JP6532364B2 - ショーケース用扉 - Google Patents
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Description
以下、好ましい実施形態について、図1から図6を参照しながら説明する。本実施形態では、縦型のスイング開閉式冷蔵ショーケース1に取り付けるためのショーケース用扉10を例示する。なお、以下の説明では、図1における手前側を前側、奥側を後側もしくは背面側、左側を左側、右側を右側とする。
図1に示すように、ショーケース1は、前面開口の縦長の断熱箱体から構成される貯蔵庫本体2(筐体)と、貯蔵庫本体2の下方に配設される機械室30とを備える。
図2に示すように、貯蔵庫本体2は、内方が貯蔵室20(貯蔵庫)とされており、貯蔵室20の内部には、食品や飲料品を冷蔵陳列するための複数の棚板22が上下に離間して並ぶように配設される。そして、貯蔵室20の前面に開設された前方に開放する矩形状の開口21に、一対のショーケース用扉10が観音開き形式にスイング開閉するように装着される。
この間、冷凍装置等と併せて、機械室30内に設置された凝縮器ファンも駆動される。凝縮器ファンにより、機械室30の前面パネル32に設けられた吸気口33から外気が吸い込まれて機械室30内に導かれると、吸い込まれた外気は、凝縮器や圧縮機の間を流れることでこれらを冷却する。熱交換により温められた空気は、図示しない背面パネルに設けられた排気口から排気されて、排熱が行われるようになっている。
図3は、図1のショーケース1の右側に取り付けられるショーケース用扉10の斜視図である。ショーケース1の開口21左右に取付けられるショーケース用扉10,10は、互いに左右対称である以外は同様の構造であるため、以下では、右側のショーケース用扉10について説明する。図3に示すように、ショーケース用扉10は、大まかには、板状ガラス90の上下左右の周縁部が、全周に亘って枠体50で挟持された構造であり、板状ガラス90を通してショーケース1内方の貯蔵室20内を視認可能とされている。
上下方向に延びる縦枠51,51のうち、ショーケース用扉10が貯蔵庫本体2の開口21に取り付けられた状態において中央寄りに配される縦枠51には、取手53が取り付け固定される。
一方、左右方向に延びる横枠52,52における右側の縦枠51寄りの位置には、貯蔵庫本体2の開口21の上下にそれぞれ設けられたヒンジ(図示しない)を嵌合可能なヒンジ穴54が設けられ、右側端部を回転支点としてショーケース用扉10をスイング開閉できるように開口21に軸支可能とされている。
図5等に示すように、第一枠材60の横断面は、大まかには、板状ガラス90の端面に向けて開口するコの字型断面をなす部分の後側(貯蔵庫本体2側)に、略矩形枠状断面をなす部分が連設された概形をなす。
具体的には、板状ガラス90の右側(庫外側)の端面に沿って配される端面壁部63の前端から、板状ガラス90の前面(庫外側の板面)に沿って庫外面壁部61が延設される一方、端面壁部63の後端からは、板状ガラス90の後面(庫内側の板面)に沿って庫内面壁部62が延設されている。庫外面壁部61先端の左端、および庫内面壁部62の左端には、板状ガラス90に向けて突出する庫外面側突起61A、および庫内面側突起62Aがそれぞれ形成されており、板状ガラス90は、端面壁部63、庫外面壁部61、庫内面壁部62からなるコの字型断面をなす部分の内方において、庫外面側突起61Aおよび庫内面側突起62Aの間に挟持される。
図5等に示すように、第二枠材70は、大まかには、略逆L字型の概形をなす。
具体的には、左右に延びる前壁71と、前後に延びる外壁72とが略直角をなすように連結され、この角部内方に、前壁71の略中央付近から後側(貯蔵庫本体2側)に向けて延設された係止壁74と、係止壁74の略中央部と外壁72との間を連結して支持する支持壁73によって、略矩形状の第二中空部79が画成されている。
また、外壁72において、支持壁73との連結部分よりも後側の位置には、円形断面のヒータ等を嵌合支持可能なヒータ保持部72Bが突設されている。外壁72の後側の先端は、第一枠材60の第一縁部65Aに向けて屈曲されて、後述する主中空部59の開口部58の一部を形成する第二縁部(開口縁部の他部)72Aとされる。
ドアガスケット80は、ウレタンフォーム等の柔軟な樹脂(軟質樹脂)を、図6等に示すような形状に押出成形したものを用いることができる。図4等に示すように、ドアガスケット80は、縦枠51の後面(貯蔵庫本体2側の面)に沿って配される基部81の前側(縦枠51側)に挿入部82が、後側(貯蔵庫本体2側)に本体部86が、形成された概形をなす。
図6に示すように、基部81は、第一枠材60の後面(貯蔵庫本体2側の面)に密着する第一枠材当接面81A(枠体当接面)と、第二枠材70の後面(貯蔵庫本体2側の面)に密着する第二枠材当接面81B(枠体当接面)を備える。第一枠材当接面81Aは、第二枠材当接面81Bよりも大きな面積を有している。第二枠材当接面81Bの右側の先端部は、前側に向けてやや屈曲されたヒレ状に形成されている。
ドアガスケット80は、板状ガラス90が第一枠材60に組み付けられ、第二枠材70が第一枠材60に取付けられて縦枠51が形成された後に、縦枠51に取付けることができる。
本実施形態では、縦枠51(枠体50)が、庫内側に配した熱伝導性の低い樹脂製の第一枠材60と、庫外側に配した強度と化粧性を備えた金属製の第二枠材70とで構成される。これにより、枠体50に必要な剛性を確保しつつ枠体50そのものの断熱性を向上させると同時に、ドアガスケット80を介した熱伝導を抑制することができる。この結果、ショーケース用扉10の周縁部からのエネルギーロスが低減され、高い省エネルギー性を有するショーケース用扉10が得られる。
本明細書によって開示される技術は、上記記載および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(3)板状ガラス90として、複層ガラスを用いてもよい。
(4)ドアガスケット80の挿入部82の外形は、限定されない。主中空部59への挿入作業を考慮すれば、雫型や三角型のように、突出端先端部が先細り形状となっているものが好ましい。
2…貯蔵庫本体(筐体)
10…ショーケース用扉
20…貯蔵室(貯蔵庫)
21…開口
50…枠体
51…縦枠
52…横枠
58…開口部
59…主中空部(中空部)
60…第一枠材
65A…第一縁部
70…第二枠材
72A…第二縁部
80…ドアガスケット
81…基部
81A…第一枠材当接面(枠体当接面)
81B…第二枠材当接面(枠体当接面)
82…挿入部
82A…第一片部
82B…第二片部
82C…支持部
83…マグネット収容室
84、85…空気室
86…本体部
89…空洞
90…板状ガラス
Claims (3)
- 内方に貯蔵庫を有する筐体に形成された開口を開閉するためのショーケース用扉であって、
板状ガラスと、
前記板状ガラスの周縁部に配される枠体と、
前記枠体に取付けられ、当該ショーケース用扉が閉止された状態にあるときに、前記枠体と、前記筐体の前記開口の周縁部との間を封止するドアガスケットと、を備え、
前記枠体は、
前記板状ガラスの周縁部に当接し、当該ショーケース用扉が閉止された状態にあるときに相対的に庫内側に位置する樹脂製の第一枠材と、
当該ショーケース用扉が閉止された状態にあるときに相対的に庫外側に位置する金属製の第二枠材と、を含むとともに、
少なくとも前記第一枠材と前記第二枠材とによって画成される中空部を有し、
前記中空部は、前記筐体側に開口部を備え、前記開口部は、その開口縁部の一部が前記第一枠材によって、前記開口縁部の他部が前記第二枠材によって画成されてなり、
前記ドアガスケットは、軟質樹脂からなるとともに、前記開口縁部を構成する前記第一枠材および前記第二枠材の前記筐体側の面に密着する枠体当接面を備えた基部と、当該基部から前記枠体側に突設されて、前記開口部から前記中空部内に挿入されてなる挿入部と、を有しているショーケース用扉。 - 前記ドアガスケットの前記挿入部の基端には、前記基部との間で、前記開口縁部を構成する前記第一枠材および前記第二枠材をそれぞれ挟持可能な、第一片部および第二片部が突設され、前記第一片部は、前記第二片部よりも長く延びて突設されている請求項1に記載のショーケース用扉。
- 前記ドアガスケットの前記挿入部は、内部に空洞を有して前記基部から突出形成されており、前記空洞の内方には、当該挿入部の突出端から前記基部との間に橋架されて前記基部を支持する支持部が形成されている請求項1または請求項2に記載のショーケース用扉。
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2015
- 2015-09-18 JP JP2015185078A patent/JP6532364B2/ja active Active
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