JP6937472B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は高断熱性の回転仕切体を設置した観音開き式の扉を有する冷蔵庫に関するものである。
一般に冷蔵庫は、扉によって開閉自在な冷蔵室、冷凍室、野菜室等を備えており、そのそれぞれの室は扉によって開閉自在となっているが、大型の冷蔵庫にあっては前記扉のうち冷蔵室の扉は観音開き式の扉となっている。そして、この観音開き式扉にはその左右いずれか一方に扉に扉開閉に連動して回動する回転仕切体を設け、扉閉止時に生じる扉端面同士間の隙間を塞いで気密を確保するようになっている。
ここで、上記回転仕切体は扉同士の間の隙間を介して直接外気と接しており、外気から冷蔵室への熱侵入経路ともなるので、断熱性を持つ構成としてある(例えば、特許文献1参照)。
図18は上記特許文献1に記載された回転仕切体を示し、この回転仕切体100は貯蔵室側外郭部材となる仕切板101と外気側外郭部材となる仕切枠体102との間に発泡スチロールからなる断熱材103を設けて構成してある(段落0028)。
特開2015−129605号公報
本発明は、より高い断熱性を持つ回転仕切体として省エネ性が高冷蔵庫とすることを目的としたものである。
本発明は、上記目的を達成するため、冷蔵室と、前記冷蔵室を開閉する観音開き式の扉と、前記観音開き式の扉のいずれか一方の端部に設けられた回転仕切体とを備え、発泡断熱材が前記回転仕切体の内部に充填され、前記回転仕切体は内部に補強板を有し、前記回転仕切体は前記発泡断熱材を注入する注入孔と空気抜き孔とが設けられ、前記補強板は前記注入孔に対向する第1の孔と前記空気抜き孔に対向する第2の孔と、前記第1の孔と前記第2の孔とは別に少なくとも一つの孔とが設けられた構成としてある。
本発明は、上記構成により、省エネ性が高冷蔵庫とすることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の斜視図 同冷蔵庫の縦断面図 同冷蔵庫の観音開き式扉を開いた状態の斜視図 同冷蔵庫の観音開き式扉の一つを示す斜視図 同冷蔵庫の観音開き式扉を開いた状態の平面図 同冷蔵庫の観音開き式扉の要部を示す拡大断面図 同冷蔵庫の観音開き式扉の扉開閉扉スイッチ部分を示す拡大断面図 同冷蔵庫の観音開き式扉の扉開閉扉スイッチ部分を示す斜視図 同冷蔵庫の観音開き式扉の扉開閉扉スイッチ部分を示す分解斜視図 (a)同冷蔵庫の観音開き式扉に設けた回転仕切体の外観斜視図、(b)同回転仕切体の背面図 同冷蔵庫の観音開き式扉に設けた回転仕切体を示す分解斜視図 同冷蔵庫の観音開き式扉に設けた回転仕切体を示す図10(b)のA−A断面図 同冷蔵庫の観音開き式扉に設けた回転仕切体を示す図10(b)のB−B断面図 同冷蔵庫の観音開き式扉に設けた回転仕切体を示す図10(b)のC−C断面図 同冷蔵庫の観音開き式扉に設けた回転仕切体を示す図10(b)のD−D断面図 同冷蔵庫の観音開き式扉に設けた回転仕切体を示す図10(b)のE−E断面図 (a)同冷蔵庫の観音開き式扉に設けた回転仕切体部分の他の例を示す断面図、(b)同さらに他の例を示す断面図 従来の冷蔵庫の観音開き式扉の要部を示す断面図
第1の発明は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に設けた冷蔵室およびこの冷蔵室を開閉する観音開き式の扉と、前記観音開き式の扉のいずれか一方の端部に設けた回転仕切体とを備え、前記回転仕切体は貯蔵室側外郭部材と外気側外郭部材との間に発泡断熱材を充填して構成するとともに、前記貯蔵室側外郭部材の長手方向適所には発泡断熱材を注入する注入孔と空気抜き孔を設け、この注入孔と空気抜き孔を前記貯蔵室側外郭部材の貯蔵室側面に装着した緩衝シートで塞いだ構成としてある。
これにより、回転仕切体はその断熱性が飛躍的に向上し、外気熱の侵入を効果的に抑制することができるとともに、貯蔵室側外郭部材の貯蔵室側面に装着した緩衝シートが回転仕切体回転時の衝突音ならびに振動を抑制する。
第2の発明は、第1の発明において、前記回転仕切体は貯蔵室側外郭部材と外気側外郭部材を向い合せ状態に嵌合するとともに、前記貯蔵室側外郭部材と外気側外郭部材との嵌合部分のいずれか一方は二重壁とし、この二重壁間の凹状溝部に他方の部材の端部を嵌合させた構成としてある。
これにより、貯蔵室側外郭部材と外気側外郭部材との嵌合部分に形成される内外間に亘る沿面寸法が長くなり、発泡断熱材の外部への漏出を確実に防止することができる。したがって、発泡断熱材を充填することによって懸念される品質低下を防止しつつ断熱性を高めることができ、品質及び省エネ性の高い冷蔵庫とすることができる。
第3の発明は、第1または第2発明において、前記回転仕切体はその上下部分をヒンジ部材で扉に枢結するとともに、当該ヒンジ部材の軸支部を介して内部に結露防止用ヒータを配線し、かつ、前記ヒンジ部材の軸支部から前記結露防止用ヒータに至る部分を覆う筒状部材を設けた構成としてある。
これにより、回転仕切体内部に充填した発砲断熱材がヒンジ部材の軸支部から漏出するのを防止できるとともにヒンジ部材の軸支部を通した結露防止用ヒータ線のねじれを防止でき、発泡断熱材漏れがなくヒータ断線もない品質の高いものとすることができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記回転仕切体は外気側外郭部材の内面にマグネットを設け、このマグネットをテープ貼りしてマグネット表面を前記テープで覆った構成としてある。
これにより、外気側外郭部材と磁石との間に発泡断熱材が入り込むのを防止でき、発泡断熱材の入り込みによる磁力低下を防止でき、扉閉止時における密閉性を安定して得ることができて省エネ性を更に高めることができる。
第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記回転仕切体は貯蔵室側外郭部材の内面に金属製の補強板を設けた構成としてある。
これにより、回転仕切体は発泡断熱材の熱収縮による変形を防止でき、扉閉止時における密閉性をより高いものとして省エネ性を更に向上させることができる。
第6の発明は、第5の発明において、前記仕切板は貯蔵室側外郭部材の内面と金属製の補強板との間に発泡断熱材を入り込ませた構成としてある。
これにより、冷蔵室内の低温が金属製の補強板に伝導して外気へと放散され確率を低減でき、その分断熱性を高めて更に省エネ性を高めることができる。
第7の発明は、第5または第6の発明において、前記補強板は貯蔵室側外郭部材に設けた発泡断熱材注入用の注入孔と空気抜き孔と対向する孔を含めその長手方向に複数の孔を設けた構成としてある。
これにより、貯蔵室側外郭部材に設けた注入孔から注入する発泡断熱材の充填性が向上し断熱性が向上するとともに、補強板の重量が軽くなって仕切板の軽量化を図ることができ、仕切板の動作安定化と慣性力軽減による衝突音低減等も促進することができる。
第8の発明は、第1〜第7の発明において、前記回転仕切体の回転遊端側と扉の内面との間に柔軟な補助シール部材を設けた構成としてある。
これにより、回転仕切体の回転軌跡のために生じる回転仕切体遊端と扉縦壁内面との間に生じる隙間を補助シール部材によって閉塞することができ、回転仕切体遊端と扉縦壁内面との間の隙間から外気が侵入するのをより確実に防止でき、更に省エネ性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図5は冷蔵庫の全体構成を説明する図、図6〜図9は冷蔵室の観音開き式扉の扉開閉検出構成を説明する図、図10〜図17は観音開き式扉に設けた回転仕切体の構成を説明する図である。
(1.冷蔵庫の全体構成)
まず図1〜図4を用いて冷蔵庫の全体構成を説明すると、本実施の形態に係る冷蔵庫は、前方を開口した冷蔵庫本体1を備えている。この冷蔵庫本体1は金属製の外箱2と、硬質樹脂製の内箱3と、前記外箱2および内箱3の間に発泡充填した発泡断熱材4とで構成してあり、仕切板5、6等によって複数の貯蔵室が仕切形成してある。また、前記冷蔵庫本体1の各貯蔵室は冷蔵庫本体1と同様の断熱構成を採用した観音開き式扉7と引出し式の扉8、9、10、11で開閉自在としてある。
冷蔵庫本体1内に形成した貯蔵室は、最上部の冷蔵室14と、冷蔵室14の下に設けた温度帯切り替え可能な切替室15及びその横に設けた製氷室16と、切替室15及び製氷室16と最下部の野菜室17との間に設けた冷凍室18で構成している。
また、冷蔵庫本体1の冷凍室18背面には冷却室19が設けてあり、この冷却室19には冷気を生成する冷却器20と、冷気を前記各室に供給する冷却ファン21とが設置してある。そして更に冷却器20の下方にはガラス管ヒータ等で構成した除霜手段22(以下、ガラス管ヒータと称す)が設けてある。
冷却器20は、圧縮機23と、コンデンサ(図示せず)と、放熱用の放熱パイプ(図示せず)と、キャピラリーチューブ(図示せず)とを環状に接続して冷凍サイクルを構成しており、圧縮機23によって圧縮された冷媒の循環によって冷却を行う。
また、冷却ファン21は冷却器20の上方に設けてあり、その下流側に連なる冷蔵室ダクト24、冷凍室ダクト25、野菜室ダクト(図示せず)を介して冷蔵室14、冷凍室18、野菜室17等に冷気を供給し、これら各室を冷却するようになっている。
冷蔵室14は、冷蔵庫本体1の最上部に位置していて、図3に示すように複数の棚板27を着脱自在に設けて冷蔵室内空間を上下複数の空間に仕切るとともに、図2に示すように下部に二つの低温貯蔵室、例えばパーシャルフリーザ室28とチルド室29が上下二段に重ねて設けてある。
なお、上記冷蔵室14は、凍らない程度の1〜5℃に冷却され、冷蔵室内のパーシャルフリーザ室28は微凍結保存に適した−2〜−3℃、チルド室29は冷蔵室14よりも低くパーシャルフリーザ室28よりは若干高めの1℃前後の温度に冷却されるようになっている。
上記冷蔵室14の扉は、第一扉71と第二扉72からなる観音開き式扉7はとなっていて、それぞれ冷蔵庫本体1に扉ヒンジ13で回動自在に軸支してあり、例えば図4に示すように、樹脂製の扉内枠31、この扉内枠31同様樹脂で構成した扉外周枠32、扉表面を構成するガラス板等の透明外装板33(図4参照)で囲った空間部分に硬質発泡ウレタン等の扉用発泡断熱材34を充填して構成してある。
そして、上記観音開き式扉7の一方、この例では幅の狭い第一扉71の遊端側に、扉閉止時に生じる第一扉71及び第二扉7の扉端面同士間の隙間を閉塞する短冊状の細長い回転仕切体35が設けてあり、もう一方の幅広い第二扉72には図1に示すようにその下部に冷蔵庫の運転状態等を表示する表示部36が設けてある。そして更に、上記観音開き式扉7には図5に示すようにその第一扉71と第二扉72を利用して扉開閉を検出する扉スイッチ37が図1に示すように扉上部に組み込んである。
(2.冷蔵室扉の扉スイッチ構成)
次に、上記観音開き式扉7の開閉を検出する扉スイッチ構成について図6〜図9を用いて説明する。
図6〜図9において、上記観音開き式扉7の開閉を検出する扉スイッチ37はリードスイッチで構成してあり、そのリードスイッチのマグネット38は回転仕切体35を設けた第一扉71の扉端面に設け、ホールIC39は前記表示部36を設けた側の扉、すなわち第二扉72の扉端面に設けてある。
マグネット38は、図9に示すように、第一扉71の第一扉外周枠32a内面に設けた第一扉補強板40aに第一開口41aを設けて当該第一開口41a部分に配置し、その背面側を樹脂製の第一スイッチ保護カバー42aで覆ってある。そして、上記マグネット38は第一扉外周枠32aの内面に設けた係止リブ43(図7参照)に係合させて第一扉外周枠32aの内面に密着させてある。
また、ホールIC39は、図9に示すように第二扉72の第二扉外周枠32b内面に設けた第二扉補強板40bに第二開口41bを設けて当該第二開口41b部分にビス止めし、その内側を樹脂製の第二スイッチ保護カバー42bで覆ってある。そして、上記第二扉外周枠32bのホールIC39と対向する部分にもホールIC用開口44を設け、着脱自在な樹脂製の蓋板45で覆ってホールIC39の交換メンテナンス等が可能なようにしてある。
なお、上記扉スイッチ37はこの実施の形態では観音開き式扉7の上部に設けているが、表示部36近傍となる扉下部に設けてもよい。
(3.回転仕切体の構成)
次に、上記観音開き式扉7に設けた回転仕切体構成について説明する。
この回転仕切体35は既述したように観音開き式扉7の第一扉71に設けてある。具体的には図6に示すように回転仕切体35の上下部分をヒンジ部材46によって第一扉71の第一扉内枠31a内面に軸支してあり、第一扉71の開閉に連動して回転動作するように構成してある。
上記回転仕切体35は、図13等に示すように、貯蔵室側外郭部材47の開口部分と外気側外郭部材48の開口部分とを嵌合させて中空状に構成し、その中空状部の上下両端部分に発泡スチロールからなる断熱材49(図11参照)を組み込むとともに、残りの大部分には発泡ウレタン等の回転仕切体用発泡断熱材50を充填して構成してある。
上記貯蔵室側外郭部材47と外気側外郭部材48は何れも熱伝導性の低い樹脂で形成してあり、そのいずれか一方、この例では貯蔵室側外郭部材47の開口端縁は、内壁47aおよび外壁47bからなる二重壁とし、この二重壁の内壁47aおよび外壁47b間の凹状溝部51に他方の外気側外郭部材48の開口縁部48aを嵌合させて貯蔵室側外郭部材47と外気側外郭部材48とを結合してある。なお、内壁47aの高さは外壁47bより高く設定されている。
また、上記貯蔵室側外郭部材47には図11に示すようにその長手方向略中央部に発泡ウレタンを注入する注入孔52と長手方向両端付近に空気抜き孔53が形成してある。そして、図14に示すように上記貯蔵室側外郭部材47の貯蔵室側面に上記注入孔52と空気抜き孔53を閉塞する如く弾力性を有する緩衝シート54が貼り付けてある。
なお、貯蔵室側外郭部材47に形成された注入孔52は、本実施の形態では貯蔵室側外郭部材47の平面部と同一面に所定の径の孔を形成したもので説明したが、貯蔵室側外郭部材47の平面部から内部空間側に凹んだ段差部を備え、その段差部に注入孔52を形成してもよい。
この場合、発泡ウレタン注入後の注入孔52近傍の残留する発泡ウレタンを内部空間側に凹んだ段差部で吸収することができ、空気抜き孔53を閉塞する緩衝シート54を確実に平面状に貼り付けることができる。
なお、同様に空気抜き孔53も貯蔵室側外郭部材47の平面部から内部空間側に凹んだ段差部を備え、その段差部に空気抜き孔53を形成してもよい。
また、上記貯蔵室側外郭部材47の内面には金属製の回転仕切体補強板55が設けてあり、図13等に示すように爪56によって貯蔵室側外郭部材47の内面に固定してある。この回転仕切体補強板55はその長手方向全域に渡って多数の孔57が分散形成してあり、その孔57の幾つかは前記貯蔵室側外郭部材47に設けた注入孔52空気抜き孔53に対向させてある。
更に、上記回転仕切体補強板55と貯蔵室側外郭部材47の内面との間にはごくわずかな隙間が設けてあってこの隙間に回転仕切体用発泡断熱材50の一部が入り込み層をなしている。
また、前記外気側外郭部材48の内面には前記第一、第二扉71、72内周面のガスケット71a、72a(図6参照)と対向する回転仕切体マグネット58とともに結露防止用ヒータ59が設けてある。
上記結露防止用ヒータ59は図12に示すように上側のヒンジ部材46の軸支部46a内を通して回転仕切体35内に配線してあり、その軸支部46aには上側の発泡スチロールからなる断熱材49の途中付近までの長さの筒状部材60を嵌装し、この筒状部材60内を通して前記発泡断熱材充填域へと配線してある。
そして、上記結露防止用ヒータ59および回転仕切体マグネット58は回転仕切体用発泡断熱材50を充填した区域で外気側外郭部材48の内面にテープ61(図13等参照)により貼り付け固定してあり、その外面の全域は前記テープ61によって覆ってある。
なお、回転仕切体35の上端部はキャップ62(図10参照)で覆うとともに、下部は貯蔵室側外郭部材47の開口下辺と外気側外郭部材48の開口下辺との嵌合によって閉塞してある。
また、図17(a)(b)に示すように前記回転仕切体35の回転遊端側と対向する第二扉72の第二扉内枠31bの内面もしくは縦壁のいずれかに補助シール部材63が設けてある。
以上のように構成した冷蔵庫について、次にその作用効果について説明する。
この冷蔵庫は、観音開き式扉7のいずれか一方が開閉されると扉スイッチ37がこれを検出するが、この扉スイッチ37はリードスイッチで構成していて、そのマグネット38とホールIC39は第一扉71及び第二扉72の互い対向する扉端面に設けてあるから、第一扉71と第二扉72との間で扉開閉検出を行うことになる。
すなわち、第一扉71あるいは第二扉72の扉端面が他方の扉に対して動くことによって扉の開閉を検出する。したがって、従来のように冷蔵庫本体1に対して第一扉71あるいは第二扉72それぞれの動きを検出するもののように二つの扉スイッチを必要とせず、一つの扉スイッチ37で済む。よって扉スイッチ37の配線が容易になるとともに、コストダウンも図ることができる。
また、上記扉スイッチ37のマグネット38とホールIC39は、図7の矢印Xで示すように、それぞれの軸心βがずれる方向に離反および接近するので、従来の冷蔵庫本体と扉に対向させて設けてその軸心が略一致したまま離反および接近するものに比べ鋭敏に扉開閉を検出することができる。
したがって、マグネット38は従来に比べ若干磁力の弱いものを使用してコストダウンを図っても、或いは製造時にマグネット38やホールIC39の位置に若干の位置ずれが生じていても、精度の高い扉開閉検出が可能となる。
さらに、上記扉スイッチ37は機械式スイッチのようなスイッチ用突起がないので、外観を損ねることもない。
しかも、この扉スイッチ37はホールIC39を覆う如くメンテナンス用の蓋板45を設けていても、このホールIC39を覆う蓋板45は扉端面に設けてあって、この扉端面は扉を開いたとき、冷蔵庫本体1の冷蔵室開口前面のように目につきやすい場所ではないので、蓋板45が目につくようなことがなく、美観が向上する。
また、上記扉スイッチ37は、回転仕切体35を設けてある第一扉71側にマグネット38を、第二扉72側にホールIC39を設けてあるから、回転仕切体35に設けてある結露防止用ヒータ59への100V配線とホールIC39へのDC配線を別々の扉に明確に分けることができる。
したがって、配線作業を単純化でき、組立作業時に100V配線とDC配線の配線間違いを起こすようなことを防止できる。
また、第二扉72側には表示部36が設けてあるので、ホールIC39へのDC配線と表示部36へのDC配線を纏めて扉ヒンジ部12から冷蔵庫本体1側の制御部(図示せず)へと配線することができ、作業性を更に向上させることができる。
このように、この扉スイッチ37は100V配線が施されている第一扉71とDC配線が施されている第二扉72の特質を利用してマグネット38とホールIC39を設けているので、信頼性と生産性を同時に向上させることができる。
また、上記扉スイッチ37を設けた観音開き式扉7のそれぞれの扉端面には金属製の第一扉補強板40a、第二扉補強板40bを設けるとともに、前記第一扉補強板40a、第二扉補強板40bには第一開口41a、第二開口41bを設けてマグネット38、ホールIC39を配置しているので、扉端面の強度を向上しつつマグネット38の磁力低下やホールIC39の感度低下による検出精度の低下を防止できる。したがって、高い扉開閉検出精度を維持することができる。
さらに、前記扉スイッチ37を設けた観音開き式扉7はウレタン等の扉用発泡断熱材34を充填するとともに、扉スイッチ37のマグネット38およびホールIC39は樹脂製の第一、第二スイッチ保護カバー42a、42bによって覆っているので、扉用発泡断熱材34が扉スイッチ37のマグネット38およびホールIC39部分に流れ込むことも防止できる。したがって扉用発泡断熱材34が扉スイッチ37のマグネット38あるいはホールIC39部分に入り込むことによって生じる検出感度の低下を防止でき、高い扉開閉検出性能を維持しつつ扉強度と断熱性を向上させることができる。
特に扉強度に関しては、この実施の形態では観音開き式扉7の第一扉71及び第二扉72に扉用発泡断熱材34を充填するとともに金属製の第一、第二扉補強板40a、40bを設けているので、この第一、第二扉補強板40a、40bによる補強効果と扉用発泡断熱材34による補強効果が合わさって扉強度を大きく向上させることができ、高い剛性を必要とする大型冷蔵庫にも対応することができる。
また、この実施の形態では上記扉スイッチ37は観音開き式扉7の上部に設けてあるから、冷蔵庫本体1から扉ヒンジ部12を介してホールIC39へと引き回す配線を短いものとすることができ、配線短縮化によるコストダウンを図ることができる。また、使用者が濡れ手で扉端面に触れその水が扉端面を流下するようなことがあっても、扉下部に設けた場合のようなホールIC39部分への水侵入懸念もなく、信頼性の高いものとすることができる。
なお、上記扉スイッチ37は観音開き式扉7の下部に設けてもよく、この場合は表示部36を設けた第二扉72の下部にホールIC39を設け、十分な水侵入防止対策を施す。
これにより、ホールIC39と表示部36とを結ぶ配線を短いものとすることができ、配線の短縮化によるコストダウンを図り、同時に作業性を向上させることができる。
以上のように、この冷蔵庫は、美観を損ねたりコストアップを招いたりすることなく精度の高い扉開閉検出ができる。
また、本実施の形態の冷蔵庫は、次のような作用効果をも有する。
すなわち、この冷蔵庫は、観音開き式扉7に設けた回転仕切体35の断熱性が高く、回転仕切体回転時の衝突音ならびに振動も少ないものとすることができる。
詳述すると、この冷蔵庫の観音開き式扉7の第一扉71に軸支した回転仕切体35は、貯蔵室側外郭部材47と外気側外郭部材48との間に回転仕切体用発泡断熱材を充填して構成してある。したがって、従来の発泡スチロールを断熱材としているものに比べその断熱性は格段に高いものとなる。よって、回転仕切体35を介して冷蔵室14内に侵入しようとする外気熱を強力かつ効果的に抑制することができる。
また、上記回転仕切体35はその貯蔵室側外郭部材47の貯蔵室側面に緩衝シート54を装着してあるので、回転仕切体35が第一扉71の内面側に回転して第一扉内枠31aの縦壁面に衝突してもその衝突音や振動を抑制することができる。したがって、第一扉71の開成に連動して回転仕切体35が回転しても衝突音や振動を感じにくい冷蔵庫とすることができる。
また、上記緩衝シート54は貯蔵室側外郭部材47の貯蔵室側面の長手方向に亘って設けてあるので、この注入孔52や空気抜き孔53を覆い隠し、貯蔵室側外郭部材47の貯蔵室側面をすっきりとしたものにすることができる。
また、上記回転仕切体35は上下に細長いこともあって回転仕切体用発泡断熱材を充填した際、その発泡圧によって貯蔵室側外郭部材47と外気側外郭部材48とが嵌合している部分から回転仕切体用発泡断熱材が漏出しやすい。
しかしながら、この回転仕切体35は、貯蔵室側外郭部材47の開口端縁は、内壁47aと外壁47bからなる二重壁とし、この二重壁の内壁47aと外壁47b間の凹状溝部51に他方の外気側外郭部材48の開口縁部48aを嵌合させてあるから、回転仕切体35内部から外部までの沿面距離、換言すると回転仕切体用発泡断熱材50が漏出するために通る距離が極めて長いものとなる。すなわち、回転仕切体用発泡断熱材50が漏出していく距離は、貯蔵室側外郭部材47の内壁47a外面と貯蔵室側外郭部材47の開口縁部48a内面との接触部分の距離に貯蔵室側外郭部材47の開口縁部48a外面と貯蔵室側外郭部材47の外壁47b内面との接触部分の距離が合わさった長い距離となる。そして、上記貯蔵室側外郭部材47と外気側外郭部材48のいずれかに撓み変形等があっても、前記内壁47aおよび外壁47b間の凹状溝部51と外気側外郭部材48の開口縁部48aとの嵌合によって変形が矯正され隙間のない状態となる。
したがって、上記貯蔵室側外郭部材47と貯蔵室側外郭部材47の嵌め合い嵌合部分から回転仕切体用発泡断熱材50が漏出するのを確実に防止できる。これによって、冷蔵庫の品質を大きく向上させることができる。すなわち、上記回転仕切体35の貯蔵室側外郭部材47と貯蔵室側外郭部材47の嵌め合い嵌合部分は使用者の目の触れやすい部分であるから、発泡断熱材がはみ出していると使用者が不信感を持つが、この回転仕切体35の構成によれば上記発泡断熱材のはみ出しを防止でき、その結果、使用者に対する不信感を払拭でき、冷蔵庫の品質向上に大きく貢献するのである。すなわち、回転仕切体用発泡断熱材50を充填することによって懸念される品質低下を防止し、回転仕切体35の断熱性を高めつつ品質も高い冷蔵庫とすることができる。
また、上記回転仕切体35はその上下部分をヒンジ部材46で第一扉71に枢結するとともに、当該ヒンジ部材46の設置部分には発泡スチロールからなる断熱材49を設けてあるので、回転仕切体用発泡断熱材がヒンジ部材46の軸支部に入り込むのを防止することができる。これにより、回転仕切体35の回転動作を安定したものとすることができる。
特にこの実施の形態では上記筒状部材60は上記ヒンジ部材46の軸支部46aから結露防止用ヒータ59に至る部分までを覆っているので、発泡スチロールからなる断熱材49外周のわずかな隙間を通って回転仕切体用発泡断熱材50がヒンジ部材46側部分に入り込むことがあったとしても、前記筒状部材60によって軸支部46aまでの入り込みを確実に防止することができる。したがって、回転仕切体35の回転動作を確実なものとすることができる。
また、上記筒状部材60はその内部に前記ヒンジ部材46の軸支部を介して回転仕切体35内に引き込んだ結露防止用ヒータ59を通してあるから、当該結露防止用ヒータ59は回転仕切体用発泡断熱材の充填区域では回転仕切体35の回転に伴って必要となる伸縮等の動きはできないものの、筒状部材60内ではその伸縮等の動きを自由に行うことができる。したがって、回転仕切体用発泡断熱材50を充填していても結露防止用ヒータ59のねじれ等による断線を引き起こすようなことを防止できる。
さらに、上記回転仕切体35は回転仕切体用発泡断熱材50を充填した区域では外気側外郭部材48の内面に回転仕切体マグネット58を貼り付けてその表面をテープ61で覆っているので、回転仕切体用発泡断熱材50が外気側外郭部材48と回転仕切体マグネット58との間に入り込むのを防止でき、発泡断熱材の入り込みによる磁力低下を防止できる。これによって、扉閉止時、回転仕切体35は第一扉71および第二扉72の内面に設けてあるガスケット71a、71bの磁石に確実に吸着するようになる。その結果、回転仕切体35による冷蔵室14の密閉を確実かつ良好なものとすることができ、外気熱の侵入をより効果的に抑制して省エネ性を高めることができる。
また、回転仕切体35は貯蔵室側外郭部材47の内面に金属製の回転仕切体補強板55を設けた構成としてあるから、回転仕切体用発泡断熱材50の熱収縮によって生じる変形を防止でき、扉閉止時における密閉性をより高いものとして省エネ性を更に向上させることができる。
さらにまた、前記回転仕切体35は貯蔵室側外郭部材47の内面と金属製の回転仕切体補強板55との間に回転仕切体用発泡断熱材50が入り込んでいて、金属製の回転仕切体補強板55と貯蔵室側外郭部材47の内面との間に回転仕切体用発泡断熱材50の薄い断熱層を形成した形となっている。
これにより、冷蔵室内の低温が貯蔵室側外郭部材47を介して直接金属製の回転仕切体補強板55に伝導し外気へと放散されるのを防止できるとともに、結露防止用ヒータ59の熱の影響を受けて若干温度上昇する回転仕切体補強板55の熱が貯蔵室側外郭部材47を介して冷蔵室14内へと侵入するのを防止できる。したがって、回転仕切体35による断熱効果は上記両作用によって強力なものとなり、その分更に省エネ性を高めることができる。
そして、上記回転仕切体補強板55は貯蔵室側外郭部材47に設けた回転仕切体用発泡断熱材の注入孔52と空気抜き孔53に対向する孔を含めその長手方向に複数の孔57を形成してあるから、貯蔵室側外郭部材47に設けた注入孔52から注入する回転仕切体用発泡断熱材50の注入を可能としつつ回転仕切体補強板55の軽量化を図ることができる。その結果、回転仕切体35自体も軽量化でき、回転仕切体35の回転動作が安定するとともに、回転時に生じる回転仕切体35の慣性力が軽減するので衝突音等もより少ないものになる。
また、上記回転仕切体35は方形状としてあるので、その左右全域に渡って良好な断熱効果を発揮するようになり、断熱効果を高めることができる。
しかも、図17(a)(b)に示すように回転仕切体35の回転遊端側と第二扉72の内面縦壁との間に柔軟な補助シール部材63を設けておくことによって、回転仕切体35の回転軌跡によって生じる隙間Tを前記補助シール部材63によって閉塞することができる。これにより、回転仕切体遊端と扉縦壁内面との間の隙間から外気が侵入するのをより確実に防止することができ、更に省エネ性を高めることができる。
なお、本実施の形態では、回転仕切体内部にマグネット58を埋設したもので説明したが、これは、貯蔵室側外郭部材47および外気側外郭部材48を熱伝導性の低い樹脂で形成することを前提とした為である。すなわち、扉側のマグネットを備えたガスケットが回転仕切体に確実に吸着し、シール性を確保するために回転仕切体内部にマグネット58を埋設したものであるが、これに限定されることなく、回転仕切体内部にマグネット58を用いずに着磁性のある鉄板を貯蔵室側外郭部材としたものでもよい。
この場合、回転仕切体内部のマグネット配置空間部分を発泡断熱材で充填することができ、断熱性の向上と回転仕切体の強度を高めることができる。さらにこの場合、貯蔵室側外郭部材に鉄板を用いることで貯蔵室側外郭部材47に設けた補強板55も不要とすることもでき、断熱性と強度とコストの最適バランスを図ることができる。
また、本実施の形態では、回転仕切体35の上下端部のヒンジ部材近傍には発泡スチロールからなる断熱材49を設けたもので説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、回転仕切体35の上下端部のヒンジ部材近傍に別体で形成したシール部材、あるいは、上下端部のキャップにリブ等で一体に形成したシール部材を配置し、回転仕切体35の上下端部のヒンジ部材近傍も含めて回転仕切体35内部のほぼ全域に発泡ウレタンを充填する仕様としてもよい。
この場合、発泡ウレタンの充填率向上による断熱性能向上、強度向上、発泡スチロールからなる断熱材49の不要によるコストダウン等の効果を得ることができる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、回転仕切体の断熱性が高まり、しかも回転仕切体回転時の衝突音ならびに振動も少なくなるので、省エネ性が高く低騒音の冷蔵庫とすることができる。よって、家庭用および業務用など様々な種類および大きさの冷蔵庫に適用することができる。
1 冷蔵庫本体
2 外箱
3 内箱
4 発泡断熱材
5、6 仕切板
7 観音開き式扉
8、9、10、11 扉
12 扉ヒンジ部
14 冷蔵室
15 切替室
16 製氷室
17 野菜室
18 冷凍室
19 冷却室
20 冷却器
21 冷却ファン
22 除霜手段
23 圧縮機
24 冷蔵室ダクト
25 冷凍室ダクト
26 野菜室ダクト
27 棚板
28 パーシャルフリーザ室
29 チルド室
31 扉内枠
31a 第一扉内枠
31b 第二扉内枠
32 扉外周枠
32a 第一扉外周枠
32b 第二扉外周枠
33 透明外装板
34 扉用発泡断熱材
35 回転仕切体
36 表示部
37 扉スイッチ
38 マグネット
39 ホールIC
40a 第一扉補強板
40b 第二扉補強板
41a 第一開口
41b 第二開口
42a 第一スイッチ保護カバー
42b 第二スイッチ保護カバー
43 係止リブ
44 ホールIC用開口
45 蓋板
46 ヒンジ部材
46a 軸支部
47 貯蔵室側外郭部材
47a 内壁
47b 外壁
48 外気側外郭部材
48a 開口縁部
49 断熱材
50 回転仕切体用発泡断熱材
51 凹状溝部
52 注入孔
53 空気抜き孔
54 緩衝シート
55 回転仕切体補強板
56 爪
57 孔
58 回転仕切体マグネット
59 結露防止用ヒータ
60 筒状部材
61 テープ
62 キャップ
63 補助シール部材
71 第一扉
72 第二扉
71a、72a ガスケット

Claims (7)

  1. 冷蔵室と、
    前記冷蔵室を開閉する観音開き式の扉と、
    前記観音開き式の扉のいずれか一方の端部に設けられた回転仕切体とを備え、
    発泡断熱材が前記回転仕切体の内部に充填され、
    前記回転仕切体は内部に補強板を有し、
    前記回転仕切体は前記発泡断熱材を注入する注入孔と空気抜き孔とが設けられ、
    前記補強板は前記注入孔に対向する第1の孔と前記空気抜き孔に対向する第2の孔と、前記第1の孔と前記第2の孔とは別に少なくとも一つの孔とが設けられた冷蔵庫。
  2. 前記回転仕切体は貯蔵室側外郭部材と外気側外郭部材とを備え、
    前記注入孔と前記空気抜き孔は前記貯蔵室側外郭部材に設けられ、
    前記補強板は前記貯蔵室側外郭部材の内面に設けられた請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記回転仕切体は前記貯蔵室側外郭部材の内面と前記補強板との間に発泡断熱材を入り込ませた請求項記載の冷蔵庫。
  4. 前記回転仕切体は前記貯蔵室側外郭部材と前記外気側外郭部材を向い合せ状態に嵌合するとともに、前記貯蔵室側外郭部材と前記外気側外郭部材との嵌合部分のいずれか一方は二重壁とし、前記二重壁間の凹状溝部に他方の部材の端部を嵌合させた請求項2または3記載の冷蔵庫。
  5. 前記回転仕切体はその上下部分をヒンジ部材で扉に枢結するとともに、前記ヒンジ部材の軸支部を介して内部に結露防止用ヒータを配線し、かつ、前記ヒンジ部材の軸支部から前記結露防止用ヒータに至る部分を覆う筒状部材を設けた請求項1〜のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  6. 前記回転仕切体は前記外気側外郭部材の内面にマグネットを設け、前記マグネットをテープ貼りしてマグネット表面を前記テープで覆った請求項のいずれか1項記載の冷蔵庫。
  7. 前記回転仕切体の回転遊端側と扉の内面との間に柔軟な補助シール部材を設けた請求項1〜のいずれか1項記載の冷蔵庫。
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