に沿って設けられた2つの突条の間に、突条の長手方向に沿って延びる長丸形状の貫通孔53iが設けられている。このように模様部253aを構成する模様要素と同じ方向に沿って貫通孔53iを設けることで、模様部253aに付された模様と貫通孔53iの一体性が高まり、より一層、貫通孔53iが目立ちにくくなる。
(第2実施形態の変更例1)
上記した第2実施形態では、左右方向に沿って延びる突条を前後方向に複数個並べてなる波形模様を模様部253aに付したが、模様部253aに付する模様は特に限定されない。例えば、図10(a)に示すように正方形からなる模様要素を多数並べた格子模様を模様部253Aaに付したり、図10(b)に示すように菱形からなる模様要素を多数並べた菱模様を模様部253Baに付したり、図10(c)に示すように三角形からなる模様要素を多数並べた鱗模様を模様部253Caに付してもよい。
このような模様が付された模様部253Aa、253Ba、253Caに貫通孔53iを設けることで上記した第1実施形態と同様の作用効果が奏される。
また、図10(a)のような模様要素を構成する正方形を左右方向に沿って設けた模様部253Aaや、図10(c)のような模様要素を構成する三角形を左右方向に沿って設けた模様部253Caに対して、模様要素の配列方向と同じ方向に沿って延びる長丸形状の貫通孔53iを設けることで、模様部253Aa、253Caに付された模様と貫通孔53iの一体性が高まり、より一層、貫通孔53iが目立ちにくくなる。
(第2実施形態の変更例2)
上記した第2実施形態では、最下段の収納ポケット253の底部52aに設けられた模様部253aに長丸形状の貫通孔53iを設けたが、模様部253aが設けられた箇所に設ける貫通孔の形状は特に限定されない。
例えば、図11(d)~(f)に示すような円形状の貫通孔253Di,253Ei,253Fiを左右方向に沿って並べて設けたり、特に図示しないが、左右方向に沿って細長く延び端部が角張った細長い矩形状の貫通孔を設けたり、矩形状の正方形状の貫通孔を格子状に並べて設けたり、円形状や矩形状の貫通孔を千鳥状に並べて設けてもよい。
このような各種貫通孔253Di,253Ei,253Fiを設けた収納ポケット253D、253E、253Fであっても、上記した第1実施形態及び第2実施形態と同様の作用効果が奏される。
また、図11(d)に示すように左右方向に沿って延びる突条からなる模様要素を前後方向に複数個並べてなる波形模様の模様部253Daや、図11(e)に示すように正方形からなる模様要素を左右方向に沿って多数並べた格子模様の模様部253Eaや、図11(f)に示すように三角形からなる模様要素を左右方向に沿って多数並べた鱗模様の模様部253Faに対して、模様要素の延びる方向や模様要素の配列方向と同じ方向に沿って円形状の貫通孔253Di、253Ei、253Fiを並べて設けることで、模様部253Da、253Ea、253Faに付された模様と貫通孔253Di、253Ei、253Fiの一体性が高まり、より一層、貫通孔253Di、253Ei、253Fiが目立ちにくくなる。
(第2実施形態の変更例3)
上記した第2実施形態では、収納ポケット253の底部53aに模様部253aを設けたが、模様部253aを設ける位置はこれに限定されず、底部53aに換えて、あるいは底部53aとともに周壁53b、53c、53dに模様部を設けてもよい。
また、上記した第2実施形態では、底部53aの外側に凹凸形状を設けることで模様部253aに模様を形成したが、印刷など種々の方法により模様部に模様を形成してもよい。
(他の実施形態)
上記した第1実施形態及び第2実施形態においては、左扉20及び右扉21の最下段に設けられた収納ポケット50、53、253に貫通孔50i、53iを設けたが、最下段の収納ポケット50、53、253に換えて、あるいは最下段の収納ポケット50、53、253とともに、中段の収納ポケット51、54や上段の収納ポケット52、55に貫通孔を設けてもよい。
中段の収納ポケット51、54や上段の収納ポケット52、55に設ける貫通孔の位置は、最下段の収納ポケット50,53と同様、収納ポケット51,52,54,55の底部の前側や周壁であれば特に限定されない。
例えば、貫通孔を有する収納ポケットを上下に複数段配置する場合、中段の収納ポケット51,54の貫通孔を上段の収納ポケット52,55の貫通孔より前方に設け、最下段の収納ポケット50,53の貫通孔50i,53iを中段の収納ポケット51,54の貫通孔より更に前方に設け、下方に位置する収納ポケットになるにつれて貫通孔の位置をより前方に配置してもよい。
このように下方に位置する収納ポケットほど貫通孔の位置を前方にずらして配置することで、上方の収納ポケット内にこぼれた液体が貫通孔から下方の収納ポケットへ垂れても、下方の収納ポケットの貫通孔から直ちに更に下方へ流出することがなく、こぼれた液体の拡散を抑えることができるとともに、冷蔵室内の広範囲に冷気が循環しやすくなる。
また、上記した第1実施形態及び第2実施形態においては、収納ポケット50,53,253の底部50a,53aに貫通孔50i,53iを設けたが、収納ポケット50,53,253の底部50a,53aに換えて、あるいは底部50a,53aとともに、前側に周壁50b、53bや左右の周壁50c,50d、53c、53dに貫通孔を設けてもよい。収納ポケット50,53,253の底部50a,53aととともに周壁50b、50c、50d、53b、53c、53dに貫通孔を設ける場合、底部50a,53aと50b、50c、50d、53b、53c、53dに設ける貫通孔を連結してL字状の貫通孔としてもよい。
また、最下段の収納ポケット50,53の貫通孔50i,53iの下方に、貫通孔50i,53iから垂れ落ちた液体を受ける皿状又は凹状の受け部を仕切壁4や収納ポケット50、53に設けてもよい。これにより収納ポケット内にこぼれた液体が貫通孔から収納ポケットの外部へ流出しても受け部において受け止めることができ、こぼれた液体の拡散を抑えることができる。
また、収納ポケットの下側に、下方へ行くほど開口面積が広がるように傾斜するガイド部を有する凸部を貫通孔に沿って設けてもよい。このような凸部を設けることで、収納ポケット内にこぼれた液体が貫通孔から収納ポケットの外部へ流出しても、ガイド部を伝って収納ポケットの下面へ流れるため、こぼれた液体の拡散を抑えることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…冷蔵庫、2…冷蔵庫本体、3…断熱仕切壁、4…仕切壁、4a…凹部、5…吸込口、6…連通路、7…棚板、8…チルド容器、9…吸込口、10…冷蔵室、12…野菜室、20…左扉、20a…扉内側材、21…右扉、21a…扉内側材、29…エバカバー、30…冷蔵冷却器、31…冷蔵ファン、32…冷蔵冷却器室、33…ダクト、33a…吹出口、50…収納ポケット、50a…底部、50b…周壁、50c…周壁、50d…周壁、50e…取付部、50f…横仕切部、50g…前後仕切部、50h…小仕切、50i…貫通孔、50j…ゲート跡、51…収納ポケット、52…収納ポケット、53…収納ポケット、53a…底部、53b…周壁、53c…周壁、53d…周壁、53e…取付部、53f…横仕切部、53i…貫通孔、53j…ゲート跡、54…収納ポケット、55…収納ポケット

Claims (10)

  1. 前面に開口部を有する貯蔵室を形成する冷蔵庫本体と、
    前記貯蔵室の前記開口部を開閉する扉と、
    前記扉の貯蔵室側に設けられた収納ポケットとを備え、
    前記収納ポケットは、底部と、前記底部の周縁に設けられた周壁と、前記底部下面に設けられた模様部と、前記底部の前側を貫通し前記収納ポケットの内側から外側へ空気が流通可能なように設けられた貫通孔とを備え、
    前記模様部は、所定方向に延びる複数の突部を備え、
    前記貫通孔は、前記模様部に設けられ、前記突部と同じ方向に延びる冷蔵庫。
  2. 複数の前記突部は、前記底部下面に沿って所定方向に延び、並列に並べて設けられ、
    前記貫通孔は、前記突部と同じ方向に延びる長丸形状をなしている請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記収納ポケットは、内部を仕切る仕切部を備え、
    前記仕切部の前方に前記貫通孔が設けられている請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記仕切部は、前記収納ポケットの内部を前後に仕切っている請求項に記載の冷蔵庫。
  5. 成形時のゲート跡が前記貫通孔と並んで設けられている請求項1~4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記ゲート跡を挟んで複数の前記貫通孔が設けられている請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 上下方向に間隔をあけて複数の前記収納ポケットが設けられ、
    最下段に設けられた前記収納ポケットに前記貫通孔が設けられている請求項1~6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記貯蔵室の前記開口部を開閉する左扉と右扉とを備え、
    前記左扉及び前記右扉は、前記貫通孔を有する前記収納ポケットを備え、
    前記左扉の前記収納ポケットの前記貫通孔と前記右扉の前記収納ポケットの前記貫通孔とが左右方向において重なるように設けられている請求項1~7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記貯蔵室の底面を形成する仕切壁を備え、
    前記仕切壁は、前記扉の閉扉状態において前記貫通孔と上下に対向する凹部を備える請求項1~8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記貫通孔は前記突部の間に設けられている、請求項1~9のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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