JP4225980B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、扉裏面にガスケットを有する引出し式扉を備えた冷蔵庫に関する。
従来より、冷蔵庫の扉には熱漏洩を防止するためガスケットを設けている。このガスケットは、扉裏面の内周縁に亙って設けられ内部にはひも状のゴムマグネットを設けており、閉扉時にはその磁力によりガスケットが鋼板製の本体開口縁部に吸着して庫内を密閉している(例えば、特許文献1)。
特開2003−65664号公報
しかしながら、従来の構成ではガスケットの吸着力により庫内を密閉しているが、ガスケット内部の吸着体であるマグネットは、熱伝導率が高いため、鋼板製の本体開口縁部を介して熱漏洩が大きく、庫内温度上昇の一因となっていた。
本発明は上記問題を考慮してなされたものであり、扉のガスケットシール部からの熱漏洩を低減するとともに庫内を確実に密閉することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の冷蔵庫は、本体開口部を開閉自在に閉塞する引出し式の扉と、この扉の裏面に設けられ閉扉時に前記本体開口縁部と密着するガスケットと、前記扉裏面の左右に設けられ前後方向に移動可能とする鋼板製の扉支えと、この扉支えの後部とそれぞれ対向する庫内背面部に設けられ、閉扉時には前記扉支えを吸引して前記本体開口縁部と前記ガスケットを密着させる磁力発生手段とを備え、前記ガスケット内には磁石を用いないことを特徴とする。
上記発明によれば、ガスケット内にはマグネットを用いないため、本体開口縁部からの熱漏洩を低減することができるとともに、庫内などに設けた磁力発生手段によりガスケットを本体開口縁部に密着させているため、庫内を確実に密閉することができる。
以下に図1ないし図5を参照して本発明に係る冷蔵庫の一実施形態について説明する。
図1は本発明の冷蔵庫の縦断面図であり、冷蔵庫本体1内には冷蔵室2,野菜室3,切替室4,冷凍室6を上から順に設けており、切替室4の側方には図示しない製氷室を設けている。冷蔵室2及び冷凍室6に背面には、それぞれ冷蔵用ファン11,冷蔵用冷却器12及び冷凍用ファン15,冷凍用冷却器16を設けており、これらのファン及び冷却器の作用により各貯蔵室が冷却され、それぞれの設定温度に保持されている。
この場合、冷蔵室2は冷蔵用冷却器12により生成された冷気が送風ダクト13を介して室内に吹出されることにより冷却され、野菜室3は冷蔵室2に吹出された冷気の一部が室内に吹出されることにより冷却される。野菜室3を冷却し終えた空気は、野菜室3の背面に設けられたリターンダクト14を介して冷蔵用冷却器12に戻り再び熱交換される。
冷蔵室2の前面には冷蔵室扉7をその一端を枢支して回転自在に設けており、野菜室3,切替室4,冷凍室6の前面にはそれぞれ引出し式の扉8〜10を前後方向に引出し自在に設けている。
各扉8〜10の構造はほぼ同一構造であるため、野菜室3に設けられた扉8を代表してその構造について説明する。図2は本発明の一実施形態を示す扉及び仕切壁の縦断面図であり、扉8は、両縁側を後方に折り曲げ、前面を幅方向に亙ってラウンド形状に湾曲させることで扉本体の前面と側面とを構成する外板21と、室内側面を構成する内板22との上下開口をドアキャップ24により閉塞し、内部空間内に断熱材23を現場発泡により充填させて構成している。
内板22の内周縁には溝部25を形成し、この溝部25には断面袋状で内板22の周縁に沿って枠状に形成したガスケット27を嵌入させている。このガスケット27の内部には、本体前面の開口部周縁や仕切壁の前部に磁力により吸着するマグネットを設けていない。
30は野菜室3と切替室5や製氷室と区画する断熱仕切壁であり、この断熱仕切壁30は、薄肉の成形樹脂31間に発泡スチロールなどの断熱材32を充填させて形成している。断熱仕切壁30の前部には、断面エ字状に成形した合成樹脂製の前仕切33を取付けており、この前仕切33の内部には発泡スチロールなどの断熱材34を設けている。また、前仕切33の前部には、前仕切33の開口部を閉塞する前仕切板35を取付けており、この前仕切板35と断熱材34との間には、結露を防止する防露パイプ36を設けている。
前記前仕切板35は、熱伝導率の低い材料、例えば非磁性体である合成樹脂などで成形させておくことが好ましく、前仕切33と一体成形させてもよい。
なお、内板22又は前仕切33にはパッキン28,38を固定するリブ22a,33aを設けており、このパッキン28,38がそれぞれ前仕切33や内板22と閉扉時に当接又は近接することで、庫内外間に独立空間を形成し、庫内の熱漏洩を抑制している。
図3は本発明の1実施形態を示す扉および収納ケースを後方から見た斜視図であり、扉8の裏面、具体的には内板22の左右には上下の収納ケース44a,44bを支持する磁性体、ここでは鋼板製の扉支え40を取付けている。この扉支え40は、図1にも示すように後部に設けた可動ローラ41が冷蔵庫本体1の内箱側壁に取付けたレール部49内を摺動するとともに本体の内箱側壁の前部に設けた固定ローラ48上を扉支え40が摺動することで、使用者の操作により扉8を引出し可能にしている。
図4は本発明の1実施形態を示す閉扉時の扉支え後部の縦断面図であり、図3にも示すように、扉支え40の後部を折り曲げて平坦部42を成形させている。この平坦部42と対向する庫内背面、具体的にはリターンダクト14の前面に形成した凹部14aに磁力発生手段50を取付けている。
この磁力発生手段50は、閉扉するときに扉支え40、ここでは平坦部42を磁力により庫内側に引き込むことにより、ガスケット27を本体開口縁部に密着させるものであり、本実施形態では、ケース53内にマグネット51を配設し、磁力を増幅させるための鉄心52をマグネット51の上下に設けて形成している。なお、磁力発生手段50の磁力の強さは、マグネットガスケットを用いた扉における開扉力と同程度にしておくことが好ましい。
また、磁力発生手段50と平坦部42との間は、ガスケットが開口縁部に当接した状態では接触しないように、空間部を設けており、この空間部を設けていることにより閉扉時に衝突して異音が発生しないとともに、扉支え40と磁力発生装置50が密着していないため、扉8を引出す際にがたつくことを抑制することができる。
なお、磁力発生手段50はマグネットに限られず、コイルに電流を流して電磁力を発生させるものでもよい。また、庫内側に設けた磁力発生手段50で扉支え40を吸引すればよいため、吸引力が強ければ扉支え40に平坦部42を形成しなくてもよく、吸引力が弱ければ扉支え40側にもマグネットを取付けてもよい。さらに、扉支え40の左右の後端部を連結する補強棒などを取付ける形態においては、この補強棒と吸引させてもよい。さらにまた、磁力発生手段50の取付け位置は、扉支え40や扉8の裏面又は補強棒などに設けてもよく、この場合、庫内内壁に鉄板などの磁性体を設けてこの磁性体と吸引させてもよい。
次に、本発明の作用について説明する。閉扉するときには、扉8を庫内奥側へ向け押し込むことで、扉支え40が固定レール48上を摺動し、可動ローラ41がレール部49内を摺動して、扉8が庫内奥方向へ移動する。そして、磁力発生手段50が扉支え40の平坦部42を吸引することで、扉8裏面に設けられたガスケット27が本体前面開口部および前仕切板35と吸着する。
また、開扉時には、使用者が磁力よりも強い力で扉8を庫外側へ向けて引出すことで、平坦部42が磁力発生装置50から離れていき、扉支え40を介して扉8が庫外へ引き出される。
上記した本発明によれば、閉扉時に庫内開口縁部とガスケット27を磁力により密着させる磁力発生手段50を庫内、扉8又は扉支え40に設けているため、ガスケット27内にマグネットを有していなくても、野菜室3内を密閉することができるとともに、内周縁に亙って設けられるマグネットの量に比して、少なくすることができるので安価に製造することができる。
一方、内周縁に亙って熱伝導率の高いマグネットを形成した構成と比して、庫内側に磁力発生手段50を設けて、開口縁にはマグネットを設けていないので、熱漏洩を抑制することができる。
さらに、本発明では、扉支え40を磁性体で形成し、磁力発生手段50をこの扉支え40の後部と対向する位置に配設したことにより、庫内後部のデットスペースを活用して庫内空間を有効活用することができる。また、マグネットをガスケット内に埋設する作業工程と比して、本発明の作業工程は磁力発生手段50を庫内背面に設ければよいだけであるため、作業性に優れ安価に製造することができる。
さらにまた、従来の構成では、マグネットガスケットを扉裏面の内周縁に亙って配設されているため、開扉時にはもっとも負荷のかかった角部からマグネットガスケットが引き剥がされていくため、開扉動作において上下又は左右方向にがたつきが生じ易く、摺動性が劣っていたが、本発明では、左右一対の扉支え40の後部に、それぞれ磁力発生手段50を設けているため、上記のようながたつきがなく摺動性に優れた冷蔵庫を提供することができる。
さらにまた、本発明では、閉扉時において、扉支え40の後部と磁力発生手段50の間には空間部を設けているため、閉扉時に扉支え40と磁力発生手段50の衝突を防止することができ、もって衝突音による不快感を使用者に与えることがなく、破損も防止することができる。
この場合、図5の変形例にも示すように、扉支え40と磁力発生手段50の間に緩衝材55を設けても同様の効果が得られる。
一方、マグネットガスケットを用いた従来の構成では、閉扉時の吸着上、仕切壁の前部には、熱伝導率の高い鋼板製の前仕切板を設けなければならなかったが、本発明によれば、ガスケットを磁力により吸着させる必要がないため、貯蔵室を区画する仕切壁を鋼板ではなく合成樹脂などの熱伝導率の低い部材で形成することができ、もって、熱漏洩をさらに抑制することができる。この場合、前仕切板35が庫内の温度影響を受け難くなるため、防露パイプ36を廃止しても結露を防止することができる。
なお、上述した構成は、本発明の1実施形態であり、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述した構成は、野菜室3の引出し扉8において説明したが、これに限らず切替室4や製氷室又は冷凍室6などの引出し扉9,10に採用してもよい。
本発明は、引出し式扉を備えた種々の冷蔵庫に適応可能である。
本発明の1実施形態を示す冷蔵庫の縦断面図である。 図1の野菜室と切替室の仕切壁の前部を示す縦断面図である。 図1の野菜室扉および収納ケースを後方から見た斜視図である。 図1の扉支えの後部周辺を示す縦断面図である。 本発明の他の実施形態を扉支えの後部周辺の縦断面図である。
符号の説明
1…冷蔵庫本体 3…野菜室 8…扉
14…リターンダクト 21…外板 22…内板
23…断熱材 27…ガスケット 30…断熱仕切壁
33…前仕切 35…前仕切板 36…防露パイプ
40…扉支え 42…平坦部 49…レール
50…磁力発生手段 51…マグネット 52…鉄心
53…ケース

Claims (4)

  1. 本体開口部を開閉自在に閉塞する引出し式の扉と、この扉の裏面に設けられ閉扉時に前記本体開口縁部と密着するガスケットと、前記扉裏面の左右に設けられ前後方向に移動可能とする鋼板製の扉支えと、この扉支えの後部とそれぞれ対向する庫内背面部に設けられ、閉扉時には前記扉支えを吸引して前記本体開口縁部と前記ガスケットを密着させる磁力発生手段とを備え、前記ガスケット内には磁石を用いないことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 閉扉時において、扉支えの後部と磁力発生手段の間には空間部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 閉扉時において、扉支えの後部と磁力発生手段の間には緩衝材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 貯蔵室を区画する仕切壁を設け、この仕切壁を非磁性体により成形したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
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