JP2002022349A - 冷蔵庫扉 - Google Patents

冷蔵庫扉

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JP2002022349A
JP2002022349A JP2000206625A JP2000206625A JP2002022349A JP 2002022349 A JP2002022349 A JP 2002022349A JP 2000206625 A JP2000206625 A JP 2000206625A JP 2000206625 A JP2000206625 A JP 2000206625A JP 2002022349 A JP2002022349 A JP 2002022349A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロート部をシールするために扉内板に取り
付けるシール材の取付部として、薄板状でありながら変
形しにくく、シール材の取付作業性に優れるとともに、
スロート部のシール性に優れる冷蔵庫扉を提供する。 【解決手段】 扉正面板12と扉内板14との間に断熱
材20を充填してなり、冷蔵庫本体の前面開口部を開閉
可能な冷蔵庫扉10において、扉内板14に、冷蔵庫本
体7との間でスロート部26を形成する凸状部28を設
けるとともに、この凸状部28の側面に沿わせて取付突
片30を設け、この取付突片30と凸状部28との間に
形成される溝に、スロート部26をシールするヒレ状の
シール材32を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫扉に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷蔵庫本体の前面開口部を開
閉する冷蔵庫扉においては、扉周縁部からの熱リークを
低減するため、扉内板に後方に突出する凸状部を設け
て、この凸状部と冷蔵庫本体との間にスロート部を形成
している。そして、更なる熱リーク低減のため、スロー
ト部をシールするヒレ状のシール材を扉内板に取り付け
ることがある。
【0003】図10は、従来の冷蔵庫扉100の要部拡
大断面図である。この冷蔵庫扉100において、扉内板
101は真空成形により形成されており、その周縁部に
ガスケット102が取り付けられ、このガスケット10
2の内周側に冷蔵庫本体103の内箱104との間でス
ロート部105を形成する凸状部106が設けられてい
る。凸状部106には、スロート部105をシールする
ヒレ状のシール材107を取り付けるための取付突部1
08が設けられており、シール材107はこの取付突部
108に被せるように取り付けられている。
【0004】この冷蔵庫扉100では、扉内板101が
真空成形よりなり、細かな凹凸をつけることができない
ため、取付突部108の幅が大きく、従って、シール材
107の取付基部が大きくなってしまうという問題があ
る。
【0005】図11は、従来の他の冷蔵庫扉110の要
部拡大断面図である。この冷蔵庫扉110では、扉内板
101を射出成形により形成しており、シール材107
を取り付けるための取付突片111を凸状部106の後
面、即ち先端面から庫内側にに突設している。この場
合、シール材107を取り付ける取付突片111が、図
10に示す例に比べて薄い板状であるため、シール材1
07の取付基部が大きくなるという問題は解決される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、取付突
片111が扉内板101の凸状部106の先端面から単
独で突出する形状であることから、扉製造時、特に断熱
材112である硬質ウレタンの発泡時における蛇行変形
を防止するために、取付突片111の剛性をある程度高
くする必要がある。また、取付突片111単独でシール
材107を支持することからも、取付突片111にはあ
る程度高い剛性が求められ、従って、かかる従来の構造
では、取付突片111を十分に薄くすることは難しい。
【0007】また、取付突片111が凸状部106から
突出する形状であるため、製造工程において変形・破損
し易く、歩留まりが悪化してしまう。また、取付突片1
11が蛇行などの変形をすると、シール材107の取付
作業性が悪化するとともに、シール材107の先端部に
位置バラツキが生じてスロート部105のシール性が悪
化するという問題がある。さらに、扉製造工程において
は一般に扉同士を積み重ねる場合があるが、その際に、
取付突片111が扉正面板113に当たって打痕が発生
してしまうことがある。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、スロート部をシールするために扉内板に取り付
けるシール材の取付部として、薄板状でありながら変形
しにくく、シール材の取付作業性に優れるとともに、ス
ロート部のシール性に優れる冷蔵庫扉を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫扉は、扉
正面板と扉内板との間に断熱材を充填してなり、冷蔵庫
本体の前面開口部を開閉可能な冷蔵庫扉において、前記
扉内板に、冷蔵庫本体開口部との間でスロート部を形成
する凸状部を設けるとともに、この凸状部の側面に沿わ
せて取付突片を設け、この取付突片と凸状部との間に形
成される溝に、前記スロート部をシールするヒレ状のシ
ール材を取り付けたものである。
【0010】本発明の冷蔵庫扉であると、スロート部を
シールするシール材が取り付けられる取付突片を、扉内
板の凸状部の側面に沿わせて設け、この取付突片と凸状
部の側面との間の溝にシール材を取り付けるようにした
ので、シール材を取付突片単独で支持する上記従来構造
に対して、取付突片の剛性を小さくすること、即ち薄く
することができる。また、製造工程における取付突片の
変形が抑制され、シール材の取付作業性に優れるととも
に、シール材の先端部の位置バラツキが低減されてスロ
ート部のシール性に優れる。
【0011】本発明の冷蔵庫扉においては、前記取付突
片の先端が、前記凸状部の先端面に対して同一平面上も
しくはより低く形成されていることが好ましい。
【0012】この場合、取付突片が扉内板の凸状部先端
面から突出しない形状となっているため、製造工程にお
ける取付突片の変形・破損がさらに低減される。また、
製造工程において扉同士を積み重ねる際に、積み重ね易
く、しかも、取付突片による扉正面板の打痕の発生を防
止することができる。
【0013】本発明の冷蔵庫扉においては、前記シール
材が前記取付突片を挟持する取付基部を備え、該取付基
部で前記取付突片を挟持させることにより前記シール材
が前記扉内板に取り付けられる場合がある。また、前記
シール材が前記取付突片と前記凸状部との間の溝内に差
し込まれる取付基部を備え、該取付基部を前記溝内に差
し込むことにより前記シール材が前記扉内板に取り付け
られる場合もある。
【0014】本発明の冷蔵庫扉においては、前記扉内板
が合成樹脂の射出成形体であり、この扉内板と前記扉正
面板との間に前記断熱材を形成する硬質ウレタンを充填
発泡してなる冷蔵庫扉であって、前記取付突片の側面
に、前記シール材を係止する係止凸部を設け、該係止凸
部の前方に、前記扉内板を貫通する前記硬質ウレタンの
ガス抜き孔を設けてもよい。
【0015】この場合、扉内板は、扉内板の後面側を形
成する第1型と前面側を形成する第2型とを合わせ、両
型の間に合成樹脂を射出することにより成形される。取
付突片の側面に設ける係止凸部は第1型により形成され
るが、第1型のみで形成しようとするとアンダーカット
になるため、係止凸部の前方に貫通孔を設けるように第
2型の一部を後方側に貫通させ、これにより係止凸部の
前面を形成してアンダーカットにならないようにする。
そして、上記貫通孔を扉の一体発泡時における硬質ウレ
タンのガス抜き孔として利用する。このように、係止凸
部の前方に貫通孔を設けることにより、アンダーカット
になるのを回避しながら、しかも、この貫通孔を硬質ウ
レタンのガス抜き孔に利用することで別途ガス抜き孔を
設ける必要がなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る冷
蔵庫扉について図面に基づいて説明する。
【0017】図1及び図2は、第1の実施形態に係る冷
蔵庫扉10の要部拡大断面図、図3は、冷蔵庫1の正面
図であり、図1は図3のA−A線断面図、図2は図3は
B−B線断面図である。
【0018】図3に示すように、冷蔵庫1は、上から、
冷蔵室2、野菜室3、第1冷凍室4及び製氷室5、第2
冷凍室6を備える冷凍冷蔵庫であり、各室の前面開口部
は矩形状の扉により開閉可能に構成されている。以下で
は、野菜室3の前面開口部を閉塞する扉10について説
明するが、同様の構成は他の扉にも適用することができ
る。なお、本発明は、背後に収納容器を備え、扉の開動
作に伴って該収納容器を引き出す引き出し式扉に適用す
ることが特に好適である。
【0019】図4に示すように、扉10は、扉正面を形
成する印刷鋼板よりなる扉正面板12と、扉の庫内側面
を形成する合成樹脂の射出成形体よりなる扉内板14
と、合成樹脂製の上下の扉キャップ16,18とを備え
てなる。扉正面板12は左右辺が後方に断面コの字状に
折曲形成されており、扉正面板12の上下辺にそれぞれ
上下の扉キャップ16,18を差し込み、背後から扉内
板14を被せて、これらによって形成される発泡空間内
に硬質ウレタンの発泡原料を注入して発泡成形すること
により、扉正面板12と扉内板14との間に断熱層20
を積層一体化した扉10が形成される。
【0020】扉内板14の周縁部には、冷蔵庫本体7の
開口周縁部と当接して両者間をシールするガスケット2
2がはめ込まれるガスケット溝24が全周にわたって設
けられている。このガスケット溝24の内周側に、後方
に突出し、冷蔵庫本体7との間でスロート部26を形成
する凸状部28が設けられている。凸状部28は、この
実施形態では、扉内板14の略全体が後方に突出するよ
うに形成されているが、ガスケット溝24に沿うように
周状に設けることもできる。
【0021】そして、この凸状部28の外周側面に沿わ
せて薄板状の取付突片30が設けられている。取付突片
30は、凸状部28の側面との間で狭幅の溝を形成する
ように、凸状部28の側面に近接した位置から後方に立
設され、当該側面に沿って延びている。この取付突片3
0と凸状部28との間に形成される溝に、上記スロート
部26をシールするヒレ状のシール材32が取り付けら
れている。
【0022】なお、この実施形態では、取付突片30
は、扉内板14の左右辺および下辺に設けられており、
上辺には設けられていない。従って、シール材32も扉
10の左右辺と下辺に取り付けられているだけである。
これは、扉10の上辺側では、野菜室3と冷蔵室2との
間を仕切る仕切り体の下面にシール材(不図示)が取り
付けられ、該シール材が扉10の上辺と当接してスロー
ト部をシールするようになっているからである。但し、
本発明では、扉10の全周に上記シール材32を取り付
けるように構成してもよい。
【0023】図1に示すように、扉10の左右辺部にお
いて、上記シール材32の取付突片30は、凸状部28
の外周縁部に設けられた段部28aの幅方向中央部に設
けられている。取付突片30の突出高さは、その先端が
凸状部28の先端面よりも前方に位置するように、凸状
部28の先端面よりも低く設定されている。
【0024】シール材32は、この取付突片30を挟む
ように保持する取付基部32aを備え、この取付基部3
2aで取付突片30を挟持させることにより扉内板14
に取り付けられている。そして、取り付けられたシール
材32は、野菜室3の壁面、即ち冷蔵庫本体7の内箱7
aに当接もしくは接近して、スロート部26をシールす
る。シール材32は、軟硬一体の押出成形体よりなり、
取付基部32aが硬質材料により、スロート部26をシ
ールするヒレ部が軟質材料により形成されている。な
お、図1において、符号7bは冷蔵庫本体7を構成する
外箱を示し、符号7cは内箱7aと外箱7bとの間に発
泡充填される硬質ウレタンの断熱層を示している。
【0025】図2に示すように、扉10の下辺部におい
て、上記シール材32の取付突片30は、凸状部28の
外周縁部に設けられた段部28aの外側端から後方に突
出するように形成されている。取付突片30の突出高さ
は、左右辺部と同様、その先端が凸状部28の先端面よ
りも低くなるように設定されている。また、シール材3
2も、取付基部32aで取付突片30を挟持させること
により扉内板14に取り付けられている。そして、取り
付けられたシール材32は、野菜室3と第1冷凍室4及
び製氷室5とを仕切るように冷蔵庫本体7の左右方向に
架設された仕切り体8の上面に当接もしくは接近して、
スロート部26をシールするようなっている。なお、図
2において、符号8aは防露パイプを示し、符号8bは
仕切り体8内に配設された断熱材を示している。
【0026】図5に示すように、取付突片30の側面に
はシール材32を係止する係止凸部34が設けられてい
る。係止凸部34は、取付突片30の長手方向に複数
個、例えば各辺に3個ずつ設けられており、シール材3
2の取付基部32aの下端に設けられた係止突起36を
掛止して、シール材32が簡単に外れるのを防止してい
る。なお、この実施形態では、係止凸部34は、取付突
片30の外側壁面、即ち、取付突片30と凸状部28と
の間に形成される溝内とは反対側の側面に設けられてい
る。
【0027】この係止凸部34は、いわゆる上下の食い
切り成形により取付突片30の側面に設けられている。
詳細には、図6に示すように、扉内板14は、その後面
側(扉背面)を形成する上型40と、前面側(断熱層2
0側)を形成する下型42との間に合成樹脂を射出する
ことにより成形される。上型40には取付突片30を形
成するための溝44が設けられており、この溝44に凹
部を設けて係止凸部34を形成することになるが、この
凹部だけで係止凸部34を形成しようとすると上型40
はアンダーカットになる。そこで、上型40がアンダー
カットにならないように、下型42の突起46を後方側
(上型40側に)に貫通させて、係止凸部34の前方
(図6では下方)に扉内板14を貫通する貫通孔38を
設け、これにより係止凸部34の前面(図6では下面)
を形成している。
【0028】しかも、かかる食い切りにより形成する係
止凸部34の大きさをできるだけ小さく設定して、係止
凸部34の前方に設けられる上記貫通孔38を、断熱層
20のウレタン発泡時におけるガス抜き孔として利用し
ている。また、この貫通孔38をガス抜き孔程度の微細
な開口とすることにより、断熱層20のウレタン発泡時
におけるウレタンシールも不要としている。
【0029】このように貫通孔38をウレタンシールの
不要なガス抜き孔として利用するために好適な係止凸部
34の寸法は、幅wが2mm以下、奥行き(突出寸法)
dが0.5mm以下、高さhが3mm以下である(図7
参照)。
【0030】以上説明した第1の実施形態の冷蔵庫扉1
0であると、扉内板14に取り付けたシール材32によ
りスロート部26がシールされているため、庫内の熱リ
ークを低減することができ、省エネ、露付き防止、冷却
性能の向上が図れる。
【0031】また、かかるシール材32の取付突片30
が凸状部28の側面に沿って設けられ、この取付突片3
0と凸状部28の側面との間の溝にシール材32を取り
付けているので、取付突片のみでシール材を支持する上
記従来構造に対して、取付突片30を薄くすることがで
き、見栄えがよい。また、薄板状でありながら、製造工
程、特にウレタン発泡時における取付突片30の変形が
抑制され、シール材32の取付作業性に優れるととも
に、シール材32の先端部の位置バラツキが低減されて
スロート部26のシール性に優れる。
【0032】また、特に、取付突片30が凸状部28に
対して突出しない形状となっているため、製造工程にお
ける取付突片30の変形・破損がより低減され、扉同士
を積み重ねる際にも、積み重ね易く、取付突片30によ
る扉正面板12への打痕、擦り傷などの傷の発生も防止
することができる。
【0033】さらに、シール材32を係止する係止凸部
34を食い切り成形により設けたことにより、上型40
がアンダーカットになるのを回避しながら、しかも、係
止凸部34の前方の貫通孔38を硬質ウレタンのガス抜
き孔として、別途ウレタンのガス抜き孔を設ける必要が
なくなる。また、かかる係止凸部34を形成するために
スライド型のような高価な型構成が不要であるため、低
コストである。
【0034】図8(a)は、本発明の第2の実施形態に
係る冷蔵庫扉におけるシール材32の取付部の拡大断面
図であり、図8(b)は、扉内板14の射出成形時にお
ける同取付部の拡大断面図である。
【0035】第2の実施形態では、扉内板14の凸状部
28の外周に段部28aはなく、凸状部28の外周にお
けるガスケット溝24との間に直に取付突片30が設け
られている。そして、この実施形態では、シール材32
を係止する取付突片30の係止凸部34が、取付突片3
0の内側壁面、即ち、取付突片30と凸状部28との間
に形成される溝内の側面に設けられている。そのため、
取付突片30の前方の貫通孔38が上記溝内に設けられ
ている。その他の構成は上記第1の実施形態と同様であ
る。
【0036】この第2の実施形態では、第1の実施形態
の効果に加えて、ガス抜き孔となる取付突片30の前方
の貫通孔38を取付突片30と凸状部28との間の溝内
に設けたことから、ウレタン発泡時にたとえ該貫通孔3
8から少量の硬質ウレタンが漏れ出たとしても、溝内に
はめ込まれるシール材32により該ウレタンが外部に露
見せず、見栄えがよい。
【0037】図9は、本発明の第3の実施形態に係る冷
蔵庫扉50におけるシール材32の取付部の拡大断面図
である。この実施形態が第1の実施形態と異なる点は、
シール材32の取付基部32aの構成にある。すなわ
ち、第3の実施形態において、シール材32の取付基部
32aは、取付突片30と凸状部28との間の溝内に単
に差し込まれるだけであり、取付突片30を挟持するも
のではない。なお、この場合にも上記と同様に取付突片
30に係止凸部34を設けることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫扉であると、スロート部
をシールするシール材を、扉内板の凸状部の側面に沿わ
せて設けた取付突片と該凸状部の側面との間に取り付け
るようにしたので、シール材を取付突片単独で支持する
上記従来構造に対して、取付突片を薄くすることができ
る。また、扉製造構成における取付突片の変形が抑制さ
れ、シール材の取付作業性に優れるとともに、シール材
の先端部の位置バラツキが低減されてスロート部のシー
ル性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る冷蔵庫扉の要部
断面図であり、図3のA−A線断面を示している。
【図2】同冷蔵庫扉の要部断面図であり、図3のB−B
線断面を示している。
【図3】冷蔵庫の正面図である。
【図4】同冷蔵庫扉の分解斜視図である。
【図5】同冷蔵庫扉の扉内板の拡大断面図である。
【図6】同扉内板の射出成形時における拡大断面図であ
る。
【図7】同扉内板の拡大斜視図である。
【図8】(a)は第2の実施形態における扉内板の拡大
断面図であり、(b)はその射出成形時における拡大断
面図である。
【図9】第3の実施形態に係る冷蔵庫扉の拡大断面図で
ある。
【図10】従来の冷蔵庫扉の拡大断面図である。
【図11】従来の他の冷蔵庫扉の拡大断面図である。
【符号の説明】
10……冷蔵庫扉 12……扉正面板 14……扉内板 20……断熱層 26……スロート部 28……凸状部 30……取付突片 32……シール材 32a……取付基部 34……係止凸部 38……貫通孔(ガス抜き孔)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉正面板と扉内板との間に断熱材を充填し
    てなり、冷蔵庫本体の前面開口部を開閉可能な冷蔵庫扉
    において、 前記扉内板に、冷蔵庫本体開口部との間でスロート部を
    形成する凸状部を設けるとともに、この凸状部の側面に
    沿わせて取付突片を設け、 この取付突片と凸状部との間に形成される溝に、前記ス
    ロート部をシールするヒレ状のシール材を取り付けたこ
    とを特徴とする冷蔵庫扉。
  2. 【請求項2】前記取付突片の先端が、前記凸状部の先端
    面に対して同一平面上もしくはより低く形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫扉。
  3. 【請求項3】前記シール材が前記取付突片を挟持する取
    付基部を備え、 該取付基部で前記取付突片を挟持させることにより前記
    シール材を前記扉内板に取り付けたことを特徴とする請
    求項1記載の冷蔵庫扉。
  4. 【請求項4】前記シール材が前記取付突片と前記凸状部
    との間の溝内に差し込まれる取付基部を備え、 該取付基部を前記溝内に差し込むことにより前記シール
    材を前記扉内板に取り付けたことを特徴とする請求項1
    記載の冷蔵庫扉。
  5. 【請求項5】前記扉内板が合成樹脂の射出成形体であ
    り、この扉内板と前記扉正面板との間に前記断熱材を形
    成する硬質ウレタンを充填発泡してなる冷蔵庫扉であっ
    て、 前記取付突片の側面に、前記シール材を係止する係止凸
    部を設け、 該係止凸部の前方に、前記扉内板を貫通する前記硬質ウ
    レタンのガス抜き孔を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の冷蔵庫扉。
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